JPH0585732U - 育苗箱積重ね装置 - Google Patents
育苗箱積重ね装置Info
- Publication number
- JPH0585732U JPH0585732U JP2681392U JP2681392U JPH0585732U JP H0585732 U JPH0585732 U JP H0585732U JP 2681392 U JP2681392 U JP 2681392U JP 2681392 U JP2681392 U JP 2681392U JP H0585732 U JPH0585732 U JP H0585732U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seedling raising
- box
- nursery box
- raising box
- lift mechanism
- Prior art date
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- Pending
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- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 押上げされた育苗箱を掴んで支持する把持手
段では連続する積上げ作動が非常に不安定となり易いも
のであるため、育苗箱を単に載せて支持する載せ付け手
段に変更させて、積上げ作動が安定・良好に行われるよ
うにさせる。 【構成】 リフト機構にって下方から積上げていく形式
の育苗箱積重ね装置において、押上げられた育苗箱を押
上げ位置で保持する支持機構を、電動シリンダによって
育苗箱の左右載置部に出退自在な係合片で構成し、育苗
箱を単に載せ付けるだけの載置構造とする。昇降台とこ
れの下端のベアリング21に作用する回転カム19とか
らリフト機構を構成し、回転カム19に、育苗箱が積層
育苗箱を2mm押上げる第1所定高さ位置で押上げ育苗箱
を一旦維持する第1等半径部R1 と、育苗箱を50mm押上
げる第2所定高さ位置に育苗箱を一時的に維持する第2
等半径部R2 とを形成する。
段では連続する積上げ作動が非常に不安定となり易いも
のであるため、育苗箱を単に載せて支持する載せ付け手
段に変更させて、積上げ作動が安定・良好に行われるよ
うにさせる。 【構成】 リフト機構にって下方から積上げていく形式
の育苗箱積重ね装置において、押上げられた育苗箱を押
上げ位置で保持する支持機構を、電動シリンダによって
育苗箱の左右載置部に出退自在な係合片で構成し、育苗
箱を単に載せ付けるだけの載置構造とする。昇降台とこ
れの下端のベアリング21に作用する回転カム19とか
らリフト機構を構成し、回転カム19に、育苗箱が積層
育苗箱を2mm押上げる第1所定高さ位置で押上げ育苗箱
を一旦維持する第1等半径部R1 と、育苗箱を50mm押上
げる第2所定高さ位置に育苗箱を一時的に維持する第2
等半径部R2 とを形成する。
Description
【0001】
本考案は、播種後や洗浄後の育苗箱を自動的に所定段数積重ねる装置の改良技 術に関する。
【0002】
従来、この種の育苗箱積重ね装置としては、特開昭61−227714号公報 で示されたものが知られている。これは、搬送されたきた育苗箱をエアーシリン ダで押上げることで下方から順次積上げていく手段であり、押上げられた育苗箱 をその押上げ位置において保持する支持機構がコンベヤの上方位置に配設してあ る。
【0003】
上記の育苗箱積重ね装置、すなわち、リフト機構の押上げによって下層から育 苗箱を積上げる手段では、積上げられた育苗箱を一旦空中で受止めて保持すると ともに、次に持上げられてきた育苗箱が積層育苗箱の最下端に接当して全体を押 上げる作動中には育苗箱の保持を解除させ、所定高さまで押上げ育苗箱が押上げ された時点で再び新たに最下端となった育苗箱を受止めて保持するという動作を 繰返すようになる。 ところが、前記従来技術では、育苗箱を把持すること、すなわち、育苗箱を掴 んで持つ状態で保持することで支持機構における育苗箱の受止め保持機能を現出 させていたため、押上げられてきた育苗箱と積層最下端の育苗箱とが接当する寸 前での該積層最下端の育苗箱の保持解除作動や、押上げによって所定高さに達し た育苗箱の保持再開作動の設定が難しくなり、育苗箱の掴み及び掴み解除作動に 要する時間設定と相まっての作動タイミングのズレによる種々の不具合が発生す るおそれがある。 つまり、保持解除作動が設定状態よりも早く行われると積層育苗箱の落下ショ ックが大となって積層状態が乱れ、遅く行われると保持状態の育苗箱に無理な押 上げ力が作用して支持機構が損傷するとか、保持再開作動が設定状態よりも早く 行われると保持状態の育苗箱に無理な押上げ力が作用して支持機構が損傷し、遅 く行われると積層育苗箱の保持高さが設定高さよりも低くなって次回の積上げが 乱れるといった具合に、連続する積上げ作動が非常に不安定となり易いものであ り、改善の余地が残されていた。 本考案の目的は、下層から積上げる形式の育苗箱積重ね装置の工夫により、そ の積上げ作動が安定して良好に行われるようにさせる点にある。
【0004】
上記目的の達成のために本考案は、所定位置に搬送されてきた重積み自在な育 苗箱を上方に押上げるリフト機構と、このリフト機構によって押上げられた育苗 箱をその押上げられた位置で保持する支持機構とを備え、この支持機構を、育苗 箱の相対向する側壁部分夫々に形成された載置部に対して出退自在な係合片と、 これら係合片を同時に突出及び退避移動させる駆動手段とから構成し、係合片が 突出した姿勢にあるとこれら突出係合片に載置部を介して育苗箱を載付け支持可 能であり、かつ、係合片が退入した姿勢にあると育苗箱の下方移動を許容する状 態に係合片の出退移動量を設定し、かつ、リフト機構で押上げられる上昇育苗箱 の上面が、係合片に載付け支持された載置育苗箱の下面に接当してこの載置育苗 箱を若干量上昇させるに相当する第1所定高さ位置に達すると、リフト機構の作 動を一時的に停止させるとともに係合片を退避移動させ、係合片の退避移動後に リフト装置を再作動させて上昇育苗箱を押上げて第2所定高さ位置に達するリフ ト機構の作動を一時的に停止させるとともに退避姿勢にある係合片を突出移動し て上昇育苗箱が支持機構に載付け支持され、係合片の突出移動後にリフト機構が 下降作動される状態に、上昇育苗箱1の高さ位置を検出する検出手段と駆動手段 とリフト機構とを連係させる制御手段を設けてあることを特徴構成とする。 そして、前記リフト機構を、育苗箱を載置する上下移動自在な昇降台と、この 昇降台に備えた接触部に作用して昇降台を上昇及び下降移動させる回転カムとか ら構成し、この回転カムに、第1所定高さ位置に育苗箱を一時的に維持する第1 等半径部と第2所定高さ位置に育苗箱を一時的に維持する第2等半径部とを形成 してあると好都合である。
【0005】
本考案では、支持機構を、育苗箱の相対向する側壁部分夫々に形成された載置 部に対して出退自在な係合片と、これら係合片を同時に突出及び退避移動させる 駆動手段とから構成、すなわち、単に育苗箱を係合片に載せ付ける手段によって 育苗箱の受止め保持機能を現出させてあるので、従来の把持手段に比べて次のよ うな作動上の利点がある。 押上げ育苗箱が積層育苗箱最下端のものに接当する時点で係合片が突出した ままであっても、突出係合片と積層育苗箱最下端のものとに無理な力が作用する こと、及び干渉することなく育苗箱全体の若干の押上げ移動が可能である。 の作用により、係合片と育苗箱の載置作動時期が設定の状態より多少ズレ ても正常な積重ね作動が行われることにより、積層育苗箱の落下ショックが大と なることが防止される。 押上げ育苗箱が積層育苗箱最下端のものに接当した直後の係合片の退避移動 時期が多少ズレても、又、押上げ育苗箱が新たな積層育苗箱最下端のものになっ た後に係合片を退避移動させる時期が多少遅れても、載置手段故に掴み損ねによ って育苗箱が落下するとか支持機構が破損する等の不都合なく良好に作動するよ うになる。 係合片は単に出退移動する単純な動きで良いから、育苗箱との干渉を避けな がら掴み作動させる比較的複雑な動きが要求される従来技術に比べて、より正確 な作動状態や構造の簡略化が実現できるようになる。 又、押上げ育苗箱が積層育苗箱最下端の育苗箱に接当する第1所定位置で一旦 リフト機構が停止するから、このときに行う係合片の退避移動が育苗箱に干渉す ることなく良好に遂行されるようになる。そして、係合片が突出移動して押上げ 育苗箱に係合作動するようになる第2所定位置においてもリフト機構が停止され るので、この係合片の突出移動も育苗箱に干渉することなく良好に遂行されるよ うになる。 請求項2の構成では、回転カムに第1等半径部と第2等半径部とを形成する機 械的手段によって、上記の良好な係合片の退避移動と突出移動とを現出できるよ うになる。
【0006】
従って、請求項1又は2記載のいずれの育苗箱積重ね装置であっても、支持機 構での育苗箱の受止め支持機能を、リフト機構との正確な連係作動が要求される 把持手段から、リフト機構との連係作動に要求される時間的な制約の緩い載置手 段に変更させる改良により、作動不良や機構類の損傷なく円滑で良好な積重ね作 動が期待できるとともに、係合片の育苗箱への係合及び係合解除が支障なく行え 、上記載置手段を良好・円滑に実現できるに至った。
【0007】
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1に育苗プラント等で播種処理された後の育苗箱1を所定段数(30枚)積 層する育苗箱積重ね装置の全体図が示され、2は育苗箱1の搬送コンベヤ、3は 育苗箱1を押上げて下方から順次積上げる積層装置、4は積層された育苗箱群1 Aを載せて発芽室等の後工程に運搬するための台車である。 図4、図5に示すように、搬送コンベヤ2は、育苗箱搬送方向上手側から第1 〜第4搬送部2a,2b,2c,2dの各搬送部から成り、夫々専用の電動モー タ5及び多数の回転ローラ6から構成されて独立駆動できるようにしてある。 搬送コンベヤ2は、第1〜第3搬送部2a,2b,2cが同じ駆動構造を採り 、その構造を第2搬送部2bのもので説明すると、図8に示すように、3個のコ ロ6aを支持軸7に取付けて成るローラユニット6どうしをチェン連動機構8で 連動させるとともに、そのうちの1個の支持軸7のチェン連動機構8の反対側端 に設けた入力スプロケット9と電動モータ5とをチェン連動させてある。 図5、図6に示すように、第4搬送部2dは、一対のレール34,34で搬送 方向に直交する方向に移動自在なスライド台36に、電動モータ5とローラユニ ット6とで成る第1〜第3搬送部と同構造の駆動部分を備えて構成され、スライ ド台自身の前後移動及びローラユニット6による左右への移動によって台車4に 育苗箱群1Aを積み込むように機能する。 台車4は、30段に積層された育苗箱群1Aを前後左右に計4組積載して運搬 するものであり、第4搬送部2dの積み込み作用によって育苗箱搬送方向下手側 の奥から順に育苗箱群1Aを詰め込み、それから発芽室へ運搬して行く。 図13に示すように、育苗箱1は樹脂成形品であり、底面1aが搬送コンベヤ 2のローラユニット6に載る移送面になるとともに、複数の補強リブ1bが施さ れた持ち運び用の載置部1cが側壁の前後端夫々に形成してある。側壁の補強リ ブ1bの下端縁を底面1aよりも若干上方に位置させてある構造により、上下の 重合部分を有した状態で育苗箱1を積層自在な形状に形成してある。
【0008】 次に、積層装置3の構造について説明する。 図3、図4、及び図7に示すように、積層装置3は、所定位置に搬送されてき た育苗箱1を一定量上方に押上げるリフト機構10と、このリフト機構10によ って押上げられた育苗箱1をその押上げられた位置で保持する支持機構11とか ら構成されている。 支持機構11は、電動シリンダ(駆動手段に相当)13による水平方向のスラ イド移動により育苗箱1の左右側壁の載置部1cに対して同時に出退自在な一対 の長尺形状の係合片12(図13参照)で構成(揺動移動により出退自在な係合 片12でも良い)され、係合片12が育苗箱1側に突出した受止め姿勢(図7の 状態)にあるとこれら突出係合片12に載置部1cを載せ付けるることで育苗箱 1を載付け支持可能であり、かつ、係合片12が外方に移動して退入した非作用 姿勢にあると育苗箱1の上下方向の移動を許容する状態に係合片12の出退移動 量を設定してある。電動モータ14とネジ送り機構15とで構成される電動シリ ンダ13に代えて油圧シリンダやソレノイドを用いるものでも良い。 リフト機構10は、3個の作用突起17(図3中における最右端のものは次の 育苗箱の進行を阻止するストッパである)を取付けた昇降台18とこの昇降台1 8を昇降操作する回転カム19とギヤードモータ20とで構成されている。作用 突起17はローラユニット6間に配置され、昇降台18の中央部分に回転カム1 9に追従接触するベアリング21が支承されるとともに、昇降台18の前後には 昇降移動軌跡を決定するガイド機構22が備えてある。ガイド機構22は、図9 に示すように、コンベヤフレーム23に支持される筒軸24に昇降台18に取付 けられたガイド軸25を内嵌し、ガイド軸25下端の受け板25aとコンベヤフ レーム23側との間に圧縮バネ26を介装して構成されている。つまり、昇降台 18は前後のバネ26,26によって下降付勢されることでベアリング21が回 転カム19に追従するようにしてある。尚、18aはローラ6との干渉を避ける 逃げ孔である。 回転カム19には、複数の検出片K1 〜K5 がボルト止めしてあるとともに、 コンベヤフレーム23には前記検出片K1 〜K5 の通過によって作動するセンサ (光学式センサ等)27が取付けてあり、その検出センサ27とギヤードモータ 20と第1乃至第3搬送部2a,2b,2cの計3個の電動モータ5と一対の電 動シリンダ13と後述する感知センサ29、ソレノイド30、リミットスイッチ 31、及び接触スイッチ33とを制御装置28に接続して図2に示す自動積層制 御回路Aが構成してある。
【0009】 次に、積層装置3の作用を説明する。 図9に示すように、第2搬送部2bの終端にはソレノイド30の伸縮によって 左右軸心P周りで揺動移動自在なアーム35の先端に接触式の育苗箱感知センサ 29が設けてあり、搬送育苗箱1が感知センサ29に接当すると第2搬送部1b の電動モータ5が停止するとともに、ギヤードモータ20が起動されて回転カム 19が回転し始める。そして、0.14秒かかって育苗箱1が第1所定高さ(14.5mm )位置H1 に上昇すると第2検出片K2 によって検出センサ27が作動し(図1 0の状態9、それによって電動シリンダ13が作動して左右の係合片12が受止 め姿勢から非作用姿勢に0.12秒かかって移動するとともに、第2検出片K2 の4 検出から第3検出片K3 を検出するまでの0.17秒間はベアリング21が回転カム 19の接触半径一定の第1等半径部R1 上にあり、育苗箱1は該第1所定高さ位 置H1 で暫くの間維持される。第1所定高さは押上げ育苗箱1が上側の育苗箱1 の下端に接当する高さ(12.5mm)よりも少し高いめに設定してある。 第3検出片K3 によって検出センサ27が作動すると、電動シリンダ13が停 止されるとともに回転カム19によって再び昇降台18の上昇が始まり、0.42秒 かかって第4検出片K4 が検出センサ27に到達する(図11の状態)と昇降台 18が上昇して上限である第2所定高さ(50mm)位置H2 に達するとともに電動 シリンダ13が作動して係合片12が非作用姿勢から受止め姿勢に0.12秒かかっ て移動し、更に、第5検出片K5 を検出するまでの0.16秒間はベアリング21が 回転カム19の接触半径一定の第2等半径部R2 上にあり、育苗箱1は該第2所 定高さ位置H2 で暫くの維持される。 第5検出片K5 によって検出センサ27が作動すると、電動シリンダ13が停 止されるとともに回転カム19によって昇降台18の下降が始まる状態になる。 そして、0.71秒かかって第1検出片K1 が検出センサ27部位に達する元の状態 (図9の状態)に戻ると昇降台18も元の高さに下降し、かつ、ギヤードモータ 20が停止し、次に来る育苗箱1によって感知センサ29が作動するまでギヤー ドモータ20の停止状態が維持される。又、第2搬送部2bの電動モータ5は感 知センサ29が作動してから第5検出片K5 が検出センサ27部位に達するまで は停止され、それ以外の間は駆動されるのである。
【0010】 以上の1サイクル1.60秒の積上げ作動が繰返されることで30段積重ねられる と、最上段の育苗箱1によって積層フレーム32に装備した接触スイッチ33( 図3参照)が操作され、ギヤードモータ20をして昇降台18が第1所定高さに 上昇し、係合片12が非作用姿勢に操作され、かつ、ソレノイド30が縮小移動 してアーム35が下降移動し、一旦育苗箱群1Aが昇降台18に載せられ、次い で、昇降台18が下降して育苗箱群1Aは第2〜第4搬送部2b,2c,2dに よって台車4に搬送されて行くのである。尚、図3、図4に示すように、第3搬 送部2c部位には育苗箱1の通過を検出するリミットスイッチ31が設けてあり 、育苗箱群1Aの通過に伴うリミットスイッチ31の作動によってソイレノイド 30が伸長作動し、育苗箱1の搬送を阻止する状態に戻る。参考に、上記1サイ クルの作動順序系統グラフを図15に、かつ、回転カム19の形状と検出片K1 〜K5 との関係を示す拡大図を図14に夫々表しておく。 又、リフト機構10の昇降軌跡グラフを図16に表し、この図において、第1 及び第2所定高さ位置H1 ,H2 夫々の直前及び直後での曲線は、慣性によるシ ョックを和らげるべくリフト機構10の昇降速度を漸減又は漸増制御することに 因るものである。 以上により、リフト機構10で押上げられる上昇育苗箱1の上面が、係合片1 2に載付け支持された載置育苗箱1の下面に接当してこの載置育苗箱1を若干量 上昇させるに相当する高さに達すると、リフト機構10の上昇作動が停止すると ともに係合片12を退避移動させ、係合片12の退避移動後にリフト機構10を 再作動させて上昇育苗箱1を一定量押上げると退避姿勢にある係合片12を突出 移動して上昇育苗箱1が支持機構11に載付け支持される状態に、上昇育苗箱1 の高さ位置を検出する検出手段B(検出センサ27と第1〜第5検出片K1 〜K 5 で構成される)と駆動手段である電動シリンダ13とリフト機構10とを制御 手段である制御装置28に連係させてある。
【0011】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】積層装置の全体構造を示す平面図
【図2】自動積層制御回路を示す系統図
【図3】第1〜第3搬送部の構造を示す側面図
【図4】第1〜第3搬送部の構造を示す平面図
【図5】第4搬送部の構造を示す平面図
【図6】第4搬送部の構造を示す側面図
【図7】積層装置の構造を示す横断面図
【図8】第1〜第3搬送部の駆動構造を示す平面図
【図9】積層装置での昇降作動状態を示す作用図
【図10】積層装置での昇降作動状態を示す作用図
【図11】積層装置での昇降作動状態を示す作用図
【図12】積層装置での昇降作動状態を示す作用図
【図13】育苗箱の斜視図
【図14】回転カムの形状と検出片の関係を示す拡大図
【図15】積層装置の作動系統グラフ
【図16】リフト機構の昇降軌跡グラフを示す図
1 育苗箱 1c 載置部 10 リフト機構 11 支持機構 12 係合片 13 駆動手段 18 昇降台 19 回転カム 28 制御手段 B 検出手段 H1 第1所定高さ H2 第2所定高さ R1 第1等半径部 R2 第2等半径部
Claims (2)
- 【請求項1】 所定位置に搬送されてきた重積み自在な
育苗箱(1)を上方に押上げるリフト機構(10)と、
このリフト機構(10)によって押上げられた育苗箱
(1)をその押上げられた位置で保持する支持機構(1
1)とを備え、この支持機構(11)を、前記育苗箱
(1)の相対向する側壁部分夫々に形成された載置部
(1c),(1c)に対して出退自在な係合片(1
2),(12)と、これら係合片(12),(12)を
同時に突出及び退避移動させる駆動手段(13)とから
構成し、前記係合片(12),(12)が突出した姿勢
にあるとこれら突出係合片(12),(12)に前記載
置部(1c),(1c)を介して前記育苗箱(1)を載
付け支持可能であり、かつ、前記係合片(12),(1
2)が退入した姿勢にあると前記育苗箱(1)の下方移
動を許容する状態に前記係合片(12),(12)の出
退移動量を設定し、かつ、前記リフト機構(10)で押
上げられる上昇育苗箱(1)の上面が、前記係合片(1
2),(12)に載付け支持された載置育苗箱(1)の
下面に接当してこの載置育苗箱(1)を若干量上昇させ
るに相当する第1所定高さ位置(H1 )に達すると、前
記リフト機構(10)の作動を一時的に停止させるとと
もに前記係合片(12),(12)を退避移動させ、該
係合片(12),(12)の退避移動後に前記リフト機
構(10)を再作動させて前記上昇育苗箱(1)を押上
げて第2所定高さ位置(H2 )に達すると前記リフト機
構(10)の作動を一時的に停止させるとともに退避姿
勢にある前記係合片(12),(12)を突出移動して
該上昇育苗箱(1)が前記支持機構(11)に載付け支
持され、前記係合片(12),(12)の突出移動後に
前記リフト機構(10)が下降作動される状態に、前記
上昇育苗箱(1)の高さ位置を検出する検出手段(B)
と前記駆動手段(13)と前記リフト機構(10)とを
連係させる制御手段(28)を設けてある育苗箱積重ね
装置。 - 【請求項2】 前記リフト機構(10)を、前記育苗箱
(1)を載置する上下移動自在な昇降台(18)と、こ
の昇降台(18)に備えた接触部(21)に作用して該
昇降台(18)を上昇及び下降移動させる回転カム(1
9)とから構成し、この回転カム(19)に、前記第1
所定高さ位置(H1 )に前記育苗箱(1)を一時的に維
持する第1等半径部(R1 )と前記第2所定高さ位置
(H2 )に前記育苗箱(1)を一時的に維持する第2等
半径部(R2 )とを形成してある請求項1記載の育苗箱
積重ね装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2681392U JPH0585732U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 育苗箱積重ね装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2681392U JPH0585732U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 育苗箱積重ね装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0585732U true JPH0585732U (ja) | 1993-11-19 |
Family
ID=12203730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2681392U Pending JPH0585732U (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 育苗箱積重ね装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0585732U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013189276A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Seiko Instruments Inc | 昇降装置、搬送装置、搬送方法、搬送プログラム及び記録媒体 |
KR101418651B1 (ko) * | 2012-03-30 | 2014-07-15 | 가부시키가이샤 스즈텍 | 육묘 용기 중첩 방법 및 육묘 용기 중첩 장치 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP2681392U patent/JPH0585732U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013189276A (ja) * | 2012-03-13 | 2013-09-26 | Seiko Instruments Inc | 昇降装置、搬送装置、搬送方法、搬送プログラム及び記録媒体 |
KR101418651B1 (ko) * | 2012-03-30 | 2014-07-15 | 가부시키가이샤 스즈텍 | 육묘 용기 중첩 방법 및 육묘 용기 중첩 장치 |
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