JP6001888B2 - 収納容器、及びこの収納容器の使用方法 - Google Patents

収納容器、及びこの収納容器の使用方法 Download PDF

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本発明は、例えば、医療機器を収納する収納容器、及びこの収納容器の使用方法に関する。
生体に挿入される針やコネクタ等の医療機器は、使用前までは無菌性を維持するために収納容器に収納されている。収納容器は、例えば、容器本体(第1収納部材)とキャップ(第2収納部材)からなり、これらの部材の分離により医療機器の取出しが可能となる。第1収納部材と第2収納部材の接続部分には、収納される医療機器の識別や、第1及び第2収納部材の接続性を高めるために、ラベルが貼り付けられる(例えば、特許文献1及び2参照)。このような収納容器では、第1及び第2収納部材を一度分離(開封)すると無菌性がなくなるため、医療機器の使用前に、収納容器の開封状態の確認が行われる。従来、この開封状態の判別は、ラベルの状態を確認することによってなされている。
例えば、特許文献1に開示されている収納容器は、針キャップ(第1収納部材)と針基(第2収納部材)の接続部分にラベルが貼り付けられる。このラベルは糊の非着部を有し、針キャップと針基の分離にともない非着部が破断されるように構成される。この構成では、針キャップと針基を再接続すると破断箇所(非着部)が残るため、破断箇所を視認することにより容器の開封状態が判別される。
また、特許文献2に開示されているラベルには、不規則な振幅からなるミシン目が複数並設されており、ラベルの分離時にミシン目に沿って破断箇所が形成される。この場合、ミシン目の不規則性により破断箇所の被視認性が向上される。
特開平8−276014号公報 特許第3567943号公報
ところで、特許文献1及び2に開示されている収納容器は、分離した第1収納部材と第2収納部材を再接続する際に、非着部やミシン目の破断箇所(すなわち、ラベルの分離部分)を挟み込むことがあり、収納容器の開封状態が判別し難くなることがある。また、非着部やミシン目が綺麗に破断されると、破断箇所を短時間に見ただけでは開封状態を判別することが困難になる。このため、開封状態の確認に手間がかかり、また、開封済のものを誤って使用してしまうという不都合が生じる。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、簡単な構成によって、収納容器の開封状態の判別が可能となり、これにより収納物の使用状態を短時間且つ確実にユーザに認識させることができ、作業効率の向上を図ることができる収納容器、及びこの収納容器の使用方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、第1収納部材と第2収納部材に分離可能であり、前記第1収納部材と前記第2収納部材の接続により形成される境界部にラベルが貼り付けられる収納容器であって、前記ラベルは、前記境界部を跨いで前記第1及び第2収納部材に貼り付けられる第1シール部材と、前記第1シール部材の表面に剥離可能に貼り付けられる第2シール部材とを含み、前記第2シール部材は、前記第1シール部材に対し未貼付状態で、前記境界部に沿って延在する剥離部と、前記剥離部に連なり前記第1シール部材に貼り付けられる貼付部とを有し、前記第2シール部材の前記剥離部が前記第1シール部材から剥がされた場合に、前記第1シール部材の少なくとも一部が露出することにより、前記ラベルが前記第2シール部材の剥離前の状態に対して識別可能な程度に異なる外観を呈することを特徴とする。
上記によれば、ラベルは、第1シール部材と第2シール部材が重なる構成となり、それぞれの表面に異なる情報を記載することができる。すなわち、第2シール部材を剥がした場合に、第2シール部材の剥離前の状態に対して識別可能な程度に異なる外観を呈することで、第1収納部材と第2収納部材を分離させ、その後、第1収納部材と第2収納部材を再接続しても、収納容器の外周面には第1シール部材が露出される。このため、ユーザは、収納容器の開封状態(すなわち、収納物の使用状態)を容易に判別できる。よって、収納容器に医療機器が収納されている場合には、医療機器の使用状態を短時間且つ正確に認識することが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、剥離部と貼付部を有することで、第1シール部材から第2シール部材を剥がす際に、剥離部のみをスムーズに剥がすことができる。よって、収納容器にとって必要な情報を貼付部に記載することで、剥離部を剥がしても必要な情報を簡単に得ることができる。
この場合、前記第2シール部材の剥離部分に重なる前記第1シール部材の表面には、前記第1収納部材と前記第2収納部材が分離されたことを表示又は暗示する識別部が設けられるとよい。
このように、第1シール部材に識別部が形成されていることで、第2シール部材を剥がした場合に、この識別部が露出する。従って、ユーザは、第1収納部材と第2収納部材が分離されたことを表示又は暗示する識別部を視認することで、収納容器の開封状態を容易に判別することができる。
また、前記第1シール部材における前記境界部の近傍位置には、前記境界部の延在方向に対し傾斜して切り込まれた複数の切り込みにより構成される第1シール部材側ミシン目が設けられることが好ましい。
このように、第1シール部材側ミシン目が設けられていることで、第1及び第2収納部材の分離により、第1シール部材側ミシン目が破断され、その破断箇所は傾斜形状に応じて斜めに切り込まれたジグザグ状に形成される。このため、破断箇所の被視認性がより向上し、例えば、誤って第2シール部材を剥がしてしまった場合でも、破断箇所の有無により収納容器の開封状態を判別することができる。
この場合、前記剥離部と前記貼付部の境界部分には、前記境界部の延在方向に沿って直線的に切り込まれた複数の切り込みにより構成される第2シール部材側ミシン目が設けられるとよい。
このように、第2シール部材に第2シール部材側ミシン目が設けられていることで、第2シール部材側ミシン目に沿って剥離部を容易に剥がすことができる。
また、前記第2シール部材は、2つの前記貼付部が前記剥離部を間に挟んだ状態で延在するように前記第1及び第2収納部材の周方向に沿って貼り付けられ、前記剥離部と2つの前記貼付部によって構成される2つの境界部分には、前記第2シール部材側ミシン目と、前記第2シール部材側ミシン目に沿って直線状の前記切り込みよりも長く切り込まれる切れ目とが並設されており、さらに、前記2つの境界部分に形成される各切れ目は、互いに前記第2シール部材の異なる側辺に寄るように延在しているとよい。
このように、2つの境界部分に形成される各切れ目が互いに第2シール部材の異なる側辺に寄るように延在していることで、第1収納部材と第2収納部材を分離する際に、剥離部の剥離を行わなくても、第1シール部材を露出させることができる。すなわち、第1収納部材と第2収納部材の分離にともない剥離部が2つの貼付部の一方に連なり他方から分離されることになる。この場合、切れ目が寄っている剥離部の端部が第1シール部材から離間自在となるため、剥離部が容易にまくれ、第1シール部材を露出させることができる。
さらに、前記識別部は、前記第2シール部材の表面を構成する背景色とは異なる背景色からなり、且つ前記第1収納部材と前記第2収納部材が分離されたことを表示又は暗示する文字が前記識別部の背景色と異なる色で記載されていることが好ましい。
このように識別部が第2シール部材の表面を構成する背景色と異なる背景色からなることで、ユーザが背景色の相違を確認することで、収納容器の開封状態を簡単に判別することができる。
またさらに、当該収納容器は、前記第1収納部材と前記第2収納部材の分離状態で内部空間が露呈し、前記内部空間に医療機器が収納可能な構成とすることができる。
また、前記の目的を達成するために、本発明は、第1収納部材と第2収納部材に分離可能であり、前記第1収納部材と前記第2収納部材の接続により形成される境界部にラベルが貼り付けられる収納容器の使用方法であって、前記ラベルは、前記境界部を跨いで前記第1及び第2収納部材に貼り付けられる第1シール部材と、前記第1シール部材に剥離可能に貼り付けられる第2シール部材と、を含み、前記第1シール部材における前記境界部の近傍位置には、前記境界部の延在方向に対し傾斜して切り込まれた複数の切り込みにより構成される第1シール部材側ミシン目が設けられ、前記第2シール部材の少なくとも一部を前記第1シール部材から剥がし、前記第1シール部材の少なくとも一部が露出することにより、前記ラベルが前記第2シール部材の剥離前の状態に対して識別可能な程度に異なる外観を呈する剥離ステップと、前記剥離ステップの後、前記第1シール部材の貼付状態のまま前記第1収納部材と前記第2収納部材を分離する分離ステップと、前記分離ステップの後、前記第1収納部材と前記第2収納部材を再接続する接続ステップと、を有し、前記分離ステップでは、前記第1収納部材と前記第2収納部材を相対的に回転させることで、前記境界部の近傍位置に形成されている第1シール部材側ミシン目を破断させることを特徴とする。
上記によれば、分離ステップにより第1シール部材を貼り付けたまま第1収納部材と第2収納部材を分離し、接続ステップにより第1収納部材と第2収納部材を接続することで、接続ステップの後は、第2シール部材の剥離前の状態に対して識別可能な程度に異なる外観を呈する第1シール部材が露出されるため、収納容器の開封状態をユーザに容易に判別させることができる。これにより、収納容器に医療機器が収納されている場合には、医療機器の使用状態を短時間且つ正確に認識することが可能となり、作業効率の向上を図ることができる。また、分離ステップにおいて第1収納部材と第2収納部材を相対的に回転させて、前記第1シール部材側ミシン目を破断させることで、その破断箇所は傾斜形状に応じて斜めに切り込まれたジグザグ状に形成される。このため、破断箇所の被視認性がより向上し、収納容器の開封状態をより容易に判別させることができる。
本発明によれば、簡単な構成によって、収納容器の開封状態の判別が可能となり、これにより収納物の使用状態を短時間且つ確実にユーザに認識させることができ、作業効率の向上及び収納物の再使用の防止を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る収納容器の全体構成を示す斜視図である。 図1の収納容器の分解斜視図である。 図3Aは、図2のラベルの下シールを拡大して示す要部平面図であり、図3Bは、図2のラベルの上シールを拡大して示す要部平面図である。 図4Aは、図1の収納容器の一使用例を説明する第1斜視図であり、図4Bは、図1の収納容器の一使用例を説明する第2斜視図である。 図5Aは、図1の収納容器の一使用例を説明する第3斜視図であり、図5Bは、図1の収納容器の一使用例を説明する第4斜視図である。 図6Aは、変形例に係るラベルを拡大して示す要部平面図であり、図6Bは、図6Aのラベルを使用した場合の一使用例を説明する第1平面図であり、図6Cは、図6Bのラベルを使用した場合の一使用例を説明する第2平面図である。
以下、本発明に係る収納容器について、この収納容器の使用方法との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
本実施の形態に係る収納容器は、医療用途に用いられ、医療機器を密閉可能な容器として構成される。これにより、医療機器の使用前には、該医療機器の無菌性が維持され、医療機器の使用後には、廃棄される医療機器が収納されることで安全性や衛生性が保たれる。収納容器に収納される医療機器は、特に限定されるものではないが、例えば、生体に穿刺される針(注射針、留置針等)や体内挿入用のコネクタ(トラカール等)が挙げられる。従って、収納容器の形状は、収納される医療機器に応じて適切な形状に形成されればよい。以下、本実施の形態の説明では、輸液ラインの構築時に患者に穿刺される針(留置針)の収納容器について詳述していく。
図1は、本発明の実施の形態に係る収納容器10の全体構成を示す斜視図であり、図2は、図1の収納容器10の分解斜視図である。図1に示すように、収納容器10は、軸方向に延在する細長状の筒体として形成されている。収納容器10は、針12(図2参照)の先端部を収納可能な容器本体14(第1収納部材)と、この容器本体14に着脱自在なキャップ16(第2収納部材)とからなり、略中間部において分離可能に構成される。この収納容器10の内部には、軸方向に延在する内部空間18(図2参照)が形成されており、この内部空間18に針12が収納される。
また、容器本体14とキャップ16の接続状態では、その接続部分(境界部20)にラベル22が貼り付けられる。このラベル22は、収納される収納物(針12)の内容をユーザに識別させるとともに、容器本体14とキャップ16の接続状態(密閉性)を維持する機能を有する。ラベル22は、収納容器10の側面を一周するように貼り付けられることで、収納容器10の密閉性をより高めることができる。
図2に示すように、容器本体14は、先端側に底部を有する有底筒状の部材であり、キャップ16が装着される基端側に対し、先端側が先細りに延在している。容器本体14の内部には、内部空間18の一部を構成する本体側空洞部18aが形成されている。本体側空洞部18aの基端側は、先端側に比べて大きな内径に形成されている。このため、容器本体14は、基端側から本体側空洞部18aに針12を容易に収納させることができ、使用済みの針12がユーザに穿刺される危険性を低減することができる。
容器本体14の基端側には、キャップ16の外径に略一致する外径を有する本体側貼付面24が形成されている。本体側貼付面24は滑らかな外周面に形成され、容器本体14とキャップ16の接続状態でラベル22が貼り付けられる。さらに、本体側貼付面24よりも基端側には、キャップ16内に挿入される挿入部26が連設されている。
キャップ16は、基端側に底部を有する有底筒状の部材であり、針12の基端側が収納される。キャップ16の先端側には、本体側貼付面24に略一致する外周面(外径)で、滑らかな周面からなるキャップ側貼付面28が形成されている。キャップ16の内部は、内部空間18の一部を構成するキャップ側空洞部18bとなっており、その先端側の内壁は、所定の摩擦力で挿入部26の外周面が密接される内径に形成されている。また、キャップ側貼付面28の基端側外周面には、ユーザがキャップ16を把持し易いように浅い溝部16aが形成されている。
収納容器10(容器本体14及びキャップ16)を構成する材料は、特に限定されるものではないが、例えば、ナイロン、ポリアクリルアミド、ポリカーボネート、ポリエチレン、ポリホルムアルデヒド、ポリメチルメタクリレート、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリトリフルオロクロロエチレン、ポリビニルクロリド、ポリウレタン、ポリエーテルブロックアミド、エラストマー有機ケイ素ポリマー等のポリマー材料やその他の樹脂材料、或いは金属材料(例えば、ステンレス鋼及びニチノール)を適用することができる。なお、容器本体14とキャップ16は、同じ材料で構成されてもよく、剛性等が異なるように別の材料で構成されてもよい。
容器本体14とキャップ16の接続状態では、本体側貼付面24とキャップ側貼付面28に渡ってラベル22が貼り付けられる(図1参照)。すなわち、ラベル22は、容器本体14とキャップ16の接続により形成される境界部20を跨いで貼り付けられ、容器本体14とキャップ16を強固に密封している。
図3Aは、図2のラベル22の下層シール30を拡大して示す要部平面図であり、図3Bは、図2のラベル22の上層シール32を拡大して示す要部平面図である。ラベル22は、図2〜図3Bに示すように、収納容器10に直接貼り付けられる下層シール30(第1シール部材)と、この下層シール30の表面に貼り付けられる上層シール32(第2シール部材)とを含み、下層シール30と上層シール32を重ね合わせた積層シートとして構成される。この場合、下層シール30は、容器本体14とキャップ16の接続状態に依らず両部材に常に貼り付けられ、上層シール32は、容器本体14とキャップ16との分離時に、その一部が剥がされるように構成されている。
下層シール30は、四隅が丸角からなる略長方形状に形成されており、裏面30b全面に接着剤が塗布されている。この接着剤としては、例えば、合成系接着剤や天然系接着剤等のうち所定の粘着力を有するもの、或いは所定の粘着力を有するように複数の接着剤を混合したものが適宜選択されるとよい。下層シール30は、その長手方向が収納容器10外面の周方向に沿って貼り付けられる。
下層シール30の表面30aには、上層シール32の表面32aの背景色と異なる背景色が印刷されている。例えば、上層シール32の背景色が白色の場合、下層シール30の背景色を赤色とすることが好ましい。赤色は、一般的に危険性を示す色として認知されているため、取扱い時にユーザに注意を喚起させることができる。また、下層シール30の表面には、該下層シール30の背景色(赤色)と異なる色(例えば、白色)で、収納容器10が開封されたこと、すなわち容器本体14とキャップ16が分離されたことを表示する「開封済み」の文字が印字されている(以下、この「開封済み」の表記部分を印字部34ともいう)。これにより、収納容器10の開封状態をユーザに容易に認識させることができる。なお、印字部34の記載内容は、特に限定されないことは勿論である。例えば「使用済み」等のように容器本体14とキャップ16が分離されたことを暗示する表現でもよく、文字に限らず記号や画像(模様を含む)等であってもよい。
印字部34は、下層シール30の大きさや記載内容(文字数等)にもよるが、ユーザが一見して判別可能な大きさ(例えば、1文字の記載範囲が5×5mm以上)で印刷されることが好ましい。印字部34の印刷位置は、略長方形状からなる表面30aの上下中央部となっている。
さらに、下層シール30の上下中央部から下辺の間には、複数の切り込み36により構成される傾斜ミシン目38(第1シール部材側ミシン目)が設けられている。この場合、切り込み36は、下層シール30の長手方向(すなわち、境界部20の延在方向)に対して傾斜して切り込まれている。傾斜ミシン目38は、図3A中に示すように、短手方向に沿って4列形成されている。奇数列(第1列及び第3列)の傾斜ミシン目38a、38cと偶数列(第2列及び第4列)の傾斜ミシン目38b、38dは、切り込み36の一端(左端)同士が近接し、他端(右端)同士が離間するように傾斜している。
第1列〜第4列の傾斜ミシン目38a〜38dは、容器本体14とキャップ16の分離時に、その中間部40で下層シール30が破断されるように作用する。すなわち、容器本体14に対しキャップ16を相対的に回転させると、奇数列の各傾斜ミシン目38a、38cと偶数列の各傾斜ミシン目38b、38dの近接し合っている一端同士が引き離されるように離間して、その中間部40(分離部)が破断される。これにより、中間部40を縫うように破断箇所が連続的に形成されていく。
従って、下層シール30を収納容器10に貼り付ける場合は、奇数列の傾斜ミシン目38a、38cと偶数列の傾斜ミシン目38b、38dの中間部40が、容器本体14とキャップ16の境界部20に重なるように貼り付けられることが好ましい。これにより境界部20が分離すると、中間部40がスムーズに破断される。本実施の形態では、第3列の傾斜ミシン目38cと第4列の傾斜ミシン目38dの中間部40が境界部20に重なるように配置されている。
一方、下層シール30の表面30aに貼り付けられる上層シール32は、下層シール30と同様に、四隅が丸角からなる略長方形状に形成され、下層シール30よりも若干大きな平面面積を有するように形成されている。従って、下層シール30と上層シール32を重ね合わせた状態では、上層シール32により下層シール30の表面30aの略全面が被覆される。なお、上層シール32と下層シール30のサイズの関係性は、特に限定されるものではなく、上層シール32が下層シール30より小さく形成され、下層シール30を部分的に覆う構成としてもよいことは勿論である。
上層シール32の表面には、収納容器10に収納する収納物(針12)を認識可能な表示情報(文字や記号、画像等)が印刷されている。この表示情報の色は、上層シール32の背景色は勿論のこと、下層シール30の背景色及び印字部34(文字)の色と異なる色で記載されることが好ましい。例えば、上層シール32の背景色が白色、下層シール30の背景色が赤色、印字部34の色が白色の場合、表示情報は緑色や青色で記載されるとよい。これにより、上層シール32と下層シール30の表示を一層差別化することができる。
上層シール32は、上下中央部において長手方向に延在する剥離部42と、剥離部42の両端(上端及び下端)側で長手方向に延在する一対の貼付部44(上側貼付部44a、下側貼付部44b)とを有する。剥離部42は、下層シール30及び貼付部44に対し剥離可能に構成される。具体的には、剥離部42は、ユーザが把持し易いように短手方向(上下方向)の幅が比較的広めに形成されている。また、剥離部42の裏面側は接着剤が塗布されていない箇所となっている。従って、剥離部42は、上層シール32と下層シール30を重ねても、下層シール30に貼り付けられない状態(未貼付状態)で、該下層シール30の表面に配置される。剥離部42の一端(左端)側角部は、貼付部44が連結されていない湾曲状に形成され、めくり易くなっており、さらに、剥離部42の左端表面には、把持を案内するマーキング46が印刷されている。
一対の貼付部44(上側貼付部44a、下側貼付部44b)は、短手方向(上下方向)の幅が剥離部42よりも狭く形成され、この剥離部42を上下中央部に挟むように延在している。貼付部44の裏面側には、所定の粘着力を有する接着剤が塗布されている。上層シール32は、上側貼付部44a及び下側貼付部44bが下層シール30(又は収納容器10)の表面30aに貼り付けられることで、剥離部42も一体的に下層シール30の表面30aに密接される。
剥離部42と貼付部44の連設部分(境界部分49)には、長手方向に沿って直線的に切り込まれた複数の切り込み48により構成される直線状ミシン目50(第2シール部材側ミシン目)が設けられる。本実施の形態では、剥離部42が上側貼付部44aと下側貼付部44bに挟まれているので、短手方向に2列(一対)の直線状ミシン目50が形成されている。剥離部42は、2列の直線状ミシン目50に沿って剥がされることで、貼付部44から分離されることになる。なお、下層シール30及び上層シール32に形成されるミシン目の切り込み36、48の形状は、傾斜状や直線状等に限定されず種々の構成を取り得ることは勿論である。
図2に示すように、ラベル22は、異なる表示からなる2つのシール部材(下層シール30及び上層シール32)が重ね合わされて、針12が収納される収納容器10に貼り付けられる。容器本体14とキャップ16の接続状態では、本体側貼付面24及びキャップ側貼付面28が連なる外周面が形成され、先ず下層シール30が直接貼り付けられる。この場合、下層シール30の第3列の傾斜ミシン目38cと第4列の傾斜ミシン目38dの中間部40が境界部20に重なるように、本体側貼付面24及びキャップ側貼付面28に貼り付けられる。さらに、上層シール32は、下層シール30の印字部34及び傾斜ミシン目38(識別部52)が剥離部42に重なるように、下層シール30の表面30aに貼り付けられる。これにより、ラベル22は、剥離部42の取付状態によって収納容器10の外周面に露出される表示状態が変更される。よって、収納容器10に収納される針12の使用状態を、ユーザに適宜認識させることができる。
本実施の形態に係る収納容器10は、基本的には以上のように構成されるものであり、以下、その作用及び効果について収納容器10の使用方法との関係で説明する。図4Aは、図1の収納容器10の一使用例を説明する第1斜視図であり、図4Bは、図1の収納容器10の一使用例を説明する第2斜視図であり、図5Aは、図1の収納容器10の一使用例を説明する第3斜視図であり、図5Bは、図1の収納容器10の一使用例を説明する第4斜視図である。
収納容器10の使用においては、図4A及び図4Bに示すように、先ず上層シール32の剥離部42を下層シール30から剥がす作業が行われる(剥離ステップ)。ユーザは、上層シール32(剥離部42)の左端に印刷されているマーキング46を確認して指で把持し、剥離部42を下層シール30から離間させるように(或いは右端方向に)引いていく。これにより、剥離部42が一対の直線状ミシン目50に沿って貼付部44から剥がれていく。
その結果、図4Bに示すように、剥離部42が下層シール30及び貼付部44から分離され、剥離部42の剥離部分には下層シール30の識別部52が露出される。この識別部52には、下層シール30の表面30aの背景色、印字部34及び傾斜ミシン目38が含まれる。
次に、図5Aに示すように、下層シール30を貼り付けたまま容器本体14とキャップ16を分離する作業が行われる(分離ステップ)。この場合、容器本体14とキャップ16を相対的に回転させる。これにより、境界部20の近傍位置にある第3列の傾斜ミシン目38cと第4列の傾斜ミシン目38dの中間部40が破断して、キャップ16側に追従するキャップ側下層シール54と、容器本体14側に追従する本体側下層シール56とに分離される。また、中間部40の破断箇所には、傾斜ミシン目38によりジグザグ状の破断形状が形成される。
下層シール30の破断後、容器本体14からキャップ16を軸方向に引き抜いて離脱させ、内部に収納されている針12を取り出す。この針12は、輸液ラインの構築に使用される。すなわち、輸液チューブ先端のカテーテル(図示せず)と針12を共に体内に挿入した後、カテーテルを体内に残して針12を抜去することで輸液が行われる。抜去された針12は、感染等を防ぐために廃棄されるが、この際、安全性や衛生性のために収納容器10に再収納される。
再収納においては、針12の先端側を容器本体14の本体側空洞部18aに挿入した状態で、キャップ16を挿入部26に嵌め込む。これにより、図5Bに示すように、容器本体14とキャップ16が接続(外嵌)された状態となり、破断箇所(中間部40)が形成された識別部52が露出される。すなわち、ユーザが収納容器10を視認した場合は、下層シール30の背景色、印字部34及び破断箇所からなる識別部52を視認することになり、収納容器10が開封されたことを簡単に判別することができる。
なお、本発明に係る収納容器10は、上述した構成に限定されないことは勿論であり、種々の変形例又は応用例を取り得る。以下、収納容器10の変形例について幾つか説明する。
例えば、剥離部42は、一端(左端)側から剥されるだけでなく、両端側のいずれからも剥離可能とすることができる。勿論、これに応じてマーキング46も剥離部42の両端に印刷するとよい。
また、本実施の形態に係る収納容器10では、上層シール32の剥離部42のみを剥がして識別部52を露出させる構成としていたが、下層シール30に対し上層シール32を所定の粘着力(剥がれやすい粘着力)で貼り付けることで、上層シール32を全て剥がす構成としてもよい。
さらに、収納容器10の他の変形例として、剥離部42の裏面に比較的弱い粘着力を有する接着剤が塗布されていてもよい。このように剥離部42の裏面が粘着性を具備することで、収納容器10を開封する必要がない状況で剥離部42を剥がした場合でも、剥離部42を識別部52に再び貼り付けることが可能となる。従って、剥がした剥離部42で識別部52を覆うことにより、収納容器10が未開封であることを表示させることができる。
またさらに、収納容器10は、挿入部26の外周面に雄ネジ(図示せず)を形成し、キャップ側空洞部18bの内壁に雌ネジ(図示せず)を形成することで、容器本体14とキャップ16を螺合させてもよい。容器本体14とキャップ16を螺合により接続することで、その分離時には、確実に容器本体14とキャップ16を相対的に回転させることになり、下層シール30の中間部40の破断を促すことができる。
図6Aは、変形例に係るラベル22Aを拡大して示す要部平面図であり、図6Bは、図6Aのラベル22Aを使用した場合の一使用例を説明する第1平面図であり、図6Cは、図6Bのラベル22Aを使用した場合の一使用例を説明する第2平面図である。なお、以下の説明において本実施の形態に係る収納容器10の構成と同一の構成又は同一の機能を有する構成については同一の符号を付し、その詳細な説明については省略する。また、図6A〜図6Cにおいては、変形例の主要な構成であるラベル22A以外の図示を省略する。
変形例に係るラベル22A(上層シール33)は、剥離部42と一対の貼付部44(上側貼付部44a、下側貼付部44b)によって構成される一対の境界部分49に、上述した直線状ミシン目50と、直線状ミシン目50の内部に切り込み48よりも長く切り込まれた切れ目60とを有する。一対の切れ目60は、互いに反対方向の側端(すなわち、左端と左端)に寄るように直線状に延設される。上層シール33の側端と各切れ目60の間には、僅かな長さ(例えば、切り込み48が2、3個)の直線状ミシン目50aが残るよう構成されている。
このように境界部分49に一対の切れ目60を有することで、剥離部42を剥がさずにキャップ16と容器本体14を分離させた場合でも、識別部52を露出させることが可能となる。すなわち、収納容器10の使用においては、ユーザが上述した使用方法を知らない又は使用方法を誤る等の理由で剥離部42を剥がさずに、容器本体14からキャップ16を軸方向に引き抜いて分離させてしまう可能性がある。
変形例に係るラベル22Aは、容器本体14からキャップ16を引き抜いて分離させると、上層シール33を構成する平面部分よりも連結力が弱い一対の境界部分49のうちいずれか一方が分離され易い。例えば、剥離部42が一方の貼付部44(図6B中では上側貼付部44a)に連なったまま、他方の貼付部44(下側貼付部44b)から分離される。この際、ラベル22Aの左端と切れ目60の間に存在していた直線状ミシン目50aは、引き抜きの応力を受けて容易に破断する。従って、上層シール33の上側の境界部分49は、破断した直線状ミシン目50aと、これに連なる切れ目60とにより左端から中央部分まで延在する破断箇所60aを形成する。
その結果、破断箇所60aと分離された下側の境界部分49とによって、上層シール33の左端側は、フリー(すなわち、下層シール30に対し離間自在)になる。そして、ラベル22Aは円筒状の外周面(収納容器10)に貼り付けられていることで、フリーとなった剥離部42がまくれることになり、この剥離部42のまくれにともない下層シール30の識別部52が露出される。
従って、変形例に係るラベル22Aは、剥離部42を剥がさずに容器本体14とキャップ16が分離されても識別部52が露出される。よって、収納容器10の開封状態を容易に判別させることができる。
以上のように、本実施の形態に係る収納容器10によれば、上層シール32、33を剥がした場合に、下層シール30の剥離前の状態に対して識別可能な程度に異なる外観を呈することで、容器本体14とキャップ16を分離させ、その後、容器本体14とキャップ16を再接続しても、収納容器10の外周面には識別部52が露出される。このため、ユーザは、収納容器10の開封状態を容易に判別でき、針12の使用状態を短時間且つ正確に認識することができる。
この場合、下層シール30に傾斜ミシン目38が形成されていることで、容器本体14とキャップ16の分離時に、傾斜ミシン目38(一対の傾斜ミシン目38の場合は、その中間部40)に沿ってラベル22を破断させることができる。従って、識別部52の露出に加えて、破断された中間部40(破断箇所)により、収納容器10の開封状態を容易に判別させることができる。また、破断箇所は、傾斜ミシン目38に応じて斜めに切り込まれたジグザグ状に形成される。このため、破断箇所(中間部40)の被視認性がより向上する。
さらに、貼付部44に対し未貼付状態の剥離部42を剥がす構成では、強い粘着力で貼付部44を下層シール30に貼り付けることができ、剥離部42を剥がれ易くすることができる。また、例えば、収納容器10にとって必要な情報を貼付部44に記載することで、剥離部42を剥がしても必要な情報を常に表示させることができる。
上記において、本発明について好適な実施の形態を挙げて説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能なことは言うまでもない。例えば、ラベル22は、長方形状に限定されず種々の形状を採り得る。また、ラベル22を構成するシールの枚数を3枚以上とすることもできる。
10…収納容器 14…容器本体
16…キャップ 18…内部空間
20…境界部 22、22A…ラベル
30…下層シール 32、33…上層シール
36、48…切り込み 38、38a〜38d…傾斜ミシン目
40…中間部 42…剥離部
44…貼付部 49…境界部分
50…直線状ミシン目 52…識別部
60…切れ目

Claims (8)

  1. 第1収納部材と第2収納部材に分離可能であり、前記第1収納部材と前記第2収納部材の接続により形成される境界部にラベルが貼り付けられる収納容器であって、
    前記ラベルは、前記境界部を跨いで前記第1及び第2収納部材に貼り付けられる第1シール部材と、前記第1シール部材の表面に剥離可能に貼り付けられる第2シール部材とを含み、
    前記第2シール部材は、前記第1シール部材に対し未貼付状態で、前記境界部に沿って延在する剥離部と、前記剥離部に連なり前記第1シール部材に貼り付けられる貼付部とを有し、
    前記第2シール部材の前記剥離部が前記第1シール部材から剥がされた場合に、前記第1シール部材の少なくとも一部が露出することにより、前記ラベルが前記第2シール部材の剥離前の状態に対して識別可能な程度に異なる外観を呈する
    ことを特徴とする収納容器。
  2. 請求項1記載の収納容器において、
    前記第2シール部材の剥離部分に重なる前記第1シール部材の表面には、前記第1収納部材と前記第2収納部材が分離されたことを表示又は暗示する識別部が設けられる
    ことを特徴とする収納容器。
  3. 請求項2記載の収納容器において、
    前記識別部は、前記第2シール部材の表面を構成する背景色とは異なる背景色からなり、且つ前記第1収納部材と前記第2収納部材が分離されたことを表示又は暗示する文字が前記識別部の背景色と異なる色で記載されている
    ことを特徴とする収納容器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の収納容器において、
    前記第1シール部材における前記境界部の近傍位置には、前記境界部の延在方向に対し傾斜して切り込まれた複数の切り込みにより構成される第1シール部材側ミシン目が設けられる
    ことを特徴とする収納容器。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の収納容器において、
    前記剥離部と前記貼付部の境界部分には、前記境界部の延在方向に沿って直線的に切り込まれた複数の切り込みにより構成される第2シール部材側ミシン目が設けられる
    ことを特徴とする収納容器。
  6. 請求項記載の収納容器において、
    前記第2シール部材は、2つの前記貼付部が前記剥離部を間に挟んだ状態で延在するように前記第1及び第2収納部材の周方向に沿って貼り付けられ、
    前記剥離部と2つの前記貼付部によって構成される2つの境界部分には、前記第2シール部材側ミシン目と、前記第2シール部材側ミシン目に沿って直線状の前記切り込みよりも長く切り込まれる切れ目とが並設されており、
    さらに、前記2つの境界部分に形成される各切れ目は、互いに前記第2シール部材の異なる側辺に寄るように延在している
    ことを特徴とする収納容器。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の収納容器において、
    当該収納容器は、前記第1収納部材と前記第2収納部材の分離状態で内部空間が露呈し、前記内部空間に医療機器が収納可能である
    ことを特徴とする収納容器。
  8. 第1収納部材と第2収納部材に分離可能であり、前記第1収納部材と前記第2収納部材の接続により形成される境界部にラベルが貼り付けられる収納容器の使用方法であって、
    前記ラベルは、前記境界部を跨いで前記第1及び第2収納部材に貼り付けられる第1シール部材と、前記第1シール部材に剥離可能に貼り付けられる第2シール部材と、を含み、
    前記第1シール部材における前記境界部の近傍位置には、前記境界部の延在方向に対し傾斜して切り込まれた複数の切り込みにより構成される第1シール部材側ミシン目が設けられ、
    前記第2シール部材の少なくとも一部を前記第1シール部材から剥がし、前記第1シール部材の少なくとも一部が露出することにより、前記ラベルが前記第2シール部材の剥離前の状態に対して識別可能な程度に異なる外観を呈する剥離ステップと、
    前記剥離ステップの後、前記第1シール部材の貼付状態のまま前記第1収納部材と前記第2収納部材を分離する分離ステップと、
    前記分離ステップの後、前記第1収納部材と前記第2収納部材を再接続する接続ステップと、を有し、
    前記分離ステップでは、前記第1収納部材と前記第2収納部材を相対的に回転させることで、前記境界部の近傍位置に形成されている第1シール部材側ミシン目を破断させる
    ことを特徴とする収納容器の使用方法。
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