JP6000089B2 - ラジアルタービン - Google Patents

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Description

本発明は、ラジアルタービンに関し、特に、渦巻状のスクロールの内側に周方向に複数個配置され、スクロールからタービンロータの動翼への作動ガスの流れを調整するノズルベーンの構造に関する。
自動車用内燃機関等に用いられる比較的小型の過給機(排気ターボチャージャ)には、作動ガスをタービンケーシング内に形成された渦巻状のスクロールから該スクロールの内側に位置するタービンロータの動翼へと半径方向に流入させて該動翼に作用させた後軸方向に流出させることにより該タービンロータを回転駆動するように構成されたラジアルタービンが多く採用されている。
そして、動翼へ流入する作動ガスの流れを改善してラジアルタービンの効率を向上するものとして、動翼の外周側にノズルベーンを周上に複数個配置し、その角度を可変化したもの、または固定化したものが採用されている。
図7,図8に、可変ノズル式のラジアルタービンを用いた過給機の一例の要部断面図を示す。図においてタービンケーシング2内には、渦巻状のスクロール3、内周側にガス出口通路5(図7には不図示)が形成されている。
また、タービンロータ7の外周に複数の動翼9が円周方向等間隔に固着されて構成されている。また、タービンロータ7はローターシャフト11によって同軸に固定された図示しないコンプレッサと接続されており、このローターシャフト11は軸受ケーシングに軸受で支持されている。
また、渦巻状のスクロール3の内側に周方向に複数個配置されてスクロール3からのガス流Gを調整してタービンロータ7の動翼9へ流すノズルベーン13が設けられている。
この図7、8においては、ノズルベーン13は可変式のものを示し、図に示すノズルベーン13の本体に取り付けられた支持軸15を回転軸として回転可能にした可変式である。
ラジアルタービンのノズルベーンに関する先行技術としては、特許文献1(特開2005−351241号公報)、特許文献2(特表2011−509371号公報)、特許文献3(特開2000−18004号公報)が挙げられる。
特許文献1には、可変式のノズル用ベーンが示され、車両用ターボ過給機等の排気タービンの低負荷運転領域を含む使用負荷範囲の全域にわたって良好なノズル特性を得るために、ベーンの背面の下流端部の翼長の少なくとも一部に亘って翼型断面形状より山形に膨出した流体そらせ隆起を設けることが示されている。
また、特許文献2には、可変式のターボチャージャ用のガイドベーンが示され、当該ガイドベーンの外形形状の曲率線が、不連続的な延びを有する少なくとも1つ又は複数の領域を有して形成され、所望の使用目的に応じた多数の流動パターンを実現することが示されている。
また、特許文献3には、ノズル付きラジアルタービンにおいて、可変ノズルのハブ側及びシュラウド側の両壁近傍でノズル流入角が大きくなることにより生じるノズル損失を抑えるために、ノズル前縁部のハブ側壁面近傍とシュラウド側壁面近傍の翼角を流路中央の翼角より大きい形状としたことが開示されている。
特開2005−351241号公報 特表2011−509371号公報 特開2000−18004号公報
前述の図7、8に示したラジアルタービンにおいては、作動ガスはスクロール3の渦巻きに沿って周回しながら周方向に複数個配置されたノズルベーン13の間に流入する。このノズルベーン13へのガス流入速度は、ノズルベーン13の幅(高さ)方向(図6のZ方向)において、異なる速度分布を持つ。
すなわち、ノズルベーン13の入口部のガス流入速度Cは、図6に示すように、入口前縁部17の幅Wの両側において全幅の15〜20%に形成される3次元境界層によって、ガス速度Cの周方向成分である周方向速度Cθは前記入口前縁部17の中央部が大きく両端の角部つまりシュラウド側19及びハブ側21が小さくなる。また半径方向成分である半径方向速度Cは図6に示すように、入口前縁部17の中央部が小さく両端の角部つまりシュラウド側19及びハブ側21が大きくなるような分布となる。
そして、前記ノズルベーン13の入口の幅Wの方向に、流入ガスの流動分布つまり流動歪みがあると該ノズルベーン13での流動損失が増加してタービン効率の低下を招く。
すなわち、前記ノズルベーン13への最適なガス流入角度βに合わせたノズルベーン13の入口中央部に対して入口前縁部17の壁側つまりハブ側21及びシュラウド側19のガス流入角度βが大きくなり、ハブ側21及びシュラウド側19においてガス流入角度βの差つまり衝突角度(インシデンス角度、インシデンス角度はノズル前縁の翼角度とガス流入角度との差)が大きくなると、ガスが前記ノズルベーン13の先端部において負圧面側13b(図9参照、13aを圧力面側とする)に衝突角度(インシデンス角度)を持って流入することとなってノズルベーン13の入口前縁部17の衝突損失を生じ、ノズルベーン13から動翼9へ向かう流れに2次流れ損失が増加し、タービン効率が低下する問題があった。
一方、特許文献1に示される技術は、前述のようにベーンの背面の下流端部の翼長の少なくとも一部に亘って翼型断面形状より膨出した流体そらせ隆起を設けて、ベーンの下流端を出たところで流れが該ベーンの腹側へ回り込む流れを防止するものであり、ベーンの下流端部から流出してタービンロータの動翼に流入する流れ角の均一化までは開示されていない。
また、特許文献2においても、スクロールからの作動ガスが流入されるベーン先端部、さらに後端部における作動ガスの流れ角度の均一化については示されていない。
また、特許文献3においても、ベーン先端部におけるインシデンス角度(衝突角度)の均一化については示されているものの、ベーンの下流端部から流出してタービンロータの動翼に流入する流れ角の均一化までは開示されていない。
そこで、本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、タービンスクロールからノズルベーンへ流入する作動ガスのノズルベーン先端部における衝突損失の低減、およびノズルベーンの後端部における流出流れの均一化を行って、ノズルベーンおよび動翼における2次流れ損失を抑制してタービン効率を向上させることを目的とする。
本発明はかかる目的を達成するもので、渦巻状のスクロールの内側に周方向に複数個配置され、スクロールからタービンロータの動翼への作動ガスの流れを調整するノズルベーンを備えたラジアルタービンにおいて、前記ノズルベーンの入口前縁部の幅方向の両端部近傍を、幅方向の中央部よりも該ノズルベーンの圧力面側に膨出して前縁膨出部を形成し、入口前縁部の前縁翼角度を幅方向全域において前記ノズルベーンに流入する作動ガスのガス流入角度と一致するようにし、さらに、前記ノズルベーンの後縁部の幅方向の両端部近傍を、中央部よりも該ノズルベーンの圧力面側に膨出させた後縁膨出部を形成したことを特徴とする。
かかる発明によれば、タービンスクロールからノズルベーンへ流入する作動ガスのノズルベーン先端部における衝突損失の低減が図れるとともに、ノズルベーンの後端部における流出流れの均一化がなされることによって、ノズルから動翼へ流入する作動ガスの流れの均一化によって、動翼による作動損失の低減が図れて、タービン全体のタービン効率を向上できる。
また、本発明において、好ましくは、前記幅方向の両端部近傍におけるノズルベーンの全長を前記幅方向の中央部における全長より長く形成するとよい。
このような構成を採用することによって、前縁膨出部が形成される幅方向の両端部分が延長して設けられて全長が長くなるため、隣接するそれぞれのノズルベーンの重なりによって形成されるスロートが形成される距離が確保され、その結果、スロートによる作動ガスの調整を十分行うことができる。すなわち、前縁膨出部においては翼角が立ち上がるため隣接するノズルベーン間の重なり距離が小さくなる傾向にあるが、本発明ではこのような隣接のノズルベーン間の重なり部の長さを確保できるようになる。
また、本発明において、好ましくは、前記ノズルベーンがノズル長さの中間部を回転中心として回動可能に支持される可変式のノズルベーンからなり、隣設するノズルベーンの一方のノズルベーンの前記前縁膨出部と他方のノズルベーンの前記後縁膨出部とが前記ノズルベーンを全閉状態の時に近接するように形成されるとよい。
このような構成を採用することによって、ノズルベーンの全閉時おいて、スロートを極力狭く設定することができ、タービン性能を低下させることがない。
また、本発明において、好ましくは、前記ノズルベーンがノズル長さの中間部を回転中心として回動可能に支持される可変式のノズルベーンからなり、各ノズルベーンの回動軸近傍を連ねて形成される環状範囲内においてのみ、前記ノズルベーンの幅方向の両端部と側壁との隙間が、前記環状範囲外における前記両端部と前記側壁との隙間より狭く形成されているとよい。
可変式のノズルは、ノズル開度を可動とするため、ノズル端部と壁面の間に、クリアランス(隙間)が設けられている。このクリアランスを通過するガス(ノズルのスロートを通過せずに漏れるガス)は、速度エネルギーに変換されないため、ノズルクリアランスの損失が増大し、タービン効率が低下する。
従って、本発明では前記のような構成を採用することで、ノズルクリアランスの損失を防止することで、前記したノズルベーン先端部における衝突損失の低減およびノズルベーンの後端部における流出流れの均一化によるタービン効率を向上と合わされて、さらに効率向上が図れる。
また、本発明において、好ましくは、前記環状範囲はノズルベーンの開度が中間開度〜小開度の範囲内において隣接するノズルベーンによってスロートが形成される領域であるとよい。
すなわち、ノズルクリアランスによる損失増大の傾向は、タービンロータの動翼に比べノズル部でのガス膨張が大きい領域であり、かつノズルクリアランスに対して、ノズル間のスロート面積の割合が小さくなる領域で、特に顕著になるため、タービン効率へのノズルの影響が大きくなるノズル開度の中開度〜小開度の範囲内において隣接するノズルベーンによってスロートが形成される領域であるとノズルクリアランスの損失防止が効果的に得られる。
また、本発明において好ましくは、前記ノズルベーンの入口前縁部において、幅方向の両端部近傍を、幅方向の中央部よりノズルベーンの圧力面側に約2度〜13度の範囲で翼角度を立たせる方向に膨出するとよく、また、前記ノズルベーンの出口後縁部において、幅方向の両端部近傍を、幅方向の中央部よりノズルベーンの圧力面側に約2度〜8度の範囲で翼角度を立たせる方向に膨出するとよい。
本発明によれば、タービンスクロールからノズルベーンへ流入する作動ガスのノズルベーン先端部における衝突損失の低減およびノズルベーンの後端部における流出流れの均一化を行ってタービン動翼における衝突損失及び2次流れ損失を抑制してタービン効率を向上させることができる。
また、タービン効率へのノズルクリアランスの影響が大きくなるノズル開度の中開度〜小開度の範囲内において、ノズルクリアランスの寸法を小さくして損失防止を行うことで、タービン効率をさらに向上させることができる。
第1実施形態を示すノズルベーンの全体図を示し、(A)が平面図、(B)が正面図、(C)が側面図である。(D)はノズルベーン前縁膨出部の形状、(E)はノズルベーン後縁膨出部の形状を示す。 第1実施形態のノズルベーンが周方向に配設され全閉状態を示す。 第2実施形態を示すノズルベーンの全体図を示し、(A)が平面図、(B)が正面図、(C)が側面図である。 第3実施形態を示す上半分の要部断面図である。 (A)は第3実施形態の回転軸線に沿う上半分の要部断面図であり、(B)は(A)のF部の拡大説明図である。 ノズルベーンの入り口における3次元境界層の影響によるが流速の変化を示す作用説明図である。 本発明が適用されるラジアルタービンを示す上半分の要部断面図である。 本発明が適用されるラジアルタービンの回転軸線に沿う上半分の要部断面図である。 従来技術のノズルベーンの全体図を示す図1の対応図である。
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。
但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
(第1実施形態)
図7、8に、可変ノズル式のラジアルタービン1を用いた過給機の一例の要部断面図を示す。図においてタービンケーシング2内には、渦巻状のスクロール3、内周側にガス出口通路5が形成されている。
また、タービンロータ7の外周に複数の動翼9が円周方向等間隔に固着されて構成されている。また、タービンロータ7はローターシャフト11によって同軸に固定された図示しないコンプレッサと接続されており、このローターシャフト11は軸受ケーシングに軸受で支持されている。
また、渦巻状のスクロール3の内側に周方向に複数個配置されて、スクロール3からのガス流Gをタービンロータ7の動翼9へ流入する角度を調整するノズルベーン13が設けられている。
この図7、8においては、ノズルベーン13は回転式のものを示し、図に示すノズルベーン13の本体に取り付けられた支持軸15を回転軸として回転可能になっている。
ノズルベーン13は、その本体部分は図1(A)の平面図に示すように、長方形状をしており、(B)に示す正面図においては翼形の断面形状を有している。そして、作動ガスが流入するノズルベーン13の入口前縁部17において、幅Wの両端部であるシュラウド側19の端部とハブ側21の端部の部分が、幅Wの中央部W0よりもノズルベーン13の圧力面側13a(図1(B)の断面翼形状の背側)に膨出して、幅Wの両端側に前縁膨出部25、25を形成している。
そして、入口前縁部17の前縁翼角度(前縁部の指向する角度)αが、幅Wの全域においてノズルベーン13に流入する作動ガスのガス流入角度β(図6参照)と一致するようなっている。
さらに、ノズルベーンの出口後縁部27においても、幅Wの両端部であるシュラウド側19の端部とハブ側21の端部の部分が、幅Wの中央部W0よりもノズルベーン13の圧力面側13a(図1(B)の断面翼形状の背側)に膨出して、幅Wの両端側W1、W2に後縁膨出部29、29を形成している。
ノズルベーン13の翼弦長Lに対して前縁側のL1の部分に前縁膨出部25が形成され、後縁側L2の部分に後縁膨出部29が形成されている。
このようにノズルベーン13の入口前縁部17の幅方向の全域、および出口後縁部27の幅方向全域において、作動ガスのノズルベーン13へのガス流入角度β(図6参照)と一致するようにシュラウド側19およびハブ側21の端部を膨出させている。
具体的には、図6において、通路の幅方向(Z方向)の中央部のガス流入角度β1と、壁側つまりハブ側及びシュラウド側のガス流入角度β2とでは、壁側のガス流入角度β2の方が大きくなる。これに対応するように、ノズルベーン13の幅Wの中央部W0の前縁翼角度α1がβ1に一致するように設定され、幅Wの両端側W1、W2の前縁翼角度α2がβ2に一致するように設定されている。
従って、ノズルベーン13の入口前縁部17の前縁翼角度αが、幅Wの全域においてノズルベーン13に流入する作動ガスのガス流入角度βと一致するようなっているため、 タービンスクロールからノズルベーンへ流入する作動ガスのノズルベーン先端部における衝突損失を低減できる。
また、出口後縁部27の幅方向全域においても、作動ガスのノズルベーン13へのガス流入角度β(図6参照)と略一致させるようにシュラウド側19およびハブ側21の端部を膨出させている。このため、ノズルベーン13の後端部における流出流れの均一化によって、すなわち、ノズルベーン13から流出した作動ガスの動翼9への周方向流入位置が流路の幅方向で均一化する(中央部とシュラウド側およびハブ側との動翼9への周方向流入位置のずれを近づけるようにする)ことによって、動翼9による作動損失の低減が図れて、タービン全体のタービン効率を向上できる。
なお、前縁膨出部25、25、及び、後縁膨出部29、29の形成領域は、図1(A)〜(C)に示すように、幅W方向において、両側のW1、W2をそれぞれ15〜20%程度の範囲に形成するとよい。これは図6に示すように境界層が形成される領域に相当させたものであり、この領域では境界層による影響でガス流入角度βが大きくなる傾向に対応させてある。
また、ノズルベーン13の前縁膨出部25の膨出量Δαについては、幅方向の両端部近傍を、幅方向の中央部よりノズルベーンの圧力面側にΔα=約2度〜13度の範囲で翼角度を立たせる方向に膨出するとよく、また、ノズルベーン13の後縁膨出部29の膨出量Δβについては、幅方向の両端部近傍を、幅方向の中央部よりノズルベーンの圧力面側にΔβ=約2度〜8度の範囲で翼角度を立たせる方向に膨出するとよい(図1(B)参照)。この膨出量Δα、Δβについては、試験結果またはシミュレーション算出結果を基に設定している。
なお、この前縁膨出部25の膨出量Δαは、通路の幅方向(Z方向)の中央部のガス流入角度β1と、壁側つまりハブ側及びシュラウド側のガス流入角度β2との差に相当するものである。
また、前縁膨出部25の膨出形状は、図1(C)に示すように、両端部の位置で最も突出しており、中央部W0に向かうように滑らかに低下している。
(D)はノズルベーン前縁膨出部の形状を示し、α2は、前縁膨出部25の前縁点25dとノズルベーン13の支持軸15の回転中心P1とを結ぶノズル前縁中心線25cと、動翼9の回転中心P2を中心として前縁点25dを通る円弧の前縁点25dにおける接線25bとのなす角度である。
(E)はノズルベーン後縁膨出部の形状を示し、γ2は、後縁膨出部29の後縁点29dとノズルベーン13の支持軸15の回転中心P1とを結ぶノズル後縁中心線29cと、動翼9の回転中心P2を中心として後縁点29dを通る円弧の後縁点29dにおける接線29bとのなす角度である。
また、前記α2及びγ2はノズルベーン13を閉じたときに隙間が開かないように対応する形状にもなっている。
従って、図2に示すように、隣接して設けられるノズルベーン13、13間の前縁膨出部25と後縁膨出部29とが、互いに対応する形状からなっているため、ノズルベーン13の全閉時において、近接することができる。従って、ノズルベーン13の全閉時おいて、隣接するノズルベーン13、13間に形成されるスロートSを極力狭くすることができ、タービン性能を向上できる。
以上の第1実施形態によれば、タービンスクロール3からノズルベーン13へ流入する作動ガスのノズルベーン13の入口前縁部(先端部)17における衝突損失の低減が図れるという作用効果と、ノズルベーン13の出口後縁部(後端部)27における流出流れの均一化がなされることによって、ノズルベーン13から動翼9へ流入する作動ガスの均一化が得られるという作用効果とが重なりあって、ノズルベーン13による作動ガス流の流れの損失低減と、動翼9による作動損失の低減が図れて、タービン全体のタービン効率を向上できる。
(第2実施形態)
次に、図3を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、入口前縁部17の部分を翼の長さ方向に延ばしたものである。その他の構成は第1実施形態と同様である
図3のように、ノズルベーン33の入口前縁部17の部分を長さ方向にL'だけ延ばして延長部31を有した前縁膨出部26を形成している。
この延長部31は、図3(A)の平面図より、シュラウド側19およびハブ側21の端面部を最も伸ばし、そこから徐々に中央部W0に向かって低下していく形状をしている。幅W方向において、両側のW1、W2は、それぞれ15〜20%程度の範囲において形成するとよい。これは図1(C)の説明と同様に、図6に示す境界層が形成される領域に相当させたものであり、この領域にでは境界層による影響でガス流入角度βが大きくなる傾向に対応させるためである。
また、翼弦長Laに対して前縁側のL3の部分に前縁膨出部26が形成され、後縁側L2の部分に後縁膨出部29が形成されている。
第2実施形態によれば、幅W方向の両端部近傍のノズル長さを中央部W0より長く形成するため、隣接するノズルベーン33、33との重なり部分の長さが確保されて、スロートSの形成範囲を短くすることがないため、隣接するノズルベーン33間を流れる作動ガスの流速の低下が防止される。
すなわち、前縁膨出部26においては翼角αを立ち上げ、さらに後縁膨出部29においても翼角γが立ち上がるため、隣接するノズルベーン33間の重なりの部分においてスロートSが形成されるノズルベーンの長さ方向の距離を確保できない問題が生じるおそれがあるが、本実施形態ではこのような重なり部の長さを確保できる。
なお、第2実施形態としては前縁膨出部26の部分だけを延長した例を説明したが、後縁膨出部29の部分も延長するようにしてもよく、このように前縁側と後縁側を共に延長することで、隣接するノズルベーンの重なり部分の長さが一層確保されるので、スロート部分の長さが確保されて作動ガスの調整低下が防止される。
(第3実施形態)
次に図4、5を参照して、第3実施形態について説明する。
この第3実施形態は、第1、2実施形態にさらにノズルクリアランスからのガス漏れを防止してタービン効率を向上させるものである。
図5に示すように、可変式ノズルは、ノズル開度を可動とするため、ノズル端部と壁面の間に、クリアランス(ノズルクリアランス)12が設けられている。このノズルクリアランス12を通過するガス(ノズルのスロートを通過せずに漏れるガス)は、速度エネルギーに変換されないため、ノズルクリアランス12の損失が増大し、タービン効率が低下する。
従って、第3実施形態では、図4、5に示すように、ノズルベーン13がノズル長さの中間部を回転中心として回動可能に支持する支持軸15の近傍を連ねて形成される環状範囲K内においては、ノズルベーン13の端部と側壁37との間に形成される隙間がノズルクリアランス12より小さいノズルクリアランス39が形成され、環状範囲K外においてはノズルクリアランス12によって形成されている(図5(B)参照)。
そして、環状範囲Kはノズルベーン13の開度が中間開度〜小開度のときに隣接するノズルベーンによってスロートが形成される領域に形成される。すなわち、ノズルクリアランス損失Δηは、ノズルクリアランス面積/スロート面積に比例するため、ノズルクリアランス12による損失増大の傾向は、タービンロータ7の動翼9に比べノズル部でのガス膨張が大きい領域であり、かつノズルクリアランス12に対して、ノズル間のスロート面積の割合が小さくなる領域において特に顕著になる。
このため、タービン効率へのノズルクリアランスの影響が大きくなるノズル開度の中開度〜小開度の範囲内において、ノズルクリアランスを狭めて隙間39とすることによって、ノズルクリアランス損失の低減を効果的に得られる。
従って、前記第1実施形態、および第2実施形態のノズルベーン13の前縁膨出部25、26および後縁膨出部29の形成に加えて、第3実施形態のノズルクリアランス12の寸法調整構造を付加することによって、タービン効率をさらに向上させることができる。
本発明によれば、タービンスクロールからノズルベーンへ流入する作動ガスのノズルベーン先端部における衝突損失の低減およびノズルベーンの後端部における流出流れの均一化を行ってノズルベーンおよび動翼での2次流れ損失を抑制して、タービン効率を向上させることができ、さらにタービン効率へのノズルクリアランスの影響が大きくなるノズル開度の中開度〜小開度の範囲内において、ノズルクリアランスの寸法を小さくして損失防止を行うことで、タービン効率をさらに向上させることができるので、過給機(排気ターボチャージャ)、小型ガスタービン、膨脹タービン等のラジアルタービンへ用いることに適している。
1 ラジアルタービン
2 タービンケーシング
3 スクロール
7 タービンロータ
9 動翼
12、39 ノズルクリアランス
13 ノズルベーン
17 入口前縁部
25、26 前縁膨出部
27 出口後縁部
29 後縁膨出部
31 延長部
α 前縁翼角度
β ガス流入角度
γ 後縁翼角度
W 幅
W0 幅の中央部
K 環状範囲
L、La 翼弦長
S スロート

Claims (7)

  1. 渦巻状のスクロールの内側に周方向に複数個配置され、スクロールからタービンロータの動翼への作動ガスの半径方向における流れを調整するノズルベーンを備え、前記ノズルベーンを、該ノズルベーンの本体に取り付けられた支持軸を回転軸として回転可能に構成されたラジアルタービンにおいて、
    前記ノズルベーンの入口前縁部の幅方向の両端部近傍を、幅方向の中央部よりも該ノズルベーンの圧力面側に膨出して前縁膨出部を形成し、入口前縁部の前縁翼角度を幅方向全域において前記ノズルベーンに流入する作動ガスのガス流入角度と一致するようにし、さらに、前記ノズルベーンの後縁部の幅方向の両端部近傍を、中央部よりも該ノズルベーンの圧力面側に膨出させた後縁膨出部を形成し、前記前縁膨出部及び後縁膨出部の形成領域を、ノズルベーン全幅に対し、それぞれ15〜20%の範囲に設定したことを特徴とするラジアルタービン。
  2. 前記幅方向の両端部近傍におけるノズルベーンの全長を前記幅方向の中央部における全長より長く形成したことを特徴とする請求項1記載のラジアルタービン。
  3. 前記ノズルベーンがノズル長さの中間部を回転中心として回動可能に支持される可変式のノズルベーンからなり、隣設するノズルベーンの一方のノズルベーンの前記前縁膨出部と他方のノズルベーンの前記後縁膨出部とが前記ノズルベーンを全閉状態の時に近接するように形成されたことを特徴とする請求項1または2記載のラジアルタービン。
  4. 前記ノズルベーンがノズル長さの中間部を回転中心として回動可能に支持される可変式のノズルベーンからなり、各ノズルベーンの回動軸近傍を連ねて形成される環状範囲内においてのみ、前記ノズルベーンの幅方向の両端部と側壁との隙間が、前記環状範囲外における前記両端部と前記側壁との隙間より狭く形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のラジアルタービン。
  5. 前記環状範囲はノズルベーンの開度が中間開度〜小開度の範囲内において隣接するノズルベーンによってスロートが形成される領域であることを特徴とする請求項4記載のラジアルタービン。
  6. 前記ノズルベーンの入口前縁部において、幅方向の両端部近傍を、幅方向の中央部よりノズルベーンの圧力面側に2度〜13度の範囲で翼角度を立たせる方向に膨出したことを特徴とする請求項1記載のラジアルタービン。
  7. 前記ノズルベーンの出口後縁部において、幅方向の両端部近傍を、幅方向の中央部よりノズルベーンの圧力面側に2度〜8度の範囲で翼角度を立たせる方向に膨出したことを特徴とする請求項1記載のラジアルタービン。
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