JP5993619B2 - 収容什器 - Google Patents
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Description
ここで、ショーケースとしては、例えば上部が開口部とされた箱状部材と、該開口部を開閉する扉と、物品を保冷する冷凍庫とを備えているものが知られている。そして、買い物客が扉を開放することにより物品を取り出すことができるとともに、扉を閉塞した状態とすることによりショーケース内の冷却性能を向上させることができる。
このような扉では、ローラを中心に後扉の後部を上方に回動させるとともに、ヒンジを中心として前扉の裏面と後扉の裏面とを互いの裏面を対向させるように折り畳んで、開口部を開放した状態とすることができる。
すなわち、本発明に係る収容什器は、上部が開口部とされ物品を収容可能なケース本体と、前記開口部を開閉可能な開閉手段とを備える収容什器であって、前記開閉手段は、後方に配設された後側扉と、該後側扉の前方に配設されるとともに前後方向にスライド可能とされた前側扉と、前記ケース本体の上部で該後側扉を上方に回動可能に軸支する第一回動軸と、前記前側扉を前記後方にスライドして前記後側扉に対して上下方向に重合させた状態において、前記前側扉及び前記後側扉を一体に保持する保持機構とを備え、前記前側扉の後部及び後側扉の前部には、衝撃力を吸収する緩衝部が設けられていることを特徴とする。
また、後側扉と前側扉とは接合部材等で接合されていないため、外観上の見栄えを良好とすることができる。
また、後側扉と前側扉とを重合させた状態において、緩衝部により前側扉の後部及び後側扉の前部に作用する衝撃力を抑えることができる。
図1及び図2に示すように、ショーケース1は、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗に設置され、冷凍食品や生鮮食品等の物品を陳列するために使用されるものである。
ショーケース1は、上部が開口部2Aとされ物品を収容可能なケース本体2と、該開口部2Aを開閉可能な開閉手段3とを備えている。この開閉手段3により、ショーケース1は図2に示す開口部2Aの前後方向の全てが閉塞された状態(以下、第一状態と称する。)、図3に示す開口部2Aの前部が開放された状態(以下、第二状態と称する。)又は図4に示す開口部2Aの前後方向の全てが開放された状態(以下、第三状態と称する。)のいずれかの状態とされている。
図2に示すように、ケース本体2は、上部が開口部2Aとして開口した箱状の外ケース部10と、該外ケース部10の内部に設けられ箱状の内ケース部20と、外ケース部10の下部から立設する支柱31とを有している。
また、一対の内後パネル24の間は冷気が吹出される吹出通風路51として構成され、吹出通風路51の上部がケース本体2内部に冷気を吹出す吹出口52とされている。
図1及び図6に示すように、開閉手段3は、後方に配設された後側扉4と、該後側扉4の前方に配設された前側扉5と、第二状態及び第三状態で前側扉5と後側扉4とを一体として保持する保持機構6と、後側扉4を上方に回動可能に軸支する第一回動軸7とを有している。
図1に示すように、後側扉4は、平面視略矩形状に形成され、本実施形態では左右方向に三枚配設されている。また、図5に示すように、第一状態及び前側扉5が後側扉4と上下方向に重合された第二状態において、後側扉4の下部は支持枠部40の第三枠段部46上に配設されている。
この下側挟持本体81の前部の上面には、複数の溝81Aが形成されている。
図1に示すように、前側扉5は、平面視略矩形状に形成され、本実施形態では左右方向に三枚配設されている。また、図8及び図9に示すように、第一状態及び第二状態において、前側扉5の下部は支持枠部40の第二枠段部44上に配設され、前後方向に摺動可能とされている。
図6に示すように、前側扉5の後部には、端部を覆うとともに衝撃力を吸収する第二緩衝部100(緩衝部)が設けられている。
また、図7に示すように、前側扉5の前部には、後側扉4と同様に第一緩衝部90が設けられている。
図7及び図10に示すように、保持機構6は、後側扉4に設けられ前側扉5の後部を保持可能な後側保持部110と、前側扉5に設けられ後側扉4の前部を保持可能な前側保持部120とを有している。
図10に示すように、第一回動軸7は、左右方向に延在し後側保持部110に穿設された第一挿通孔114に挿通されるとともに、端部が支持枠部40の上部に設けられた軸固定部48(図5参照)に回動可能に固定されている。
図6に示すように、付勢部8は、支柱31に設けられた第一アーム部130と、該第一アーム部130の内部に配設された付勢本体140と、第一アーム部130と接続された第二アーム部150とを有している。
第一アーム本体133は、第二回動軸132を介して支柱31に対して回動可能とされている。
図10に示すように、ロック部9は、支柱固定部33に第一ロック用ネジ169で螺合された第一ロック用プレート161と、該第一ロック用プレートに161設けられた第一ロック用軸162と、該第一ロック用軸162から延出する第一ロック本体163と、該第一ロック本体163に設けられた第二ロック用軸164と、該第二ロック用軸164から延出する第二ロック本体165と、該第二ロック本体165に設けられた第三ロック用軸166と、後側保持部110に固定された第二ロック用プレート167とを有している。
図7に示すように、位置ずれ防止機構19は、前側扉5に設けられた係合部181と、後側扉4に設けられ係合部181と係合可能な被係合部182とを有している。
第一状態では、前側扉5を支持枠部40の第二枠段部44に沿って後方にスライドさせ、前側扉5に設けられた保持凸部124と後側扉4に設けられた上側緩衝部91の後端とが係合する位置まで前側扉5を後方にスライドさせる。
第二状態で一体とされた後側扉4及び前側扉5を、第一回動軸7を中心として上方へ回動させる。
後側扉4及び前側扉5を、第一回動軸7を中心として下方へ回動させる。
第二状態から、前側扉5を前方に移動させようとする所定の力が作用すると、前側扉5に設けられた保持凸部124と後側扉4に設けられた上側緩衝部91の後端との係合が解除され、前側扉5を支持枠部40の第二枠段部44に沿って前方にスライドさせることができ、開口部2Aを閉塞させる第一状態となる。
また、ショーケース1内部に物品を陳列する際には、開口部2Aが大きく開放された第三状態とすることで、陳列作業を効率的に行うことができる。
また、店舗が開店中で買い物客が大勢いる際には、開口部2Aの前部が開放された第二状態とすることで、前方に配設された物品の取り出しができるとともに、開口部2Aの後部が閉塞されているためエネルギー効率を向上させることができる。また、買い物客は、一体とされた後側扉4及び前側扉5を上方に回動することで、開口部2Aが大きく開放された第三状態として後方に配設された物品の取出しが可能となる。
2…ケース本体
2A…開口部
3…開閉手段
4…後側扉
5…前側扉
6…保持機構
7…第一回動軸
8…付勢部
9…ロック部
19…位置ずれ防止機構
40…支持枠部
90…第一緩衝部(緩衝部)
100…第二緩衝部(緩衝部)
110…後側保持部
120…前側保持部
181…係合部
182…被係合部
Claims (9)
- 上部が開口部とされ物品を収容可能なケース本体と、前記開口部を開閉可能な開閉手段とを備える収容什器であって、
前記開閉手段は、
後方に配設された後側扉と、
該後側扉の前方に配設されるとともに前後方向にスライド可能とされた前側扉と、
前記ケース本体の上部で該後側扉を上方に回動可能に軸支する第一回動軸と、
前記前側扉を前記後方にスライドして前記後側扉に対して上下方向に重合させた状態において、前記前側扉及び前記後側扉を一体に保持する保持機構とを備え、
前記前側扉の後部及び後側扉の前部には、衝撃力を吸収する緩衝部が設けられていることを特徴とする収容什器。 - 請求項1に記載の収容什器において、
前記保持機構は、
前記後側扉に設けられ、前記前側扉の後部を保持可能な後側保持部を有することを特徴とする収容什器。 - 請求項1または請求項2に記載の収容什器において、
前記保持機構は、
前記前側扉に設けられ、前記後側扉の前部を保持可能な前側保持部を有することを特徴とする収容什器。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の収容什器において、
前記開閉手段は、
前記後側扉を上方に向けて回動するように付勢する付勢部を有することを特徴とする収容什器。 - 請求項4に記載の収容什器において、
前記付勢部は、前記後側扉が前記開口部を閉塞する閉塞位置から、上方の所定位置まで回動した開放位置に向かうにしたがって次第に付勢力を大きくするように付勢することを特徴とする収容什器。 - 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の収容什器において、
前記開閉手段は、
前記後側扉が上方の所定位置まで回動した開放位置で、該後側扉をロックするロック部を有することを特徴とする収容什器。 - 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の収容什器において、
前記開閉手段は、
前記後側扉と前記前側扉とを重合させた状態で、左右方向の位置ずれを防止する位置ずれ防止機構を有することを特徴とする収容什器。 - 請求項7に記載の収容什器において、
前記位置ずれ防止機構は、前記後側扉または前記前側扉の一方に設けられた係合部と、前記後側扉または前記前側扉の他方に設けられ前記係合部と係合可能な被係合部とを有することを特徴とする収容什器。 - 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の収容什器において、
ケース本体の上部には、前記前側扉をスライド可能に支持する支持枠部が前記前後方向に向けて設けられていることを特徴とする収容什器。
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