JP6006661B2 - ブラシレスモータ - Google Patents

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Description

本発明は、モータが搭載されるベース板に当該モータを制御する回路基板を固定するブラシレスモータに関する。
従来、ブラシレスモータは、金属製のベース板に固定され、ブラシレスモータを制御する回路基板もこのベース板に固定される構成がある。つまり、ブラシレスモータの配線基板は、金属製のベース板と回路基板とで構成されている。
金属製のベース板と回路基板との固定は、例えば、特許文献1に記載のように、雄ネジだけで固定するか、又は、雄ネジとバネ座金とで固定している。
特許文献2は、取付板(ベース板)にかしめ部をバーリング加工で設け、当該かしめ部を回路基板の孔部を挿通させて、かしめ固定するモータユニットが開示されている。
特許文献2の目的は回路基板のソリ防止であり、長穴を設けることでかしめ箇所の回路基板への接触部と回路基板に接触しない非接触部とを設けている。
特開平8−180513号公報(図1、図2等) 特開2012−23796号公報(図2、図3、図6、図7等)
ところで、特許文献1のように、金属製のベース板と回路基板とを雄ネジだけで固定する場合、雄ネジに緩みが発生するおそれがあり、信頼性が高いとはいえない。
一方、金属製のベース板と回路基板とをハトメで固定する方式は、ハトメの経時変化や熱による変形の可能性を有しており、アースとして用いる場合には信頼性が低い。また、ハトメはバネ性を用いる構成でないため、熱による膨張収縮にハトメが追従できない。このため、ハトメは、ベース板の表面に接触させるため、ベース板の表面処理に影響されやすい。
さらに、ネジやハトメによる固定は、ベース板裏面から突出する部分が存在する。そのため、設計上、突出する部分に対向する箇所の部材の取り付けには、逃げが必要となる。
特許文献2に記載の取付板(ベース板)と回路基板との固定は、回路基板の丸穴や長穴の穴形状が複雑なため、丸穴や長穴の寸法精度を高くする必要がある。また、取付板のかしめ部を回路基板へ挿入する時には位置精度を確保しなければならない。つまり、回路基板の穴精度や位置精度、取付板のバーリング精度や位置精度が必要になる。
本発明は上記実状に鑑み、モータのベース板とモータの制御を担う回路基板との固定を容易かつ信頼性が高く行え、ベース板と回路基板のアースを容易にとれるブラシレスモータを提供する。
上記課題を解決すべく、本発明の請求項1に関わるブラシレスモータは、ロータとステータとを有するモータと、取り付け孔が形成され、前記モータを制御するための回路基板と、前記モータが固定され、筒状のバーリング部が形成される導電性のベース板と、導電性の座金部材とを備え、前記ベース板のバーリング部を前記回路基板の取り付け孔と前記座金部材とが挿通し、前記バーリング部の先端部を前記座金部材にかしめることで、前記回路基板と前記ベース板とが、前記座金部材を介して固定されている。
請求項1のブラシレスモータによれば、簡単な構成で確実に回路基板とベース板とを固定できる。また、回路基板とベース板とを確実に固定できるので、回路基板のランド部とベース板は電気的に導通され、フレームグランドとしての信頼性が高い。さらに、ベース板のバーリング部の反対側にはみ出さない構成なので、バーリング部が形成されていない側に穴や逃がし構造が必要なく、設計や製作に負担が少ない。従って、生産コストの低減が可能である。
請求項2に関わるブラシレスモータは、請求項1に記載のブラシレスモータにおいて、前記座金部材は、弾性を有している。
請求項2のブラシレスモータによれば、座金部材は、弾性を有しているので、座金部材が弾性による復元力によりバーリング部と回路基板のランド部に確実に当接または接触できる。
請求項3に関わるブラシレスモータは、請求項1または請求項2に記載のブラシレスモータにおいて、前記座金部材のバリ面が前記座金部材の裏表に形成されている。
請求項3のブラシレスモータによれば、座金部材のバリ面が前記座金部材の裏表に形成されるので、座金部材のバリを介して、座金部材が回路基板のランド部に確実に当接または接触できる。
請求項4に関わるブラシレスモータは、請求項1から請求項3のうちの何れか一項に記載のブラシレスモータにおいて、前記座金部材の形状は、多角形である。
請求項4のブラシレスモータによれば、座金部材の形状は、多角形であるので、座金部材がかしめられた際に座金部材の頂点が回路基板のランド部に確実に接触することができ、ベース板と回路基板との接続の信頼性が向上する。
請求項5に関わるブラシレスモータは、請求項4に記載のブラシレスモータにおいて、前記回路基板に形成され、前記座金部材を介して前記ベース板に電気的に接続されるランド部は、分割して形成されている。
請求項5のブラシレスモータによれば、ランド部が分割して形成されるので、円環状に形成されたランド部に比べ、起伏が形成され、座金部材と接触しやすくなる。また、ランド部を形成する材料、例えば金属箔やランド部に盛られる半田などを削減できる。
請求項6に関わるブラシレスモータは、請求項5に記載のブラシレスモータにおいて、前記ランド部が奇数個に分割されている場合、前記多角形の座金部材の頂点の数が偶数である。
請求項6のブラシレスモータによれば、奇数個のランド部に座金部材の偶数個の何れかの頂点のエッジが確実に接触し導通できる。
請求項7に関わるブラシレスモータは、請求項5に記載のブラシレスモータにおいて、前記ランド部が偶数個に分割されている場合、前記多角形の座金部材の頂点の数が奇数である。
請求項7のブラシレスモータによれば、偶数個のランド部に座金部材の奇数個の何れかの頂点のエッジが確実に接触し導通できる。
請求項8に関わるブラシレスモータは、請求項1から請求項7のうちの何れか一項に記載のブラシレスモータにおいて、前記座金部材は、中央部が膨らんで膨出部が形成されているとともに、前記バーリング部の先端部方向に合わせて前記膨出部を配置し、かしめて固定する。
請求項8のブラシレスモータによれば、座金部材は、中央部が膨らんで膨出部が形成されていて、バーリング部の先端部の方向と座金部材の膨出部の方向を合わせてかしめて固定されるので、座金部材がより確実に回路基板側とベース板のバーリング部に当接または接触できる。
本発明によれば、モータのベース板とモータの制御を担う回路基板との固定を容易かつ信頼性高く行え、ベース板と回路基板のアースを容易にとれるブラシレスモータを提供できる。
(a)は本発明に係わる実施形態のブラシレスモータを示す上面図、(b)は(a)のA−A線断面図、(c)は(b)のB部拡大図。 回路基板のランドを示す上面図。 (a)はワッシャを示す上面図、(b)は(a)のC−C線断面図、(c)はワッシャを示す下面図。 (a)はワッシャの他例のスプリングワッシャを示す上面図、(b)は他例のスプリングワッシャの側面図、(c)は他例のスプリングワッシャを示す下面図。 回路基板とベース板との取り付け方法を示すフロー図。 (a)は回路基板をベース板上に位置決めした状態を示す上面図、(b)は(a)のD方向矢視図。 (a)〜(d)は図1(b)のB部の回路基板とベース板との取り付け過程を示す断面図。 (a)は変形例1の五角形のワッシャを示す上面図、(b)は(a)のE−E線断面図、(c)は変形例1の五角形のワッシャを示す下面図。 (a)は変形例1の他例1の四角形のワッシャを示す上面図、(b)は(a)のF−F線断面図、(c)は変形例1の他例1の四角形のワッシャを示す下面図。 (a)は変形例1の他例2の花びら状のワッシャを示す上面図、(b)は(a)のG−G線断面図、(c)は変形例1の他例2の花びら状のワッシャを示す下面図。 (a)は変形例2のワッシャを示す上面図、(b)は変形例2の(a)のH方向矢視図、(c)は変形例2のI方向矢視図。 (a)は変形例3のワッシャを示す上面図、(b)は変形例3の(a)のJ−J線断面図、(c)は変形例3の他例のJ−J線断面図。 (a)は変形例4の偶数個に分割したランドを示す上面図、(b)は変形例4の奇数個に分割したランドを示す上面図。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1(a)は、本発明に係わる実施形態のブラシレスモータを示す上面図であり、図1(b)は、図1(a)のA−A線断面図であり、図1(c)は図1(b)のB部拡大図である。
実施形態のブラシレスモータは、ブラシレスモータ1が、導電性の金属製のベース板2に固定されるとともに、ブラシレスモータ1を制御する回路基板3がベース板2と電気的に接続し固定されている。
つまり、ブラシレスモータ1の配線基板1Hは、ベース板2と回路基板3とで構成されている。
ベース板2と回路基板3とは、ベース板2のバーリングで形成した筒状の突起部2c1をかしめることでワッシャ4を固定する。
ブラシレスモータ1は、図1(b)に示すように、回転軸1jの一方側に、ロータ固定部材1aを介して、ロータヨーク1bが固定され、ロータヨーク1bの外周部の内面には、リング状にマグネット1cが固定されている。マグネット1cは、強磁性体のフェライト、ネオジウム、コバルトなどが使用されている。
ロータヨーク1bは、円筒部1b1と、円筒部1b1の一方端を閉塞するとともに中央部が開口される平板状の平板部1b2とを有する薄皿状の形状に形成されている。
ロータヨーク1bは、鋼板を用いて、絞り成形により形成される。ロータヨーク1bは、マグネット1cの磁界を集中して透過させ、マグネット1cによる磁気回路を形成する。
ブラシレスモータ1のステータ1Sは、複数の板状の磁性部材(例えば、電磁鋼板)を積層したステータヨーク1fに、コイル1gが巻回され、構成されている。コイル1gには、磁界を形成するための電流が流れ、ブラシレスモータ1の複数の位相を形成する。ステータ1Sは、ステータ固定部材1eを介して、ベース板2に固定される。
ベース板2には、軸受1hが、かしめなどで固定されている。回転軸1jは、軸受1hに挿通され、枢支されている。軸受1hには、流体軸受やメタル軸受等が使用されるが、これ以外の軸受けを用いてもよい。
本構成により、ブラシレスモータ1のロータ1Rを構成する回転軸1j、ロータ固定部材1a、ロータヨーク1b、およびマグネット1cは、軸受1hに枢設されている。
このようにブラシレスモータ1は、ステータ1Sのコイル1gに通電することで磁界が発生し、ロータ1Rのマグネット1cと吸引・反発を繰り返し行い回転する。
<ベース板2>
ベース板2は、鋼板などの金属板を用いて、プレス加工で形成される矩形の平板状の部材である。ベース板2には、上述したように、ブラシレスモータ1のステータ1Sや軸受1h、回路基板3などが固定される。
ベース板2には、回路基板3を固定するための基板位置決め凸部2aが、バーリング加工で回路基板3が配置される側に複数凸状に形成されている。
ベース板2には、不図示の外部装置に固定するための貫通した取り付け孔2bが外周部に複数開口されている。
また、ベース板2には、回路基板3を取り付けるための基板取り付け孔2cと筒状の突起部2c1とがバーリング加工で形成されている。
<回路基板3>
回路基板3は、ブラシレスモータ1を制御するための制御回路が搭載される基板であり、エポキシ樹脂や紙フェノールなどを用いて形成されている。また、フレキシブルプリント基板を用いてもよい。回路基板3上には、制御回路を構成する不図示の配線パターンやランドがエッチングなどで形成されている。
回路基板3の配線パターンやランド上には、不図示の制御用のLSI(Large Scale Integration)、コンデンサ、抵抗などの電子部品や接続用のコネクタなどが半田等により接続され実装されている。なお、図1(a)、(b)では、電子部品やコネクタなどは省略して示している。
また、回路基板3の一部のランドには、ブラシレスモータ1のステータ1Sに巻回されたコイル1gの端末が、半田などにより接続されている。
回路基板3には、ベース板2の基板取り付け孔2cに対向する位置にベース板取り付け孔3hが穿孔されている。ベース板取り付け孔3hは、ベース板2の筒状の突起部2c1の外形と同じまたは若干大きな径をもって形成されている。
図2は、回路基板3のランド3r1を示す上面図である。
回路基板3のベース板取り付け孔3hの周囲には、円環状のランド3r1が胴箔を用いてエッチングなどで形成されていて、回路上のグランド(GND)と接続されている。また、ランド3r1には、半田h1が盛られている。半田h1は溶けた半田が硬化したものである。図2では、ランド3r1上の半田h1は省略して示している。
図1(c)に示す回路基板3のランド3r1には、ベース板2の基板取り付け孔2cのバーリング加工で形成した筒状の突起2c1が、ワッシャ4を介してかしめられている。
詳しくは後述する。これにより、回路基板3とベース板2は接続され、すなわち、回路基板3のグランドとベース板2が同電位に保たれる。
回路基板3には、ベース板2に取り付ける位置決めを行うためのベース板位置決め孔3gが設けられ、このベース板位置決め孔3gは、ベース板2の基板位置決め凸部2aに対向する位置に、該基板位置決め凸部2aの外径寸法と同じ寸法または若干大きい寸法に穿孔されている。
<ワッシャ4>
図3(a)はワッシャ4を示す上面図であり、図3(b)は図3(a)のC−C線断面図であり、図3(c)はワッシャ4を示す下面図である。
ワッシャ4(座金)は、鉄やステンレス(SUS)などの金属製であり、バネ機能(弾性)を有した導体である。ワッシャ4は、中心孔4aを有する円盤形状を有している。図1(c)に示すように、ワッシャ4の中心孔4aには、ベース板2の基板取り付け孔2cの筒状の突起部2c1が挿通することから、中心孔4aは、筒状の突起部2c1の外径寸法より若干大きい寸法を有している。
図4(a)は、ワッシャ4の他例のスプリングワッシャ4Aを示す上面図であり、図4(b)は、側面図であり、図4(c)は、下面図である。
ワッシャ4は、一般に販売されている平座金や図4に示すばね座金のスプリングワッシャ4Aでもよいが、バネ性(弾性)を有したワッシャの場合、保持力を強くさせることができるため、より好ましい。
バネ性(弾性)を有するワッシャ4(4A)の場合、材料は比較的柔らかくバネ性を有する材料が好ましい。更に、へたり(塑性変形)を防止するために時効処理や低温焼鈍してバネ性(弾性)を安定化させた弾性限度内の許容曲げ応力が高い材料が好ましい。
<回路基板3とベース板2との取り付け>
次に、回路基板3をベース板2に取り付ける方法について説明する。
図5は、回路基板3とベース板2との取り付け方法を示すフロー図である。
図6(a)は、回路基板3をベース板2上に位置決めした状態を示す上面図であり、図6(b)は、図6(a)のD方向矢視図である。
図6(a)に示すベース板2には軸受1hが挿通する軸受挿通孔2jが穿設されるとともに、回路基板3には軸受1hが挿通する軸受挿通孔3jが穿設されている。
さらに、ベース板2にはブラシレスモータ1のステータ1Sを位置決めするためのモータ位置決め孔2iが複数穿設されている。
図7(a)〜(d)は、図1(b)に示すB部での回路基板3とベース板2との取り付け過程を示す断面図である。
図7(a)〜(d)に示す回路基板3のランド3r1には、予め半田h1が盛られている。
図1(b)に示すB部の回路基板3とベース板2との取り付けは、以下のように遂行される。
まず、回路基板3をベース板2に位置決めする。具体的には、図6(a)に示す回路基板3のベース板位置決め孔3gに、ベース板2のバーリングで形成した基板位置決め凸部2aを嵌入する。同時に、図7(a)に示すように、ベース板2のバーリングで形成した基板取り付け孔2cの筒状の突起部2c1を、回路基板3のベース板取り付け孔3hに嵌入する。これにより、回路基板3がベース板2の所定位置に位置決めされる(図5のS1)。
続いて、図7(b)に示すように、回路基板3のベース板取り付け孔3hを挿通させたベース板2の筒状の突起部2c1に、ワッシャ4の中心孔4aを挿通させて、ワッシャ4をベース板2の筒状の突起部2c1に嵌合する。換言すれば、ワッシャ4の中心孔4aにベース板2の筒状の突起部2c1を嵌合(挿入)する(図5のS2)。
続いて、図7(c)に示すように、ベース板2のバーリング部の筒状の突起部2c1の先端部を、ワッシャ4に対してかしめる。具体的には、割りかしめや曲げかしめ、バーリングかしめを行う(図5のS3)
そして、図7(d)に示すように、ベース板2の筒状の突起部2c1を、ワッシャ4に対して更にかしめる。
すると、ワッシャ4が変形して、ワッシャ4の角部4k1が回路基板3上の半田h1に食い込むとともに、ワッシャ4の角部4k2がベース板2の筒状の突起部2c1に食い込む。これにより、ワッシャ4がベース板2のバーリング部の筒状の突起部2c1と回路基板3上の半田h1に堅固に結合される(図5のS4)。
こうして、回路基板3のランド3r1が半田h1、ワッシャ4、バーリング部の筒状の突起部2c1を介して、ベース板2に電気的に導通し、回路基板3のランドとベース板2が同電位に保たれる。具体的には、図5のS4の工程により、回路基板3の導体ランド3r上の半田h1およびベース板2のバーリング部の筒状の突起部2c1に確実にワッシャ4が接触し続け、回路基板3のグランド(GND)とベース板2が同電位に保たれる。
上記構成によれば、
1.回路基板3とベース板2を、ワッシャ4を介してする固定は、堅固に結合されることから、信頼性が高く、確実に導通させることができる。
2.特別な工法、部品も必要なく、設備コストがかからず、生産の作業時間が短く、総合的なコスト低減が行える。
3.従来のねじ止め・ハトメなどを用いたベース板2と回路基板3の固定の様にベース板2の裏面からねじやハトメなどがはみ出さず、受け側に穴をあける必要がない。そのため、回路基板3とベース板2を固定する部分の設計や製作に負担がない。また、回路基板3とベース板2との取り付けが簡単である。
4.従って、ブラシレスモータ1のベース板2と回路基板3との固定を容易かつ信頼性が高く、ベース板2と回路基板3のアースを容易にとれる。
<<変形例1>>
変形例1は、実施形態のワッシャ4の他例を示すものである。
図8(a)は、変形例1の五角形のワッシャを示す上面図であり、図8(b)は、図8(a)のE−E線断面図であり、図8(c)は、下面図である。
図9(a)は、変形例1の他例1の四角形のワッシャを示す上面図であり、図9(b)は、図9(a)のF−F線断面図であり、図9(c)は、下面図である。
図10(a)は、変形例1の他例2の花びら状のワッシャを示す上面図であり、図10(b)は、図10(a)のG−G線断面図であり、図10(c)は、下面図である。
前記したワッシャ4(4A)は、円盤形状(図3、図4参照)を有しバネ機能(弾性)を有している。しかし、円盤形状ではなく、変形例1の五角形のワッシャ14、四角形のワッシャ14Aや花びら状のワッシャ24としてもよい。
五角形のワッシャ14、四角形のワッシャ14A、および花びら状のワッシャ24には、それぞれ実施形態のワッシャ4の中心孔4aと同様な中心孔14a、24aが形成されている。
五角形のワッシャ14の場合には、図5のS4のかしめを行った後、エッジ14eがそれぞれ独立性を有して変形するのでエッジ14eの変形が多様化され、一部が半田h1に接触しなくとも他部が半田h1に確実に接触するため、導通させることができる。
同様に、四角形のワッシャ14Aの場合には、図5のS4のかしめを行った後、エッジ14Aeがそれぞれ独立性を有して変形するのでエッジ14Aeの変形が多様化され、一部が半田h1に接触しなくとも他部が半田h1に確実に接触するため、導通させることができる。
同じく、花びら状のワッシャ24の場合にも、図5のS4のかしめを行った後、花びら部24eがそれぞれ独立性を有して変形するので変形が多様化され、一部が半田h1に接触しなくとも他部が半田h1に確実に接触するため、導通させることができる。
<<変形例2>>
変形例2は、実施形態、変形例1のワッシャ4の他例を示す。
図11(a)は、変形例2のワッシャ34を示す上面図であり、図11(b)は、図11(a)のH方向矢視図であり、図11(c)は、図11(a)のI方向矢視図である。
変形例2のワッシャ34は、多角形である矩形の平板状の形状を有しており、実施形態のワッシャ4の中心孔4aと同様な中心孔34aが形成されている。
ワッシャ34は、プレス成形する際に、図11(b)に示すように、第1面34h1と第3面34h3とを矢印α1方向に抜くとともに、図11(c)に示すように、第2面34h2と第4面34h4とを矢印α2方向に抜いて形成したものである。
これにより、第1面34h1のバリ34b1の方向と第3面34h3のバリ34b3の方向とがワッシャ34の裏面側(図11(a)の紙面奥側)に形成され、バリ34b1、34b3が裏面側に突出する(バリ面が裏面側)。
一方、第2面34h2のバリ34b2の方向と第4面34h4のバリ34b4の方向とがワッシャ34の表面側((図11(a)の紙面手前側)に形成され、バリ34b2、バリ34b4が表面側に突出する(バリ面が表面側)。
このように、ワッシャ34の加工時に、第1面34h1と第2面34h2、第3面34h3と第4面34h4などの隣り合う面の抜き方向を変えることにより、バリ34b1〜34b4の出る面をワッシャ34の裏表に形成する。これにより、ワッシャ34をベース板2のバーリング部に挿入するときに、ワッシャ34の裏表がどちらを向いていても、図5のS4のかしめを行った後に、ワッシャ34のバリ34b1〜34b4のどれかが回路基板3の半田h1へ確実に接触し導通させることができる。具体的には、ワッシャ34のバリ34b1〜34b4のうち、バリ34b1とバリ34b3の向きが回路基板3に面している時、バリ34b1とバリ34b3が半田h1に食い込み固定される。バリ34b2とバリ34b4の向きが回路基板3に面している時は、バリ34b2とバリ34b4が半田h1に食い込み固定される。
なお、変形例2では、バリの出る面を裏表に形成するワッシャ34を正四角形である正多角形の場合を例示したが、正四角形以外の任意の正多角形や、正多角形以外の任意の多角形でもよい。また、ワッシャ34のバリの出る面(バリ面)を裏表に形成できれば、ワッシャ34の形状は多角形以外の形状を選択してもよい。
<<変形例3>>
図12(a)は、変形例3のワッシャ44を示す上面図であり、図12(b)は、変形例3の図12(a)のJ−J線断面図であり、図12(c)は、変形例3の他例の図12(a)のJ−J線断面図である。
実施形態、変形例1、2では、図3、図8〜図11に示す断面図のように、ワッシャ4、14、14A、24、34が平面形状のものを例示したが、変形例3のワッシャ(座金)44は、非平面形状としたものである。
変形例3のワッシャ44には、実施形態のワッシャ4の中心孔4aと同様、中心孔44aが形成されている。
そして、図12(b)に示す変形例3のワッシャ44は、図7(c)、(d)のかしめ方向と逆向き、つまり図7(c)、(d)の紙面の上方向に頂点をもつ円錐形状に形成され、その頂角部分(中心孔44aの箇所に相当)がなくなったような形状(図12(b)中、二点鎖線で示す)としている。そして、ワッシャ44の膨らんでいる部分を膨出部44bと呼ぶ。
図12(b)に示すワッシャ44を用いる時は、ベース板2の筒状の突起部2c1の突起が向く方向(バーリング部の先端方向)にワッシャ44の膨らんでいる方向を合わせて挿通し、筒状の突起部2c1をかしめると、元の形状に戻ろうとする力(弾性による復元力)がワッシャ44に発生するので、ベース板2の筒状の突起部2c1や、回路基板3上の半田h1に安定してワッシャ44が接触することができる。そのため、回路基板3とベース板2との固定は、信頼性が向上し、導通させることができる。
図12(c)に示す他例のワッシャ44Aは、その中央部をR面状(球面状)にかしめ方向と反対向き(図7(c)、(d)の紙面上方向)に凸状に曲率を有して形成したものである。換言すれば、ワッシャ44を中心孔44aを有するお椀状に形成したものである。そして、ワッシャ44Aの膨らんでいる部分を膨出部44bと呼ぶ。他例のワッシャ44Aも、図12(b)のワッシャ44と同様、ベース板2の筒状の突起部2c1の突起が向く方向(バーリング部の先端方向)にワッシャの膨らんでいる方向を合わせて挿通し、筒状の突起部2c1をかしめると、元の形状に戻ろうとする力(弾性による復元力)が発生するので、安定してベース板2のバーリング部の筒状の突起部2c1や、回路基板3上の半田h1に接触することができる。そのため、回路基板3とベース板2との固定は、信頼性が向上し、導通させることができる。
<<変形例4>>
変形例4は、実施形態のランド3r1(図2参照)の形状の他例のランドの形状を示すものである。図13(a)は、変形例4の偶数個に分割したランド43r1を示す上面図でランドの個数は4個であり、図13(b)は、変形例4の奇数個に分割したランド53r1を示す上面図でランドの個数は3個である。
図2に示す回路基板3のランド3r1は、一般的な丸形状(円環状)でよいが、変形例4では、ランド43r、ランド53r1を分割して形成したものである。
すなわち、変形例4のランド43r1は偶数個の4個に分割し、変形例4のランド53r1は、奇数個の3個に分割している。ランド43r1の上には半田h1が盛られ、同じくランド53r1の上には半田h1が盛られている。なお、図13(a)、図13(b)では、半田h1を省略して示している。
図8〜図10に示すような多角形のワッシャ14、14A、24の各エッジ14e、14Ae、24eの数が奇数(または偶数)の場合、ランド43r1、53r1の数を偶数(または奇数)にすることで、奇数と偶数の相対関係から、どこかのエッジ14e、14Ae、24eがランド43r1、53r1上の半田h1に確実に接触する。
例えば、図8に示すようなワッシャ14のエッジ14eの数が五角形で奇数の場合、図13(a)に示す偶数に分割したランド43r1にすることで、確実にどこかのエッジ14eがランド43r1に盛られた半田h1に接触する。
或いは、図9に示すような四角形のワッシャ14Aのエッジ14Aeの数が偶数の場合、図13(b)に示す奇数に分割したランド53r1にすることで、確実にどこかのエッジ14Aeがランド53r1に盛られた半田h1に接触する。
<<その他の実施形態>>
1.なお、前記実施形態、変形例では、ワッシャ(座金部材)を種々例示して説明したが、座金部材は、説明した機能、作用を果たせば、例示したものに限定されない。
2.また、前記変形例では、座金部材のワッシャが正四角形、正五角形などの場合を例示したが、その他の任意数の正多角形としてもよい。また、座金部材のワッシャを正多角形などの場合を例示したが、正多角形でない任意数の多角形、多角形の一部に曲線辺が含まれるもの、その他例示した形状以外のものを選択してもよい。
3.前記実施形態、変形例では、ワッシャ4,14、14A、24、34、44を導体ランド3r1の半田h1に接触させることなく、つまりアースとして使用しない構成としてもよい。しかし、ベース板2の筒状の突起部2c1を導体ランド3r1の半田h1に接触させるとアースを兼ねることができるので、より好ましい。
4.前記実施形態、変形例では、ワッシャ4,14、14A、24、34、44を用いた回路基板3とベース板2との固定箇所を1箇所の場合を例示したが、複数箇所としてもよい。
5.前記実施形態、変形例で説明した構成を適宜組み合わせて構成してもよい。
以上、本発明の様々な実施形態を述べたが、本発明の範囲内で様々な修正と変更が可能である。すなわち、本発明の具体的形態は、発明の趣旨を変更しない範囲において適宜、任意に変更可能である。
1 ブラシレスモータ(モータ)
1R ロータ
1S ステータ
2 ベース板
2c1 突起部(バーリング部)
3 回路基板
3h ベース板取り付け孔(取り付け孔)
3r1、43r1、53r1 ランド(ランド部)
4、4A、14、14A、24、34、44、44A ワッシャ(座金部材)
14e、14Ae、24e エッジ(多角形の座金部材の頂点)
34b1、34b2、34b3、34b4 バリ(バリ面)

Claims (8)

  1. ロータとステータとを有するモータと、
    取り付け孔が形成され、前記モータを制御するための回路基板と、
    前記モータが固定され、筒状のバーリング部が形成される導電性のベース板と、
    導電性の座金部材とを備え、
    前記ベース板のバーリング部を前記回路基板の取り付け孔と前記座金部材とが挿通し、前記バーリング部の先端部を前記座金部材にかしめることで、前記回路基板と前記ベース板とが、前記座金部材を介して固定される
    ことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 前記座金部材は、弾性を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ。
  3. 前記座金部材のバリ面が前記座金部材の裏表に形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のブラシレスモータ。
  4. 前記座金部材の形状は、多角形である
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちの何れか一項に記載のブラシレスモータ。
  5. 前記回路基板に形成され、前記座金部材を介して前記ベース板に電気的に接続されるランド部は、分割して形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のブラシレスモータ。
  6. 前記ランド部が奇数個に分割されている場合、前記多角形の座金部材の頂点の数が偶数である
    ことを特徴とする請求項5に記載のブラシレスモータ。
  7. 前記ランド部が偶数個に分割されている場合、前記多角形の座金部材の頂点の数が奇数である
    ことを特徴とする請求項5に記載のブラシレスモータ。
  8. 前記座金部材は、中央部が膨らんで膨出部が形成されているとともに、前記バーリング部の先端部方向に合わせて前記膨出部を配置し、かしめて固定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちの何れか一項に記載のブラシレスモータ。
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