JP6010585B2 - ゲーム機 - Google Patents

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Description

本発明は、跳ね返り部における遊技媒体の跳ね返りを利用してプレイされるゲームを提供するゲーム機に関する。
跳ね返り部における遊技媒体の跳ね返りを利用してプレイされるゲームが存在する。例えば、このようなゲームとして、リング及びボードを有するゴールを利用するバスケットボールのゲームが存在する。バスケットボールでは、例えば、跳ね返り部としてボードが、遊技媒体としてボールが、それぞれ利用される。より具体的には、バスケットボールでは、ボールがリングを通過するように、ボードの跳ね返りが利用される場合がある。そして、このようなバスケットボールを題材とするゲームを提供するゲーム装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−163749号公報
特許文献1のようなゲーム装置では、ボードでの跳ね返りの予測も興趣性の一種として利用され得る。このため、跳ね返り部には、一般的に均一な反発率が要求される。少なくとも不均一な反発率は積極的に求められていない。一方で、跳ね返り部が別部材として取り付けられている場合には、取り付けられている部分に近いほど固定度が高く剛性が上昇し易い。また、取り付けのための固定部材の存在によって剛性が上昇する場合もある。つまり、跳ね返り部が別部材の場合には、均一な反発率の実現は容易ではない。さらに、不均一な反発率を前提として、この不均一な反発率を利用するゲームはあまり知られてない。したがって、このような不均一な反発率を積極的に利用するゲームを提供する余地がある。
そこで、本発明は、各種の反発率で遊技媒体を跳ね返らせることができる反発部材を有するゲーム機を提供することを目的とする。
本発明のゲーム機は、跳ね返り部における遊技媒体の跳ね返りを利用してプレイされるゲームを提供するゲーム機であって、互いに剛性が相違する第1反発部及び第2反発部を含み、前記第1反発部及び前記第2反発部が前記跳ね返り部を形成するように配置される少なくとも一つの反発部材が設けられている、ものである。
本発明の一形態に係るゲーム機の斜視図。 図1のゲーム機を正面側から見た斜視図。 中間パッドを拡大して模式的に示す図。 接触板及び基部を取り外した状態の中間パッドを下から見た場合を模式的に示す図。 板取付部に取り付けられる前の接触板の裏面側を模式的に示す平面図。 リブの一部を拡大して模式的に示す図。 図5におけるVII―VII線に関する断面図を模式的に示す図。 接触板の表面の反発率を説明するための説明図。
図1は、本発明の一形態に係るゲーム機の斜視図である。ゲーム機1は、所定のプレイ料金の支払いと引換えに、そのプレイ料金に対応した範囲でユーザにゲームをプレイさせる商業用(業務用)のゲーム機として構成されている。この種のゲーム機1は、アーケードゲーム機と呼ばれることがある。ゲーム機1は、多数のユーザにゲームを繰り返しプレイさせて収益を上げることを主たる目的として店舗等の所定の施設に設置される。ゲーム機1は、遊技媒体としてのボールBの跳ね返りを利用してプレイされるゲームを提供する。具体的には、ゲーム機1は、ユーザによって投げられたボールBを跳ね返り部としての複数のパッド12、13を経由させながら通過部としてのゴール部14に入れ、経由した中間パッド13に応じて付与される得点を競う投球ゲームを提供する。
図2は、ゲーム機1を正面側から見た斜視図である。図2に示すように、ゲーム機1は、筐体CBを備えている。筐体CBには、ゲームフィールドGF、コントロールパネル2、コイン投入口3及びコイン返却口4が設けられている。コイン投入口3及びコイン返却口4は、筐体CBの正面側に配置されている。コイン投入口3は、プレイ料金の支払いとしてのコインの投入に使用される。ゲーム機1の内部には、コイン投入口3に投入されたコインを回収する回収機構(不図示)が設けられている。コイン返却口4は、投入されたコインの返却に使用される。コインの返却は、投入されたコインの返却が要求された場合に、コイン返却口4を介して実行される。コイン投入口3及びコイン返却口4は周知技術に基づいて構成されてよい。
一方、ゲームフィールドGF及びコントロールパネル2は、筐体CBの上部側に設けられている。コントロールパネル2は、ユーザの各種の操作の入力に使用される。コントロールパネル2には、例えば、操作ボタン41、テンキーパッド42、及びカードリーダ43が設けられている。操作ボタン41及びテンキーパッド42は、例えば、ゲームモードやゲーム環境等の設定操作の入力に使用される。カードリーダ43は、ユーザが所持するカード(不図示)に記録された各種情報を読み取るための周知の装置である。カードは、各種情報として、例えば、カードIDを記録していてもよい。カードIDは、カード毎にユニークなIDである。また、カードIDは、ユーザの認証に利用されるべき識別情報の一種として使用されてもよい。なお、コントロールパネル2には、その他にも業務用のゲーム機が備える各種の入力装置或いは出力装置が設けられていてよい。
ゲームフィールドGFは、ユーザがゲームをプレイするためのフィールドである。ゲームフィールドGFは、盤面11、壁面GW、及び側面カバー19を備えている。壁面GW及び側面カバー19は、ボールBの移動範囲を制限し、ボールBのゲームフィールドGFからの飛び出しを抑制するために設けられている。具体的には、側面カバー19は、ボールBの側面方向の移動を制限し、ゲームフィールドGFの側面を形成するように、ゲームフィールドGFの左右の側面に配置されている。一方、壁面GWは、ボールBの奥行き方向の移動を制限し、ゲームフィールドGFの奥側の壁面を形成するように、ゲームフィールドGFの奥側に配置されている。また、ボールBの一例として、樹脂で成形された卓球のボールが使用される。なお、ゲームフィールドGFには、例えば、その他にもボールBの上方の移動を制限する天面カバー(不図示)等が設けられていてもよい。
一方、壁面GWには、モニタ16、スピーカーユニット17、及びカメラ18が設けられている。モニタ16は、ゲーム進行に関する情報や各種イベント発生時の演出等を表示する。モニタ16として例えば、液晶ディスプレイ装置等の周知の表示装置が利用されてよい。また、例えば、表示装置としてプロジェクタ装置が利用され、これにより壁面GWに各種映像が表示され、壁面GWがスクリーンとして機能してもよい。この場合、プロジェクタ装置は、壁面GWに映像を投影可能な任意の位置に設置されてよい。スピーカーユニット17は、ゲームプレイ時の演出のための効果音や音声を出力する。カメラ18は、ゲーム機1の正面側に向けて設置され、ゲームフィールドGF及びゲームをプレイするユーザを撮像する。撮像した映像は、一例として、モニタ16にて表示されてよい。
盤面11は、ゲームフィールドGFの底面を形成するように設けられている。盤面11には、スタートパッド12、複数の中間パッド13、ゴール部14、仕切り板SP、ボール回収機構(不図示)、及びボール排出口15が設けられている。仕切り板SPは、盤面11上のボールBをボール回収機構に案内するための仕切りである。ボール回収機構は、盤面11上のボールBを回収するための周知の機構である。ボール回収機構は、一例として、スタートパッド12の下方に配置される。
スタートパッド12及び各中間パッド13は、ボールBの跳ね返りに使用される。具体的には、スタートパッド12は、最初に接触させてボールBを跳ね返らせるべきパッドとして使用される。したがって、スタートパッド12は、盤面11の手前側、つまりコントロールパネル2の近くに配置される。一方、各中間パッド13は、スタートパッド12で跳ね返った後にボールBを跳ね返させるべきパッドとして使用される。したがって、各中間パッド13は、例えば、スタートパッド12で跳ね返ったボールBが接触できるように、盤面11のゴール部14の周囲に配置される。また、各中間パッド13は、一例として、配置する位置及び数、盤面11上の高さ並びにボールBと接触させるべき面の向きを変更可能に構成されている。
また、スタートパッド12及び各中間パッド13は、反発部材としての接触板21を備えている。接触板21は、ボールBと接触し、これを跳ね返すように、反発面(表面)を形成する。接触板21は、スタートパッド12と各中間パッド13との間で互いに形状及び大きさが相違している。一例として、スタートパッド12の接触板21は、半円形の反発面を提供するように半円形状に形成され、各中間パッド13よりもボールBとの接触面積が広い。一方、各中間パッド13の接触板21は、一例として円形の反発面を提供するように円形状に形成されている。また、各中間パッド13の構成は、更に後述する。なお、スタートパッド12及び中間パッド13の位置等並びに接触板21の形状等は適宜に設定されてよい。
スタートパッド12及び各中間パッド13には、ボール検出センサS(図4参照)が設けられている。ボール検出センサSは、各パッド12、13とボールBとの接触、つまり各パッド12、13でのボールBの跳ね返りを検出する。ボール検出センサSとして、例えば、ボールBが跳ね返る衝撃を検出する圧電センサが使用される。なお、ボール検出センサSとして、その他にもボールBの接触を検出可能な各種の周知なセンサが採用されてよい。例えば、このような周知なセンサとして、スイッチ等の接触センサ、ボールBの各パッド12、13への進入を検出する赤外線センサ等の光電センサが使用されてもよい。
ゴール部14は、ボールBが到達すべき位置として機能する。ゴール部14は、ボールBを収納し、回収するように構成されている。具体的には、ゴール部14には、ボールBを回収し易いように、じょうご型の形状のカップ31が設けられている。また、カップ31の中央付近には、開口部31aが設けられている。開口部31aは、ボールガイド34に接続されている。ボールガイド34は、ボールBを盤面11に案内するように下方に延びている。また、ボールガイド34の下側、つまり盤面11付近には、リリース口HL(図1参照)が設けられている。リリース口HLは、ボールガイド34によって案内されるボールBを盤面11に戻すための開口である。したがって、ゴール部14に回収されたボールBは、開口部31aを介してボールガイド34に導かれて落下し、リリース口HLを介して盤面11に戻され、ボール回収機構に回収される。
また、ボールガイド34には、通過するボールBを検出するためのボール検出センサ(不図示)が設けられている。ボール検出センサとして、例えば、赤外線センサ等の光電センサや、接触センサ等の各種の周知なセンサが使用されてよい。そして、ボール検出センサがボールBの通過を検出した場合には、得点が付与される。なお、各パッド12、13及びゴール部14には、その他にも各種の入力装置或いは出力装置が設けられていてよい。例えば、出力装置の一例として、各パッド12、13及びゴール部14には、LED等の発光部材23が設けられていてもよい。そして、発光部材23が、ボールBとの接触或いはボールBの通過に伴って発光することにより、ボールBとの接触或いはゴールが演出されてもよい。一例として、発光部材23は、図2の例の網掛け表示されている部分に設けられていてもよい。
一方、ボール排出口15は、ボール回収機構に貯留されたボールBを排出し、ユーザに供給する。ボール排出口15は、スタートパッド12の下方に設けられる。また、ゴール部14を通過しないボールB、つまりゴールに失敗したボールBがスタートパッド12の下方に戻されるように、盤面11には傾斜が形成されている。具体的には、盤面11には手前側(コントロールパネル2側)が奥側(壁面GW側)よりも低くなるように傾斜が形成されている。なお、例えば、プレイ中において、ボールガイド34にて案内されるボールBがボール回収機構に回収されず、ゲームフィールドGFに戻るように構成されていてもよい。
次に、図1及び図2を更に参照して、ゲーム機1が提供する投球ゲームの概要について説明する。まず投球ゲームの基本ルールを説明する。ユーザによってプレイ料金に対応するコインがコイン投入口3から投入され、コントロールパネル2を介してゲームモード等が設定されると、ボール排出口15からボールBが排出され、ゲームが開始される。ゲームが開始されると、ユーザは、ゲーム機1の正面に立ってボールBをスタートパッド12に向けて投げる。ボールBは、ユーザが投げることにより移動方向が決定され、ゲームフィールドGF上を移動する。より具体的には、スタートパッド12でボールが跳ね返り、各中間パッド13を経由してボールBがゴール部14を通過するように、ユーザはボールBを投げる。そして、ボールBがゴール部14を通過した場合には、得点が付与される。投球ゲームは、一例として、このような基本ルールでプレイされる。
また、投球ゲームには、各種のゲームモードが用意されている。これらのゲームモードは、ユーザによって適宜に設定されてよい。ゲームモードとして、例えば、指定された中間パッド13に当てつつゴール部14のカップ31に入れるレベルアップゲームや、ゲームの得点を競うカウントアップゲーム、所定時間内にカップ31にどれだけボールBを入れられるかを競うタイムアタックゲーム等が用意されている。一例として、投球ゲームは、これらのゲームモードを通じて、上述の基本ルールによりプレイされる。
次に、図3〜図6を参照して、各中間パッド13の構成について更に説明する。上述のように、投球ゲームには、各種のゲームモードが用意されている。ゲームモードによっては、複数の中間パッド13の経由が指定される場合がある。また、経由されるべき各中間パッド13は、互いに離れて位置しているほど高く評価される場合が多い。このような場合、各中間パッド13は、高い反発力を有している方が好ましい。一方で、タイムアタック等では、各中間パッド13を経由しつつも素早くゴール部14にボールBが到達することが要求される場合もある。この場合、例えば、ゴール部14の隣に位置する中間パッド13を経由して素早くボールBがゴール部14に到達する場合の方が遠くの中間パッドを経由する場合よりも時間のロスは少ない。この場合、中間パッド13はボールBを隣のゴール部14まで反発させるに過ぎないので、あまり高い反発率は中間パッド13に要求されない。つまり、各中間パッド13には、状況によって異なる反発率が要求され得る。このような要求を実現するために、各中間パッド13は、場所によって異なる反発率を提供するように構成されている。
図3は、中間パッド13を拡大して模式的に示す図である。図3に示すように、各中間パッド13は、上述の接触板21及び基部51を備えている。接触板21は、表面21aが略平坦になるように、プラスチック等の樹脂で形成された板状の部材である。接触板21は、固定部材により、基部51に取り付けられる。一例として、接触板21には、基部51への取り付け用に、取付部としての4つの取付孔21bが設けられている。各取付孔21bには、固定部材の一例として、ネジ52が挿入される。そして、接触板21は、各取付孔21bを介して、ネジ52により基部51に取り付けられ、固定される。
一方、基部51は、各中間パッド13の盤面11への固定に使用される。つまり、基部51を介して、接触板21は、各種の向きや高さで盤面11に取り付けられ、固定される。また、基部51は、支柱部53及び設置部54を含んでいる。支柱部53は接触板21の取り付けに、設置部54は盤面11への取り付けに、それぞれ使用される。設置部54は、四隅が曲率を有するように面取りされた矩形に形成されている。設置部54の四隅には、取り付け用の孔54aが設けられている。孔54aには、設置部54を盤面11に取り付けるためにネジ等の固定部材が挿入される。
図4は、接触板21及び基部51を取り外した状態の中間パッド13を下から見た場合を模式的に示す図である。図4に示すように、支柱部53は、高さを変更するために伸縮可能に構成されている。また、支柱部53には、板取付部55が設けられている。板取付部55は、接触板21の取り付けに使用される。具体的には、板取付部55は、支柱部53の上部側、つまり設置部54の反対側に配置されている。板取付部55は、設置部54と同様に、四隅が曲率を有するように面取りされた矩形に形成されている。一方、板取付部55の面積は、設置部54の面積よりも大きい。また、板取付部55の四隅には、各取付孔21bに対応するように、取り付け用の孔55aが設けられている。孔55aには、接触板21を挟んでネジ52が挿入される。これにより、接触板21が板取付部55に取り付けられる。さらに、板取付部55は、取り付けられた接触板21の向きを調整するために、角度調整可能に構成されている。
一方、接触板21には、裏面21c側に上述のボール検出センサSが設けられている。また、上述の取付孔21bは、裏面21cまで貫通されている。さらに、接触板21の裏面21cには、接触板21の表面21aの剛性を補強するために、リブRMが設けられている。また、接触板21は、リブRMも含め、一体成型により形成されている。リブRMは、裏面21cと直交するように延びている。接触板21には、表面21aの厚さ及びリブRMによって剛性が設定される。したがって、表面21aの厚さが均一の場合には、リブRMの形状や密度によって接触板21の表面21aに異なる剛性が設定される。そして、リブRMは、接触板21に互いに剛性の相違する第1反発部PO1及び第2反発部PO2を形成するように設けられている。
具体的には、リブRMは、複数の円周方向リブRM1及び半径方向リブRM2を含んでいる。各円周方向リブRM1は、裏面21cをリング状に分割するように円周方向に形成されたリブRMである。各円周方向リブRM1は、徐々に直径が広がる各円を形成するように、裏面21cの中心部付近から外周に向かって所定の間隔で裏面21cの全体に亘って設けられている。
一方、各半径方向リブRM2は、裏面21cの中心部から放射状に延びるように半径方向に形成されたリブRMである。換言すれば、各半径方向リブRM2は、各円周方向リブRM1と交差(微細レベルでは略直交)するように形成れるリブRMである。また、各半径方向リブRM2は、裏面21cの一部、つまり第2反発部PO2に対応する裏面21cにのみ設けられている。より具体的には、各半径方向リブRM2は、所定の直径を形成する特定の円周方向リブRM1を基準に、この特定の円周方向リブRM1の外側に設けられている。結果として、裏面21cには、各円周方向リブRM1及び各半径方向リブRM2の両方を含む部分、及び各円周方向リブRM1は設けられているものの各半径方向リブRM2が省略されている部分が形成される。そして、前者が第2反発部PO2に、後者が第1反発部PO1に、それぞれ対応する。また、ボール検出センサS及び取付孔21bは、いずれも第2反発部PO2に設けられている。
図5〜図7を参照して、接触板21の裏面21c側について更に説明する。図5は、板取付部55に取り付けられる前の接触板21の裏面21c側を模式的に示す平面図である。図5に示すように、第1反発部PO1は、裏面21cの中心を含む中心部分に位置するように円形状に形成される。一方、第2反発部PO2は、第1反発部PO1を囲むように、第1反発部PO1の周囲に帯状に形成される。より具体的には、特定の円周方向リブRM1sの内側に第1反発部PO1が、外側に第2反発部PO2が、それぞれ形成されている。
第1反発部PO1には、各円周方向リブRM1が、所定の間隔として略等間隔で配置されている。一方、第2反発部PO2には、複数の円周方向リブRM1及び半径方向リブRM2の両方が交差するように設けられている。この交差により、第2反発部PO2の裏面21cは、複数の分割面Cに分割される。つまり、各円周方向リブRM1と各半径方向リブRM2との間には、分割面Cが形成される。そして、各円周方向リブRM1は、第2反発部PO2において、所定の間隔として、分割面Cの面積が略同等となる間隔で配置されている。
図6及び図7を参照して、各円周方向リブRM1の間隔について更に説明する。図6は、リブRMの一部を拡大して模式的に示す図である。図6に示すように、第2反発部PO2において、各半径方向リブRM2は、特定の円周方向リブRM1sを略等間隔に分割するように、配置されている。つまり、各半径方向リブRM2は、特定の円周方向リブRM1sにおいて略等しい間隔SD1で配置されている。一方で、各半径方向リブRM2は、放射状に半径方向に延びている。このため、各半径方向リブRM2は、外周に向かうほど互いの間隔が広がる。具体的には、特定の円周方向リブRM1s側の間隔SD1よりも外周側の間隔SD2の方が大きい。このため、各円周方向リブRM1が等間隔に配置される場合には、外周に向かうほど分割面Cの面積は広くなってしまう。したがって、第2反発部PO2では、各分割面Cの面積が略同等となるように、各円周方向リブRM1は、所定の間隔として、裏面21cの中心から離れるに従って徐々に狭くなる間隔で配置されている。
図7は、図5におけるVII―VII線に関する断面図を模式的に示す図である。図7に示すように、各円周方向リブRM1の間隔RDは、第1反発部PO1と第2反発部PO2との間で相違している。具体的には、第1反発部PO1では、各円周方向リブRM1の間隔RD1は、互いに等しい。一方、第2反発部PO2では、各円周方向リブRM1の間隔RD2は、中心CL側では、第1反発部PO1の間隔RD1よりも大きい。そして、第2反発部PO2の間隔RD2は、外周側に向かうに従って小さくなっている。つまり、第2反発部PO2の間隔RD2は、中心CL側が最も大きく、外側が最も小さい。一例として、第2反発部PO2では、このように分割面Cの面積が等しくなるように、各円周方向リブRM1が配置されている。
また、表面21aの厚さDLは、略均一に形成されている。同様に、リブRMの幅WLもほぼ等しく形成されている。つまり、各円周方向リブRM1及び各半径方向リブRM2の幅WLは互いに等しい。結果として、リブRMの密度に応じて表面21aの剛性が設定される。そして、第2反発部PO2には各円周方向リブRM1及び各半径方向リブRM2の両方が設けられる一方で、第1反発部PO1には各半径方向リブRM2は設けられていない。つまり、第2反発部PO2の方が第1反発部PO1よりもリブRMの密度が高い。したがって、第2反発部PO2には第1反発部PO1よりも大きな剛性が設定される。また、第1反発部PO1には、等間隔で各円周方向リブRM1が配置されている。したがって、第1反発部PO1における剛性も略均一に設定されている。同様に、第2反発部PO2には、分割面Cの面積が等しくなるように各円周方向リブRM1及び各半径方向リブRM2が配置されている。したがって、第2反発部PO2における剛性も略均一に設定されている。
図8は、接触板21の表面21aの反発率を説明するための説明図である。図8の例の第1破線BL1及び第2破線BL2は、ボールBが同じ速度及び角度で表面21aに接触した場合のボールBの跳ね返りの軌跡を模式的に示している。また、図8の例の網掛けは、第1反発部PO1を示している。反発率は、剛性によって設定される。また、剛性が高いほど反発率は高い。そして、第2反発部PO2には第1反発部PO1よりも大きな剛性が設定されている。したがって、図8に示すように、第2破線BL2の軌跡を描くボールBの方が第1破線BL1の軌跡を描くボールBよりも、より高くより遠くまで跳ねる。つまり、第2反発部PO2の方が第1反発部PO1よりも反発率が高い。このように、同じ速度及び角度でボールBが接触板21に接触したときには、第2反発部PO2に接触した場合の方がボールBはより高く、或いはより遠くまで跳ね返る。一例として、このような構成の接触板21が各中間パッド13には取り付けられている。
以上に説明したように、この形態によれば、互いに剛性の相違する第1反発部PO1及び第2反発部PO2を含む接触板21が各中間パッド13に設けられている。したがって、このような接触板21を通じて、第1反発部PO1及び第2反発部PO2という場所の相違によって異なる反発率でボールBを跳ね返させることができる。結果として、このような接触板21を通じて、不均一な反発率を積極的に提供することができる。より具体的には、接触板21の剛性は、中心CL付近の第1反発部PO1よりも、その周囲の第2反発部PO2の方が高い。したがって、接触板21の中心CL付近よりも、その周辺においてより高い反発率を実現することができる。これにより、このような不均一な反発率を積極的に利用する新しいゲームモードを含む、新しい投球ゲームを提供することができる。
また、接触板21の剛性は、裏面21cの各円周方向リブRM1及び各半径方向リブRM2によって設定されている。そして、各円周方向リブRM1及び各半径方向リブRM2は、第1反発部PO1及び第2反発部PO2のそれぞれにおいて、均一の剛性を設定するように、設けられている。したがって、第1反発部PO1内及び第2反発部PO2内では、反発率を均一にすることができる。これにより、第1反発部PO1及び第2反発部PO2における跳ね返りに予測性を持たせることができる。
さらに、接触板21は、別部材として各中間パッド13に取り付けられている。したがって、接触板21を容易に取り換えることができる。これにより、例えば、接触板21を異なる反発率の相違を有する他のものに取り換えることができるので、反発率の相違のバリエーションを増やすことができる。これらにより、投球ゲームの興趣性を向上させることができる。
一方、接触板21は、リブRMも含め、一体成型により形成されている。したがって、別部材によりリブRMを設ける場合に比べて部品点数を抑制することができる。同様に、剛性の相違を設定するために、第1反発部PO1及び第2反発部PO2に異なる材質を使用する場合と比べても部品点数を抑制することができる。結果として、他の場合に比べて、形成時間やコストの抑制を比較的容易に実現することができる。
本発明は上述の各形態に限定されず、適宜の形態にて実施することができる。例えば、上述の形態では、各半径方向リブRM2の有無によって第1反発部PO1と第2反発部PO2との間に剛性の相違が設定されている。しかし、剛性の相違の設定は、このような形態に限定されない。例えば、単に、各円周方向リブRM1の密度の相違により、第1反発部PO1と第2反発部PO2との間に剛性の相違が設定されてもよい。具体的には、各円周方向リブRM1間の間隔の相違により、第1反発部PO1第2反発部PO2との間に剛性の相違が設定されてもよい。或いは、リブRM等の厚さの相違等により、第1反発部PO1と第2反発部PO2との間に剛性の相違が設定されてもよい。また、当然に分割面Cの面積(リブの密度)及び表面21aの厚さの組み合わせによって剛性の相違が設定されてもよい。したがって、接触板21が一体成型により形成される形態にも限定されない。接触板21は、各種の形成方法によって実現されてよい。
上述の形態では、各中間パッド13の接触板21は、円形に形成されている。しかし、接触板21の形状は、このような形態に限定されない。例えば、スタートパッドのように半円形状に構成されていてもよいし、矩形に形成されていてもよい。つまり、接触板21の形状として、各種の形状が採用されてよい。
上述の形態では、反発部材として、各中間パッド13に別部材として取り付けられる接触板21が採用されている。しかし、反発部材は、このような形態に限定されない。例えば、盤面11の一部が接触板21として機能してもよい。つまり、反発部材は、一体的に盤面11、或いはゲーム機1自体に設けられていてもよい。この場合、反発部材の取り付けが不要のため、取り付けに伴う剛性の変化が生じない。したがって、意図した反発率の相違を容易に実現することができる。
また、接触板21等、反発部材が別部材として取り付けられる場合には、取付後において剛性が略同等となるように、第1反発部PO1及び第2反発部PO2に剛性の相違が設定されていてもよい。この場合、剛性の変化を伴う取付後においても略同等の反発率を提供することができる。例えば、スタートパッド12の接触板21には、このような剛性の相違が第1反発部PO1及び第2反発部PO2に設定された接触板が採用されていてもよい。なお、例えば、スタートパッド12に均一な反発率が要求される場合には、スタートパッド12の剛性は、上述の通り、リブRMの密度等により予め均一になるように設定されてもよい。つまり、例えば、スタートパッド12に均一な反発率が要求される場合には、リブRMの密度等により均一な剛性が予め設定されている接触板がスタートパッド12として使用されてもよい。
上述の形態では、ボールBは、ユーザによって直接ゲームフィールドGFに投げられている。しかし、本発明は、このような形態に限定されない。例えば、ボールBは、投入装置を利用して間接的に投入されてもよい。一例として、投入装置が利用される場合には、ユーザによってボールBの投入方向や初速等が調整されてもよく、このような調整に基づいてボールBが自動的に連射されてもよい。
上述の形態では、遊技媒体として卓球のボールBが利用されている。しかし、遊技媒体は、このような形態に限定されない。例えば、遊技媒体として、テニスボールやゴルフボール等の各種スポーツ用のボールが利用されてもよいし、或いは様々な大きさのゴムボールや革製のボール等が利用されてもよい。ゴムボールは、ボール表面の占める領域によって反発係数が異なるように形成されていてもよい。この場合、ボールBの跳ね返りが予測できずゲーム性が多様化する。さらに、ボールは球形のものにも限定されない。例えば、ボールとして、ラグビーボールのような、非球形のボールが利用されてもよい。非球形のボールが利用される場合には、跳ね返りの予測が難しい。したがって、ボールをゴール部14に入れるための難易度が高くなる。結果として、この場合にもゲーム性の多様化を実現することができる。このように、遊技媒体として、各種の態様のものが採用されてよい。
同様に、接触板21等の反発部材を利用するゲームも上述の投球ゲームに限定されない。例えば、バスケットボールやアメリカンフットボール等、各種のスポーツゲームを題材にするゲーム機に接触板21等の反発部材は利用されてよい。このような既存のゲームを題材にするゲーム機においても、反発部材を通じて不均一な反発率を提供することにより、新たな興趣性を付加することができる。また、反発部材が設けられるゲーム機は、このようなスポーツゲームを題材にするゲーム機にも限定されない。接触板21等の反発部材は、遊技媒体の跳ね返りを利用するゲームを提供する限り、各種のゲームを提供するゲーム機に設けられてよい。
以下に、上述の内容から得られる本発明の一例を記載する。なお、以下の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明のゲーム機(1)は、跳ね返り部(12、13)における遊技媒体(B)の跳ね返りを利用してプレイされるゲームを提供するゲーム機であって、互いに剛性が相違する第1反発部(PO1)及び第2反発部(PO2)を含み、前記第1反発部及び前記第2反発部が前記跳ね返り部を形成するように配置される少なくとも一つの反発部材(13)が設けられている、ものである。
本発明によれば、互いに剛性が相違する第1反発部及び第2反発部を含む反発部材が設けられている。また、第1反発部及び第2反発部は、跳ね返り部を形成するように配置される。そして、剛性は、反発率に影響を与える。より具体的には、剛性が高いほど、反発率が高い傾向にある。つまり、互いに剛性が相違する第1反発部及び第2反発部を含む反発部材によって反発率の異なる跳ね返り部を実現することができる。これにより、第1反発部及び第2反発部という場所の相違によって異なる反発率で遊技媒体を跳ね返らせることができる。つまり、不均一な反発率を積極的に提供することができる。結果として、このような不均一な反発率を積極的に利用する新しいゲームを提供することができる。一方で、反発部材が別部材として取り付けられている場合には、取付後の変化を考慮した剛性の相違を第1反発部及び第2反発部に設定することにより、取付後に均一な剛性を提供することもできる。これらにより、各種の反発率で遊技媒体を跳ね返らせることができる反発部材を有するゲーム機を提供することができる。
本発明のゲーム機の一態様において、前記反発部材は、取付部(21b)を有し、当該取付部を介して取り付けられていてもよい。この場合、反発部材を容易に取り換えることができる。例えば、反発部材を、これとは設定される剛性が相違する他の反発部材に容易に取り換えることができる。これにより、反発率の相違のバリエーションを増やすことができる。また、第1反発部及び第2反発部の剛性の相違は、どのように設定されてもよい。例えば、この態様において、前記取付部は、前記第1反発部或いは前記第2反発部の少なくともいずれか一方に設けられ、前記第1反発部及び前記第2反発部の剛性の相違は、前記取付部を介して取り付けられることにより、互いに略同等となるように設定されていてもよい。或いは、本発明のゲーム機の一態様において、前記第1反発部及び前記第2反発部の剛性は、前記第2反発部の剛性の方が前記第1反発部の剛性よりも大きくなるように、互いに相違していてもよい。
また、第1反発部及び第2反発部は、どのように配置されていてもよい。例えば、本発明のゲーム機の一態様において、前記第2反発部は、前記第1反発部を囲むように、前記第1反発部の周囲に設けられていてもよい。また、この態様において、前記反発部材は、前記跳ね返り部として前記第1反発部及び前記第2反発部が円形の表面(21a)を形成するように、円形状に形成され、前記第1反発部は、前記表面の中心部分に位置するように円形状に設けられ、前記第2反発部は、前記第1反発部を囲むように、前記第1反発部の周囲に帯状に設けられていてもよい。
また、第1反発部及び第2反発部の剛性は、各種の態様で設定されてよい。例えば、本発明のゲーム機の一態様において、前記第1反発部及び前記第2反発部の裏面(21c)には、前記第1反発部及び前記第2反発部の剛性を設定するためのリブ(RM)が設けられていてもよい。また、この態様において、前記裏面には、当該裏面をリング状に分割するように円周方向に形成される複数の円周方向リブ(RM1)が前記リブとして設けられていてもよい。さらに、この態様において、前記裏面には、前記複数の円周方向リブとそれぞれ交差することにより当該裏面を複数の分割面(C)に分割するように半径方向に延びる複数の半径方向リブ(RM2)が前記リブとして前記第2反発部に更に設けられる一方で、前記第1反発部では前記複数の半径方向リブが省略されていてもよい。この場合、複数の半径方向リブの有無により、第1反発部と第2反発部との間に剛性の相違を設定することができる。具体的には、例えば、複数の半径方向リブの有無により、第2反発部の剛性を第1反発部の剛性よりも大きくすることができる。
また、本発明の複数の円周方向リブが設けられる態様において、前記複数の半径方向のリブは、前記第2反発部に略等間隔(SD1)で設けられ、前記複数の円周方向のリブ間には、前記分割面の面積が互いに略同等となるように、前記第2反発部において中心から離れるに従って徐々に狭くなる間隔(RD2)が設定されていてもよい。この場合、リブの密度を第2反発部内において均一にすることができる。これにより、第2反発部内では反発率を均一にすることができる。結果として、第2反発部の反発率に予測性を持たせることができる。また、この態様において、前記複数の円周方向のリブは、前記第1反発部において略等間隔(RD1)で設けられていてもよい。この場合、リブの密度を第1反発部内においても均一にすることができる。これにより、第1反発部内でも反発率を均一にすることができるので、第1反発部の反発率にも予測性を持たせることができる。
また、本発明のリブが設けられる態様において、前記第1反発部及び前記第2反発部は、前記リブとともに一体成型により形成されていてもよい。この場合、別部材によりリブを設ける場合に比べて部品点数を抑制することができる。また、材質の異なる別部材によって剛性の相違を設定する場合と比べても同様に部品点数を抑制することができる。結果として、他の場合に比べて、形成時間やコストの抑制を比較的容易に実現することができる。
本発明のゲーム機の一態様において、前記遊技媒体が通過した場合に得点が付与される通過部(14)が更に設けられ、前記遊技媒体として、ボール(B)が利用されてもよい。この場合、例えば、各種の反発率で遊技媒体を跳ね返らせて得点を競うタイプのゲームを実現することができる。
また、適宜の数の反発部材が設けられていてよい。例えば、本発明のゲーム機の一態様において、前記少なくとも一つの反発部材として、複数の反発部材が設けられていてもよい。
1 ゲーム機
12 スタートパッド(跳ね返り部)
13 中間パッド(跳ね返り部)
14 ゴール部(通過部)
21 接触板(反発部材)
21a 表面
21b 取付孔(取付部)
21c 裏面
B ボール(遊技媒体)
C 分割面
PO1 第1反発部
PO2 第2反発部
RM リブ
RM1 円周方向リブ
RM2 半径方向リブ

Claims (12)

  1. 跳ね返り部における遊技媒体の跳ね返りを利用してプレイされるゲームを提供するゲーム機であって、
    互いに剛性が相違する第1反発部及び第2反発部を含み、前記第1反発部及び前記第2反発部が前記跳ね返り部を形成するように配置される少なくとも一つの反発部材が設けられ、
    前記反発部材は、取付部を有し、当該取付部を介して取り付けられ、
    前記取付部は、前記第1反発部或いは前記第2反発部の少なくともいずれか一方に設けられ、
    前記第1反発部及び前記第2反発部の剛性の相違は、前記取付部を介して取り付けられることにより、互いに略同等となるように設定されている、ことを特徴とするゲーム機。
  2. 跳ね返り部における遊技媒体の跳ね返りを利用してプレイされるゲームを提供するゲーム機であって、
    互いに剛性が相違する第1反発部及び第2反発部を含み、前記第1反発部及び前記第2反発部が前記跳ね返り部を形成するように配置される少なくとも一つの反発部材が設けられ、
    前記第2反発部は、前記第1反発部を囲むように、前記第1反発部の周囲に設けられている、ゲーム機。
  3. 前記第1反発部及び前記第2反発部の剛性は、前記第2反発部の剛性の方が前記第1反発部の剛性よりも大きくなるように、互いに相違している、請求項2に記載のゲーム機。
  4. 前記反発部材は、前記跳ね返り部として前記第1反発部及び前記第2反発部が円形の表面を形成するように、円形状に形成され、
    前記第1反発部は、前記表面の中心部分に位置するように円形状に設けられ、
    前記第2反発部は、前記第1反発部を囲むように、前記第1反発部の周囲に帯状に設けられている、請求項2又は3に記載のゲーム機。
  5. 前記第1反発部及び前記第2反発部の裏面には、前記第1反発部及び前記第2反発部の剛性を設定するためのリブが設けられている、請求項に記載のゲーム機。
  6. 前記裏面には、当該裏面をリング状に分割するように円周方向に形成される複数の円周方向リブが前記リブとして設けられている、請求項に記載のゲーム機。
  7. 前記裏面には、前記複数の円周方向リブとそれぞれ交差することにより当該裏面を複数の分割面に分割するように半径方向に延びる複数の半径方向リブが前記リブとして前記第2反発部に更に設けられる一方で、前記第1反発部では前記複数の半径方向リブが省略されている、請求項に記載のゲーム機。
  8. 前記複数の半径方向のリブは、前記第2反発部に略等間隔で設けられ、
    前記複数の円周方向のリブ間には、前記分割面の面積が互いに略同等となるように、前記第2反発部において中心から離れるに従って徐々に狭くなる間隔が設定されている、請求項に記載のゲーム機。
  9. 前記複数の円周方向のリブは、前記第1反発部において略等間隔で設けられている、請求項に記載のゲーム機。
  10. 前記第1反発部及び前記第2反発部は、前記リブとともに一体成型により形成されている、請求項のいずれか一項に記載のゲーム機。
  11. 前記遊技媒体が通過した場合に得点が付与される通過部が更に設けられ、
    前記遊技媒体として、ボールが利用されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載のゲーム機。
  12. 前記少なくとも一つの反発部材として、複数の反発部材が設けられている、請求項1〜11のいずれか一項に記載のゲーム機。
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