JP6988449B2 - モータ - Google Patents

モータ Download PDF

Info

Publication number
JP6988449B2
JP6988449B2 JP2017246080A JP2017246080A JP6988449B2 JP 6988449 B2 JP6988449 B2 JP 6988449B2 JP 2017246080 A JP2017246080 A JP 2017246080A JP 2017246080 A JP2017246080 A JP 2017246080A JP 6988449 B2 JP6988449 B2 JP 6988449B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lead wire
protrusion
protruding portion
motor
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017246080A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019115144A (ja
Inventor
宣 坂内
貴洋 杉之原
祐介 一岡
義夫 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec America Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2017246080A priority Critical patent/JP6988449B2/ja
Priority to CN201811570656.1A priority patent/CN109980856B/zh
Priority to CN201822168707.XU priority patent/CN209516840U/zh
Publication of JP2019115144A publication Critical patent/JP2019115144A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6988449B2 publication Critical patent/JP6988449B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2786Outer rotors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/0094Structural association with other electrical or electronic devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/46Fastening of windings on the stator or rotor structure
    • H02K3/50Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/161Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields radially supporting the rotary shaft at both ends of the rotor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

本発明は、モータに関する。
従来のプリント基板を搭載した電子機器が、特許文献1に開示されている。特許文献1では、プリント基板を搭載した電子機器の一例としてカメラが示される。このカメラは、メイン基板と、リード線と、を有する。リード線は、電池電源切片から延び、メイン基板に半田付けされる。
特開2001−148549公報
特許文献1に開示された従来のカメラのリード線は、半田付け部分の近傍の、メイン基板の外縁部で、カメラの内部に向かって屈曲する。このため、この従来のカメラにおいて、リード線の半田付け部分に応力が集中し易い。
上記の点に鑑み、本発明は、基板に対するリード線の保持力を向上させることが可能なモータを提供することを目的とする。
上下に延びる中心軸回りに回転するロータと、前記ロータの径方向内側に配置されるステータと、前記ステータの軸方向下側に配置される基板と、前記基板と電気的に接続される複数のリード線と、を有し、前記基板は、前記ステータと軸方向に対向する本体部と、前記本体部の外周部から径方向外側に延びる突出部と、を有し、前記リード線の一端は、前記突出部に配置され、前記リード線の前記一端側の少なくとも一部及び前記突出部の少なくとも一部は、結合部材によって固定され、前記基板は、複数の前記リード線が個別に電気的に接続される複数のランド部を有し、複数の前記リード線のうち1本の第1リード線が電気的に接続される第1ランド部は、他の前記ランド部よりも径方向外側に配置され、前記突出部は、前記本体部の外周部から径方向外側に延びる第1突出部と、前記第1突出部の外周部から径方向外側に延びる第2突出部と、を有し、前記第2突出部の延伸方向と直交する方向の幅は、前記第1突出部の延伸方向と直交する方向の幅よりも狭く、前記第1リード線は、前記第2突出部に配置され、前記第1リード線と、前記第2突出部とは、前記結合部材によって固定される、モータ。

本発明の例示的なモータによれば、基板に対するリード線の保持力を向上させることが可能である。
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータの側面図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係るモータの上面図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係るモータの結合部材の部分を示す縦端面図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係るモータの基板の上面図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係る第1変形例のモータの結合部材の部分を示す縦端面図である。 図6は、本発明の第1実施形態に係る第2変形例のモータの結合部材の部分を示す縦端面図である。 図7は、本発明の第1実施形態に係る第3変形例のモータの結合部材の部分を示す縦端面図である。 図8は、本発明の第1実施形態に係る第4変形例のモータの結合部材の部分を示す縦端面図である。 図9は、本発明の第1実施形態に係る第5変形例のモータの結合部材の部分を示す縦端面図である。 図10は、本発明の第1実施形態に係る第6変形例のモータの基板の上面図である。 図11は、本発明の第2実施形態に係るモータの上面図である。 図12は、本発明の第2実施形態に係るモータの結合部材の部分を示す縦端面図である。 図13は、本発明の第2実施形態に係るモータの基板の上面図である。 図14は、本発明の第2実施形態に係る第7変形例のモータの結合部材の部分を示す縦端面図である。 図15は、本発明の第2実施形態に係る第8変形例のモータの結合部材の部分を示す縦端面図である。 図16は、本発明の第2実施形態に係る第9変形例のモータの基板の上面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本書では、モータの中心軸が延びる方向を単に「軸方向」と呼び、モータの中心軸を中心として中心軸と直交する方向を単に「径方向」と呼び、モータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を単に「周方向」と呼ぶ。また、本書では、説明の便宜上、軸方向を上下方向とし、図1における上下方向をモータの上下方向として各部の形状及び位置関係を説明する。なお、この上下方向の定義がモータの使用時の向き及び位置関係を限定するものではない。また、本書では、軸方向に平行な切断部端面を「縦端面」と呼ぶ。また、本書で用いる「平行」、「垂直」は、厳密な意味で平行、垂直を表すものではなく、略平行、略垂直を含む。
<1.第1実施形態>
<1−1.モータの全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態に係るモータ1の側面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係るモータ1の上面図である。図3は、本発明の第1実施形態に係るモータ1の結合部材9の部分を示す縦端面図である。なお、図1では、モータ1のステータ5、ロータ6等を含む主要部分を、縦端面として描画した。
モータ1は、軸受ハウジング2と、軸受3と、シャフト4と、ステータ5と、ロータ6と、基板7と、リード線8と、結合部材9と、を有する。
軸受ハウジング2は、ステータ5の径方向内側に配置される。軸受ハウジング2は、軸方向上下に延びる筒状である。軸受ハウジング2は、軸受保持部21と、ステータ保持部22と、を有する。
軸受保持部21は、軸受ハウジング2の下部に配置される。軸受保持部21は、軸受ハウジング2の軸方向下端から軸方向上側に凹状に窪んだカップ形状である。軸受保持部21の内周部には、1個の軸受3が保持される。
ステータ保持部22は、軸受ハウジング2の上部に配置される。ステータ保持部22の外周部には、ステータ5が保持される。
軸受3は、軸方向上下一対で配置される。下側の軸受3は、軸受ハウジング2の軸受保持部21に保持される。上側の軸受3は、ステータ5の軸受保持部53に保持される。軸受3は、例えばボールベアリングで構成されるが、スリーブ軸受などによって構成されても良い。
シャフト4は、中心軸C1に沿って配置される。シャフト4は、上下に延びる柱状の部材である。シャフト4は、上下一対の軸受3によって、軸受ハウジング2及びステータ5に対して中心軸C1回りに回転可能に支持される。
ステータ5は、軸受ハウジング2のステータ保持部22の外周部に固定される。ステータ5は、ロータ6の径方向内側に配置される。ステータ5は、ステータコア51と、コイル52と、軸受保持部53と、を有する。
ステータコア51は、中心軸C1を中心とする環状である。ステータコア51は、例えばケイ素鋼板等の電磁鋼板を軸方向上下に積層して構成される。コイル52は、絶縁材(図示略)を介して、ステータコア51の周囲に巻き回された導線で構成される。
軸受保持部53は、ステータ5の上部に配置される。軸受保持部53は、ステータコア51の軸方向上端から軸方向下側に凹状に窪んだカップ形状である。軸受保持部53の内周部には、1個の軸受3が保持される。
ロータ6は、ステータ5の径方向外側に配置される。ロータ6は、上下に延びる中心軸C1回りに回転する。ロータ6は、ステータ5に対して中心軸C1回りに回転する。ロータ6は、ロータハブ61と、マグネット62と、を有する。
ロータハブ61は、軸方向下端が開口し、軸方向上側に凹状に窪んだカップ形状である。ロータハブ61は、シャフト4の軸方向上端部に固定される。マグネット62は、板状の複数のマグネット片から構成される。各マグネット片は、ロータハブ61の内周面に固定される。マグネット62は、ステータ5の径方向外側に配置され、径方向においてステータコア51と対向する。
基板7は、ステータ5の軸方向下側に配置される。基板7には、コイル52の引出線(図示略)が電気的に接続される。基板7には、コイル52に駆動電流を供給するための電子回路(図示略)が実装される。
リード線8は、基板7と電気的に接続される。リード線8は、少なくとも1本が設けられる。本実施形態では、リード線8は、例えば3本設けられる。リード線8は、外部から基板7に電力を供給する。
結合部材9は、チューブ91である。チューブ91は、リード線8の一部と、基板7の一部と、をまとめて束ねる。基板7と、リード線8と、チューブ91と、の詳細な構成は後述する。
上記構成のモータ1において、リード線8及び基板7を介して、コイル52に駆動電流が供給されると、ステータコア51に径方向の磁束が生じる。ステータ5のこの磁束によって生じる磁界と、マグネット62によって生じる磁界とが作用し、ロータ6の周方向にトルクが生じる。このトルクによって、ロータ6が、中心軸C1を中心として回転する。
<1−2.モータの詳細な構成>
図4は、本発明の第1実施形態に係るモータ1の基板7の上面図である。
基板7は、本体部71と、突出部72と、回路パターン73と、ランド部74と、接続部75と、接着剤76と、を有する。
本体部71は、ステータ5と軸方向に対向する。本体部71は、ステータ5の軸方向下側に位置する。本体部71は、中心軸C1を中心として径方向に拡がる円板状である。本体部71の径方向中心部には、軸受ハウジング2が挿入される孔部711が配置される。孔部711は、本体部71を軸方向上下に貫通する。
突出部72は、本体部71の外周部から径方向外側に延びる。突出部72は、本体部71の外周部の周方向における一部から延びる。突出部72は、軸方向から見て長方形状である。本体部71と、突出部72と、は同じ厚さである。
回路パターン73は、本体部71から突出部72にわたって延びる。ランド部74は、回路パターン73の突出部72側の端部に配置される。回路パターン73及びランド部74は、リード線8と同数であり、3つずつ設けられる。突出部72において、3つの回路パターン73は、所定の間隔を空けて突出部72の延伸方向と直交する方向に並べて配置される。
リード線8は、突出部72に配置される。3本のリード線8それぞれは、3つのランド部74に個別に電気的に接続される。リード線8は、半田付けによってランド部74に接続される。3本のリード線8それぞれは、ランド部74から突出部72に沿って径方向外側に延びる。
図1、図2及び図3に示すように、チューブ91は、リード線8と、突出部72とを収容する。詳細に言えば、リード線8の突出部72側端部周辺の少なくとも一部と、突出部72の径方向外側端部周辺とが、チューブ91に収容される。3本のリード線8は、突出部72の軸方向上側において、突出部72の延伸方向と直交する方向に並べて配置される。結合部材9は、リード線8と、突出部72とをまとめて束ねる。このようにして、リード線8の一端側の少なくとも一部及び突出部72の少なくとも一部は、チューブ91である結合部材9によって固定される。
上記実施形態の構成によれば、基板7に対するリード線8の保持力を向上させることができる。これにより、半田付け部分の応力集中を抑制することが可能である。すなわち、ランド部74を突出部72の径方向外側に寄せることができる。したがって、半田付け部分をロータ6から離すことができ、半田付け部分とロータ6との接触を防止することが可能である。
リード線8と、突出部72とがチューブ91に収容されることで、リード線8と、突出部72とを容易にまとめて束ねることが可能である。
3本のリード線8のうち1本のリード線8は、第1リード線81と呼ばれる。第1リード線81は、3つのランド部74のうち第1ランド部741に電気的に接続される。第1ランド部741は、3つのランド部74のうち、突出部72の延伸方向と直交する方向の真ん中に配置される。第1ランド部741は、他の2つのランド部74よりも径方向外側に配置される。この構成によれば、リード線8とロータ6との距離を維持しながら、半田付け時に、3つのランド部74の間のショートを防止することができる。
接続部75は、ランド部74の軸方向上面に配置される。接続部75は、半田付け後のリード線8の端部及びランド部74を含む。接続部75では、ランド部74とリード線8とが接続される。接続部75は、接着剤76で覆われる。この構成によれば、半田付け部分の、ランド部74とリード線8との接続強度を向上させることが可能である。
<1−3.モータの変形例>
図5は、本発明の第1実施形態に係る第1変形例のモータ1の結合部材9の部分を示す縦端面図である。図6は、本発明の第1実施形態に係る第2変形例のモータ1の結合部材9の部分を示す縦端面図である。図7は、本発明の第1実施形態に係る第3変形例のモータ1の結合部材9の部分を示す縦端面図である。図8は、本発明の第1実施形態に係る第4変形例のモータ1の結合部材9の部分を示す縦端面図である。図9は、本発明の第1実施形態に係る第5変形例のモータ1の結合部材9の部分を示す縦端面図である。図10は、本発明の第1実施形態に係る第6変形例のモータ1の基板7の上面図である。
図5に示す第1変形例では、結合部材9は、モールド樹脂92である。モールド樹脂92は、リード線8と、突出部72とを収容する。このようにして、リード線8と、突出部72とは、モールド樹脂92である結合部材9によって固定される。なお、結合部材9は、チューブ91と、モールド樹脂92とに代えて、他の部材を用いても良い。
図6に示す第2変形例及び図7に示す第3変形例では、3本のリード線8は、軸方向上下に2段で配置される。第2変形例では、第1リード線81が、他の2本のリード線8よりも軸方向上側に配置される。第3変形例では、第1リード線81が、他の2本のリード線8よりも軸方向下側に配置される。
図8に示す第4変形例では、3本のリード線8は、突出部72を隔てて軸方向上下に2段で配置される。第1リード線81は突出部72の軸方向上側に配置され、他の2本のリード線8は突出部72の軸方向下側に配置される。なお、第1リード線81は突出部72の軸方向下側に配置され、他の2本のリード線8は突出部72の軸方向上側に配置され手も良い。
図9に示す第5変形例のように、リード線8は、1本であっても良い。リード線8は、突出部72の軸方向上側に配置される。なお、リード線8は、突出部72の軸方向下側に配置されても良い。また、リード線8は、2本、若しくは4本以上であっても良い。
図10に示す第6変形例では、3つのランド部74は、突出部72の延伸方向の位置が同一である。詳細に言えば、例えば第6変形例の3つのランド部74は、図4における第1ランド部741を除く他の2つのランド部74に合わせて、突出部72の延伸方向の位置が同一である。
これらのモータ1の変形例においても、基板7に対するリード線8の保持力を向上させることができる。これにより、半田付け部分の応力集中を抑制することが可能である。
<2.第2実施形態>
<2−1.モータの詳細な構成>
図11は、本発明の第2実施形態に係るモータ1の上面図である。図12は、本発明の第2実施形態に係るモータ1の結合部材9の部分を示す縦端面図である。図13は、本発明の第2実施形態に係るモータ1の基板7の上面図である。なお、この実施形態の基本的な構成は先に説明した第1実施形態と同じであるので、第1実施形態と共通する構成要素には前と同じ符号または同じ名称を付してその説明を省略する場合がある。
基板7の突出部72は、第1突出部721と、第2突出部722と、を有する。
第1突出部721は、本体部71の外周部から径方向外側に延びる。第1突出部721は、本体部71の外周部の周方向における一部から延びる。第1突出部721は、軸方向から見て長方形状である。
第2突出部722は、第1突出部721の外周部から径方向外側に延びる。第2突出部722は、第1突出部721の外周部のうち、径方向外側の端部から延びる。第2突出部722は、軸方向から見て長方形状である。第2突出部722の延伸方向と直交する方向の幅は、第1突出部721の延伸方向と直交する方向の幅よりも狭い。第2突出部722は、第1突出部721の延伸方向と直交する方向の中央に配置される。
第1ランド部741は、第1突出部721に配置される。第1ランド部741は、第1突出部721に対する第2突出部722の付け根に配置される。言い換えると、第1ランド部741は、第1突出部721の第2突出部722が延びる側の端部に配置される。第1リード線81は、第1ランド部741に電気的に接続される。第1リード線81は、第1ランド部741から第2突出部722に沿って径方向外側に延びる。これにより、第1リード線81は、第2突出部722に配置される。
図11に示すように、チューブ91は、3本のリード線8と、第2突出部722とを収容する。詳細に言えば、3本のリード線8の突出部72側端部周辺の一部と、第2突出部722の全体とが、チューブ91に収容される。このようにして、第1リード線81と、第2突出部722とは、チューブ91である結合部材9によって固定される。
上記実施形態の構成によれば、複数のリード線8の接続先を、第1突出部721と第2突出部722とに分けることで、突出部72の幅が大型化することを抑制しながら、隣り合うリード線8の間の距離を長くすることができる。これにより、半田付け部分のショートを防止することが可能である。また、リード線8が基板7の外周縁に配置されることを抑制することができる。
第1ランド部741の径方向外端は、第1突出部721の径方向外端と径方向位置が同一である。この構成によれば、第1ランド部741を外周側に移動させることができる。したがって、半田付け時に、第1ランド部741に係るショートを防止することが可能である。
モータ1は、3本のリード線8として、第1リード線81のほかに、第2リード線82と、第3リード線83と、を有する。第1突出部721は、第2ランド部742と、第3ランド部743と、を有する。第2リード線82は、第2ランド部742に電気的に接続される。第3リード線83は、第3ランド部743に電気的に接続される。第2リード線82と、第3リード線83と、は第1突出部721に配置される。第1ランド部741は、第2ランド部742及び第3ランド部743に対して、第1突出部721の延伸方向と直交する方向の真ん中に配置される。突出部72の延伸方向と直交する幅方向において、第1リード線81は、第2リード線82と、第3リード線83との間に配置される。
この構成によれば、図12に示したように、チューブ91に収容した際、第1リード線81と、第2リード線82と、第3リード線83とが幅方向に並んで配置される。第2突出部722に配置される第1リード線81が、第2リード線82と、第3リード線83との間に配置される。このため、第2リード線82及び第3リード線83と、第2突出部722との距離が短くなり、第2リード線82及び第3リード線83のいずれかに応力が集中しない。したがって、リード線8の強度が向上する。
第2突出部722の延伸方向と直交する方向の幅は、リード線8の直径の3倍よりも狭い。この構成によれば、チューブ91で束ねられた第2突出部722と3本のリード線8との、延伸方向と直交する方向の幅を短くすることができる。これにより、リード線8が、モータ1の組み立て時の妨げにならない。また、例えばモータ1を送風装置等に適用した際、送風性能へのリード線8の影響を抑制することが可能である。
<2−2.モータの変形例>
図14は、本発明の第2実施形態に係る第7変形例のモータ1の結合部材9の部分を示す縦端面図である。図15は、本発明の第2実施形態に係る第8変形例のモータ1の結合部材9の部分を示す縦端面図である。図16は、本発明の第2実施形態に係る第9変形例のモータ1の基板7の上面図である。
図14に示す第7変形例及び図15に示す第8変形例では、第1リード線81と、第2リード線82及び第3リード線83とは、軸方向上下に2段で配置される。第7変形例では、第1リード線81が、第2リード線82及び第3リード線83よりも軸方向下側に配置される。第8変形例では、第1リード線81が、第2リード線82及び第3リード線83よりも軸方向上側に配置される。
この構成によれば、チューブ91で束ねられた3本のリード線8と第2突出部722の形状が安定し、束ねることが容易になる。さらに、チューブ91で束ねられた3本のリード線8の、延伸方向と直交する方向の幅を短くすることができる。したがって、リード線8が、モータ1の組み立て時の妨げにならない。また、例えばモータ1を送風装置等に適用した際、送風性能へのリード線8の影響を抑制することが可能である。
図16に示す第9変形例では、第1ランド部741の径方向外端は、第1突出部721の径方向外端よりも径方向外側に位置する。この構成によれば、第1ランド部741を外周側に移動させることができる。したがって、半田付け時に、第1ランド部741に係るショートを防止することが可能である。
<3.その他>
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上記実施形態とその変形例は適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、例えばモータにおいて利用可能である。
1・・・モータ、2・・・軸受ハウジング、3・・・軸受、4・・・シャフト、5・・・ステータ、6・・・ロータ、7・・・基板、8・・・リード線、9・・・結合部材、21・・・軸受保持部、22・・・ステータ保持部、51・・・ステータコア、52・・・コイル、53・・・軸受保持部、61・・・ロータハブ、62・・・マグネット、71・・・本体部、72・・・突出部、73・・・回路パターン、74・・・ランド部、75・・・接続部、76・・・接着剤、81・・・第1リード線、82・・・第2リード線、83・・・第3リード線、91・・・チューブ、92・・・モールド樹脂、711・・・孔部、721・・・第1突出部、722・・・第2突出部、741・・・第1ランド部、742・・・第2ランド部、743・・・第3ランド部、C1・・・中心軸

Claims (7)

  1. 上下に延びる中心軸回りに回転するロータと、
    前記ロータの径方向内側に配置されるステータと、
    前記ステータの軸方向下側に配置される基板と、
    前記基板と電気的に接続される複数のリード線と、
    を有し、
    前記基板は、
    前記ステータと軸方向に対向する本体部と、
    前記本体部の外周部から径方向外側に延びる突出部と、
    を有し、
    前記リード線の一端は、前記突出部に配置され、
    前記リード線の前記一端側の少なくとも一部及び前記突出部の少なくとも一部は、結合部材によって固定され、
    前記基板は、複数の前記リード線が個別に電気的に接続される複数のランド部を有し、
    複数の前記リード線のうち1本の第1リード線が電気的に接続される第1ランド部は、他の前記ランド部よりも径方向外側に配置され、
    前記突出部は、
    前記本体部の外周部から径方向外側に延びる第1突出部と、
    前記第1突出部の外周部から径方向外側に延びる第2突出部と、
    を有し、
    前記第2突出部の延伸方向と直交する方向の幅は、前記第1突出部の延伸方向と直交する方向の幅よりも狭く、
    前記第1リード線は、前記第2突出部に配置され、
    前記第1リード線と、前記第2突出部とは、前記結合部材によって固定される、モータ。
  2. 前記結合部材は、チューブであり、
    前記リード線と、前記突出部とは、前記チューブに収容される、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記基板は、前記ランド部と前記リード線とが接続される接続部を有し、
    前記接続部は、接着剤で覆われる、請求項1または請求項2に記載のモータ。
  4. 前記第1ランド部の径方向外端は、
    前記第1突出部の径方向外端と径方向位置が同一である、または、
    前記第1突出部の径方向外端よりも径方向外側に位置する、請求項1から請求項3のいずれかに記載のモータ。
  5. 前記第1突出部に配置される、第2リード線及び第3リード線を有し、
    前記突出部の延伸方向と直交する幅方向において、前記第1リード線は、前記第2リード線と、前記第3リード線との間に配置される、請求項1から請求項4のいずれかに記載のモータ。
  6. 前記第1リード線と、前記第2リード線及び前記第3リード線とは、軸方向上下に2段配置される、請求項に記載のモータ。
  7. 前記第2突出部の延伸方向と直交する方向の幅は、前記リード線の直径の3倍よりも狭い、請求項1から請求項6のいずれかに記載のモータ。
JP2017246080A 2017-12-22 2017-12-22 モータ Active JP6988449B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017246080A JP6988449B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 モータ
CN201811570656.1A CN109980856B (zh) 2017-12-22 2018-12-21 马达
CN201822168707.XU CN209516840U (zh) 2017-12-22 2018-12-21 马达

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017246080A JP6988449B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019115144A JP2019115144A (ja) 2019-07-11
JP6988449B2 true JP6988449B2 (ja) 2022-01-05

Family

ID=67076311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017246080A Active JP6988449B2 (ja) 2017-12-22 2017-12-22 モータ

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6988449B2 (ja)
CN (2) CN109980856B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6988449B2 (ja) * 2017-12-22 2022-01-05 日本電産株式会社 モータ

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5857269U (ja) * 1981-10-15 1983-04-18 パイオニア株式会社 マイクロモ−タ
JPS61167353A (ja) * 1985-01-17 1986-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電動機
JPH1127898A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Toshiba Home Technol Corp ファンモータ
JPH11275798A (ja) * 1998-12-28 1999-10-08 Victor Co Of Japan Ltd 磁気ディスク型記憶装置の駆動装置
GB2438816B (en) * 2005-04-12 2009-04-01 Yaskawa Denki Seisakusho Kk Canned linear motor armature and canned linear motor
KR100813920B1 (ko) * 2006-05-18 2008-03-18 삼성전기주식회사 진동모터 및 오일리스 베어링
CN1971796A (zh) * 2006-10-26 2007-05-30 陈晓 小型电磁继电器动触片引线的方法
JP2009044818A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Nippon Densan Corp モータ、および、このモータを搭載したサーボユニット
JP6144218B2 (ja) * 2014-02-28 2017-06-07 ミネベアミツミ株式会社 スピンドルモータ
CN205407503U (zh) * 2016-03-09 2016-07-27 四川安和精密电子电器有限公司 一种端子接电的smt贴装式的扁平马达
JP6988449B2 (ja) * 2017-12-22 2022-01-05 日本電産株式会社 モータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019115144A (ja) 2019-07-11
CN109980856B (zh) 2022-01-11
CN109980856A (zh) 2019-07-05
CN209516840U (zh) 2019-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10523083B2 (en) Motor
JP6429115B2 (ja) モータ
JP6935412B2 (ja) バスバー組立体、これを含むモーター
US10523078B2 (en) Motor and method of manufacturing motor
US10491068B2 (en) Motor using complex magnetic flux
JP5872562B2 (ja) インナーロータ型モータ
US20180366996A1 (en) Brushless motor and stator therefor
JP2015122854A (ja) インナーロータ型モータ
JP2007267565A (ja) コアレスモータ
CN113678342B (zh) 定子和具有该定子的马达
JP2019103322A (ja) アウターロータ型のモータ
TW201431252A (zh) 軸流風扇
JP6988449B2 (ja) モータ
US10541571B2 (en) Motor
JP6755226B2 (ja) ステータ構造およびモータ
JP7445926B2 (ja) コイル装置
US9231454B2 (en) Motor provided with a printed circuit board
CN111509871A (zh) 定子、马达及送风装置
JP6469550B2 (ja) モータおよび送風機
JP7281636B2 (ja) モータおよび送風装置
KR102236254B1 (ko) 자석 이탈방지 구조를 갖는 로터 및 이를 포함하는 모터와, 로터의 제조방법
JP2010279172A (ja) モータ、ステータの製造方法、およびファン
JP2017046476A5 (ja)
JP2016052162A (ja) インナーロータ型モータ
JP2022155701A (ja) ステッピングモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200928

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211115

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6988449

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151