JP6002573B2 - ヒータユニット及びシート - Google Patents

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本発明は、電気毛布、電気カーペット、カーシートヒータなどに好適に使用可能なヒータユニットと、このヒータユニットが組み込まれたシートに係り、特に、温度過昇を防止することができるものに関する。
従来より、車両用シートに装着されシートヒータとして供されるヒータユニットとしては、例えば、基材上に採暖ヒータとして熱融着層を備えたコード状ヒータを蛇行配線し、加熱加圧による熱融着により基材と熱融着層を接着固定した構成のもの(例えば、特許文献1〜3参照)等が知られている。このようなヒータユニットは、特許文献3にも記載の通り、2つの採暖ヒータが並列に接続され、一方が座面に、もう一方が背面に組み込まれる。
実公平6−25916号公報:クラベ 特許第4202071号公報:クラベ 特開2011−198652公報:クラベ
車両用シートの座面と背面は離れた位置にあるため、それぞれに組み込まれる2つの採暖ヒータは、リード線とコネクタ部材を介して接続する必要がある。従来のヒータユニットにおいては、図5に示す配線図のように、第一の採暖ヒータ11と第二の採暖ヒータ12がコネクタ部材5を介して接続されている。このような配線であると、万が一、コネクタ部材5の接続が不十分であったり、振動、衝撃や予期せぬ外力によってコネクタ部材5の接続が外れてしまったりした場合、第一の採暖ヒータ11には通電するが、第二の採暖ヒータ12に通電しないという状態になる。そうすると、第一の採暖ヒータ11は、設計で意図した以上の発熱によって温度過昇してしまうことになる可能性がある。
本発明はこのような従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、温度過昇を防止することができるヒータユニット及びそれが組み込まれたシートを提供することにある。
上記目的を達成するべく、本発明によるヒータユニットは、第一の採暖ヒータと第二の採暖ヒータが並列接続されており、電源から上記第一の採暖ヒータと上記第二の採暖ヒータとに分岐又は合流する第一接続点と第二接続点を有するヒータユニットであって、上記電源と上記第一接続点の間、上記第一接続点と上記第一の採暖ヒータの間、及び、上記第二の採暖ヒータと上記第二接続点の間が、一つのコネクタ部材により接続されていることを特徴とするものである。
また、本発明によるシートは、座面と背面を有し、請求項1記載のヒータユニットが組み込まれたシートであって、上記第一の採暖ヒータが座面に組み込まれ、上記第二の採暖ヒータが背面に組み込まれていることを特徴とするものである。
本発明によるヒータユニットによれば、万が一、コネクタ部材の接続が不十分であったり、振動、衝撃や予期せぬ外力によってコネクタ部材の接続が外れてしまったりした場合、第一の採暖ヒータ及び第二の採暖ヒータともに通電が止まることになるため、このような事態においても温度過昇することを防止できる。
本発明の一実施の形態を示す図で、ヒータユニットの配線構成を示す図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、ヒータユニットにおける第一の採暖ヒータの一例を示す平面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、ヒータユニットにおける第二の採暖ヒータの一例を示す平面図である。 本発明による実施の形態を示す図で、ヒータユニットを車両用シート内に組み込んだ状態を一部切り欠いて部示す斜視図である。 従来例を示す図で、ヒータユニットの配線構成を示す図である。 参考例を示す図で、ヒータユニットの配線構成を示す図である。
以下、図1〜図4を参照して本発明の実施の形態を説明する。これらの実施の形態は、本発明によるヒータユニットを車両用のシートに組み込んだことを想定した例を示すものである。
図1の配線図に示すように、本実施の形態によるヒータユニットは、電源3に対し、第一のヒータ11と第二のヒータ12が並列となるように接続されている。また、電源3から第一の採暖ヒータ11と第二の採暖ヒータ12とに分岐又は合流する点を第一接続点21と第二接続点22としている。ここで、電源3と第一接続点21の間、第一接続点21と第一の採暖ヒータ11の間、及び、第二の採暖ヒータ12と第二接続点22の間が、一つのコネクタ部材5で接続されることになる。このような配線にすることで、コネクタ部材5の接続が外れた際には、第一の採暖ヒータ11及び第二の採暖ヒータ12ともに通電が止まることになる。なお、複数のコネクタ部材により第一の採暖ヒータと第二の採暖ヒータを接続すると、複数のうちの一つのみ接続が外れた場合などに、予期せぬ発熱をする可能性があるので好ましくない。
また、参考例として図6に示すように、第一接続点21と第一の採暖装置11の間、及び、第一接続点21と第二の採暖ヒータ12の間についてもコネクタ部材5によって接続することで、本実施の形態と同様の動作を行うことができるが、余計なリード線が必要になりコネクタも大型のものになってしまうことから、好ましくない。
図2に示すのが第一の採暖ヒータ11であり、本実施の形態においては、不織布の基材31上に、熱融着層を備えたコード状ヒータ33を蛇行配線し、加熱加圧による熱融着により基材31と熱融着層を接着固定した構成のものを使用している。第一の採暖ヒータ11からは、リード線7が導出されており、その先にはコネクタ部材のオス部材5aが接続されている。また、図3に示すのが第二の採暖ヒータ12であり、本実施の形態においては、第一の採暖ヒータ11と同様の構成のものを使用している。第二の採暖ヒータ12からは、リード線7が導出されており、その先にはコネクタ部材のメス部材5bが接続されている。このオス部材5aとメス部材5bを接続し、第一の採暖ヒータ11と第二の採暖ヒータ12が並列接続されたヒータユニットとする。なお、第一の採暖ヒータ11からは、電源(図2及び図3では図示しない)に接続するためのリード線37とコネクタ部材35が導出されている。
なお、本発明のヒータユニットには、適宜、サーモスタットやサーミスタ等の温度検知素子39を配置することも考えられ、これらを複数個配置することも考えられる。温度検知素子39の配置箇所については各採暖ヒータの配置状況やヒータユニットの使用状況等に応じて適宜設計すればよい。また、温度検知素子39を擬似的に加熱するための補助ヒータを配置しても良い。補助ヒータは、例えば、第一の採暖ヒータ11と直列に接続する位置や、第二の採暖ヒータ12と直列に接続する位置などに配置されることが考えられる。図5に示すような従来のヒータユニットの配線であると、第二の採暖ヒータ12と直列で第一の採暖ヒータ11と並列の位置に補助ヒータを配置した場合、コネクタ部材の接続が外れると補助ヒータへの通電が止まってしまい、温度検知素子が作動しなくなる。一方で、第一の採暖ヒータ11には通電し続けることになるので、温度過昇となってしまうことになりかねない。この点、本発明のヒータユニットであれば、コネクタ部材5の接続が外れた時点で、第一の採暖ヒータ11と第二の採暖ヒータ12の通電が止まるため、補助ヒータを何れの位置に配置しても、このような問題は生じない。
そして、上記構成をなすヒータユニットは、図4に示すような状態で、車両用シート61内に組み込まれることになる。車両用シート61は、座面71と背面72とからなり、それぞれパット63の表面が表皮カバー65で覆われたものとなっている。このパット63又は表皮カバー65にヒータユニットが貼り付けられる。本実施の形態においては、第一の採暖ヒータ11が座面71に組み込まれ、第二の採暖ヒータ12が背面72に組み込まれるようになる。勿論、このような形態に限定されることはなく、第二の採暖ヒータ12が座面71に組み込まれ、第一の採暖ヒータ11が背面72に組み込まれてもよいし、座面71のみ或いは背面72のみに採暖ヒータが組み込まれても良いし、第三の採暖ヒータや第四の採暖ヒータなどを設けて、適宜座面71や背面72に組み込まれるようにしても良い。また、温度検知素子についても、座面71側や背面72側、どちら側に位置するように配置されても良いし、座面71の裏側や背面72の裏側に配線を伸ばし、そこに配置されても良い。特に、温度検知素子は、座面71の裏側や背面72の裏側や、座面71と背面72の接合部など、着座者が違和感を受けないような位置に配置されることが好ましい。
以上詳述したように本発明によれば、温度過昇を防止することが可能なヒータユニットを得ることができる。このヒータユニットは、車両用シートに組み込まれるシートヒータとして特に好適に使用できるが、他の用途として、例えば、電気毛布、電気カーペット、ステアリングヒータ、暖房便座、防曇鏡用ヒータ、加熱調理器具、床暖房用ヒータ等にも好適に使用可能である。
3 電源
5 コネクタ部材
11 第一の採暖ヒータ
12 第二の採暖ヒータ
21 第一接続点
22 第二接続点
61 車両用シート

Claims (2)

  1. 第一の採暖ヒータと第二の採暖ヒータが並列接続されており、電源から上記第一の採暖ヒータと上記第二の採暖ヒータとに分岐又は合流する第一接続点と第二接続点を有するヒータユニットであって、
    上記電源と上記第一接続点の間、上記第一接続点と上記第一の採暖ヒータの間、及び、上記第二の採暖ヒータと上記第二接続点の間が、一つのコネクタ部材により接続されていることを特徴とするヒータユニット。
  2. 座面と背面を有し、請求項1記載のヒータユニットが組み込まれたシートであって、
    上記第一の採暖ヒータが座面に組み込まれ、上記第二の採暖ヒータが背面に組み込まれていることを特徴とするシート。
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