JP5995645B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ユニット本体内に配設される室内熱交換器の折り曲げ部または分割部に遮風部材が設けられている空気調和機の室内ユニットに関するものである。
空気調和機の室内ユニットにおいて、ユニット本体内の風路中に比較的大きな表面面積を有する室内熱交換器を配置するため、室内熱交換器を複数の熱交換器に折り曲げあるいは分割し、その熱交換器を、例えば略Λ(ラムダ)形状に配置構成しているものが、従来から知られている。この場合、室内熱交換器の折り曲げ部または分割部を通過して空気流がバイパスするのを防止するため、特許文献1,2に示されるように、折り曲げ部または分割部に遮風部材を設置している。
また、上記遮風部材を室内熱交換器の折り曲げ部または分割部に取り付けるため、遮風部材側の複数箇所に、特許文献3,4に示される如く、室内熱交換器の伝熱管を挟み込む一対の爪を設け、この一対の爪を室内熱交換器のプレートフィンのピッチ間に挿し込んで伝熱管を両側から挟み込むことにより、室内熱交換器に固定設置する技術を適用し、遮風部材を室内熱交換器に対して着脱可能に設置していた。
特開2009−144982号公報 特開2010−121826号公報 実公昭62−19858号公報 国際公開第2011/083519号
しかしながら、上記特許文献3,4に示すように、一対の爪で伝熱管を挟み込むことにより遮風部材を室内熱交換器に固定設置する構成とした場合、遮風部材の複数箇所に設けられる一対の爪は、一般に遮風部材上の同一位置に、室内熱交換器のプレートフィンの同一ピッチ間に挿し込まれるように設けられている。このため、一対の爪をプレートフィンのピッチ間に挿し込む際、遮風部材の傾き、その他により一対の爪が微小に位置ずれしていると、極薄のアルミ板等により構成されているプレートフィンを跨いで隣のピッチ間に挿し込まれる場合があった。
この場合、一対の爪を十分に挿し込むことができず、遮風部材の取り付けが不完全になったり、プレートフィンが噛み込みにより変形したりする等の不具合が発生し、騒音の発生や熱交換性能の低下等を招く虞があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、室内熱交換器の折り曲げ部または分割部に設置される遮風部材の取り付けを容易化し、その作業性を向上するとともに、プレートフィンの変形等による室内熱交換器の性能低下を防ぐことができる空気調和機の室内ユニットを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の空気調和機の室内ユニットは、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかる空気調和機の室内ユニットは、ユニット本体内に室内熱交換器および室内ファンが配設され、該室内熱交換器が複数の熱交換器に折り曲げまたは分割配置されているとともに、前記折り曲げ部または分割部に遮風部材が設けられている空気調和機の室内ユニットにおいて、前記遮風部材は、前記室内熱交換器の伝熱管を挟み込む一対の爪を介して該室内熱交換器に着脱自在に設置され、前記一対の爪は、互いに前記室内熱交換器のプレートフィンのピッチ倍数分だけずらした位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、室内熱交換器の折り曲げ部または分割部を、室内熱交換器の伝熱管を挟み込む一対の爪を介して室内熱交換器に着脱自在に設置される遮風部材により遮風している空気調和機の室内ユニットにあって、遮風部材に設けられる一対の爪を、互いに室内熱交換器のプレートフィンのピッチ倍数分だけずらした位置に設けているため、遮風部材に設けられた一対の爪を、室内熱交換器のプレートフィンのピッチ倍数分だけずらした位置において、プレートフィンのピッチ間に挿し込むことにより遮風部材を室内熱交換器に対して着脱自在に設置することができる。従って、同一ピッチ間に挿し込まなければならない一対の爪が微小の位置ずれで隣の異なるピッチ間に挿し込まれることにより、遮風部材の取り付けが不完全になったり、プレートフィンが噛み込みにより変形したりする不具合を解消し、遮風部材の取り付けを容易化することができるとともに、室内熱交換器の性能低下を防止することができる。
さらに、本発明の空気調和機の室内ユニットは、上記の空気調和機の室内ユニットにおいて、前記一対の爪は、前記プレートフィンの1ピッチ分だけずらした位置に設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、一対の爪が、プレートフィンの1ピッチ分だけずらした位置に設けられているため、一対の爪を最初から1ピッチ分だけずれた位置のプレートフィンのピッチ間に挿し込めばよく、一対の爪が挿し込み時に、微小の位置ずれで隣の異なるピッチ間に挿し込まれることによる不具合の発生を防止することができる。従って、遮風部材の取り付け作業を容易化することができるとともに、プレートフィンの変形等による室内熱交換器の性能低下を防止することができる。
さらに、本発明の空気調和機の室内ユニットは、上述のいずれかの空気調和機の室内ユニットにおいて、前記一対の爪は、前記プレートフィンのピッチ間に挿し込まれる先端側の厚さが根元側の厚さより薄くされていることを特徴とする。
本発明によれば、一対の爪が、プレートフィンのピッチ間に挿し込まれる先端側の厚さが根元側の厚さより薄くされているため、一対の爪をプレートフィンのピッチ間に挿し込み室内熱交換器の伝熱管を両側から挟み込んで遮風部材を取り付ける際、プレートフィンのピッチ間に対して一対の爪を挿し込み易くすることができる。従って、一対の爪の挿し込み時の微小な位置ずれをその先端側を薄くすることで吸収し、プレートフィンのピッチ間に挿し込み易くすることによって、遮風部材の取り付け時の作業性を向上することができるとともに、プレートフィンの変形等を防止し、それに起因する室内熱交換器の性能低下を防ぐことができる。
さらに、本発明の空気調和機の室内ユニットは、上記の空気調和機の室内ユニットにおいて、前記一対の爪の先端部は、前記プレートフィンのピッチの1/2程度の厚さとされていることを特徴とする。
本発明によれば、一対の爪の先端部が、プレートフィンのピッチの1/2程度の厚さとされているため、一対の爪をプレートフィンのピッチ間に挿し込む際の位置ずれの許容値をピッチの1/2程度まで大きくすることができる。従って、遮風部材の取り付け時の作業性を一段と向上することができるとともに、プレートフィンの変形等を防止し、それに起因する室内熱交換器の性能低下を防ぐことができる。
本発明によると、遮風部材に設けられた一対の爪を、室内熱交換器のプレートフィンのピッチ倍数分だけずらした位置において、プレートフィンのピッチ間に挿し込むことにより遮風部材を室内熱交換器に対して着脱自在に設置することができるため、同一ピッチ間に挿し込まなければならない一対の爪が微小の位置ずれで隣の異なるピッチ間に挿し込まれることにより、遮風部材の取り付けが不完全になったり、プレートフィンが噛み込みにより変形したりする不具合を解消し、遮風部材の取り付けを容易化することができるとともに、室内熱交換器の性能低下を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの前面カバーアセンブリを取り外した状態の正面図である。 図1に示す空気調和機の室内ユニットを右前方側から見た状態の斜視図である。 図1に示す空気調和機の室内ユニットの中央部付近の縦断面図である。 図3に示す室内熱交換器の折り曲げ部または分割部に設けられる遮風部材の長さ方向に沿って切断したものの一部の斜視図である。 図4に示す遮風部材の爪が設けられている側の正面図である。
以下に、本発明の一実施形態について、図1ないし図5を参照して説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの前面カバーアセンブリを取り外した状態の正面図が示され、図2には、その斜視図、図3には、ユニット中央部付近の縦断面図、図4および図5には、遮風部材の部分斜視図およびその正面図が示されている。
空気調和機の室内ユニット1は、ベース3と、このベース3の前面側に着脱自在に組み付けられる図示省略された前面カバーアセンブリとから構成されるユニット本体2を備えている。
ユニット本体2内には、図3に示されるように、ユニット本体2の前面、上面および背面に沿うように折り曲げまたは分割されて略Λ(ラムダ)形状に配置された室内熱交換器4、該室内熱交換器4の下流側に水平に配置されたクロスフローファンからなる室内ファン5、室内ファン5を回転駆動する図示省略のモータ、室内熱交換器4の前面側下部に配設されるドレンパン6が一体に設けられるとともに、風向調整用のルーバ7およびフラップ8が一体に組み込まれた吹出し口アセンブリ9、コントロールボックス10等々が、公知の如くベース3に組み付けられて配設されている。
そして、ベース3に組み込まれた上記の各機器の上面、前面、および左・右側面を覆うように、前面カバーアセンブリがベース3に組み付けられるようになっている。この前面カバーアセンブリには、室内空気をユニット本体2内に吸い込むための吸込みグリルが形成されるとともに、その背面側にエアフィルタが組み込まれ、更にはエアフィルタを自動清掃するためのフィルタ清掃機構等が組み込まれる場合がある。
室内熱交換器4は、プレートフィン&チューブ形の熱交換器とされており、その折り曲げ部または分割部には、該部からの空気流のバイパスを防ぐ後述の遮風部材14,15が設けられている。また、プレートフィン&チューブ形熱交換器は、通常、ヘアピンチューブからなる伝熱管11の左・右側板間に、多数のプレートフィン12を所定ピッチで通した後、ヘアピンチューブを拡管して伝熱管11とプレートフィン12および側板との間を互いに密着し、隣接するヘアピンチューブの開口端同士をUベント管13で接続することにより、蛇行状の配管通路を形成した構成を有するものであり、熱交換器端部の左・右側板から外方にUベント管13およびヘアピンチューブの折り曲げ部等が突出された構成とされている。
室内熱交換器4は、ユニット本体2内に形成される風路中に、上記の如く、ユニット本体2の前面、上面および背面に沿うように、複数の熱交換器4A,4B,4Cに折り曲げまたは分割されて略Λ形状に配置され、更に熱交換器4Bの前面側に補助熱交換器4Dが配置された構成とされている。このように、複数の熱交換器4A,4B,4Cに折り曲げまたは分割された室内熱交換器4では、その折り曲げ部または分割部において、熱交換器間に隙間が生じ、その隙間を通過して空気流がバイパスするのを防ぐため、その隙間の前面側に遮風部材14,15を設置し、隙間を遮風している。
この遮風部材14,15は、上記折り曲げ部または分割部に形成される隙間の大きさに見合った幅寸法を有し、室内熱交換器4の幅方向の寸法と同じ長さ寸法とされた細長い薄板材により構成されたものであり、図4および図5に、その長さ方向に沿って切断したものの一部が図示されている。遮風部材14は、熱交換器4A,4B間の折り曲げ部の前面側を覆うように、熱交換器4Aと補助熱交換器4D間に跨って設けられる断面がくの字の屈曲形状とされた遮風部材とされており、遮風部材15は、熱交換器4B,4C間の分割部の前面側を覆うように、熱交換器4Bと熱交換器4C間に跨って設けられる平板形状の遮風部材とされている。
これらの遮風部材14,15は、図4および図5に示される(図は、主に遮風部材15についてのものであるが、以下の爪構造については、両者同一構成である。)ように、長さ方向に沿う上下両端縁の複数箇所に、所定の間隔でそれぞれ一対の爪16A,16Bが設けられている。この一対の爪16A,16Bは、室内熱交換器4を構成している伝熱管11をその両側から挟み込んで、遮風部材14,15を室内熱交換器4に着脱自在に取り付け設置するためのものである。
一対の爪16A,16Bは、室内熱交換器4の伝熱管11に所定ピッチP(図1参照)で多数積層されているプレートフィン12のピッチ間に挿し込むことにより、伝熱管11に係止めする必要があるため、図5に示されるように、フィンピッチPよりも薄い板厚の爪とされており、特に先端側の厚さT1は、根元側の厚さT2よりも薄くされ、その先端側の厚さT1は、プレートフィン12のピッチPに対して、概ね「T1=1/2P」とされている。
また、一対の爪16A,16Bは、該爪16A,16Bをプレートフィン12のピッチ間に挿し込み易くするため、互いにプレートフィン12のフィンピッチPの倍数分だけ長さ方向にずらした位置に設けるようにしている。なお、本実施形態においては、一対の爪16A,16Bをプレートフィン12の1ピッチP分だけずらした位置に設けたものが図4および図5に例示されている。
以上に説明の構成により、本実施形態によれば、以下の作用効果を奏する。
空気調和機を運転すると、室内空気は、室内ファン5によりユニット本体2内に吸い込まれ、室内熱交換器4を通過して循環される。この間、室内空気は、室内熱交換器4の伝熱管11内を流通する冷媒と熱交換され、冷却または加熱されて室内に吹出されることにより、室内の冷房または暖房に供されることになる。
室内熱交換器4を通過して循環される空気は、折り曲げまたは分割されてΛ形状に配置されている複数の熱交換器4A,4B,4Cおよび補助熱交換器4Dを通過する際、折り曲げ部または分割部にそれぞれ遮風部材14,15が設けられているため、折り曲げ部または分割部において、熱交換器4A,4B,4Cおよび補助熱交換器4Dをバイパスすることなく、それらの熱交換器を通過して循環される。従って、ロスや温度ムラを生じない空調を行うことができる。
一方、室内熱交換器4に遮風部材14,15を取り付け設置する際、遮風部材14を熱交換器4Aおよび補助熱交換器4D間を跨ぐように、また、遮風部材15を熱交換器4Bおよび熱交換器4C間を跨ぐように、各々の長さ方向の複数箇所に設けられている一対の爪16A,16Bをプレートフィン12のピッチP間に挿し込み、一対の爪16A,16Bで伝熱管11を挟み込むように係止めすることにより、遮風部材14,15を室内熱交換器4に対して着脱自在に取り付け設置することができる。
この際、遮風部材14,15に設けられる一対の爪16A,16Bを、互いに室内熱交換器4におけるプレートフィン12のピッチPの倍数分だけずらした位置に設けた構成としている。このため、遮風部材14,15に設けられた一対の爪16A,16Bを、室内熱交換器4のプレートフィン12のピッチ倍数分だけずらした位置で、プレートフィン12のピッチP間に挿し込むことにより遮風部材14,15を室内熱交換器4に対して着脱自在に設置することができる。
従って、本来、同一ピッチP間に挿し込まなければならない一対の爪16A,16Bが微小の位置ずれで隣の異なるピッチP間に挿し込まれることにより、遮風部材14,15の取り付けが不完全になったり、プレートフィン12が噛み込みにより変形したりする不具合を解消し、遮風部材14,15の取り付けを容易化することができるとともに、室内熱交換器4のプレートフィン12の変形等による性能低下を防止することができる。
また、本実施形態においては、一対の爪16A,16Bを、プレートフィン12の1ピッチP分だけずらした位置に設けているため、一対の爪16A,16Bを最初から1ピッチP分だけずれた位置のプレートフィン12のピッチP間に挿し込めばよく、一対の爪16A,16Bを挿し込む際に、一対の爪16A,16Bが微小の位置ずれで隣の異なるピッチP間に挿し込まれることによる不具合の発生を防ぐことができる。従って、遮風部材14,15の取り付け作業を容易化することができるとともに、プレートフィン12の変形等による室内熱交換器4の性能低下を防止することができる。
さらに、一対の爪16A,16Bは、プレートフィン12のピッチP間に挿し込まれる先端側の厚さT1が根元側の厚さT2より薄くされているため、一対の爪16A,16Bをプレートフィン12のピッチP間に挿し込み室内熱交換器4の伝熱管11を両側から挟み込んで遮風部材14,15を取り付ける際、プレートフィン12のピッチP間に対して一対の爪16A,16Bを挿し込み易くすることができる。従って、一対の爪16A,16Bの挿し込み時の微小な位置ずれをその先端側を薄くすることで吸収し、プレートフィン12のピッチP間に挿し込み易くすることによって、遮風部材14,15の取り付け時の作業性を向上することができる。また、プレートフィン12の変形等を防止し、それに起因する室内熱交換器4の性能低下を防ぐことができる。
また、一対の爪16A,16Bの先端部が、プレートフィン12のピッチPの1/2程度の厚さとされている。このため、一対の爪16A,16Bをプレートフィン12のピッチP間に挿し込む際の位置ずれの許容値をピッチPの1/2程度まで大きくすることができる。これにより、遮風部材14,15の取り付け時の作業性を一段と向上することができるとともに、プレートフィン12の変形等を防止し、それに起因する室内熱交換器4の性能低下を防ぐことができる。
なお、本発明は、上記実施形態にかかる発明に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、適宜変形が可能である。例えば、上記実施形態では、室内ユニット1を大容量化するため、室内熱交換器4に補助熱交換器4Dを設けた例について説明したが、この補助熱交換器4Dを省略して容量を下げた室内ユニット1についても同様に適用できることは云うまでもない。なお、この場合、遮風部材14は、熱交換器4A,4B間に設けられることになる。
さらに、遮風部材14,15は、室内熱交換器4側の構成に合わせて、様々な実施形態を採ることができるものであり、例えば熱交換器4A,4Bが一体で、熱交換器4Cだけが折り曲げまたは分割構成とされた場合、遮風部材としては、一方の遮風部材15のみが設けられることになる。また、一対の爪16A,16Bは、遮風部材14,15の長さ方向の寸法に応じて複数箇所、例えば2ないし3箇所に設けられることになる。
1 室内ユニット
2 ユニット本体
4,4A,4B,4C 室内熱交換器(熱交換器)
4D 補助熱交換器
5 室内ファン
11 伝熱管
12 プレートフィン
14,15 遮風部材
16A,16B 一対の爪
P プレートフィンのピッチ
T1 爪の先端側厚さ
T2 爪の根元側厚さ

Claims (4)

  1. ユニット本体内に室内熱交換器および室内ファンが配設され、該室内熱交換器が複数の熱交換器に折り曲げまたは分割配置されているとともに、前記折り曲げ部または分割部に遮風部材が設けられている空気調和機の室内ユニットにおいて、
    前記遮風部材は、前記室内熱交換器の伝熱管を挟み込む一対の爪を介して該室内熱交換器に着脱自在に設置され、
    前記一対の爪は、互いに前記室内熱交換器のプレートフィンのピッチ倍数分だけずらした位置に設けられていることを特徴とする空気調和機の室内ユニット。
  2. 前記一対の爪は、前記プレートフィンの1ピッチ分だけずらした位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内ユニット。
  3. 前記一対の爪は、前記プレートフィンのピッチ間に挿し込まれる先端側の厚さが根元側の厚さより薄くされていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の室内ユニット。
  4. 前記一対の爪の先端部は、前記プレートフィンのピッチの1/2程度の厚さとされていることを特徴とする請求項3に記載の空気調和機の室内ユニット。
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