JP5999796B1 - 中継装置 - Google Patents

中継装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5999796B1
JP5999796B1 JP2015242088A JP2015242088A JP5999796B1 JP 5999796 B1 JP5999796 B1 JP 5999796B1 JP 2015242088 A JP2015242088 A JP 2015242088A JP 2015242088 A JP2015242088 A JP 2015242088A JP 5999796 B1 JP5999796 B1 JP 5999796B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
holding
rod
opening
stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015242088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017105620A (ja
Inventor
肇一 高松
肇一 高松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ueno Seiki Co Ltd
Original Assignee
Ueno Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ueno Seiki Co Ltd filed Critical Ueno Seiki Co Ltd
Priority to JP2015242088A priority Critical patent/JP5999796B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5999796B1 publication Critical patent/JP5999796B1/ja
Priority to CN201611114052.7A priority patent/CN106395357B/zh
Priority to MYPI2016704562A priority patent/MY179627A/en
Publication of JP2017105620A publication Critical patent/JP2017105620A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/74Feeding, transfer, or discharging devices of particular kinds or types
    • B65G47/88Separating or stopping elements, e.g. fingers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Special Conveying (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】電子部品の位置や姿勢が安定して、ミスなく受け渡しを行うことができる中継装置を提供する。【解決手段】連続して移動する電子部品Wのうち、先頭の電子部品Wから順次吸引することにより、電子部品Wが保持部21により保持される保持位置まで移動させる吸引装置34と、先頭の電子部品Wに接して停止位置H1に停止させてから、先頭の電子部品Wの移動を許容して、保持位置H2まで移動させる第1の押さえ部31と、保持位置H2にある先頭の電子部品Wの次の電子部品Wを押さえて、停止位置H1に停止させることにより、後続の電子部品Wの移動を規制する第2の押さえ部32とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、電子部品を供給装置から保持部へ受け渡す中継装置に関する。
電子部品は、その製造工程や実装工程において、種々の処理装置間で搬送され、受け渡しが行われる。このように各種の処理装置に対して小型の電子部品を搬送し供給する装置として、パーツフィーダが知られている。このようなパーツフィーダは、一般的には、電子部品を搬送する搬送経路と、搬送経路に振動を与えて電子部品を連続的に移動させる振動機構等を備えている。
また、電子部品を処理する処理装置と、パーツフィーダとの間には、搬送経路を搬送されて来た電子部品を、保持装置に受け渡す中継装置が設けられている。このような中継装置としては、特許文献1、2に示すように、直線状の搬送経路から、エアーによる吸引を利用して電子部品を1つずつ受け取り、吸着ノズルによってピックアップする装置が提案されている。
特許文献1は、機械的なシャッターによって、ピックアップされる電子部品の後続の電子部品が進行するのを止めることにより、後続の電子部品とピックアップする電子部品を分離させている。また、特許文献2は、エアーカーテンによって、ピックアップされる電子部品と後続の電子部品とを分離させている。
特開2006−21928号公報 特開2006−298578号公報
しかしながら、近年、電子部品は小型化が進み、JIS規格において、0603(0.6mm×0.3mm)、さらには0402(0.4mm×0.2mm)といった大きさにまで達している。このような微細化した部品は、質量が小さい割に表面積が大きいため、振動や気流の影響を受けて変位しやすい。このため、上記のような中継装置をそのまま適用しても、電子部品の向きが乱れる、電子部品が飛んでしまう、機構部分に挟まってしまうといったことにより、受け渡しにミスが発生しやすい。また、このように電子部品の位置や姿勢が不安定な状態になると、ピックアップされる電子部品を、後続する電子部品から分離することが難しくなる。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、電子部品の位置や姿勢が安定して、ミスなく受け渡しを行うことができる中継装置を提供することを目的としている。
上記のような課題を解決するため、本発明の中継装置は、連続して移動する電子部品のうち、先頭の電子部品から順次吸引することにより、電子部品が保持部により保持される保持位置まで移動させる吸引装置と、先頭の電子部品に接して停止位置に停止させてから、先頭の電子部品の移動を許容して、前記保持位置まで移動させる第1の押さえ部と、前記保持位置にある先頭の電子部品の次の電子部品を押さえて、前記停止位置に停止させる第2の押さえ部と、を有することを特徴とする。
前記第1の押さえ部は、前記第1の押さえ部は、駆動装置により駆動され、先端が電子部品の進行方向の前面に接離する棒状の第1のロッドを有していてもよい。
前記保持位置には、前記保持部へ保持される電子部品が通過する開口が設けられ、
前記開口を開閉する開閉装置を有していてもよい。
前記電子部品を前記保持位置に吸引保持する吸引装置を有していてもよい。前記保持位置は、前記保持部へ保持される電子部品が通過する開口を有し、前記開口を開閉する開閉装置が設けられていてもよい。
前記保持位置にある前記電子部品に接して、一定の方向に位置決めする停止部が設けられていてもよい。
前記保持位置に来た前記電子部品に接して、前記電子部品を停止させる停止部が設けられ、前記第1のロッドは、前記停止部に挿通していてもよい。
前記保持位置には、前記保持部へ保持される電子部品が通過する開口が設けられ、前記開口を開閉する開閉装置を有し、前記開閉装置は、開口を遮蔽する遮蔽位置と、前記開口を開放する開放位置との間を移動するシャッターを有し、前記シャッターは、前記第1のロッドに取り付けられていてもよい。
前記駆動装置は、電磁ソレノイドであってもよい。前記電子部品が、0.6mm×0.3mm以下のサイズであってもよい。
本発明によれば、第1の押さえ部が、吸引装置により吸引される先頭の電子部品を停止位置に一旦停止させてから、保持位置に移動させるので、振動や気流の影響を受け難く、保持される電子部品の位置や姿勢が安定する。そして、先頭の次の電子部品を、第2の押さえ部が押さえて停止位置に停止させるので、先頭の電子部品を確実に分離させることができる。従って、電子部品の受け渡しを、ミスなく安定して行うことができる。
実施形態が適用される電子部品の供給装置を示す平面図である。 実施形態の初期状態を示す説明図である。 実施形態の電子部品の保持位置への移動を示す説明図である。 実施形態の電子部品の固定を示す説明図である。 実施形態の初期状態への復帰を示す説明図である。 実施形態の電子部品の取り出しを示す説明図である。 保持装置の動作手順の初期状態への復帰を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態は、図1に示すように、電子部品を供給する供給装置1の搬送経路11と、電子部品を保持する保持装置2との間で電子部品を中継する中継装置3である。図1は、供給装置1及び保持装置2を示す簡略平面図である。図2〜7は、中継装置3の構成と動作を示す断面図である。
[電子部品]
本実施形態の中継の対象となる電子部品は、電気製品に使用される部品であり、半導体素子等がパッケージングされてなる。半導体素子としては、トランジスタやダイオードやコンデンサや抵抗等のディスクリート半導体や集積回路等が挙げられる。本実施形態は、例えば、JIS規格における0603以下の微細な電子部品に適している。0603は、上面の長方形の長辺の長さが0.6mm、短辺の幅が0.3mmである。
[供給装置]
供給装置1は、図1に示すように、電子部品を供給するパーツフィーダである。パーツフィーダは、円形の振動パーツフィーダと直線型の供給振動フィーダとを組み合わせて、電子部品を1列に整列させて連続的に供給する装置である。この供給装置1は、直線状の搬送経路11を有している。搬送経路11は、電子部品の移動が一列となるように左右方向及び上下方向をガイドする。搬送経路11の搬送端11aは、後述する中継装置3に隣接している。
供給装置1における搬送経路11の搬送端11aの近傍には、図2に示すように、吹出部12が設けられている。吹出部12は、電子部品Wにエアーを吹き付けることにより、電子部品Wを送り出す。吹出部12は、供給装置1における供給経路11の直下に設けられた吹出孔12a及び通気経路12bを有する。吹出孔12aは、搬送経路11の底面の搬送端11a近傍に設けられている。通気経路12bは、吹出孔12aに連通し、図示しないチューブを介して空気源を含む空気圧回路に接続されている。
[保持装置]
保持装置2は、図1に示すように、保持部21を有する。保持部21は、それぞれ電子部品Wを1個ずつ保持する部材である。保持部21は、例えば、搬送装置Tの下方に鉛直方向に伸びた吸着ノズルである。
吸着ノズルは、下方に向かう先端が開口した中空状の筒である。吸着ノズルの内部は、図示しない真空発生装置を含む空気圧回路に、チューブを介して連通している。このため、吸着ノズルは、真空発生装置による負圧の発生によって、先端に電子部品Wを吸着し、真空破壊又は正圧の発生によって先端から電子部品Wを離脱させる。
保持部21は、図示しないZ軸機構により、鉛直方向に移動可能に設けられている。Z軸機構としては、シリンダ、カムとスプリングによるカム機構等、種々のものが適用可能である。
なお、保持装置2が設けられた搬送装置Tは、図1に示すように、例えば、回転軸を中心に所定角度ずつ間欠回転するターンテーブルである。保持装置2は、ターンテーブルの回転軸周りに、間欠回転の間隔と同間隔で複数配置される。ターンテーブルの周囲の停止位置には、電子部品Wに各種の処理を行う処理ユニット4が配置されている。搬送装置Tは、保持部21によって、電子部品Wを保持しつつ、ターンテーブルを間欠回転させることにより、電子部品Wを搬送する。また、この間欠回転における各停止位置において、中継装置3からの電子部品Wの受け渡し、処理ユニット4による処理等が行われる。
[中継装置]
中継装置3は、図1及び図2に示すように、搬送装置Tに設けられた受渡台Bに設けられている。中継装置3の設置位置は、保持装置2のいずれか一つの停止位置である。中継装置3は、第1の押さえ部31、第2の押さえ部32、開閉装置33、吸引装置34を有する。
第1の押さえ部31は、連続して移動する複数の電子部品Wのうち、先頭の電子部品Wに接して停止位置H1に停止させてから、先頭の電子部品Wの移動を許容して、保持位置H2まで移動させる。停止位置H1は、保持部21に保持される手前で、電子部品Wの移動が規制される位置である。保持位置H2は、保持部21により電子部品Wが保持される位置である。保持位置H2の上部には、保持部21に保持された電子部品Wが通過する開口が設けられている。
第1の押さえ部31は、第1のロッド31a、駆動装置31b、停止部31cを有する。第1のロッド31aは、先端が電子部品Wに接離する棒状の部材である。第1のロッド31aは、水平方向に設けられ、先端が先頭の電子部品Wの前面に対向している。
駆動装置31bは、第1のロッド31aを水平方向に進退させる装置である。駆動装置31bは、例えば、図示しない電源からの通電により、第1のロッド31aを移動させる電磁ソレノイドとすることができる。
停止部31cは、保持位置H2に来た電子部品Wに接して、電子部品Wを停止させる部材である。また、停止部31cは、保持位置H2にある電子部品に接して、一定の方向に位置決めする部材である。つまり、停止部31cは、受渡台Bに固定され、保持位置Hに達した電子部品Wの進行を停止させる。停止部31cは、直方体形状のブロックであり、その一側面が、電子部品Wに接して停止させる停止面となっている。停止面は、これに接した電子部品Wを一定方向に揃える整列面である。さらに、第1のロッド31aは、停止部31cに挿通している。つまり、停止部31cには、第1のロッド31aが挿通された穴が形成されている。この穴は、第1のロッド31aの水平移動をガイドする。
第2の押さえ部32は、保持位置H2にある先頭の電子部品Wの次の電子部品Wを押さえて、停止位置H1に停止させる。第2の押さえ部32は、次の電子部品Wを先頭の電子部品Wから分離するとともに、後続の電子部品Wの移動を規制する。
第2の押さえ部32は、第2のロッド32a、駆動装置32b、対面部32cを有する。第2のロッド32aは、先端が電子部品Wに接離する棒状の部材である。第2のロッド32aは、鉛直方向に設けられ、先端が電子部品Wの底面に対向している。受渡台Bには、下方から第2のロッド32aが挿通される穴が形成されている。この穴は、第2のロッド32aの鉛直移動をガイドする。
駆動装置32bは、第2のロッド32aを鉛直方向に進退させる装置である。駆動装置32bは、例えば、図示しない電源からの通電により、第2のロッド31aを移動させる電磁ソレノイドとすることができる。
対面部32cは、第2のロッド32aとの間で、電子部品Wを挟持する部材である。対面部32cの底面は、電子部品Wの上面が接離する水平な平坦面であり、その下方が停止位置H1となっている。
開閉装置33は、保持位置H2における開口を開閉する装置である。開閉装置33は、シャッター33a、支持部材33bを有する。シャッター33aは、開口を遮蔽する遮蔽位置と、開口を開放する開放位置との間を移動する。シャッター33aは、水平方向の平板である。シャッター33aは、第1のロッド31aに取り付けられている。つまり、支持部材33bが、シャッター33aを、停止部31cと駆動装置31bとの間における第1のロッド31aに固定している。これにより、第1のロッド31aとともにシャッター33aが移動する。第1のロッド31aが、電子部品Wを保持位置H2に移動させて停止部31cに停止させたときには、シャッター33aは遮蔽位置にある。そして、第1のロッド31aがさらに移動することにより、シャッター33aが開放位置に移動する。
吸引装置34は、連続して移動する電子部品Wのうち、先頭の電子部品Wから順次吸引することにより保持位置H2まで移動させる装置である。この吸引装置34によって、電子部品Wは、保持位置H2に一つずつ吸引保持される。吸引装置34は、吸引孔34a、通気経路34bを有する。吸引孔34aは、保持位置H2における停止部31cとの境界に形成されている。通気経路34bは、吸引孔34aから受渡台Bの外部まで連通している経路である。通気経路34bは、真空発生装置を含む空気圧回路にチューブを介して連通している。このため、吸引孔34aは、真空発生装置による負圧の発生によって電子部品Wを吸引し、真空破壊又は正圧の発生によって吸引を停止する。
[動作]
以上のような本実施形態の動作を説明する。なお、本実施形態の中継装置3は、図示しない制御装置によって、搬送装置Tを回転させるダイレクトドライブモータ、保持部21を昇降させるZ軸機構、電磁弁を含む各空気圧回路、駆動装置31b、32b及び各種の処理ユニット4に電気信号を送出することで、これらの動作タイミングを制御している。
(全体動作)
検査装置1全体の動作を説明する。まず、中継装置3は、搬送経路11から電子部品Wを一つずつ受け取り、保持部21に渡す。この動作の詳細は、後述する。保持部21によって保持された電子部品Wは、搬送装置Tの間欠回転の1ピッチずつ搬送され、停止位置において、各種の処理ユニット4による処理が行われる。
(中継動作)
上記の中継装置3による搬送経路11から保持部21への電子部品Wの中継動作を、図2〜7を参照して説明する。
(初期状態)
初期状態においては、図2に示すように、第1のロッド31aの先端は、停止位置H1に来た先頭の電子部品Wに対して、その進行方向の前面に接する位置にある。第2のロッド32aは、停止位置H2に突出しておらず、電子部品Wには接しない位置にある。また、シャッター33aは、保持位置H2の開口を遮蔽する遮蔽位置にある。
供給装置1から供給される複数の電子部品Wは、供給装置1の振動により、搬送経路11を一列で移動している。このため、先頭の電子部品Wは、第1のロッド31aの先端に接して停止位置H1で一旦停止する。
(保持位置への移動)
上記の初期状態から、図3に示すように、吸引装置34による吸引を開始するとともに、吹出部12によるエアーの吹き出しを開始する。そして、第1のロッド31aが、吸引装置34の吸引による電子部品Wの進行を許容して、電子部品Wを一個分前進させて、保持位置H2に移動させる。電子部品Wは、吸引孔34aに吸着するとともに、停止部31cの停止面に接して一定の方向に位置決めされる。
このとき、遮蔽部33のシャッター33aも移動する。但し、保持位置H2の開口を遮蔽している遮蔽状態は維持されている。このため、振動や気流により電子部品Wが飛んでしまうことが防止される。また、移動する先頭の電子部品Wの前面は、これと同方向に移動する第1のロッド31aに接している。このため、移動が安定して位置や方向の変位が少ない。
(停止位置での固定)
次に、図4に示すように、第2のロッド32aが上昇して、その先端が、先頭の電子部品Wの次の電子部品Wに接して突き上げる。突き上げられた電子部品Wは上昇して、その上面が対面部32cに接する。このため、第2のロッド32aと対面部32cとの間に電子部品Wが挟持されて固定される。このように電子部品Wが上昇して固定されるので、先頭の電子部品Wから分離される。また、固定された電子部品Wによって、後続の電子部品Wの移動が規制される。
(保持位置の開放)
図5に示すように、第1のロッド31aが、電子部品Wの進行方向にさらに移動することにより、シャッター33aが移動して、保持位置H2の上部の開口が開放される開放位置に来る。そして、保持部21が下降して、保持位置H2にある電子部品Wの上面を保持する。このとき、第2のロッド32aと対面部32cによって、次の電子部品Wは固定されているため、保持部21の吸引による電子部品Wの位置ずれや変位が防止される。
(電子部品の取り出し)
さらに、図6に示すように、保持部21が上昇することにより、先頭の電子部品Wが上昇して、保持位置H2から取り出される。そして、保持部22に保持された電子部品Wは、搬送装置Tによって搬送されながら、各種の処理ユニット4による処理が行われる。
(初期状態への復帰)
以上のような中継動作の後、図7に示すように、第1のロッド31aが電子部品Wの進行方向と逆方向に移動して、停止位置H1に固定された電子部品Wに接して押さえる。これとともに、第2のロッド32aが下降して、電子部品Wから離れる。これにより、供給装置1の振動と吹出部12によるエアーの吹き出しによる電子部品Wの移動は停止状態を維持する。よって、上記の図2に示した初期状態に戻る。
[作用効果]
本実施形態は、連続して移動する電子部品Wのうち、先頭の電子部品Wから順次吸引することにより、電子部品Wが保持部21により保持される保持位置まで移動させる吸引装置34と、先頭の電子部品Wに接して停止位置H1に停止させてから、先頭の電子部品Wの移動を許容して、保持位置H2まで移動させる第1の押さえ部31と、保持位置H2にある先頭の電子部品Wの次の電子部品Wを押さえて、停止位置H1に停止させることにより、後続の電子部品Wの移動を規制する第2の押さえ部32とを有する。
このように、第1の押さえ部31が、先頭の電子部品Wを停止位置H1に停止させてから、保持位置H2に移動させるので、振動や気流の影響を受け難く、保持される電子部品Wの位置や姿勢が安定する。特に、吸引装置4による吸引により飛んでしまうことが防止される。そして、先頭の次の電子部品Wを、第2の押さえ部32が押さえて停止位置H1に停止させるので、先頭の電子部品Wを確実に分離することができる。従って、電子部品Wの受け渡しを、ミスなく安定して行うことができる。
第1の押さえ部31は、駆動装置31bにより駆動され、先端が電子部品Wの進行方向の前面に接離する棒状の第1のロッド31aを有する。このため、電子部品Wの進行方向に直交する幅方向のスペースが少なくて済み、処理ユニット4等の邪魔にならずに、コンパクトに設置できる。
第2の押さえ部32は、駆動装置32bにより駆動され、先端が電子部品Wの底面に接離する棒状の第2のロッド32aと、第2のロッド32aとの間で、電子部品Wを挟持する対面部32cを有する。このため、電子部品Wの進行方向に直行する幅方向のスペースが少なくて済み、搬送経路11と保持部21の下方のスペースを有効に利用して設置できる。
保持位置H2には、保持部21へ保持される電子部品Wが通過する開口が設けられ、開口を開閉する開閉装置33を有する。このため、電子部品Wが移動する際に、保持位置H2から外れてしまうことが防止される。特に、吸引装置4による吸引時に、保持位置H2から飛び出してしまうことが防止される。
吸引装置34により保持位置H2に吸引保持された電子部品Wが接して、一定の方向に位置決めされる停止部31cが設けられている。このため、保持部21に保持される電子部品Wが一定の方向に揃う。
また、第1のロッド31aは、停止部31cに挿通している。このため、第1のロッド31aの移動がガイドされるとともに、設置スペースが少なくて済む。さらに、シャッター33aは、第1のロッド31aに取り付けられている。このため、シャッター33aを移動させる機構を別途設ける必要がなく、設置スペース、コストが節約できる。
第1のロッド31a、第2のロッド32aを駆動する駆動装置31b、32bを電磁ソレノイドとしているため、電子部品Wの移動に合わせた高速な移動を実現できる。また、電磁ソレノイドは、非常に短い距離の移動にも適しているとともに、設置スペースの節約にもなる。
さらに、電子部品Wが、気流や振動により変位しやすい0603以下のサイズである場合であっても、本実施形態によれば、上記のように、安定して確実に中継させることができる。つまり、例えば、0603や0402のサイズの電子部品Wに適した中継装置を構成できる。
[変形例]
電子部品Wの保持部21としては、真空の発生及び破壊又は正圧の発生により電子部品Wを吸着及び離脱させる吸着ノズルの他、静電吸着方式、ベルヌーイチャック方式、又は電子部品Wを機械的に挟持するチャック機構を配してもよい。
第1のロッド31a、第2のロッド32aを駆動する駆動装置31b、32bは、シリンダ、サーボモータによるカム機構等種々のものを適用することもできる。
[その他の実施形態]
以上のように本発明の各実施形態及び変形例を説明したが、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、組み合わせを行うことができる。そして、これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 供給装置
11 搬送経路
11a 搬送端
12 吹出部
12a 吹出孔
12b 通気経路
2 保持装置
21 保持部
3 中継装置
31 第1の押さえ部
31a 第1のロッド
31b 駆動装置
31c 停止部
32 第2の押さえ部
32a 第2のロッド
32b 駆動装置
32c 対面部
33 開閉装置
33a シャッター
33b 支持部材
34 吸引装置
34a 吸引孔
34b 通気経路
4 処理ユニット
T 搬送装置

Claims (3)

  1. 連続して移動する電子部品のうち、先頭の電子部品から順次吸引することにより、電子部品が保持部により保持される保持位置まで移動させる吸引装置と、
    先頭の電子部品に接して停止位置に停止させてから、先頭の電子部品の移動を許容して、前記保持位置まで移動させる第1の押さえ部と、
    前記保持位置にある先頭の電子部品の次の電子部品を押さえて、前記停止位置に停止させる第2の押さえ部と、
    を有し、
    前記第1の押さえ部は、駆動装置により駆動され、先端が電子部品の進行方向の前面に接離する棒状の第1のロッドを有し、
    前記保持位置に来た前記電子部品に接して、前記電子部品を停止させる停止部が設けられ、
    前記第1のロッドは、前記停止部に挿通していることを特徴とする中継装置。
  2. 前記保持位置には、前記保持部へ保持される電子部品が通過する開口が設けられ、
    前記開口を開閉する開閉装置を有し、
    前記開閉装置は、開口を遮蔽する遮蔽位置と、前記開口を開放する開放位置との間を移動するシャッターを有し、
    前記シャッターは、前記第1のロッドに取り付けられていることを特徴とする請求項記載の中継装置。
  3. 前記電子部品が、0.6mm×0.3mm以下のサイズであることを特徴とする請求項1又は2に記載の中継装置。
JP2015242088A 2015-12-11 2015-12-11 中継装置 Active JP5999796B1 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015242088A JP5999796B1 (ja) 2015-12-11 2015-12-11 中継装置
CN201611114052.7A CN106395357B (zh) 2015-12-11 2016-12-06 转接装置
MYPI2016704562A MY179627A (en) 2015-12-11 2016-12-08 Relaying apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015242088A JP5999796B1 (ja) 2015-12-11 2015-12-11 中継装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5999796B1 true JP5999796B1 (ja) 2016-09-28
JP2017105620A JP2017105620A (ja) 2017-06-15

Family

ID=56997669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015242088A Active JP5999796B1 (ja) 2015-12-11 2015-12-11 中継装置

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5999796B1 (ja)
CN (1) CN106395357B (ja)
MY (1) MY179627A (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107298300A (zh) * 2017-07-31 2017-10-27 深圳市深科达半导体科技有限公司 送料装置
JP6519761B2 (ja) * 2017-08-25 2019-05-29 上野精機株式会社 電子部品受渡し装置
JP7362012B1 (ja) * 2023-01-16 2023-10-17 上野精機株式会社 部品供給装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678718A (en) * 1979-11-27 1981-06-27 Nec Home Electronics Ltd Cutting-out device for part
JPH038619A (ja) * 1989-06-05 1991-01-16 Nitto Kogyo Co Ltd チップ自動分離送給装置
JP2000059097A (ja) * 1998-08-04 2000-02-25 Juki Corp 素子搬送装置
JP2003237935A (ja) * 2002-02-18 2003-08-27 Ueno Seiki Kk 電子部品搬送装置における電子部品受渡機構及び方法
JP2011143979A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Sinfonia Technology Co Ltd パーツフィーダ

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3723070B2 (ja) * 2000-11-10 2005-12-07 株式会社 東京ウエルズ ワーク搬送装置
CN204297661U (zh) * 2014-11-21 2015-04-29 广州中国科学院沈阳自动化研究所分所 一种贴片电感上料装置
TWM507488U (zh) * 2015-03-09 2015-08-21 Taiwan Applic Technology Inc Led照明模組
CN105417125A (zh) * 2015-12-14 2016-03-23 苏州索力旺新能源科技有限公司 接线盒贴片生产的二极管自动供料设备

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5678718A (en) * 1979-11-27 1981-06-27 Nec Home Electronics Ltd Cutting-out device for part
JPH038619A (ja) * 1989-06-05 1991-01-16 Nitto Kogyo Co Ltd チップ自動分離送給装置
JP2000059097A (ja) * 1998-08-04 2000-02-25 Juki Corp 素子搬送装置
JP2003237935A (ja) * 2002-02-18 2003-08-27 Ueno Seiki Kk 電子部品搬送装置における電子部品受渡機構及び方法
JP2011143979A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Sinfonia Technology Co Ltd パーツフィーダ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017105620A (ja) 2017-06-15
CN106395357A (zh) 2017-02-15
CN106395357B (zh) 2018-04-10
MY179627A (en) 2020-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5999796B1 (ja) 中継装置
CN103582406B (zh) 元件搬送用头部、元件吸附用吸嘴及元件安装装置
JP6959916B2 (ja) 電子部品装着機および電子部品切離し方法
JP6075663B1 (ja) 中継装置、搬送装置及び検査装置
JP2011014582A (ja) 電子部品用搬送装置
KR20170125327A (ko) 물품 공급 장치
JP2007158102A (ja) ボンディング装置
JP2006298578A (ja) パ−ツフィ−ダ
JP2009088035A (ja) 電子部品装着装置
JP6389716B2 (ja) 電子部品実装装置
JP2018011004A (ja) 部品装着機
CN106416453B (zh) 元件吸附嘴、元件搬送装置及元件安装装置
WO2014118929A1 (ja) ダイ供給装置
JP4520316B2 (ja) 部品搬送装置及びこれを有する表面実装機
JP5586072B2 (ja) 電子部品検査装置及びパーツフィーダ
JP6716418B2 (ja) 搬送機構
JPH10212024A (ja) 部品供給装置
JP2006021928A (ja) パーツフィーダ
JP2002190694A (ja) 部品供給装置
JP2002307361A (ja) 部材搬送装置及びその部材位置決め方法
JP4053224B2 (ja) リード端子の供給装置
JPH07202496A (ja) チップ部品装着装置
JP6806877B2 (ja) 部品実装装置
JP2019176115A (ja) 基板搬送装置
JP2004182389A (ja) パーツフィーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160825

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5999796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250