JP5998890B2 - バネ付座金及び固定具 - Google Patents

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Description

本発明は、バネ付座金及び固定具に関する。
ネジやボルトといった締結体の緩み止めを抑制する部材としてバネ性を有するバネ座金が知られている。バネ座金のバネ性によって、締結体の座面と被締結部材の座面との間を押し広げることで、締結体の緩みを防止している。通常、バネ座金は、平座金の一部を切断し、切り口を捩ることによりバネ性を持たせたものが多く、バネ座金が締結体の座面と被締結部材の座面とによって押し潰されることでバネ性が発揮されている。
ところで、電子装置の基板に実装されている電子部品を冷却する方法として、ヒートシンクを電子部品と熱的に接触させた状態で基板に固定する方法が知られている。通常、ヒートシンクは、電子部品からの熱を伝えやすくするために、電子部品の表面に押し付けられた状態で基板に固定される。そして、ヒートシンクを基板に締結する場合、締結体の緩み止めを防止する目的でバネ座金を用いる場合がある。
特開2000−199514号公報 特開2001−187911号公報
しかしながら、被締結部材の一方であるヒートシンクを電子部品に押し付けた状態で他方の被締結部材である基板に締結する際、バネ座金が押し潰れるまで締結体を締め付けると、ヒートシンクを電子部品に押し付ける力が過剰となる虞がある。その結果、ヒートシンクを基板に固定する際にヒートシンクから加えられる荷重が電子部品の許容荷重を超えてしまい、電子部品が損傷を受ける虞がある。
本件は、上記事情に鑑みてなされたものであり、押し潰さない状態でも十分な緩み止め機能を発揮できるバネ付座金及びこれを用いた固定具の提供を目的とする。
本件の一観点による固定具は、第1の被締結部材に第2の被締結部材を固定する固定具であって、前記第1の被締結部材に固定される台座と、前記台座に装着されて、前記台座と前記第2の被締結部材との間に介在するバネ付座金と、前記第2の被締結部材と前記台座とを締結する締結体と、を備え、前記バネ付座金は、前記締結体のネジ部を挿通させるネジ部挿通孔と、前記ネジ部挿通孔の周囲に形成され、前記締結体の締付け時に当該締結体に設けられた押圧部が当接することで押圧される縁部と、前記縁部から前記ネジ部挿通孔に対する前記締結体の挿通方向前方かつ外方に向かって延設され、途中に屈曲部を有する板バネと、を有し、前記締結体の締付け時に、前記屈曲部が前記台座に当接した状態で前記縁部が前記押圧部に押圧されることで、前記板バネの先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とする。
また、本件の一観点によるバネ付座金は、締結体を介して締結される第1の被締結部材と第2の被締結部材との間に介在させるバネ付座金であって、前記締結体のネジ部を挿通させるネジ部挿通孔と、前記ネジ部挿通孔の周囲に形成され、前記締結体の締付け時に当
該締結体に設けられた押圧部が当接することで押圧される縁部と、前記縁部から前記ネジ部挿通孔に対する前記締結体の挿通方向前方かつ外方に向かって延設され、途中に屈曲部を有する板バネと、を備え、前記締結体の締付け時に、前記屈曲部が前記第1の被締結部材に当接した状態で前記縁部が前記押圧部に押圧されることで、前記板バネの先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とする。
本件によれば、押し潰さない状態でも十分な緩み止め機能を発揮できるバネ付座金及びこれを用いた固定具を提供できる。
実施形態1に係る基板ユニットの斜視図である。 実施形態1に係る基板ユニットの分解斜視図である。 実施形態1に係る基板ユニットの側面図である。 実施形態1に係る台座の斜視図である。 実施形態1に係る台座にバネ付座金を装着した状態を示す図である。 実施形態1に係るバネ付座金の斜視図である。 実施形態1に係るバネ付座金の斜視図である。 実施形態1に係るスプリング付きネジのネジ本体を示す図である。 実施形態1に係るスプリング付きネジのネジ本体を示す図である。 実施形態1に係るスプリング付きネジのネジ本体を示す図である。 台座の座金装着部にバネ付座金を装着した状態を示す図である。 スプリング付きネジの締付け過程において、スプリング付きネジの押圧部がバネ付座金の縁部に当接した時点の状態を示す図である。 スプリング付きネジの締付け過程において、板バネの変形状態を説明する説明図である。 スプリング付きネジの締付け過程において、板バネの変形状態を説明する説明図である。 実施形態2に係る基板ユニットの分解斜視図である。
以下、図面を参照して、発明を実施するための実施形態に係るバネ付座金及びこのバネ付座金を用いた固定具について例示的に詳しく説明する。なお、以下の実施形態においては、基板に実装される電子部品を冷却するためのヒートシンクを、固定具を用いて基板に固定する場合を例に説明するが、固定具を用いて固定する対象は特定の物に限定されない。
<実施形態1>
図1は、実施形態1に係る固定具2を用いて基板3にヒートシンク4が固定された基板ユニット1の斜視図である。基板ユニット1は、基板3、ヒートシンク4、及びこれらを互いに固定する固定具2を備える。図2は、実施形態1に係る基板ユニット1の分解斜視図である。図3は、実施形態1に係る基板ユニット1の側面図である。
基板3は、例えばプリント配線基板である。基板3の表面には、発熱体で冷却対象となる電子部品5が実装されている。電子部品5は、例えばLSI、CPU等といった半導体パッケージであっても良い。基板3のうち、電子部品5が実装される方の面を「実装面31」と称し、反対側の面を「非実装面32」と称する。ヒートシンク4は、電子部品5のうち、基板3の実装面31とは反していない方の面(以下、「ヒートシンク載置面」という)51に接触して設置されて、電子部品5を冷却する。なお、図2に示す例では、電子部品5は略直方体形状を有しているが、これに限定されるものではない。
ヒートシンク4は、ベース部41及び放熱フィン42等を有する。ヒートシンク4のベース部41は、電子部品5のヒートシンク載置面51にサーマルシート11を介して載置されるリッド部43と、このリッド部43よりも一回り大きな横断面積を有するベースプレート44とを有している。本実施形態におけるリッド部43及びベースプレート44は、共に略四角形平面を有する平板形状を有しているが、その形状は変更することができる。なお、上記の「横断面」とは、リッド部43やベースプレート44における平面方向に沿った断面を指す。リッド部43の横断面積は、電子部品5のヒートシンク載置面51と略等しいか、僅かに大きい。また、ベースプレート44は、電子部品5のヒートシンク載置面51に比べて横断面積が大きい。
サーマルシート11は、いわゆる熱伝導性接合材であり、ヒートシンク4のリッド部43と電子部品5との間に挟まれることで、双方の部材を接合している。サーマルシート11によって、電子部品5とリッド部43との間における熱抵抗が低減され、電子部品5からリッド部43に熱が伝達されやすくなる。この種の熱伝導性接合材としては、サーマルシート11の他、サーマルグリースやサーマルコンパウンド等を例示することができ、サーマルシート11に代えてこれらを使用しても良い。
図2及び図3に示すように、ヒートシンク4のベースプレート44には、スプリング付きネジ6の軸部を挿通させるための挿通孔45が形成されている。挿通孔45は、ベースプレート44の一組の対向する辺の縁部近傍に穿設されている。本実施形態では、2個の挿通孔45をベースプレート44に設けるようにしているが、挿通孔45の数は適宜変更することができる。なお、挿通孔45は、ベースプレート44の縁部近傍に穿設するようにしたので、リッド部43と上下に重ならないようになっている。
ベースプレート44の上面、すなわちリッド部43と接続されていない方の面には、複数の放熱フィン42が設けられている。放熱フィン42は、ベースプレート44に固着された薄板状の放熱板である。各放熱フィン42は、ベースプレート44の上面から、垂直方向に立ちあがるように立設している。また、個々の放熱フィン42は、相互に平行に配列されており、隣接する放熱フィン42同士の間には、同一方向に伸びる通気路が区画形成される。ベース部41(リッド部43、ベースプレート44)、及び放熱フィン42等は、例えば、アルミニウムや銅といった金属材料を用いることができる。
次に、本実施形態に係る固定具2の詳細について説明する。固定具2は、主として、台座7、この台座7に装着されるバネ付座金8、スプリング付きネジ6等を有する。また、固定具2は、Eリング9や固定ネジ10等の締結体を有する。図4は、実施形態1に係る台座7の斜視図である。図5は、実施形態1に係る台座7にバネ付座金8を装着した状態を示す図である。図4に示すように、台座7は、平面視で略四角形状を有する枠体であり、その四隅に第1ネジ孔71が設けられている。第1ネジ孔71の内面には、固定ネジ10に螺合可能な雌ネジ加工が施されている。
図2、3にも示されるように、台座7は、固定ネジ10によって基板3に締結される。台座7の内周縁の大きさは、電子部品5の外形よりも若干大きく形成されている。これによって、台座7は、電子部品5と干渉することなく、電子部品5の外周(周囲)を囲むように、基板3の実装面31に取り付けることができる。また、図4に示すように、台座7を形成する四辺のうち、一組の対向する短辺73a,73bには、凸形状の座金装着部72が形成されている。座金装着部72の上面72aには、第2ネジ孔72bが設けられている。第2ネジ孔72bの内面には、スプリング付きネジ6のネジ部601に螺合可能な雌ネジ加工が施されている。
また、台座7を形成する四辺のうち、一組の対向する長辺74a,74bは、台座7を形成する板材が略L形に折り曲げられることで立ち上がった折り曲げ部75が形成されている。座金装着部72は、各短辺73a,73bにおける中央部分に設けられているが、その設置位置については適宜変更することができる。各短辺73a,73bにおける座金装着部72の両側には、上述した第1ネジ孔71が設けられている。また、台座7における一組の長辺74a,74bには、上記のように折り曲げ部75が形成されることで、台座7の剛性を高めることができる。また、座金装着部72についても、台座7を形成する板材を折り曲げることにより、台座7の剛性を高めることができる。
図5に示すように、バネ付座金8は、台座7の座金装着部72に装着されて使用される。図6及び図7は、本実施形態におけるバネ付座金8の斜視図である。図6にバネ付座金8の外面側を主として表し、図7にバネ付座金8の内面側を主として表している。バネ付座金8は、台座7の座金装着部72に覆い被さるような蓋形状を有している。図6及び図7における符号81は、バネ付座金8が座金装着部72に装着される際に、座金装着部72の上面72aに対向配置される頂板部である。ここで、バネ付座金8における頂板部81は、第1の板部の一例である。
本実施形態において、バネ付座金8の頂板部81は、略矩形状を有している。また、頂板部81の外縁すなわち四方の縁部には、側壁部82a〜dが立設している。バネ付座金8は、4つの側壁部82a〜dによって全体として枠形状を有する枠部83が形成されている。ここで、バネ付座金8の頂板部81と座金装着部72の上面72aとの関係について言及する。頂板部81の短辺寸法は上面72aの幅寸法と略同一か僅かに大きく、頂板部81の長辺寸法は上面72aの長さ寸法と略同一か若しくは僅かに大きい。これにより、バネ付座金8の枠部83を座金装着部72に嵌合することができ、台座7の座金装着部72に対して容易にバネ付座金8を装着することができる。
図6及び図7に示すように、バネ付座金8における頂板部81の中央部近傍には、スプリング付きネジ6のネジ部601を挿通させるためのネジ部挿通孔84が、板厚方向に貫通して設けられている。本実施形態に係る固定具2は、基板3へのヒートシンク4の取付けに際し、固定ネジ10を介して基板3に締結及び固定された台座7に対して、ヒートシンク4を、スプリング付きネジ6を介して締結する。その際、図2、図3等から判るように、台座7における座金装着部72に装着したバネ付座金8を台座7とヒートシンク4との間に介在させて、台座7とヒートシンク4とが締結される。その際、スプリング付きネジ6のネジ部601は、バネ付座金8における外面側から内面側に向かってネジ部挿通孔84に挿通される。言い換えると、スプリング付きネジ6のネジ部601は、頂板部81の表面側から裏面側に向かって、ネジ部挿通孔84に挿通される。以下、バネ付座金8のネジ部挿通孔84にスプリング付きネジ6のネジ部601が挿通されるときの方向を「挿通方向」と称する。また、本実施形態においては、基材3が第1の被締結部材の一例であり、ヒートシンク4が第2の被締結部材の一例である。また、スプリング付きネジ6が締結体の一例である。
図6及び図7に示すように、バネ付座金8の頂板部81におけるネジ部挿通孔84の周囲には、縁部85が形成されている。バネ付座金8の頂板部81は、縁部85を同一平面内に含んでいる。頂板部81の縁部85は、スプリング付きネジ6の締付け時にスプリング付きネジ6に設けられた押圧部が当接することで押圧されるようになっているが、この押圧部については後述する。更に、バネ付座金8は、一組の板バネ86a,86bを備えている。板バネ86a,86bは、頂板部81における縁部85から、ネジ部挿通孔84に対するスプリング付きネジ6の挿通方向前方かつ外方に向かって延設されている。板バネ86a,86bは、断面視略L字形(略への字形)を有しており、その途中に屈曲部87を有している。ここで、板バネ86a,86bのうち、屈曲部87よりも基端側の部位
を「第1板バネ部88」と称し、屈曲部87よりも先端側の部位を「第2板バネ部89」と称する。
上記のように、板バネ86a,86bは、第1板バネ部88、第2板バネ部89、及びこれらの境界位置に形成される屈曲部87を有している。そして、板バネ86a,86bの第1板バネ部88は、縁部85に対してスプリング付きネジ6の挿通方向前方側に傾斜して連設されている。また、板バネ86a,86bの第2板バネ部89は、第1板バネ部88に対して傾斜して連設されている。図5〜図7にも示されるように、第1板バネ部88は、縁部85とのなす角度が鈍角となるように、縁部85に対して傾斜した状態で接続されている。また、第2板バネ部89は、第1板バネ部88とのなす角度が鈍角となるように、第1板バネ部88に対して傾斜して接続されている。また、第2板バネ部89は、頂板部81(縁部85)の平面方向に沿って配置されている。つまり、板バネ86a,86bの第2板バネ部89は、縁部85と略平行な姿勢として配置されている。
更に、バネ付座金8は、頂板部81のうち、各板バネ86a,86bに対応する位置に形成された一組の開口窓80a,80bを有している。バネ付座金8における板バネ86a,86bは、開口窓80a,80bを通じてバネ付座金8の外部に臨んでいる。そして、図6からも判るように、開口窓80a,80bと板バネ86a,86bとは、開口窓80a,80bの縁部と板バネ86a,86bとが上下に重ならないように、大きさ及び相対位置等の関係が規定されている。なお、本実施形態においては、開口窓80a,80bの形状を略矩形状としているが、これに限定されることはなく、他の形状を採用しても良い。また、バネ付座金8は、縁部85のうち、ネジ部挿通孔84を挟んで略対向する部分からそれぞれ一組の板バネ86a,86bが延設されている。更に、バネ付座金8における一組の開口窓80a,80bは、スプリング付きネジ6の締付け時に、上方に向かってせり上がる板バネ86a,86bの第2板バネ部89を通すために利用される開口部である。スプリング付きネジ6の締付け時における板バネ86a,86bの動作内容については、後述する。
次に、スプリング付きネジ6の詳細について説明する。図8〜10は、スプリング付きネジ6のネジ本体60を示す図である。スプリング付きネジ6は、ネジ本体60、スプリング61等を有する。ネジ本体60は、軸部60a及び頭部60bを有している。また、軸部60aには、その先端側から、ネジ部601、小径部602、第1胴部603、第2胴部604が形成されている。ネジ部601は、雄ネジが形成されている。ネジ部601の雄ネジは、台座7の座金装着部72における第2ネジ孔72bに形成された雌ネジと螺合可能である。
ネジ部601の後端には、当該ネジ部601よりも小径の小径部602が接続されている。更に、小径部602の後端には、小径部602よりも大径の第1胴部603が接続されている。ネジ部601及び小径部602の外径は、バネ付座金8におけるネジ部挿通孔84の内径よりも小さい。また、第1胴部603は小径部602よりも大径であり、その前端面に押圧部605が形成されている。押圧部605の外径は、バネ付座金8におけるネジ部挿通孔84の直径よりも大きく、ネジ部挿通孔84を通り抜けることはできない。第1胴部603の途中には、一段小径となったEリング装着部606が形成されている。Eリング装着部606には、図2に示したEリング9を装着することができる。
また、第1胴部603の後端には、第1胴部603よりも外径が一回り大きな第2胴部604が接続されている。そして、第2胴部604の後端には、第2胴部604に比べて更に大きな外径を有する頭部60bが接続されている。頭部60bには、ネジ穴607が設けられている。また、ヒートシンク4のベースプレート44に形成された挿通孔45の内径は、ネジ本体60における第1胴部603の外径よりも大きく、第2胴部604の外
径よりも小さい。また、図2に示すように、スプリング61は、ネジ本体60の軸部60aに介装されるようになっている。
次に、本実施形態に係る固定具2を用いて基板3にヒートシンク4を固定する手順、及び、ヒートシンク4の固定時におけるバネ付座金8の動作状況について説明する。図2に示すように、まず、実装面31に電子部品5が実装された基板3を用意する。次に、固定ネジ10を用いて台座7を基板の実装面31に締結する。なお、図2に示すように、基板3には、固定ネジ10を挿通するネジ挿通孔33が、基板3を貫通して設けられている。台座7の締結に際しては、基板3の非実装面32側からネジ挿通孔33に固定ネジ10を挿通させた後、この固定ネジ10を、台座7の第1ネジ孔71に螺合させる。全ての固定ネジ10を第1ネジ孔71に螺合させることで、基板3に対する台座7の取付けが完了する。
次に、図11に示すように、台座7の各座金装着部72にバネ付座金8を装着した状態で、ヒートシンク4を電子部品5のヒートシンク載置面51に載置する。その際、電子部品5のヒートシンク載置面51とヒートシンク4のリッド部43との間には、サーマルシート11を挟み込むようにする。なお、サーマルシート11の平面形状及び大きさは、電子部品5のヒートシンク載置面51に概ね合致するように調整されている。また、ネジ本体60にスプリング61を装着したスプリング付きネジ6のネジ部601、小径部602、及び第1胴部603を予めヒートシンク4の挿通孔45に挿入した状態で、ヒートシンク4を電子部品5上に載置しても良い。その際、スプリング付きネジ6をヒートシンク4の挿通孔45に挿入した後、第1胴部603におけるEリング装着部606にEリング9を装着すると良い。これにより、不用意にスプリング付きネジ6が挿通孔45から抜け出すことを抑制できる。なお、ヒートシンク4を電子部品5上に載置した後、ヒートシンク4の挿通孔45にスプリング付きネジ6を挿入しても良い。
ヒートシンク4の挿通孔45を挿通したスプリング付きネジ6のネジ部601は、図11に示すように、バネ付座金8のネジ部挿通孔84に挿通させる。本実施形態では、座金装着部72にバネ付座金8を被せた際、座金装着部72の第2ネジ孔72bと、バネ付座金8のネジ部挿通孔84との平面位置が合致するように、バネ付座金8と座金装着部72との相対関係が規定されている(図5を参照)。これによれば、座金装着部72にバネ付座金8を被せると同時に、座金装着部72の第2ネジ孔72bとバネ付座金8のネジ部挿通孔84との位置合わせが完了する。従って、使用者は、この状態から、例えばドライバー等の工具を用いてスプリング付きネジ6を締付けることにより、スプリング付きネジ6のネジ部601を台座7における座金装着部72の第2ネジ孔72bと螺合させることができる。つまり、使用者は、バネ付座金8のネジ部挿通孔84の位置を座金装着部72の第2ネジ孔72bの位置に改めて合わせる作業をする必要が無く、基板ユニット1を容易に組み立てることができる。これによって、基板ユニット1を組み立てる際の作業性を向上することができる。
スプリング付きネジ6の締付けを進めていくと、バネ付座金8の頂板部81に対して第1胴部603の前端面に形成された押圧部605が徐々に接近する。上記の通り、押圧部605の外径は、バネ付座金8におけるネジ部挿通孔84の直径よりも大きい。従って、スプリング付きネジ6の螺合量が増加していくと、ある時点でスプリング付きネジ6の押圧部605がバネ付座金8の縁部85に当接する。図12は、スプリング付きネジ6の締付け過程において、スプリング付きネジ6の押圧部605がバネ付座金8の縁部85に当接した時点の状態を示す図である。
図12に示すように、台座7の座金装着部72に装着されたバネ付座金8は、板バネ86a,86bの屈曲部87及び第2板バネ部89が、座金装着部72の上面72aに当接
している。この状態から、更にスプリング付きネジ6を締付けると、屈曲部87が台座7に当接した状態で、縁部85が下方に向けてスプリング付きネジ6の押圧部605に押圧されることになる。そうすると、座金装着部72に対してバネ付座金8が全体的に沈み込む。その際、座金装着部72の上面72aに屈曲部87が当接しているため、図13に示すように、バネ付座金8の縁部85に対して、板バネ86a,86bの第1板バネ部88が相対的に回転変形する。より詳しくは、板バネ86a,86bの第1板バネ部88は、バネ付座金8の縁部85とのなす角度が図12に示す状態に比べて緩やかになるように変形する。その結果、テコの原理によって、屈曲部87を支点として板バネ86a,86bの第2板バネ部89が上方に向かって、すなわち開口窓80a,80bに接近する方向にせり上がる。図13に示す状態は、スプリング付きネジ6の締付け過程において、バネ付座金8における板バネ86a,86b(第2板バネ部89)の先端側が、開口窓80a,80bをくぐり抜けた(すなわち、通り抜けた)状態を示している。
ここで、台座7の座金装着部72に装着されたバネ付座金8の上部には、ヒートシンク4のベースプレート44が配置されている。そして、スプリング付きネジ6を更に締付けることで、バネ付座金8の縁部85に対する第1板バネ部88の変形は更に顕著となる。そうすると、屈曲部87を支点とした第2板バネ部89のせり上がりが進行し、図14に示すように、第2板バネ部89の先端がベースプレート44に当接するようになる。
図14に示す状態では、板バネ86a,86bは、第1板バネ部88の基端部が縁部85を介してスプリング付きネジ6の押圧部605に押し付けられ、第2板バネ部89の先端部がベースプレート44の下面に押し付けられる。また、板バネ86a,86bの屈曲部87が、台座7の座金装着部72に押し付けられる。このように、本実施形態に係るバネ付座金8は、屈曲部87、第1板バネ部88及び第2板バネ部89の3箇所が相手側の部材に当接する。その結果、第1板バネ部88及び第2板バネ部89のそれぞれが板バネとして機能し、バネ付座金8全体として大きなバネ性(バネ力)が得られるようになる。その際、バネ付座金8は、ベースプレート44及び台座7によって板バネ86a,86bが押し潰されることはないため、電子部品5に対してヒートシンク4から過度に大きな力が作用することを抑制できる。従って、電子部品5が、例えばFPGA(field-programmable gate array)等のように許容荷重が比較的小さな汎用電子部品であっても、ヒート
シンク4を基板3に固定する際、電子部品5の受ける荷重がその許容荷重を超えることを抑制できる。よって、ヒートシンク4を基板3に固定する際、電子部品5が損傷を受けることを好適に抑制できる。
以上より、本実施形態に係るバネ付座金8によれば、押し潰さない状態でも十分な緩み止め機能を発揮することが可能である。つまり、電子部品5の破損防止と、スプリング付きネジ6の緩み止めとを両立することができる。また、バネ付座金8によれば、電子部品5やサーマルシート11の厚さ寸法の公差により、ヒートシンク4のリッド部43の高さが変動しても、高さ寸法の変動を吸収することができる。
また、バネ付座金8の板バネ86a,86bは、縁部85のうちネジ部挿通孔84を挟んで略対向する部分からそれぞれ外側に向かって延設されているため、図11に示したように、バネ付座金8を安定した姿勢で台座7の座金装着部72に装着できる。また、スプリング付きネジ6の締付け前の初期状態において、バネ付座金8の第2板バネ部89が頂板部81(縁部85)に沿った略水平姿勢で配置されるため、座金装着部72に対してバネ付座金8の据わりが良い。つまり、バネ付座金8をより一層安定した姿勢で座金装着部72に装着できるので、基板ユニット1の組み立て時における作業効率の向上に資することができる。
また、本実施形態の固定具2によれば、座金装着部72にバネ付座金8を被せるだけで
、座金装着部72の第2ネジ孔72bとバネ付座金8のネジ部挿通孔84の位置を合わせることができる。そして、台座7の第2ネジ孔72bの位置に合わせて、平座金やバネ座金を配置する手間を省きつつ、スプリング付きネジ6の締付けを即座かつ円滑に行うことができる。これにより、基板ユニット1の組み立て作業性を向上させることが可能である。また、バネ付座金8は、頂板部81の外周縁から立設する枠部83(側壁部82a〜d)を有しているので、座金装着部72にバネ付座金8を被せた後、第2ネジ孔72bとネジ部挿通孔84の平面位置がずれることを抑制できる。従って、平座金の一部を切断し、切り口を捩ることによりバネ性を持たせたバネ座金を使用する場合に比べて、基板ユニット1の組み立て作業性が優れている。
また、本実施形態においては、基板3の実装面31側に台座7を配置することができるので、非実装面33における電子部品5の裏側に位置する部位を、他の電子部品の実装スペースとして利用することができる。なお、ここでいう他の電子部品としては、バイパスコンデンサ等が例示できるが、これには限定されない。
また、本実施形態に係る台座7は、固定ネジ10を用いて、四隅を基板3に締結するようにしたので、基板3の反りの抑制に資する。例えば、本実施形態に係る基板ユニット1をラック内に縦に配置する場合、ヒートシンク4の重量によって基板3に反りが生じやすくなる。このような場合においても、枠形状を有する台座7の少なくとも四隅を基板3に締結することで、基板3の反りを好適に抑えることができる。また、本実施形態に係る台座7は、折り曲げ部75を有しているため、台座7の剛性を高めることができる。このように、台座7の剛性を確保することで、基板3の反り抑制効果をより一層高めることができる。
なお、本実施形態においては、バネ付座金8は、ヒートシンク4と台座7との間に介在し、スプリング付きネジ6はヒートシンク4と台座7とを締結しているともいえる。この場合、台座7が第1の被締結部材の一例として挙げられ、ヒートシンク4が第2の被締結部材の一例として挙げられる。なお、本実施形態に係る固定具2は、種々の変形例を採用することができる。例えば、バネ付座金8に設けられる板バネの数は、適宜変更することができる。本実施形態におけるバネ付座金8は、必ずしも枠部83を備えていなくてもよい。すなわち、ネジ部挿通孔84及び縁部85を有する頂板部81を備え、縁部85から上述した板バネ86a,86bを延設しても良い。その際、上記のように、板バネの数は、特定の数に限定されない。
<実施形態2>
次に、実施形態2について説明する。図15は、実施形態2に係る基板ユニット1Aの分解斜視図である。図15は、実施形態2に係る基板ユニット1Aの側面図である。基板ユニット1Aは、基板3、ヒートシンク4、及びこれらを互いに固定する固定具2Aを備える。固定具は、台座7、スプリング付きネジ6、Eリング9、固定ネジ10、平座金12、バネ座金13等を有する。台座7、スプリング付きネジ6、Eリング9、固定ネジ10等は、実施形態1において述べた通りであり、ここでの詳しい説明は適宜省略する。本実施形態に係る基板ユニット1Aでは、バネ付座金8を備えず、バネ付座金8の代わりに平座金12及びバネ座金13を有している。
実施形態2に係る固定具2Aは、台座7とヒートシンク4との間に平座金12及びバネ座金13を介在させる。台座7に対するヒートシンク4の締結は、スプリング付きネジ6を用いる。平座金12及びバネ座金13は、スプリング付きネジ6のネジ部601を挿通可能な挿通孔121、挿通孔131をそれぞれ有している。
台座7は、実施形態1と同様、固定ネジ10によって基板3に固定される。その際、台
座7は、基板3の実装面31に配置されると共に、電子部品5の周囲を囲むように配置された枠体として形成されている。これによれば、基板3における非実装面32のうち、電子部品5の裏側に位置する部位を他の電子部品の実装スペースとして利用することができる。また、実施形態1に係る台座7と同様、固定ネジ10を用いて四隅を基板3に締結するようにしたので、基板3の反りを抑制することが可能である。また、台座7における折り曲げ部75は、台座7の剛性を高めることに寄与するため、基板3における反りの抑制効果がより一層期待できる。
また、本実施形態に係る固定具は、平座金12及びバネ座金13を台座7とヒートシンク4との間に介在させるところ、バネ座金13がスプリング付きネジ6の緩み止め機能を発揮する。つまり、スプリング付きネジ6の締付け時に、バネ座金13を弾性変形することでバネ性を得ることができる。なお、本実施形態において、スプリング付きネジ6は締結体の一例である。
以上の各実施形態は、可能な限りこれらを組み合わせて実施する事ができる。また、以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
第1の被締結部材に第2の被締結部材を固定する固定具であって、
前記第1の被締結部材に固定される台座と、
前記台座に装着されて、前記台座と前記第2の被締結部材との間に介在するバネ付座金と、
前記第2の被締結部材と前記台座とを締結する締結体と、
を備え、
前記バネ付座金は、
前記締結体のネジ部を挿通させるネジ部挿通孔と、
前記ネジ部挿通孔の周囲に形成され、前記締結体の締付け時に当該締結体に設けられた押圧部が当接することで押圧される縁部と、
前記縁部から前記ネジ部挿通孔に対する前記締結体の挿通方向前方かつ外方に向かって延設され、途中に屈曲部を有する板バネと、
を有し、
前記締結体の締付け時に、前記屈曲部が前記台座に当接した状態で前記縁部が前記押圧部に押圧されることで、前記板バネの先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とする固定具。
(付記2)
前記板バネは、前記縁部に対し前記締結体の挿通方向前方側に傾斜して連設される第1板バネ部と、当該第1板バネ部に対し傾斜して連設される第2板バネ部とを有し、
前記第1板バネ部及び前記第2板バネ部の境界位置に前記屈曲部が形成されると共に、前記締結体の締付け時に第2板バネ部の先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とする付記1に記載の固定具。
(付記3)
前記バネ付座金は、前記縁部のうち前記ネジ部挿通孔を挟んで略対向する部分からそれぞれ前記板バネが延設されていることを特徴とする付記1又は2に記載の固定具。
(付記4)
前記台座は、前記バネ付座金を装着するための凸形状の座金装着部を有し、
前記バネ付座金は、前記縁部を同一平面内に含み且つ前記締結体の締付け時に前記第2板バネ部を通すための開口窓を有する第1の板部と、前記第1の板部の外縁から立設すると共に前記座金装着部に嵌合可能な枠部と、を有することを特徴とする付記1から3の何れかに記載の固定具。
(付記5)
前記固定具は、前記第1の被締結部材としての基板に、前記基板に実装される電子部品
を冷却する前記第2の被締結部材としてのヒートシンクを固定するものであって、
前記台座は、前記基板における前記電子部品の実装面側に配置されると共に前記電子部品の周囲を囲む枠体であることを特徴とする付記1から4の何れかに記載の固定具。
(付記6)
前記台座は、略四角形状を有する枠体であって、その少なくとも四隅において第2の締結体を介して前記基板に締結されることを特徴とする付記5に記載の固定具。
(付記7)
締結体を介して締結される第1の被締結部材と第2の被締結部材との間に介在させるバネ付座金であって、
前記締結体のネジ部を挿通させるネジ部挿通孔と、
前記ネジ部挿通孔の周囲に形成され、前記締結体の締付け時に当該締結体に設けられた押圧部が当接することで押圧される縁部と、
前記縁部から前記ネジ部挿通孔に対する前記締結体の挿通方向前方かつ外方に向かって延設され、途中に屈曲部を有する板バネと、
を備え、
前記締結体の締付け時に、前記屈曲部が前記第1の被締結部材に当接した状態で前記縁部が前記押圧部に押圧されることで、前記板バネの先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とするバネ付座金。
(付記8)
前記板バネは、前記縁部に対し前記締結体の挿通方向前方側に傾斜して連設される第1板バネ部と、当該第1板バネ部に対し傾斜して連設される第2板バネ部とを有し、
前記第1板バネ部及び前記第2板バネ部の境界位置に前記屈曲部が形成されると共に、前記締結体の締付け時に第2板バネ部の先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とする付記7に記載のバネ付座金。
(付記9)
前記縁部のうち前記ネジ部挿通孔を挟んで略対向する部分からそれぞれ前記板バネが延設されていることを特徴とする付記7又は8に記載のバネ付座金。
(付記10)
前記縁部を同一平面内に含み且つ前記締結体の締付け時に前記第2板バネ部を通すための開口窓を有する第1の板部と、前記第1の板部の外縁から立設する枠部を有することを特徴とする付記7から9の何れかに記載のバネ付座金。
(付記11)
基板に実装される電子部品を冷却するヒートシンクを前記基板に固定する固定具であって、
前記基板に固定される台座と、
前記台座に装着されて、前記台座と前記ヒートシンクとの間に介在するバネ付座金と、
前記ヒートシンクと前記台座とを締結する締結体と、
を備え、
前記バネ付座金は、
前記締結体のネジ部を挿通させるネジ部挿通孔と、
前記ネジ部挿通孔の周囲に形成され、前記締結体の締付け時に当該締結体に設けられた押圧部が当接することで押圧される縁部と、
前記縁部から前記ネジ部挿通孔に対する前記締結体の挿通方向前方かつ外方に向かって延設され、途中に屈曲部を有する板バネと、
を有し、
前記締結体の締付け時に、前記屈曲部が前記台座に当接した状態で前記縁部が前記押圧部に押圧されることで、前記板バネの先端が前記ヒートシンクに当接することを特徴とする固定具。
(付記12)
基板に実装される電子部品を冷却するヒートシンクを前記基板に固定する固定具であっ
て、
前記基板に固定される台座と、
前記ヒートシンクと前記台座とを締結する締結体と、
を備え、
前記台座は、前記基板における前記電子部品の実装面側に配置されると共に前記電子部品の周囲を囲む枠体であることを特徴とする固定具。
(付記13)
前記台座は、略四角形状を有する枠体であって、その少なくとも四隅において前記基板に締結されることを特徴とする付記12に記載の固定具。
1 基板ユニット
2 固定具
3 基板
4 ヒートシンク
5 電子部品
6 スプリング付きネジ
7 台座
8 バネ付座金
9 Eリング
10 固定ネジ
11 サーマルシート
72 座金装着部
80 開口窓
81 頂板部
83 枠部
84 ネジ部挿通孔
85 縁部
86 板バネ
87 屈曲部
88 第1板バネ部
89 第2板バネ部

Claims (8)

  1. 第1の被締結部材に第2の被締結部材を固定する固定具であって、
    前記第1の被締結部材に固定される台座と、
    前記台座に装着されて、前記台座と前記第2の被締結部材との間に介在するバネ付座金と、
    前記第2の被締結部材と前記台座とを締結する締結体と、
    を備え、
    前記バネ付座金は、
    前記締結体のネジ部を挿通させるネジ部挿通孔と、
    前記ネジ部挿通孔の周囲に形成され、前記締結体の締付け時に当該締結体に設けられた押圧部が当接することで押圧される縁部と、
    前記縁部から前記ネジ部挿通孔に対する前記締結体の挿通方向前方かつ外方に向かって延設され、途中に屈曲部を有する板バネと、
    を有し、
    前記台座は、前記バネ付座金を装着するための凸形状の座金装着部を有し、
    前記板バネは、前記縁部に対し前記締結体の挿通方向前方側に傾斜して連設される第1板バネ部と、当該第1板バネ部に対し傾斜して連設される第2板バネ部とを有し、
    前記バネ付座金は、前記縁部を同一平面内に含み且つ前記締結体の締付け時に前記第2板バネ部を通すための開口窓を有する第1の板部と、前記第1の板部の外縁から立設すると共に前記座金装着部に嵌合可能な枠部と、を有し、
    前記締結体の締付け時に、前記屈曲部が前記台座に当接した状態で前記縁部が前記押圧部に押圧されることで、前記板バネの先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とする固定具。
  2. 記第1板バネ部及び前記第2板バネ部の境界位置に前記屈曲部が形成されると共に、前記締結体の締付け時に第2板バネ部の先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とする請求項1に記載の固定具。
  3. 前記バネ付座金は、前記縁部のうち前記ネジ部挿通孔を挟んで略対向する部分からそれぞれ前記板バネが延設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の固定具。
  4. 前記固定具は、前記第1の被締結部材としての基板に、前記基板に実装される電子部品を冷却する前記第2の被締結部材としてのヒートシンクを固定するものであって、
    前記台座は、前記基板における前記電子部品の実装面側に配置されると共に前記電子部品の周囲を囲む枠体であることを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の固定具。
  5. 前記台座は、略四角形状を有する枠体であって、その少なくとも四隅において第2の締結体を介して前記基板に締結されることを特徴とする請求項に記載の固定具。
  6. 締結体を介して締結される第1の被締結部材と第2の被締結部材との間に介在させるバネ付座金であって、
    前記締結体のネジ部を挿通させるネジ部挿通孔と、
    前記ネジ部挿通孔の周囲に形成され、前記締結体の締付け時に当該締結体に設けられた押圧部が当接することで押圧される縁部と、
    前記縁部から前記ネジ部挿通孔に対する前記締結体の挿通方向前方かつ外方に向かって延設され、途中に屈曲部と、前記縁部に対し前記締結体の挿通方向前方側に傾斜して連設される第1板バネ部と、当該第1板バネ部に対し傾斜して連設される第2板バネ部とを有する板バネと、
    前記縁部を同一平面内に含み且つ前記締結体の締付け時に前記第2板バネ部を通すための開口窓を有する第1の板部と、
    前記第1の板部の外縁から立設する枠部と、
    を備え、
    前記締結体の締付け時に、前記屈曲部が前記第1の被締結部材に当接した状態で前記縁部が前記押圧部に押圧されることで、前記板バネの先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とするバネ付座金。
  7. 記第1板バネ部及び前記第2板バネ部の境界位置に前記屈曲部が形成されると共に、前記締結体の締付け時に第2板バネ部の先端が前記第2の被締結部材に当接することを特徴とする請求項に記載のバネ付座金。
  8. 前記縁部のうち前記ネジ部挿通孔を挟んで略対向する部分からそれぞれ前記板バネが延設されていることを特徴とする請求項又はに記載のバネ付座金。
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