JP6007085B2 - 車両用燃料タンク - Google Patents

車両用燃料タンク Download PDF

Info

Publication number
JP6007085B2
JP6007085B2 JP2012263584A JP2012263584A JP6007085B2 JP 6007085 B2 JP6007085 B2 JP 6007085B2 JP 2012263584 A JP2012263584 A JP 2012263584A JP 2012263584 A JP2012263584 A JP 2012263584A JP 6007085 B2 JP6007085 B2 JP 6007085B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bent
cushioning material
tank
vehicle
yarn mouth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012263584A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014108699A (ja
Inventor
匡子 佐々木
匡子 佐々木
高松 修
修 高松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unipres Corp
Original Assignee
Unipres Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unipres Corp filed Critical Unipres Corp
Priority to JP2012263584A priority Critical patent/JP6007085B2/ja
Publication of JP2014108699A publication Critical patent/JP2014108699A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6007085B2 publication Critical patent/JP6007085B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

この発明は、自動車等の車両における車体、例えばフロアパネルの下方に設置される車両用燃料タンクに関する。
この種の車両用燃料タンク構造は、通常、車体、例えばフロアパネルの下方において設置されることから、当該車体に対して近接した状態で設置されることになる。かかることから、車両の振動などを起因として、タンク本体の表面が当該車体と干渉したり、或いはタンク本体内の燃料の波立ちなどによる振動や騒音を車体に伝播してしまうことがある。
そこで、従来においては、この種の燃料タンクを車体に設置する場合、タンク本体の表面における、当該車体に近接して対向する部位を緩衝材設置部にして、当該緩衝材設置部にゴム等から構成する緩衝材を貼付するようにして、当該緩衝材によってタンク本体の車体との干渉を防止すると共にタンク本体内の燃料の波立ちによる振動や騒音を車体に伝播されないようにしていた。
そして、かかる緩衝材設置部に緩衝材を設置する場合、当該緩衝材設置部は、平面状に構成しているばかりでなく、湾曲部を間に挟んだ状態(例えば、タンク本体側面壁及びフランジ部の如き場合)で構成されていることがある。
このように緩衝材設置部が、湾曲部を挟んだ状態で構成している場合に、部品点数の軽減や貼着工数の低減などの理由から緩衝材を単一構成にして接着剤などにより貼付すると、緩衝材の弾性反力によって当該湾曲部への緩衝材の接着力が弱くなって、使用状態によっては、タンク本体の表面から剥離してしまったり、或いは、緩衝材の実際の貼着位置が貼着作業者によってばらついてしまうことがあった。
そこで、従来技術においては、図19乃至図21に示すように、タンク本体aが、例えば一対のタンク半体a−1、a−2にそれぞれ形成した接合フランジ部a−3、a−4同士を接合することによって構成されて、タンク本体aにおける車体b(図21を参照)との対向近接する表面周辺部位を緩衝材設置部cとした場合、緩衝材設置部cは、タンク本体aにおいて接合フランジ部a−3、a−4が形成された結果、湾曲部a−5を挟んで相隣り合うように構成した一対の緩衝材設置部位c−1、c−2にて構成されることになる。かかる結果、緩衝材dは、両緩衝材設置部位c−1、c‐2にそれぞれ別体にて構成した一対の緩衝材d−1、d−2を貼付することによって構成して、湾曲部a−5には貼付しないことにして所定の接着力を保持させるタンク本体から容易に剥離しないようになっていた(類似する先行文献として特許文献1を参照)。
実開平5−89060号公報
しかしながら、従来の車両用燃料タンクにおける緩衝材d−1、d−2は、一対の緩衝材設置部位c−1、c−2にそれぞれ貼付すべく、互いに別体構成になっていることから、部品点数が増加して製作コストが嵩むばかりでなく、タンク本体への貼着加工時間が多くかかってしまうことになる。
この発明は、かかる従来の技術における未解決課題に鑑み、緩衝材設置部が湾曲部を挟んで相隣り合うように構成されている一対の緩衝材設置部位にて構成している場合でも、緩衝材を分割構成とせず単一構成にしたとしても湾曲部を含む緩衝材設置部に堅固に貼着可能に構成した車両用燃料タンクを提供することを目的としている。
この発明に係る車両用燃料タンクは、一対のタンク半体を互いのフランジ部同士を接合することによって構成したタンク本体のタンク表面において、車体に対向するようにされている一対の緩衝材設置部位にゴム等の緩衝材を貼付して構成した車両用燃料タンクであって、前記緩衝材設置部位が、前記一対のタンク半体のうち一方のタンク半体における湾曲部を挟んで相隣り合う側端辺部とフランジ部との前記車体に近接する部位において略L字状部位に形成されて構成されており、又、前記緩衝材が、前記湾曲部を含んで前記両緩衝材設置面に連続的に貼付されるようにゴム等の平板で形成された単一構造体として構成されていると共に前記湾曲部に対接させる屈曲部位に屈曲糸口部が形成されて構成されており、前記屈曲糸口部を屈曲させることによって前記緩衝材が前記両緩衝材設置部位により形成される前記略L字状部位に倣って貼着されていることを特徴とする。
かかる構成により、この発明は、緩衝材を単一構造体にて構成すると共に湾曲部に対接する屈曲部位に屈曲糸口部を形成したことから、当該屈曲糸口部によって緩衝材を常に同一部位にて容易に屈曲形成することができ、当該屈曲部位の弾性反力を小さくした状態で、緩衝材を一対の緩衝材設置部に容易に倣って堅固に貼着することができて、部品点数を低減すると共に部品コストを軽減することができ、しかも、貼着工数を少なくできると共に、屈曲糸口部の存在により、定形的かつ容易に所定の緩衝材の屈曲形状を形成することができて、貼着作業者が一対の緩衝材設置部の所定位置に常時正確に設置することができて、長年使用したとしても粘着力の劣化を起こさず、車両の振動などを起因とするタンク本体の表面における車体との干渉に対する緩和やタンク本体内の燃料の波立ちなどによる振動や騒音の車体への伝播等を常時確実に防止することができる。
加えて、この発明は、単一構造体の緩衝材によって、一対の緩衝材設置部の間に介在する湾曲部をもカバーすることができて、当該湾曲部における車体との干渉をも緩和することができる。
また、この発明は、一の実施の形態として、前記屈曲糸口部を前記屈曲部部位内方において当該屈曲延長線に沿って前記緩衝材の表裏を貫通するように形成した線状切欠き部にて構成している。
かかる構成により、この発明は、屈曲糸口部を線状切欠き部にて構成したことから、先鋭な切刃をもった切削刃等を用いてプレス成形などすれば、緩衝材に簡単に形成することができ、しかも、線状切欠き部が緩衝材の表裏を貫通するように形成したことから、容易かつ常に正確に緩衝材を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
また、この発明は、他の実施の形態として、前記屈曲糸口部を前記緩衝材の前記屈曲部位における当該屈曲延長線が交差し互いに対向する側端辺部に外方に開口するように形成した切欠き溝にて構成している。
かかる構成により、この発明は、屈曲糸口部を緩衝材の屈曲部位における屈曲延長線が交差し互いに対向する側端辺部に外方に開口するように形成した切欠き溝にて構成したことから、ポンチ等を用いてプレス成形などすれば、緩衝材に簡単に形成することができ、しかも、切欠き溝が緩衝材の表裏を貫通するように形成したことから、容易かつ常に正確に緩衝材を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
また、この発明は、他の実施の形態として、前記屈曲糸口部を、前記屈曲部位における当該屈曲延長線に沿って緩衝材の表裏を貫通するように形成した線状切欠き部、及び、前記緩衝材における前記屈曲部位における当該屈曲延長線が交差し互いに対向する側端辺部に外方に開口して前記緩衝材の表裏を貫通するように形成した切欠き溝にて構成している。
かかる構成により、この発明は、屈曲糸口部を、屈曲部位における当該屈曲延長線に沿って緩衝材の表裏を貫通するように形成した線状切欠き部と緩衝材における屈曲部位における屈曲延長線が交差する互いに対向する側端辺部に外方に開口して緩衝材の表裏を貫通するように形成した切欠き溝とによって構成していることから、屈曲糸口部を先鋭な切刃をもった切削刃やポンチを用いてプレス成形などすれば、緩衝材に簡単に形成することができ、しかも、線状切欠き部及び切欠き溝が共に緩衝材の表裏を貫通するように形成したことから、容易かつ常に正確に緩衝材を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
また、この発明は、他の実施の形態として、前記屈曲糸口部を、前記屈曲部位における当該屈曲延長線に沿って複数条形成している。
かかる構成により、屈曲糸口部が屈曲部位において複数条形成されていることから、さらに、容易かつ常に正確に緩衝材を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部の形状に追従して堅固に貼着することができる。
また、この発明は、他の実施の形態として、前記屈曲糸口部を、前記屈曲部位における当該屈曲延長線に沿って前記緩衝材の表裏を貫通するように形成した切欠き溝にて構成している。
かかる構成により、この発明は、屈曲糸口部を緩衝材の屈曲部位における屈曲延長線に沿って形成した切欠き溝にて構成したことから、ポンチ等を用いてプレス成形などすれば、緩衝材に簡単に形成することができ、しかも、切欠き溝が緩衝材の表裏を貫通するように形成したことから、容易かつ常に正確に緩衝材を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部の形状に追従して堅固に貼着することができる。
また、この発明は、他の実施の形態として、前記屈曲糸口部が、前記屈曲部位における当該屈曲延長線に沿うように前記緩衝材に不貫通状態で形成した線状切欠き部により構成されており、該線状切欠き溝によって前記湾曲部に対接する前記緩衝材の表面側又は裏面側部位に薄肉部が形成されている。
かかる構成により、この発明は、屈曲糸口部を屈曲部位における当該屈曲延長線に沿うように緩衝材に不貫通状態で形成した線状切欠き部により構成すると共に、不貫通状態の線状切欠き溝によって湾曲部に対接する緩衝材の表面側又は裏面側部位に薄肉部を形成したことから、容易かつ常に正確に緩衝材を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
また、この発明は、他の実施の形態として、前記屈曲糸口部が、前記屈曲延長線に沿って、複数条形成されている。
かかる構成により、屈曲糸口部が屈曲部位において複数条形成されていることから、さらに、容易かつ常に正確に緩衝材を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる
この発明は、緩衝材を単一構造体にて構成すると共に湾曲部に対接する屈曲部位に屈曲糸口部を形成したことから、当該屈曲糸口部によって緩衝材を常に同一部位にて容易に屈曲形成することができ、当該屈曲部位の弾性反力を小さくした状態で、緩衝材を一対の緩衝材設置部に容易に倣って堅固に貼着することができて、部品点数を低減すると共に部品コストを軽減することができ、しかも、貼着工数を少なくできると共に、屈曲糸口部の存在により、定形的かつ容易に所定の緩衝材の屈曲形状を形成することができて、貼着作業者が一対の緩衝材設置部の所定位置に常時正確に設置することができ、長年使用したとしても粘着力の劣化を起こさず、車両の振動などを起因とするタンク本体の表面における車体との干渉に対する緩和やタンク本体内の燃料の波立ちなどによる振動や騒音の車体への伝播等を常時確実に防止することができる。
加えて、この発明は、単一構造体の緩衝材によって、一対の緩衝材設置部の間に介在する湾曲部をもカバーすることができて、当該湾曲部における車体との干渉をも緩和することができる。
この発明の第1の実施例に係る車両用燃料タンクを描画した斜視図である。 図1のA円内を拡大して描画した斜視図である。 図2のB−B断面図である。 この発明の第1実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 図4のC−C断面図である。 この発明に係る第2実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 この発明に係る第3実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 この発明に係る第4実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 この発明に係る第5実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 この発明に係る第6実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 図10のD−D断面図である。 この発明に係る第7実施例に係り、図11と同様な断面図である。 この発明に係る第8実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 この発明の第9の実施例に係る車両用燃料タンクを描画した斜視図である。 図14のE−E断面図である。 この発明の第9実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 この発明の第10実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 この発明の第11実施例に係る緩衝材を描画した斜視図である。 従来の車両用燃料タンクを描画した斜視図である。 図19のF円内を拡大して描画した斜視図である。 図20のG−G断面図である。
この発明の実施例に係る車両用燃料タンクは、緩衝材設置部が湾曲部を挟んで相隣り合うように構成されている一対の緩衝材設置部位にて構成している場合でも、緩衝材を分割構成とせず単一構成としても湾曲部を含む緩衝材設置部に堅固に貼着可能に構成したものである。
次に、図を用いて、この発明を採用した実施例に係る自動車用燃料タンクの取付装置について説明する。
先ず、図1乃至図5に示すこの発明に係る第1の実施例について説明する。タンク本体1は、燃料を蓄えるべく一方のタンク半体(例えば、アッパータンク)1aともう一方のタンク半体(例えば、ロアタンク)1bとを互いのフランジ部1a−1、1b−1同士を接合することによって構成している。一方のタンク半体1aには、不図示の燃料給油管を接続される給油口1cが設けられている。
タンク本体1は、車両の車体(例えばフロアパネル)2の下方において設置されていることから(図3を参照)、当該車体2に対して近接した状態で設置される。このことから、タンク本体1は、車両の振動などに起因してタンク本体1の表面が車体2と直接干渉したり、或いはタンク本体1内の燃料の波立ちなどによる振動や騒音が車体2に伝播しないように、タンク表面における車体2に近接する部位を緩衝材設置部3に定めて、当該緩衝材設置部3にゴム等の弾性体からなる緩衝材4を設置している。緩衝材4は、裏面側に接着剤や両面接着テープを張設することによって、緩衝材設置部3に貼着固定されている。
そして、緩衝材設置部3は、例えば、タンク本体1を構成する一のタンク半体1aにおいて、湾曲部1dを挟んで相隣り合う側端辺部1a−2とフランジ部1a−1とにおける車体2と近接する部位に設定されている。従って、緩衝材設置部3は、湾曲部1dを連続介在させた状態で、側端辺部1a−2が構成する緩衝材設置部位3a及びフランジ部1a−1が構成する緩衝材設置部位3bを有して、緩衝材4が貼着されるようになっている。
緩衝材4は、例えばゴム等の弾性体からなる平板をプレス成形等により所定の形状に成形することによって、構成している。そして、緩衝材4は、図4に明確に示すように、略長方形状を呈する単一構成体であって、その面部4aの内方には、先鋭な切刃をもった切削刃等を用いてプレス成形することにより、図5に明示するように緩衝材4の表裏両面に貫通する線状切欠き部5aが形成されていると共に、図4に示すように、線状切欠き部5aに対向するように、緩衝材4の側端辺部4b、4bには、それぞれ外方に開口する略V字状の切欠き溝5bが緩衝材4の表裏を貫通するように形成されて、構成している。
そして、緩衝材4は、湾曲部1dを挟んで相隣り合う側端辺部1a−2とフランジ部1a−1とで構成する緩衝材設置部3に、予め張設しておいた接着剤や両面テープ等により貼着されることから、略L字状部位に設置されることになって、これに倣ってやはり略L字状に屈曲した状態で、貼着されることになる。
かかることから、緩衝材4は、図4の一点鎖線で示す屈曲延長線6に沿って、略L字状に屈曲することによって屈曲部位5cを形成しながら、緩衝材設置部3に貼着されることになる。この時、屈曲延長線6上に存する線状切欠き部5a及び切欠き溝5bが屈曲糸口部5となって、緩衝材4は、屈曲形成されることになる。
このように構成するこの発明の第1実施例によれば、緩衝材4を単一構造体にて構成すると共に湾曲部1dに対接する屈曲部位5cに、線状切欠き部5a及び切欠き溝5bが構成する屈曲糸口部5を形成したことから、屈曲糸口部5によって緩衝材4を常に同一部位にて容易に屈曲形成することができ、屈曲部位5cの弾性反力を小さくした状態で、緩衝材4を一対の緩衝材設置部位3a、3bに容易に倣って堅固に貼着することができて、部品点数を低減すると共に部品コストを軽減することができ、しかも、貼着工数を少なくできると共に、屈曲糸口部5の存在により、定形的かつ容易に所定の緩衝材4の屈曲形状を形成することができて、貼着作業者が一対の緩衝材設置部3の所定位置に常時正確に設置することができて、長年使用したとしても粘着力の劣化を起こさず、車両の振動などを起因とするタンク本体1の表面における車体2との干渉に対する緩和やタンク本体1内の燃料の波立ちなどによる振動や騒音の車体への伝播等を常時確実に防止することができる。
加えて、この第1の実施例は、単一構造体の緩衝材4によって、一対の緩衝材設置部位3a、3bの間に介在する湾曲部1dをもカバーすることができて、当該湾曲部1dにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
さらに、この第1の実施例においては、屈曲糸口部5が、屈曲部位5cにおける屈曲延長線6に沿って緩衝材4の表裏を貫通するように形成した線状切欠き部5aと緩衝材4における屈曲部位5cにおける屈曲延長線6が交差する互いに対向する側端辺部4b、4bにそれぞれ外方に開口して緩衝材4の表裏を貫通するように形成した切欠き溝5bとによって構成していることから、屈曲糸口部5のうち、線状切欠き部5aを先鋭な切刃をもった切削刃を用い、また、切欠き溝5bをポンチを用いることによって、共にプレス成形などすれば、緩衝材4に簡単に形成することができ、しかも、線状切欠き部5a及び切欠き溝5bが共に緩衝材4の表裏を貫通するように形成したことから、容易かつ常に正確に緩衝材4を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部3の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
図6乃至図18を用いて、この発明に係る他の実施例について説明する。
先ず、図6は、この発明に係る第2の実施例による緩衝材4について描画している。図6によれば、緩衝材4における屈曲糸口部5は、前述の第1の実施例における線状切欠き部5aを廃止して、切欠き溝5b、5bのみを形成することにより、構成している。
従って、第2の実施例は、緩衝材4が比較的薄手の平板にて構成する場合等に、緩衝材4のプレス成形型などを簡略化したもので、薄手の緩衝材4故に、切欠き溝5b、5bのみによって屈曲糸口部5を構成しても、容易かつ常に正確に緩衝材4を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部3の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
加えて、この第2の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、一対の緩衝材設置部位3a、3bの間に介在する湾曲部1dをもカバーすることができて、当該湾曲部1dにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
また、図7に示すこの発明に係る第3の実施例によれば、緩衝材4における屈曲糸口部5は、前述の第1の実施例における切欠き溝5b、5bを廃止して、屈曲延長線6に沿って線状切欠き部5aのみを緩衝材4の表裏共に貫通して形成することにより、構成している。
従って、第3の実施例は、緩衝材4が比較的薄手の平板にて構成する場合等に、緩衝材4のプレス成形型などを簡略化したもので、薄手の緩衝材4故に、線状切欠き部のみによって屈曲糸口部5を構成したとしても、容易かつ常に正確に緩衝材4を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部3の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
加えて、この第3の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、一対の緩衝材設置部位3a、3bの間に介在する湾曲部1dをもカバーすることができて、当該湾曲部1dにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
また、図8に示すこの発明に係る第4の実施例によれば、緩衝材4における屈曲糸口部5は、前述の第1の実施例における線状切欠き部5aに代えて、屈曲部位5cの内方において屈曲延長線6に沿って緩衝材4の表裏を共に貫通するように形成した、長溝例えば略楕円形の切欠き溝5dにより構成している。
従って、第4の実施例に係る屈曲糸口部5は、屈曲部位5cの内方において屈曲延長線6に沿って緩衝材4の表裏を共に貫通するように形成した切欠き溝5dによって構成していることから、ポンチを用いることによってプレス成形などすれば、緩衝材4に簡単に形成することができ、しかも、切欠き溝5dが緩衝材4の表裏を貫通するように形成したことから、容易かつ常に正確に緩衝材4を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部3の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
加えて、この第4の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、一対の緩衝材設置部位3a、3bの間に介在する湾曲部1dをもカバーすることができて、当該湾曲部1dにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
また、図9に示すこの発明に係る第5の実施例によれば、緩衝材4における屈曲糸口部5は、前述の第1の実施例における線状切欠き部5aに代えて、屈曲部位5cの内方において屈曲延長線6に沿って緩衝材4の表裏を共に貫通するように形成した切欠き溝5dを設けると共に、第1の実施例と同様に、緩衝材4の側端辺部4b、4bにそれぞれ外方に開口して緩衝材4の表裏を共に貫通するように形成した略V字状の切欠き溝5bを設けることによって、構成している。
従って、第5の実施例に係る屈曲糸口部5は、屈曲部位5cの内方において屈曲延長線6に沿って緩衝材4の表裏を共に貫通するように形成した切欠き溝5dと、屈曲部位5cの内方において屈曲延長線6に沿って緩衝材4の表裏を共に貫通するように形成した切欠き溝5dとによって構成していることから、切欠き溝5b、5dをポンチを用いることによって、共にプレス成形などすれば、緩衝材4に簡単に形成することができ、しかも、切欠き溝5b、5dが共に緩衝材4の表裏を貫通するように形成したことから、容易かつ常に正確に緩衝材4を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部3の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
加えて、この第5の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、一対の緩衝材設置部位3a、3bの間に介在する湾曲部1dをもカバーすることができて、当該湾曲部1dにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
また、図10及び図11に示すこの発明に係る第6の実施例によれば、図7に示す第3の実施例における緩衝材4の表裏を共に貫通する線状切欠き部5aに代えて、断面V字状の線状切欠き部5eによって、緩衝材4に対して不貫通状態の屈曲糸口部5を構成している。この結果、屈曲糸口部5が緩衝材4の表面又は裏面において、緩衝材4に薄肉部4cが形成されており、薄肉部4c側を谷折りにして、緩衝材4は屈曲形成されるように構成するものであり、緩衝材設置部3の形状に倣うべく、緩衝材4を略L字状に屈曲する際には、屈曲糸口部5を構成する線状切欠き部5eの開口側を山折にして屈曲されるように構成していることになる。
従って、第6の実施例に係る屈曲糸口部5は、屈曲部位5cの内方において屈曲延長線6に沿って形成した底壁を有する断面V字状の線状切欠き部5eによって構成していることから、緩衝材4が比較的薄手の平板にて構成する場合等に、緩衝材4のプレス成形型などを簡略化できるもので、薄手の緩衝材4故に、線状切欠き部5eのみによって屈曲糸口部5を構成しても、容易かつ常に正確に緩衝材4を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部3の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
加えて、この第6の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、一対の緩衝材設置部位3a、3bの間に介在する湾曲部1dをもカバーすることができて、当該湾曲部1dにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
また、図12に示すこの発明に係る第7の実施例は、上記第6の実施例における断面V字状の線状切欠き部5eに代えて、緩衝材4に対して不貫通状態の直溝状の線状切欠き部5eにより屈曲糸口部5を構成したものである。この結果、屈曲糸口部5が緩衝材4の表面又は裏面において、緩衝材4に薄肉部4cが形成されており、薄肉部4c側を谷折りにして、緩衝材4は屈曲形成されるように構成するものであり、緩衝材設置部3の形状に倣うべく、緩衝材4を略L字状に屈曲する際には、屈曲糸口部5を構成する線状切欠き部5eの開口側を山折にして屈曲されるように構成していることになる。
従って、第7の実施例に係る屈曲糸口部5は、屈曲部位5cの内方において屈曲延長線6に沿って形成した底壁を有し、緩衝材に対して不貫通状態の直溝状の線状切欠き部5eによって構成していることから、緩衝材4が比較的薄手の平板にて構成する場合等に、緩衝材4のプレス成形型などを簡略化できるもので、薄手の緩衝材4故に、線状切欠き部5eのみによって屈曲糸口部5を構成しても、容易かつ常に正確に緩衝材4を屈曲構成できる上に、緩衝材設置部3の形状に容易に倣って堅固に貼着することができる。
加えて、この第7の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、一対の緩衝材設置部位3a、3bの間に介在する湾曲部1dをもカバーすることができて、当該湾曲部1dにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
また、図13に示すこの発明に係る第8の実施例における屈曲糸口部5は、上記第1の実施例における緩衝材4の表裏共に貫通する線状切欠き部5aに代えて、屈曲部位5cの内方において屈曲延長線6に沿って形成した底壁を有する断面V字状の線状切欠き部5eと、上記第1の実施例と同様に、緩衝材4における屈曲部位5cにおける屈曲延長線6が交差する互いに対向する側端辺部4b、4bにそれぞれ外方に開口して緩衝材4の表裏を貫通するように形成した切欠き溝5bとによって構成している。
かかる第8の実施例における線状切欠き部5eは、上記第6及び第7の実施例と同様に、屈曲糸口部5が、緩衝材4の表面側又は裏面側において薄肉部4cが形成されており、薄肉部4c側を谷折りにして緩衝材4を屈曲されるように構成されているものであり、緩衝材設置部3の形状に倣うべく、緩衝材4を略L字状に屈曲する際には、屈曲糸口部5を構成する線状切欠き部5eの開口側を山折にして屈曲されるように構成していることになる。
このように構成するこの発明の第8実施例によれば、緩衝材4を単一構造体にて構成すると共に湾曲部1dに対接する屈曲部位5cに、線状切欠き部5e及び切欠き溝5bが構成する屈曲糸口部5を形成したことから、屈曲糸口部5によって緩衝材4を常に同一部位にて容易に屈曲形成することができ、屈曲部位5cの弾性反力を小さくした状態で、緩衝材4を一対の緩衝材設置部位3a、3bに容易に倣って堅固に貼着することができて、部品点数を低減すると共に部品コストを軽減することができ、しかも、貼着工数を少なくできると共に、屈曲糸口部5の存在により、定形的かつ容易に所定の緩衝材4の屈曲形状を形成することができて、貼着作業者が一対の緩衝材設置部3の所定位置に常時正確に設置することができて、長年使用したとしても粘着力の劣化を起こさず、車両の振動などを起因とするタンク本体1の表面における車体2との干渉に対する緩和やタンク本体1内の燃料の波立ちなどによる振動や騒音の車体への伝播等を常時確実に防止することができる。
加えて、この第8の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、一対の緩衝材設置部位3a、3bの間に介在する湾曲部1dが共にカバーされることになって、当該湾曲部1dにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
次に、図14乃至図16を用いて、この発明に係る第9の実施例について説明する。上記第1乃至第8実施例においては、緩衝材4をタンク本体1の側端辺部1a−2及びフランジ部1a−1が湾曲部1dを介在させて構成する緩衝材設置部3に、緩衝材4を貼着するように構成しているのに対し、図14乃至図16に示す第9の実施例は、タンク本体1における側端辺部1a−2における緩衝材設置部位3aと、湾曲部1eが介在して連続するタンク本体1の例えば上面部1fにおける緩衝材設置部位3bとで、緩衝材設置部3を構成しており、緩衝材設置部3には、緩衝材4が貼着設置されている。
緩衝材4は、湾曲部1eの湾曲形状が比較的大きいことから、図16に明示するように、屈曲糸口部5は、屈曲延長線6に一本の線状切欠き部5aを形成するほか、屈曲延長線6を挟んで両側にさらに二本の線状切欠き部5aを加えて形成することによって、構成している。これら3本の線状切欠き部5aは、共に緩衝材4における表裏共に貫通するように形成されている。但し、上記第8の実施例と同様に、緩衝材4における表裏の一方にのみ貫通する場合も考えられる。
このように構成するこの発明に係る第9の実施例によれば、屈曲糸口部5が、屈曲延長線6上を含み、3本の線状切欠き部5aによって構成していることから、タンク本体1における側端辺部1a−2と上面部1fとの間に介在する湾曲部1eの湾曲形状が比較的大きい場合でも、湾曲部1eに容易に倣って堅固に緩衝材4を貼着できることになる。
このように構成するこの発明の第9実施例によれば、緩衝材4を単一構造体にて構成すると共に湾曲部1eに対接する屈曲部位5cに、3本の線状切欠き部5aが構成する屈曲糸口部5を形成したことから、屈曲糸口部5によって緩衝材4を常に同一部位にて容易に屈曲形成することができ、屈曲部位5cの弾性反力を小さくした状態で、緩衝材4を緩衝材設置部3に容易に倣って堅固に貼着することができて、部品点数を低減すると共に部品コストを軽減することができ、しかも、貼着工数を少なくできると共に、3本の線状切欠き部5aが構成する屈曲糸口部5の存在により、定形的かつ容易に所定の緩衝材4の屈曲形状を形成することができて、貼着作業者が一対の緩衝材設置部3の所定位置に常時正確に設置することができて、長年使用したとしても粘着力の劣化を起こさず、車両の振動などを起因とするタンク本体1の表面における車体2との干渉に対する緩和やタンク本体1内の燃料の波立ちなどによる振動や騒音の車体への伝播等を常時確実に防止することができる。
加えて、この第9の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、緩衝材設置部3に存する湾曲部1eが共にカバーされることになって、当該湾曲部1eにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
なお、上記第9の実施例においては、屈曲糸口部5は、屈曲延長線上に一本の線状切欠き部5aを形成する場合、或いは屈曲延長線の両側にそれぞれ一本、計三本の線状切欠き部5aを形成して、緩衝材4を構成しているが、これに限定されるものではなく、線状切欠き部5aの本数は、緩衝材4の板厚、剛性或いは接着材の特性等により、適宜選定されることになる。
また、かかる第9の実施例において使用する緩衝材4は、上記図4及び図5に示す緩衝材4、すなわち、緩衝材4の表裏両面を貫通する線状切欠き部5a及び緩衝材4の側端辺部4b、4bの表裏両面を貫通する略V字の切欠き溝5b、5bを形成するタイプの緩衝材4も適用することができる。
また、図17は、この発明に係る第10の実施例を示している。図17に示す第10の実施例は、図16に示す第9の実施例における3本の線状切欠き部5aに加えて、
線状切欠き部5aに対向するように、緩衝材4の互いに対向する側端辺部4b、4bにそれぞれ外方に開口すべく略V字状の切欠き溝5bが緩衝材4の表裏を貫通するように形成することによって、屈曲糸口部5を構成したものである。
このように構成するこの発明の第10実施例によれば、緩衝材4を単一構造体にて構成すると共に湾曲部1eに対接する屈曲部位5cに、3本の線状切欠き部5a及び一対の切欠き溝5bが構成する屈曲糸口部5を形成したことから、屈曲糸口部5によって緩衝材4を常に同一部位にて容易に屈曲形成することができ、屈曲部位5cの弾性反力を小さくした状態で、緩衝材4を大きく湾曲する湾曲部1eを有する緩衝材設置部3に容易に倣って堅固に貼着することができて、部品点数を低減すると共に部品コストを軽減することができ、しかも、貼着工数を少なくできると共に、3本の線状切欠き部5a及び一対の切欠き溝5bが構成する屈曲糸口部5の存在により、定形的かつ容易に所定の緩衝材4の屈曲形状を形成することができて、貼着作業者が緩衝材設置部3の所定位置に常時正確に設置することができて、長年使用したとしても粘着力の劣化を起こさず、車両の振動などを起因とするタンク本体1の表面における車体2との干渉に対する緩和やタンク本体1内の燃料の波立ちなどによる振動や騒音の車体への伝播等を常時確実に防止することができる。
加えて、この第10の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、緩衝材設置部3に存する湾曲部1eが共にカバーされることになって、当該湾曲部1eにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
図18は、この発明に係る第11の実施例を示している。図18によれば、第11の実施例においては、図16に示す第9の実施例の変形例ともいうべくもので、屈曲糸口部5は、3本の線状切欠き部5aを間欠的(所謂ミシン目状)に形成することによって、屈曲糸口部5構成したものである。
このように構成するこの発明の第11実施例によれば、緩衝材4を単一構造体にて構成すると共に湾曲部1eに対接する屈曲部位5cに、間欠的に形成した3本の線状切欠き部5aが構成する屈曲糸口部5を形成したことから、屈曲糸口部5によって緩衝材4を常に同一部位にて容易に屈曲形成することができ、屈曲部位5cの弾性反力を小さくした状態で、緩衝材4を大きく湾曲する湾曲部1eを有する緩衝材設置部3に容易に倣って堅固に貼着することができて、部品点数を低減すると共に部品コストを軽減することができ、しかも、貼着工数を少なくできると共に、3本の線状切欠き部5a及び一対の切欠き溝5bが構成する屈曲糸口部5の存在により、定形的かつ容易に所定の緩衝材4の屈曲形状を形成することができて、貼着作業者が緩衝材設置部3の所定位置に常時正確に設置することができて、長年使用したとしても粘着力の劣化を起こさず、車両の振動などを起因とするタンク本体1の表面における車体2との干渉に対する緩和やタンク本体1内の燃料の波立ちなどによる振動や騒音の車体への伝播等を常時確実に防止することができる。
加えて、この第11の実施例においても、単一構造体の緩衝材4によって、緩衝材設置部3に存する湾曲部1eが共にカバーされることになって、当該湾曲部1eにおける車体2との干渉をも緩和することができる。
以上説明したこの発明は、緩衝材設置部が湾曲部を挟んで相隣り合うように構成している一対の緩衝材設置部位にて構成している場合でも、緩衝材を分割構成とせず単一構成としても湾曲部を含む緩衝材設置部に堅固に貼着可能に構成することができることから、自動車等の車両における車体、例えばフロアパネルの下方に設置される車両用燃料タンク等に好適であるといえる。
1 タンク本体
2 車体
3 緩衝材設置部
3a、3b 緩衝材設置部位
4 緩衝材
4b 側端辺部
5 屈曲糸口部
5a、5e 線状切欠き部
5b、5d 切欠き溝
5c 屈曲部位
6A 屈曲延長線

Claims (8)

  1. 一対のタンク半体を互いのフランジ部同士を接合することによって構成したタンク本体のタンク表面において、車体に対向するようにされている一対の緩衝材設置部位にゴム等の緩衝材を貼付して構成した車両用燃料タンクであって、前記緩衝材設置部位が、前記一対のタンク半体のうち一方のタンク半体における湾曲部を挟んで相隣り合う側端辺部とフランジ部との前記車体に近接する部位において略L字状部位に形成されて構成されており、又、前記緩衝材が、前記湾曲部を含んで前記両緩衝材設置面に連続的に貼付されるようにゴム等の平板で形成された単一構造体として構成されていると共に前記湾曲部に対接させる屈曲部位に屈曲糸口部が形成されて構成されており、前記屈曲糸口部を屈曲させることによって前記緩衝材が前記両緩衝材設置部位により形成される前記略L字状部位に倣って貼着されていることを特徴とする車両用燃料タンク。
  2. 前記屈曲糸口部が、前記屈曲部位内方において当該屈曲延長線に沿って前記緩衝材の表裏を貫通するように形成した線状切欠き部にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンク。
  3. 前記屈曲糸口部が、前記緩衝材の前記屈曲部位における当該屈曲延長線が交差する互いに対向する側端辺部に外方に開口するように形成した切欠き溝にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンク。
  4. 前記屈曲糸口部が、前記屈曲部位における当該屈曲延長線に沿って緩衝材の表裏を貫通するように形成した線状切欠き部、及び、前記緩衝材における前記屈曲部位における当該屈曲延長線が交差する互いに対向する側端辺部に外方に開口して前記緩衝材の表裏を貫通するように形成した切欠き溝にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンク。
  5. 請求項2又は請求項4に記載の自動車燃料タンク構造であって、前記屈曲糸口部が、前記屈曲部位における当該屈曲延長線に沿って複数条形成されていることを特徴とする車両用燃料タンク。
  6. 前記屈曲糸口部が、前記屈曲部位における当該屈曲延長線に沿って前記緩衝材の表裏を貫通するように形成した切欠き溝にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンク。
  7. 前記屈曲糸口部が、前記屈曲部位における当該屈曲延長線に沿うように前記緩衝材に不貫通状態で形成された線状切欠き部により構成されており、該線状切欠き溝によって前記湾曲部に対接する前記緩衝材の表面側又は裏面側部位に薄肉部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用燃料タンク。
  8. 請求項7に記載の車両燃料タンクにおいて、前記屈曲糸口部が、前記屈曲線に沿って、複数条形成されていることを特徴とする車両用燃料タンク。
JP2012263584A 2012-11-30 2012-11-30 車両用燃料タンク Expired - Fee Related JP6007085B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012263584A JP6007085B2 (ja) 2012-11-30 2012-11-30 車両用燃料タンク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012263584A JP6007085B2 (ja) 2012-11-30 2012-11-30 車両用燃料タンク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014108699A JP2014108699A (ja) 2014-06-12
JP6007085B2 true JP6007085B2 (ja) 2016-10-12

Family

ID=51029593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012263584A Expired - Fee Related JP6007085B2 (ja) 2012-11-30 2012-11-30 車両用燃料タンク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6007085B2 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54109829U (ja) * 1978-01-18 1979-08-02
JPS5941908U (ja) * 1982-09-09 1984-03-17 市光工業株式会社 車輛用灯具のプロテクタ
JPS5941906U (ja) * 1982-09-09 1984-03-17 市光工業株式会社 車輛用灯具のプロテクタ
JP2558559Y2 (ja) * 1992-05-14 1997-12-24 マツダ株式会社 燃料タンク取付構造
JP2601832Y2 (ja) * 1993-10-07 1999-12-06 富士重工業株式会社 自動車用ドアのウエザストリップ取付構造
JP4060692B2 (ja) * 2002-11-22 2008-03-12 レンゴー株式会社 罫入れ装置
JP4470685B2 (ja) * 2004-10-19 2010-06-02 トヨタ自動車株式会社 燃料タンク支持構造
JP2007064722A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP5314985B2 (ja) * 2008-09-30 2013-10-16 タキロン株式会社 段差用床シート及びその貼着構造
JP2010089600A (ja) * 2008-10-07 2010-04-22 Honda Motor Co Ltd 車両用燃料タンクの防振支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014108699A (ja) 2014-06-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9738316B2 (en) Vehicle body structure
JP6168828B2 (ja) 自動車のウエザーストリップ
WO2009147762A1 (ja) グロメット
CN105246723A (zh) 窗板支撑结构
WO2013168406A2 (en) Wire harness fixing structure
US10023030B2 (en) Structure of vehicle side door
JP4967649B2 (ja) シーリングスクリーン、ドア及びシーリングスクリーンの取付方法
JP6007085B2 (ja) 車両用燃料タンク
JP6977674B2 (ja) 乗物用内装材の組付構造
JP2008105445A (ja) インストルメントパネル先端縁部保持構造
JP2010095179A (ja) 車両前部の遮音構造
JP5948039B2 (ja) オープニングトリム
JP6330677B2 (ja) 車両の前部構造
JP2010115985A (ja) 自動車のシール部材
JP5947321B2 (ja) バンパ取付構造
JP5589782B2 (ja) 車両用内装材
JP5888813B2 (ja) ワイヤハーネス固定構造
JP5512197B2 (ja) 車両用ダッシュサイレンサ
US10046809B2 (en) Body component for a motor vehicle
JP2014043202A (ja) 車両カウル部の遮音構造
JP6507005B2 (ja) 自動車のフードシール取付構造
JP2018133962A (ja) グロメット及びその製造方法
CN210706843U (zh) 一种车门胶条的连接结构
JP6500641B2 (ja) 車両用ドアトリム
JP5461257B2 (ja) 自動車のドア構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160531

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6007085

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees