JP6003311B2 - 非水制汗剤組成物 - Google Patents

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本発明は、高い制汗効果及びその持続性を有し、使用感触に優れると共に、保存安定性が良好な非水制汗剤組成物に関する。
従来、汗による肌のべたつきや不快感などの低減、また、体臭の発生を防ぐなどの目的で、制汗デオドラント剤が用いられている。制汗デオドラント剤に含まれる制汗成分としては、クロルヒドロキシアルミニウムなどのアルミニウム化合物が汎用されている。この成分は、水分により溶解して水酸化物のゲルを形成し、汗腺の中で栓をするように塞いだり、汗腺を引き締めるなどの収斂作用により制汗効果を発揮すると考えられている。
制汗デオドラント剤には、エアゾール型スプレー、ロールオン、ミスト、スティック、クリーム、シートなど様々なタイプがあり、使用性、使用感、効果の面から使い分けがなされている。
例えば、パウダースプレーに代表されるエアゾール型スプレーは、使用感触のよい粉体や、制汗成分のクロルヒドロキシアルミニウムを非水溶媒中に分散して配合した原液と、噴射剤とで構成されている。エアゾール型スプレーは、感触粉体によりサラサラ感が高いことや、噴射剤の気化熱による清涼感が高いことなど、使用感が良好である一方、制汗成分が非溶解性であるため、制汗効果が低いなどの課題がある。
また、ロールオンタイプは、制汗成分を水系の溶媒に溶解又は乳化して配合している。制汗成分が溶解しており、更に皮膚に直接塗布できるという点から、制汗効果が優れている一方、使用時に粘着性のべたつきが生じ、使用者に不快な感触を与えるという課題があった。
このような課題を解決するために、粉体、油剤及び架橋型オルガノポリシロキサン化合物を組み合わせ、制汗成分の付着性や制汗効果を向上させた技術(特許文献1:特開2003−81753号公報)や、ポリオール類、低級一価アルコール、水を組み合わせることで制汗作用を高めた技術(特許文献2:特開平5−58867号公報)や、エアゾール型スプレーに制汗成分を溶解して配合し、特定の活性剤と組み合わせ、制汗作用を高めた技術(特許文献3:特許第4033605号公報)等が提案されているが、制汗デオドラント効果の持続性という点では十分ではなく、使用時のべたつきという点も改善が必要であった。
また、低級一価アルコール、揮発性シリコーン、セルロース誘導体、水を組み合わせることで使用感を改善する技術(特許文献4:特開昭59−152318号公報)や、粉末をロールオンに配合することでべたつきを改善する技術(特許文献5:特開2002−37710号公報)などが提案されているが、制汗デオドラント効果の持続性、安定性において十分満足できるものではなかった。
更に、架橋型メチルポリシロキサンや、架橋型ポリエーテル変性シリコーン化合物、低級アルコールを組み合わせ、使用感と優れた制汗効果を併せもつ技術(特許文献6:特開2005−179305号公報)が提案されているが、乳化タイプのクリームに好適な処方となっており、制汗効果の即効性、乳化タイプのクリーム特有のべたつきという点に改善が必要であった。
以上のように、高い制汗効果を有し、かつサラサラ感などの使用感触に優れる制汗デオドラント剤は未だ開発されておらず、開発が強く望まれているのが現状である。
特開2003−81753号公報 特開平5−58867号公報 特許第4033605号公報 特開昭59−152318号公報 特開2002−37710号公報 特開2005−179305号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、制汗効果及びその持続性に優れ、サラサラ感などの使用感が良く、更に高温保存安定性にも優れた非水制汗剤組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討した結果、従来、(A)水溶性アルミニウム化合物を含む制汗剤組成物では、(A)成分がカチオン性であるため、アニオン性のポリマーを配合すると、これらの相互作用による析出等の問題があり、アニオン性のポリマーを配合することはできなかったが、(C)ビニル基もしくはアクリル基を含む特定のアニオン性ポリマー又は両性ポリマーであれば、析出等の問題が生じることなく配合することができ、制汗効果及びその持続性を高め、サラサラ感(使用感)を向上させることができ、更に高温保存安定性にも優れたものとすることができることを見出し、本発明をなすに至った。
なお、本発明において、非水制汗剤組成物とは、水分を全く含有していないか、実質的に水を含まない制汗剤組成物をいい、実質的に水を含まないとは、組成物全質量に対する水の含有量が0.1質量%未満、好ましくは0.01質量%未満であることを意味する。水の含有量が上記範囲を超えると製剤の安定性が低下する。
従って、本発明は、下記非水制汗剤組成物及びその製造方法を提供する。
[1]
(A)水溶性アルミニウム化合物と、
(B)(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマーと、
(C)(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマー、(オクチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル)コポリマー、(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー、及びアクリルアミド/アクリル酸/塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体から選ばれるポリマーと
を含有し、(B)/(C)で示される含有質量比が0.2〜15である非水制汗剤組成物。
[2]
(A)成分の含有量が3〜6質量%、(B)成分の含有量が5〜12質量%である[1]記載の非水制汗剤組成物。
[3]
(C)成分の含有量が0.1〜10質量%である[1]又は[2]記載の非水制汗剤組成物。
[4]
更に、(D)親水性粉体5〜20質量%を含有する[1]〜[3]のいずれかに記載の非水制汗剤組成物。
[5]
更に、(E)油剤を含む[1]〜[4]のいずれかに記載の非水制汗剤組成物。
[6]
(E)油剤が、硬化ヒマシ油、トリオキシステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール及びベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライトから選ばれる第一油剤と、シリコーンオイル及び脂肪酸エステルから選ばれる5〜35℃で液体の第二油剤とを1/17〜1/3の質量比で併用したものであり、その配合量が、組成物全量に対して70〜95質量%である[5]記載の非水制汗剤組成物。
[7]
水の含有量が0.1質量%未満である[1]〜[6]のいずれかに記載の非水制汗剤組成物。
[8]
クリーム状又はワックス状である[1]〜[7]のいずれかに記載の非水制汗剤組成物。
[9]
シリコーンオイル及び脂肪酸エステルから選ばれる5〜35℃で液体の第二油剤を加熱し、これに(A)成分と(C)成分とを分散させた後、(B)成分と硬化ヒマシ油、トリオキシステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール及びベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライトから選ばれる第一油剤とを加熱溶融して加え、混合した後、冷却・固化する[1]記載の非水制汗剤組成物の製造方法。
本発明によれば、制汗効果及びその持続性に優れ、サラサラ感を有し、しかも高温保存安定性にも優れた非水制汗剤組成物を提供することができる。
本発明の非水制汗剤組成物は、
(A)水溶性アルミニウム化合物、
(B)(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー、
(C)ビニル基もしくはアクリル基を含むアニオン性ポリマー及び/又は両性ポリマー
を含有する。
[(A)水溶性アルミニウム化合物]
(A)成分は、本組成物に制汗作用を付与するものであればいずれのものを用いてもよく、水溶性アルミニウム塩を好適に用いることができる。本発明において、水溶性とは、水に溶けて水溶液を作る性質をいう。非水制汗剤組成物に水溶性のアルミニウム化合物を用いる理由は、水溶性のアルミニウム化合物が汗により溶解し、水酸化物のゲル形成が生じ、汗腺の中で栓(プラグ)をするように塞いだり、アルミニウムイオンにより汗腺を引き締める等の収斂作用により制汗効果を発現させるためである。
(A)成分として具体的には、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム、ブロモヒドロキシアルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム/ジルコニウム、硫酸アルミニウムカリウム、クロルヒドロキシアルミニウム/プロピレングリコール錯体等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、クロルヒドロキシアルミニウム、クロルヒドロキシアルミニウム/プロピレングリコール錯体が、制汗効果、皮膚に対する刺激性の少なさの点で好ましい。
(A)成分の配合量は、組成物全量に対して2.5〜10質量%が好ましく、3〜6質量%が制汗効果の点からより好ましい。上記範囲内とすることで、制汗効果及びその持続性をより高め、使用感触(サラサラ感)、保存安定性がより良好となり、皮膚刺激を抑えることができる。
[(B)(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー]
(B)成分を用いることで制汗成分である(A)成分の皮膚展着性を高め、制汗効果の持続性を格段に高めることができる。(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマーは、メチルハイドロジェンポリシロキサンとメチル・フェニルビニルポリシロキサンを架橋重合して得られる3次元架橋構造を有する架橋型メチルフェニルポリシロキサン化合物である。(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマーは、この架橋型メチルフェニルポリシロキサンに油性成分を配合したものとして市販されており、例えば信越化学工業(株)製、商品名KSG−18A等が挙げられる。
(B)成分の配合量は、組成物全量に対して1〜15質量%が好ましく、5〜12質量%が制汗効果の持続性の点より好ましい。上記範囲内とすることで、制汗効果の持続性、高温での保存安定性をより向上させることができ、使用感触(サラサラ感)をより良好にすることができる。
[(C)ビニル基もしくはアクリル基を含むアニオン性ポリマー及び/又は両性ポリマー]
(C)成分は制汗作用を補強するために配合される。(C)成分を配合することで、制汗効果及びその持続性を向上させ、更に高温下での保存安定性を高めることができる。(C)成分としては、ビニル基もしくはアクリル基を含むアニオン性ポリマー及び両性ポリマーであれば特に制限はなく、これらのうちのいずれか一方又は両方を用いることができる。
アニオン性ポリマーとしては、(酢酸ビニル(VA)/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマー(アクゾノーベル(株)製、商品名RESYN28−2930)、(メチルビニルエーテル/マレイン酸)コポリマー(ISPジャパン(株)製、商品名ガントレッツAN)、(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー(信越化学工業(株)製、商品名KP−545)等が挙げられる。
両性ポリマーとしては、(オクチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル)コポリマー(アクゾノーベル(株)製、商品名AMPHOMER28−4910)、(ビニルピロリドン/メタクリル酸ジメチルアミノエチル)コポリマー(ISPジャパン(株)製、商品名コポリマー845)、アクリルアミド/アクリル酸/塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体(ナルコ(株)製、商品名マーコート3330DRY)等が挙げられる。
これらのポリマーは1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができるが、特に制汗効果、その持続性及びサラサラ感の点から、(VA/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマー、及び(オクチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル)コポリマーから選ばれるポリマーが好ましい。
(C)成分の配合量は、組成物全量に対して0.1〜10質量%が好ましく、0.5〜8質量%が制汗効果の点からより好ましい。上記範囲内とすることで制汗効果をより高め、サラサラ感、保存安定性がより良好となり、皮膚刺激などを抑えることができる。
ここで、(B)(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマーと、(C)ビニル基もしくはアクリル基を含むアニオン性ポリマー及び/又は両性ポリマーとの配合割合は、(B)/(C)で示される質量比が0.2〜15が好ましく、より好ましくは、制汗効果、制汗効果の持続性の点から、1〜12である。(B)/(C)の質量比が0.2未満では、制汗効果、サラサラ感の低下及び保存安定性の低下が生じる場合があり、15を超えると、サラサラ感及び保存安定性を十分発揮できない場合がある。
[(D)親水性粉体]
本発明の組成物には、上記成分に加え、更に(D)親水性粉体を配合することができる。(D)成分を配合することで、本組成物を塗布したときのサラサラ感をより高め、制汗効果の持続性をより向上させることができる。なお、本発明において、親水性粉体とは、「ヘキサン10g/水10gに粉体を1g添加し、超音波で分散させたときに、水相に分散される粉体」をいう。このような粉体としては、無水ケイ酸、タルク、マグネシアシリカ、マイカ、セルロース、ヒドロキシアパタイト等が挙げられ、これらを1種単独で又は2種以上を組み合わせて使用することができる。これらの中でも、サラサラ感、汗を吸水する効果の点で無水ケイ酸が好ましい。
無水ケイ酸としては、非晶質であれば特に制限はなく、適宜合成したものを使用してもよいし、市販品を使用してもよい。市販品としては、例えば、破砕状の無水ケイ酸(富士シリシア化学(株)製、商品名サイリシア530)、球状の無水ケイ酸(AGCエスアイテック(株)製、商品名サンスフェアH−31、サンスフェアH−121)等が挙げられる。
(D)成分の体積平均粒子径としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、サラサラ感、制汗効果の持続性の点から、2〜14μmが好ましく、2〜12μmがより好ましい。(D)成分の体積平均粒子径を上記範囲内とすることで、サラサラ感、サラサラ感の持続性をより高めることができる。一方、(D)成分の体積平均粒子径が好ましい範囲であると、肌のべたつきが抑えられ、サラサラ感及びその持続性が向上し、使用感に優れる点で有利である。なお、本発明において、(D)成分の体積平均粒子径は、粒度分布測定装置(ベックマン・コールター社製、製品名LS13 320)により測定することができる。
(D)成分を配合する場合、その配合量は、組成物全量に対して5質量%以上であることが、サラサラ感、保存安定性の点より好ましい。(D)成分の配合量の上限は特に制限されないが、製剤の流動性、使用性の点から、20質量%以下、特に15質量%以下であることが好ましい。
[(E)油剤]
本発明の制汗剤組成物は、(A)成分と必要により(D)成分を分散させ、塗布時に体温により溶けてクリーム状となるために、油剤の1種を単独で又は2種以上を混合して用いることが好ましい。このような油剤としては、本発明の組成物をクリーム状やワックス状に保型・安定化するために5〜35℃で固体の油剤と、(A)成分や(D)成分等の粉体を分散安定化するために、5〜35℃で液体の油剤が用いられる。5〜35℃で固体の油剤としては、硬化ヒマシ油、トリオキシステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライト等が挙げられ、組成物全量に対して5〜20質量%、特に5〜15質量%用いられる。一方、5〜35℃で液体の油剤としては、メチルポリシロキサン等のシリコーン類、2−エチルヘキサン酸セチル等の脂肪酸エステル類等が挙げられ、組成物全量に対して50〜85質量%、特に60〜80質量%用いられる。また、上記温度で固体の油剤と、液体の油剤との配合割合は、組成物をクリーム状やワックス状に保型し、かつ塗布時ののばしやすさを非常に良好にする点から、質量比で、固体の油剤/液体の油剤=1/17〜1/3の範囲が好ましく、より好ましくは1/15〜1/5である。油剤の配合量は、合計量で組成物全量に対して70〜95質量%が好ましく、より好ましくは85〜92質量%である。油剤の量を上記範囲内とすることで、制汗効果をより高め、使用感触(サラサラ感)、製剤の流動性、使用性をより良くすることができる。
シリコーン類としては、例えば、オクタメチルトリシロキサン、デカメチルテトラシロキサン、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサンなどのジメチルシリコーンオイルや、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサンなどの環状シリコーンオイル、更にはメチルフェニルシリコーンオイル、ポリエーテル変性シリコーンオイル、メチルハイドロジェンシリコーン、シリコーンパウダー、(B)成分以外のシリコーンエラストマーなどが挙げられ、これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中で、使用感触の点から、メチルポリシロキサンが好ましく、組成物全量に対して10〜60質量%用いることができる。
脂肪酸エステル類としては、例えば、オレイン酸デシル、ステアリン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ラウリン酸ヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、フタル酸ジエチル、イソノナン酸イソトリデシル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル、モノステアリン酸グリセリン、トリミリスチン酸グリセリン、乳酸セチルなどが挙げられ、これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらの中でも使用感触の点から、2−エチルヘキサン酸セチルが好ましく、組成物全量に対して10〜60質量%用いることができる。
[その他の成分]
本発明においては、上記成分に加え、制汗剤組成物に通常配合される公知の成分を用いることができる。このような成分としては、特に制限はなく、本発明の効果を損なわない範囲で、目的に応じて適宜選択することができ、例えば高級脂肪酸、高級アルコール、界面活性剤、(C)成分を除く高分子化合物、酸化防止剤、色素、乳化安定剤、pH調整剤、(A)成分を除く収斂剤、防腐剤、紫外線吸収剤、キレート剤、保湿剤、増粘剤、清涼剤、抗炎症剤、殺菌剤、アミノ酸、ビタミン剤、各種植物抽出エキス等が挙げられる。
脂肪酸類としては、例えば、ステアリン酸、リノール酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ヘベニン酸、ラノリン酸、オレイン酸、ウンデシレン酸、イソステアリン酸などが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
界面活性剤としては、ノニオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤など使用することができるが、中でも皮膚疾患の発生のない界面活性剤が好ましい。例えば、大豆レシチン、卵黄レシチン、サポニン、オリゴ配糖体、リン脂質系バイオサーファクタント、アシルペプチド系バイオサーファクタント、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミン、ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸、ポリオキシエチレンラウリルエーテルリン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンラノリン、ポリオキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリビニルアルコール、ポリリン酸ナトリウム、モノオレイン酸ソルビタン、モノオレイン酸ポリエチレングリコール、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノステアリン酸ポリエチレングリコール、モノステアリン酸ポリオキシエチレングリセリン、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノパルミチン酸ソルビタン、モノパルミチン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ソルビタン、モノラウリン酸ポリエチレングリコール、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビット、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドなどの界面活性剤が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
収斂剤としては、硫酸亜鉛、フェノールスルホン酸亜鉛、クエン酸、酒石酸、乳酸、タンニン酸、ミョウバンなどが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
保湿剤としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、3−メチル−1,3−ブタンジオール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、ペンタエリスリトール、ヘキシレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、マルチトール、グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、トレオース、キシロース、アラビノース、マルトース、トレハロース、ラクトース、ラフィノース、α−、β−、γ−シクロデキストリン、ペクチン、アラビノガラクタン、デキストリン、デキストラン、グリコーゲン、エチルグルコシド、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、尿素、トリメチルグリシン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、チロシン、β−アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、ヒスチジン、タウリン、加水分解コラーゲンなどが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
清涼剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、1−メントール、1−メンチルグリセリルエーテル、1−メンチルラクテートなどが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
殺菌剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、トリクロロカルバニリド、塩酸クロルヘキシジン、ピロクトンオラミン、クララエキスなどが挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の非水制汗剤組成物は、制汗剤、防臭剤、制汗防臭、デオドラント剤等として幅広く用いることができ、クリーム、ワックス、スティック、ローション、ジェル、シャーベット等の剤型とすることが好ましい。手軽に手で適量を塗布でき、制汗効果やその持続性、サラサラ感の点から、クリーム状、ワックス状又はスティック状がより好ましく、特にクリーム状又はワックス状、とりわけクリーム状であることが好ましい。
本発明の非水制汗剤組成物の製造方法は特に制限されず、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、2−エチルヘキサン酸セチル等の脂肪酸エステルや、ジメチルポリシロキサン等のシリコーン類等の5〜35℃で液体の油剤中に、(A)、(C)及び必要により(D)成分を分散させた後、(B)成分及び硬化ヒマシ油等の5〜35℃で固体の油剤を加熱溶融して加え、混合し、冷却・固化して本発明の組成物を得ることができる。本発明の非水制汗剤組成物は、油剤中に制汗成分を分散させた5〜35℃で好ましくはクリーム状又はワックス状のものであり、手にとって塗布すると、のびが非常に良くなり、塗りやすく、塗りのばした後はサラサラになり、サラサラ感を付与することができる。
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において、表中の各成分の量は純分換算した量である。
[実施例1〜34、比較例1〜5]
<試料の調製方法>
2−エチルヘキサン酸セチル、メチルポリシロキサンを80℃に加熱しながら均一に攪拌した。次いで、下記表に示す(A)、(C)、及び必要に応じて(D)成分を加え、更に均一になるまで攪拌した後に、(B)成分及びその他の成分を加えて攪拌した。この液をポリプロピレン(PP)ジャー容器(戎屋化学工業製)に充填し、自然冷却して固化させ、クリーム状の非水制汗剤組成物を得た。得られた非水制汗剤組成物について、下記評価を行った。結果を表中に併記する。
(制汗効果、制汗効果の持続性)
<評価方法>
被験者10名の前腕内側部2cm×2cmの範囲に、各非水制汗剤組成物を40mg塗布し、乾燥させた。塗布直後及び塗布8時間後に高温条件下(38℃,40%RH環境下)で40分間安静にし、強制発汗させた。その後、皮膚水分蒸散量測定装置(TEWL Tewameter TM210、CK electronic社製)を用いて、塗布部位と無塗布部位(前腕内側部2cm×2cmの範囲)の発汗量を測定した。下記式で示される制汗効果(%)の平均値を算出し、以下の基準で判断した。
Figure 0006003311
<持続性評価基準>
◎:10人の制汗効果の平均値が60%以上
◎〜○:10人の制汗効果の平均値が50%以上60%未満
○:10人の制汗効果の平均値が30%以上50%未満
△:10人の制汗効果の平均値が10%以上30%未満
×:10人の制汗効果の平均値が10%未満
サラサラ感(使用感)
<評価方法>
被験者10名の腋下に、各非水制汗剤組成物を0.2g塗布し、塗布後のサラサラ感について以下の評価点に従い官能評価した。
5点:非常にサラサラする
4点:サラサラする
3点:ややサラサラする
2点:サラサラしない
1点:全くサラサラしない
<評価基準>
◎:10人の被験者の平均点が4.5点以上
◎〜○:10人の被験者の平均点が4.0〜4.5点未満
○:10人の被験者の平均点が3.0〜4.0点未満
△:10人の被験者の平均点が2.0〜3.0点未満
×:10人の被験者の平均点が2.0点未満
(高温保存安定性)
<評価方法>
各非水制汗剤組成物を調製し、PPジャー容器(戎屋化学工業製)に20gを充填後、45℃にて1ヶ月保存後の外観を目視観察し、以下の基準で判断した。
<評価基準>
○:分離・析出を認めない
△:わずかに分離を認める
×:明らかな分離もしくは析出を認める
Figure 0006003311
Figure 0006003311
Figure 0006003311
Figure 0006003311
Figure 0006003311
下記組成の非水制汗剤組成物を上記と同様に調製し、同様に評価した。
[実施例35]スティック状制汗剤組成物
成分 配合量(質量%)
(A)クロルヒドロキシアルミニウム 5.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
(B)(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー 6.0
(C)(VA/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマー 1.0
(D)無水ケイ酸 12.5
デカメチルシクロペンタシロキサン 60.3
ポリオキシプロピレンブチルエーテル 3.0
硬化ヒマシ油 5.0
ステアリルアルコール 5.0
マイクロクリスタリンワックス 2.0
ジブチルヒドロキシトルエン 0.05
香料 0.05
合計 100.0
(B)/(C)= 6.0
制汗効果 ◎
制汗効果の持続性 ◎
使用感触(サラサラ感) ◎
保存安定性(45℃,1ヶ月後) ○
実施例及び比較例で使用した原料を下記に示す。
Figure 0006003311

Claims (9)

  1. (A)水溶性アルミニウム化合物と、
    (B)(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマーと、
    (C)(酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル)コポリマー、(オクチルアクリルアミド/アクリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミノエチル)コポリマー、(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー、及びアクリルアミド/アクリル酸/塩化ジメチルジアリルアンモニウム共重合体から選ばれるポリマーと
    を含有し、(B)/(C)で示される含有質量比が0.2〜15である非水制汗剤組成物。
  2. (A)成分の含有量が3〜6質量%、(B)成分の含有量が5〜12質量%である請求項1記載の非水制汗剤組成物。
  3. (C)成分の含有量が0.1〜10質量%である請求項1又は2記載の非水制汗剤組成物。
  4. 更に、(D)親水性粉体5〜20質量%を含有する請求項1〜3のいずれか1項記載の非水制汗剤組成物。
  5. 更に、(E)油剤を含む請求項1〜4のいずれか1項記載の非水制汗剤組成物。
  6. (E)油剤が、硬化ヒマシ油、トリオキシステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール及びベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライトから選ばれる第一油剤と、シリコーンオイル及び脂肪酸エステルから選ばれる5〜35℃で液体の第二油剤とを1/17〜1/3の質量比で併用したものであり、その配合量が、組成物全量に対して70〜95質量%である請求項5記載の非水制汗剤組成物。
  7. 水の含有量が0.1質量%未満である請求項1〜6のいずれか1項記載の非水制汗剤組成物。
  8. クリーム状又はワックス状である請求項1〜7のいずれか1項記載の非水制汗剤組成物。
  9. シリコーンオイル及び脂肪酸エステルから選ばれる5〜35℃で液体の第二油剤を加熱し、これに(A)成分と(C)成分とを分散させた後、(B)成分と硬化ヒマシ油、トリオキシステアリン酸グリセリル、ステアリルアルコール及びベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライトから選ばれる第一油剤とを加熱溶融して加え、混合した後、冷却・固化する請求項1記載の非水制汗剤組成物の製造方法。
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