JP5995467B2 - 昇降装置、搬送装置、搬送方法、搬送プログラム及び記録媒体 - Google Patents

昇降装置、搬送装置、搬送方法、搬送プログラム及び記録媒体 Download PDF

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本発明は、搬送中の昇降対象物を昇降させる昇降装置に関するものである。また、この昇降装置を具備する搬送装置、その搬送方法、搬送プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体に関するものである。
昇降対象物を昇降させるための機構として、従来よりモータとボールねじとを組み合わせたものが知られている。例えば、モータによって回転させられるボールねじと、可動部材に固定され、回転不能状態でボールねじに螺合された連結部材と、を具備した昇降機構が知られている(特許文献1参照)。
この昇降機構によれば、モータを正逆回転させることで、可動部材をボールねじに沿って鉛直方向に上下動させることができ、この可動部材の上下動を利用して昇降対象物を昇降させることが可能となる。
特開2000−340996号公報
ところで、上記したような昇降機構を利用して、搬送されてくる昇降対象物をその搬送方向とは異なる方向に持ち上げ動作しようとする場合、高速で行われることが望まれるが、高速になるほど、持ち上げ時に昇降対象物に加わる衝撃が強くなってしまう。この場合には、昇降対象物の飛び跳ね等の不具合を招いてしまううえ、ダメージを与え易い。そこで、昇降対象物の持ち上げ時に例えばモータを減速又は一旦停止させ、それにより昇降対象物をゆっくりと持ち上げることが望まれる。
しかしながら、モータを減速又は一旦停止させてしまうと、始動トルクの影響で再加速に時間がかかってしまい、直ちに所望する速度に復帰させることが困難である。そのため、結果的に高速で昇降対象物を持ち上げるといったことが難しかった。
また、ボールねじを利用しているので、昇降高さの繰り返し位置決め精度がモータの停止精度に依存してしまい、ばらつきが生じ易かった。つまり、ボールねじの回転は、モータの駆動に直結しているので、モータの停止精度によってボールねじの回転も微小変化してしまう。そのため、このボールねじに螺合している連結部材の位置が同様に微小変化してしまい、それによって昇降高さの位置にばらつきが生じてしまうものであった。
本発明は、このような事情に考慮してなされたもので、その目的は、昇降対象物を高速且つ安定して持ち上げることができると共に、所望する高さに精度良く昇降対象物を持ち上げることができる昇降装置を提供することである。
更には、上記昇降装置を備える搬送装置、その搬送方法、搬送プログラム、及び該プログラムが記録された記録媒体を提供することである。
本発明は、前記課題を解決するために以下の手段を提供する。
(1)本発明に係る昇降装置は、搬送路に沿って搬送させられる昇降対象物を、その搬送路から搬送方向とは異なる特定方向に沿って持ち上げる昇降機構を具備する昇降装置であって、前記昇降機構は、回転運動するカム体を備え、このカム体の回転運動により前記特定方向に直線的に変位して、前記昇降対象物に当接した後に該昇降対象物を持ち上げ、前記カム体は、前記昇降対象物への前記当接時における前記昇降機構の変位速度が、前記昇降対象物の持ち上げ中の少なくとも一時期における変位速度よりも遅くなるように形成されていることを特徴とする。
本発明に係る昇降装置によれば、カム体を回転させることで昇降機構を特定方向に沿って直線的に変位させることができ、該昇降機構を利用して昇降対象物を搬送路から特定方向に持ち上げることができる。特に、昇降機構は、単純に昇降対象物を持ち上げるのではなく、一旦昇降対象物に当接した後に持ち上げを行う。しかも、この当接時における昇降機構の変位速度が、持ち上げ途中の少なくとも一時期における変位速度よりも遅くなるようにカム体が形成されているので、衝撃等を与えることなく昇降対象物をゆっくりと持ち上げることができる。よって、ダメージや飛び跳ね等を抑制でき、安定して持ち上げることができる。また、上記当接時以外においては、昇降機構を特定方向に高速に変位させることが可能であるので、全体としては高速な持ち上げを行うことが可能である。
更に、カム体を利用するので、昇降高さをカム体の回転角度(停留位置)で規定することができ、回転角度に応じた形状変化によって、昇降高さを位置決めすることが可能である。従って、モータの停止精度に依存していた従来のものとは異なり、所望する高さに精度良く昇降対象物を持ち上げて、高精度な位置決めを行うことができる。
(2)上記本発明に係る昇降装置において、前記カム体は、前記昇降対象物の持ち上げ後、変位速度を段階的に変化させながら前記昇降機構を持ち上げ完了位置まで移動させるように形成されていると共に、持ち上げ完了位置に達する手前の変位速度が前記昇降対象物への当接時における変位速度以下となるように形成されていることが好ましい。
この場合には、昇降対象物を持ち上げ完了位置まで持ち上げる際に、この持ち上げ完了位置の手前で昇降機構の変位速度を遅くすることができる。従って、昇降対象物を持ち上げ完了位置で急停止させるのではなく、ゆっくりと停止させることができるので、昇降対象物への当接時と同様に飛び跳ね等を抑制することができる。よって、持ち上げ完了位置にて昇降対象物への各種処理を確実に行うことができる。
(3)上記本発明に係る昇降装置において、前記昇降機構は、前記昇降対象物を支持する支持体を有し、前記カム体の回転に伴って前記特定方向に沿って移動可能に配設された昇降部材と、該昇降部材を移動可能に保持する保持部材と、を備えていることが好ましい。
この場合には、カム体を回転させることで、昇降部材を特定方向に沿って変位させることができるので、該昇降部材の支持体を昇降対象物に当接させ、その後、該昇降対象物を持ち上げることが可能である。特に、昇降部材は、特定方向に移動可能に保持部材に保持されているので、特定方向以外の方向に対するがたつき等が抑制され、昇降対象物を特定方向に滑らかに持ち上げ易い。
(4)上記本発明に係る昇降装置において、前記昇降機構は、前記昇降部材と前記カム体とを機械的に連結させると共に、前記カム体の回転運動を前記昇降部材の直線運動に切り替えるリンク機構を備えていることが好ましい。
この場合には、リンク機構を介して昇降部材とカム体とを連結できるので、両者を例えば離間して配置することが可能となる。従って、位置関係の制約がなくなり、設計の自由度を向上することができるうえ、装置全体のコンパクト化を図り易い。
(5)上記本発明に係る昇降装置において、前記カム体は、板カムとされていることが好ましい。
この場合には、構成の簡略化を図り易い板カムをカム体として利用できるので、カム体に費やすコストを抑え易い。また、容易且つ自由に形成が可能な板カムの外形形状で、昇降機構の変位速度を変化させることができるので、所望する変位速度に精度良く調整し易い。
(6)本発明に係る搬送装置は、上記本発明に係る昇降装置と、前記昇降対象物を前記搬送路に沿って搬送させる搬送体と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る搬送装置によれば、昇降対象物を搬送している途中で、該昇降対象物を搬送路から持ち上げることができるので、例えば持ち上げ完了位置で昇降対象物に何らかの処理(例えば、部品の組み付け等)を行うことができ、その処理がなされた昇降対象物を搬送路の下流に搬送することが可能である。よって、単に搬送するだけでなく、途中で上記処理を施しながら昇降対象物の搬送を行うことができる。
特に、昇降装置によって高速な持ち上げが可能であるので、効率の良い昇降対象物の搬送を行える。また、昇降装置によって、所望する高さに精度良く昇降対象物を持ち上げることができるので、上記処理を確実に行い易い。
(7)本発明に係る搬送方法は、上記本発明に係る搬送装置を利用した搬送方法であって、前記搬送体により昇降対象物を前記搬送路に沿って搬送させると共に、該搬送路における昇降位置で一旦停止させる搬送工程と、前記昇降機構を作動させ、前記昇降位置に停止させられている前記昇降対象物を前記特定方向に沿って持ち上げる持ち上げ工程と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る搬送方法によれば、上述した搬送装置と同様の作用効果を奏効することができる。
(8)本発明に係る搬送プログラムは、上記本発明に係る搬送装置のコンピュータに、前記搬送体により昇降対象物を前記搬送路に沿って搬送させると共に、該搬送路における昇降位置で一旦停止させる搬送工程と、前記昇降機構を作動させ、前記昇降位置に停止させられている前記昇降対象物を前記特定方向に沿って持ち上げる持ち上げ工程と、を実行させることを特徴とする。
本発明に係る搬送プログラムによれば、搬送装置のコンピュータに、搬送工程及び持ち上げ工程を確実に実行させることができるので、上述した搬送装置と同様の作用効果を確実に奏効させることができる。
(9)本発明に係る記録媒体は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、上記本発明に係る搬送プログラムが記録されていることを特徴とする。
本発明に係る記録媒体によれば、例えば搬送装置のコンピュータに対してインストール等することで、上述した昇降対象物の搬送を確実に実行させることができる。特に、プログラムの流通等に好適に対応できる。
本発明によれば、昇降対象物を高速且つ安定して持ち上げることができると共に、所望する高さに精度良く昇降対象物を持ち上げることができる。
本発明に係る搬送装置の斜視図である。 図1に示す昇降装置を矢印A方向から見た側面図である。 図1に示す昇降装置を図1とは異なる方向から見た斜視図である。 図3に示す昇降装置を矢印B方向から見た側面図である。 図2に示す状態から板カムをCW方向に回転させて、支持プレートを昇降対象物に当接させた状態を示す側面図である。 図5に示す状態から板カムをCW方向にさらに回転させて、昇降対象物を持ち上げ完了位置まで持ち上げた状態を示す側面図である。 図2に示す板カムの平面図である。 図7に示す板カムの回転角度と、回転中心から外周縁部までの距離と、の関係を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
<搬送装置の構成>
図1に示すように、本実施形態の搬送装置1は、昇降対象物Wを搬送路Rに沿って矢印方向に搬送させる搬送体2と、該搬送体2によって搬送させられている昇降対象物Wを、その搬送路Rから上下方向(特定方向)L1に沿って持ち上げるリフタ装置(昇降装置)3と、これらを総合的に制御する制御部4と、を備えている。
なお、本実施形態では、上記搬送路Rは水平面に沿って配設されており、その搬送方向を前後方向L2といい、水平面上において前後方向L2に直交する方向を左右方向L3という。また、上下方向L1のうち、リフタ装置3から搬送路Rに向かう方向を上方、その反対を下方という。
上記搬送体2は、前後方向L2に延びる長尺な搬送部材であり、リフタ装置3の上方に配設された状態で、左右方向L3に間隔を開けて一対設けられている。そして、これら搬送体2上に架け渡されるように昇降対象物Wが載置されている。これにより、昇降対象物Wは、搬送体2で支持されながら前後方向L2に安定に搬送させられる。なお、搬送体2としては、特に限定されるものではないが、例えばベルトコンベア、ローラコンベア等が挙げられる。また、一対の搬送体2の間に形成される空間が、上記搬送路Rとして機能する。
上記制御部4は、昇降対象物Wがリフタ装置3の上方に相当する昇降位置Sまで搬送された際、該昇降位置Sで昇降対象物Wが留まるように搬送体2を一旦停止させるように制御すると共に、リフタ装置3を作動させて昇降対象物Wの持ち上げを開始するように制御している。
ところで、この制御部4は、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit )、RAM(Random Access Memory )、ROM(Read Only Memory )、各種インターフェース等に加え、後述する記録媒体4aを有している。
そして、制御部4は、その動作の一例として、例えばCPUが記録媒体4aに記憶される本発明における搬送プログラムを読み出し実行することにより、後述する本発明における搬送工程及び持ち上げ工程を実行している。
なお、搬送プログラムとは、昇降対象物Wを途中で持ち上げながら前後方向L2の上流側から下流側に搬送させるためのプログラムである。この搬送プログラムは、コンピュータ読み取り可能な上記記録媒体4aに記録されている。
なお、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROMや半導体メモリ等の可搬媒体であり、ドライブ装置(例えば、CD−ROMドライブ装置等)やインターフェース(例えば、USBインターフェース等)を介して読み込まれるものである。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、上記可搬媒体に限られず、コンピュータシステム(OSや周辺機器等のハードウェアを含むものをいう)に内蔵されるハードディスク等の記憶部であっても良い。
更に、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでも良い。
(リフタ装置)
以下、リフタ装置3について、詳細に説明する。
リフタ装置3は、図1〜図4に示すように、昇降対象物Wを支持する支持プレート(支持体)11を有し、上下方向L1に沿って移動可能に配設された昇降部材10と、この昇降部材10を移動可能に保持する保持部材12と、回転運動する板カム(カム体)13と、昇降部材10と板カム13とを機械的に連結させると共に、板カム13の回転運動を昇降部材10の直線運動に切り替えるリンク機構14と、を備えた昇降機構5を具備している。
上記昇降部材10は、左右方向L3に間隔を開けた状態で上下方向L1に延びる一対のシャフト20を有しており、これら一対のシャフト20の上端部に上記支持プレート11が固定されている。
この支持プレート11は、昇降対象物Wに対して平行に配設されており、その上端面は平面視長方形状に形成された持ち上げ面11aとして機能する。この際、支持プレート11の左右方向L3の長さは、一対の搬送体2間の間隔よりも短い長さとされている。これにより、一対の搬送体2上に支持されている昇降対象物Wに対して下方から接近し、持ち上げ面11aを一旦昇降対象物Wに当接させた後、該昇降対象物Wを持ち上げることが可能とされている。
なお、持ち上げ面11aには、左右方向L3に間隔を開けて配置された一対の位置決めピン21が配設されている。これら位置決めピン21は、昇降対象物Wに形成された位置決め孔W1(図1参照)に対応した位置に形成されており、持ち上げ面11aの当接時に位置決め孔W1内に挿入可能とされている。
これにより、持ち上げ面11aの当接時、昇降対象物Wは支持プレート11に対して前後方向L2及び左右方向L3に位置決めされる。
このように構成された昇降部材10は、板カム13の回転運動に伴って上下方向L1に直線的に変位し、昇降対象物Wに一旦当接した後に、そのまま該昇降対象物Wを持ち上げ完了位置P1(図1参照)まで上方に持ち上げ、その後、昇降対象物Wを下降させて搬送体2に再度受け渡す役割を果している。
上記保持部材12は、上記シャフト20を移動自在にそれぞれ保持するリニアブッシュ等の軸受筒であって、シャフト20が内部に挿通される円筒部12aと、該円筒部12aの下端部に連設されたフランジ部12bと、を備え、該フランジ部12bを介してベース板25上に立設されている。
円筒部12a内には、例えば図示しない転動体が組み込まれており、挿通されたシャフト20を低騒音且つ低摩擦で上下方向L1に案内することが可能とされている。これにより、昇降部材10は、上下方向L1以外の方向に対するがたつき等が抑制された状態で、上下方向L1に移動可能に保持されている。
なお、シャフト20は、昇降部材10における昇降ストローク以上の長さが確保されており、その下端部は保持部材12及びベース板25よりも下方に位置している。また、昇降部材10の昇降高さは、板カム13の回転角度によって規定され、図2に示すように最下降位置P2に位置している際、円筒部12aの上端部と支持プレート11との間には、隙間が確保されている。
つまり、昇降部材10の最下降位置P2は、円筒部12aと支持プレート11との接触によって規定されるのではなく、板カム13の回転角度によって規定されている。
上記ベース板25は、支持プレート11に対して略平行に配置されており、図示しない基台上に取付けられている。ベース板25の形状としては、例えば左右方向L3の長さが支持プレート11と略同等とされ、前後方向L2の長さが支持プレート11よりも長い、平面視長方形状に形成されている。
また、このベース板25上には、該ベース板25に対して直交する垂直壁部26が一体的に立設されている。この垂直壁部26は、支持プレート11に対して接触しない程度の高さとされ、その一部は保持部材12とは反対のベース板25の外方に向けて延びている。以下、垂直壁部26のうち、ベース板25の外方に向けて延びている部分を突出壁部26aという。更に、この突出壁部26aの一部は、下方に向けて屈曲しており、ベース板25よりも下方に突出している。以下、この下方に突出している部分を下端壁部26bという。
上記下端壁部26bの一方側には、モータ部30が固定されている。このモータ部30は制御部4によって駆動が制御されており、その出力軸部は下端壁部26bを左右方向L3に貫通して他方側に延びている。そして、この下端壁部26bの他方側において、上記板カム13がモータ部30の出力軸部に固定されている。この板カム13の形状については、後に詳細に説明する。
上記板カム13には、該板カム13の左右方向L3の外側に間隔を開けて配置され、板カム13と共に回転する回転円板31が連結されている。この回転円板31は、モータ部30の出力軸部における回転軸線Oと同軸に配設されており、その外周縁部の一部には切欠孔31aが形成されている。
そして、回転円板31の下方には、該回転円板31の外周縁部を左右方向L3から挟み込むように回転検出センサ32が配設されている。この回転検出センサ32は、下端壁部26bに固定され、板カム13の下方を通過した後に上方に折曲された折曲プレート33によって支持されている。そして、この回転検出センサ32は、例えば切欠孔31aを通じて回転円板31を通過する図示しない検出光の受光状態に基づいて、板カム13の回転基準位置を検出している。
制御部4は、回転検出センサ32によって検出された回転基準位置で、板カム13の回転角度を0度に設定している。そして、制御部4は、この回転基準位置を起点としてモータ部30の回転を制御することで、板カム13を任意の回転角度に回転させることが可能とされている。
上記リンク機構14は、第1アーム部40a及び第2アーム部40bを有する回転レバー40と、昇降部材10の支持プレート11に取付けられたブロック体41と、昇降部材10を下方に付勢するコイルバネ(付勢部材)42と、を備えている。
回転レバー40は、垂直壁部26における突出壁部26aの他方側(板カム13が配設されている側)において、該突出壁部26aに対して上下方向L1に回転可能に支持されている。第1アーム部40aは、下方に向けて延びており、その先端部にはカムフォロワ45が取付けられている。このカムフォロワ45のローラ部45aは、板カム13の外周面(軌道面)に接しており、板カム13の回転に伴って外周面上を相対的に走行する。
第2アーム部40bは、支持プレート11の下方に向けて延びており、その先端部にはカムフォロワ46が取付けられている。
上記ブロック体41は、下方に垂下するように支持プレート11に取付けられており、一対の保持部材12の略中間部に位置している。そして、このブロック体41は、上記カムフォロワ46のローラ部46aを回転自在とさせた状態で上下方向L1から挟み込む一対の対向板41aを有している。これにより、ブロック体41は回転レバー40の回転に伴って第2アーム部40bに押圧され、上下方向L1に変位させられる。
上記コイルバネ42は、上下方向L1に沿って配置され、その下端部はベース板25に固定された下部連結具47に取り付けられ、その上端部は支持プレート11に固定された上部連結具48に取付けられている。このコイルバネ42は引張ばねであり、常時自身の弾性復元力により支持プレート11を下方に付勢している。
そのため、回転レバー40は、第2アーム部40bが下方に移動するような回転付勢力を受けており、それによって第1アーム部40aに取付けられたカムフォロワ45のローラ部45aが板カム13の外周面に対して常時押し付けられている。
なお、本実施形態では、コイルバネ42を引張ばねとしたが、圧縮ばねを採用し、常時自身の弾性復元力により支持プレート11を下方に付勢するように構成しても構わない。また、コイルバネに限定されるものではなく、ゴム等の弾性材料を付勢部材として用いても構わない。
このように構成されているので、板カム13が回転すると、該回転に追従して回転レバー40が回転し、ブロック体41を介して支持プレート11を上下方向L1に移動させることが可能とされている。つまり、板カム13の回転運動がリンク機構14によって直線運動に変換され、昇降部材10を上下方向L1に移動させている。
さらに、このコイルバネ42によって支持プレート11が常時下方に付勢されることによって、外部からの振動による支持プレート11とカムフォロワ46とのガタツキを防止することができ、支持プレート11とカムフォロワ46との追従性が向上することとなる。また、コイルバネ42の適用数を増減させたり、コイルバネ42のバネ定数を適宜変更したりして、このガタツキの防止や追従性の向上をさらに効果的にすることもできる。
ところで、本実施形態の板カム13は、昇降対象物Wへの当接時における昇降部材10の変位速度が、昇降対象物Wの持ち上げ中の少なくとも一時期における変位速度よりも遅くなるように外形形成されている。
また、この板カム13は、昇降対象物Wの持ち上げ後、変位速度を段階的に変化させながら昇降部材10を持ち上げ完了位置P1(最上昇位置)まで移動させるように形成されていると共に、持ち上げ完了位置P1に達する手前の変位速度が昇降対象物Wへの当接時における変位速度以下となるように外形形成されている。
この点について、以下に詳細に説明する。
この板カム13は、図2に示すように、支持プレート11が最下降位置P2に位置している場合では、回転角度が0度(回転基準位置)に位置している。そして、この位置を起点として、板カム13がモータ部30の駆動により回転軸線Oを中心としてCW方向に回転することで、支持プレート11が上方に持ち上がり、図5に示すように、回転角度が90度の位置に達すると支持プレート11が昇降対象物Wに当接する。そして、図6に示すように、板カム13がさらにCW方向に回転し、回転角度が235度の位置に達すると支持プレート11が持ち上げ完了位置P1に位置する。
そして、この板カム13は、図7及び図8に示すように、モータ部30の出力軸部の回転軸線Oから外周縁までの距離Hが周方向に複雑に変化するように形成されている。なお、図7において最外縁部に記される角度表示は、板カム13の累積回転角度を示す。
具体的には、板カム13の外周面(軌道面)のうち、回転レバー40の第1アーム部40aに取付けられたカムフォロワ45のローラ部45aが接する部分の形状が、以下のように設計されている。
(a)回転角度が0度〜20度の範囲においては、上記距離Hが20mmとされた円弧形状とされている。
(b)回転角度が20度〜80度の範囲においては、上記距離Hが20mmから漸次大きくなって25mmに達するような湾曲形状とされている。
(c)回転角度が上記90度を挟んだ前後10度の範囲、即ち80度〜100度の範囲においては、上記距離Hが25mmとされた円弧形状とされている。
(d)回転角度が100度〜220度の範囲においては、上記距離Hが25mmから漸次大きくなって45mmに達するような湾曲形状とされている。
(e)回転角度が上記235度の前後15度の範囲、即ち220度〜250度の範囲においては、上記距離Hが45mmとされた円弧形状とされている。
(f)回転角度が250度〜360度(0度)の範囲においては、上記距離Hが45mmから漸次小さくなって20mmに達するような湾曲形状とされている。
上記のように板カム13が形成されているので、図8に示すように、回転角度が20度〜80度の範囲における上記距離Hの変化の傾きK1よりも、回転角度が100度〜220度の範囲における上記距離Hの変化の傾きK2の方が急峻な傾きとされている。
<搬送装置の作用>
次に、上記のように構成された搬送装置1により、昇降対象物Wを途中で持ち上げながら搬送する場合について説明する。
なお、初期状態としては、昇降対象物Wが搬送体2上に載置され、リフタ装置3よりも搬送方向の上流側に位置しているものとする。また、リフタ装置3の支持プレート11は、図2に示すように、最下降位置P2に位置しており、板カム13は回転角度が0度の状態とされている。
このような初期状態のもと、制御部4に作動開始の信号が入力されると、制御部4が各構成品の作動を記録媒体4aに記録された搬送プログラムに基づいて開始する。作動が開始されると、制御部4は、まず搬送体2を駆動して昇降対象物Wをリフタ装置3側に向けて搬送させ、該リフタ装置3の上方に位置する昇降位置Sに達した時点で一旦停止させる(本発明における搬送工程)。
そして、制御部4は、これと同時にリフタ装置3を作動させ、昇降位置Sに停止させられている昇降対象物Wを持ち上げる作業を行わせる(本発明の持ち上げ工程)。
具体的には、モータ部30を同一速度で駆動させて、板カム13を図2に示すCW方向に回転させる。すると、図8に示すように板カム13の回転角度が20度を越えると上記距離Hが漸次大きくなるので、第1アーム部40aが板カム13によって押圧され、第2アーム部40bが上方に移動するように回転レバー40が回転する。すると、この第2アーム部40bからの力は、ブロック体41を介して昇降部材10に伝わるので、該昇降部材10を上方に直線的に変位させて、支持プレート11を上昇させることができる。
そして、図5に示すように、板カム13の回転角度が90度に達した時点で、支持プレート11の持ち上げ面11aが昇降対象物Wに対して下方から当接する。これにより、一対の搬送体2から支持プレート11の持ち上げ面11a上に昇降対象物Wが受け渡された状態となる。この際、支持プレート11の位置決めピン21が位置決め孔W1内に挿入されるので、昇降対象物Wは前後方向L2及び左右方向L3に正確に位置決めされ、がたつくことなく支持プレート11上に受け渡される。
そして、この当接後、板カム13の回転に伴って昇降部材10の支持プレート11がさらに上昇し、図6に示すように、回転角度が235度に達した時点で支持プレート11が持ち上げ完了位置P1に達する。これにより、昇降対象物Wの持ち上げ作業が完了し、該昇降対象物Wに対して各種処理(例えば、図示しない部品の組み付け等)を行うことができる。
次いで、昇降対象物Wの持ち上げ作業が完了した後、該昇降対象物Wを下降させて、搬送体2上に受け渡す作業を引き続き行う。
この際、本実施形態では、板カム13をさらにCW方向に回転させるのではなく、回転角度が235度に達した時点で、制御部4がモータ部30を一旦停止させた後、逆回転させて板カム13を反対方向(CCW方向)に回転させる。これにより、板カム13の回転角度が再び90度に達し、昇降対象物Wを搬送体2上に受け渡すことができる。
なお、昇降対象物Wの受け渡し後、制御部4は板カム13の回転角度が0度に達するまで回転させ、回転角度が0度になった時点でモータ部30を停止させる。これにより、支持プレート11は、再び最下降位置P2に位置し、次ぎの持ち上げ工程に向けて待機状態に移行する。
また、制御部4は、昇降対象物Wが搬送体2上に受け渡された時点で、搬送体2を作動させ、リフタ装置3の下流側への搬送を開始する。そして、リフタ装置3の上流側に待機している新たな昇降対象物Wの搬送を行って、上述した一連の流れを繰り返す。
上述したように、本実施形態の搬送装置1によれば、単純に昇降対象物Wを持ち上げるのではなく、一旦昇降対象物Wに当接した後に、持ち上げを行う。
しかも、この当接時における昇降機構5の変位速度が、持ち上げ途中の少なくとも一時期における変位速度よりも遅くなるように板カム13が形成されている。つまり、板カム13の回転角度が90度を挟んで前後10度の範囲、即ち80度〜100度の範囲においては、上記距離Hが25mmとされた円弧形状とされている。従って、モータ部30の速度が同じであっても、当接時及びその前後段階で、昇降部材10の変位速度を遅くすることができる。
このため、衝撃等を与えることなく昇降対象物Wをゆっくりと持ち上げることができ、ダメージを与えることなく、また昇降対象物Wの飛び跳ね等を抑制しながら安定して持ち上げることができる。
その一方、上記当接前の段階、即ち板カム13の回転角度が20度〜80度の範囲では、上記間隔Hが傾きK1で大きくなるように形成されていると共に、当接後の段階、即ち、板カム13の回転角度が100度〜220度の範囲では、上記間隔Hがさらに急峻な傾きK2で大きくなるように形成されている。そのため、モータ部30の速度が同じであっても、昇降部材10を高速に変位させることができ、全体としては高速な持ち上げを行うことが可能である。
従って、昇降対象物Wを高速且つ安定して持ち上げることができる。また、昇降部材10のシャフト20が保持部材12によって上下方向L1に移動可能に支持されているので、上下方向L1以外の方向に対するがたつき等を抑制でき、昇降対象物Wを滑らかに持ち上げ易い。
更に、本実施形態のリフタ装置3では、支持プレート11が昇降対象物Wに当接してから持ち上げ完了位置P1に達するまで、昇降部材10の変位速度が2段階に変化している。つまり、板カム13の回転角度が100度〜220度の範囲では、間隔Hの傾きK2が傾きK1よりも急峻であるので、最も変位速度が速い。その後、持ち上げ完了位置P1の手前の相当する範囲である、回転角度が220度〜235度の範囲では、間隔Hが変化しないので、当接時と同じ変位速度となる。
このように、昇降対象物Wを持ち上げ完了位置P1まで持ち上げる際に、昇降部材10の変位速度を一旦高速にし、その後、持ち上げ完了位置P1の手前で減速させ、当接時と同じ変位速度まで遅くすることができる。従って、昇降対象物Wを持ち上げ完了位置P1で急停止させるのではなく、ゆっくりと停止させることができるので、当接時と同様に飛び跳ね等を抑制することができる。
よって、昇降対象物Wを位置ずれさせることなく、持ち上げ完了位置P1にて該昇降対象物Wへの各種処理を正確に行うことができる。
また、板カム13を利用するので、昇降高さを板カム13の回転角度(停留位置)で規定することができ、回転角度に応じた形状変化等によって昇降高さを位置決めすることができる。つまり、板カム13の回転角度が0度〜20度の範囲、80度〜100度の範囲、220度〜250度の範囲では、間隔Hが変化しないように外形形成されている。そのため、これらの回転角度範囲でモータ部30を停止させた場合、モータ部30の停止精度にばらつきがあったとしても、昇降部材10が上下方向L1に変位してしまうことを防止することができる。
従って、モータ部30の停止精度に依存していた従来のものとは異なり、所望する高さに精度良く昇降対象物Wを持ち上げて、高精度な位置決めを行うことができる。
また、昇降対象物Wを持ち上げ完了位置P1から下降させ、搬送体2に受け渡す場合であっても、高速で下降させた後、受け渡し直前で減速させ、ゆっくりとした速度で搬送体2に受け渡すことができる。従って、衝撃や飛び跳ね等を抑制しながら、安全に受け渡すことができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、板カム13を用いたが、回転運動するカム体であれば良く、板カム13に限定されるものではない。例えば、円筒カム、端面カム、球面カム等を用いても構わない。但し、構成の簡略化を図り易い板カム13を採用することで、カム体に費やすコストを抑え易い。また、容易且つ自由に設計に形成が可能な板カム13の外形形状で、昇降部材10の変位速度を変化させることができるので、所望する変位速度に精度良く調整し易い。
また、上記実施形態において、シャフト20の下方に板カム13を配置すると共に、シャフト20の下端部にカムフォロワを取付け、該カムフォロワのローラ部を直接板カム13の外周面に接するように構成しても構わない。この場合であっても、同様の作用効果を奏効することができる。
但し、上記実施形態のように、リンク機構14を介して昇降部材10と板カム13とを連結することが好ましい。こうすることで、両者を離間して配置することが可能となり、位置関係の制約がなくなり、設計の自由度を向上することができるうえ、装置全体のコンパクト化を図り易い。
また、昇降対象物Wの種類に応じてリフタ装置3等の仕様(例えば、支持プレート11の大きさや、モータ部30の出力等)を適宜変更することにより、昇降対象物Wとして、電子部品、完成品、部品等の種々の有体物たる動産を適用可能であることはいうまでも無い。
本実施形態では、上述したように、昇降対象物Wに対して衝撃等を与えることなく、該昇降対象物Wをゆっくりと、また、飛び跳ね等を抑制しながら安定して持ち上げることができるため、かかる昇降対象物Wとしては、表面実装タイプ(チップ型)の抵抗、LED、コンデンサ等の微細な電子部品や、例えばMEMS(Micro Electro Mechanical Systems )技術を適用して製造された超微細機械要素部品、センサ、アクチュエータ、電子回路等の搬送(持ち上げ)において、より効果を奏するものである。
R…搬送路
S…昇降位置
W…昇降対象物
L1…上下方向(特定方向)
P1…持ち上げ完了位置
1…搬送装置
2…搬送体
3…リフタ装置(昇降装置)
4…制御部
4a…記録媒体
5…昇降機構
10…昇降部材
11…支持プレート(支持体)
13…板カム(カム体)
14…リンク機構

Claims (8)

  1. 支持体によって支持される昇降対象物が搬送路に沿って搬送させられ、その搬送路から搬送方向とは異なる特定方向に沿って持ち上げる昇降機構を具備する昇降装置であって、
    前記昇降機構は、
    回転運動するカム体を備え、このカム体の回転運動により前記特定方向に直線的に変位して、前記昇降対象物に当接した後に該昇降対象物を持ち上げ、
    前記カム体は、
    前記昇降対象物への前記当接時における前記昇降機構の変位速度が、前記昇降対象物の持ち上げ中の少なくとも一時期における変位速度よりも遅くなるように形成され、
    前記支持体は、前記特定方向とは反対方向である下方に、付勢部材により付勢されており、
    前記昇降機構は、
    前記支持体を有し、前記カム体の回転に伴って前記特定方向に沿って移動可能に配設された昇降部材と、
    前記昇降部材を移動可能に保持する保持部材と、
    前記昇降部材と前記カム体とを機械的に連結させると共に、前記カム体の回転運動を前記昇降部材の直線運動に切り替えるリンク機構を備えることを特徴とする昇降装置。
  2. 請求項1に記載の昇降装置において、
    前記カム体は、
    前記昇降対象物の持ち上げ後、変位速度を段階的に変化させながら前記昇降機構を持ち上げ完了位置まで移動させるように形成されていると共に、持ち上げ完了位置に達する手前の変位速度が前記昇降対象物への当接時における変位速度以下となるように形成されていることを特徴とする昇降装置。
  3. 請求項1又は2に記載の昇降装置において、
    前記リンク機構は、
    第1アーム部及び第2アーム部を有する回転レバーと、
    前記支持体に取付けられ、前記第2アーム部の先端部に取付けられたカムフォロワのローラ部を回転自在とさせた状態で上下方向から挟み込む一対の対向板を有しているブロック体と、を備え、
    前記第1アーム部の先端部に取付けられたカムフォロワのローラ部が前記カム体の外周面に接しており、
    前記ブロック体は回転レバーの回転に伴って第2アーム部に押圧されることにより、上下方向に変位させられることを特徴とする昇降装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載の昇降装置において、
    前記カム体は、板カムとされていることを特徴とする昇降装置。
  5. 請求項1に記載の昇降装置と、
    前記昇降対象物を前記搬送路に沿って搬送させる搬送体と、を備えていることを特徴とする搬送装置。
  6. 請求項に記載の搬送装置を利用した搬送方法であって、
    前記搬送体により昇降対象物を前記搬送路に沿って搬送させると共に、該搬送路における昇降位置で一旦停止させる搬送工程と、
    前記昇降機構を作動させ、前記昇降位置に停止させられている前記昇降対象物を前記特定方向に沿って持ち上げる持ち上げ工程と、を備えていることを特徴とする搬送方法。
  7. 請求項に記載の搬送装置のコンピュータに、
    前記搬送体により昇降対象物を前記搬送路に沿って搬送させると共に、該搬送路における昇降位置で一旦停止させる搬送工程と、
    前記昇降機構を作動させ、前記昇降位置に停止させられている前記昇降対象物を前記特定方向に沿って持ち上げる持ち上げ工程と、
    を実行させることを特徴とする搬送プログラム。
  8. コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、請求項に記載の搬送プログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
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