JP6015996B2 - プロジェクタシステム - Google Patents

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Description

本開示は、光の投射方向を変更可能なプロジェクタユニットを備えるプロジェクタシステムに関する。
従前のプロジェクタは、投射画像の大きさを変更することは可能であるが、最大投射画像のアスペクト比は一定であることが多い。そこで例えば、特許文献1に記載のプロジェクタユニットのように、複数の光学系を切り替えることでプロジェクタの最大投射画像のアスペクト比を変更するものが提案されている。
特開2007−316240号公報
本開示は、プロジェクタの投射方向を任意に変更することができるプロジェクタユニットにおいて、投射方向に対する投射対象の傾きが変わったことにより投射画像が歪む場合でも矩形に補正された投射画像の有効画素数を高く維持することのできるプロジェクタシステムを提供する。
上記課題を解決するため、本開示に係るプロジェクタシステムは、光を投射するプロジェクタユニットと、前記プロジェクタユニットを制御する制御装置とを備えるプロジェクタシステムであって、前記プロジェクタユニットは、光を投射するプロジェクタと、前記プロジェクタの投射方向を変更する変更機構と、光学特性の異なる複数種類の光学系と、前記プロジェクタから投射される光が透過する位置に前記光学系の一つを切り替えて配置する切替機構とを備え、前記制御装置は、前記変更機構を制御する変更部と、前記変更部によるプロジェクタの投射方向の変更に連動し、複数種類の前記光学系からなる光学系群から選択された前記光学系を配置するように前記切替機構を制御する切替部とを備える。
プロジェクタの投射方向を変更し、投射方向に対する投射対象の傾きが変わったことにより投射画像が大きく歪む場合でも、画像処理により矩形に補正された投射画像の全体の画素数に対する有効画素数の割合を高く維持することができる。
図1は、本実施の形態にかかるプロジェクタシステムの一使用態様を概略的に示す斜視図である。 図2は、本実施の形態にかかるプロジェクタシステムの他の使用態様を概略的に示す斜視図である。 図3は、本実施の形態にかかるプロジェクタシステムの他の使用態様を概略的に示す斜視図である。 図4は、プロジェクタユニットの外観を示す斜視図である。 図5は、制御装置の機能部をプロジェクタユニットの機構部と共に示すブロック図である。 図6は、光学系を介さない投射画像の状態を平面視、および、側面視で示す図である。 図7は、光学系を介した投射画像の状態を平面視、および、側面視で示す図である。 図8は、他の光学系を介した投射画像の状態を平面視、および、側面視で示す図である。 図9は、プロジェクタシステムの動作を示すフローチャートである。
近年、プロジェクタシステムにおいては、天井などに取り付けられたプロジェクタユニットの投射方向を変更することにより、コンテンツや使用シーンに応じた画像を表示することが提案されている。例えば、図1に示すように4:3、16:9など一般的なアスペクト比の投射画像を壁などの投射対象に表示する場合や、図2に示すように21:9などの横長の投射画像を表示させる場合、図3に示すように、使用者の手元のテーブルに画像を投射する場合などが例示される。
このようにプロジェクタユニットを天井などに固定した状態で投射方向を移動させて所望の投射対象に画像を表示させる場合、投射対象の投射方向に対する傾きによっては投射画像が大きく歪むことになる。このような歪みを補正する方法として、逆に歪んだ画像を画像処理により生成することで歪みを相殺することが考えられるが、このような場合、画像の投射に用いられる有効画素が減少することになり、投射画像の画質が劣化することになる。
そこで、このような問題を解決するために、本開示のプロジェクタシステムは、光を投射するプロジェクタユニットと、前記プロジェクタユニットを制御する制御装置とを備えるプロジェクタシステムであって、前記プロジェクタユニットは、光を投射するプロジェクタと、前記プロジェクタの投射方向を変更する変更機構と、光学特性の異なる複数種類の光学系と、前記プロジェクタから投射される光が透過する位置に前記光学系の一つを切り替えて配置する切替機構とを備え、前記制御装置は、前記変更機構を制御する変更部と、前記変更部によるプロジェクタの投射方向の変更に連動し、複数種類の前記光学系からなる光学系群から選択された前記光学系を配置するように前記切替機構を制御する切替部とを備える。
これにより、投射対象の傾きによる歪みをできる限り抑制する光学系を配置したり、歪みの大きさを小さく抑える光学系を配置したりすることで、画像処理による有効画素の減少を抑えて高画質の画像を投射することが可能となる。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明、及び、実質的に同一の構成に対する重複説明などを省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、発明者らは、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面及び以下の説明を提供するのであって、これらによって請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ機能を備えるものや、同じ構成については同じ符号を付している。
(実施の形態)
[1.プロジェクタシステム]
図1は、本実施の形態にかかるプロジェクタシステムの一使用態様を概略的に示す斜視図である。
図2は、本実施の形態にかかるプロジェクタシステムの他の使用態様を概略的に示す斜視図である。
図3は、本実施の形態にかかるプロジェクタシステムの他の使用態様を概略的に示す斜視図である。
これらの図に示すように、本実施の形態に係るプロジェクタシステム100は、光を投射することにより投射画像300を投射対象200に表示するプロジェクタユニット101と、プロジェクタユニット101の動作を制御する制御装置102とを備えている。
投射対象200は、例えば、スクリーン、白色の壁、床、テーブルなどである。なお、投射対象200は、平面及び曲面のいずれでもよい。また、一つのスクリーン内や一つの壁内などであったとしても、投射方向が異なれば異なる投射対象200である。
[1−1.プロジェクタユニット]
図4は、プロジェクタユニットの外観を示す斜視図である。
同図に示すように、プロジェクタユニット101は、プロジェクタ111と、変更機構112と、光学系113と、切替機構114とを備えている。
本実施の形態の場合、プロジェクタユニット101は、図1〜図3に示すように、天井などに取り付け可能な装置である。また、プロジェクタシステム100は、天井に並んで取り付けられている四個のプロジェクタユニット101を備えている。
[1−1−1.プロジェクタ]
プロジェクタ111は、光を投射する装置であり、壁面やテーブルなどの投射対象200に受信した画像信号に基づく画像を投射する装置である。なお、画像信号を白一色や他の色などに設定することでプロジェクタ111を照明装置などとして機能させることもできる。
具体的には、プロジェクタ111は、DLP(Digital Light Processing)プロジェクタなどを例示することができる。このDLPプロジェクタは、デジタルミラーデバイスを用いたプロジェクタである。
本実施の形態の場合、プロジェクタ111は、変更可能な光学系113とは異なる光学系を備えており、プロジェクタ111のみで、光を投射できるものとなっている。
[1−1−2.変更機構]
変更機構112は、プロジェクタ111の投射方向を変更する機構であり、制御装置からの信号に基づきプロジェクタ111の投射方向を変更し、かつ、所定の方向に維持することができるものである。本実施の形態の場合、変更機構112は、プロジェクタ111を垂直軸周り(図4中A)で回転させることができると共に、水平軸周り(図中B)でも回転させることができるものであり、プロジェクタ111の投射方向を半球面内の任意の方向に変更することができるものである。
このように、変更機構112により、プロジェクタ111は、予め定められた、または、任意に選択された投射対象200に対して投射方向を向けることが可能となる。
本実施の形態の場合、4台のプロジェクタユニット101は、変更機構112をそれぞれ備えており、それぞれの変更機構112は独立してプロジェクタ111の投射方向を変更することができるものとなっている。
なお、変更機構112は、エンコーダを備え、プロジェクタ111の投射方向を示す情報を制御装置102に送信することができるものでもかまわない。
また、変更機構112はさらに、プロジェクタ111の光軸(図4中L)周りにプロジェクタ111を回転させる機構を備えていてもかまわない。
これにより投射画像の歪みの方向を変更することが可能となる。
[1−1−3.光学系]
光学系113は、プロジェクタ111から投射される光の投射状態を変更する光学部材であり、複数のレンズや反射鏡などが組み合わされて構成されるものである。また、プロジェクタユニット101は、光の異なる投射状態を実現することのできる、つまり光学特性の異なる光学系113を複数備えている。ここで、光の投射状態(光学特性)とは、プロジェクタ111から投射対象200に光を投射した場合の投射領域の歪みの状態や、投射領域の大きさ、投射領域のアスペクト比等を意味している。
投射領域の歪みを変更する光学系113としては、歪曲補正光学系を例示することができる。具体的に歪曲補正光学系とは、屈折レンズを偏心させる、および、傾ける、の少なくともいずれか一方が採用されるものや、その屈折面に(球面だけでなく)非球面が採用されるものが例示できる。また、別の歪曲補正光学系として、反射面を偏心させる、および、傾ける、の少なくともいずれか一方が採用されるものや、その反射面に非球面を採用するものが例示できる。
投射領域の大きさを変更する光学系113としては、ワイドコンバータやテレコンバータを例示することができる。
投射領域のアスペクト比を変更する光学系113としては、シリンドリカルレンズが採用されるものや、アナモフィックレンズが採用されるものを例示できる。
本実施の形態ではプロジェクタ111が光を投射するための光学系を備えているため、光学系113はプロジェクタ111が備える光学系を透過した光の投射状態を変更するものとなる。変更機構112は、単に光を透過させる(光の投射状態を変更しない)筒131(図4参照)を備え、プロジェクタ111が備える光学系のみを用いて光を投射する状態を創出することができるものとなっている。
なお、カラーフィルタのようなフィルタも光学系113に含めるものとする。
[1−1−4.切替機構]
切替機構114は、プロジェクタ111に対し、複数種類の光学系113から一つの光学系113を選択的に切り替える機構である。本実施の形態の場合、切替機構114は、複数種類の光学系113を円周上に保持し、光学系113の全体を前記円周の中心軸(図4中C)を中心として旋回させることにより複数種類の光学系113からなる光学系群130から選択された一つの光学系113をプロジェクタ111から投射される光を透過することができる位置に切り替えて配置することができる、いわゆるタレット式の切替機構である。つまり、切替機構114は、プロジェクタ111の光軸Lと光学系群130の旋回する軸Cとは平行かつ離れた位置関係となるように設定され、光軸Lと旋回軸Cとの距離を半径とする円周上に光学特性の異なる光学系113を保持している。
なお、切替機構114は、光学系113を選択的に切り替えることができる機構であれば特に限定されるものでは無く、例えば、複数の光学系113を直線上に並べ、プロジェクタ111に対して光学系113をスライドさせることにより切り替えるものなどでもかまわない。
[1−2.制御装置]
図5は、制御装置の機能部をプロジェクタユニットの機構部と共に示すブロック図である。
同図に示すように、制御装置102は、プロジェクタユニット101の動作を制御する装置であり、変更部121と、切替部122とを備えている。本実施の形態の場合、制御装置102は、4台のプロジェクタユニット101の動作を制御するとともに、画像信号を各プロジェクタ111に送信しており、画像処理部123と、対象情報保持部124と、元画像出力部125とを備えている。
制御装置102は、例えば、CPU(Central Processing Unit)及び記憶装置等を備えるコンピュータでありコンピュータプログラム(ソフトウェア)を記憶装置から読み出し、CPUが実行することで、各処理部を実現している。
なお、制御装置102は、壁面または天井に埋め込まれていてもよく、プロジェクタユニット101のいずれか、または、それぞれに内蔵されていてもよい。
[1−2−1.変更部]
変更部121は、プロジェクタユニット101が備える変更機構112を制御する処理部である。本実施の形態の場合、変更部121は、4台のプロジェクタユニット101がそれぞれ備える変更機構112を独立して制御することができるものとなっている。
具体的に例えば、制御装置102は、プロジェクタユニット101の周囲に配置される複数の投射対象200を識別する対象情報(例えば投射方向を示す情報)を対象情報保持部124に保持させておき、操作者が投射対象200を選択した場合、変更部121は、選択された投射対象200に投射方向が向くように対象情報に基づき変更機構112を制御する。
例えば、図3に示すように、投射対象200がテーブルである場合、制御装置102は、投射対象200に最も近いプロジェクタユニット101のみを制御し、テーブルに向かって選択されたプロジェクタ111の投射方向が向くように変更機構112を制御する。
また、変更部121は、元画像出力部125から出力されるアスペクト比、また、操作者の任意の指示に基づき、複数のプロジェクタユニット101の一つである第一プロジェクタユニット141が投射する画像である第一投射画像301と、他の一つである第二プロジェクタユニット142が投射する画像である第二投射画像302との位置関係を選択的に切り替えるように第一プロジェクタユニット141が備える変更機構112と第二プロジェクタユニット142が備える変更機構112とを制御する。第三プロジェクタユニット143、第四プロジェクタユニット144も同様に制御し、第三投射画像303と第四投射画像304との位置関係を選択的に切り替える。
なおこのとき、変更部121は、4つ以上の投射画像300のうち隣接する第二投射画像302及び第三投射画像303の相対的な位置関係を変更させることないように変更機構112を制御してもかまわない。
投射画像300の位置関係としては、例えば、図1に示すように、4つの投射画像300が2行2列の行列状に並んだ配置(通常配置)、図2に示すように、4つの投射画像300が横一列に並んだ配置(横長配置)がある。例えば、4:3又は16:9などのアスペクト比を有する画像が出力される場合、変更部121は通常配置に切り替え、21:9などのアスペクト比を有する画像が出力される場合、変更部121は、横長配置に切り替える。
[1−2−2.切替部]
切替部122は、切替機構114を制御することにより変更部121によるプロジェクタ111の投射方向の変更に連動して複数種類の光学系113から選択的に光学系113を切り替える処理部である。
具体的に例えば、操作者が投射対象200を選択した場合、変更部121が投射対象200にプロジェクタ111の投射方向が向くように変更機構112を制御することと連動して、切替部122は、選択された投射対象200に画像が投射された際の投射画像300の画質の低下を抑制することのできる光学系113をプロジェクタ111に配置するように切替機構114を制御する。
ここで、本明細書および請求の範囲において投射方向の変更に連動した光学系113の切り替えとは、以下のような場合を例示することができる。
プロジェクタユニット101からの信号(例えば変更機構112に備えられているエンコーダなどによるプロジェクタ111の投射方向を示す信号)を逐次取得し、予め定められた範囲外に投射方向が存在した場合に光学系113を切り替える場合。
投射対象200または投射方向を示す対象情報に基づき、変更部121が変更機構112を制御すると共に、切替部122が切替機構114を制御して光学系113を切り替える場合などである。
[1−2−3.画像処理部]
画像処理部123は、プロジェクタ111の投射方向、および、選択された光学系113に基づき、歪んだ投射画像を矩形に補正する画像処理を行う処理部である。具体的に画像処理部123は、いわゆる台形補正に類似した補正処理を行うものであり、プロジェクタ111の投射方向、および、選択された光学系113に依存したて投射対象200に表示される投射領域の歪みを考慮して、元画像出力部125から出力される矩形の画像を逆に歪ませる処理を行う。
また、複数のプロジェクタユニット101それぞれに元画像の一部を分担させて表示させる場合は、それぞれのプロジェクタ111の投射方向、および、選択された光学系113に基づき画像処理を行う。この際、図5に示すように投射画像300の一部を重複させるように投射し、投射画像300同士のつなぎ目が視聴者から発見されにくくするような画像処理を行ってもよい。
[1−2−4.対象情報保持部]
対象情報保持部124は、プロジェクタユニット101の周囲に配置される複数の投射対象200を識別する対象情報を保持する処理部である。
ここで、対象情報とは、例えば投射方向を示す情報などである。また、対象情報としては、プロジェクタユニット101から投射対象200に光を投射した際に発生する歪みの状態を光学系113のそれぞれやプロジェクタユニット101のそれぞれと紐付けた情報などでもよい。
なお、対象情報は、予め保持させておく場合ばかりでなく、3Dセンサ等を用いて投射対象200が変わる度に対象情報を取得するものでもかまわない。このような場合、対象情報保持部124は、対象情報を短時間保持することになる。
[1−2−5.元映像出力部]
元画像出力部125は、1つの映像コンテンツを表す元画像信号を出力する処理部である。元画像出力部125は、例えば、放送波又は記録媒体などから元画像信号を取得して出力するものを例示することができる。
[2.プロジェクタシステムの動作]
続いて、本実施の形態に係るプロジェクタシステム100の動作について説明する。
図6〜図8は、投射画像の状態を平面視、および、側面視で示す図である。
図9は、プロジェクタシステムの動作を示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、変更部121は、投射方向の変更指示を取得する(S101)。上述したように、投射方向の変更指示は、例えば、投射する画像のアスペクト比に基づき元画像出力部125や画像処理部123などから指示される場合がある。また、操作者がリモコン120などの指示装置を操作することで、映像コンテンツを視聴中またはその前後に通常配置から横長配置に変更する指示を送信し、当該信号を変更指示として取得してもよい。
次に、変更部121は、指示に基づき変更機構112を制御して投射方向を変更する(S102)。
次に、切替部122は、変更部121による投射方向の変更に連動して所定の光学系113がプロジェクタ111に配置されるように切替機構114を制御する(S103)。
次に、画像処理部123がプロジェクタ111の投射方向、および、切り替えられた光学系113などを示す対象情報に基づき、投射画像300が矩形となるように画像処理を行いそれぞれのプロジェクタ111に各画像を送信する(S104)。
プロジェクタ111は、受信した画像に基づき切り替えられた光学系113を介して投射対象200に画像を投射する(S105)。
ここで、図6に示すように、光学系113を用いずにプロジェクタ111から投射対象200に画像を投射した場合、投射領域309のような歪みが発生する。この場合、画像処理を用いて矩形の投射画像300を表示しようとした場合、有効画素数がかなり減少し画質が低下する。
切替部122が、光学系113としてテレコンバータ(例えば1.5倍)をプロジェクタ111に配置するように切替機構114を制御した場合、図7に示すように、歪みの量が改善され、画像処理を用いた矩形の投射画像300の有効画素数の減少を抑制することが可能となる。
また、切替部122が、光学系113として歪曲補正光学系をプロジェクタ111に配置するように切替機構114を制御した場合、図8に示すように、歪みの形状が改善され、有効画素数の減少を抑制した画像処理であっても矩形の投射画像300を得ることが可能となる。
以上により、投射方向や投射対象200に適した光学系113を適宜選択してそれぞれのプロジェクタ111に配置することにより、投射対象200に適した画像を投射することが可能となる。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム又はコンピュータ読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。
そこで、以下では、他の実施の形態を例示する。
例えば、上記の実施の形態では、プロジェクタユニット101が4台のプロジェクタシステム100について示したが、プロジェクタユニット101の台数は、1台でもかまわない。この場合でもプロジェクタ111の動作に連動して光学系113を選択的に切り替えることにより、有効画素数の減少を抑制して高画質の画像を投射対象200に投射することが可能である。
また、プロジェクタユニット101が複数台備えられている場合、投射画像300の配置は、マトリクス状や横長の配置ばかりでなく縦長や斜めなど配置を任意に設定することも可能である。
さらに、プロジェクタ111の投射方向と投射対象200の面とが直交している状態からプロジェクタ111を連続的に動作させるような場合、所定の閾値(例えば、矩形の投射画像300を投射するための画像処理によって有効画素数が最大有効画素数の半分)を用いて切替部122が光学系113を切り替えてもかまわない。
また、上記の説明においてそれぞれのプロジェクタユニット101が投射する画像は、矩形である例を説明した。しかし、プロジェクタユニット101が投射する画像は完全な矩形ではない歪んだ画像でも構わない。この場合、各プロジェクタユニット101は、投射領域上で隣接する画像と重なった部分について光量を調整することで、隣接する画像境界の繋ぎ目を目立たなくし、1つの画像を形成するように信号処理(いわゆる、エッジブレンディング技術)する。
本開示は、単数または複数のプロジェクタユニット101を備えるプロジェクタシステムに利用することができ、例えば、ホームシアター、会議システムなどに利用することができる。
100 プロジェクタシステム
101 プロジェクタユニット
102 制御装置
111 プロジェクタ
112 変更機構
113 光学系
114 切替機構
120 リモコン
121 変更部
122 切替部
123 画像処理部
124 対象情報保持部
125 元画像出力部
130 光学系群
141 第一プロジェクタユニット
142 第二プロジェクタユニット
143 第三プロジェクタユニット
144 第四プロジェクタユニット
200 投射対象
300 投射画像
301 第一投射画像
302 第二投射画像
303 第三投射画像
304 第四投射画像
309 投射領域

Claims (4)

  1. 光を投射するプロジェクタユニットと、前記プロジェクタユニットを制御する制御装置とを備えるプロジェクタシステムであって、
    前記プロジェクタユニットは、
    光を投射するプロジェクタと、
    前記プロジェクタの投射方向を変更する変更機構と、
    光学特性の異なる複数種類の光学系と、
    前記プロジェクタから投射される光が透過する位置に前記光学系の一つを切り替えて配置する切替機構とを備え、
    前記制御装置は、
    前記変更機構を制御する変更部と、
    前記変更部によるプロジェクタの投射方向の変更に連動し、複数種類の前記光学系からなる光学系群から選択された前記光学系を配置するように前記切替機構を制御する切替部と
    を備えるプロジェクタシステム。
  2. 前記プロジェクタユニットを複数備え、
    前記変更部は、
    複数の前記プロジェクタユニットの一つである第一プロジェクタユニットが投射する画像である第一投射画像と、他の一つである第二プロジェクタユニットが投射する画像である第二投射画像との位置関係を選択的に切り替えるように前記第一プロジェクタユニットが備える変更機構と前記第二プロジェクタユニットが備える変更機構とを制御し、
    前記切替部は、
    前記第一投射画像と前記第二投射画像の位置関係の選択的な切り替えに連動して前記第一プロジェクタユニットが備える前記光学系群、および、前記第二プロジェクタユニットが備える前記光学系群の少なくとも一方の前記光学系群から選択された前記光学系を配置するように前記切替機構を制御する
    請求項1に記載のプロジェクタシステム。
  3. さらに、
    前記プロジェクタユニットの周囲に配置される複数の投射対象を識別する対象情報を保持する対象情報保持部を備え、
    前記変更部がいずれかの投射対象に投射方向を変更する場合、前記投射対象に対応する前記対象情報に基づき前記切替部が前記光学系群から選択された前記光学系を配置するように前記切替機構を制御する
    請求項1に記載のプロジェクタシステム。
  4. 前記制御装置は、
    前記プロジェクタの投射方向、および、選択された前記光学系に基づき、歪んだ投射画像を矩形に補正する画像処理を行う画像処理部を備える
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のプロジェクタシステム。
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