JP6002548B2 - 工作機械におけるドアの固定構造 - Google Patents

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Description

この発明は、工作機械の本体に設けたワークの加工空間をカバーで覆い、ドアによって前記カバーに形成された開口部が閉鎖される閉位置で、前記ドアを固定する工作機械におけるドアの固定構造に関する。
例えば特許文献1には、工作機械に設置されるスプラッシュガードのドアロック装置として、ドアの開閉操作だけで、ドアの解除操作と固定操作とを合わせて実行可能なものが開示されている。特許文献1のドアロック装置では、スプラッシュガードの開口部を開閉する2枚のドアを、スライド移動可能に設けて、一方のドアに、ばねの復元力が付与されたフック具を設置して、2枚のドアの閉操作によって前記フック具が、他方のドアの掛金具に自動係止されて2枚のドアを固定できる。これに加えて、前記一方のドアのドアグリップに設けた解除押棒の押し操作によって、前記フック具を前記掛金具から係止解除した状態で、2枚のドアを開操作することも可能になる。
実開平6−9852号公報
しかしながら、上記のドアロック装置では、複数のドアを固定するためにフック具を掛金具に係止させる機構と、該固定を解除するためにフック具を掛金具から係止解除する機構とが別々に必要となることから、ドアを固定する構造が簡単であるとは言い難かった。
この発明は、このような状況に鑑み提案されたものであって、ドアによって、スプラッシュガード等のカバーに形成された開口部を閉鎖する閉位置において、簡単な構造で複数のドアを固定できる工作機械におけるドアの固定構造を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る工作機械におけるドアの固定構造は、工作機械の本体に設けたワークの加工空間をカバーで覆い、前記カバーに形成された開口部を開閉するドアを、前記本体に対して水平スライド移動可能に支持した工作機械において、前記ドアによって前記開口部が閉鎖される閉位置で該ドアを固定する工作機械におけるドアの固定構造であって、前記閉位置で、前記ドアが撓み変形したときに、互いに係止されて前記ドアの前記水平スライド移動を阻止する折り返し部を、前記カバーと、該カバーに隣接する前記ドアの端部とにそれぞれ形成したことを特徴とする。
請求項2の発明に係る工作機械におけるドアの固定構造は、工作機械の本体に設けたワークの加工空間をカバーで覆い、前記カバーに形成された開口部を開閉するドアを、前記本体に対して水平スライド移動可能に支持した工作機械において、前記ドアによって前記開口部が閉鎖される閉位置で該ドアを固定する工作機械におけるドアの固定構造であって、前記ドアを、前記水平スライド移動可能であって前記閉位置で互いに隣接して前記開口部を閉鎖可能な複数のドアで構成し、前記閉位置で、前記ドアが撓み変形したときに、互いに係止されて前記ドアの前記水平スライド移動を阻止する折り返し部を、前記複数のドアの内の一の前記ドアの端部と、該端部に隣接する他の前記ドアの端部とにそれぞれ形成したことを特徴とする。
請求項1の発明に係る工作機械におけるドアの固定構造によれば、例えば工作機械の作動中に、ワークが加工空間からドアに向けて移動することで、閉位置におけるドアが、ワークから加えられる力で撓み変形した場合でも、カバーと該カバーに隣接するドアの端部とにそれぞれ形成した折り返し部同士が係止されると、ドアの水平スライド移動を阻止できる。したがって、前記折り返し部同士を係止させるという簡単な構造によって、ドアを閉位置で固定することが可能になる。
請求項2の発明によれば、例えば工作機械の作動中に、ワークが加工空間から各ドア(一のドア及び他のドア)に向けて移動することで、閉位置における各ドアが、ワークから加えられる力で撓み変形した場合でも、各ドアの端部に形成した折り返し部同士が係止されると、各ドアの水平スライド移動を阻止できる。したがって、各ドアの折り返し部同士を係止させるという簡単な構造によって、各ドアを閉位置で固定することが可能になる。
本発明の実施形態で前カバーに設けた開口部を開放した立形旋盤の全体斜視図である。 左側ドアと右側ドアとによって同開口部を閉鎖した同立形旋盤の斜視図である。 同開口部を閉鎖した左側ドア及び右側ドアの要部横断面図である。
本発明の実施形態を図1ないし図3を参照しつつ説明する。図1及び図2に示す立形旋盤1は、べッド2と、コラム3と、クロスレール4と、サドル5と、前カバー6と、横カバー7と、後カバー8と、左側ドア9と、右側ドア10とを備えている。なお、立形旋盤1は本発明の工作機械の一例である。
図1に示すようにベッド2の上面には、円形のターンテーブル11が設けられている。このターンテーブル11の上面には、例えば円筒形のワークWが着脱自在に固定される。さらにコラム3,3は、ベッド2の左右の側面に連結された状態でそれぞれ立設されている。そしてクロスレール4は、立形旋盤1の左右方向に水平な状態で、コラム3,3の間に架設されている。加えてこのクロスレール4は、各コラム3の前面を立形旋盤1の上下方向へ移動可能に設けられている。またサドル5は、クロスレール4の前面に前記左右方向へ移動可能に設けられている。図1に示すようにサドル5の下端には、ワークを加工する工具(図示せず。)を装着可能なラム12が、前記上下方向へ移動可能に設けられている。
図2に示すようにサドル5の前側でベッド2の前面には、開口部13(図1参照。)を設けた前カバー6が立設されている。さらに図1及び図2に示すようにベッド2の上面で該ベッド2の側部に、横カバー7,7が、開口部13の左右の両縁部に沿って立設されている。加えて図1に示すように、ベッド2の上面で該ベッド2の後面に、横カバー7,7に当接する後カバー8が、ターンテーブル11の形状に合わせて中央部がベッド2の後方へ突出する円弧状に立設されている。本実施形態の立形旋盤1では、前カバー6と、横カバー7,7と、後カバー8と、後述の左側ドア9及び右側ドア10とで取り囲まれたベッド2上の空間が、ワークWの加工空間15となる。なお、ベッド2は本発明の工作機械の本体の一例であり、前カバー6、横カバー7,7、後カバー8は、本発明のカバーの一例である。
図1及び図2に示すように、前カバー6の前方に、前記開口部13を開閉するための左側ドア9及び右側ドア10が、立形旋盤1の左右方向へ水平スライド移動可能に設けられている。左側ドア9及び右側ドア10は、鋼板によって成形されている。図2には、左側ドア9と右側ドア10とを、互いに隣接させて開口部13(図1参照。)が閉鎖される閉位置Pに配置した状態を示した。図2に示すように立形旋盤1では、前記左右方向に延びるガイドレール17が、ベッド2の前面に連結された状態で設けられ、該ガイドレール17上を転動可能なローラ18,18が、各ドア9,10の下端部に設けられている。各ドア9,10は、前記ガイドレール17上を転動するローラ18,18により、前記左右方向へスライド移動可能となる。例えば、左側ドア9又は右側ドア10のいずれか一方のドアで開口部13の一部(左半分又は右半分)を閉鎖すれば、該一方のドアも、前カバー6、横カバー7,7、後カバー8と共に開口部13の他の一部(右半分又は左半分)を残して加工空間15を外側から覆うことになる。これにより、前記一方のドアは本発明のカバーの一部を形成することになる。なお、左側ドア9及び右側ドア10は本発明の複数のドアの一例である。また、左側ドア9又は右側ドア10のいずれか一方は本発明の一のドアの一例であり、他方は本発明の他のドアの一例である。
そして各ドア9,10は、上端部が自由で下端部がローラ18,18によってガイドレール17に支持された片持ち支持状態とされている。さらに、各ドア9,10の前面に、閉位置Pで各ドア9,10の外側から加工空間15内を透視可能な窓19,19が設けられており、各ドア9,10の前面に、取っ手20が各ドア9,10の前方へ向けて突設されている。なお、各ドア9,10の下端部は片持ち支持側に当たる。
さらに図3に示すように左側ドア9の右側縁部に、該左側ドア9の裏面9A側へ折り返して該裏面9Aと略直交する方向に延びる第1折り返し部22が形成されている。この第1折り返し部22の先端縁部に、該先端縁部から前記裏面9Aと平行な方向で左側ドア9の左側に折り返された第2折り返し部23が形成されている。加えて図3に示すように板金24が、左側ドア9の裏面9Aで第2折り返し部23よりも左側の部位に溶接固定されている。この板金24の右側縁部に、前記裏面9Aと略直交する方向に前記第1折り返し部22よりも長く延びる第3折り返し部25が形成されている。そして第3折り返し部25の先端縁部に、前記裏面9Aと平行な方向で右側ドア10側(左側ドア9の右側)に折り返された第4折り返し部26が形成されている。この第4折り返し部26の先端縁部は、前記裏面9Aと略直交する方向で左側ドア9の右側縁部と略同一線上に位置する。さらには、第4折り返し部26の先端縁部に、左側ドア9の前面9B側へ折り返されて該第4折り返し部26と略直交する方向に延びる第5折り返し部27が形成されている。
一方図3に示すように右側ドア10の左側縁部に、該右側ドア10の裏面10A側へ折り返して該裏面10Aと略直交する方向に延びる第6折り返し部29が形成されている。この第6折り返し部29は、図3に示すように閉位置Pにおいて、前記裏面10Aと略直交する方向で、左側ドア9の第1折り返し部22よりも長く且つ第3折り返し部25よりも短くなるように延設した。さらに第6折り返し部29の先端縁部に、閉位置Pで、該先端縁部から左側ドア9の裏面9Aと平行な方向で左側ドア9側(右側ドア10の左側)に折り返された第7折り返し部30が形成されている。この第7折り返し部30は、閉位置Pで、第2折り返し部23と対向し、前記裏面9Aと平行な方向において左側ドア9の第2折り返し部23や第5折り返し部27を越えて第3折り返し部25の手前まで延びている。加えて第7折り返し部30の先端縁部に、閉位置Pで、左側ドア9の前面9B側へ折り返されて該第7折り返し部30と略直交する方向に延びる第8折り返し部31が形成されている。図3に示すように第7折り返し部30を、裏面9Aと平行な方向で、前記第2折り返し部23を越えて第3折り返し部25の手前まで延ばしたため、該第7折り返し部30に形成した第8折り返し部31は、前記裏面9Aと平行な方向において、第2折り返し部23と第3折り返し部25との間に位置する。
さらには図3に示すように、板金33が、左側ドア9の第5折り返し部27と対向させて前記第7折り返し部30に溶接固定されている。この板金33の幅寸法は、第7折り返し部30の延設長と同じにした。そして板金33の左側縁部に、閉位置Pで、左側ドア9の裏面9A側へ折り返されて、第7折り返し部30の延設方向と略直交する方向で第5折り返し部27の手前まで延びる第9折り返し部34が形成されている。図示するように板金33の左側縁部は、裏面9Aと平行な方向で、第3折り返し部25と第5折り返し部27との間に位置することから、該左側縁部に形成した第9折り返し部34も、裏面9Aと平行な方向で、第3折り返し部25と第5折り返し部27との間に位置することになる。また板金33の右側縁部に、右側ドア10の裏面10A側へ折り返して、閉位置Pで、第7折り返し部30の延設方向と略直交する方向に延びる第10折り返し部35が形成されている。なお、右側ドア10の左側縁部は本発明の一のドアの端部あるいは他のドアの端部の一例であり、左側ドア9の右側縁部、第4折り返し部26の先端縁部は本発明の他のドアの端部あるいは一のドアの端部の一例である。
本実施形態では、左側ドア9及び右側ドア10は、ガイドレール17に片持ち支持されているため、該ガイドレール17に対する支持が不安定になる可能性がある。このため、加工空間15から左側ドア9又は右側ドア10に向けて移動したワークWから加えられる力で、閉位置Pにおける左側ドア9又は右側ドア10のいずれかが撓み変形した後に水平スライド移動することが考えられる。このような場合でも、以下に説明するように、閉位置Pで、左側ドア9及び右側ドア10を固定できる。例えば立形旋盤1の作動中に、加工空間15に設けられたターンテーブル11上のワークW(図1参照。)が倒れて左側ドア9の裏面9Aを押すと、左側ドア9は、その下端部を支点として該左側ドア9の前方へ向けて撓み変形する。これにより、図3に示す左側ドア9の第5折り返し部27も、該第5折り返し部27と対向する板金33に向けて移動する。そして前記ワークWから裏面9Aに加えられた力で左側ドア9が、右側ドア10から離間する方向(左側ドア9の左側)へ水平スライド移動しようとすると、第5折り返し部27は、前記板金33の第9折り返し部34に引っ掛け係止される。よって、左側ドア9が右側ドア10から離間する方向へ水平スライド移動することが阻止される。したがって、前記ワークWが左側ドア9の裏面9Aを押した場合でも、閉位置Pで左側ドア9と右側ドア10とを固定できる。なお、第5折り返し部27及び第9折り返し部34は本発明の折り返し部の一例である
また、立形旋盤1の作動中に、ターンテーブル11上のワークWが倒れて右側ドア10の裏面10Aを押すと、右側ドア10は、その下端部を支点として該右側ドア10の前方へ向けて撓み変形する。これにより、図3に示す右側ドア10の第7折り返し部30も、該第7折り返し部30と対向する第2折り返し部23に向けて移動する。すると、第7折り返し部30に形成され第8折り返し部31は、第2折り返し部23の延設端と第3折り返し部25との間に移動する。そして前記ワークWから裏面10Aに加えられた力で右側ドア10が、左側ドア9から離間する方向(右側ドア10の右側)へ水平スライド移動しようとすると、第8折り返し部31は、第2折り返し部23の延設端に突き当て係止される。よって、右側ドア10が左側ドア9から離間する方向へ水平スライド移動することが阻止される。したがって、前記ワークWが右側ドア10の裏面10Aを押した場合でも、閉位置Pで左側ドア9と右側ドア10とを固定できる。なお、第2折り返し部23及び第8折り返し部31は本発明の折り返し部の一例である。
<本実施形態の効果>
本実施形態では、立形旋盤1の作動中に、ターンテーブル11上のワークWが倒れて左側ドア9の裏面9Aを押すことで、閉位置Pにおける左側ドア9が、該左側ドア9の前方へ向けて撓み変形した場合でも、左側ドア9の第5折り返し部27が右側ドア10の第9折り返し部34に引っ掛け係止されると、左側ドア9が右側ドア10から離間する方向へ水平スライド移動することが阻止される。また、前記ワークWが倒れて右側ドア10の裏面10Aを押すことで、閉位置Pにおける右側ドア10が、該右側ドア10の前方へ向けた撓み変形した場合でも、右側ドア10の第8折り返し部31が左側ドア9の第2折り返し部23の延設端に突き当て係止されると、右側ドア10が左側ドア9から離間する方向へ水平スライド移動することが阻止される。したがって、左側ドア9の第5折り返し部27を右側ドア10の第9折り返し部34に引っ掛け係止させるという簡単な構造や、右側ドア10の第8折り返し部31を左側ドア9の第2折り返し部23の延設端に突き当て係止させるという簡単な構造によって、左側ドア9と右側ドア10とを閉位置Pで固定することが可能になる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく発明の趣旨を逸脱しない範囲内において構成の一部を適宜変更して実施できる。上述した実施形態では、板金24を左側ドア9の裏面9Aに溶接固定したり、板金33を右側ドア10の第7折り返し部30に溶接固定しているが、これに代えて、板金24を前記裏面9Aにネジ止めされた状態で固定したり、板金33を前記第7折り返し部30にネジ止めされた状態で固定してもよい。また上述した実施形態では、各ドア9,10の下端部を立型旋盤1のガイドレール17に片持ち支持した例を示したが、これに限らない。例えば各ドア9,10の上端部及び下端部をガイドレールに対して水平スライド移動可能に支持させて、ワークから加えられる力で各ドア9,10のいずれかが撓み変形して水平スライド移動した場合でも、上述の第5折り返し部27、第9折り返し部34、第8折り返し部31、第2折り返し部23を用いることにより、閉位置Pで各ドア9,10を固定してもよい。さらに上述した実施形態では、左側ドア9と右側ドア10とで開口部13を開閉可能としたが、これとは異なり例えば、ガイドレールに片持ち支持させて水平スライド移動可能な一つのドアによって開口部13を開閉可能としてもよい。この場合には、閉位置Pで、前カバー6の側縁部に形成した折り返し部と、該側縁部に隣接する前記一つのドアの側縁部に形成した折り返し部とを引っ掛け係止させることで、前記一つのドアが前記前カバー6から離間する方向へ水平スライド移動することを阻止してもよい。このように前カバー6の折り返し部と一つのドアの折り返し部とを引っ掛け係止させるという簡単な構造で、一つのドアを前カバー6に固定することが可能になる。さらに加えて前記一つのドアは、カイドレールに片持ち支持させるものに限らず、該一つのドアの上端部及び下端部をガイドレールに対して水平スライド移動可能に支持させるものであってもよい。
1・・立形旋盤、2・・ベッド、6・・前カバー、7・・横カバー、8・・後カバー、9・・左側ドア、10・・右側ドア、13・・開口部、15・・加工空間、23・・第2折り返し部、27・・第5折り返し部、31・・第8折り返し部、34・・第9折り返し部、P・・閉位置、W・・ワーク。

Claims (2)

  1. 工作機械の本体に設けたワークの加工空間をカバーで覆い、前記カバーに形成された開口部を開閉するドアを、前記本体に対して水平スライド移動可能に支持した工作機械において、前記ドアによって前記開口部が閉鎖される閉位置で該ドアを固定する工作機械におけるドアの固定構造であって、
    前記閉位置で、前記ドアが撓み変形したときに、互いに係止されて前記ドアの前記水平スライド移動を阻止する折り返し部を、前記カバーと、該カバーに隣接する前記ドアの端部とにそれぞれ形成したことを特徴とする工作機械におけるドアの固定構造。
  2. 工作機械の本体に設けたワークの加工空間をカバーで覆い、前記カバーに形成された開口部を開閉するドアを、前記本体に対して水平スライド移動可能に支持した工作機械において、前記ドアによって前記開口部が閉鎖される閉位置で該ドアを固定する工作機械におけるドアの固定構造であって、
    前記ドアを、前記水平スライド移動可能であって前記閉位置で互いに隣接して前記開口部を閉鎖可能な複数のドアで構成し、
    前記閉位置で、前記ドアが撓み変形したときに、互いに係止されて前記ドアの前記水平スライド移動を阻止する折り返し部を、前記複数のドアの内の一の前記ドアの端部と、該端部に隣接する他の前記ドアの端部とにそれぞれ形成したことを特徴とする工作機械におけるドアの固定構造。
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