JP6008410B2 - スケジューリング装置、スケジューリングシステム、スケジューリング方法、及びプログラム - Google Patents

スケジューリング装置、スケジューリングシステム、スケジューリング方法、及びプログラム Download PDF

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Description

(関連出願についての記載)
本発明は、日本国特許出願:特願2012−245167号(2012年11月7日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、スケジューリング装置、スケジューリングシステム、スケジューリング方法、及びプログラムに関する。特に、作業員、及び資材を含むリソースのスケジューリング装置、スケジューリングシステム、スケジューリング方法、及びプログラムに関する。
製品の保守サービスにおいて、障害発生時に、迅速に障害復旧を行うことは重要である。そのため、ユーザから障害発生の連絡があった場合には、作業員が、迅速に障害発生場所に到着することが求められる。
特許文献1において、昇降機設備に故障が発生した場合、障害発生場所へ早期に到着可能、かつ復旧に対応可能な保守員を選定する技術が開示されている。
特許文献2において、障害対策に必要なスキルを所有する保守員の中から、障害地点まで移動する所要時間が最短の保守員を選択する技術が開示されている。特に、特許文献2に開示される技術では、保守員は、必要な資材を調達した後に、障害地点まで移動する。
特開2011−057308号公報 特開2004−295717号公報
なお、上記先行技術文献等の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。以下の分析は、本発明の観点からなされたものである。
上述の通り、製品の保守サービスにおいて、作業員は、迅速に、障害発生場所に到着することが求められる。さらに、障害復旧作業には、資材が必要な場合がある。その場合、迅速に、作業員、及び資材が、障害発生場所に到着することが求められる。
また、障害の内容、及び作業員の能力によっては、複数の作業員が、協力して作業することが必要となる。また、障害の内容によっては、複数の資材が必要となる。そして、それらの資材が、異なる場所に保管されている場合がある。その場合、複数の保管場所から、資材を調達することが求められる。
特許文献1において開示された技術では、複数の作業員が協力して作業することについては、考慮されていない。また、特許文献2において開示された技術では、複数の保管場所から資材を調達する場合、作業員が、複数の保管場所から資材を調達した後、障害発生場所へ移動する。そのため、特許文献2において開示された技術では、各保管場所の距離が離れている場合、作業員は、迅速に障害発生場所へ到着できない恐れがある。従って、特許文献1、2に開示された技術では、障害内容によっては、障害復旧に必要なリソース(人材、資材)が、迅速に障害発生場所に到着できない。
本発明は、リソースの状況に応じて、適切なリソースを迅速に機能させることに貢献するスケジューリング装置、スケジューリングシステム、スケジューリング方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の視点によれば、保守対象機器の保守要件を取得する保守要件取得部と、少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースの能力情報を取得するリソース能力情報取得部と、前記リソースの移動時間を推定する移動時間推定部と、前記保守要件、前記能力情報に基づいて、2以上の作業員を含む、前記リソースを含むリソースパターンを生成するリソースパターン生成部と、前記リソースパターンに応じた前記移動時間と、前記保守対象機器に応じて、前記リソースパターンを構成する作業員の組み合わせ毎に決定される作業時間と、の合計時間に基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する完了時刻推定部と、前記完了時刻推定部が推定した前記完了予定時刻に基づいて、前記リソースパターンの優先順位を決定する優先順位決定部と、をえるスケジューリング装置が、提供される。
本発明の第2の視点によれば、保守要件を管理する保守対象情報データベースと、少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースに関する情報を管理するリソース情報データベースと、前記リソースを管理するスケジューリング装置と、を含み、
前記スケジューリング装置は、保守対象機器の前記保守要件を取得する保守要件取得部と、前記リソースの能力情報を取得するリソース能力情報取得部と、前記リソースの移動時間を推定する移動時間推定部と、前記保守要件、前記能力情報に基づいて、2以上の作業員を含む、前記リソースを含むリソースパターンを生成するリソースパターン生成部と、前記リソースパターンに応じた前記移動時間と、前記保守対象機器に応じて、前記リソースパターンを構成する作業員の組み合わせ毎に決定される作業時間と、の合計時間に基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する完了時刻推定部と、前記完了時刻推定部が推定した前記完了予定時刻に基づいて、前記リソースパターンの優先順位を決定する優先順位決定部と、をえるスケジューリングシステムが、提供される。
本発明の第3の視点によれば、スケジューリング装置が、保守対象機器の保守要件を取得する工程と、少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースの能力情報を取得するリソース工程と、前記リソースの移動時間を推定する移動時間推定工程と、前記保守要件、前記能力情報に基づいて、2以上の作業員を含む、前記リソースを含むリソースパターンを生成するリソースパターン生成工程と、前記リソースパターンに応じた前記移動時間と、前記保守対象機器に応じて、前記リソースパターンを構成する作業員の組み合わせ毎に決定される作業時間と、の合計時間に基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する工程と、前記完了予定時刻に基づいて、前記リソースパターンの優先順位を決定する優先順位決定工程と、を含むスケジューリング方法が、提供される。
なお、本方法は、作業員、及び資材を含むリソースのスケジューリング装置という、特定の機械に結び付けられている。
本発明の第4の視点によれば、保守対象機器の保守要件を取得する処理と、少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースの能力情報を取得するリソース処理と、前記リソースの移動時間を推定する移動時間推定処理と、前記保守要件、前記能力情報に基づいて、2以上の作業員を含む、前記リソースを含むリソースパターンを生成するリソースパターン生成処理と、前記リソースパターンに応じた前記移動時間と、前記保守対象機器に応じて、前記リソースパターンを構成する作業員の組み合わせ毎に決定される作業時間と、の合計時間に基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する処理と、前記完了予定時刻に基づいて、前記リソースパターンの優先順位を決定する優先順位決定処理と、をスケジューリング装置を制御するコンピュータに実行させるプログラムが、提供される。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、リソースの状況に応じて、適切なリソースを迅速に機能させることに貢献するスケジューリング装置、スケジューリングシステム、スケジューリング方法、及びプログラムが、提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係るスケジューリングシステム1の全体構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係るスケジューリング装置2の内部構成の一例を示す図である。 保守要件テーブルの一例を示す図である。 能力情報テーブルの一例を示す図である。 リソース位置情報テーブルの一例を示す図である。 リソース位置情報テーブルの一例を示す図である。 リソースの移動時間の一例を示す図である。 リソースパターンの一例を示す図である。 リソースを抽出する処理の一例を示すフローチャートである。 リソースの移動時間を推定する処理の一例を示すフローチャートである。 リソースパターンを生成する処理の一例を示すフローチャートである。 リソースパターンの優先順位を決定する処理の一例を示すフローチャートである。
初めに、図1を用いて一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。
上述の通り、製品の保守サービスにおいて、リソース(作業員、資材)が迅速に障害発生場所に到着することが求められる。しかし、作業員の所在地、資材の保管場所は、状況に応じて異なる場合がある。さらに、作業員の能力は、保守対象機器に応じて、異なる。従って、リソースの状況に応じて、適切なリソースを迅速に機能させることに貢献するスケジューリング装置が、望まれる。
そこで、一例として図1に示すスケジューリング装置100を提供する。スケジューリング装置100は、保守対象機器の保守要件を取得する保守要件取得部101と、少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースの能力情報を取得するリソース能力情報取得部102と、リソースの移動時間を推定する移動時間推定部103と、保守要件、能力情報に基づいて、少なくとも一のリソースを含むリソースパターンを生成するリソースパターン生成部104と、移動時間に基づいて、リソースパターンの優先順位を決定する優先順位決定部105と、を備える。
スケジューリング装置100は、保守対象機器の保守要件を取得する。保守要件は、例えば、保守対象機器毎に、作業員に必要な能力に関する情報を含む。さらに、保守要件は、保守対象機器毎に、必要な資材に関する情報を含む。そして、スケジューリング装置100は、予め登録された作業員、又は資材の能力情報を取得する。例えば、作業員の能力情報とは、作業員の保有する資格等の情報である。また、資材の能力情報とは、資材の仕様等の情報である。
そして、スケジューリング装置100は、保守要件、能力情報に基づいて、少なくとも一のリソースを含むリソースの組み合わせ(以下、リソースパターンと呼ぶ)を生成する。また、スケジューリング装置100は、リソースの移動時間を推定する。そのため、リソースの移動時間とは、リソースが、保守対象機器の所在地まで移動するための所要時間を意味する。
そして、スケジューリング装置100は、リソースの移動時間に基づいて、リソースパターンの優先順位を決定する。ここで、スケジューリング装置100は、最優先のリソースパターンのリソースに、想定外の事態が発生しても、他のリソースパターンを機能させることができる。従って、スケジューリング装置100は、リソースの状況に応じて、適切なリソースを迅速に機能させることに貢献する。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、本実施形態に係るスケジューリングシステム1の全体構成の一例を示す図である。スケジューリングシステム1は、スケジューリング装置2と、保守対象情報データベース3と、リソース情報データベース4と、を含んで構成される。
スケジューリング装置2は、ネットワーク5を介して、保守対象機器6、及び保守対象機器6のユーザ7と接続する。ネットワーク5は、携帯電話回線、インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークを含む。保守対象機器6は、保守サービス対象の製品を意味する。保守対象機器6は、公共設備、小売製品等を含み、その詳細は問わない。
スケジューリング装置2は、ユーザ7から保守対象機器6の障害復旧等の依頼(以下、保守依頼と呼ぶ)を受け付ける。または、保守対象機器6は、障害が発生した場合、スケジューリング装置2に障害を通知してもよい。例えば、保守対象機器6は、障害が発生した場合、スケジューリング装置2にエラー番号等を通知してもよい。
また、スケジューリング装置2は、ネットワーク5を介して、1又は2以上の作業員8が所有する通信機器(図示せず)、及び1又は2以上の資材倉庫9と接続する。なお、作業員8は、保守対象機器6の保守作業員である。また、資材倉庫9は、保守対象機器6の保守に必要な資材を保管する場所である。
保守対象情報データベース3は、保守対象機器の保守要件を管理する。つまり、保守対象情報データベース3は、保守対象機器6の保守に必要な情報を管理する。具体的には、保守対象情報データベース3は、保守対象機器6毎に、作業員8に必要な能力、必要な資材に関する情報を管理する。
リソース情報データベース4は、リソースに関する情報を管理する。具体的には、リソース情報データベース4は、保守対象機器6に応じて、作業員8の能力に関する情報を管理する。さらに、リソース情報データベース4は、資材の種類、性能等に関する情報を管理する。また、リソース情報データベース4は、リソースの位置情報を管理する。具体的には、リソース情報データベース4は、作業員8の所在地に関する情報を管理する。また、リソース情報データベース4は、資材の保管場所に関する情報を管理する。
図3は、スケジューリング装置2の内部構成の一例を示す図である。スケジューリング装置2は、通信部21と、保守要件取得部22と、リソース能力情報取得部23と、リソース位置情報取得部24と、移動時間推定部25と、完了時刻推定部26と、リソースパターン生成部27と、優先順位決定部28と、を含んで構成される。図3は、簡単のため、本実施形態に係るスケジューリング装置2に関係するモジュールを主に記載する。
通信部21は、ネットワークを介して、通信する。具体的には、通信部21は、作業員が所有する通信機器、資材倉庫、保守対象機器等と通信する。また、通信部21は、ユーザからの保守依頼を受け付ける。
保守要件取得部22は、保守対象機器の保守要件を取得する。具体的には、保守要件取得部22は、保守対象機器の種類、障害内容等に基づいて、保守対象情報データベース3から、保守要件を取得する。
保守対象情報データベース3は、障害内容と、保守対象機器と、作業員に必要な能力と、必要な資材と、を対応付けたテーブル(以下、保守要件テーブルと呼ぶ)を記憶することが好ましい。
リソース能力情報取得部23は、少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースの能力情報を取得する。具体的には、リソース能力情報取得部23は、リソース情報データベース4からリソース能力情報を取得する。
リソース情報データベース4は、作業員と、保守対象機器と、作業員の能力と、を対応付けて、記憶することが好ましい。具体的には、リソース情報データベース4は、保守対象機器と、作業員の能力と、を対応付けたテーブル(以下、能力情報テーブルと呼ぶ)を記憶することが好ましい。
ここで、図4、図5を用いて、保守要件テーブル、能力情報テーブルの一例を示す。
図4は、保守要件テーブルの一例を示す図である。例えば、機器A1において、障害aが発生した場合について説明する。その場合、作業員に必要な能力は、スキルs3と、スキルs2である。また、必要な資材は、資材x1、資材x2、資材y1、資材y2である。
図5は、能力情報テーブルの一例を示す図である。図5の場合、機器A1〜E1と、作業員P、Q、Rの能力と、を対応付けたテーブルを、能力情報テーブルとして示す。例えば、図5の場合、機器A1に関して、作業員Pの能力は、スキルs3である。また、機器A1に関して、作業員Qの能力は、スキルs2である。さらに、機器A1に関して、作業員Qの能力は、スキルs3と、スキルs2である。
例えば、図4に示す障害aに対応する場合を考える。その場合、作業員Rは、必要な能力を満たす。あるいは、図4に示す障害aに対応する場合、作業員Pと、作業員Qと、が共に保守作業をした場合、必要な能力を満たす。
リソース位置情報取得部24は、リソースの位置情報を取得する。そのため、リソース情報データベース4は、リソースと、リソースの所在地と、を対応付けて記憶することが好ましい。具体的には、リソース情報データベース4は、リソースと、リソースの所在地と、を対応付けたテーブル(以下、リソース位置情報テーブルと呼ぶ)を記憶することが好ましい。
例えば、リソース位置情報テーブルは、作業員に関して、作業員と、その所在地(所属拠点、作業場所等)と、の対応関係を含むことが好ましい。そして、リソース位置情報取得部24は、リソース位置情報テーブルに基づいて、作業員の所在地に関する情報を取得してもよい。また、作業員に関しては、リソース情報データベース4は、作業状態、作業時間等を合わせて、リソース位置情報テーブルとして記憶してもよい。
または、作業員が所有する通信端末がGPS(Global Positioning System)を備える場合、リソース位置情報取得部24は、GPSに基づいて、作業員の所在地に関する情報を取得してもよい。
さらに、リソース位置情報テーブルは、資材に関して、資材と、保管する資材倉庫と、の対応関係を含むことが好ましい。そして、リソース位置情報取得部24は、リソース位置情報テーブルに基づいて、資材の保管場所(資材倉庫)の情報を取得してもよい。
ここで、図6、図7を用いて、リソース位置情報テーブルの一例を示す。
図6は、作業員に関して、リソース位置情報テーブルの一例を示す図である。図6の場合、リソース位置情報テーブルは、作業員P、Q、Rと、その所在地と、残作業時間の対応関係を示す。例えば、図6の場合、作業員Pは、A営業所で待機中である。そのため、作業員Pの残作業時間は、0分である。また、作業員Qは、Bビルで作業中である。そして、作業員Qの残作業時間は、20分である。また、作業員Rは、C駅で作業中である。そして、作業員Rの残作業時間は、60分である。
図7は、資材に関して、リソース位置情報テーブルの一例を示す図である。図7の場合、リソース位置情報テーブルは、資材倉庫K、L、Mと、その在庫資材と、の対応関係を示す。例えば、図4に示す機器A1に関して、障害aが発生した場合、資材倉庫K、及び資材倉庫Lから資材を調達することが好ましい。または、図4に示す機器A1に関して、障害aが発生した場合、資材倉庫Mから資材を調達することが好ましい。
移動時間推定部25は、リソースの位置情報に基づいて、リソースの移動時間を推定する。具体的には、移動時間推定部25は、リソースの現在の所在地から、保守対象機器の所在地までの移動時間を推定する。
例えば、移動時間推定部25は、リソースの現在の所在地と、保守対象機器と、の距離を算出する。次に、移動時間推定部25は、算出した距離、リソースの種類に基づいて、移動手段を設定する。そして、移動時間推定部25は、移動手段、距離等に基づいて、移動時間を推定してもよい。例えば、資材に関して、移動時間推定部25は、配送時間を移動時間として推定してもよい。なお、移動時間の推定方法は、各種あるが、その詳細は問わない。
また、移動時間推定部25は、作業員の移動時間を推定する場合、その作業員が保守対象機器の所在地まで移動する所要移動時間と、作業員の残作業時間と、の合計時間を、作業員の移動時間として推定してもよい。つまり、移動時間推定部25は、作業員が作業中であるか否かを考慮して、移動時間を推定してもよい。
完了時刻推定部26は、リソースパターンに基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する。具体的には、完了時刻推定部26は、保守内容に応じて、決定されたリソースパターンで保守作業を実行した場合の、保守作業の完了予定時刻を推定する。例えば、スケジューリング装置2は、作業員毎に、保守対象機器に応じて、作業時間を設定し、リソース情報データベース4に記憶させてもよい。そして、完了時刻推定部26は、移動時間と、作業時間と、の合計時間に基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定してもよい。
リソースパターン生成部27は、保守要件、能力情報に基づいて、少なくとも一のリソースを含む、リソースの組み合わせをリソースパターンとして生成する。具体的には、リソースパターン生成部27は、少なくとも一以上のリソースを組み合わせて、保守要件を満たすリソースパターンを生成することが好ましい。なお、以下の説明では、リソースパターンに含まれるリソースの候補を、リソース候補と呼ぶ。
リソースパターン生成部27は、能力情報の優先度に基づいて、リソースパターンを生成してもよい。つまり、リソースパターン生成部27は、能力情報の優先度に基づいて、リソース候補から、リソースを抽出してもよい。例えば、リソースパターン生成部27は、最初に、最優先の能力を有するリソースを、リソース候補から抽出してもよい。
また、リソースパターン生成部27は、移動時間が、所定の閾値以内のリソースを優先して、リソースパターンを生成してもよい。例えば、同等の能力を有する、複数の作業員がいる場合、リソースパターン生成部27は、移動時間の短い作業員を優先して選択してもよい。あるいは、同一の資材が複数の資材倉庫に保管されている場合、リソースパターン生成部27は、リソースの移動時間(資材の配送時間)の短い資材倉庫を優先して選択してもよい。
また、リソースパターン生成部27は、リソースの所在地が、同一のリソースを組み合わせて、保守要件を満たすリソースパターンを生成してもよい。または、リソースパターン生成部27は、リソースの所在地が、所定の範囲内の距離であるリソースを組み合わせて、保守要件を満たすリソースパターンを生成してもよい。
または、リソースパターン生成部27は、作業員に関して、同一の所属拠点である作業員を組み合わせて、保守要件を満たすリソースパターンを生成してもよい。あるいは、リソースパターン生成部27は、作業員に関して、所属拠点が所定の範囲内である作業員を組み合わせて、保守要件を満たすリソースパターンを生成してもよい。
優先順位決定部28は、リソースパターンの優先順位を決定する。具体的には、優先順位決定部28は、少なくとも、リソースパターンに含まれるリソースの数(以下、リソース数と呼ぶ)、そのリソースの移動時間、完了予定時刻のいずれかに基づいて、優先順位を決定することが好ましい。
例えば、優先順位決定部28は、リソース数が少ないほど、優先順位を高くしてもよい。または、優先順位決定部28は、リソースパターンに含まれるリソースの移動時間が短いほど、優先順位を高くしてもよい。あるいは、優先順位決定部28は、完了予定時刻が早いリソースパターンほど、優先順位を高くしてもよい。
また、優先順位決定部28は、所定の評価関数に基づいて、優先順位を決定してもよい。具体的には、優先順位決定部28は、少なくとも、リソース数、移動時間、完了予定時刻の少なくともいずれかの情報を含む評価関数に基づいて、優先順位を決定してもよい。例えば、優先順位決定部28は、少なくとも、リソース数、移動時間、完了予定時刻のいずれかの情報に重み付けをした評価関数に基づいて、前記優先順位を決定しても良い。
また、優先順位決定部28は、完了予定時刻が所定の時刻より遅い場合、そのリソースパターンを、優先順位の決定対象から除外してもよい。例えば、優先順位決定部28は、完了予定時刻がユーザの要求する完了希望時刻を超える場合、そのリソースパターンを優先順位の決定対象から除外してもよい。
図8は、リソース毎の移動時間の一例を示す図である。図8(a)は、作業員の移動時間の一例を示す図である。図8(b)は、資材の移動時間(配送時間)の一例を示す図である。例えば、図8(a)の場合、作業員Pは残作業が0分であり、所在地に基づいて推定される移動時間が20分である。そこで、移動時間推定部25は、作業員Pの移動時間を20分と推定する。
また、作業員Qは、残作業時間が20分であり、所在地に基づいて推定される移動時間が10分である。そこで、移動時間推定部25は、作業員Qの移動時間を30分と推定してもよい。
また、作業員Rは、残作業時間が60分であり、所在地に基づいて推定される移動時間が30分である。そこで、移動時間推定部25は、作業員Rの移動時間を90分と推定してもよい。
また、図8(b)の場合、資材倉庫K、資材倉庫L、資材倉庫Mからの配送時間は、30分、40分、60分である。ここで、例えば、リソースパターン生成部27は、リソース候補から除外する場所として、資材倉庫Mを登録したとする。その場合、リソースパターン生成部27は、資材倉庫K、資材倉庫Lから資材を配送するように、リソースパターンを生成する。
図9は、リソースパターンの一例を示す図である。具体的には、図9は、図4に示す機器A1に関して、障害aが発生した場合の保守要件を満たすリソースパターンを列挙した図である。ここで、作業員P、Q、Rの能力情報は、図5に示す能力情報とする。また、資材の位置情報は、図7に示す位置情報とする。その場合、図9に示すように、リソースパターン生成部27は、4種類のリソースパターン(リソースパターンp1〜p4)を生成する。なお、図9に示す完了予定時刻は、資材が到着後に、作業を開始することを前提とする、完了予定時刻である。
図9の場合、リソースパターンp1、p2は、作業員P、及び作業員Qを含んで構成される。つまり、リソースパターンp1、p2の場合、必要な作業員は2名である。一方、リソースパターンp3、p4は、作業員Rを含んで構成される。つまり、リソースパターンp3、p4の場合、必要な作業員は、1名である。しかし、作業員Rは、作業員P、作業員Qに比べ、移動時間が長い。そのため、リソースパターンp3、p4は、リソースパターンp1、p2に比べ、完了予定時刻が遅い。
そこで、作業員の数を重視する場合、優先順位決定部28は、リソースパターンp3、p4を、リソースパターンp1、p2より優先することが好ましい。または、完了予定時刻を重視する場合、リソースパターンp1、p2を、リソースパターンp3、p4より優先することが好ましい。あるいは、優先順位決定部28は、資材の配送元の資材倉庫の数、配送時間等を重視して、優先順位を決定してもよい。
次に、本実施形態に係るスケジューリングシステム1の動作について説明する。
図10は、保守要件を満たすリソースを抽出する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、通信部21は、保守依頼を受信する。例えば、障害発生時には、スケジューリング装置2は、障害の内容等に関する情報を、ユーザから取得することが好ましい。そして、ステップS2において、保守要件取得部22は、保守対象機器の保守要件を取得する。そして、ステップS3において、リソース能力情報取得部23は、確認対象のリソースについて、能力情報を取得する。確認対象のリソースとは、保守要件を満たすか否かを確認する対象のリソースである。
ステップS4において、確認対象のリソースの能力が、保守要件のうち、少なくとも一を満たすか否かを、リソースパターン生成部27は判断する。確認対象のリソースの能力が、保守要件のうち、少なくとも一を満たす場合(ステップS4のYes分岐)には、そのリソースを、リソース候補に追加する(ステップS5)。そして、ステップS6に遷移する。一方、確認対象のリソースの能力が、保守要件のうち、少なくとも一を満たさない場合(ステップS4のNo分岐)には、確認対象のリソースを変更する。そして、ステップS3に戻り、処理を継続する。
ステップS6において、確認対象の全てのリソースを確認したか否かを、リソースパターン生成部27は判断する。確認対象の全てのリソースを確認した場合(ステップS6のYes分岐)には、保守要件を満たすリソースを抽出する処理を終了する。一方、確認対象の全てのリソースを確認していない場合(ステップS6のNo分岐)には、確認対象のリソースを変更する。そして、ステップS3に戻り、処理を継続する。
図11は、リソースの移動時間を推定する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS11において、リソース位置情報取得部24は、リソース候補に関して、リソースの位置情報を取得する。そして、ステップS12に遷移する。
ステップS12において、移動時間推定部25は、リソースの位置情報に基づいて、リソースの移動時間を推定する。
図12は、リソースパターンを生成する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、リソースパターン生成部27は、リソース候補から、所定の条件のリソースを抽出する。そして、ステップS102に遷移する。
ステップS102において、抽出したリソースを組み合わせて、保守要件を満たすか否かを、リソースパターン生成部27は判断する。保守要件を満たす場合(ステップS102のYes分岐)には、ステップS103に遷移する。一方、保守要件を満たさない場合(ステップS102のNo分岐)には、ステップS104に遷移する。
ステップS103において、リソースパターン生成部27は、保守要件を満たすように、抽出したリソースを組み合わせて、リソースパターンを生成する。そして、ステップS105に遷移する。
ステップS104において、リソースパターン生成部27は、抽出基準とする条件を変更する。
ステップS105において、リソースパターンの生成処理を終了するか否かを、リソースパターン生成部27は判断する。例えば、リソースパターン生成部27は、所定の数のリソースパターンを生成した場合、リソースパターンの生成処理を終了してもよい。または、リソースパターン生成部27は、所定の抽出基準を満たすリソースの抽出処理を終了した場合、リソースパターンの生成処理を終了してもよい。
リソースパターンの生成処理を終了する場合(ステップS105のYes分岐)には、図13に示すステップS201に遷移する。リソースパターンの生成処理を終了しない場合(ステップS105のNo分岐)には、ステップS104に遷移し、処理を継続する。
図13は、リソースパターンの優先順位を決定する処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS201において、完了時刻推定部26は、リソースパターン毎に、保守作業の完了予定時刻を推定する。ステップS202において、優先順位決定部28は、リソース数、完了予定時刻等に基づいて、優先順位を決定する。なお、優先順位決定部28は、表示部(図示せず)に、リソースパターンの優先順位を表示してもよい。そして、ステップS203に遷移する。
ステップS203において、優先順位決定部28は、通信部21を介して、優先順位の高いリソースパターンの順に、作業指示を送信する。そして、ステップS204において、優先順位決定部28は、通信部21を介して、作業了解の応答を受信したか否かを判断する。作業了解の応答を受信した場合(ステップS204のYes分岐)には、優先順位決定部28は、保守作業を実行するためのリソースパターンを決定する(ステップS205)。そして、ステップS206に遷移する。一方、作業了解の応答を受信しない場合(ステップS204のNo分岐)には、ステップS203に戻り、処理を継続する。
ステップS206において、優先順位決定部28は、通信部21を介して、保守依頼の送信元に、作業員、資材等の到着時刻等を通知する。
[変形例1]
第1の実施形態の変形例1として、スケジューリング装置2は、予め、リソースの所在地と、保守対象機器の所在地までの移動時間を設定してもよい。そして、リソース情報データベース4は、設定された移動時間を記憶してもよい。
例えば、リソース情報データベース4は、保守対象機器毎に、作業員の所属拠点から、保守対象機器の所在地までの移動時間を記憶してもよい。また、リソース情報データベース4は、保守対象機器毎に、資材倉庫から保守対象機器の所在地までの移動時間を記憶してもよい。
[変形例2]
本実施形態の変形例2として、スケジューリング装置2は、リソースの所在地から、保守対象機器の所在地までの距離が、所定の距離を越えている場合、そのリソースをリソース候補から除外してもよい。また、スケジューリング装置2は、予め、所定の1又は2以上の場所を登録しておいてもよい。例えば、スケジューリング装置2は、保守対象機器の所在地から、所定の距離を越える場所を、予め、登録しておいてもよい。そして、リソースの所在地が、登録された場所に該当する場合、スケジューリング装置2は、そのリソースを、リソース候補から除外してもよい。
以上のように、本実施形態に係るスケジューリングシステム1では、リソースの能力、所在地等に基づいて、迅速に、保守作業を実行可能なリソースパターンを生成する。従って、本実施形態に係るスケジューリングシステム1では、リソースの状況に応じて、適切なリソースを迅速に機能させることに貢献する。
なお、上記した実施形態では、保守対象情報データベース、及びリソース情報データベースは、スケジューリング装置から独立した装置として説明した。しかし、スケジューリング装置が、保守対象情報データベース、及びリソース情報データベースを備えていてもよい。
また、上記した実施形態では、保守作業の完了予定時刻をユーザに通知する実施形態について説明した。しかし、スケジューリング装置は、ユーザの要求時間以内に、保守作業を完了できるか否かを、ユーザに通知してもよい。また、スケジューリング装置は、所定の作業時間以内(例えば、3時間)に、保守作業を完了できるか否かをユーザに通知してもよい。あるいは、スケジューリング装置は、予め定めた契約時間以内に、保守作業を完了できるか否かをユーザに通知してもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の形態のようにも記載され得るが、以下には限られない。
(形態1)上記第1の視点に係るスケジューリング装置の通りである。
(形態2)前記リソースパターンに基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する完了時刻推定部を備える形態1に記載のスケジューリング装置。
(形態3)前記リソースパターン生成部は、前記能力情報の優先度に基づいて、前記リソースパターンを生成する形態1又は2に記載のスケジューリング装置。
(形態4)前記優先順位決定部は、所定の評価関数に基づいて、前記優先順位を決定する形態1乃至3のいずれか一に記載のスケジューリング装置。
(形態5)前記優先順位決定部は、少なくとも、リソース数、前記移動時間、前記完了予定時刻のいずれかの情報に重み付けをした前記評価関数に基づいて、前記優先順位を決定する形態4に記載のスケジューリング装置。
(形態6)前記優先順位決定部は、前記完了予定時刻が所定の時刻より遅い場合、当該完了予定時刻である前記リソースパターンを、前記優先順位の決定対象から除外する形態1乃至5のいずれか一に記載のスケジューリング装置。
(形態7)前記リソースの位置情報を取得するリソース位置情報取得部を備え、
前記移動時間推定部は、前記位置情報に基づいて前記移動時間を推定する形態1乃至6のいずれか一に記載のスケジューリング装置。
(形態8)上記第2の視点に係るスケジューリングシステムの通りである。
(形態9)上記第3の視点に係るスケジューリング方法の通りである。
(形態10)前記リソースパターンに基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する工程を含む形態9に記載のスケジューリング方法。
(形態11)前記リソースパターン生成工程において、前記能力情報の優先度に基づいて、前記リソースパターンを生成する形態9又は10に記載のスケジューリング方法。
(形態12)前記優先順位決定工程において、少なくとも、リソース数、前記移動時間、前記完了予定時刻のいずれかの情報に重み付けをした前記評価関数に基づいて、前記優先順位を決定する形態9乃至11のいずれか一に記載のスケジューリング方法。
(形態13)前記優先順位決定工程において、前記完了予定時刻が所定の時刻より遅い場合、当該完了予定時刻である前記リソースパターンを、前記優先順位の決定対象から除外する形態9乃至12のいずれか一に記載のスケジューリング方法。
(形態14)前記リソースの位置情報を取得する工程を含み、前記移動時間推定工程において、前記位置情報に基づいて前記移動時間を推定する形態9乃至13のいずれか一に記載のスケジューリング方法。
(形態15)上記第4の視点に係るプログラムの通りである。
(形態16)前記リソースパターンに基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する処理を実行する形態15に記載のプログラム。
(形態17)前記リソースパターン生成処理において、前記能力情報の優先度に基づいて、前記リソースパターンを生成する形態15又は16に記載のプログラム。
(形態18)前記優先順位決定処理において、少なくとも、リソース数、前記移動時間、前記完了予定時刻のいずれかの情報に重み付けをした前記評価関数に基づいて、前記優先順位を決定する形態15乃至17のいずれか一に記載のプログラム。
(形態19)前記優先順位決定処理において、前記完了予定時刻が所定の時刻より遅い場合、当該完了予定時刻である前記リソースパターンを、前記優先順位の決定対象から除外する形態15乃至18のいずれか一に記載のプログラム。
(形態20)前記リソースの位置情報を取得する処理を実行し、前記移動時間推定処理において、前記位置情報に基づいて前記移動時間を推定する形態15乃至19のいずれか一に記載のプログラム。
なお、引用した上記の特許文献の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 スケジューリングシステム
2、100 スケジューリング装置
3 保守対象情報データベース
4 リソース情報データベース
5 ネットワーク
6 保守対象機器
7 ユーザ
8 作業員
9 資材倉庫
21 通信部
22、101 保守要件取得部
23、102 リソース能力情報取得部
24 リソース位置情報取得部
25、103 移動時間推定部
26 完了時刻推定部
27、104 リソースパターン生成部
28、105 優先順位決定部

Claims (9)

  1. 保守対象機器の保守要件を取得する保守要件取得部と、
    少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースの能力情報を取得するリソース能力情報取得部と、
    前記リソースの移動時間を推定する移動時間推定部と、
    前記保守要件、前記能力情報に基づいて、2以上の作業員を含む、前記リソースを含むリソースパターンを生成するリソースパターン生成部と、
    前記リソースパターンに応じた前記移動時間と、前記保守対象機器に応じて、前記リソースパターンを構成する作業員の組み合わせ毎に決定される作業時間と、の合計時間に基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する完了時刻推定部と、
    前記完了時刻推定部が推定した前記完了予定時刻に基づいて、前記リソースパターンの優先順位を決定する優先順位決定部と
    を備えるスケジューリング装置。
  2. 前記リソースパターン生成部は、前記能力情報の優先度に基づいて、前記リソースパターンを生成する請求項1に記載のスケジューリング装置。
  3. 前記優先順位決定部は、所定の評価関数に基づいて、前記優先順位を決定する請求項1又は2に記載のスケジューリング装置。
  4. 前記優先順位決定部は、少なくとも、リソース数、前記移動時間、前記完了予定時刻のいずれかの情報に重み付けをした前記評価関数に基づいて、前記優先順位を決定する請求項3に記載のスケジューリング装置。
  5. 前記優先順位決定部は、前記完了予定時刻が所定の時刻より遅い場合、当該完了予定時刻である前記リソースパターンを、前記優先順位の決定対象から除外する請求項1乃至4のいずれか一に記載のスケジューリング装置。
  6. 前記リソースの位置情報を取得するリソース位置情報取得部を備え、
    前記移動時間推定部は、前記位置情報に基づいて前記移動時間を推定する請求項1乃至5のいずれか一に記載のスケジューリング装置。
  7. 保守要件を管理する保守対象情報データベースと、
    少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースに関する情報を管理するリソース情報データベースと、
    前記リソースを管理するスケジューリング装置と、を含み、
    前記スケジューリング装置は、
    保守対象機器の前記保守要件を取得する保守要件取得部と、
    前記リソースの能力情報を取得するリソース能力情報取得部と、
    前記リソースの移動時間を推定する移動時間推定部と、
    前記保守要件、前記能力情報に基づいて、2以上の作業員を含む、前記リソースを含むリソースパターンを生成するリソースパターン生成部と、
    前記リソースパターンに応じた前記移動時間と、前記保守対象機器に応じて、前記リソースパターンを構成する作業員の組み合わせ毎に決定される作業時間と、の合計時間に基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する完了時刻推定部と、
    前記完了時刻推定部が推定した前記完了予定時刻に基づいて、前記リソースパターンの優先順位を決定する優先順位決定部と
    を備えるスケジューリングシステム。
  8. スケジューリング装置が、
    保守対象機器の保守要件を取得する工程と、
    少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースの能力情報を取得するリソース工程と、
    前記リソースの移動時間を推定する移動時間推定工程と、
    前記保守要件、前記能力情報に基づいて、2以上の作業員を含む、前記リソースを含むリソースパターンを生成するリソースパターン生成工程と、
    前記リソースパターンに応じた前記移動時間と、前記保守対象機器に応じて、前記リソースパターンを構成する作業員の組み合わせ毎に決定される作業時間と、の合計時間に基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する工程と、
    前記完了予定時刻に基づいて、前記リソースパターンの優先順位を決定する優先順位決定工程と
    含むスケジューリング方法。
  9. 保守対象機器の保守要件を取得する処理と、
    少なくとも作業員、又は資材を含む、リソースの能力情報を取得するリソース処理と、
    前記リソースの移動時間を推定する移動時間推定処理と、
    前記保守要件、前記能力情報に基づいて、2以上の作業員を含む、前記リソースを含むリソースパターンを生成するリソースパターン生成処理と、
    前記リソースパターンに応じた前記移動時間と、前記保守対象機器に応じて、前記リソースパターンを構成する作業員の組み合わせ毎に決定される作業時間と、の合計時間に基づいて、保守作業の完了予定時刻を推定する処理と、
    前記完了予定時刻に基づいて、前記リソースパターンの優先順位を決定する優先順位決定処理と
    をスケジューリング装置を制御するコンピュータに実行させるプログラム。
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