JP6018451B2 - インクジェットプリンタ及び印刷方法 - Google Patents

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本発明は、インクジェットプリンタ及び印刷方法に関する。
従来、インクジェットプリンタにおいて、階調表現性をより高めるために、同一色について、複数種類のサイズ(ドット径)のインクのドットを形成する方法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、特許文献1には、濃インクと淡インク(ライトインク)を用いて、濃度が異なる複数種類のドットを形成することも開示されている。特許文献1の構成においては、例えば、入力された画像データの各画素の階調値に応じて、各画素ごとに、形成すべきドットの濃度及びサイズを決定する。
特許4240057号公報
ここで、同一色について濃インクと淡インクとを用いる方法は、近年、広く用いられている。しかし、この方法の場合、インクの種類が増えることにより、インクジェットプリンタの管理や運用の作業が煩雑化するという問題が生じる。そのため、同一色で濃度の異なるインクを用いずに、良好な階調表現を実現することが望まれる。
これに対し、例えば特許文献1に開示されているように、インクのドットのサイズを複数種類とすることで多階調の印刷を行う方法も周知である。しかし、複数種類のサイズのドットを使い分けて多階調の印刷を行う場合、各サイズのドットを区別して形成する制御が必要となるため、1種類のサイズのドットのみを用いる2階調で印刷を行う場合と比べ、インク滴の吐出の時間間隔を大きくすることが必要になる。
そのため、例えば、インクジェットヘッドを移動させつつインク滴を吐出させるインクジェットプリンタにおいて、複数種類のサイズのドットによる多階調の印刷を行う場合、2階調の印刷を行う場合比べ、インクジェットヘッドの移動速度を遅くするか、解像度を低下させることが必要になる。その結果、従来、このような方法で多階調の印刷を行う場合、2階調の印刷を行う場合と比べ、印刷速度又は印刷の解像度が低下が避けられなかった。
一方、2階調で印刷を行う場合、高速での印刷は可能になるものの、階調表現が不十分になるおそれがある。例えば、2階調を行うインクジェットプリンタにおいては、一定の領域をインクで塗りつぶすベタ印刷が可能なようにインクのドットのサイズが設定される。しかし、このようにしてドットのサイズを設定した場合、ドットのサイズが大きくなり、印刷画像において明度の高い領域(ハイライト部)での階調表現が低下する場合がある。
そのため、従来、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立することは困難であった。そこで、本発明は、上記の課題を解決できるインクジェットプリンタ及び印刷方法を提供することを目的とする。
尚、2階調で印刷を行う場合のドットのサイズの設定については、例えば、ベタ印刷時ではなく、通常の印刷時の階調表現性に基づいて設定することも考えられる。しかし、この場合、ドットのサイズが小さくなり、通常の印刷時と同じ解像度ではベタ印刷ができなくなるおそれがある。そのため、この場合、例えば、ベタ印刷時の解像度を通常の印刷時よりも高くすることが必要となる。また、その結果、ベタ印刷に要する時間が増大し、高速な印刷ができなくなるおそれがある。そのため、この場合も、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立することは困難である。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を有する。
(構成1)インクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであって、予め設定された走査方向へ移動しつつ媒体へインク滴を吐出するインクジェットヘッドを複数備え、複数のインクジェットヘッドとして、少なくとも1色の色について、媒体へのインク滴の吐出により媒体上に形成するインクのドットのサイズが1種類のインクジェットヘッドである2値ヘッドと、媒体へのインク滴の吐出により媒体上に形成するインクのドットのサイズが複数種類のインクジェットヘッドである多値ヘッドとを備える。
2値ヘッドとは、例えば、媒体上にドットを形成するか、又は、ドットを形成しないかの2階調の動作でインク滴を吐出するインクジェットヘッドである。多値ヘッドとは、例えば、媒体上に複数種類のいずれかのサイズのドットを形成するか、又はドットを形成しないかの3以上の階調の動作でインク滴を吐出するインクジェットヘッドである。
このように構成した場合、例えば、2値ヘッドを用いて印刷を行うことにより、高速な印刷が可能となる。また、多値ヘッドを用いて印刷を行うことにより、良好な階調表現を実現できる。そのため、このように構成すれば、例えば、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
(構成2)走査方向において、多値ヘッドによる印刷の解像度は、2値ヘッドによる印刷の解像度よりも低く、2値ヘッド及び多値ヘッドは、同じ速度で走査方向へ移動しつつ、媒体へインク滴を吐出する。このように構成すれば、例えば、2値ヘッドと多値ヘッドとを同時に用いて、適切に印刷を行うことができる。また、これにより、例えば、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
(構成3)多値ヘッドは、大、中、小の3種類のサイズのインクのドットを形成するインクジェットヘッドであり、走査方向において、多値ヘッドによる印刷の解像度は、2値ヘッドによる印刷の解像度の1/3である。このように構成すれば、例えば、2値ヘッドと多値ヘッドとを同時に用いての印刷を、より適切に行うことができる。
(構成4)2値ヘッドによる印刷の解像度は、1000〜1400dpiである。このように構成すれば、例えば、高速な印刷により、人間の目で識別する場合に十分に良好な階調表現を適切に実現できる。
(構成5)多値ヘッドは、複数種類のドットとして、大、中、小の3種類のドットを形成し、2値ヘッドは、1種類のドットとして、多値ヘッドによる中サイズのドットよりも大きく、かつ、多値ヘッドによる大サイズのドットよりも小さいドットを形成する。このように構成すれば、例えば、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
(構成6)1色の色のインクを吐出する2値ヘッド及び多値ヘッドは、色及び濃度の両方が同じインクのインク滴を吐出する。このように構成すれば、例えば、同一色について濃インクと淡インク(ライトインク)とを用いることなく、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
(構成7)インクジェットプリンタは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクを少なくとも用いて印刷を行い、少なくとも、シアン又はマゼンタのいずれかの色について、2値ヘッドと、多値ヘッドとを備える。
カラー印刷を行う場合、シアンやマゼンタについては、特に良好な階調表現が求められる場合がある。これに対し、このように構成すれば、例えば、シアンやマゼンタについて、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
(構成8)インクジェットプリンタは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクを少なくとも用いて印刷を行い、少なくとも、シアン及びマゼンタのそれぞれの色について、2値ヘッドと、多値ヘッドとを備える。このように構成すれば、例えば、シアンやマゼンタについて、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
(構成9)インクジェット方式で印刷を行う印刷方法であって、予め設定された走査方向へ移動しつつ媒体へインク滴を吐出するインクジェットヘッドを複数用い、複数のインクジェットヘッドとして、少なくとも1色の色について、媒体へのインク滴の吐出により媒体上に形成するインクのドットのサイズが1種類のインクジェットヘッドである2値ヘッドと、媒体へのインク滴の吐出により媒体上に形成するインクのドットのサイズが複数種類のインクジェットヘッドである多値ヘッドとを用いる。このようにすれば、例えば、構成1と同様の効果を得ることができる。
本発明によれば、例えば、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタ10の一例を示す図である。図1(a)は、インクジェットプリンタ10の構成の一例を示す。図1(b)は、インクジェットプリンタ10におけるヘッド部102の詳細な構成の一例を示す。 インクジェットヘッドのノズルからインク滴を吐出させる駆動信号について説明をする図である。図2(a)は、2値ヘッド用の駆動信号の一例を示す。図2(b)は、多値ヘッド用の駆動信号の一例を示す。 本例における2値ヘッドと多値ヘッドとを組み合わせについて説明をする図である。図3(a)は、2値ヘッド及び多値ヘッドのそれぞれにより形成されるインクのドットの一例を示す。図3(b)は、2値ヘッド及び多値ヘッドにより形成されるドットが並ぶ様子の一例を示す。 本例による階調表現について説明をする図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るインクジェットプリンタ10の一例を示す。図1(a)は、インクジェットプリンタ10の構成の一例を示す。
本例において、インクジェットプリンタ10は、媒体(メディア)50に対してインクジェット方式で印刷を行う印刷装置であり、ヘッド部102、複数のローラ106、主走査駆動部108、及び制御部104を備える。
ヘッド部102は、複数のインクジェットヘッドを有する部分である。本例において、ヘッド部102は、M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエロー)、K(ブラック)、及びW(ホワイト)の各色のインクジェットヘッドを有しており、これらのインクジェットヘッドにより、カラー印刷を行う。
複数のローラ106は、予め設定された搬送方向へ媒体50を搬送するローラである。本例において、複数のローラ106は、副走査駆動部の一例であり、搬送方向へ媒体50を搬送することにより、ヘッド部102を、媒体50に対して相対的に、所定の副走査方向へ移動させる。主走査駆動部108は、媒体50の被印刷面と平行な面内で副走査方向と直交する主走査方向への走査(主走査、スキャン)をヘッド部102に行わせる駆動部である。
制御部104は、インクジェットプリンタ10による印刷動作を制御する部分である。本例において、制御部104は、例えば、複数のローラ106及び主走査駆動部108の動作を制御することにより、媒体50上の主走査方向及び副走査方向へヘッド部102を移動させる。また、本例において、制御部104は、主走査駆動部108を介してヘッド部102へ指示を送ることにより、主走査方向へ移動するヘッド部102の各インクジェットヘッドから、インク滴を吐出させる。これにより、主走査時において、ヘッド部102における各インクジェットヘッドは、予め設定された走査方向へ移動しつつ、媒体50上の各位置において、印刷する画像に応じて、インク滴を吐出する。
尚、印刷する画像とは、例えば、ホストPCからインクジェットプリンタ10へ送られる画像である。この画像は、例えばRIP処理等の画像形成処理後のデータであってもよい。以上の動作により、制御部104は、インクジェットプリンタ10に印刷動作を行わせる。そのため、本例によれば、インクジェット方式での印刷を適切に行うことができる。
図1(b)は、インクジェットプリンタ10におけるヘッド部102の詳細な構成の一例を示す。本例において、ヘッド部102は、マゼンタのインクジェットヘッドとして、2値ヘッド202m及び多値ヘッド204mを有する。また、シアンのインクジェットヘッドとして、2値ヘッド202c及び多値ヘッド204cを有する。イエローのインクジェットヘッドとして、2値ヘッド202yを有する。ブラックのインクジェットヘッドとして、2値ヘッド202kを有する。また、ホワイトのインクジェットヘッドとして、2個の2値ヘッド202wを有する。
これらの各インクジェットヘッドは、副走査方向へ並ぶ複数のノズル列を有する。また、各インクジェットヘッドは、主走査方向に並んでおり、主走査時において、同じ速度で移動しつつ、ノズル列を構成するノズルから、インク滴を吐出する。
また、本例において、2値ヘッド202m、202c、202y、202k、202wは、媒体50へのインク滴の吐出により媒体50上に形成するインクのドットのサイズが1種類(Normal Dot)のインクジェットヘッド(NDヘッド)である。これにより、2値ヘッド202m、202c、202y、202k、202wは、例えば、媒体50上にドットを形成するか、又は、ドットを形成しないかの2階調の動作でインク滴を吐出する。
また、多値ヘッド204m、204cは、媒体50へのインク滴の吐出により媒体50上に形成するインクのドットのサイズが複数種類(Variable Dot)のインクジェットヘッド(VDヘッド)である。これにより、多値ヘッド204m、204cは、例えば、媒体50上に複数種類のいずれかのサイズのドットを形成するか、又はドットを形成しないかの3以上の階調の動作でインク滴を吐出する。更に、本例において、多値ヘッド204mは、2値ヘッド202mと、色及び濃度の両方が同じマゼンタのインクを吐出する。また、多値ヘッド204cは、2値ヘッド202cと、色及び濃度の両方が同じシアンのインクを吐出する。
このように構成した場合、例えば、多値ヘッド204m、204cを用いることにより、2値ヘッド202m、202c、202y、202k、202wのみを用いる場合と比べ、良好な階調表現を実現できる。また、後に更に詳しく説明をするように、主走査時の移動速度を2値ヘッド202m、202c、202y、202k、202wの速度に合わせた速度にすることにより、2値ヘッド202m、202c、202y、202k、202wのみを用いる場合と同様の高速印刷が可能になる。そのため、本例によれば、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
また、本例において、多値ヘッド204m、204cで用いるインクは、2値ヘッド202m、202cで用いるインクと、色及び濃度が同じインクである。すなわち、同一色について濃インクと淡インク(ライトインク)とを用いる必要がない。そのため、本例によれば、ライトインク等を用いることなく、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
尚、本例においては、マゼンタ及びシアンについてのみ、多値ヘッド204m、204cを用いている。これは、カラー印刷を行う場合、シアンやマゼンタについては、特に良好な階調表現が求められる場合があるためである。そのため、本例によれば、例えば、全ての色について多値ヘッドを用いる場合等と比べ、より低いコストにより、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
また、本発明の変形例においては、必要に応じて、マゼンタ又はシアンの一方の色についてのみ、多値ヘッドを用いてもよい。また、マゼンタ及びシアン以外の色について、多値ヘッドを用いてもよい。
続いて、本例において高速な印刷が可能である理由、及び、良好な階調表現が実現できる理由について、更に詳しく説明をする。図2は、インクジェットヘッドのノズルからインク滴を吐出させる駆動信号(駆動波形)について説明をする図である。
尚、ヘッド部102における各インクジェットヘッドは、駆動信号に応じて、ノズル列におけるノズルから媒体へ、インク滴を吐出する。駆動信号は、例えば、図1に示した制御部104から、主走査駆動部108を介して、ヘッド部102へ供給される。駆動信号は、制御部104から出力される制御信号に応じて、主走査駆動部108において生成されてもよい。また、本例において、2値ヘッド用の駆動信号、及び多値ヘッド用の駆動信号としては、例えば、従来公知の構成と同様の2値ヘッド用の駆動信号、及び多値ヘッド用の駆動信号を用いてもよい。
図2(a)は、2値ヘッド用の駆動信号の一例を示す。図において、波形VCOMは、インク滴を吐出するノズルへ供給される駆動信号の波形を示す。駆動信号がノズルへ供給されるとは、例えば、ノズルからインク滴を吐出させる駆動素子(ピエゾ素子又は加熱素子等)に駆動信号が供給されることである。
本例において、2値ヘッド用の駆動信号の波形VCOMは、所定の正電圧(例えば14〜16V程度)の状態と、この正電圧と比べて電圧が低下する複数の谷302、304、306の状態とを含む信号である。
谷302は、インクジェットヘッドにインク滴を吐出させるための電圧変動の部分である。本例において、制御部104は、谷302において、先ず、電圧を、1V程度以下にまで一旦低下させる。これにより、ノズル位置のメニスカス等のインクを吐出方向と反対側へ一旦引き込む。また、その後、駆動信号の電圧を所定の正電圧に戻すことにより、インクを吐出方向へ押しだし、ノズルから媒体へインク滴を吐出させる。
谷304は、インクの振動を調整することでメニスカスの乾燥を防止させるための電圧変動の部分である。本例において、制御部104は、谷304において、電圧を、一旦、3〜5V程度低下させる。また、谷306は、インクの振動を抑えるための電圧変動の部分である。本例において、制御部104は、谷306において、電圧を、一旦、6〜9V程度低下させる。
本例によれば、例えば、谷302に対応する電圧変動により、インク滴を適切に吐出させることができる。また、その後谷306に対応する電圧変動によりインクの振動を抑えることにより、例えば、次回のインク滴の吐出をより安定して行うことが可能になる。
尚、図2(a)においては、駆動信号の波形VCOMの他に、MN_LAT、D_LAT、AN0〜AN3の各信号の波形を示している。このうち、MN_LATは、駆動信号の波形VCOMを生成するための制御信号である。D_LATは、駆動信号が供給されている期間を示す制御信号である。
また、AN0〜AN3は、ノズル列においてインク滴を吐出すべきノズルを指定する制御信号である。本例において、制御部104は、印刷する画像に応じて、インク滴を吐出すべきノズルを、AN0〜AN1により指定する。そして、指定したノズルに駆動信号を供給することにより、これらのノズルからインク滴を吐出させる。また、指定しなかったノズルには、駆動信号を供給しないことにより、インク滴を吐出させない。このようにすれば、例えば、媒体上において、印刷する画像に応じて、各位置にインク滴を適切に吐出できる。
図2(b)は、多値ヘッド用の駆動信号の一例を示す。尚、図2(b)において、図2(a)と同じラベルを付した信号は、図2(a)における同じラベルの信号と同じ目的で用いられる信号である。また、本例において、多値ヘッド用の駆動信号の波形VCOMは、所定の正電圧の状態と、この正電圧と比べて電圧が低下する複数の谷308〜322の状態とを含む信号である。
また、これらの谷のうち、谷310、314、320は、それぞれ別の1回のインク滴の吐出に対応する電圧変動であり、2値ヘッド用の駆動信号における谷302と同様にして、ノズルから媒体へインク滴を吐出させる。また、その他の谷308、312、314、316、322は、インクの振動を制御するための電圧変動である。これらの谷の電圧変動は、例えば、2値ヘッド用の駆動信号における谷304、306のいずれかと同様の目的で設定される。
以上の構成により、本例の多値ヘッド用の駆動信号によれば、1周期の駆動信号に対して、最大で3回のインク滴の吐出が可能である。また、それぞれの吐出回に対して実際の吐出を行うノズルをAN0〜AN1により選択することにより、個々のノズルの吐出回数を異ならせ、様々なサイズのインクのドットを形成することが可能となる。
より具体的に、例えば、個々のノズルに対し、谷310に対応する1回目の吐出のみを行わせることにより、小サイズのドットを形成する。また、谷320に対応する3回目の吐出のみを行わせることにより、中サイズのドットを形成する。また、谷310及び谷314に対応する1回目及び2回目の吐出のみを行わせることにより、大サイズのドットを形成する。以上のようにして、本例の多値ヘッド用の駆動信号によれば、複数種類のサイズのドットを適切に形成できる。
ここで、印刷動作の主走査時において、所定の解像度で印刷を行うためには、解像度に応じた画素の間隔で、媒体へインク滴を吐出することが必要である。そのため、主走査時におけるインクジェットヘッドの移動は、解像度に応じた画素の間隔を移動する間に駆動信号の1周期が収まる速度で行う必要がある。
これに対し、多値ヘッド用の駆動信号の周期は、複数回の吐出に対応する結果、2値ヘッド用の駆動信号の周期よりも長くなる。例えば、図2(a)の示した2値ヘッド用の駆動信号の周期は、約45kHzの周波数に対応する周期であり、22μs程度(例えば18〜25μs程度)である。そして、多値ヘッド用の駆動信号の周期は、約15kHzの周波数に対応する周期であり、67μs程度(例えば60〜75μs程度)であり、2値ヘッド用の駆動信号の周期の3倍程度になっている。そのため、主走査時において、2値ヘッド用の駆動信号の周期に合わせてヘッド部102を移動させると、ヘッド部102の移動に対して多値ヘッドによるインク滴の吐出が間に合わなくなる。従って、この場合、多値ヘッドによる印刷を適切に行えなくなる。
一方、印刷動作の主走査時において、多値ヘッド用の駆動信号の周期に合わせてヘッド部102を移動させた場合、2値ヘッド用の駆動信号の周期に対して十分に遅い移動速度となるため、2値ヘッドと多値ヘッドに同じ解像度での印刷を適切に行わせることができる。しかし、この場合、多値ヘッド用の駆動信号の長い周期に合わせることにより、印刷速度が低下する。
そのため、2値ヘッドと多値ヘッドとを単に組み合わせるのみでは、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できないおそれがある。これに対し、本例においては、主走査方向における多値ヘッドによる印刷の解像度と、2値ヘッドの解像度よりも低くすることにより、主走査時に2値ヘッド及び多値ヘッドを同じ速度で移動させ、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立している。以下、この点について、更に詳しく説明をする。
図3は、本例における2値ヘッドと多値ヘッドとを組み合わせについて説明をする図である。図3(a)は、2値ヘッド及び多値ヘッドのそれぞれにより形成されるインクのドットの一例を示す。図2(a)を用いて説明をしたように、本例において、各色の2値ヘッドは、駆動信号に応じてインク滴を吐出することにより、1種類のサイズのインクのドット402を形成する。
また、シアン及びマゼンタの多値ヘッドは、駆動信号に応じてインク滴を吐出することにより、制御部104の制御に応じて、3種類のサイズのインクのドット404S、404M、404Lのいずれかを形成する。尚、ドット404Sは、3種類のうちで最も小さい小ドットである。ドット404Mは、中間のサイズの中ドットである。ドット404Lは、最も大きな大ドットである。また、2値ヘッドにより形成されるドット402は、多値ヘッドにより形成されるドット404Mよりも大きく、ドット404Lよりも小さい。
図3(b)は、2値ヘッド及び多値ヘッドにより形成されるドットが並ぶ様子の一例を示す。本例において、2値ヘッドは、1200dpiの解像度で、ドット402を形成する。また、多値ヘッドは、2値ヘッドよりも低い解像度である400dpiの解像度で、ドット404S等を形成する。すなわち、主走査方向において、本例の多値ヘッドによる印刷の解像度は、2値ヘッドによる印刷の解像度の1/3である。
尚、図示の便宜上、図3(b)においては、2値ヘッドにより形成されるドット402と、多値ヘッドにより形成される404S等とについて、位置をずらして示している。しかし、実際の印刷時において、多値ヘッドは、2値ヘッドと同じ位置へインク滴を吐出する。また、2値ヘッド及び多値ヘッドは、制御部104の指示に基づき、印刷する画像に応じた画素の位置に、選択的にドットを形成する。この場合、多値ヘッドは、表現する階調に応じて、例えば、2値ヘッドがインク滴を吐出しない画素に対応する位置へ、404S、404M、404Lのいずれかを形成する。また、多値ヘッドは、2値ヘッドにより形成されるドット402と重ねて、404S、404M、404Lのいずれかを形成してもよい。
本例によれば、2値ヘッドに加えて多値ヘッドを用いることにより、2値ヘッドのみを用いる場合と比べ、他種類のサイズのドットを適切に形成できる。また、これにより、2値ヘッドのみを用いる場合と比べてより良好な階調表現を実現できる。
また、本例において、多値ヘッドによる印刷の解像度は、2値ヘッドの1/3である。そのため、多値ヘッド用の駆動信号として2値ヘッド用の駆動信号の3倍程度の周期の信号を用いる場合でも、主走査時のヘッド部102の移動速度を、2値ヘッドの駆動信号の周期に応じた速い速度にすることができる。そのため、本例によれば、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できる。
また、本例においては、多値ヘッドにより404S、404M等の小さなドットを形成することが可能である。そのため、例えば、2値ヘッドによるドット402のサイズを大きめにした場合にも、印刷画像において明度の高い領域(ハイライト部)での良好な階調表現を実現できる。また、これにより、例えば、2値ヘッドによるドット402として、通常の印刷時の解像度で適切にベタ印刷が可能なサイズの大きなドットを適切に用いることができる。また、その結果、ベタ印刷時の速度の確保と、ハイライト部での良好な階調表現とを適切に両立できる。
尚、多値ヘッドにより印刷可能なドットのサイズは、3よりも多くてもよい。例えば、多値ヘッドは、N(Nは、2以上の整数)種類のサイズのインクのドットを形成するインクジェットヘッドであってもよい。この場合、主走査方向において、多値ヘッドによる印刷の解像度は、主走査時に2値ヘッドと同じ速度で移動しつつ印刷が可能な解像度にまで下げればよい。多値ヘッドによる印刷の解像度は、例えば、2値ヘッドによる印刷の解像度の1/Nであってよい。
図4は、本例による階調表現について説明をする図であり、様々な印刷条件について、空間周波数と、表現可能な階調数との関係を示す。図において、MTFは、視覚のMTF(Modulation transfer function)を示す曲線であり、人間の目で識別可能な範囲を示している。また、図においては、600dpiでの2値の印刷を行った場合、1200dpiでの2値、3値、及び4値の印刷を行った場合に対応する曲線の一例を示している。2値、3値、及び4値の印刷とは、印刷に用いるドットのサイズが2種類、3種類、及び4種類の場合のことである。
図からわかるように、1200dpiでの3値及び4値の印刷に対応する曲線の場合、全ての空間周波数範囲で、MTFの曲線を上回っている。そして、本図において、このことは、人間の目で識別可能な範囲に対して、十分に良好な階調表現ができていることを示している。
一方、600dpiでの2値、及び1200dpiでの2値の印刷に対応する曲線の場合、MTFの曲線を下回る領域がある。そして、本図において、このことは、一部の空間周波数範囲において、階調表現性が不足していることを示している。そのため、2値の印刷を行う場合、1200dpiという高い解像度でも、十分な階調表現を行えない場合があることがわかる。
しかし、図からわかるように、1200dpiでの2値の印刷の曲線の場合、MTFの曲線を下回る領域は、ごくわずかである。そのため、1200dpiでの2値の印刷の曲線に対し、何らかの方法で少しだけ階調表現性を高めれば、ほぼ全て、又は全ての空間周波数範囲でMTFの曲線を上回らせることが可能になる。
より具体的には、例えば、本例において、1200dpiの2値ヘッドに対し多値ヘッドを併用する構成を用いた場合、単に1200dpiでの2値の印刷を行う場合と比べ、階調表現性が良好になる。また、この場合、多値ヘッドの解像度が2値ヘッドよりも解像度が低い400dpiであっても、階調表現性は向上すると言える。そのため、このように構成した場合、ほぼ全て、又は全ての空間周波数範囲で、MTFの曲線を上回る階調表現性を実現できていると考えられる。そのため、本例により、高速な印刷と、良好な階調表現の実現とを適切に両立できることがわかる。
尚、2値ヘッドによる印刷の解像度は、例えば、1000〜1400dpiであることが好ましい。この場合、多値ヘッドとの併用により、人間の目で識別する場合に十分に良好な階調表現を適切に実現できる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明は、例えばインクジェットプリンタに好適に利用できる。
10・・・インクジェットプリンタ、50・・・媒体、102・・・ヘッド部、104・・・制御部、106・・・ローラ、108・・・主走査駆動部、202m、202c、202y、202k、202w・・・2値ヘッド、204m、204c・・・多値ヘッド、302・・・谷、304・・・谷、306・・・谷、308・・・谷、310・・・谷、312・・・谷、314・・・谷、316・・・谷、318・・・谷、320・・・谷、322・・・谷、402・・・ドット、404S、404M、404L・・・ドット

Claims (10)

  1. インクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであって、
    予め設定された走査方向へ移動しつつ媒体へインク滴を吐出するインクジェットヘッドを複数備え、
    前記複数のインクジェットヘッドとして、少なくとも1色の色について、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが1種類のインクジェットヘッドである2値ヘッドと、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが複数種類のインクジェットヘッドである多値ヘッドと
    を備え、
    前記走査方向において、前記多値ヘッドによる印刷の解像度は、前記2値ヘッドによる印刷の解像度よりも低く、
    前記2値ヘッド及び前記多値ヘッドは、同じ速度で前記走査方向へ移動しつつ、前記媒体へインク滴を吐出することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. インクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであって、
    予め設定された走査方向へ移動しつつ媒体へインク滴を吐出するインクジェットヘッドを複数備え、
    前記複数のインクジェットヘッドとして、少なくとも1色の色について、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが1種類のインクジェットヘッドである2値ヘッドと、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが複数種類のインクジェットヘッドである多値ヘッドと
    を備え、
    前記多値ヘッドは、大、中、小の3種類のサイズのインクのドットを形成するインクジェットヘッドであり、
    前記走査方向において、前記多値ヘッドによる印刷の解像度は、前記2値ヘッドによる印刷の解像度の1/3であることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  3. 前記2値ヘッドによる印刷の解像度は、1000〜1400dpiであることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. インクジェット方式で印刷を行うインクジェットプリンタであって、
    予め設定された走査方向へ移動しつつ媒体へインク滴を吐出するインクジェットヘッドを複数備え、
    前記複数のインクジェットヘッドとして、少なくとも1色の色について、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが1種類のインクジェットヘッドである2値ヘッドと、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが複数種類のインクジェットヘッドである多値ヘッドと
    を備え、
    前記多値ヘッドは、複数種類の前記ドットとして、大、中、小の3種類のドットを形成し、
    前記2値ヘッドは、1種類の前記ドットとして、前記多値ヘッドによる中サイズのドットよりも大きく、かつ、前記多値ヘッドによる大サイズのドットよりも小さいドットを形成することを特徴とするインクジェットプリンタ。
  5. 前記1色の色のインクを吐出する前記2値ヘッド及び前記多値ヘッドは、色及び濃度の両方が同じインクのインク滴を吐出することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記インクジェットプリンタは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクを少なくとも用いて印刷を行い、
    少なくとも、シアン又はマゼンタのいずれかの色について、前記2値ヘッドと、前記多値ヘッドとを備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記インクジェットプリンタは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のインクを少なくとも用いて印刷を行い、
    少なくとも、シアン及びマゼンタのそれぞれの色について、前記2値ヘッドと、前記多値ヘッドとを備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載のインクジェットプリンタ。
  8. インクジェット方式で印刷を行う印刷方法であって、
    予め設定された走査方向へ移動しつつ媒体へインク滴を吐出するインクジェットヘッドを複数用い、
    前記複数のインクジェットヘッドとして、少なくとも1色の色について、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが1種類のインクジェットヘッドである2値ヘッドと、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが複数種類のインクジェットヘッドである多値ヘッドと
    を用い
    前記走査方向において、前記多値ヘッドによる印刷の解像度を、前記2値ヘッドによる印刷の解像度よりも低くして、
    前記2値ヘッド及び前記多値ヘッドを、同じ速度で前記走査方向へ移動させつつ、前記媒体へインク滴を吐出させることを特徴とする印刷方法。
  9. インクジェット方式で印刷を行う印刷方法であって、
    予め設定された走査方向へ移動しつつ媒体へインク滴を吐出するインクジェットヘッドを複数用い、
    前記複数のインクジェットヘッドとして、少なくとも1色の色について、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが1種類のインクジェットヘッドである2値ヘッドと、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが複数種類のインクジェットヘッドである多値ヘッドと
    を用い、
    前記多値ヘッドは、大、中、小の3種類のサイズのインクのドットを形成するインクジェットヘッドであり、
    前記走査方向において、前記多値ヘッドによる印刷の解像度を、前記2値ヘッドによる印刷の解像度の1/3にすることを特徴とする印刷方法。
  10. インクジェット方式で印刷を行う印刷方法であって、
    予め設定された走査方向へ移動しつつ媒体へインク滴を吐出するインクジェットヘッドを複数用い、
    前記複数のインクジェットヘッドとして、少なくとも1色の色について、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが1種類のインクジェットヘッドである2値ヘッドと、
    前記媒体へのインク滴の吐出により前記媒体上に形成するインクのドットのサイズが複数種類のインクジェットヘッドである多値ヘッドと
    を用い、
    前記多値ヘッドに、複数種類の前記ドットとして、大、中、小の3種類のドットを形成させ、
    前記2値ヘッドに、1種類の前記ドットとして、前記多値ヘッドによる中サイズのドットよりも大きく、かつ、前記多値ヘッドによる大サイズのドットよりも小さいドットを形成させることを特徴とする印刷方法。
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