JP6003142B2 - 空気清浄部を備えた被操作装置 - Google Patents

空気清浄部を備えた被操作装置 Download PDF

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Description

本発明は、空気清浄部を備えた被操作装置に関する。
特許文献1には、画像形成装置と空気清浄機とを組み合わせたシステムが開示されている。特許文献1に開示されるシステムは、画像形成装置が夜間モードに設定されると、空気清浄機の空気清浄動作を抑制したり、あるいは夜間モードの設定時点から規定の空気清浄動作時間が経過すると、空気清浄機の空気清浄動作を停止させる。これにより、空気清浄機の空気清浄動作に消費される電力が節減され、空気清浄機の操作が簡略化もしくは自動化される。
また、特許文献2には、タッチパネルに操作画像を表示するための電力が無駄に消費されず、また、タッチパネルに操作画像が表示されていない場合に、情報処理装置をユーザが使用するときに、タッチパネルに操作画像を表示する操作をユーザが手動で行う必要がない情報処理装置が開示されている。特許文献2に開示される装置は、所定の画像を表示する表示手段と、上記情報処理装置の近傍に人が存在していることを検出する人検出手段とを有し、上記人検出手段が人を検出しなくなった後に、上記人検出手段が人を検出していた時間である人検出時間と、第1の閾値とを比較し、上記人検出手段が人を検出すれば、上記表示手段に所定の画像を表示させ、また、上記表示手段に所定の画像が表示されているときに、上記人検出手段が人を検出しなくなれば、上記比較した結果に基づいて、上記表示手段に表示されている所定の画像を消去させる。
特開2011−27763号公報 特開2002−6686号公報
画像形成装置等のように装置に設けられた操作手段にて操作者に操作される装置(以下、被操作装置と呼ぶ)に空気清浄装置が搭載されている場合、操作者が被操作装置を操作する際に、操作者は、空気清浄装置に近づいたり、空気清浄装置の周囲を動いたりすることになる。そこで、このような操作者の動作に応じて空気清浄装置の動作を制御することにより、空気清浄装置を動作効率を向上させ得る。
本発明は、空気清浄装置が組み込まれた被操作装置に対する操作者の動作に応じて空気清浄装置の動作を制御することにより、空気清浄装置の動作効率を向上させることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、
操作者が操作する操作部と、
前記操作部に対して行われた操作に応じて動作する動作部と、
前記操作部を操作する操作者を含む検知対象が一定の検知範囲内にあることを検知する第1検知部と、
前記第1検知部の検知範囲よりも狭い検知範囲に前記検知対象があることを検知する第2検知部と、
前記第1検知部および前記第2検知部のいずれも前記検知対象を検知していない第1検知態様と、当該第1検知部が当該検知対象を検知し当該第2検知部が当該検知対象を検知していない第2検知態様とで、異なる稼働状態で動作し、
当該第2検知態様と、当該第1検知部および当該第2検知部のいずれもが当該検知対象を検知した第3検知態様とで、異なる稼働状態で動作し、さらに前記操作者が前記操作部を操作した場合に、前記第3検知態様における稼動状態と異なる稼動状態で動作する空気清浄部と、
を備えることを特徴とする、被操作装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記空気清浄部が、
吸入された空気又は排気される空気が内部を流れる空気流路部と、
前記第1検知態様と前記第2検知態様とで、異なる強度で前記空気流路部に空気を流し、
当該第2検知態様と前記第3検知態様とで、異なる強度で当該空気流路部に空気を流す送風機と、
を備えることを特徴とする、請求項1に記載の被操作装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記第2検知部の検知範囲が、前記第1検知部の検知範囲を垂直方向へ広げて想定される範囲の内側に含まれることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の被操作装置である。
請求項4に記載の発明は、
前記第2検知部の検知範囲が、操作者が前記操作部を操作する際の操作位置を含むことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の被操作装置である。
請求項5に記載の発明は、
前記第1検知部が、検知対象が発する赤外線を焦電効果により検知する焦電型センサを有し、
前記第2検知部は、検知対象からの光を光電効果により検知する反射型センサを有することを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の被操作装置である。
請求項6に記載の発明は、
前記第3検知態様よりも、前記第2検知態様の方が、稼動レベルが高い稼働状態で動作することを特徴とする、請求項1に記載の被操作装置である。
請求項7に記載の発明は、
前記第1検知態様よりも、前記第2検知態様の方が、稼動レベルが低い稼働状態で動作することを特徴とする、請求項1に記載の被操作装置である。
請求項に記載の発明は、
画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部に対する入力操作を操作者が行う操作部と、
前記操作部を操作する操作者を含む検知対象が一定の検知範囲内にあることを検知する第1検知部と、
前記1検知部の検知範囲よりも狭い検知範囲に前記検知対象があることを検知する第2検知部と、
前記第1検知部および前記第2検知部のいずれも前記検知対象を検知していない第1検知態様と、当該第1検知部が当該検知対象を検知し当該第2検知部が当該検知対象を検知していない第2検知態様とで、異なる稼働状態で動作し、
当該第検知態様と、当該第1検知部および当該第2検知部のいずれもが当該検知対象を検知した第3検知態様とで、異なる稼働状態で動作し、当該第2検知態様での稼動状態および当該第3検知態様での稼動状態それぞれが、前記画像形成部の動作状態に応じて、異なるように動作する空気清浄部と、
を備えることを特徴とする、被操作装置である。
請求項1の発明によれば、被操作装置に対する操作者の動作に応じて、被操作装置に組み込まれた空気清浄装置の動作を制御することができる。
請求項2の発明によれば、被操作装置に対する操作者の動作に応じて、空気清浄装置の動作制御として、装置内部を流れる風量を制御することができる。
請求項3の発明によれば、被操作装置と操作者との距離に基づいて、段階的に空気清浄装置を制御することができる。
請求項4の発明によれば、操作者と被操作者とを確度良く識別して空気清浄装置の制御に反映させることができる。
請求項5の発明によれば、操作者の誤検知を抑制することができる。
請求項6の発明によれば、被操作装置の近くで人が動いている場合に、被操作装置の前で操作者が立ち止まっている場合よりも、空気清浄装置が埃を吸入する効果を高めることができる。
請求項7の発明によれば、被操作装置の周囲に人がいる場合に、被操作装置の周囲に人がいない場合に比べて、空気清浄装置による作動音を抑制することができる。
請求項の発明によれば、画像形成装置に対する操作者の動作及び画像形成装置の動作状態に応じて、画像形成装置に組み込まれた空気清浄装置の動作を制御することができる。
本実施の形態が適用される画像形成装置の概略構成を示す図である。 本実施の形態が適用される画像形成装置の外観を示す図である。 画像形成装置の分解斜視図である。 基台に空気清浄部を実装した場合の構成を説明する斜視図である。 空気清浄部による空気の流れを説明する図である。 支持部カバーの裏面側を示す図である。 第1検知部の構成例を示す図である。 本実施形態の画像形成装置における第1検知部および第2検知部の検知範囲を示す図である。 第2検知部の概略構成を示す図である。 透過部材の概略構成を示す図である。 支持部カバーの外観を示す斜視図である。 図11におけるXII−XII部の断面図である。 本実施形態による人検知手段のブロック図である。 画像形成装置の周囲における人の動作と人検知手段による検知態様との関係を示す図であり、非操作者が画像形成装置の近くを通り過ぎた様子を示す図である。 画像形成装置の周囲における人の動作と人検知手段による検知態様との関係を示す図であり、操作者が画像形成装置に近づき、操作する様子を示す図である。 画像形成装置の周囲における人の動作と人検知手段による検知態様との関係を示す図であり、操作者が画像形成装置の操作を終えて、画像形成装置から遠ざかる様子を示す図である。 制御装置による動作制御の手順を示すフローチャートである。 画像形成装置が実行する処理と空気清浄部の稼働状態との関係の例を示す図表である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
本実施形態では、被操作装置の例として画像形成装置による構成について説明する。
<装置構成>
図1は、本実施形態が適用される画像形成装置の概略構成を示す図である。また、図2は、この画像形成装置の外観を示す図である。
図1および図2に示す画像形成装置100は、いわゆるタンデム型のカラープリンタである。この画像形成装置100は、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成部(記録材処理部)10と、画像形成装置100全体の動作を制御する制御装置300と、を備えている。また、画像形成装置100は、画像形成装置100の上方側に設けられ、原稿の画像を読み取るスキャナにより構成される画像読取装置(画像読取部)30を備えている。さらに、画像形成装置100は、画像形成部10に用紙Sを供給する用紙供給部40を備えている。
ここで、画像形成装置100の各構成部材は、筐体50の内部に収容されている。また、筐体50の上部には、上方に立ち上がる支持部90が設けられており、この支持部90により画像読取装置30が支えられている。支持部90の前面には、後述の人検知手段を設けた支持部カバー500で覆われている。さらに、画像読取装置30の下方であって筐体50の上部の面には、胴内積載部51が設けられている。この胴内積載部51は、画像形成部10によって画像が形成された用紙Sが積載される積載面を有する。
画像形成部10には、一定の間隔をおいて並列的に配置される4つの画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kが備えられている。各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、静電潜像を形成してトナー像を保持する感光体ドラム12を備えており、いわゆる電子写真方式によってトナー像を形成する。
ここで、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、現像装置に収納されるトナーの種類を除いて、同様に構成される。そして、各画像形成ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれがイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像を形成する。このようなことから、以下の説明においては、画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kの各構成についてはそれぞれ「Y」、「M」、「C」、「K」という符号を付して区別するが、区別する必要のないときは、これらの符号は付さない。
また、画像形成部10は、各画像形成ユニット1の感光体ドラム12上に形成された各色トナー像が転写される中間転写ベルト13を備えている。また、画像形成部10は、各画像形成ユニット1にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト13に順次転写(一次転写)する一次転写ロール17を備えている。さらに、画像形成部10は、中間転写ベルト13上に重畳して形成された各色トナー像を記録材(記録紙)である用紙Sに一括転写(二次転写)する二次転写部19と、二次転写された各色トナー像を用紙Sに定着させる定着装置21と、を備えている。さらにまた、画像形成部10は、定着装置21によってトナー像が定着された用紙Sの通過を検知するエグジットセンサ22を備えている。さらにまた、このエグジットセンサ22を通過した用紙Sを胴内積載部51に排出する胴内排出ロール23を備えている。
用紙供給部40は、用紙収容部(給紙カセット)41、繰り出しロール43、捌きロール45及びレジロール47を備えている。用紙収容部41は、用紙Sを収容する。繰り出しロール43は、用紙収容部41の上部に配設され、用紙収容部41に収容される用紙Sの束のうち、最上位の用紙Sを繰り出す。捌きロール45は、繰り出しロール43にて繰り出された用紙Sを1枚ずつに捌いて搬送する。また、レジロール47は、捌きロール45によって捌いて搬送された用紙Sを一旦停止させ、タイミングを合わせて回転を再開することにより二次転写部19に対して用紙Sを供給する。図示の構成例では、用紙供給部40の一部を構成する用紙収容部41を2つ備え、これら2つの用紙収容部41は、上下に配置されている(多段構造、複数段構造)。
また、画像形成装置100は、操作者が操作可能なUI(ユーザインターフェイス)操作部52を備える。このUI操作部52は、操作者の操作を受け付けるタッチパネルや操作ボタン等の受け付け手段を有すると共に、操作を行うために要する情報や動作状況等の情報を操作者に通知するための表示手段(液晶ディスプレイ等)を有する。
さらにまた、画像形成装置100は、画像形成装置100を操作する操作者等の人を検知する人検知手段として、第1検知部600と、第2検知部700とを備える。これら第1検知部600および第2検知部700は、図2に示す構成例では支持部90に設けられている。なお、第1検知部600および第2検知部700が検知するのは画像形成装置100の操作者とは限らない(画像形成装置100を操作しない通行人等も含む)が、以下では、便宜上、検知対象を適宜「操作者」や「人」等として説明する。
また、詳しくは後述するが、第1検知部600と第2検知部700とは異なるセンサを用いて構成され、操作者を検知する範囲が異なっている。第1検知部600がより広い範囲で操作者を検知し、第2検知部700がより狭い範囲で操作者を検知するとすると、操作者が画像形成装置100に近づく場合、まず第1検知部600が操作者を検知し、その後に第2検知部700が操作者を検知する。これにより、本実施形態では、画像形成装置100や後述する空気清浄部70に対するきめ細かい制御が行われる。
次に、画像形成装置100の動作について説明をする。
画像形成装置100が画像形成動作を開始すると、画像読取装置30等から入力された画像データは、予め定められた画像処理が施された後、各画像形成ユニット1に送られる。そして、例えば黒(K)色トナー像を形成する画像形成ユニット1Kでは、感光体ドラム12が回転しながら、予め定められた電位で帯電された後に走査露光される。それにより、感光体ドラム12上には、黒(K)色画像に関する静電潜像が形成される。感光体ドラム12上に形成された静電潜像は現像され、感光体ドラム12上には黒(K)色トナー像が形成される。同様に、画像形成ユニット1Y,1M,1Cにおいても、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色のトナー像が形成される。
各画像形成ユニット1で形成された各色のトナー像は、回転駆動される中間転写ベルト13上に、一次転写ロール17により順次静電吸引される。これにより中間転写ベルト13には各色トナーが重畳された重畳トナー像が形成される。そして、中間転写ベルト13上の重畳トナー像は、中間転写ベルト13の移動に伴って二次転写部19に搬送される。一方、用紙収容部41に積載された用紙Sは、繰り出しロール43によって繰り出され、捌きロール45によって捌かれて搬送される。さらに、捌かれた用紙Sはレジロール47によって二次転写部19へと供給される。重畳トナー像は、二次転写部19が形成する転写電界の作用により、レジロール47を経て供給される用紙S上に一括して静電転写される。
その後、重畳トナー像が静電転写された用紙Sは、中間転写ベルト13から剥離され、定着装置21まで搬送される。定着装置21に搬送された用紙S上のトナー像は、定着装置21によって熱及び圧力による定着処理を受けて用紙S上に定着される。定着画像が形成された用紙Sは、エグジットセンサ22によって検知された後、胴内排出ロール23によって胴内積載部51に排出され積載される。
このようにして、画像形成装置100での画像形成がプリント枚数分のサイクルだけ繰り返される。
<基台の構成>
図3は、画像形成装置100の分解斜視図である。
図3に示す画像形成装置100は、筐体50の下側に位置し、基台本体60aが筐体50と切り離し可能な基台60を備えている。すなわち、基台60の上に筐体50が固定される構造が採用されている。より具体的には、基台60は、上方に配置される用紙供給部40を受けて着脱可能に固定するための固定部である固定孔69a、固定ピン69b、支持板69cを有する(図4の(a)参照)。
基台60の底面には、画像形成装置100を移動する際に用いられるキャスター(車輪)61が取り付けられている(図1または図4(a)参照)。すなわち、基台60の底面と床面FL(図5(b)参照)との間に空間が形成されている。このため、後述の空気清浄部(空気清浄装置)70の作動に伴う床面FL(図5(b)参照)の埃の巻き上げ等を防ぐことが可能である。
また、画像形成装置100において、空気清浄部70を多段の用紙供給部40よりも下方に位置させることで空気清浄部70をより低く配置している。このため、空気清浄部70の作動音の周囲への影響を低減させることが可能になる。さらに、画像形成装置100において、より低い位置で空気清浄部70に空気を吸入すると共に空気清浄部70により清浄された空気をより高い位置に排出する構造を採用することにより、空気清浄部70の清浄機能をより発揮させることが可能になる。
<空気清浄部の構成>
図4は、基台60に空気清浄部70を実装した場合の構成を説明する斜視図である。
図4(a)は、基台60から空気清浄部70を引き出してフィルターカバー84を約90度回転させて開けた状態を示し、図4(b)は、フィルターカバー84を閉じた状態を部分的に示す。なお、図4(a)は、基台60の上段に空気清浄部70を実装した状態を示し、図4(b)は、基台60の下段に空気清浄部70を実装した状態を示す。
図4(a)に示すように、空気清浄部70は、組み立てられた状態(設置状態)において基台60から分離可能な部品と、使用状態において基台60に固定された部品と、を備えている。より具体的には、空気清浄部70は、基台60から分離可能な部品として、基台60から引き出し可能な引き出し部(カセット部)71を備えている。
空気清浄部70は、引き出し部71の前面に位置する前開口72aを有する前面板72と、引き出し部71の内部に形成され、前面板72の前開口72aにつながる通路(フィルター用ダクト)73と、を備えている。また、空気清浄部70は、引き出し部71の後ろ側(奥側)に位置し、通路73につながる後ろ開口(後述)を形成する後面板(中間ダクト)74を備えている。本実施形態では、前開口72a、通路73および後ろ開口は、空気清浄部70の引き出し部71に形成されている。そして、引き出し部71の前開口72a、通路73および後ろ開口によって、空気清浄部70にて空気を吸入して排気するエアダクトの一部が形成される。引き出し部71の通路73には、空気を清浄(濾過)するための各種の空気清浄部材が配置されている。図4に示す構成例では、各種の空気清浄部材として、プレフィルター81、消臭フィルター82およびバイオフィルター83が順に配置されている。
<空気清浄部における空気の流れ>
図5は、空気清浄部70による空気の流れを説明する図である。
図5(a)は、基台60の概略平面図(概略横断面図)であり、平面視での風の流れを説明するための図である。図5(b)は、基台60の概略右側面図(概略縦断面図)であり、上下方向の風の流れを説明するための図である。なお、図5(b)では、空気清浄部70が基台60の上下二段の下段(最下段)に実装されると共に上段に用紙収容部41が実装される構成例を示している。
図5(a)および図5(b)に示すように、本実施形態に係る空気清浄部70では、基台60の前側から吸入された空気が基台60の後ろ側から排出される構造が採用されている。すなわち、基台60の後ろ側に、2つの送風ファン64aを横並びに保持するファン保持部(ファン用ダクト)64が設けられている。そして、ファン保持部64の送風ファン64aを基台60の後ろ側に風を送るように動作させることで、基台60外の空気が基台60の前側から吸入されるという空気の流れが形成される。
引き出し部71の前開口72aから吸入された基台60外の空気は、上述したように、引き出し部71において各種のフィルター81,82,83を通過して清浄される。そして、清浄された空気は、引き出し部71の後ろ開口74aから基台60のファン保持部64へと流れ、最後にファン保持部64から排気ルーバー67を通って基台60外に排気される。これらの空気の流れは、送風ファン64aにより実現される。
図5(b)に示すように、基台60の前側では、床面FLの近くに位置する空気清浄部70の引き出し部71の前開口72aから空気が取り込まれる。また、基台60の後ろ側では、床面FLと略平行に進みながら清浄された空気が上述の排気ルーバー67によって機外において斜め上方に向かう。機外に排気された空気は、画像形成装置100の背面に対向して位置する壁面WLに沿って上昇する。このため、清浄された空気を、画像形成装置100が設置されている周辺にて効率的に循環させることが可能になる。
なお、空気清浄部70における空気の流れに関する上記の構成は例示に過ぎず、上記の構成とは異なり、基台60の後ろ側から吸気し、基台60の前側から排気する構造を採用することも考えられる。この場合、壁面WLに沿って降下してくる空気を吸気し、清浄した後に床面FLに沿って排気するという風の流れが形成される。
<人検知手段の構成>
次に、人検知手段である第1検知部600および第2検知部700について説明する。
図2に示したように、第1検知部600および第2検知部700は、画像形成装置100の支持部90に設けられている。支持部90の手前側には、支持部90の前面を覆う支持部カバー500が設けられている。支持部カバー500は、筐体50の一部であり、UI操作部52を操作する人が位置すると想定される装置手前側の外面を形成する外面形成部材を構成する。支持部カバー500は、板状の部材であり、支持部90に直接的または間接的に固定されている。そして、この支持部カバー500の裏側に、第1検知部600および第2検知部700が装着されている。
まず、第1検知部600について説明する。
第1検知部600は、人の身体が発する特定波長の赤外線を焦電効果を用いて検知することにより、予め定められた領域(後述の図8に示す検知範囲A1)内に人が入ってきたことを検出する。第1検知部600は、人が動く際におこる赤外線の変化量を検出し、検出した変化量が予め定められた基準値を上回った場合に、予め定められた領域内に人が入ってきたことを検知する焦電型センサ610と、焦電型センサ610を実装するプリント基板である第1の基板630と、を備える。
図6は、支持部カバー500の裏面側を示す図である。
図7は、第1検知部600の構成例を示す図である。
図7(a)は、支持部90において第1検知部600が設けられる部分の拡大図であり、図7(b)は、図7(a)のVIIB−VIIB部の断面図であり、図7(c)は、図7(a)のVIIC−VIIC部の断面図である。
図8は、本実施形態の画像形成装置100における第1検知部600および第2検知部700の検知範囲を示す図である。
図8(a)は、画像形成装置100を手前側から見た図であり、図8(b)は、画像形成装置100を上方から見た図であり、図8(c)は、画像形成装置100を横方向から見た図である。
図7に示すように、支持部カバー500には、第1の基板630を締結するボルト640がねじ込まれる雌ねじ部501が、その中心線方向が固定型に対する可動型の相対移動方向と平行な方向となるように向けられている。そして、図6に示すように、第1の基板630は、支持部カバー500の裏面側にボルト640で固定されている。これにより、第1の基板630の手前側に実装された焦電型センサ610が支持部90に間接的に固定される。
焦電型センサ610は、その中心線方向が雌ねじ部501の中心線方向、言い換えれば奥側から手前側へ向かう水平方向となるように第1の基板630を介して支持部カバー500に取り付けられている。そして、この焦電型センサ610の検知範囲は、中心線方向に対して全方向に左右対称に予め定められた角度(図7、図8では角度αとして表示)範囲となる。つまり、検知面が向けられた方向を中心方向とした場合に、中心方向に対して全方向角度αの角度範囲が、焦電型センサ610の検知範囲となる。
本実施形態の画像形成装置100は、焦電型センサ610の手前側に支持部カバー500を配置することで、この焦電型センサ610の検知範囲を、図8に斜線で示した範囲に限定し、この範囲を第1検知部600の検知範囲A1としている。すなわち、焦電型センサ610の手前側に支持部カバー500を配置し、上下方向に関しては、その支持部カバー500における、焦電型センサ610の中心位置よりも下方に位置する部位にのみ内外を貫通する貫通孔の一例としての開口部502を形成し、その部位以外は焦電型センサ610を覆う。そして、図8に示すように、画像形成装置100を置いた床面における、画像形成装置100の前面からの、奥側から手前側へ向かう水平方向の距離が規定距離L1となるように、焦電型センサ610に対する開口部502の位置を定める。規定距離L1としては、例えば、0.8m〜1.3m(800mm〜1300mm)程度であることを例示することができる。また、支持部カバー500に、水平面に対して斜め下方奥側に傾斜した傾斜部503を設け、開口部502を、この傾斜部503に形成する。なお、横方向の検知範囲に関しては、開口部502の横方向の両端部の位置を、焦電型センサ610の検知面が向けられた中心方向に対して左右対称に予め定められた角度(図7、図8では角度αとして表示)の角度範囲を遮らない位置に設定している。
これらにより、本実施形態に係る画像形成装置100における第1検知部600の検知範囲A1を、図8に斜線で示した、水平面に対して斜め下方の領域に設定している。そして、このように焦電型センサ610の手前側に支持部カバー500を配置して焦電型センサ610の検知範囲の一部を覆い、焦電型センサ610が設けられた位置から斜め下方のみを検知可能な範囲にすることで、第1検知部600の検知範囲A1が広範囲になることに起因して、画像形成装置100を使用する予定のない、例えば通行人を検知することを抑制している。
次に、第2検知部700について説明する。
図9は、第2検知部700の概略構成を示す図である。また、図6には、支持部カバー500の裏面側に第2検知部700が取り付けられている状態をも示している。
第2検知部700は、発光素子と受光素子とを有する赤外線sの反射型センサ710と、この反射型センサ710を実装するプリント基板である反射型センサ基板720(図6参照)と、これら反射型センサ710および反射型センサ基板720を支持する支持部材730と、を備えている。
反射型センサ710は、発光素子として赤外線発光ダイオードを用いて光を発光する発光部711と、受光素子として光電効果(光起電力効果)により光を検出するフォトダイオードを用いた受光部712と、発光部711および受光部712を支持する筐体713と、発光部711および受光部712への給電、および受光部712からの出力信号を伝送するハーネス(不図示)と、を備えている。図6に示すように、反射型センサ710および反射型センサ基板720が支持部材730に取り付けられ、支持部材730が支持部カバー500の裏面側にボルト731で固定されている。
また、第2検知部700は、反射型センサ710から出力される電圧に基づいて人が存在するか否かを判断する判断部740(図13参照)を備えている。判断部740は、反射型センサ710からの出力電圧(この電圧を増幅した電圧でもよい)と、予め定められた基準電圧とを比較し、出力電圧が基準電圧を上回った場合に、人が存在すると判断する。そして、判断部740は、人が存在する旨の信号を制御装置300に対して出力する。加えて、判断部740からの人が存在する旨の信号を基に、反射型センサ710、後述する報知部751に電力が供給される。なお、後述するように、判断部740は、第1の基板630に設けられ、第1検知部600が人の進入を検知した場合に電力が供給される。
第2検知部700は、判断部740が、反射型センサ710が人を検知したと判断した場合に発光することで人を検知した旨をユーザに対して報知する報知部751と、報知部751が発光した光を均一に面発光させる板である導光板752(後述の図10参照)と、を備えている。報知部751は、発光する半導体素子である発光ダイオード(LED)751aと、この発光ダイオード751aを実装する制御基板である報知部基板751bとを有し、報知部基板751bが支持部カバー500の裏面側にボルト753で固定されることで画像形成装置100に装着される。また、第2検知部700は、反射型センサ710の手前側に、反射型センサ710が受発光する赤外線を透過する透過部材760を備えている。
図10は、透過部材760の概略構成を示す図である。
図11は、支持部カバー500の外観を示す斜視図である。
透過部材760は、人の目に対しては、反射型センサ710の発光部711および受光部712を見え難くする黒色の部材であり、ポリカーボネートにて成形されている。また、透過部材760は、板状の部材であり、手前側の面が支持部カバー500の表面と同じ高さとなるように支持部カバー500に取り付けられている。
図12は、図11におけるXII−XII部の断面図である。また、図8には、反射型センサ710の検知範囲A2をも示している。
反射型センサ710は、発光部711から、画像形成装置100のUI操作部52の手前側の予め定められた領域に向けて赤外線の光を照射し、その反射光を、受光部712により受光する。そして、反射型センサ710の検知範囲A2は、UI操作部52へ向かう水平線に対して、UI操作部52側へ、例えば、20度〜50度など予め定められた角度(図8では、角度βとして表示)傾くように、支持部カバー500に取り付けられている。言い換えれば、画像形成装置100のUI操作部52の手前側に位置する人をより確度高く検知することができるように、画像形成装置100の横方向の検知範囲がより広くなるように、発光部711および受光部712が受発光する光の光軸が、奥側から手前側へ向かう水平線に対して傾くように取り付けられている。すなわち、反射型センサ710は、単に画像形成装置100の近くにいる人ではなく、UI操作部52を操作する操作者を検知するためのものであり、その検知範囲A2は、操作者がUI操作部52を操作する際に位置すると想定される操作位置を含むように設定される。
そして、第2検知部700(反射型センサ710)の検知範囲A2は、画像形成装置100の前面からの、奥側から手前側へ向かう水平方向の距離が規定距離L2(図8参照)となるように設定されている。規定距離L2としては、例えば、0.3m〜0.5m(300mm〜500mm)程度であることを例示することができる。なお、この規定距離L2を、例えば、画像形成装置100に設けられたボタンを操作することにより変更可能にしてもよい。
図13は、本実施形態による人検知手段のブロック図である。
第1の基板630と反射型センサ基板720とは、第1の基板630から反射型センサ710への給電、および反射型センサ710から第1の基板630に設けられた判断部740(指示手段)への出力を伝送する電線(ハーネス)(不図示)を介して接続されている。また、第1の基板630と報知部基板751bとは、第1の基板630から報知部751への給電を担う電線(ハーネス)(不図示)を介して接続されている。
第1の基板630には、焦電型センサ610から出力された人体を検知した旨の信号を取得した場合に、予め定められた期間T1、反射型センサ710および判断部740に対する電力の供給を許容する電力供給許容部650(伝送手段)が備えられている。この電力供給許容部650は、焦電型センサ610からの人体を検知した旨の信号の立ち上がりエッジに同期して立ち上がるとともに、予め定められた期間T1、ハイレベルを保持した信号を発生する単安定マルチバイブレータであることを例示することができる。また、予め定められた期間T1としては、30秒間であることを例示することができる。
また、上述したように、第1の基板630には、焦電型センサ610および判断部740が備えられている。判断部740は、反射型センサ710からの出力電圧と予め定められた基準電圧とを比較し、どちらが大きいかで出力が切り替わる素子であるコンパレータであることを例示することができる。判断部740は、反射型センサ710からの出力電圧に基づいて人が存在すると判断した場合、つまり反射型センサ710が人を検知した場合には、人が存在する旨の信号を制御装置300に対して出力する。加えて、判断部740からの人が存在する旨の信号を基に、反射型センサ710、報知部751、および自身に電力が供給される。
<人検知手段の動作>
以上のように構成された画像形成装置100では、第1検知部600が人を検知すると、電力供給許容部650が、予め定められた期間T1、第2検知部700の反射型センサ710および判断部740に対する電力の供給を許容する。そして、第2検知部700が、予め定められた期間T1内に人を検知した場合、つまり、判断部740が反射型センサ710からの出力電圧が基準電圧を上回ったために人が存在すると判断した場合には、制御装置300に対して人を検知した旨の信号を出力する。これにより、制御装置300にて、画像形成装置100が節電モードから通常モードに復帰する。加えて、第2検知部700の反射型センサ710および判断部740に、上述した予め定められた期間T1を超えて電力が供給される。また、第2検知部700の報知部751に電力が供給される。
他方、第2検知部700が、予め定められた期間T1内に人を検知しない場合には、第2検知部700の反射型センサ710および判断部740に対する電力の供給が停止される。
このように、本実施形態の画像形成装置100においては、節電モード中にも第1検知部600の焦電型センサ610の電源をオンとし(焦電型センサ610に電力を供給し)、第1検知部600が人を検知した場合に第2検知部700の電源をオンにする(反射型センサ710などに電力を供給する)。そして、第1検知部600が人を検知してから予め定められた期間T1内に第2検知部700が人を検知したときに制御装置300にその旨の信号を出力し、節電モードから通常モードに復帰する。他方、期間T1内に第2検知部700が人を検知しなかった場合には第2検知部700の電源をオフにする。
ここで、第1検知部600と第2検知部700とを比較する。
第2検知部700の反射型センサ710の消費電力が0.255Wであるのに対して、第1検知部600の焦電型センサ610の消費電力は0.006Wであり、反射型センサ710の消費電力の約2.4%である。電源がオフの状態から電力が供給され人体を検知可能になるまでの所要時間は、反射型センサ710が2、3秒のものもあれば1秒以下のものもあるのに対して、焦電型センサ610は約30秒程度であり、反射型センサ710と比べて長い。
また、図8に示すように、第1検知部600の検知範囲A1は、第2検知部700(反射型センサ710)の検知範囲A2よりも広い。そして、図8に示したように、本実施形態において、上方から見た場合における第2検知部700の検知範囲A2は、第1検知部600の検知範囲A1の領域内である。言い換えれば、第2検知部700の検知範囲A2は、第1検知部600の検知範囲A1を垂直に広げて想定される範囲の内側に含まれる。
上述したように、第1検知部600の焦電型センサ610は、人が動く際におこる赤外線の変化量に基づいて検知範囲A1内に人が入ってきたことを検知するセンサであり、人が停止している場合には、その停止位置が検知範囲A1内であっても検知しない。したがって、第1検知部600は、画像形成装置100のUI操作部52の手前側に人が存在していても停止していればその人を検知することができない場合がある。
これに対し、第2検知部700の反射型センサ710は、UI操作部52の手前側を検知範囲A2とし、その検知範囲A2に人が存在する場合には、その人が停止していても検知する。
これら第1検知部600の焦電型センサ610と第2検知部700の反射型センサ710との特性の違いにより、本実施形態の画像形成装置100は、以下に述べるような利点を得る。
すなわち、本実施形態の画像形成装置100のように、節電モード中に常に電源オンとされた第1検知部600が人を検知した場合に第2検知部700の電源をオンにし、第2検知部700が人を検知した場合に節電モードから復帰する構成とすることで、第2検知部700の電源を節電モード中常にオンとする構成と比べると消費電力を低減させることが可能となる。
また、本実施形態の画像形成装置100は、検知範囲が広い第1検知部600が人を検知したことを契機として節電モードから復帰する装置と比べると、使用する予定のない人や犬などを誤って検知して節電モードから復帰する、いわゆる誤検知を低減させることが可能となる。すなわち、本実施形態の画像形成装置100は、検知範囲が広い第1検知部600が人を検知した場合に第2検知部700の電源をオンにし、検知範囲が狭い第2検知部700が人を検知した場合に節電モードから復帰する構成とすることで、誤検知を低減させることが可能となっている。つまり、本実施形態の画像形成装置100によれば、画像形成装置100を使用する意思がある人をより確度高く検知して節電モードから復帰することが可能となる。
また、本実施形態の画像形成装置100では、第1検知部600および第2検知部700を、支持部90における手前側の外面を形成する支持部カバー500に装着している。これに対して、画像形成装置100における手前側の部位には、UI操作部52や筐体50のフロントカバーが存在するので、これらに第1検知部600および第2検知部700の一方または両方を装着することも考えられる。
<人検知手段を用いた空気清浄部の制御>
次に、本実施形態における空気清浄部70の制御について説明する。
本実施形態は、上記のように構成された人検知手段(第1検知部600および第2検知部700)を用い、画像形成装置100に対する位置や動作の態様に応じて、空気清浄部70の動作を制御する。
一般に、空気清浄装置(空気清浄部70)が稼働する際は、空気を取り入れ、内部を通過させて排出するためにファンを動作させており、ある程度の作動音が発生する。一方、画像形成装置100は、画像出力や画像の読み込み等の処理の実行時には大きな作動音が発生するものの、そのような処理が行われない待機状態では、機械的な動作が行われないために作動音が非常に小さい。したがって、画像形成装置100が待機状態のときは空気清浄部70の作動音が目立つが、画像形成装置100の動作中は空気清浄部70の作動音が画像形成装置100の作動音に紛れて目立たなくなる。
そこで、画像形成装置100の動作状態に応じて空気清浄部70の動作状態を制御することがある。例えば、画像形成装置100が待機状態のときには空気清浄部70の稼働レベル(ファンの回転数等)を下げて発生する作動音を抑制し、画像形成装置100の処理の実行時には空気清浄部70の稼働レベルを上げる。このような制御を行うことにより、空気清浄部70の実際の稼働状態に比して作動音が全体的に目立たなくなる。
また、操作者が画像形成装置100を(UI操作部52を)操作する場合、操作者が画像形成装置100の近くを歩くことによって、画像形成装置100の周囲の床面の埃を巻き上げる。したがって、画像形成装置100に操作者が近づいたときに空気清浄部70の稼働レベルを上げることにより、空気清浄部70を効率よく動作させることができる。
そこで、本実施形態では、画像形成装置100が待機状態にあるときは空気清浄部70の稼働レベルを下げ、人検知手段にて画像形成装置100に操作者が近づいたことを検知した場合に空気清浄部70の稼働レベルを上げる制御を行う。本実施形態の人検知手段は、上記のように、広い範囲で操作者を検知する第1検知部600と、狭い範囲で操作者を検知する第2検知部700とを備える。そのため、画像形成装置100に対する操作者の位置や動作の態様に応じて、空気清浄部70の動作制御をきめ細かく行うことが可能である。
<空気清浄部の制御の具体例>
以下に、本実施形態の人検知手段を用いた空気清浄部70の動作制御の具体例を示す。
まず、人検知手段による検知態様と空気清浄部70の稼働状態とを対応付ける。ここでは、第1検知部600および第2検知部700のいずれも操作者を検知していない場合(第1検知態様)の空気清浄部70の稼働状態を第1稼働状態とする。また、第1検知部600が操作者を検知し第2検知部700が操作者を検知していないとき(第2検知態様)の空気清浄部70の稼働状態を第2稼働状態とする。また、第1検知部600および第2検知部700の両方が操作者を検知したとき(第3検知態様)の空気清浄部70の稼働状態を第3稼働状態とする。
これらの稼働状態の移行は、制御装置300によって行われる。すなわち、図13を参照して説明したように、第1検知部600および第2検知部700が人を検知すると、検知信号が制御装置300に送られる。制御装置300は、取得した検知信号に基づいて、第1検知部600および第2検知部700の検知態様を判断し、空気清浄部70の稼働状態を制御する。以下、図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、第1検知部600および第2検知部700の検知対象のうち、通行人等の画像形成装置100を操作しない人を「操作者」と区別する必要がある場合には、「非操作者」と呼ぶ。
図14乃至図16は、画像形成装置100の周囲における人の動作と人検知手段による検知態様との関係を示す図である。
図14(a)、(b)は、非操作者Hが画像形成装置100の近くを通り過ぎた様子を示す。図14(a)、(b)に示すように、非操作者Hは、画像形成装置100に対してある程度近づき、第1検知部600により検知される場合がある。しかし、非操作者Hは、画像形成装置100を操作しないので、第2検知部700により検知されずに、第1検知部600の検知範囲から外れることが多い。
この場合、第1検知部600および第2検知部700のいずれも非操作者Hを検知していない初期状態では、制御装置300は、空気清浄部70を第1稼働状態で稼働する。非操作者Hが画像形成装置100に近づき、第1検知部600により検知されると(図14(a)参照)、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第1稼働状態から第2稼働状態へ移行させる。そして、非操作者Hが画像形成装置100の近くを通り過ぎて、第1検知部600の検知範囲から外れると(図14(b)参照)、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第2稼働状態から第1稼働状態へ戻す。
図15(a)、(b)は、操作者Hが画像形成装置100に近づき、操作する様子を示す。図15(a)、(b)に示すように、操作者Hは、画像形成装置100に近づき、まず第1検知部600により検知される(図15(a)参照)。このとき、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第1稼働状態から第2稼働状態へ移行させる。次いで、操作者Hは、画像形成装置100を操作するために、画像形成装置100にさらに近づき、第2検知部700により検知される(図15(b)参照)。このとき、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第2稼働状態から第3稼働状態へ移行させる。
図16(a)、(b)は、操作者Hが画像形成装置100の操作を終えて、画像形成装置100から遠ざかる様子を示す。図16(a)、(b)に示すように、操作者Hは、画像形成装置100から離れ、まず第2検知部700の検知範囲から外れる(図16(a)参照)。このとき、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第3稼働状態から第2稼働状態へ移行させる。次いで、操作者Hは、画像形成装置100からさらに離れ、第1検知部600の検知範囲からも外れる(図16(b)参照)。このとき、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第2稼働状態から第1稼働状態へ移行させる。
さて、上記の第1稼働状態〜第3稼働状態の各々において、空気清浄部70の稼働レベル(ファンの回転数等)をどのように設定するかは、画像形成装置100の設置場所や使用態様などに応じて、様々に選択し得る。例えば、画像形成装置100の近くを人が通ること(操作者が近づくことを含む)により舞い上がる埃を吸入することを重視するならば、第2稼働状態の稼働レベルを第1稼働状態の稼働レベルよりも上げる方が効果が高い。また、空気清浄部70の静音性を重視するならば、画像形成装置100が操作されて処理を実行する第3稼働状態で稼働レベルを上げ、他の稼働状態では稼働レベルを下げるように制御すると効果的である。以下、いくつかの制御パターンの例を挙げて説明する。
(1)稼働レベル:第1稼働状態<第2稼働状態<第3稼働状態
このような制御パターンとすれば、画像形成装置100の周囲に人がいない状態(第1稼働状態)では稼働レベルを低下させて作動音を抑制し、画像形成装置100の近くに人がいる状態(第2稼働状態および第3稼働状態)では稼働レベルを上げて舞い上がる埃を吸入する効果を高めることができる。そして、画像形成装置100が処理を実行し、作動音が発生している状態(第3稼働状態)では稼働レベルを最高にして、効率よく空気清浄機能を発揮させることができる。
(2)稼働レベル:第1稼働状態≦第3稼働状態<第2稼働状態
このような制御パターンとすれば、画像形成装置100の周囲に人がいない状態(第1稼働状態)では稼働レベルを低下させて作動音を抑制し、画像形成装置100の近くで人が動いている状態(第2稼働状態)では稼働レベルを上げて舞い上がる埃を吸入する効果を高めることができる。また、画像形成装置100を操作するために操作者が画像形成装置100の前で立ち止まった状態(第3稼働状態)では稼働レベルを下げて、画像形成装置100と空気清浄部70の作動音が重なることによる音量の増大を抑制することができる。
(3)稼働レベル:第2稼働状態<第1稼働状態≦第3稼働状態
このような制御パターンとすれば、画像形成装置100の周囲に人がいない状態(第1稼働状態)では、ある程度の稼働レベルを保って空気清浄機能を十分に発揮させ、画像形成装置100の近くに人がいる状態(第2稼働状態)では稼働レベルを低下させて作動音を抑制することができる。また、画像形成装置100が処理を実行し、作動音が発生している状態(第3稼働状態)では稼働レベルを最高にして、効率よく空気清浄機能を発揮させることができる。このような制御パターンは、例えば、画像形成装置100を操作するとき以外は操作者が画像形成装置100からかなり離れた場所(別の部屋等)にいるような場合に、用い得る。
なお、上記の制御パターンは例示に過ぎず、実際の画像形成装置100や他の被操作装置の設置場所や使用態様に応じて、種々の設定を取り得る。また、上記の例では、単に各稼働状態での稼働レベルの高低のみを示したが、実際の設定においては、各稼働状態の稼働レベルの差についても、様々に設定される。
<空気清浄部の制御における他の具体例>
上記の具体例では、第1検知部および第2検知部の検知態様のみに基づいて空気清浄部70の稼働状態を制御する例を説明した。これに対し、さらに、操作者による操作が実際に行われたときの稼働状態(第4稼働状態)や、画像形成装置100が処理を実行しているとき(動作時)の稼働状態(第5稼働状態)を設定して、空気清浄部70を制御しても良い。
図17は、制御装置300による動作制御の手順を示すフローチャートである。
図17に示すように、第1検知部600および第2検知部700のいずれも操作者を検知しない初期状態で、制御装置300は、空気清浄部70を第1稼働状態で稼働する(ステップ1701)。そして、第1検知部600が操作者を検知すると(ステップ1702)、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第1稼働状態から第2稼働状態へ移行させる(ステップ1703)。
次に、第2検知部700が操作者を検知すると(ステップ1704)、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第2稼働状態から第3稼働状態へ移行させる(ステップ1705)。そしてさらに、操作者によりUI操作部52が操作されると(ステップ1706)、制御装置300は、この操作を受け付けて空気清浄部70の稼働状態を第3稼働状態から第4稼働状態へ移行させる(ステップ1707)。
この後、制御装置300は、画像形成装置100の各機能を制御してステップ1706で行われた操作に基づく処理を実行し(ステップ1708)、これに伴って、空気清浄部70の稼働状態を第4稼働状態から第5稼働状態へ移行させる(ステップ1709)。画像形成装置100による処理が終了すると(ステップ1710)、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第5稼働状態から第4稼働状態へ戻す(ステップ1707)。そして、画像形成装置100による処理が行われておらず、操作者による追加操作が行われていなければ、空気清浄部70の稼働状態をさらに第3稼働状態へ戻す(ステップ1705)。
この後、操作者が画像形成装置100から離れて第2検知部700の検知範囲から外れると、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第3稼働状態から第2稼働状態へ戻す(ステップ1703)。そしてさらに、操作者が第1検知部600の検知範囲から外れると、制御装置300は、空気清浄部70の稼働状態を第2稼働状態から第1稼働状態へ戻す(ステップ1701)。
<空気清浄部の制御におけるさらに他の具体例>
本実施形態の画像形成装置100は、操作者による操作に基づいて動作する動作部として、画像形成部10および画像読取装置30を備えており、画像を形成して出力する処理(画像形成処理)の他、画像を読み取る処理(画像読み取り処理)、画像を読み取って出力する処理(複写処理)などを行うことができる。ここで、画像形成処理と画像読み取り処理とでは、動作する機械要素が異なるため、発生する作動音の大きさも異なる。また、複写処理では、画像読み取り処理と画像形成処理とが両方行われるので、他の処理と比較して作動音が大きくなることが想定される。そこで、操作者の操作にしたがって実行される処理の種類に応じて、異なる稼働レベルで空気清浄部70を動作させるように制御しても良い。
図18は、画像形成装置100が実行する処理と空気清浄部70の稼働状態との関係の例を示す図表である。
図18には、画像形成装置100の動作状態として、節電状態(機能の一部に対して電源の供給を止めた状態)、待機状態、複写処理実行状態、画像形成処理実行状態、画像読み取り処理実行状態の五つの状態が示されている。そして、各々の動作状態において、第1検知部600および第2検知部700による検知態様ごとに空気清浄部70の稼働状態が示されている。なお、図示の例では、空気清浄部70の稼働状態を、上述した第1稼働状態〜第5稼働状態ではなく、ファンの回転数に基づく風量のレベルで示している。すなわち、風量を複数の段階に分け、初期状態(第1検知部600および第2検知部700のいずれも操作者を検知していない状態)の風量基準値に対する増加量で示している。
例えば、節電状態および待機状態では、第1検知部600が操作者を検知した場合に、空気清浄部70の風量を、風量基準値に対して1段階増加させる。また、第2検知部700が操作者を検知した場合は、空気清浄部70の風量を、風量基準値に対して2段階増加させる。また、複写処理実行状態では、第1検知部600または第2検知部700が操作者を検知した場合に、風量を、風量基準値に対して5段階増加させる。同様に、画像形成処理実行状態では3段階、画像読み取り処理実行状態では4段階、風量基準値に対して風量を増加させる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、種々の変更または改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上記の実施形態では、空気清浄装置(空気清浄部70)が搭載される被操作装置を画像形成装置100とした例について説明したが、この他、操作者によって操作され得る種々の装置に対して本実施形態を適用することができる。また、第1検知部600および第2検知部700の位置関係や検知範囲は、被操作装置の構成や操作の仕方等に基づき、単に被操作装置に近づいた人と被操作装置を操作する操作者とをある程度の確度で識別できるように設定される。これにより、本実施形態は、被操作装置の操作者の動作に応じて空気清浄装置の稼働状態を動的に制御することにより、空気清浄装置の動作効率を向上させ、被操作装置の周囲の環境改善に寄与することができる。
70…空気清浄部、100…画像形成装置、300…制御装置、600…第1検知部、700…第2検知部

Claims (8)

  1. 操作者が操作する操作部と、
    前記操作部に対して行われた操作に応じて動作する動作部と、
    前記操作部を操作する操作者を含む検知対象が一定の検知範囲内にあることを検知する第1検知部と、
    前記第1検知部の検知範囲よりも狭い検知範囲に前記検知対象があることを検知する第2検知部と、
    前記第1検知部および前記第2検知部のいずれも前記検知対象を検知していない第1検知態様と、当該第1検知部が当該検知対象を検知し当該第2検知部が当該検知対象を検知していない第2検知態様とで、異なる稼働状態で動作し、当該第2検知態様と、当該第1検知部および当該第2検知部のいずれもが当該検知対象を検知した第3検知態様とで、異なる稼働状態で動作し、さらに前記操作者が前記操作部を操作した場合に、前記第3検知態様における稼動状態と異なる稼動状態で動作する空気清浄部と、
    を備えることを特徴とする、被操作装置。
  2. 前記空気清浄部は、
    吸入された空気又は排気される空気が内部を流れる空気流路部と、
    前記第1検知態様と前記第2検知態様とで、異なる強度で前記空気流路部に空気を流し、当該第2検知態様と前記第3検知態様とで、異なる強度で当該空気流路部に空気を流す送風機と、
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載の被操作装置。
  3. 前記第2検知部の検知範囲は、前記第1検知部の検知範囲を垂直方向へ広げて想定される範囲の内側に含まれることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の被操作装置。
  4. 前記第2検知部の検知範囲は、操作者が前記操作部を操作する際の操作位置を含むことを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の被操作装置。
  5. 前記第1検知部は、検知対象が発する赤外線を焦電効果により検知する焦電型センサを有し、
    前記第2検知部は、検知対象からの光を光電効果により検知する反射型センサを有することを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の被操作装置。
  6. 前記第3検知態様よりも、前記第2検知態様の方が、稼動レベルが高い稼働状態で動作することを特徴とする、請求項1に記載の被操作装置。
  7. 前記第1検知態様よりも、前記第2検知態様の方が、稼動レベルが低い稼働状態で動作することを特徴とする、請求項1に記載の被操作装置。
  8. 画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部に対する入力操作を操作者が行う操作部と、
    前記操作部を操作する操作者を含む検知対象が一定の検知範囲内にあることを検知する第1検知部と、
    前記1検知部の検知範囲よりも狭い検知範囲に前記検知対象があることを検知する第2検知部と、
    前記第1検知部および前記第2検知部のいずれも前記検知対象を検知していない第1検知態様と、当該第1検知部が当該検知対象を検知し当該第2検知部が当該検知対象を検知していない第2検知態様とで、異なる稼働状態で動作し、当該第検知態様と、当該第1検知部および当該第2検知部のいずれもが当該検知対象を検知した第3検知態様とで、異なる稼働状態で動作し、当該第2検知態様での稼動状態および当該第3検知態様での稼動状態それぞれが、前記画像形成部の動作状態に応じて、異なるように動作する空気清浄部と、
    を備えることを特徴とする、被操作装置。
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