JP6015615B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば大電流のスイッチングなどに用いられる半導体装置に関する。
IGBTなどのスイッチング素子の内部に発振回路が形成されることがある。特許文献1には、スイッチング素子の発振を抑制する技術が開示されている。この技術は、スイッチング素子のゲート電極の抵抗値を「ゲートパッドから近いほど大きく」することにより、スイッチング素子のスイッチング速度を損なわず発振を抑制するものである。つまり、ゲート電極の抵抗値が小さい部分で発振が起きやすいのでその部分の抵抗値を大きくする。
特開2012−23234号公報
スイッチング素子の発振を抑制しつつ、スイッチング素子のゲートパルス電流は所望の抵抗値のゲート抵抗を流れるようにした半導体装置を、できるだけ容易な方法で提供することが好ましい。しかしながら、特許文献1に開示の技術では、ゲート抵抗の抵抗値を部分的に大きくすることに伴い、スイッチング素子を形成するチップの再設計が必要となる。そのため、費用と時間が必要となる問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、スイッチング素子の発振を抑制しつつ、ゲートパルス電流は所望の抵抗値のゲート抵抗を流れる半導体装置を容易な方法で提供することを目的とする。
本願の発明に係る半導体装置は、ゲート端子を有するスイッチング素子と、該ゲート端子に接続されたゲート抵抗と、該ゲート抵抗に接続されたインピーダンス低減部と、を備え、該スイッチング素子の内部に形成される発振回路の発振周波数に対する該インピーダンス低減部のインピーダンスは、該発振周波数に対する該ゲート抵抗のインピーダンスより小さく、該発振回路の発振電流が該インピーダンス低減部を流れることで、該ゲート端子から該ゲート抵抗側の該発振周波数に対するインピーダンスの絶対値が、該ゲート端子から該スイッチング素子側の該発振周波数に対するインピーダンスの絶対値より小さくなっていることを特徴とする。
本願の発明に係る他の半導体装置は、ゲート端子を有するスイッチング素子と、該ゲート端子に接続されたゲート信号線と、該ゲート信号線に直列に接続されたキャパシタと、該キャパシタの両端子から引き出された引出信号線によって、該キャパシタと並列に接続されたゲート抵抗と、を備え、該スイッチング素子の内部に形成される発振回路の発振周波数に対する該キャパシタのインピーダンスは、該発振周波数に対する該ゲート抵抗のインピーダンスより小さく、該発振回路の発振電流が該キャパシタを流れることで、該ゲート端子から該ゲート抵抗側の該発振周波数に対するインピーダンスの絶対値が、該ゲート端子から該スイッチング素子側の該発振周波数に対するインピーダンスの絶対値より小さくなっていることを特徴とする。
本発明によれば、発振電流を流しゲートパルス電流を流さないインピーダンス低減部を設けるため、スイッチング素子の発振を抑制しつつ、ゲートパルス電流を所望の抵抗値のゲート抵抗に流すことができる。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の回路図である。 試験回路図である。 ゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。 ゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。 図4の6μs近傍のゲート電流波形を拡大した図である。 ゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。 ゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。 変形例に係る半導体装置の試験回路図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の回路図である。 試験回路図である。 ゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。 ゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の回路図である。 試験回路図である。 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の回路図である。 試験回路図である。 本発明の実施の形態5に係る半導体装置の回路図である。 試験回路図である。 キャパシタのインピーダンスの周波数依存を示すグラフである。 半導体装置のベース板上の構成を示す平面図である。 ゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。 本発明の実施の形態6に係る半導体装置の回路図である。 本発明の実施の形態7に係る半導体装置の回路図である。 本発明の実施の形態8に係る半導体装置の回路図である。
本発明の実施の形態に係る半導体装置について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置10の回路図である。半導体装置10は、IGBTチップで形成されたスイッチング素子12を有している。スイッチング素子12はゲート端子12aを有している。ゲート端子12aにはゲート抵抗14が接続されている。より詳細には、ゲート端子12aに接続されたゲート信号線に直列にゲート抵抗14が接続されている。ゲート抵抗14は、直列接続されたバランス抵抗14aと外付けゲート抵抗14bを備えている。バランス抵抗14aとスイッチング素子12は1つの筐体に収容されるなどして半導体モジュールを構成している。例えば、バランス抵抗14aとスイッチング素子12は筐体内のベース板に固定される。
他方、外付けゲート抵抗14bは半導体モジュールの外に設けられる。バランス抵抗14aの抵抗値は12Ωである。外付けゲート抵抗14bの抵抗値は20Ωである。ゲート抵抗14の一部である外付けゲート抵抗14bに並列にインピーダンス低減部16が接続されている。
インピーダンス低減部16は、キャパシタ16aとインダクタンス16bを備えている。従って、インピーダンス低減部16はLC直列共振回路を構成している。キャパシタ16aの電気容量は2nFである。インダクタンス16bの値は9.93nHである。インピーダンス低減部16の共振周波数(以後、単に共振周波数といった場合はインピーダンス低減部16の共振周波数を指す)は35.7MHzである。インピーダンス低減部16は共振周波数に対してインピーダンスが0となるバンドパスフィルターとして機能する。
図2は、短絡状態(アーム短絡した状態)のスイッチング素子12をスイッチングする試験回路図である。この試験回路は、意図的に半導体装置10のスイッチング素子12で発振が起こる状況を作り、その状況下で発振を抑制できるか試験する回路である。スイッチング素子12のコレクタは配線によって直流電圧電源20に接続されている。当該配線によりインダクタンス22が生じている。また、スイッチング素子12のコレクタ側には負荷のインダクタンス24が生じている。しかしスイッチング素子12は短絡状態であるので、インダクタンス24は例えば3.2nH程度の非常に小さい値となる。
スイッチング素子12内のゲート配線の抵抗はゲート配線抵抗26である。スイッチング素子12内のゲート配線のインダクタンスはゲート配線インダクタンス28である。スイッチング素子12内のゲート配線とエミッタ配線間の静電容量は静電容量30である。この静電容量30がスイッチング素子12に発振(ハートレー発振)を生じさせ得る。なお、ゲート配線抵抗26、ゲート配線インダクタンス28、及び静電容量30は、スイッチング素子12内に存在する。
ゲート抵抗14を介してスイッチング素子12にゲートパルス電流(ゲート電圧)を供給するために、外付けゲート抵抗14bにゲート電源40が接続されている。ゲート電源40は1MHz程度の周波数(以後、スイッチング周波数という)のゲートパルス電流を出力する。なお、ゲート電源40の出力インピーダンスは0とみなすことができる。
この試験回路の動作を説明する。ゲート電源40から短絡状態のスイッチング素子12にON信号を印加すると、スイッチング素子12の内部に35.7MHz程度の発振周波数の発振回路が形成される。この発振回路は、ゲート配線インダクタンス28、静電容量30、及びスイッチング素子12のゲート−エミッタ間の静電容量で構成されると考えられる。
ゲート端子12aからゲート抵抗14側の発振周波数に対するインピーダンスの絶対値をZpとする。また、ゲート端子12aからスイッチング素子12側の発振周波数に対するインピーダンスの絶対値をZcとする。インピーダンス低減部16(LC直列共振回路)の共振周波数は35.7MHzであり、発振回路の発振周波数も35.7MHzであるため、両者は等しくなっている。従って、発振周波数に対するインピーダンス低減部16のインピーダンスは0となるので、Zpはバランス抵抗14aのインピーダンスである12Ωとなる。
Zcは12Ωより若干大きい値であるが20Ωよりは小さい。これにより、ZpはZcより小さくなるため、発振電流をゲート電源40側に流してスイッチング素子12における発振を抑制できる。このように、発振回路の発振電流がインピーダンス低減部16を流れることで、Zp<Zcとすることができる。なお、インピーダンス低減部16がない場合は、Zpは32Ω、Zcは12〜20Ωであるため、Zp<Zcとすることができない。
図3は、図2の試験回路において、短絡状態のスイッチング素子にON信号を印加したときのゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。ゲート電圧波形とゲート電流波形からスイッチング素子12の発振は抑制されていることが分かる。
他方、スイッチング周波数に対するインピーダンス低減部16(LC直列共振回路)のインピーダンスは例えば100Ω以上の非常に大きな値となる。そのため、スイッチング周波数に対するインピーダンス低減部16のインピーダンスの絶対値は、スイッチング周波数に対するゲート抵抗(外付けゲート抵抗14b)のインピーダンスの絶対値(20Ω)より大きい。
従って、ゲート電源40から伝送されるゲートパルス電流はインピーダンス低減部16を流れず、外付けゲート抵抗14bを流れるので、インピーダンス低減部16がスイッチング素子12のスイッチングに影響を及ぼすことは無い。つまり、ゲート抵抗として外付けゲート抵抗14bとバランス抵抗14aの両方を用いることができる。このように、本発明の実施の形態1に係る半導体装置によれば、インピーダンス低減部16を設けるだけで、スイッチング素子12の発振を抑制しつつ、ゲートパルス電流を所望の抵抗値のゲート抵抗14に流すことができる。
図4は、図2の試験回路からインピーダンス低減部16を除去した回路について、短絡状態のスイッチング素子12にON信号を印加した場合のゲート電圧波形とゲート電流波形を示す。この場合ゲート抵抗の抵抗値は32Ωである。ゲート電圧波形とデート電流波形に発振が見られる。このような発振は電磁波を発生し、ゲート駆動回路を劣化させ、あるいは誤動作させる可能性がある。図4と図3の波形を比較すると、図3のスイッチング波形は図4のスイッチング波形とほぼ同等であり、かつ図3の場合は発振が抑制できている。
図5は、図4の6μs近傍のゲート電流波形を拡大した拡大図である。発振波形は正弦波となっていることが分かる。また、発振周波数は35.7MHzであることが分かる。本発明の実施の形態1では、このようにして求めた発振周波数に一致する共振周波数を設定した。
図6は、図2の試験回路からインピーダンス低減部16を除去した回路について、外付けゲート抵抗を5Ωとした場合のゲート電圧波形とゲート電流波形を示す。この場合、ゲート抵抗の抵抗値は、外付けゲート抵抗の抵抗値5Ωとバランス抵抗14aの抵抗値12Ωを足し合わせて17Ωとなる。ゲート電圧波形とデート電流波形に発振が見られる。
図7は、図2の試験回路からインピーダンス低減部16を除去した回路について、外付けゲート抵抗を1Ωとした場合のゲート電圧波形とゲート電流波形を示す。この場合、ゲート抵抗の抵抗値は、外付けゲート抵抗の抵抗値1Ωとバランス抵抗14aの抵抗値12Ωを足し合わせて13Ωとなる。ゲート電圧波形とデート電流波形には発振は見られない。
図4、6、7を比較検討する。ゲート抵抗が小さくなるほどゲート電圧の立ち上がりが早くなる。また、ゲート抵抗が小さいほど発振の振幅が小さくなる。従って、スイッチング素子の発振回路はゲート電圧の立ち上がり成分により励起されるのではなく、スイッチング素子12の原子の熱振動によるノイズによって励起され増幅されるものと考えられる。シミュレーションにおいてもこの考えを支持するデータが得られた。
図4、6、7の比較から、外付けゲート抵抗の抵抗値を小さくすることでZpを小さくするほどゲート電源40側へ流れる発振電流が増えて発振を抑制できることが分かる。この考えは、スイッチング素子内部(チップ内部)のゲート配線の抵抗値を大きくすると発振を抑制できることと理論的に整合している。
従って、インピーダンス低減部16の無い回路において、Zp<Zcとなるようにゲート抵抗14の抵抗値を小さくすればスイッチング素子12の発振を抑制できる。しかしながらゲート抵抗14の抵抗値を小さくし過ぎれば、ゲート電圧の立ち上がりが早くなるなどの弊害がある。そこで本発明の実施の形態1では、発振電流のみゲート電源40側に流しゲートパルス電流が流れないインピーダンス低減部16を設けた。これにより、ゲートパルス電流は所望の抵抗値を有するゲート抵抗を流れるので、ゲート電圧の立ち上がりが早くなるなどの弊害を解消できる。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置10は、要するに、スイッチング素子の発振を抑制する発振抑制効果と、ゲート抵抗の抵抗値を所望の値まで高めることができるゲート抵抗維持効果を同時に得るものである。
発振抑制効果はZpをZcより小さくすることで得ることができる。本発明の実施の形態1の半導体装置10では、この条件を満たすために、インピーダンス低減部16の共振周波数を発振周波数と一致させて、Zpを12Ωまで低下させた。このように、発振周波数に対するインピーダンス低減部16のインピーダンスは可能な限り低くするのが理想である。しかし、発振周波数に対するインピーダンス低減部16のインピーダンスを、インピーダンス低減部16に並列接続されたゲート抵抗(外付けゲート抵抗14b)の発振周波数に対するインピーダンスより小さくすれば、Zpを低下させることはできる。これによりZpをZcより小さくし得る。
ところで、発振周波数fは以下の式で表される。
Figure 0006015615
インピーダンス低減部16のインダクタンスをL、電気容量をCとしたときに、(1/2)LoCo<LC<2LoCoの範囲となるようにすると、十分にZpを低下させる効果を得ることができる。
なお、発振周波数に対するインピーダンス低減部16のインピーダンスは、インピーダンス低減部16と並列に接続されたゲート抵抗(外付けゲート抵抗14b)の発振周波数に対するインピーダンスの0.15倍未満であることが好ましい。
ゲート抵抗維持効果は、スイッチング周波数のゲートパルス電流が、インピーダンス低減部16を流れずゲート抵抗14を流れることで得ることができる。この条件を満たすために、インピーダンス低減部16をスイッチング周波数に対して非常に高いインピーダンスとなるようにした。
なお、スイッチング周波数に対するインピーダンス低減部16のインピーダンスは、インピーダンス低減部16と並列に接続されたゲート抵抗(外付けゲート抵抗14b)のスイッチング周波数に対するインピーダンスの10倍より大きいことが好ましい。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置10は様々な変形が可能である。ゲート抵抗14としてバランス抵抗14aと外付けゲート抵抗14bを用いたがいずれか一方だけをゲート抵抗として用いても良い。つまり、ゲート抵抗と並列にインピーダンス低減部16を設けることで上記の効果が得られるため、インピーダンス低減部が並列接続されていないゲート抵抗の有無は問わない。
また、上記した抵抗値などの値は、本発明の効果を得られる範囲で適宜変更可能である。スイッチング素子12はIGBTチップに限らず、IGBTチップと同様に発振回路を形成しうるものを用いても良い。例えばMOSFETが形成されたチップを用いることができる。
スイッチング素子12は珪素で形成することが多いが、珪素に比べてバンドギャップが大きいワイドバンドギャップ半導体によって形成してもよい。ワイドバンドギャップ半導体としては、例えば炭化珪素、窒化ガリウム系材料、又はダイヤモンドがある。
図8は、本発明の実施の形態1の変形例に係る半導体装置の試験回路図である。この半導体装置のインピーダンス低減部16の一端は接地されている。ゲート電源40のインピーダンスがゼロであることから、インピーダンス低減部16の一端をゲート抵抗14に接続し、他端を接地しても本発明の効果を得ることができる。なお、これらの変形は、以下の実施の形態に係る半導体装置についても応用できる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る半導体装置は、実施の形態1の半導体装置と共通点が多いので、実施の形態1の半導体装置との相違点を中心に説明する。実施の形態3、4でも同様である。
図9は、本発明の実施の形態2に係る半導体装置の回路図である。インピーダンス低減部50は、バランス抵抗14aに並列に接続されている。インピーダンス低減部50は、キャパシタ50aとインダクタンス50bを備えるLC直列共振回路で形成されている。インピーダンス低減部50の共振周波数は発振周波数と等しい。外付けゲート抵抗14bの抵抗値は12Ωである。バランス抵抗14aの抵抗値は20Ωである。従って、Zpは外付けゲート抵抗14bの抵抗値と等しい12Ωである。
図10は、短絡状態のスイッチング素子をスイッチングする試験回路図である。この試験回路は、意図的に図9の半導体装置のスイッチング素子12で発振が起こる状況を作り、その状況下で発振を抑制できるか試験する回路である。
図11は、図10の試験回路において、短絡状態のスイッチング素子にON信号を印加したときのゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。発振を抑制できていることが分かる。
バランス抵抗14aは半導体モジュールのベース板の上に形成されるため、バランス抵抗14aと並列に接続されるインピーダンス低減部16もベース板にパターン化してパターンとして形成することができる。従って、精度の良い共振周波数を有するインピーダンス低減部16を形成することができる。
図12は、図10の試験回路において、バランス抵抗の抵抗値を12Ωとし外付けゲート抵抗の抵抗値を20Ωとした場合のゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。この場合、Zpが20Ωとなる。図12から発振が抑制できていないことが分かる。Zpが12Ωのときは発振を抑制でき、Zpが20Ωのときは発振を抑制できなかったことから、Zcは12Ωより大きく20Ωより小さいと考えられる。
実施の形態3.
図13は、本発明の実施の形態3に係る半導体装置の回路図である。インピーダンス低減部として、バランス抵抗14aに並列に接続されたインピーダンス低減部50と、外付けゲート抵抗14bに並列に接続されたインピーダンス低減部16とを有している。図13におけるインピーダンス低減部50を第1LC直列共振回路と称する。図13におけるインピーダンス低減部16を第2LC直列共振回路と称する。
第1LC直列共振回路と第2LC直列共振回路の共振周波数は、発振周波数と同じである。従ってZpを0とすることができる。図14は、意図的に図13の半導体装置のスイッチング素子12で発振が起こる状況を作り、その状況下で発振を抑制できるか試験する試験回路図である。前述のとおりZpを0とすることができるので、発振を抑制することができる。また、外付けゲート抵抗14bとバランス抵抗14aの抵抗値は、Zpに寄与しないので、Zp低減を考慮せずに、任意の値とすることができる。
実施の形態4.
図15は、本発明の実施の形態4に係る半導体装置の回路図である。インピーダンス低減部60として、ゲート抵抗14(外付けゲート抵抗14bとバランス抵抗14a)に並列に接続されたLC直列共振回路を有している。LC直列共振回路はキャパシタ60aとインダクタンス60bを有している。
インピーダンス低減部60の共振周波数は発振周波数と同じである。従ってZpを0とすることができる。図16は、意図的に図15の半導体装置のスイッチング素子12で発振が起こる状況を作り、その状況下で発振を抑制できるか試験する試験回路図である。前述のとおりZpを0とすることができるので、発振を抑制することができる。また、外付けゲート抵抗14bとバランス抵抗14aの抵抗値は、Zpに寄与しないので、Zp低減を考慮せずに、任意の値とすることができる。
実施の形態4の半導体装置と実施の形態3の半導体装置は同じ効果を有する。しかし、実施の形態4の半導体装置ではLC直列共振回路が1つでよいため、LC直列共振回路を2つ要する実施の形態3の半導体装置と比較して部品を減らすことができる。
なお、実施の形態1〜4の半導体装置では、共振回路であるインピーダンス低減部を設けることにより、ハートレー発振に対して悪影響を及ぼさないよう注意する必要がある。発振波形が完全な正弦波ではない場合があるので、インピーダンス低減部の共振周波数の選定には十分な注意が必要である。更に、スイッチング素子に2つ以上の発振周波数が存在する場合がある。この場合、それらの発振周波数毎に発振周波数と同じ共振周波数を有する共振回路を用意し、それらの共振回路をゲート抵抗に並列に接続してもよい。
実施の形態5
本発明の実施の形態5に係る半導体装置は、実施の形態2の半導体装置と共通点が多いので、実施の形態2の半導体装置との相違点を中心に説明する。図17は、本発明の実施の形態5に係る半導体装置100の回路図である。ゲート端子12aにゲート信号線101が接続されている。ゲート信号線101に直列にキャパシタ102が接続されている。キャパシタ102の電気容量は2nFである。ゲート信号線101aはキャパシタ102とゲート端子12aを接続する。ゲート信号線101bはキャパシタ102と外付けゲート抵抗14bを接続する。
キャパシタ102はインピーダンス低減部として機能するものである。キャパシタ102の両端子から引出信号線104、106がそれぞれ引き出されている。引出信号線104、106にゲート抵抗(バランス抵抗108)が接続されている。これにより、バランス抵抗108がキャパシタ102に並列接続されている。バランス抵抗108の抵抗値は20Ωである。また、引出信号線104、106によるインダクタンス110が生じている。なお、ゲート信号線101に直列に接続された外付けゲート抵抗14bの抵抗値は12Ωである。
図18は、意図的に図17の半導体装置のスイッチング素子12で発振が起こる状況を作り、その状況下で発振を抑制できるか試験する試験回路図である。図19は、キャパシタ102のインピーダンスの周波数依存を示すグラフである。キャパシタ102のインピーダンスは(1/(Cω))である。図19には、参考のために、Lω+1/(Cω)の周波数依存も示す。発振周波数(35.7MHz)に対するキャパシタ102のインピーダンスは2Ω程度と低い。
そのため、発振周波数に対するキャパシタ102のインピーダンス(2Ω)は、発振周波数に対するゲート抵抗(バランス抵抗108)のインピーダンス(20Ω)より小さくなっている。また、ゲート端子12aからゲート抵抗側の発振周波数に対するインピーダンス(12Ω)の絶対値は、ゲート端子12aからスイッチング素子12側の発振周波数に対するインピーダンス(12Ωより大きい)の絶対値より小さくなっている。つまり発振回路の発振電流がキャパシタ102を流れることで、Zp<Zcとなっている。
他方、キャパシタ102のスイッチング周波数(1MHz以下)に対するインピーダンスは100Ω以上と十分高い値である。従って、ゲートパルス電流はキャパシタ102ではなくバランス抵抗108を流れる。以上より、発振抑制効果とゲート抵抗維持効果を同時に得ることができる。
半導体装置100は、インピーダンス低減部がキャパシタ102だけで形成されていることが特徴である。図20は、半導体装置100のベース板上の構成を示す平面図である。ベース板120には絶縁メタライズ基板122とセラミック基板124が形成されている。絶縁メタライズ基板122はセラミック基板とセラミック基板の両主面に形成された金属パターンを備えている。絶縁メタライズ基板122にはスイッチング素子12が固定されている。
セラミック基板124にはゲート信号線101a、101bが形成されている。ゲート信号線101aの一端はワイヤによりスイッチング素子12のゲート端子と接続されている。ゲート信号線101bにはベース板120の外に伸びる接続端子126が形成されている。
キャパシタ102はゲート信号線101aとゲート信号線101bを接続するチップキャパシタである。キャパシタ102の両端子から伸びる引出信号線104、106は、それぞれゲート信号線101a、101bとつながっている。引出信号線104、106は、キャパシタ102の両端からY正方向に伸びている。バランス抵抗108は引出信号線104と引出信号線106を接続している。
ところで、実施の形態1〜4のインピーダンス低減部の共振周波数を定めるためには、予めインピーダンス低減部のインダクタンスと電気容量を計算する必要がある。しかし、インダクタンスの算出は困難であるので、インピーダンス低減部からインダクタンスを排除あるいはインダクタンスを低減することが好ましい。
本発明の実施の形態5の半導体装置は当該インダクタンスを低減したものである。つまり、引出信号線104、106で接続されたバランス抵抗108には引出信号線104、106によるインダクタンス110が接続されるが、引出信号線を経由しないキャパシタ102にはインダクタンスが接続されない(あるいは十分小さい)。このように、キャパシタ102だけを有しインダクタンスをゼロとみなすことができるインピーダンス低減部を用いると共振周波数の算出が容易となる。
短絡発振は高周波現象であるためキャパシタ102は電気容量の小さい小型の部品である。図20に示すように、小型のキャパシタ102はベース板120上に容易に実装できる。また、キャパシタ102とバランス抵抗108をまとめてベース板120に実装することができる。
スイッチング周波数に対するキャパシタ102のインピーダンスは、キャパシタ102と並列に接続されたゲート抵抗(バランス抵抗108)のスイッチング周波数に対するインピーダンスより大きければ、ゲートパルス電流をバランス抵抗108に流すことはできる。しかし、十分なゲート抵抗維持効果を得るためには、スイッチング周波数に対するキャパシタ102のインピーダンスは、スイッチング周波数に対するゲート抵抗(バランス抵抗108)のインピーダンスの10倍より大きいことが好ましい。
実際に、キャパシタ102のスイッチング周波数に対するインピーダンスを計算する。
キャパシタ102の電気容量C:3nF
引出信号線104、106のインダクタンスLc:20nH
ゲート電圧の立ち上がり時間Ts:1μs
ゲート電圧の立ち上がりの周波数:f
ゲート電圧の立ち上がりの周期:T
ゲート電圧の立ち上がりの角周波数:ω
とすると、
Figure 0006015615
である。
そして、キャパシタ102のスイッチング周波数に対するインピーダンスは、
1/Cω=208.3Ω
となる。
他方、バランス抵抗108の抵抗値は20Ωである。そして、スイッチング周波数(1MHz程度)では引出信号線104、106のインピーダンスは無視できるほど小さい。よって、スイッチング周波数に対するキャパシタ102のインピーダンス(208.3Ω)は、ゲート抵抗(バランス抵抗108)のスイッチング周波数に対するインピーダンス(20Ω)の10倍より大きい。この場合、ゲートパルス電流は、キャパシタ102には流れず、引出信号線104、106とバランス抵抗108に流れる。従って、キャパシタ102はゲートパルス電流に全く影響を与えない。
発振周波数に対するキャパシタ102のインピーダンスは、キャパシタ102と並列に接続されたゲート抵抗(バランス抵抗108)の発振周波数に対するインピーダンスより小さければ、キャパシタ102を設けることによるZp低減効果を得ることはできる。しかし、十分な発振抑制効果を得るためには、発振周波数に対するキャパシタ102のインピーダンスは、発振周波数に対するゲート抵抗(バランス抵抗108)のインピーダンスの0.15倍未満であることが好ましい。
実際に、キャパシタ102の発振周波数に対するインピーダンスを計算する。
発振周波数foは35.7MHzであるので、発振の角周波数ωoは、
Figure 0006015615
である。従ってキャパシタ102の発振周波数に対するインピーダンスは、
Figure 0006015615
となる。
発振周波数に対するキャパシタ102のインピーダンス(1.49Ω)は、発振周波数に対するバランス抵抗108のインピーダンス(20Ω)の0.15倍未満となっている。この場合、発振電流はバランス抵抗108を流れず、キャパシタ102に流れる。
この場合、Zpは1.49と12(外付けゲート抵抗14bの抵抗値)を足し合わせて13.49となる。図21は、図18の試験回路において、短絡状態のスイッチング素子にON信号を印加したときのゲート電圧波形とゲート電流波形を示す図である。発振を抑制できていることが分かる。
また、インピーダンス低減部を設けない場合のゲート電圧波形を示す図4と、図21を比較すると、ゲート電圧の立ち上がりはほぼ同じなので、キャパシタ102を設けることはスイッチング速度に影響しないことが分かる。
以下の実施の形態6〜8については、実施の形態5との相違点を中心に説明する。また、実施の形態6〜8については試験回路図の説明を省略する。
実施の形態6.
図22は、本発明の実施の形態6に係る半導体装置の回路図である。この半導体装置は、インピーダンス低減部として機能するキャパシタ150を備えている。キャパシタ150の両端子から引き出された引出信号線152、154によって、キャパシタ150と並列にゲート抵抗(外付けゲート抵抗156)が接続されている。また、引出信号線152、154によりインダクタンス158が生じる。外付けゲート抵抗156は半導体モジュールの外にあるので、キャパシタ150も半導体モジュールの外に設けられる。従って、キャパシタを半導体モジュール内に収容する場合と比較して設計の自由度を確保できる。
実施の形態7.
図23は、本発明の実施の形態7に係る半導体装置の回路図である。この半導体装置は、インピーダンス低減部として機能するキャパシタとして、外付けゲート抵抗156が並列に接続された第1キャパシタ160と、バランス抵抗108が並列に接続された第2キャパシタ162とを有している。第1キャパシタ160は実施の形態5のキャパシタ102と同様の機能を有する。第2キャパシタ162は実施の形態6のキャパシタ150と同様の機能を有する。従って、Zpを大幅に低下させて発振抑制効果を高めることができる。
実施の形態8.
図24は、本発明の実施の形態8に係る半導体装置の回路図である。この半導体装置は、インピーダンス低減部として機能するキャパシタ200を備えている。キャパシタ200の両端子から引き出された引出信号線202、204によって、キャパシタ200と並列にゲート抵抗(外付けゲート抵抗206とバランス抵抗208)が接続されている。また、引出信号線202、204によりインダクタンス210が生じる。この半導体装置はキャパシタが1個で足りるので、実施形態7の半導体装置より部品点数を少なくすることができる。なお、ここまでの各実施の形態の半導体装置の特徴を適宜に組み合わせてもよい。
10 半導体装置、 12 スイッチング素子、 12a ゲート端子、 14 ゲート抵抗、 14a バランス抵抗、 14b 外付けゲート抵抗、 16 インピーダンス低減部、 16a キャパシタ、 16b インダクタンス、 20 直流電圧電源、 22,24 インダクタンス、 26 ゲート配線抵抗、 28 ゲート配線インダクタンス、 30 静電容量、 40 ゲート電源、 50,60 インピーダンス低減部、 50a,60a キャパシタ、 50b,60b インダクタンス、 100 半導体装置、 101 ゲート信号線、 102 キャパシタ、 104,106 引出信号線、 108 バランス抵抗、 110 インダクタンス、 120 ベース板、 122 絶縁メタライズ基板、 124 セラミック基板、 126 接続端子、 150,160,162,200 キャパシタ、 152,154,202,204 引出信号線

Claims (18)

  1. ゲート端子を有するスイッチング素子と、
    前記ゲート端子に接続されたゲート抵抗と、
    前記ゲート抵抗に接続されたインピーダンス低減部と、を備え、
    前記スイッチング素子の内部に形成される発振回路の発振周波数に対する前記インピーダンス低減部のインピーダンスは、前記発振周波数に対する前記ゲート抵抗のインピーダンスより小さく、
    前記発振回路の発振電流が前記インピーダンス低減部を流れることで、前記ゲート端子から前記ゲート抵抗側の前記発振周波数に対するインピーダンスの絶対値が、前記ゲート端子から前記スイッチング素子側の前記発振周波数に対するインピーダンスの絶対値より小さくなっていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記ゲート抵抗は、外付けゲート抵抗を有し、
    前記インピーダンス低減部は、前記外付けゲート抵抗に並列に接続されたLC直列共振回路を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記ゲート抵抗は、バランス抵抗を有し、
    前記インピーダンス低減部は、前記バランス抵抗に並列に接続されたLC直列共振回路を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記ゲート抵抗は、直列接続されたバランス抵抗と外付けゲート抵抗とを有し、
    前記インピーダンス低減部は、前記ゲート抵抗に並列に接続されたLC直列共振回路を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記LC直列共振回路の共振周波数は、前記発振周波数と同じであることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の半導体装置。
  6. 前記ゲート抵抗は、直列接続されたバランス抵抗と外付けゲート抵抗とを有し、
    前記インピーダンス低減部は、前記バランス抵抗に並列に接続された第1LC直列共振回路と、前記外付けゲート抵抗に並列に接続された第2LC直列共振回路とを有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  7. 前記第1LC直列共振回路と前記第2LC直列共振回路の共振周波数は、前記発振周波数と同じであることを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記インピーダンス低減部は、一端が前記ゲート抵抗に接続され、他端が接地されたLC直列共振回路を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  9. 前記スイッチング素子のスイッチング周波数に対する前記インピーダンス低減部のインピーダンスの絶対値は、前記スイッチング周波数に対する前記ゲート抵抗のインピーダンスの絶対値より大きいことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の半導体装置。
  10. ゲート端子を有するスイッチング素子と、
    前記ゲート端子に接続されたゲート信号線と、
    前記ゲート信号線に直列に接続されたキャパシタと、
    前記キャパシタの両端子から引き出された引出信号線によって、前記キャパシタと並列に接続されたゲート抵抗と、を備え、
    前記スイッチング素子の内部に形成される発振回路の発振周波数に対する前記キャパシタのインピーダンスは、前記発振周波数に対する前記ゲート抵抗のインピーダンスより小さく、
    前記発振回路の発振電流が前記キャパシタを流れることで、前記ゲート端子から前記ゲート抵抗側の前記発振周波数に対するインピーダンスの絶対値が、前記ゲート端子から前記スイッチング素子側の前記発振周波数に対するインピーダンスの絶対値より小さくなっていることを特徴とする半導体装置。
  11. 前記ゲート抵抗は、バランス抵抗であることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記ゲート抵抗は、外付けゲート抵抗であることを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  13. 前記ゲート抵抗は、直列接続されたバランス抵抗と外付け抵抗とを有することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  14. 前記ゲート抵抗は、直列接続されたバランス抵抗と外付けゲート抵抗とを有し、
    前記キャパシタは、前記外付けゲート抵抗が並列に接続された第1キャパシタと、前記バランス抵抗が並列に接続された第2キャパシタとを有することを特徴とする請求項10に記載の半導体装置。
  15. 前記スイッチング素子のスイッチング周波数に対する前記キャパシタのインピーダンスは、前記スイッチング周波数に対する前記ゲート抵抗のインピーダンスの10倍より大きいことを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載の半導体装置。
  16. 前記発振周波数に対する前記キャパシタのインピーダンスは、前記発振周波数に対する前記ゲート抵抗のインピーダンスの0.15倍未満であることを特徴とする請求項10〜15のいずれか1項に記載の半導体装置。
  17. 前記スイッチング素子は、ワイドバンドギャップ半導体によって形成されていることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の半導体装置。
  18. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化珪素、窒化ガリウム系材料、又はダイヤモンドであることを特徴とする請求項17に記載の半導体装置。
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