JP6006485B2 - 偏光フィルムの製造方法 - Google Patents
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Description
[1] (1)スメクチック相を示す重合性液晶化合物、二色性色素、光重合開始剤及び溶剤を含む重合性液晶組成物を、基板上に塗布し、溶媒を除去することにより乾燥塗膜を形成する第1工程と、(2)前記第1工程で得られた乾燥塗膜に含まれる液晶性成分が液晶状態となる温度に乾燥塗膜を保持することにより、該液晶性成分を配向させる第2工程と、(3)前記第2工程で配向させた塗膜に、前記液晶性成分の配向方向と偏光の振動方向とのなす角度が45度以上90度以下の範囲である偏光を照射することにより、基板上に形成された偏光フィルムを得る第3工程とを含む偏光フィルムの製造方法。
前記第1工程(乾燥塗膜形成工程)では、重合性液晶組成物から乾燥塗膜を形成する。前記重合性液晶組成物は、スメクチック相を示す重合性液晶化合物、二色性色素、光重合開始剤及び溶剤を含む。
本発明で使用する重合性液晶化合物は、重合性基を有し且つ液晶性を示す。重合性基は、重合性液晶化合物の重合反応に関与する基を意味する。本発明の重合性液晶化合物は、スメクチック相を示す重合性液晶化合物であり、スメクチック相を示す温度と等方相を示す温度との間に、ネマチック相を示す重合性液晶化合物であることが好ましい。重合性液晶化合物がこのような化合物であると、水平配向のスメクチック相を容易に得られる傾向がある。
U1−V1−W1−X1−Y1−X2−Y2−X3−W2−V2−U2 (1)
[式(1)中、X1、X2及びX3は、p−フェニレン基又はシクロヘキサン−1,4−ジイル基を表す。ただしX1、X2及びX3のうち少なくとも1つは、p−フェニレン基を表す。
Y1及びY2は、互いに独立に、−CH2CH2−、−CH2O−、−COO−、−OCOO−、単結合、−N=N−、−CRa=CRb−、−C≡C−又は−CRa=N−を表す。
Ra及びRbは、互いに独立に、水素原子又は炭素数1〜4のアルキル基を表す。
U1は、水素原子又は重合性基を表す。
U2は、重合性基を表す。
W1及びW2は、互いに独立に、単結合、−O−、−S−、−COO−又は−OCOO−を表す。
V1及びV2は、互いに独立に、炭素数1〜20のアルカンジイル基を表し、該アルカンジイル基に含まれる−CH2−は、−O−、−S−又は−NH−に入れ代わっていてもよい。]
Y1は、−CH2CH2−、−COO−又は単結合であることが好ましい。
Y2は、−CH2CH2−、−COO−又は−CH2O−であることが好ましい。
重合性基としては、ビニル基、ビニルオキシ基、1−クロロビニル基、イソプロペニル基、4−ビニルフェニル基、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、オキシラニル基、オキセタニル基等が挙げられる。中でも、アクリロイルオキシ基、メタクリロイルオキシ基、ビニルオキシ基、オキシラニル基及びオキセタニル基が好ましく、アクリロイルオキシ基がより好ましい。
炭素数1〜20のアルカンジイル基としては、直鎖状、分岐状、環状のいずれでもよく、具体例としては、メチレン基、エチレン基、プロパン−1,3−ジイル基、ブタン−1,3−ジイル基、ブタン−1,4−ジイル基、ペンタン−1,5−ジイル基、ヘキサン−1,6−ジイル基、ヘプタン−1,7−ジイル基、オクタン−1,8−ジイル基、デカン−1,10−ジイル基、テトラデカン−1,14−ジイル基及びイコサン−1,20−ジイル基等が挙げられ、好ましくは炭素数2〜12のアルカンジイル基であり、より好ましくは炭素数6〜12のアルカンジイル基である。アルカンジイル基は直鎖状のものが好ましい。
該アルカンジイル基が有していてもよい置換基としては、シアノ基;フルオロ基、クロロ基、ブロモ基等のハロゲノ基等が挙げられる。
アルカンジイル基としては、無置換のアルカンジイル基が好ましく、無置換の直鎖状アルカンジイル基がより好ましい。
本発明の偏光フィルムは、二色性色素を含む。二色性色素は、分子の長軸方向における吸光度と、短軸方向における吸光度とが異なる性質を有し、二色性色素を配向させることで偏光作用が得られる。
A1(−N=N−A2)p−N=N−A3 (2)
[式(2)中、A1及びA3は、それぞれ独立に、フェニル基、ナフチル基又は1価の複素環基を表す。A2は、p−フェニレン基、ナフタレン−1,4−ジイル基又は2価の複素環基を表す。pは1〜4の整数を表す。pが2以上の整数である場合、複数のA2は互いに同一でも異なっていてもよい。]
本発明の重合性液晶組成物は、光重合開始剤を含む。光重合開始剤は、重合性液晶化合物の重合を開始する化合物であり、光の作用により活性ラジカルや酸を発生する。中でも、光照射により活性ラジカルを発生する光重合開始剤が好ましい。
ベンゾフェノン化合物としては、例えば、ベンゾフェノン、o−ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド、3,3’,4,4’−テトラ(tert−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、2,4,6−トリメチルベンゾフェノン等が挙げられる。
トリアジン化合物としては、例えば、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(4−メトキシナフチル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−(4−メトキシスチリル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−〔2−(5−メチルフラン−2−イル)エテニル〕−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−〔2−(フラン−2−イル)エテニル〕−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−〔2−(4−ジエチルアミノ−2−メチルフェニル)エテニル〕−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−〔2−(3,4−ジメトキシフェニル)エテニル〕−1,3,5−トリアジン等が挙げられる。
光重合開始剤とともに、光増感剤を用いてもよい。光増感剤を用いることにより、重合性液晶化合物の重合を高感度化することができる。光増感剤としては、例えば、キサントン、チオキサントン等のキサントン化合物(例えば、2,4−ジエチルチオキサントン、2−イソプロピルチオキサントン等);アントラセン、アルコキシ基含有アントラセン(例えば、ジブトキシアントラセン等)等のアントラセン化合物;フェノチアジン;ルブレン等が挙げられる。
本発明の重合性液晶組成物は、重合禁止剤を含んでいてもよい。本発明の重合性液晶組成物が重合禁止剤を含むことにより、重合性液晶化合物の重合を制御することができ、本発明の重合性液晶組成物の安定性を向上させることができる。
本発明の重合性液晶組成物は、レベリング剤を含むことが好ましい。レベリング剤とは、重合性液晶組成物の流動性を調整し、塗布した膜を平坦にする機能を有するものであり、界面活性剤等が挙げられる。レベリング剤としては、ポリアクリレート化合物を主成分とするレベリング剤及びフッ素原子含有化合物を主成分とするレベリング剤からなる群から選ばれる少なくとも1種が好適である。
本発明の重合性液晶組成物は、溶剤を含む。溶剤としては、重合性液晶組成物に含まれる溶剤以外の成分を溶解し得る溶剤が好ましい。また、偏光フィルムの重合反応に不活性な溶剤であることが好ましい。
前記基板としては、例えば、ガラス、プラスチックフィルムが挙げられる。前記プラスチックフィルムとしては、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ノルボルネン系ポリマー等のポリオレフィンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム等のポリエステルフィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリメタクリル酸エステルフィルム、ポリアクリル酸エステルフィルム、セルロースエステルフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリスルフォンフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリエーテルケトンフィルム、ポリフェニレンスルフィドフィルム、ポリフェニレンオキシドフィルム等が挙げられる。基板を用いることにより、偏光フィルムを製造したり、運搬したり、保管したりする際に破れ等なく容易に取り扱うことができる。
第2工程(配向工程)では、乾燥塗膜中の液晶性成分(重合性液晶化合物)が液晶状態となる温度に保持し、液晶性成分を一定方向に水平配向させる。上記乾燥塗膜に含まれる重合性液晶組成物の成分により液晶相を形成させるには、乾燥塗膜に含まれる重合性液晶化合物が液晶相を示す温度に加熱すればよい。かかる液晶相を示す温度としては、液晶性成分がスメクチック相を示す液晶状態となる温度であることが好ましく、高次のスメクチック相を示す液晶状態となる温度であることがより好ましい。なお、前記第1工程において、溶媒を除去する際の乾燥(加熱)が第2工程を兼ねていてもよい。前記液晶相は、スメクチック相であることが好ましい。また、塗布膜に含まれる重合性液晶化合物がネマチック相に転移する温度以上に加熱し、次いで該重合性液晶化合物がスメクチック相を示す温度まで冷却することにより、スメクチック相を形成させた膜を得ることがより好ましい。ネマチック相を経由することにより、重合性液晶組成物に含まれるレベリング剤が流動しやすくなり、水平配向した膜を容易に得ることができる。
重合性液晶組成物が2以上の重合性液晶化合物を含む場合は、該重合性液晶化合物を重合性液晶組成物に含まれる含有量比で調整した混合物について、液晶相を示す温度を測定することで、重合性液晶組成物の成分により液晶相を形成させる温度を決めることができる。
第3工程(重合工程)では、配向塗膜に光を照射して、重合性液晶化合物を重合することで、偏光フィルムを得る。重合させることにより、耐久性を有する偏光フィルムとなる。光照射は、乾燥塗膜に液晶相を形成した状態で行う。上記のように液晶相を示す温度で、光照射してもよい。この際、マスキングや現像を行うこと等によって偏光フィルムをパターニングすることもできる。
上記のように得られた本発明の偏光フィルムは、さまざまな表示装置に用いることができる。表示装置とは、表示素子を有する装置であり、発光源として発光素子又は発光装置を含む。表示装置としては、例えば、液晶表示装置、有機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置、無機エレクトロルミネッセンス(EL)表示装置、電子放出表示装置(例えば電場放出表示装置(FED)、表面電界放出表示装置(SED))、電子ペーパー(電子インクや電気泳動素子を用いた表示装置)、プラズマ表示装置、投射型表示装置(例えばグレーティングライトバルブ(GLV)表示装置、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)を有する表示装置)、圧電セラミックディスプレイ等が挙げられる。液晶表示装置としては透過型液晶表示装置、半透過型液晶表示装置、反射型液晶表示装置、直視型液晶表示装置、投写型液晶表示装置等が挙げられる。上記の表示装置は、2次元画像を表示する表示装置であってもよいし、3次元画像を表示する立体表示装置であってもよい。
液晶層17は2枚の基板14a及び基板14bで挟まれている。基板14aの液晶層17側には、カラーフィルタ15が配置されている。カラーフィルタ15が、液晶層17を挟んで画素電極22に対向する位置に配置され、ブラックマトリクス20が画素電極間の境界に対向する位置に配置されている。透明電極16がカラーフィルタ15及びブラックマトリクス20を覆うように液晶層17側に配置されている。カラーフィルタ15と透明電極16との間にオーバーコート層を有していてもよい。
基板14bの液晶層17側には、薄膜トランジスタ21と画素電極22とが規則正しく配置されている。画素電極22は、液晶層17をはさんでカラーフィルタ15に対向する位置に配置されている。薄膜トランジスタ21と画素電極22との間には、接続孔(図示せず)を有する層間絶縁膜18が配置されている。
基板14a及び基板14bに形成された層のうち液晶層17と接触する面には、液晶を所望の方向へ配向させるための配向膜が各々配置されていてもよい。
各部材は、基板14a、カラーフィルタ15及びブラックマトリクス20、透明電極16、液晶層17、画素電極22、層間絶縁膜18及び薄膜トランジスタ21、並びに基板14bの順番で積層されている。
偏光フィルム12a及び12bからなる群から選ばれる少なくとも1種として、本発明の偏光フィルムを製造する際に用いた基板、配向膜が積層された積層体を用いてもよい。
液晶表示装置24では、光学フィルム(偏光フィルム12及び位相差フィルム13)が基板14の内部(液晶層17側)に配置されている。液晶表示装置24では、各部材は、反射防止膜11、基板14a、偏光フィルム12a、位相差フィルム13a、カラーフィルタ15及びブラックマトリクス20、透明電極16、液晶層17、画素電極22、層間絶縁膜18及び薄膜トランジスタ21、位相差フィルム13b、偏光フィルム12b、基板14b、バックライトユニット19の順番で積層されている。該偏光フィルム12a及び12bから選ばれる少なくとも1種が、本発明の偏光フィルムであり、前記積層体を用いてもよい。本発明の偏光フィルムを配置することで、入射光を直線偏光にする機能を液晶表示装置24に付与することができる。尚、位相差フィルム13a及び13bは、液晶表示装置の構造や、液晶層17に含まれる液晶化合物の種類によっては、配置されていなくてもよい。
画素電極35は、蒸着法(好ましくはスパッタ法)により形成することができる。スパッタガスとしては、特に制限するものではなく、Ar、He、Ne、Kr、Xe等の不活性ガス、あるいはこれらの混合ガスを用いればよい。
カソード電極37は、蒸着法、スパッタ法等により形成される。カソード電極37の厚さは、0.1nm以上が好ましく、1nm〜500nm以上がより好ましい。
発光層の厚さ、正孔注入層と正孔輸送層とを併せた厚さ及び電子注入輸送層の厚さは特に限定されず、形成方法によっても異なるが、5〜100nm程度とすることが好ましい。正孔注入層・正孔輸送層には、各種有機化合物を用いることができる。正孔注入輸送層、発光層及び電子注入輸送層の形成には、均質な薄膜が形成できることから真空蒸着法を用いることが好ましい。
EL表示装置44は、薄膜封止膜42を用いた封止構造を有し、アレイ基板の反対面からも出射光を得ることができる。薄膜封止膜42としては電解コンデンサのフィルムにDLC(ダイヤモンドライクカーボン)を蒸着したDLC膜を用いることが好ましい。DLC膜は水分浸透性が極めて小さく防湿性能が高い。また、DLC膜等をカソード電極37の表面に直接蒸着して形成してもよい。また、樹脂薄膜と金属薄膜とを多層に積層して、薄膜封止膜42を形成してもよい。
本発明の偏光フィルム142及び偏光フィルム143は、例えば、投射型液晶表示装置(プロジェクター)に用いられる。
発光源である光源(例えば、高圧水銀ランプ)111から出射された光線束は、まずは第1のレンズアレイ112、第2のレンズアレイ113、偏光変換素子114、重畳レンズ115を通過することにより、反光線束断面での輝度の均一化と偏光化が行われる。
<化合物(1−6)(式(1−6)で表される化合物)>
化合物(1−6)は、Lub et al. Recl.Trav.Chim.Pays−Bas,115, 321−328(1996)記載の方法で合成した。
配向膜を形成したガラス基板上で化合物を加熱しながら、偏光顕微鏡(BX−51、オリンパス社製)によるテクスチャー観察によって相転移温度を確認した。化合物(1−6)は、昇温時において、95℃で結晶相からスメクチックA相を呈し、111℃でネマチック相に相転移し、113℃で等方性液体相へ相転移した。降温時において、112℃でネマチック相に相転移し、110℃でスメクチックA相に相転移し、94℃でスメクチックB相へ相転移したことを確認した。
化合物(1−7)は、Lub et al. Recl.Trav.Chim.Pays−Bas,115, 321−328(1996)記載の方法で合成した。
偏光顕微鏡によるテクスチャー観察によって相転移温度を確認した。化合物(1−7)は、昇温時において、81℃で結晶相からスメクチックA相を呈し、121℃でネマチック相に転移し、137℃で等方性液体相へ相転移した。降温時において、133℃でネマチック相に相転移し、118℃でスメクチックA相に相転移し、78℃でスメクチックB相へ相転移したことを確認した。
化合物(1−8)は、化合物(1−7)と同様の方法で合成した。
偏光顕微鏡によるテクスチャー観察によって相転移温度を確認した。化合物(1−8)は、昇温時において、76℃で結晶相からスメクチックA相を呈し、94℃でネマチック相に転移し、107℃で等方性液体相へ相転移した。降温時において、107℃でネマチック相に相転移し、94℃でスメクチックA相に相転移し、74℃でスメクチックB相へ相転移したことを確認した。
化合物(1−13)は、化合物(1−7)と同様の方法で合成した。
偏光顕微鏡によるテクスチャー観察によって相転移温度を確認した。化合物(1−8)は、昇温時において、78℃で結晶相からスメクチックA相を呈し、102℃でネマチック相に転移し、120℃で等方性液体相へ相転移した。降温時において、120℃でネマチック相に相転移し101℃でスメクチックA相に相転移し、76℃でスメクチックB相へ相転移したことを確認した。
〔重合性液晶組成物の調整〕
下記の成分を混合し、80℃で1時間攪拌することで、重合性液晶組成物を得た。
重合性液晶化合物;化合物(1−6)及び(1−7)50:50混合物 100部
二色性色素;アゾ色素(NKX2029;林原生物化学研究所製) 2部
重合開始剤;2−ジメチルアミノ−2−ベンジル−1−(4−モルホリノフェニル)ブタン−1−オン(イルガキュア369;BASFジャパン社製) 6部
レベリング剤;ポリアクリレート化合物(BYK−361N;BYK−Chemie社製) 1.5部
溶剤;シクロペンタノン 250部
ガラス基板上に、ポリビニルアルコール(ポリビニルアルコール1000完全ケン化型、和光純薬工業株式会社製)の2質量%水溶液をスピンコート法により塗布し、乾燥後、厚さ89nmの配向膜を形成した。続いて、得られた配向膜の表面にラビング処理を施した。ラビング処理は、半自動ラビング装置(商品名:LQ−008型、常陽工学株式会社製)を用いて、布(商品名:YA−20−RW、吉川化工株式会社製)によって、押し込み量0.15mm、回転数500rpm、ステージ速度16.7mm/sの条件で行った。
ラビング処理後の配向膜上に、重合性液晶組成物をスピンコート法により塗布し、120℃のホットプレート上で3分間加熱乾燥した後、速やかに常温のホットプレート上に移動し25℃まで冷却して乾燥塗膜を得た。
乾燥塗膜に偏光紫外線を照射することにより重合して、ガラス基板に形成された配向膜上に作製された偏光フィルムを得た。具体的には、偏光照射治具付UV照射装置(SPOT CURE SP−7;ウシオ電機株式会社製;照度20mW/cm2)を用いて、配向膜に施したラビング処理の方向に対して垂直な方向(配向方向と偏光の振動方向とのなす角度が90°)に振動する紫外線(直線偏光)を、露光量2400mJ/cm2(365nm基準)で乾燥塗膜に照射した。
実施例1と同様にして乾燥塗膜を作製後に、以下のように重合条件だけを変えて偏光フィルムを作製した。
〔偏光フィルムの作製〕
具体的には、偏光照射治具付UV照射装置(SPOT CURE SP−7;ウシオ電機株式会社製)を用いて、配向膜に対して平行な方向(配向方向と偏光の振動方向とのなす角度が0°)に振動する紫外線(直線偏光)を、露光量2400mJ/cm2(365nm基準)で乾燥塗膜に照射することにより偏光フィルムを得た。
二色性色素としてアゾ色素(NKX2029;林原生物化学研究所製)に代えてアゾ色素(G205;林原生物化学研究所製(特開平9−73015(表1の式(9)参照))を用いたこと以外は実施例1と同様にして、乾燥塗膜及び偏光フィルムを作製した。
化合物(1−7)の代わりに化合物(1−8)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、乾燥塗膜及び偏光フィルムを作製した。
化合物(1−7)の代わりに化合物(1−13)を用いたこと以外は実施例1と同様にして、乾燥塗膜及び偏光フィルムを作製した。
実施例1と同じ重合性液晶組成物を使用し、実施例1と同様にして乾燥塗膜を作製した。次いで、配向方向と偏光の振動方向とのなす角度を表1に示す値に変更したこと以外は実施例1と同様にして、偏光フィルムを作製した。
〔重合性液晶組成物の調整〕
下記の成分を混合して、重合性液晶組成物を得た。
重合性液晶化合物;化合物(1−5) 97部
二色性色素;アゾ色素(NKX2029;林原生物化学研究所製) 2部
重合開始剤;イルガキュア184(BASFジャパン社製) 0.9部
阻害剤;p−メトキシフェノール 0.1部
溶剤;クロロホルム 400部
偏光照射冶具を付さないUV照射装置(SPOT CURE SP−7;ウシオ電機株式会社製)を用いて、無偏光の紫外線を、露光量2400mJ/cm2(365nm基準)で乾燥塗膜に照射することにより偏光フィルムを得た。
上記で得られた乾燥塗膜及び偏光フィルムについて、極大吸収波長における透過軸方向の吸光度(A1)及び吸収軸方向の吸光度(A2)を、紫外可視分光光度計(UV−3150、島津製作所製)に偏光フィルム付フォルダーをセットした装置を用いてダブルビーム法で測定した。該フォルダーは、リファレンス側は光量を50%カットするメッシュを設置した。測定された透過軸方向の吸光度(A1)及び吸収軸方向の吸光度(A2)の値から、比(A2/A1)を算出し、二色比とした。二色比が高いほど、偏光フィルムとして有用であるといえる。
得られた偏光フィルムについて、レーザー顕微鏡(LEXT3000、オリンパス社製)を用いて膜厚を測定した。
11 反射防止膜
12a、12b、31、142、143 偏光フィルム
13a、13b、32 位相差フィルム
14a、14b、33 基板
15 カラーフィルタ
16 透明電極
17 液晶層
18、34 層間絶縁膜
19 バックライトユニット
20 ブラックマトリクス
21 薄膜トランジスタ
22、35 画素電極
23 スペーサ
30、44 EL表示装置
36 有機機能層
37 カソード電極
38 乾燥剤
39 封止フタ
40 薄膜トランジスタ
41 リブ
42 薄膜封止膜
111 光源
112 第1のレンズアレイ
112a レンズ
113 第2のレンズアレイ
114 偏光変換素子
115 重畳レンズ
121、123、132 ダイクロイックミラー
122 反射ミラー
140R、140G、140B 液晶パネル
150 クロスダイクロイックプリズム
170 投写レンズ
180 スクリーン
Claims (6)
- (1)スメクチック相を示す重合性液晶化合物、二色性色素、光重合開始剤及び溶剤を含む重合性液晶組成物を、基板上に塗布し、溶媒を除去することにより乾燥塗膜を形成する第1工程と、
(2)前記第1工程で得られた乾燥塗膜に含まれる液晶性成分が液晶状態となる温度に乾燥塗膜を保持することにより、該液晶性成分を配向させる第2工程と、
(3)前記第2工程で配向させた塗膜に、前記液晶性成分の配向方向と偏光の振動方向とのなす角度が45度以上90度以下の範囲である偏光を照射することにより、前記重合性液晶化合物を重合して、基板上に形成された偏光フィルムを得る第3工程とを含む偏光フィルムの製造方法。 - 前記第1工程における基板が、配向膜が形成された基板である請求項1に記載の製造方法。
- 前記偏光の最大出力波長が、300nm以上500nm以下の範囲内に存在する請求項1又は2に記載の製造方法。
- 前記二色性色素が、アゾ色素である請求項1〜3のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記第2工程において、前記液晶性成分が液晶状態となる温度が、液晶性成分がスメクチック相を示す液晶状態となる温度である請求項1〜4のいずれか1項に記載の製造方法。
- 前記スメクチック相が、高次のスメクチック相である請求項5に記載の製造方法。
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