JP2009113620A - 車両用暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】収納性や使い勝手のよい車両用の暖房座装置を提供する。
【解決手段】面状発熱体2をシート1背面に配設した場合、面状発熱体2に通電すると輻射熱により後席乗員の上体や下腿部、足元等を暖房することができる。一方、係合部51、54を外して面状発熱体2の上側の一部を離脱すると、離脱した面状発熱体2の上側の一部は後席乗員の膝掛として使用可能となる。この状態で面状発熱体2に通電すると、大腿部に対しては伝導熱による効率の良い暖房が、下腿部〜足元に対しては輻射熱による暖房が可能となり、収納性がよく、シンプルな構成で多様な暖房形態が実現できる。
【選択図】図1
【解決手段】面状発熱体2をシート1背面に配設した場合、面状発熱体2に通電すると輻射熱により後席乗員の上体や下腿部、足元等を暖房することができる。一方、係合部51、54を外して面状発熱体2の上側の一部を離脱すると、離脱した面状発熱体2の上側の一部は後席乗員の膝掛として使用可能となる。この状態で面状発熱体2に通電すると、大腿部に対しては伝導熱による効率の良い暖房が、下腿部〜足元に対しては輻射熱による暖房が可能となり、収納性がよく、シンプルな構成で多様な暖房形態が実現できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両に用いられる暖房座装置に関するものである。
従来の車両用暖房座装置としては、電気ヒータ線により発熱する車両用の電気膝掛け具が考案されている(例えば特許文献1参照)。また、膝掛けをアームレスト内に巻き取り可能にした膝掛け付きシートも発明されている(例えば特許文献2参照)。
実用新案登録第3030538号公報
特開昭58−050023号公報
ところが、特許文献1の車両用の電気膝掛け具は使用しない時に片付ける構成がなく収納性が悪かった。また、特許文献2の膝掛け付きシートは、膝掛けを巻き取り可能としたため収納性は向上したが、巻き取り構成が複雑で実用性に難点があった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、収納性や使い勝手のよい車両用の暖房座装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明に係る車両用暖房装置は、車両の内装具に配設され、その少なくとも一部が前記内装具に着脱可能な面状発熱体を備え、前記内装具から前記面状発熱体の少なくとも一部を離脱すると、離脱した部分の前記面状発熱体が、離脱前後で人体の異なる部位を加熱可能とすることを特徴とする。
この車両用暖房装置では、内装具から前記面状発熱体の少なくとも一部を離脱すると、離脱した部分の前記面状発熱体が、離脱前後で人体の異なる部位を加熱可能とする。
本発明の車両用暖房装置は、内装具から前記面状発熱体の少なくとも一部を離脱すると、離脱した部分の前記面状発熱体が、離脱前後で人体の異なる部位を加熱可能となるもので、もともと内装具に配設されているので収納性がよく、シンプルな構成で乗員の暖房が可能となる。
第1の発明は、車両の内装具に配設され、その少なくとも一部が前記内装具に着脱可能な面状発熱体を備え、前記内装具から前記面状発熱体の少なくとも一部を離脱すると、離脱した部分の前記面状発熱体が、離脱前後で人体の異なる部位を加熱可能なことを特徴とするもので、内装具から前記面状発熱体の少なくとも一部を離脱すると、離脱した部分の前記面状発熱体が、離脱前後で人体の異なる部位を加熱可能となるもので、もともと内装具に配設されているので収納性がよく、シンプルな構成で乗員の暖房が可能となる。
第2の発明は、特に第1の発明の面状発熱体が、車両の前席シートの後席対向面に配設され、面状発熱体の上側の一部を離脱すると後席乗員の膝掛けとして使用可能なものである。
第3の発明は、特に第1の発明の面状発熱体が、面状発熱体は、車両の前席シートの後
席対向面に配設された収納可能なトレイに配設され、後席乗員がトレイを使用する際に前記面状発熱体が後席乗員の大腿部を暖房することが可能なものである。
席対向面に配設された収納可能なトレイに配設され、後席乗員がトレイを使用する際に前記面状発熱体が後席乗員の大腿部を暖房することが可能なものである。
第4の発明は、特に第3の発明の車両用暖房装置で、トレイ収納時は面状発熱体の通電を行わないものである。
第5の発明は、特に第1の発明の面状発熱体が、車両の座席の背当てに配設され、前記背当てはその少なくとも一部を跳ね上げて肩当てとして使用可能なものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態を図1を参照して説明する。
本発明の第1の実施の形態を図1を参照して説明する。
図1(a)は本発明の第1の実施の形態における車両用暖房装置の外観図である。図中、シート1の背面には面状発熱体2が装着されている。面状発熱体2は布地3にヒータ線4を蛇行して配設、内蔵した構成を有している。面状発熱体2はシート1の背面と着脱可能な係合部51〜56によりシート1の背面に固定されている。
上記構成により、図1(a)のように、面状発熱体2全面をシート1背面に配設した場合、面状発熱体2に通電すると輻射熱により後席乗員の上体や下腿部、足元等を暖房することができる。
一方、図1(b)は係合部51、54を外して面状発熱体2の上側の一部を離脱した場合の外観図で、離脱した面状発熱体2の上側の一部は後席乗員の膝掛として使用可能となる。この状態で面状発熱体2に通電すると、大腿部に対しては伝導熱による効率の良い暖房が、下腿部〜足元に対しては輻射熱による暖房が可能となり、収納性がよく、シンプルな構成で多様な暖房形態が実現できる。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態を図2を参照して説明する。
本発明の第2の実施の形態を図2を参照して説明する。
図2(a)は本発明の第2の実施の形態における車両用暖房装置の外観図である。図中、シート1には後席対向面に収納可能なトレイ6が配設されている。トレイ6には面状発熱体7を内蔵している。面状発熱体2はPTC特性を有した抵抗体を電極とともに樹脂シートに印刷したシート状の発熱体である。
上記構成により、図2(a)のように、トレイ6を収納している状態では面状発熱体2に通電は行なわない。一方、図2(b)はトレイ6を使用するためにトレイ6を後席側に倒した場合の外観図で、トレイ6を倒すと面状発熱体2に通電されて、面状発熱体2からの輻射熱や伝導熱により大腿部が暖められる。体が暖まってトレイ6をシート1背面側に収納すると、面状発熱体2への通電は停止される。このように、トレイ6に面状発熱体2を配設して暖房を行なうので、収納性がよく、シンプルな構成で多様な暖房形態が実現できる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態を図3を参照して説明する。
本発明の第3の実施の形態を図3を参照して説明する。
図3(a)は本発明の第3の実施の形態における車両用暖房装置の外観図である。図中
、シート1の背部には面状発熱体としての背当て7が配設されている。背当て7は布地8にヒータ線9を蛇行して配設して面状発熱体を構成している。背当て7はその少なくとも一部を跳ね上げて肩当てとしても使用できるよう、U字の切れ込み部10を備えている。
、シート1の背部には面状発熱体としての背当て7が配設されている。背当て7は布地8にヒータ線9を蛇行して配設して面状発熱体を構成している。背当て7はその少なくとも一部を跳ね上げて肩当てとしても使用できるよう、U字の切れ込み部10を備えている。
上記構成により、シート1が図3(a)の状態で乗員が着座すると、背中の肩口から腰部にかけて接触暖房が可能となる。次に、図3(b)は背当て7の少なくとも一部を跳ね上げて、着座している乗員の肩当て11として使用した場合の外観図で、背当て7(面状発熱体)の少なくとも一部が肩当て11として使えるので、肩当てによる保温と、肩口から首筋にかけての接触暖房が可能となる。暖房を行なわない時は、図3(a)の状態のままシート1を使えばよい。
このように本実施の形態の車両用暖房装置によれば、一つの面状発熱体によって背当てとして(背中の肩口から腰部にかけて)と肩当てとして(肩口から首筋にかけて)の2通りの暖房が可能となり、収納性がよく、シンプルな構成で多様な暖房形態が実現できる。
尚、上記第1〜第3の実施の形態では、暖房について述べたが、本実施の形態を夏場の車室内冷房時の冷え性対策として使用してもよい。
以上のように、本発明にかかる車両用暖房装置は、車室内のみならず、航空機や劇場等のさまざまな座席での多様な暖房に展開が可能である。
1 シート
2 面状発熱体
6 トレイ
7 背当て
11 肩当て
2 面状発熱体
6 トレイ
7 背当て
11 肩当て
Claims (5)
- 車両の内装具に配設され、その少なくとも一部が前記内装具に着脱可能な面状発熱体を備え、前記内装具から前記面状発熱体の少なくとも一部を離脱すると、離脱した部分の前記面状発熱体が、離脱前後で人体の異なる部位を加熱可能な車両用暖房装置。
- 面状発熱体は車両の前席シートの後席対向面に配設され、面状発熱体の上側の一部を離脱すると後席乗員の膝掛けとして使用可能な請求項1記載の車両用暖房装置。
- 面状発熱体は、車両の前席シートの後席対向面に配設された収納可能なトレイに配設され、後席乗員がトレイを使用する際に前記面状発熱体が後席乗員の大腿部を暖房することが可能な請求項1記載の車両用暖房装置。
- トレイ収納時は面状発熱体の通電を行わない請求項3記載の車両用暖房装置。
- 面状発熱体は車両の座席の背当てに配設され、前記背当てはその少なくとも一部を跳ね上げて肩当てとして使用可能な請求項1記載の車両用暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007288342A JP2009113620A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 車両用暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007288342A JP2009113620A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 車両用暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009113620A true JP2009113620A (ja) | 2009-05-28 |
Family
ID=40781254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007288342A Pending JP2009113620A (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 車両用暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2009113620A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011036860A1 (ja) * | 2009-09-24 | 2011-03-31 | パナソニック株式会社 | 座席用暖房装置およびそれを備えた車両 |
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KR20170079013A (ko) * | 2015-12-30 | 2017-07-10 | 한온시스템 주식회사 | 이동수단용 복사열 히터 |
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CN110073718A (zh) * | 2017-02-08 | 2019-07-30 | 株式会社电装 | 加热器装置 |
-
2007
- 2007-11-06 JP JP2007288342A patent/JP2009113620A/ja active Pending
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