JPH0738728B2 - ビデオ信号再生装置 - Google Patents

ビデオ信号再生装置

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JPH0738728B2
JPH0738728B2 JP60044748A JP4474885A JPH0738728B2 JP H0738728 B2 JPH0738728 B2 JP H0738728B2 JP 60044748 A JP60044748 A JP 60044748A JP 4474885 A JP4474885 A JP 4474885A JP H0738728 B2 JPH0738728 B2 JP H0738728B2
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誠二 橋本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は線順次信号記録方式により色信号の記録され
たビデオ信号を再生するビデオ信号再生装置に関する。
〔従来技術〕
色差線順次信号記録方式、すなわち色差信号(R−Y)
と色差信号(B−Y)を例えば表1のように、1Hごとに
交互に記録するようにした方式に於いては、再生系に於
いて1H(水平走査期間)遅延線を用いて同時化し、各H
に於いて(R−Y)及び(B−Y)を得ている。
また従来次のようにしてR、G、B信号を作り出してい
る。
(イ) 一般にR、G、B信号は、輝度信号Yと、色差
信号(R−Y)および(B−Y)とから、式(1)によ
り求められる。
(ロ) 従つて、表2に示すn+1H目から得られるR、
G、B信号、すなわちR*、G*、B*は、 1H遅延されたnH目の色差信号(Rn-Yn)と、n+1H目の色
差信号(Bn+1-Yn+1)および輝度信号Yn+1から求められ
る。すなわち、 である。
ここで、式(2)からわかるように、B*は正し信号であ
るが、R*、G*はそれぞれRn=Rn+1およびYn=Yn+1であると
き、すなわち垂直相関性が完全にとれている時のみ正し
い。
ついで、色誤差ΔR、ΔG、ΔBを求めると、 ΔB=Bn+1-B* =Bn+1-Bn+1 =0 ΔR=Rn+1-R* =Rn+1-{(Rn-Yn)+Yn+1} =(Rn+1-Rn)-(Yn+1-Yn) となる。
ここで、Rn+1-Rnは色変化による色誤差、Yn+1-Ynは輝度
変化による色誤差である。
(ハ) また、表2に示すn+2H目から得られるR、G、
B信号すなわちR**、G**、B**には、1H遅延させたn+1H目
の色差信号(Bn+1-Yn+1)と、n+2H目の(Rn+2-Yn+2)および
輝度信号Yn+2から求めることができる。すなわち、 である。式(3)からわかるようにR**は正しい信号で
あるが、B**、G**はそれぞれBn+1=Bn+2およびYn+1=Y
n+2であるとき、すなわち垂直相関性があるときのみ正
しい。
ついで、色誤差ΔR、ΔG、ΔBを求めると、 ΔR=Rn+2-R** =Rn+2-Rn+2 ΔB=Bn+2-B** =Bn+2-{(Bn+1-Yn+1)+Yn+2} =(Bn+2-Bn+1)-(Yn+2-Yn+1) となる。
ここで、Bn+2-Bn+1は色変化による色誤差、Yn+2-Yn+1
輝度変化による色誤差である。
(ニ) そして、n+3H目、……から得られるR、G、B
信号は上記(ロ)、(ハ)と同様に表2から得ることが
できる。
(ホ) 上述したように、再生信号に垂直相関性の少な
いところでは、再生信号に偽信号が含まれることにな
り、この偽信号が再生画像を著しく劣化させる原因とな
つていた。
この偽信号の発生を防ぐために、上記(イ)、(ロ)、
(ハ)で述べた、1H遅延していた信号をもう1H遅延さ
せ、この2H遅延させた信号とOH信号を平均して、この平
均値を用いる方法があるが、大きな効果を得ることがで
きなかつた。
〔目的〕
この発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たもので、色誤差を最小にして画質劣化を最小限にでき
るビデオ信号再生装置を提供することを目的としてい
る。
〔実施例〕
この発明の第1実施例を第1図を用いて説明する。図に
おいて、1はヘツド、2は前置増幅器3を介して入力さ
れた、ヘツド1からの信号のうち輝度信号を復調する輝
度信号復調器、4は前置増幅器3を介して入力されたヘ
ツド1からの信号のうち色差信号を復調する色差信号復
調器、5,6は、それぞれ輝度信号復調器3および色差信
号復調器4からの信号をフイールド周波数(fv)に同
期してスキユー補正を行うスキユー補正回路、7および
8はそれぞれスキユー補正回路5および6からの信号を
1H遅延するための1H遅延線、9は前記スキユー補正回路
5の出力信号と1H遅延線7からの信号とにより輝度信号
のライン間差信号を得るための減算器、10は前記スキユ
ー補正回路5の出力信号と1H遅延線7からの信号とによ
り補間輝度信号を得るための混合器、11は前記スキユー
補正回路5からの原輝度信号と混合器10からの補間輝度
信号とを1フイールドごとに切換えるスイッチである。
12は同相増幅器12aとクリップ回路12bより構成され、輝
度信号の明から暗への変化に伴うライン間差にレベル制
御を行って第2の抑圧信号を生成する明変化検出回路
(特許請求の範囲の「第2の手段」に対応)である。13
は反転増幅器13aとクリップ回路13bから構成され、輝度
信号の暗から明への変化に伴うライン間差にレベル制御
を行って第1の抑圧信号を生成する暗変化検出回路(特
許請求の範囲の「第1の手段」に対応)である。14は前
記第1の抑圧信号と第2の抑圧信号を加算して第3の抑
圧信号CSを生成する加算器(特許請求の範囲の「第3の
手段」に対応)である。前記輝度信号復調回路2、1H遅
延線7、減算器9、明変化検出器12、暗変化検出器13お
よび加算器14は抑圧手段を構成する。15は、1H遅延線8
からの信号とスキユー補正回路6からの信号とを1Hごと
に切換えるためのマルチプレクサ(MPX)で、端子Rか
らは、Rn-Yn、Rn+2-Yn+2、Rn+2-Yn+2、Rn+4-Yn+4、Rn+4-Y
n+4、……が、一方、端子BからはBn+1-Yn+1、Bn+1-
Yn+1、Bn+3-Yn+3、Bn+3-Yn+3、Bn+5-Yn+5、……が出力され
る。16はこのMPX17からの色差信号を平衡変調してクロ
マ信号を出力する変調器、17は前記加算器14からの信号
により、変調器16の出力信号(クロマ信号)レベルを抑
圧するためのサプレツサであり、抑圧手段を構成する。
18は前記スイツチ11およびサプレツサ17からの信号を加
算し、NTSC信号を出力するための加算器である。
次に、色差線順次信号記録方式により記録されたnH目、
n+1H目の信号を例に作用を説明する。
(i) 今、ヘツド1により、n+1H目の信号がピツクア
ツプされると、このピツクアツプされた信号は、前置増
幅器3を介してそれぞれ輝度信号復調器2および色差信
号復調器4に入力される。
(ii) 色差信号復調器4は色差信号Bn+1-Yn+1を再生
し、このBn+1-Yn+1をスキユー補正回路6を介して1H遅
延線8およびMPX15に入力する。
すると、MPX15ではBn+1-Yn+1と1H遅延されたRn-Ynとが
同時に入力されることになり、MPX15の端子RからはRn-
Ynが、一方、端子BからはBn+1-Yn+1が出力される。そ
して、これらの信号は変調器16で平衡変調後、クロマ信
号としてサプレツサ17に入力される。
(iii) 一方、輝度信号復調器2により、n+1H目の信
号から、輝度信号Yn+1が再生され、再生されたこのYn+1
は、スキユー補正回路5を介して1H遅延線7、減算器9
および混合器10に入力される。なお、減算器9には、1H
遅延されたYnがYn+1と同時に入力されることになる。
すると、減算器9からYn-Yn+1が明変化検出回路12およ
び暗変化検出回路13に入力され、明変化検出回路12およ
び暗変化検出回路13により、それぞれ明変化および暗変
化が検出される。そして輝度変化に応じて明変化信号お
よび暗変化信号が出力され、加算器14に入力される。
(iv) ついで、この加算器14から輝度差に応じた抑圧
度を有する抑圧信号CSが前記サプレツサ17に入力され、
上記クロマ信号を抑圧信号の抑圧度に応じて抑圧するこ
とになる。
(v) なお、NTSC映像信号は、上記のようにして抑圧
されたクロマ信号と、スイツチ11を介して元輝度信号Y
n+1かあるいは補間輝度信号(Yn+Yn+1)/2を加算器18によ
り加算して形成している。
第2図は、この発明の第2実施例を示す図である。図に
おいて、20,21,22はそれぞれ加算器で、加算器20には前
記スイツチ11および前記MPX15の端子R、Bからの信号
が、加算器21にはスイツチ11およびMPX15の端子Rから
の信号が、加算器22にはスイツチ11およびMPX15の端子
Bからの信号が入力されている。23,24および25は、ク
リツプ回路で、それぞれ加算器20,21および22からの信
号を予め定めたレベルにクリツプしている。
この第2実施例は、負の値を有する信号および規定以上
のレベルを有する信号をクリツプして信号レベルを規定
の範囲内にすることにより、輝度変化による色誤差を前
記第1実施例と同様に最小にしている。
第3図は、この発明の第3実施例の要部ブロツク図であ
り、図中Cは第1図に於けるスキユー補正回路6の出
力、図中CSは第1図に於ける加算器14の出力が供給され
る端子である。ここでは抑圧信号CSで1H遅延線8の出力
を抑圧するサプレツサ28を制御している。1H遅延線から
は順次(Rn-Yn)、(Bn+1-Yn+1)、(Rn+2-Yn+2)、(Bn+3-Yn+3)
……が順次出力されていくことになる。そのため変調器
16より出力されているクロマ信号の全てについて影響が
ある。この1H遅延線8の出力は、色信号のライン間誤差
が発生する源となつている。そこで、この1H遅延線8の
出力を抑圧信号CSで抑圧しようというものである。
〔効果〕
以上説明したように、この発明によれば、第1の手段と
第2の手段とを独立して設けるという構成によって、明
から暗への変化時と暗から明への変化時とで各々異なる
抑圧信号が生成でき、これによって特に目立ちやすい暗
から明への変化時の偽色発生を強く抑えることにより、
画質の劣化を最小限にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例を示すブロツク図、第2
図はこの発明の第2実施例の要部を示すブロツク図、第
3図はこの発明の第3実施例の要部を示すブロツク図で
ある。 2……輝度信号復調回路 7……1H遅延線 9……減算器 12……明変化検出器 13……暗変化検出器 14……加算器 17……サプレツサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】輝度信号のライン間差に基づいて色信号中
    のライン間差を抑圧する抑圧手段を有するビデオ信号再
    生装置であって、 上記輝度信号の暗から明への変化に伴うライン間差にレ
    ベル制御を行って第1の抑圧信号を生成する第1の手段
    と、 上記第1の手段とは独立して設けられ、上記輝度信号の
    明から暗への変化に伴うライン間差にレベル制御を行っ
    て第2の抑圧信号を生成する第2の手段と、 これら第1の抑圧信号及び第2の抑圧信号に基づく第3
    の抑圧信号を生成する第3の手段とを備え、 上記第3の抑圧信号を上記抑圧手段に供給するようにし
    たことを特徴とするビデオ信号生成装置。
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