JP6003693B2 - 画像形成装置およびプロセスカートリッジ - Google Patents
画像形成装置およびプロセスカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6003693B2 JP6003693B2 JP2013020821A JP2013020821A JP6003693B2 JP 6003693 B2 JP6003693 B2 JP 6003693B2 JP 2013020821 A JP2013020821 A JP 2013020821A JP 2013020821 A JP2013020821 A JP 2013020821A JP 6003693 B2 JP6003693 B2 JP 6003693B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- layer
- photosensitive member
- undercoat layer
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
請求項1に係る発明は、導電性支持体上に、カップリング剤処理金属酸化物粒子及びヒドロキシ基を持つアントラキノン骨格を有する電子受容性化合物を、前記カップリング剤処理金属酸化物粒子100質量部に対して前記電子受容性化合物を3.33質量部以上4質量部以下で含有し、かつ、体積抵抗率が交流インピーダンス法による測定において3.5×108Ωm以上9.0×10 8 Ωm以下の範囲である下引層及び感光層をこの順に有する電子写真感光体と、
前記電子写真感光体の表面を非接触方式で帯電する帯電手段と、
帯電した前記電子写真感光体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記潜像を現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を被転写媒体に転写する転写手段と、
を備える画像形成装置。
請求項2に係る発明は、
前記転写手段が、前記電子写真感光体の表面に形成された前記トナー像を前記被転写媒体に直接転写する直接転写方式の転写手段である請求項1に記載の画像形成装置。
請求項3に係る発明は、
導電性支持体上に、カップリング剤処理金属酸化物粒子及びヒドロキシ基を持つアントラキノン骨格を有する電子受容性化合物を、前記カップリング剤処理金属酸化物粒子100質量部に対して前記電子受容性化合物を3.33質量部以上4質量部以下で含有し、かつ、体積抵抗率が交流インピーダンス法による測定において3.5×108Ωm以上9.0×10 8 Ωm以下の範囲である下引層及び感光層をこの順に有する電子写真感光体と、
前記電子写真感光体の表面を非接触方式で帯電する帯電手段と、
を備え、画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。
請求項4に係る発明は、
前記電子写真感光体の表面に形成されたトナー像を被転写媒体に直接転写する直接転写方式の転写手段をさらに備えた請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
請求項2に係る発明によれば、前記転写手段が、前記電子写真感光体の表面に形成された前記トナー像を前記被転写媒体に直接転写する直接転写方式の転写手段でない場合に比べて、かぶりの発生が抑制される画像形成装置が提供される。
請求項1に係る発明によれば、電子写真感光体の下引層に含有される電子受容性化合物が、ヒドロキシアントラキノン構造を有する電子受容性化合物でない場合に比べて、かぶりの発生が抑制される画像形成装置が提供される。
請求項3に係る発明によれば、電子写真感光体の表面を非接触方式で帯電する帯電手段を備えた画像形成装置において、電子写真感光体の下引層が、金属酸化物粒子及びアントラキノン骨格を有する電子受容性化合物を上記範囲で含まないか、体積抵抗率が上記特定の範囲から外れる場合に比べて、画像パターン又は用紙サイズが切り替わった時にかぶりの発生が抑制されるプロセスカートリッジが提供される。
請求項4に係る発明によれば、前記電子写真感光体の表面に形成されたトナー像を被転写媒体に直接転写する直接転写方式でない転写手段を備える場合に比べて、かぶりの発生が抑制されるプロセスカートリッジが提供される。
請求項3に係る発明によれば、電子写真感光体の下引層に含有される電子受容性化合物が、ヒドロキシアントラキノン構造を有する電子受容性化合物でない場合に比べて、かぶりの発生が抑制されるプロセスカートリッジが提供される。
本実施形態に係る画像形成装置は、導電性支持体上に、金属酸化物粒子及びアントラキノン骨格を有する電子受容性化合物を、前記金属酸化物粒子100質量部に対して前記電子受容性化合物を1質量部以上5質量部以下で含有し、かつ、体積抵抗率が交流インピーダンス法による測定において3.5×108Ωm以上1.0×109Ωm以下の範囲である下引層及び感光層をこの順に有する電子写真感光体と、前記電子写真感光体の表面を非接触方式で帯電する帯電手段と、帯電した前記電子写真感光体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、前記潜像を現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、前記トナー像を被転写媒体に転写する転写手段と、を備えて構成されている。
近年、環境の観点から採用されている接触帯電方式では、高速時の帯電性を確保するためには、騒音や感光体の摩耗増大といった2次障害から採用し難く、比較的早いプロセス速度領域の複写機では非接触帯電方式が取られている。
また、用紙のサイズが切り替わるタイミングでも同様のことが起き易い。具体的には小サイズの用紙を用いて大量に画像形成すると、用紙が通過しない部分の感光体へのストレスで帯電性が悪化し、大きなサイズの用紙を用いて画像形成した時に用紙の端部にかぶりが生じ易いと考えられる。
本実施形態に用いられる電子写真感光体としては、公知の電子写真感光体が利用され、例えば、導電性支持体上に少なくとも下引層と感光層とがこの順で設けられた構成を有する有機感光体が用いられる。なお、感光層は、電荷発生層と電荷輸送層とこの順に積層させた層構成を有する機能分離型のものでもよい。
さらに、感光層の表面には、架橋構造を持つ樹脂を含む表面層(保護層)を設けてもよい。なお、架橋構造を持つ樹脂は電荷輸送性を有していることが好適である。
また、感光層と導電性支持体や、感光層と表面保護層との間に必要に応じて中間層を設けてもよい。
なお、本明細書において、導電性とは、体積抵抗率で1010Ωcm以下の範囲を意味する。
導電性支持体2としては、アルミニウム、銅、鉄、ステンレス、亜鉛、ニッケル等の金属ドラム;シート、紙、プラスチック、ガラス等の基材上にアルミニウム、銅、金、銀、白金、パラジウム、チタン、ニッケル−クロム、ステンレス鋼、銅−インジウム等の金属を蒸着したもの;酸化インジウム、酸化スズ等の導電性金属化合物を上記基材に蒸着したもの;金属箔を上記基材にラミネートしたもの;カーボンブラック、酸化インジウム、酸化スズ−酸化アンチモン粉、金属粉、ヨウ化銅等を結着樹脂に分散し、上記基材に塗布することによって導電処理したもの等が挙げられる。
導電性支持体2の形状は、ドラム状、シート状、プレート状のいずれであってもよい。
下引層4は導電性支持体2の表面における光反射の防止、感光層3への不要なキャリアの流入などの目的により設けられる。本実施形態に係る下引層4は、金属酸化物粒子及びアントラキノン骨格を有する電子受容性化合物を、金属酸化物粒子100質量部に対して電子受容性化合物を1質量部以上5質量部以下で含有し、かつ、体積抵抗率が交流インピーダンス法による測定において3.5×108Ωm以上1.0×109Ωm以下の範囲に構成されている。なお、下引層4は、必要に応じてその他の材料を含んでもよい。例えば、金属酸化物粒子と特定電子受容性化合物とを結着樹脂中に分散して形成された下引層4が挙げられる。
金属酸化物粒子としては、例えば、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化錫、酸化ジルコニウム等が挙げられ、2種以上混合して用いてもよい。
金属酸化物粒子の体積平均粒径としては、例えば50nm以上200nm以下が挙げられ、60nm以上180nm以下であることが好ましく、70nm以上120nm以下であることが好ましい。
アミノ基を有するカップリング剤としては、例えば、シランカップリング剤、チタネート系カップリング剤、アルミニウム系カップリング剤、界面活性剤などが挙げられる。特に、抵抗を調整することでカブリが抑制される表面処理剤として、シランカップリング剤が挙げられる。
乾式法にて表面処理を施す場合には、例えば、金属酸化物粒子をせん断力の大きなミキサ等で攪拌しながら、直接表面処理剤を滴下するか、又は有機溶媒に溶解させた表面処理剤を滴下し、乾燥空気や窒素ガスとともに噴霧させる。滴下又は噴霧は、例えば溶剤の沸点以下の温度で行われる。滴下又は噴霧の後、さらに100℃以上に加熱して焼き付けを行ってもよい。
上記表面処理量(すなわち、金属酸化物粒子に付着した表面処理剤の量)を測定する方法としては、例えば、FT−IR、ラマン分光法、XPSなどによる分子構造解析する方法が挙げられる。
本実施形態の下引層に用いる電子受容性化合物は、アントラキノン構造を有する電子受容性化合物(特定電子受容性化合物)である。ここで、「アントラキノン構造を有する化合物」は、具体的には、アントラキノン及びアントラキノン誘導体から選択される少なくとも1種であり、さらに具体的には、下記一般式(1)で表される化合物であることがよい。
なお、一般式(1)中、m及びnがいずれも0である化合物がアントラキノンであり、一般式(1)中、m及びnの少なくとも一方が1以上4以下の整数である化合物がアントラキノン誘導体である。すなわちアントラキノン誘導体は、アントラキノンが有する水素原子の少なくとも1つが、水酸基、メチル基、メトキシメチル基、フェニル基、アミノ基等の置換基によって置換された化合物を意味する。
電子受容性化合物の具体例としては、例えば、アントラキノン、プルプリン、アリザリン、キニザリン、エチルアントラキノン、アミノヒドロキシアントラキノン等が挙げられる。
下引層4に含まれる結着樹脂としては、ポリビニルブチラールなどのアセタール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、カゼイン、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ゼラチン、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸樹脂、シリコーン樹脂、シリコーン−アルキッド樹脂、フェノール樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂、ウレタン樹脂などの高分子化合物、電荷輸送性基を有する電荷輸送性樹脂やポリアニリン等の導電性樹脂などが用いられる。
下引層4には、表面粗さ調整のために樹脂粒子を添加してもよい。樹脂粒子としては、例えば、シリコーン樹脂粒子、架橋型PMMA樹脂粒子等が挙げられる。
また、表面粗さ調整のために下引層4の表面を研磨してもよい。研磨方法としては、例えば、バフ研磨、サンドブラスト処理、湿式ホーニング、研削処理等が挙げられる。
硬化触媒の添加量は、硬化剤に対して0.0001質量%以上0.1質量%以下が好ましく、0.001質量%以上0.01質量%以下がより好ましい。
下引層4の形成の際には、上記成分を溶媒に加えた塗布液(下引層形成用の塗布液)が使用される。
溶媒としては、例えば有機溶剤が挙げられ、具体的には、例えば、トルエン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素系溶剤;メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、n―ブタノール等の脂肪族アルコール系溶剤;アセトン、シクロヘキサノン、2−ブタノン等のケトン系溶剤;塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン等のハロゲン化脂肪族炭化水素溶剤;テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコール、ジエチルエーテル等の環状又は直鎖状エーテル系溶剤;酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−ブチル等のエステル系溶剤;等が挙げられる。上記溶剤は、単独で用いてもよいし、2種以上混合して用いてもよく、特に限定されないが、上記結着樹脂を溶解する溶剤を用いることがよい。
得られる下引層4の体積抵抗率を後述の規定の範囲内とするために、適切な分散方法を選択することが望ましく、具体的には、ガラスビーズを用いたサンドミル、ボールミルなどで分散することが好適である。ガラスビーズの粒径は、用いる金属酸化物粒子や結着樹脂などの成分に応じて調節され、具体的には、0.1mm以上10mm以下の粒径が挙げられる。
下引層4の厚さは10μm以上が望ましく、15μm以上40μm以下がより望ましい。
まず、下引層4のインピーダンスを測定する。インピーダンス測定用試料におけるアルミパイプ等の導電性支持体2を陰極、金電極を陽極として、1Vp−pの交流電圧を周波数1MHzから1mHzまでの範囲で高周波側から印加し、各試料の交流インピーダンスを測定する。この測定より得られたCole−ColeプロットのグラフをRC並列の等価回路にフィッティングすることで下引層4の体積抵抗率を得る。
例えば、下引層4を被覆している電荷発生層5、電荷輸送層6等の上層をアセトン、テトラヒドロフラン、メタノール、エタノール等の溶媒を用いて除去し、露出された下引層上に真空蒸着法やスパッタ法等により金電極を装着することで、体積抵抗率測定用の下引層試料とする。
下引層4の塗膜を乾燥する温度が高くなるにつれ、下引層4の体積抵抗率は低下する傾向にある。また、下引層4の塗膜を乾燥する時間が長くなるにつれ、下引層4の体積抵抗率は低下する傾向にある。
金属酸化物粒子の粒径が大きくなるにつれ、下引層4の体積抵抗率は低下する傾向にある。また、金属酸化物粒子の添加量を多くするにつれ、下引層4の体積抵抗率は上昇する傾向にある。
また、下引層形成用塗布液中の金属酸化物粒子の分散性を向上させると、下引層4の体積抵抗率は上昇する傾向にある。具体的には、下引層形成用塗布液の分散処理時間を長くするにつれ、下引層4の体積抵抗率は上昇する傾向にある。
電気特性、画質、画質維持性、感光層接着性向上などのために、下引層4上に中間層(不図示)を設けてもよい。中間層に用いられる結着樹脂としては、ポリビニルブチラールなどのアセタール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、カゼイン、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ゼラチン、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、メタクリル樹脂、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリビニルアセテート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸樹脂、シリコン樹脂、シリコン−アルキッド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン樹脂などの高分子樹脂化合物のほかに、ジルコニウム、チタニウム、アルミニウム、マンガン、シリコン原子などを含有する有機金属化合物などがある。これらの化合物は単独にあるいは複数の化合物の混合物あるいは重縮合物として用いられる。中でも、ジルコニウムもしくはシリコンを含有する有機金属化合物は残留電位が低く環境による電位変化が少なく、また繰り返し使用による電位の変化が少ないなど性能上優れている。
中間層は上層の塗布性改善の他に、電気的なブロッキング層の役割も果たすが、膜厚が大きすぎる場合には電気的な障壁が強くなりすぎて減感や繰り返しによる電位の上昇を引き起こす。したがって、中間層を形成する場合には、0.1μm以上3μm以下の膜厚範囲に設定される。
電荷発生層5は、電荷発生材料を真空蒸着法により蒸着させて形成するか、有機溶剤及び結着樹脂を含む溶液を塗布することにより形成される。
電荷発生材料としては、非晶質セレン、結晶性セレン、セレン−テルル合金、セレン−ヒ素合金、その他のセレン化合物;セレン合金、酸化亜鉛、酸化チタン等の無機系光導電体;又はこれらを色素増感したもの、無金属フタロシアニン,チタニルフタロシアニン,銅フタロシアニン,錫フタロシアニン,ガリウムフタロシアニンなどの各種フタロシアニン化合物;スクエアリウム系、アントアントロン系、ペリレン系、アゾ系、アントラキノン系、ピレン系、ピリリウム塩、チアピリリウム塩等の各種有機顔料;又は染料が用いられる。
なお、上述した電荷発生材料の中でも、フタロシアニン化合物が好ましい。より好ましくはクロロガリウムフタロシアニンおよびヒドロキシガリウムフタロシアニンである。この場合、感光層に光が照射されると、感光層に含まれるフタロシアニン化合物がフォトンを吸収してキャリアを発生させる。このとき、フタロシアニン化合物は、高い量子効率を有するため、吸収したフォトンを効率よく吸収してキャリアを発生させるうえに、電荷輸送層との界面における電荷のやり取りがスムーズになることで、残留電位の発生が抑えられる。
電荷発生材料を樹脂中に分散させる方法としては、ロールミル、ボールミル、振動ボールミル、アトライター、ダイノーミル、サンドミル、コロイドミルなどの方法が用いられる。
電荷輸送層6としては、公知の技術によって形成されたものが使用される。電荷輸送層6は、電荷輸送材料と結着樹脂とを用いて形成されていてもよく、高分子電荷輸送材を用いて形成されていてもよい。
電荷輸送材料としては、p−ベンゾキノン、クロラニル、ブロマニル、アントラキノン等のキノン系化合物、テトラシアノキノジメタン系化合物、2,4,7−トリニトロフルオレノン等のフルオレノン化合物、キサントン系化合物、ベンゾフェノン系化合物、シアノビニル系化合物、エチレン系化合物等の電子輸送性化合物、トリアリールアミン系化合物、ベンジジン系化合物、アリールアルカン系化合物、アリール置換エチレン系化合物、スチルベン系化合物、アントラセン系化合物、ヒドラゾン系化合物などの正孔輸送性化合物があげられる。より好ましくはトリアリールアミン系化合物、ベンジジン化合物、ブタジエン系化合物、エナミン系化合物である。
これらの電荷輸送材料は単独または2種以上混合して用いられるが、これらに限定されるものではない。
電荷輸送層6を形成する為の塗布液の塗布方法としては、ブレードコーティング法、マイヤーバーコーティング法、スプレーコーティング法、浸漬コーティング法、ビードコーティング法、エアーナイフコーティング法、カーテンコーティング法等の通常の方法が用いられる。
電荷輸送層6を設けるときに用いる溶剤としては、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン等の芳香族炭化水素類、アセトン、2−ブタノン等のケトン類、塩化メチレン、クロロホルム、塩化エチレン等のハロンゲン化脂肪族炭化水素類、テトラヒドロフラン、エチルエーテル等の環状もしくは直鎖状のエーテル類等の通常の有機溶剤が単独あるいは2種以上混合して用いられる。
次に、本実施形態に係る電子写真感光体を備えた画像形成装置について説明する。
図2は、本実施形態の画像形成装置の構成の一例を概略的に示している。図2に示す画像形成装置100は、例えば、上記実施形態の電子写真感光体31と、電源34に接続され、電子写真感光体31と接触せずに帯電させる帯電装置32(非接触帯電方式の帯電手段)と、非接触帯電方式の帯電装置32により帯電された電子写真感光体31を露光して静電潜像を形成する露光装置26(静電潜像形性手段)と、露光装置26により形成された静電潜像を、トナーを含む現像剤により現像してトナー像を形成する現像装置33(現像手段)と、電子写真感光体31の表面に形成されたトナー像を被転写媒体Pに転写する転写装置40(転写手段)と、転写後、電子写真感光体31の表面に残留するトナーを除去するトナー除去装置36(トナー除去手段)と、被転写媒体Pに転写されたトナー像を被転写媒体Pに定着させる不図示の定着装置(定着手段)と、を備える。
本実施形態に用いられる帯電手段32としては公知の非接触帯電方式の帯電手段が用いられる。具体的には、コロトロン、スコロトロン、針状電極、非接触式帯電ロールなどが挙げられ、スコロトロン式の帯電器が好ましい。
本実施形態に用いられる露光手段26としては、公知の露光手段が用いられる。例えば、露光光源として、微小スポット径を形成する単一の発光レーザ素子や、複数の半導体レーザ(発光点)が平面内に二次元配列された面発光レーザ素子により発光されたレーザをポリゴンミラーにより屈折させるもの、複数のLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)素子を直線又は千鳥状に配置したものなどがある。該光源は画像処理装置からの書込用画像データに応じた光を感光体ドラムに照射することで画像の書きこみが行われる。書きこみ時の光量は、感光体表面上で0.5mJ/m2以上5.0mJ/m2以下であることが好ましい。
本実施形態に用いられる現像手段33としては、公知のものであれば特に限定されず、例えば、キャリアとトナーとからなる現像ブラシを電子写真感光体31に接触させて現像させる二成分現像方式の現像手段や、導電ゴム弾性体搬送ロール(現像ロール)上にトナーを付着させ電子写真感光体にトナーを現像する接触式一成分現像方式の現像手段などが利用される。
現像ロールに印加するバイアスは、トナーの正規の極性が負極性である場合、−50V乃至−600Vの範囲が良く、さらに好ましくは−100V乃至−350Vの範囲である。
本実施形態に用いられるトナーとしては、公知のトナーであれば特に限定されない。具体的には、例えば、少なくとも結着樹脂が含まれ、必要に応じて、着色剤、離型剤等が含まれていてもよい。
また、トナーには、さまざまな特性を制御するために、種々の成分が含有される。例えば、磁性トナーとして用いる場合、磁性粉(例えばフェライトやマグネタイト)、還元鉄、コバルト、ニッケル、マンガン等の金属、合金又はこれら金属を含む化合物などを含有させてもよい。さらに必要に応じて、4級アンモニウム塩、ニグロシン系化合物やトリフェニルメタン系顔料等の通常使用される帯電制御剤を適宜選択して含有させてもよい。
さらに、トナーには、無機粒子からなる研磨剤に加えて、必要に応じて潤滑剤、転写助剤等の公知の外添剤を外添してもよい。
本実施形態に用いられる現像剤がトナーとキャリアとからなる二成分現像剤である場合、使用し得るキャリアとしては、特に制限はなく、公知のキャリアが用いられる。例えば、酸化鉄、ニッケル、コバルト等の磁性金属、フェライト、マグネタイト等の磁性酸化物などの芯材のみからなるキャリア(ノンコートキャリア)や、これら芯材の表面に樹脂層を設けた樹脂コートキャリア等が用いられる。
以上に説明したキャリアを用いた二成分現像剤ではトナーとキャリアとの混合比(質量比)が、トナー:キャリア=1:100乃至30:100程度の範囲であり、3:100乃至20:100程度の範囲がより好ましい。
本実施形態に用いられる転写手段40としては、感光体に形成されたトナー像が紙等の被転写媒体に直接転写される直接転写方式、及び、感光体の表面に形成されたトナー像が中間転写体に一旦転写された後、被転写媒体に転写される中間転写方式が採用される。
直接転写方式としては、例えば、転写コロトロンや転写ロール等を用いた直接転写方式、被転写媒体を静電的に吸着して搬送し電子写真感光体上のトナー像を転写する転写ベルト方式を利用した転写手段などが挙げられる。
本実施形態に用いられるクリーニング手段36は、転写工程後の電子写真感光体31の表面に付着する残存トナーを除去するためのもので、公知のクリーニング方式が利用される。例えば、クリーニングブレードを用いる場合、クリーニングブレードは電子写真感光体31の表面に接触する部分が弾性部材からなり、当該弾性部材の100%モジュラスが6.5MPa以上であることが必要であり、7.0Mpa以上であることがより好ましく、9.0MPa以上であることがさらに好ましい。弾性部材の100%モジュラスが6.5MPa未満では、硬度が低下してクリーニングブレードの動的なたわみが大きくなるため、電子写真感光体31の偏磨耗が抑制されにくくなる。一方、弾性部材の100%モジュラスが大きすぎる場合は、クリーニングブレードの電子写真感光体31に対する追従性が悪化し、良好なクリーニング性が得られなくなる場合がある。それゆえ、弾性部材の100%モジュラスは19.6MPa以下であることが好ましく、15.0MPa以下であることがより好ましい。
クリーニングブレードを構成する材料としては、公知のゴム弾性体が用いられ、必要に応じてその他の材料を添加してもよい。ゴム弾性体としては、特に限定されないが、ゴムウレタンゴム、シリコーンゴム、アクリルゴム、アクリロニトリルゴム、ブタジエン系ゴム、スチレン系ゴムあるいはこれらの複合材が用いられる。
また、基材の形状としては板状が好適に用いられ、遠心成形、押し出し成形、型成形等を利用して形成される。
一方、感光体31上のトナー像を被転写媒体Pに転写した後、感光体31に対して除電光を照射して残留する電位を除去する除電手段を設けてもよい。
プリント時には、制御部(不図示)による制御の下で画像形成動作が実行される。まず、非接触帯電方式の帯電手段32により電子写真感光体31の表面が帯電される。パーソナルコンピュータ(PC)や画像読取装置から入力された画像データは、画像処理部によって画像処理が施された後、レーザ露光装置26に供給される。そして、レーザ露光装置26は、帯電した感光体31を走査露光する。それにより、感光体31の表面には静電潜像が形成される。形成された静電潜像は現像器33により現像され、感光体31上にはトナー像が形成される。
トナー像が転写された用紙Pは、定着器(不図示)まで搬送される。定着器に搬送された用紙P上の未定着トナー像は、定着器によって熱および圧力による定着処理を受けることで用紙P上に定着される。そして定着画像が形成された用紙Pは、画像形成装置100の排出部に設けられた排紙積載部(不図示)に搬送される。
本実施形態に係るプロセスカートリッジは、導電性支持体上に、金属酸化物粒子及びアントラキノン骨格を有する電子受容性化合物を、前記金属酸化物粒子100質量部に対して前記電子受容性化合物を1質量部以上5質量部以下で含有し、かつ、体積抵抗率が交流インピーダンス法による測定において3.5×108Ωm以上1.0×109Ωm以下の範囲である下引層及び感光層をこの順に有する電子写真感光体と、前記電子写真感光体の表面を非接触方式で帯電する帯電手段と、を備え、画像形成装置に着脱される構成を有する。
(実施例1)
−感光体の作製−
酸化亜鉛(平均粒子径:70nm、テイカ社製、比表面積値:15m2/g)100質量部をメタノール500質量部と攪拌混合し、シランカップリング剤として、KBM603(信越化学社製)1.0質量部を添加し、2時間攪拌した。その後、メタノールを減圧蒸留にて留去し、120℃で3時間焼き付けを行い、シランカップリング剤表面処理酸化亜鉛粒子を得た。
この塗布液を電荷発生層上に塗布して135℃で25分間乾燥し、膜厚が25μmの電荷輸送層を形成し、目的の電子写真感光体を得た。このようにして得た電子写真感光体を感光体1とした。
上記実施例1の感光体を作製する際に用いた下引層形成用塗布液をアルミプレート上にブレード塗布法により塗布した後、170℃、24分で乾燥硬化させた。この下引層単層膜について、対向電極として厚さ100nmの金電極を真空蒸着法により装着し、抵抗率測定用とした。
Docu Centre−II C7500の改造機(中間転写方式の画像形成装置、帯電装置:スコロトロン)およびDocu Centre9000の改造機(直接転写方式の画像形成装置、帯電装置:スコロトロン)にそれぞれに合わせて作製した感光体を組みこんで、A4用紙の長手方向に図4に示す画像パターンを1000枚プリントしたのち、A3用紙で白紙サンプルをプリントした。その時の前パターンのトナー像が無い部分のかぶりをDocu Centre−II C7500の改造機により、また、用紙サイド部分のかぶりをDocu Centre9000の改造機により以下の基準で評価した。
○:かぶり未発生
△:合格レベルのかぶり発生
×:不合格レベルのかぶり発生
××:一目で分かる不合格レベルのかぶり発生
下引層におけるプルプリンの添加量を2質量部にし、下引層乾燥温度を185℃にした以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの添加量を2質量部にし、下引層乾燥温度を180℃にした以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの添加量を2質量部にし、下引層乾燥温度を175℃にした以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの添加量を3質量部にし、下引層乾燥温度を180℃にした以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの代わりにキニザリンを1質量部添加した以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの代わりにキニザリンを3質量部添加した以外は実施例3と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの添加量を0.5質量部にした以外は実施例1と同様にして感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層にプルプリンを添加しなかった以外は実施例1と同様にして感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの添加量を3.6質量部にし、下引層乾燥温度を190℃にした以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの添加量を3.6質量部にし、下引層乾燥温度を185℃にした以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの添加量を3.6質量部にし、下引層乾燥温度を175℃にした以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの添加量を3質量部にし、下引層乾燥温度を185℃にした以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
下引層におけるプルプリンの添加量を3質量部にし、下引層乾燥温度を165℃にした以外は実施例1と同様に感光体を作製し、同様に評価を行った。
Claims (4)
- 導電性支持体上に、カップリング剤処理金属酸化物粒子及びヒドロキシ基を持つアントラキノン骨格を有する電子受容性化合物を、前記カップリング剤処理金属酸化物粒子100質量部に対して前記電子受容性化合物を3.33質量部以上4質量部以下で含有し、かつ、体積抵抗率が交流インピーダンス法による測定において3.5×108Ωm以上9.0×10 8 Ωm以下の範囲である下引層及び感光層をこの順に有する電子写真感光体と、
前記電子写真感光体の表面を非接触方式で帯電する帯電手段と、
帯電した前記電子写真感光体の表面に潜像を形成する潜像形成手段と、
前記潜像を現像剤により現像してトナー像を形成する現像手段と、
前記トナー像を被転写媒体に転写する転写手段と、
を備える画像形成装置。 - 前記転写手段が、前記電子写真感光体の表面に形成された前記トナー像を前記被転写媒体に直接転写する直接転写方式の転写手段である請求項1に記載の画像形成装置。
- 導電性支持体上に、カップリング剤処理金属酸化物粒子及びヒドロキシ基を持つアントラキノン骨格を有する電子受容性化合物を、前記カップリング剤処理金属酸化物粒子100質量部に対して前記電子受容性化合物を3.33質量部以上4質量部以下で含有し、かつ、体積抵抗率が交流インピーダンス法による測定において3.5×108Ωm以上9.0×10 8 Ωm以下の範囲である下引層及び感光層をこの順に有する電子写真感光体と、
前記電子写真感光体の表面を非接触方式で帯電する帯電手段と、
を備え、画像形成装置に着脱されるプロセスカートリッジ。 - 前記電子写真感光体の表面に形成されたトナー像を被転写媒体に直接転写する直接転写方式の転写手段をさらに備えた請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013020821A JP6003693B2 (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013020821A JP6003693B2 (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014153433A JP2014153433A (ja) | 2014-08-25 |
JP6003693B2 true JP6003693B2 (ja) | 2016-10-05 |
Family
ID=51575376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013020821A Active JP6003693B2 (ja) | 2013-02-05 | 2013-02-05 | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6003693B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017037236A (ja) * | 2015-08-11 | 2017-02-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
JP6838324B2 (ja) * | 2016-09-05 | 2021-03-03 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
JP2023133725A (ja) * | 2022-03-14 | 2023-09-27 | ブラザー工業株式会社 | ドラムカートリッジおよびプロセスカートリッジ |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4456954B2 (ja) * | 2004-07-16 | 2010-04-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 |
JP2006221094A (ja) * | 2005-02-14 | 2006-08-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
JP4840271B2 (ja) * | 2007-07-02 | 2011-12-21 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP5200655B2 (ja) * | 2008-05-13 | 2013-06-05 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP5470874B2 (ja) * | 2009-02-04 | 2014-04-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2012189890A (ja) * | 2011-03-11 | 2012-10-04 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ |
JP2012194260A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Fuji Xerox Co Ltd | 電子写真感光体及びその製造方法、プロセスカートリッジ、並びに画像形成装置 |
JP5776264B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2015-09-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、画像形成装置及びプロセスカートリッジ |
-
2013
- 2013-02-05 JP JP2013020821A patent/JP6003693B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014153433A (ja) | 2014-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5857804B2 (ja) | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP2013190494A (ja) | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP5786563B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
JP6123714B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP6003760B2 (ja) | 電子写真感光体の製造方法 | |
JP5708126B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 | |
US7398046B2 (en) | Process cartridge and image forming apparatus cleaning method and cleaning device with improved lubricity | |
JP6011021B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP6003693B2 (ja) | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP6071733B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP6003700B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2013068825A (ja) | 画像形成装置およびプロセスカートリッジ | |
JP2013186260A (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2013195834A (ja) | 画像形成装置及び画像形成方法 | |
JP5526674B2 (ja) | 電子写真画像形成装置 | |
JP5935700B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法、及びプロセスカートリッジ | |
JP2014066755A (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置、およびプロセスカートリッジ | |
JP5696524B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4612868B2 (ja) | 電子写真装置 | |
JP2012163863A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2011064905A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2005250137A (ja) | 電子写真感光体及び前記感光体を用いるプロセスカートリッジと画像形成装置 | |
JP2000122314A (ja) | 電子写真装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2006337750A5 (ja) | ||
JPH10312139A (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150306 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160223 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160809 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160822 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6003693 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |