JP2003022015A - 二層タックラベル及び注射筒用タックラベル - Google Patents
二層タックラベル及び注射筒用タックラベルInfo
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- JP2003022015A JP2003022015A JP2001206026A JP2001206026A JP2003022015A JP 2003022015 A JP2003022015 A JP 2003022015A JP 2001206026 A JP2001206026 A JP 2001206026A JP 2001206026 A JP2001206026 A JP 2001206026A JP 2003022015 A JP2003022015 A JP 2003022015A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の二層ラベルは、上層シートと下層シート
とが上層シートの剥離部以外のところで粘着され、さら
に上層シートに形成されている破断線に従って剥離する
構造のものは知られているが、上層シートと下層シート
表面に同一物品の名称を印刷し、剥離紙から剥離して下
層シートを使用する容器に貼り付け、一方上層シートで
あるタック部を簡単に剥離して、実験帳や看護記録簿に
貼り付けることが出来る二層ラベルは知られていなかっ
た。 【解決手段】本発明は、剥離紙上に印刷部と粘着部とを
有する下層シートを先ず載置し、その長手方向端部に一
部乗り付け箇所のない粘着部を設けてその上に上層シー
トも載置し、この上層シート表面にも下層シートに印刷
した物品名を印刷して簡易に剥離出来るタック部とした
ことを特徴とする二層タックラベル及び注射筒用タック
ラベルを提供するものである。
とが上層シートの剥離部以外のところで粘着され、さら
に上層シートに形成されている破断線に従って剥離する
構造のものは知られているが、上層シートと下層シート
表面に同一物品の名称を印刷し、剥離紙から剥離して下
層シートを使用する容器に貼り付け、一方上層シートで
あるタック部を簡単に剥離して、実験帳や看護記録簿に
貼り付けることが出来る二層ラベルは知られていなかっ
た。 【解決手段】本発明は、剥離紙上に印刷部と粘着部とを
有する下層シートを先ず載置し、その長手方向端部に一
部乗り付け箇所のない粘着部を設けてその上に上層シー
トも載置し、この上層シート表面にも下層シートに印刷
した物品名を印刷して簡易に剥離出来るタック部とした
ことを特徴とする二層タックラベル及び注射筒用タック
ラベルを提供するものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、器具や注射筒等に
貼り付ける下層シートとその下層シートから剥離して書
類等に貼り付けて使用した器具や医療現場で使用する注
射筒の内容物が簡易に区別の付く二層タックラベルに関
し、更に詳しくは、使用溶液や注射液名を印字する印刷
部を有する下層シートと、前記名称と同一名を印字する
タック部とを有する上層シートとからなる二層ラベルで
あって、例えば器具に使用溶液を入れる前後にこの下層
シートを器具に貼り付け、その使用行為が終了した時点
で溶液名を記載しているタック部を剥離して、ノートや
カルテに貼付してどの溶液を用いたかが一見して判断で
きるようにした二層タックラベルである。
貼り付ける下層シートとその下層シートから剥離して書
類等に貼り付けて使用した器具や医療現場で使用する注
射筒の内容物が簡易に区別の付く二層タックラベルに関
し、更に詳しくは、使用溶液や注射液名を印字する印刷
部を有する下層シートと、前記名称と同一名を印字する
タック部とを有する上層シートとからなる二層ラベルで
あって、例えば器具に使用溶液を入れる前後にこの下層
シートを器具に貼り付け、その使用行為が終了した時点
で溶液名を記載しているタック部を剥離して、ノートや
カルテに貼付してどの溶液を用いたかが一見して判断で
きるようにした二層タックラベルである。
【０００２】
【従来技術】従来、二層からなるラベルとしては、実開
昭６４−２３０６９号「ラベル」に開示されるように、
上層シートの裏面と下層シートの表面とが上層シートに
おける剥離部以外の部分で粘着されており、かつ、前記
上層シートに形成されている破断誘導線に従って前記上
層シートを破断することにより、前記上層シートにおけ
る剥離部が剥離され得ることを特徴とするラベルが知ら
れている。
昭６４−２３０６９号「ラベル」に開示されるように、
上層シートの裏面と下層シートの表面とが上層シートに
おける剥離部以外の部分で粘着されており、かつ、前記
上層シートに形成されている破断誘導線に従って前記上
層シートを破断することにより、前記上層シートにおけ
る剥離部が剥離され得ることを特徴とするラベルが知ら
れている。
【０００３】医療現場で使用する注射筒に貼付するラベ
ルとしては、実開平８−１２６５号「薬品危険生認識ラ
ベル」のように、薬品の名称を、色や模様つきのシール
にして注射器や輸液等に張り付けるラベルが開示され、
シール台紙上に糊付けされたラベルが、シート台紙と共
に薬品瓶に張って危険性を認識させている。
ルとしては、実開平８−１２６５号「薬品危険生認識ラ
ベル」のように、薬品の名称を、色や模様つきのシール
にして注射器や輸液等に張り付けるラベルが開示され、
シール台紙上に糊付けされたラベルが、シート台紙と共
に薬品瓶に張って危険性を認識させている。
【０００４】また特開平１０−２５４３６１号「改ざん
防止ラベル」に開示されるように、矩形、楕円形等の形
状で、周囲を残して内部に打ち抜かれた打抜部を形成
し、且つ左右両側の一部に両側からカッティングを施す
ことにより、熱に弱い薬液が充填されているディスポー
ザブルタイプの注射器に対しても使用可能な改ざん防止
ラベルであるが、ゴム栓を勝手に外すときに左右両側の
カッティング部分が切断される構造となっているものは
公知であるが、このラベルでは注射液の薬剤等が一見し
て判断できないという問題があった。
防止ラベル」に開示されるように、矩形、楕円形等の形
状で、周囲を残して内部に打ち抜かれた打抜部を形成
し、且つ左右両側の一部に両側からカッティングを施す
ことにより、熱に弱い薬液が充填されているディスポー
ザブルタイプの注射器に対しても使用可能な改ざん防止
ラベルであるが、ゴム栓を勝手に外すときに左右両側の
カッティング部分が切断される構造となっているものは
公知であるが、このラベルでは注射液の薬剤等が一見し
て判断できないという問題があった。
【０００５】同様に実用新案第２５７８１０５号「二重
ラベル」には、下層ラベルと上層ラベルとからなる二重
ラベルにおいて、下層ラベルに狭小端部を設け、そこに
端部に設けたつまみ部分を含む上層ラベルの裏面粘着剤
層の不塗布部分が位置するようにしたことを特徴とする
二重ラベルが開示されるが、これは下層ラベルに狭小端
部を設け、そこに端部に設けたつまみ部分を含む上層ラ
ベルの裏面粘着剤層の不塗布部分が位置するように構成
したものであるが、これは上層シートが下層シートを覆
うようにしてあり、患者には下層シートの部分のシート
を容器に張って渡すものである。
ラベル」には、下層ラベルと上層ラベルとからなる二重
ラベルにおいて、下層ラベルに狭小端部を設け、そこに
端部に設けたつまみ部分を含む上層ラベルの裏面粘着剤
層の不塗布部分が位置するようにしたことを特徴とする
二重ラベルが開示されるが、これは下層ラベルに狭小端
部を設け、そこに端部に設けたつまみ部分を含む上層ラ
ベルの裏面粘着剤層の不塗布部分が位置するように構成
したものであるが、これは上層シートが下層シートを覆
うようにしてあり、患者には下層シートの部分のシート
を容器に張って渡すものである。
【０００６】更に注射筒内部の薬剤明を示すラベルとし
て、実用新案第３０４９１８６号「薬剤名表示テープ式
ラベル」のように、高級サテン紙のシート剤の表面に、
臨床の現場で使用されている数種類の薬剤名を片仮名、
漢字、平仮名等の日本語で別々に表示し、且つこのシー
ト材を各薬剤の作用、使用目的毎に複数種類のカテゴリ
ーに色分けしてなるラベル単体を夫々形成し、これらの
同種類のラベル単体を、１枚ずつ指で切取自在になるよ
うミシン目を入れて長いテープ状に夫々連設したので、
ラベル単体をミシン目から１枚ずつ切取って、注射筒、
薬瓶、点滴バック等に簡単に貼付けることができ、これ
によって薬剤の識別が容易にでき、間違いによる人的ミ
スを確実に防止できるとするラベルが開示されている。
て、実用新案第３０４９１８６号「薬剤名表示テープ式
ラベル」のように、高級サテン紙のシート剤の表面に、
臨床の現場で使用されている数種類の薬剤名を片仮名、
漢字、平仮名等の日本語で別々に表示し、且つこのシー
ト材を各薬剤の作用、使用目的毎に複数種類のカテゴリ
ーに色分けしてなるラベル単体を夫々形成し、これらの
同種類のラベル単体を、１枚ずつ指で切取自在になるよ
うミシン目を入れて長いテープ状に夫々連設したので、
ラベル単体をミシン目から１枚ずつ切取って、注射筒、
薬瓶、点滴バック等に簡単に貼付けることができ、これ
によって薬剤の識別が容易にでき、間違いによる人的ミ
スを確実に防止できるとするラベルが開示されている。
【０００７】このラベルの材質は、高級サテン紙を使用
しているためどこにでも貼れて、剥離時に糊が残らない
という効果の他、耐熱性特殊糊を使用することによって
貼付された状態でフリーザからオートクレーブ内での使
用が可能であり、さらにその表面に筆記具で容量等を記
載できるという効果を有するものであるが、注射筒の長
手形状に沿って貼り付けられるので、使用後は注射筒と
共に廃棄処分されていた。
しているためどこにでも貼れて、剥離時に糊が残らない
という効果の他、耐熱性特殊糊を使用することによって
貼付された状態でフリーザからオートクレーブ内での使
用が可能であり、さらにその表面に筆記具で容量等を記
載できるという効果を有するものであるが、注射筒の長
手形状に沿って貼り付けられるので、使用後は注射筒と
共に廃棄処分されていた。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の二
層タイプのラベルは、略同一形状の上下シートを剥離す
るために、ツマミ部や剥離部を別途設けるために製造コ
ストが高くつくと言う欠点があった。
層タイプのラベルは、略同一形状の上下シートを剥離す
るために、ツマミ部や剥離部を別途設けるために製造コ
ストが高くつくと言う欠点があった。
【０００９】また医療用のラベルも、使用容器に下層シ
ートからなる印刷部を貼付することによって、容器その
ものを区別したり、不正使用を防止することが目的であ
った。このため、使用時にはどの容器を用いたかは直ぐ
に判断がつくが、一旦その容器を所定位置に置いたりす
ると後日には記憶を無くすることがあり、その都度新し
い容器等を用いなければならなかった。
ートからなる印刷部を貼付することによって、容器その
ものを区別したり、不正使用を防止することが目的であ
った。このため、使用時にはどの容器を用いたかは直ぐ
に判断がつくが、一旦その容器を所定位置に置いたりす
ると後日には記憶を無くすることがあり、その都度新し
い容器等を用いなければならなかった。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明者は、掛かる課題
を解決するために鋭意研究したところ、１枚の剥離紙上
に複数の印刷部を有する下層シートを載置し、更に前記
下層シート端部上にタック部を載置した二層タックラベ
ルを製造することができた。
を解決するために鋭意研究したところ、１枚の剥離紙上
に複数の印刷部を有する下層シートを載置し、更に前記
下層シート端部上にタック部を載置した二層タックラベ
ルを製造することができた。
【００１１】すなわち本発明の第一は、シート基材層の
上面に印刷可能な印刷部と下面に剥離処理した剥離層と
を有する上・下層シートと剥離紙とから構成され、前記
剥離紙上に粘着剤を介して貼付される透明素材から成る
長手形状の下層シート基材が載置され、該下層シート基
材層の上面に印刷可能な印刷部と長手形状の端部に上層
シートを貼付する貼付部とを設け、前記貼付部上には粘
着剤を介して貼付される上層シート基材が載置され、該
上層シート基材層の上面に印刷可能な印刷部有するタッ
ク部で構成されることを特徴とする二層タックラベルで
ある。
上面に印刷可能な印刷部と下面に剥離処理した剥離層と
を有する上・下層シートと剥離紙とから構成され、前記
剥離紙上に粘着剤を介して貼付される透明素材から成る
長手形状の下層シート基材が載置され、該下層シート基
材層の上面に印刷可能な印刷部と長手形状の端部に上層
シートを貼付する貼付部とを設け、前記貼付部上には粘
着剤を介して貼付される上層シート基材が載置され、該
上層シート基材層の上面に印刷可能な印刷部有するタッ
ク部で構成されることを特徴とする二層タックラベルで
ある。
【００１２】本発明の第二は、注射筒に貼り付けるタッ
クラベルにおいて、剥離紙上に粘着剤を介して貼付され
る透明素材から成る長手形状の下層シート基材が載置さ
れ、該下層シート基材層の上面に注射液名を印字する印
刷部と長手形状の端部に上層シートを貼付する貼付部と
を設け、前記貼付部上には粘着剤を介して貼付される上
層シート基材が載置され、該上層シート基材は、上面に
前記下層シートに印刷した注射液名と同一の名称を印刷
する印刷部からなるタック部とから構成されてなること
を特徴とする注射筒用タックラベルである。
クラベルにおいて、剥離紙上に粘着剤を介して貼付され
る透明素材から成る長手形状の下層シート基材が載置さ
れ、該下層シート基材層の上面に注射液名を印字する印
刷部と長手形状の端部に上層シートを貼付する貼付部と
を設け、前記貼付部上には粘着剤を介して貼付される上
層シート基材が載置され、該上層シート基材は、上面に
前記下層シートに印刷した注射液名と同一の名称を印刷
する印刷部からなるタック部とから構成されてなること
を特徴とする注射筒用タックラベルである。
【００１３】本発明の第三は、前記下層シートは、剥離
紙上に載置する際に粘着剤を下層シート全面に塗布する
が、前記剥離層表面の一部に糊なし部分を設けて剥離し
易くしてあることを特徴とする請求項２記載の注射筒用
タックラベルである。
紙上に載置する際に粘着剤を下層シート全面に塗布する
が、前記剥離層表面の一部に糊なし部分を設けて剥離し
易くしてあることを特徴とする請求項２記載の注射筒用
タックラベルである。
【００１４】本発明の第四は、前記タック部は、下層シ
ート上の端部で載置する際に粘着剤が上層シート底面の
一部で接触するように塗布され、タック部の剥離が容易
になされていることを特徴とする請求項２記載の注射筒
用タックラベルである。
ート上の端部で載置する際に粘着剤が上層シート底面の
一部で接触するように塗布され、タック部の剥離が容易
になされていることを特徴とする請求項２記載の注射筒
用タックラベルである。
【００１５】
【発明の実施の形態】図１は、本発明にかかる二層タッ
クラベル全体を示す平面図である。図２は、二層タック
ラベルの部分拡大図であり、図３は、前記図２の断面図
である。これらの図１〜図３に見られるように、本発明
の二層タックラベルは、剥離紙１上に複数の二層タック
ラベルが下部粘着剤２（強粘着性のＰＡＴ１：商品名）
を介して載置されているが、この二層タックラベルの
内、下層シート３は剥離紙１（ブルセパ：商品名）上に
載置位置を印刷し、糊殺しと称される不接着部４をその
位置に設けた上で載置され、ミシン目５の位置で個々の
二層タックラベル用として分離される構造である。
クラベル全体を示す平面図である。図２は、二層タック
ラベルの部分拡大図であり、図３は、前記図２の断面図
である。これらの図１〜図３に見られるように、本発明
の二層タックラベルは、剥離紙１上に複数の二層タック
ラベルが下部粘着剤２（強粘着性のＰＡＴ１：商品名）
を介して載置されているが、この二層タックラベルの
内、下層シート３は剥離紙１（ブルセパ：商品名）上に
載置位置を印刷し、糊殺しと称される不接着部４をその
位置に設けた上で載置され、ミシン目５の位置で個々の
二層タックラベル用として分離される構造である。
【００１６】さらに図３の模式断面図に記載されるよう
に、前記不接着部４上に下層シート３を位置合わせして
載置するが、この下層シート３には素材として、横４０
ｍｍ、縦１５ｍｍ、厚さ３５μｍの長方形状のトウメイ
ＰＥＴ（商品名）を用いているが、該下層シート上面に
は、使用する試薬、容器、薬品等の品名を記載する印刷
部６と上層シート８であるタック部１０とを接着する接
着部７を設けている。
に、前記不接着部４上に下層シート３を位置合わせして
載置するが、この下層シート３には素材として、横４０
ｍｍ、縦１５ｍｍ、厚さ３５μｍの長方形状のトウメイ
ＰＥＴ（商品名）を用いているが、該下層シート上面に
は、使用する試薬、容器、薬品等の品名を記載する印刷
部６と上層シート８であるタック部１０とを接着する接
着部７を設けている。
【００１７】前記接着部７上には、上部粘着剤８が接着
部の一部或いは前面に塗布され、その上にタック部１０
を形成する上層シート８が載置される。この上層シート
８の素材は、横１０ｍｍ、縦１５ｍｍの長方形状のアー
ト７３Ｋ（商品名）であり、該シート上面には、下層シ
ートに印刷した名称と同様な品名を印刷した印刷部９が
設けられ、このようなタック部８は、下層シート３から
剥離してノート、カルテ等に貼り付けて、薬品等の使用
した実績を証明できるようになっている。
部の一部或いは前面に塗布され、その上にタック部１０
を形成する上層シート８が載置される。この上層シート
８の素材は、横１０ｍｍ、縦１５ｍｍの長方形状のアー
ト７３Ｋ（商品名）であり、該シート上面には、下層シ
ートに印刷した名称と同様な品名を印刷した印刷部９が
設けられ、このようなタック部８は、下層シート３から
剥離してノート、カルテ等に貼り付けて、薬品等の使用
した実績を証明できるようになっている。
【００１８】図３においては、前記タック部７に接触す
る上部接着剤１１として、強粘着性のＰＷ（商品名）を
用いているが、この接着剤１１を塗布する位置として反
端部側に糊無し空間を設けて、剥離し易いようにしてい
る。
る上部接着剤１１として、強粘着性のＰＷ（商品名）を
用いているが、この接着剤１１を塗布する位置として反
端部側に糊無し空間を設けて、剥離し易いようにしてい
る。
【００１９】図４は、本願発明の実施の一例を示す注射
筒用タックラベルを添付した注射筒１２を示す斜視図で
ある。この場合、下層シート３は、注射筒１２の長手方
向に沿って或いは横手方向の巻くように貼られ、印刷部
６が表面に出るようになっている。
筒用タックラベルを添付した注射筒１２を示す斜視図で
ある。この場合、下層シート３は、注射筒１２の長手方
向に沿って或いは横手方向の巻くように貼られ、印刷部
６が表面に出るようになっている。
【００２０】この注射筒からなる注射針を用いた医者や
看護婦は、使用後にタック部１０を剥離して患者用カル
テに、状況とともの使用薬品名を記載し、その隣にタッ
ク部１０を貼り付けて対比できるようにした。
看護婦は、使用後にタック部１０を剥離して患者用カル
テに、状況とともの使用薬品名を記載し、その隣にタッ
ク部１０を貼り付けて対比できるようにした。
【００２１】なお本発明において、上記剥離紙であるブ
ルセパ（商品名）は、基材としてグラシン紙の上にポリ
エチレンラミネート層を設け、さらに該ラミネート層の
上部をシリコーン処理した層で被覆したものを用いた
が、この場合、上記グラシン紙は、化学パルプをこう解
して製造し、スーパー仕上げして製造した薄葉紙であ
り、ピンホールが無く、耐脂性に強いことが望まれる素
材である。
ルセパ（商品名）は、基材としてグラシン紙の上にポリ
エチレンラミネート層を設け、さらに該ラミネート層の
上部をシリコーン処理した層で被覆したものを用いた
が、この場合、上記グラシン紙は、化学パルプをこう解
して製造し、スーパー仕上げして製造した薄葉紙であ
り、ピンホールが無く、耐脂性に強いことが望まれる素
材である。
【００２２】
【発明の効果】本発明に掛かる二層タックラベルは、使
用した容器に下層シートを添付し、その使用後に容器に
貼った下層シートの端部からタック部を剥離して、ノー
トや看護記録紙に別途貼ることができることから、特に
多忙な中で種々の薬品を使用する医療現場では、手術や
診断後に使用薬品を確認できることから、医療行為時の
負荷が削減され、誤用防止に役立つラベルである。
用した容器に下層シートを添付し、その使用後に容器に
貼った下層シートの端部からタック部を剥離して、ノー
トや看護記録紙に別途貼ることができることから、特に
多忙な中で種々の薬品を使用する医療現場では、手術や
診断後に使用薬品を確認できることから、医療行為時の
負荷が削減され、誤用防止に役立つラベルである。
【００２３】またラベル自体に商品名や薬名が印刷され
ているため、それらの名称を転記する必要もなく記載業
務の削減に寄与し、薬品等の瓶や容器の開封時にラベル
を貼ることによって開封時の証拠とすることも可能であ
る。
ているため、それらの名称を転記する必要もなく記載業
務の削減に寄与し、薬品等の瓶や容器の開封時にラベル
を貼ることによって開封時の証拠とすることも可能であ
る。
【００２４】更に本発明二層ラベルは再転着が可能であ
るため、一枚のラベルで複数の容器に繰り返して添付で
き、更にラベルに印刷された商品名や薬名を認識できる
ように印字されているので、使用者にとっても視認性が
向上するものである。
るため、一枚のラベルで複数の容器に繰り返して添付で
き、更にラベルに印刷された商品名や薬名を認識できる
ように印字されているので、使用者にとっても視認性が
向上するものである。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明の仕上がり品を示す正面図である。
【図２】本願発明の二層タックラベルの部分拡大図であ
る。
る。
【図３】図２における部分拡大図の断面図である。
【図４】本願発明の注射筒用タックラベルの使用例を示
す斜視図である。
す斜視図である。
１・・・・・剥離紙
２・・・・・下部粘着剤
３・・・・・下層シート
４・・・・・不接着部
５・・・・・ミシン目
６・・・・・印刷部
７・・・・・接着部
８・・・・・上層シート
９・・・・・印刷部
１０・・・・タック部
１１・・・・上部接着剤
１２・・・・注射筒
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 徐 吉夫
東京都文京区湯島１丁目12番４号 株式会
社ホギメディカル内
Claims (4)
- 【請求項１】シート基材層の上面に印刷可能な印刷部と
下面に剥離処理した剥離層とを有する上・下層シートと
剥離紙とから構成され、前記剥離紙上に粘着剤を介して
貼付される透明素材から成る長手形状の下層シート基材
が載置され、該下層シート基材層の上面に印刷可能な印
刷部と長手形状の端部に上層シートを貼付する貼付部と
を設け、前記貼付部上には粘着剤を介して貼付される上
層シート基材が載置され、該上層シート基材層の上面に
印刷可能な印刷部有するタッグ部で構成されることを特
徴とする二層タックラベル。 - 【請求項２】注射筒に貼り付けるタックラベルにおい
て、剥離紙上に粘着剤を介して貼付される透明素材から
成る長手形状の下層シート基材が載置され、該下層シー
ト基材層の上面に注射液名を印字する印刷部と長手形状
の端部に上層シートを貼付する貼付部とを設け、前記貼
付部上には粘着剤を介して貼付される上層シート基材が
載置され、該上層シート基材は、上面に前記下層シート
に印刷した注射液名と同一の名称を印刷する印刷部から
なるタック部とから構成されてなることを特徴とする注
射筒用タックラベル。 - 【請求項３】前記下層シートは、剥離紙上に載置する際
に粘着剤を下層シート全面に塗布するが、前記剥離紙表
面の一部に糊なし部分を設けて剥離し易くしてあること
を特徴とする請求項２記載の注射筒用タックラベル。 - 【請求項４】前記タック部は、下層シート上の端部で載
置する際に粘着剤が上層シート底面の一部で接触するよ
うに塗布され、タック部の剥離が容易になされているこ
とを特徴とする請求項２記載の注射筒用タックラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001206026A JP2003022015A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 二層タックラベル及び注射筒用タックラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001206026A JP2003022015A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 二層タックラベル及び注射筒用タックラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003022015A true JP2003022015A (ja) | 2003-01-24 |
Family
ID=19042231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001206026A Pending JP2003022015A (ja) | 2001-07-06 | 2001-07-06 | 二層タックラベル及び注射筒用タックラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003022015A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006172336A (ja) * | 2004-12-20 | 2006-06-29 | Central Uni Co Ltd | 医療用器材の管理方法 |
| JP2006220695A (ja) * | 2005-02-08 | 2006-08-24 | Nipro Corp | 薬剤具用ラベルシート |
| JP2007502485A (ja) * | 2003-05-27 | 2007-02-08 | カーディナル・ヘルス・テクノロジーズ・エルエルシー | 貼換え可能なラベルを利用する薬管理用システム及び方法 |
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2001
- 2001-07-06 JP JP2001206026A patent/JP2003022015A/ja active Pending
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