JP7235613B2 - 扉ヒンジ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵庫、冷凍庫などの貯蔵庫の開口部を開閉する扉を回動可能に支持する扉ヒンジ構造に関する。
本発明に係る扉ヒンジ構造は、下方側の第1カム部と上方側の第2カム部のそれぞれに平坦面を有する凹凸部が3つずつ形成されるとともに、各凹凸部の両側に傾斜面を有する傾斜部が形成されているが、同様の構成は特許文献1に公知である。特許文献1の扉ヒンジ構造では、扉が自動的に開閉される助勢作用に加えて、全閉後の閉じ作用と全開後の開き作用が発揮されるようになっている。具体的には、特許文献1の図6(b)に示すように、扉が閉鎖状態にあるとき、上方側の第2カム部材25の第1傾斜カム面25cの最下端部は、下方側の第1カム部材23の第2傾斜カム面23dの中途部に位置している。このため、第2カム部材25には、第1傾斜カム面25cが第2傾斜カム面23dに沿って滑り落ちようとする力が作用し、扉には、さらに下降しつつ閉じようとする力、換言すれば、全閉後の閉じ作用が発揮され、その結果、扉の裏面のパッキンが出入口の開口縁に強固に押し付けられて、出入口が密閉状に確実に閉鎖されるようになっている。扉が全開状態にあるときも同様であり、特許文献1の図6(c)に示すように、上方側の第2カム部材25の第2傾斜カム面25dの最下端部は、下方側の第1カム部材23の第1傾斜カム面23cの中途部に位置しており、さらに第2カム部材25には、第2傾斜カム面25dが、第1傾斜カム面23cに沿って滑り落ちようとする力が作用し、扉には、さらに下降しつつ開こうとする力、換言すれば全開後の開き作用が発揮されるようになっている。同様の扉ヒンジ構造は、特許文献2にも見受けられる。
特開平10-121832号公報 特開平11-257836号公報
特許文献1の扉ヒンジ構造では、第1カム部材23の傾斜カム面23c・23dの回転中心からの角度幅は、凸部23aの平坦面の回転中心からの角度幅よりも小さく設定されている。同様に、第2カム部材25の傾斜カム面25c・25dの回転中心からの角度幅は、凸部25aの平坦面の回転中心からの角度幅よりも小さく設定されている。このため、特許文献1の扉ヒンジ構造では、扉が自動的に開閉される助勢作用が発揮される角度幅は小さく、助勢作用が発揮されない角度幅が大きくなることが避けられず、扉を全閉状態に近づける、或いは扉を全開状態に近づけなければ助勢作用は発揮されない。この問題は、傾斜カム面の回転中心からの角度幅を大きくすることで解決できるが、その場合には全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用を得るために、傾斜カム面の長さ寸法が大きくなる分だけ、第1カム部材23や第2カム部材25の厚み寸法が大きくなることが避けられない。このように、第1カム部材23や第2カム部材25の厚み寸法が大きくなると、扉ヒンジ構造の設置スペースが大きくなる分だけ、扉の上下寸法が小さくなる、或いは開口部の上下寸法が小さくなるなどの不都合を招来する。
本発明は以上のような従来の扉ヒンジ構造の抱える問題を解決するためになされたものであり、扉が自動的に開閉される助勢作用が発揮される角度幅を大きくすることができ、しかも、カム部材の厚み寸法を大きくすることなく、全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用が良好に発揮される扉ヒンジ構造を得ることを目的とする。
本発明に係る扉ヒンジ構造は、上方へ突出するヒンジピン27を有し、貯蔵庫1の開口部14の側縁下端部に取り付けられるヒンジプレート26と、ヒンジプレート26に装着されて、ヒンジピン27に挿通された状態で固定される第1カム部34を有する下側スペーサ35と、貯蔵庫1の開口部14を開閉する扉15の側縁下端部に固定されて、ヒンジピン27に挿通された状態で第1カム部34に噛合する第2カム部36を有する上側スペーサ37とを備える。第1カム部34は、回転中心から等角度位置に形成され、平坦面を有する3つの凸部53と、各凸部53の両側に下り傾斜された傾斜面を有する傾斜部54と、隣り合う傾斜部54の間に形成された平坦面を有する凹部55とで構成されている。第2カム部36は、回転中心から等角度位置に形成され、平坦面を有する3つの凸部64と、各凸部64の両側に上り傾斜された傾斜面を有する傾斜部65と、隣り合う傾斜部65の間に形成された平坦面を有する凹部66とで構成されている。第1カム部34を構成する凸部53、傾斜部54、および凹部55と、第2カム部36を構成する凸部64、傾斜部65、および凹部66のそれぞれは、同じ角度領域に形成されている。第1カム部34及び第2カム部36の凸部53・64の平坦面と、凸部53・64の両側に形成された傾斜部54・65の傾斜面とが回転中心から等角度幅に形成されており、扉15を全閉状態としたとき、或いは扉15を全開状態としたとき、第2カム部36の傾斜部65の上下端部と、第1カム部34の傾斜部54の上下端部とが一致するようになっている。そして、第1カム部34の傾斜部54と凹部55との境界部には、垂直面からなる段差部56が形成され、第2カム部36の傾斜部65と凹部66との境界部には、垂直面からなる段差部67が形成されており、扉15の全閉状態及び全開状態において、第1カム部34の凸部53と第2カム部36の凹部66との間、及び第1カム部34の凹部55と第2カム部36の凸部64との間に、段差部56・67に由来する対向間隙Dが形成されるように構成されていることを特徴とする。
第1カム部34及び第2カム部36の凸部53・64の平坦面の回転中心からの角度幅(θ1,θ4)、および第1カム部34及び第2カム部36の傾斜部54・65の傾斜面の回転中心からの角度幅(θ2,θ5)は25°に設定されており、第1カム部34及び第2カム部36の凹部55・66の回転中心からの角度幅(θ3,θ6)は45°に設定されている。
ヒンジプレート26の支持プレート41の上面に、受面44aを有する凹部44が凹み形成されている。
下側スペーサ35は、平板状のスペーサ本体48と、スペーサ本体48の下面から下向きに突設された位置決め用のロックブロック49と、スペーサ本体48の下面から下向きに突設された抜け止め用のロックアーム50とを備える。ヒンジプレート26は、貯蔵庫1の開口部14の側縁下端部に装着される支持プレート41を備え、支持プレート41には、下側スペーサ35のロックブロック49とロックアーム50の挿入を許す開口部45が形成され、開口部45の開口周縁には、ロックアーム50と係合するリブ46が形成されている。ロックブロック49は、平面視で短辺と長辺とを有する長方ブロック状に形成されている。ロックアーム50は、ロックブロック49の一方の短辺側の側面から長辺方向に所定間隔を置いて隣接配置された下向きに伸びる弾性腕50aと、弾性腕50aの下端に膨出形成されてリブ46に係合する係止爪50bとを備える。ロックアーム50の短辺方向の長さ寸法で規定される弾性腕50aの幅寸法(w1)が、ロックブロック49の幅寸法(w2)よりも小さく設定されている。
本発明に係る扉ヒンジ構造においては、第1カム部34及び第2カム部36の凸部53・64の平坦面と、これら凸部53・64の両側に形成された傾斜部54・65の傾斜面とを回転中心から等角度幅に形成したので、傾斜部54・65の回転中心からの角度幅が、第1カム部34及び第2カム部36の凸部53・64の平坦面の回転中心からの角度幅よりも小さく設定されている従来構成(例えば特許文献1)に比べて、扉15が自動的に開閉される助勢作用が発揮される角度幅を大きくすることができる。加えて、扉15を全閉状態としたとき、或いは扉15を全開状態としたとき、第2カム部36の傾斜部65の上下端部と、第1カム部34の傾斜部54の上下端部とが一致するようにしたので、両カム部34・36の傾斜部54・65の全長を使って助勢作用を得ることができ、この点でも扉15が自動的に開閉される助勢作用が発揮される角度幅を大きくすることができる。
さらに、本発明に係る扉ヒンジ構造においては、両カム部34・36の傾斜部54・65と凹部55・66との境界部に垂直面からなる段差部56・67を形成して、扉15の全閉状態及び全開状態において、第1カム部34の凸部53と第2カム部36の凹部66との間、及び第1カム部34の凹部55と第2カム部36の凸部64との間に、段差部56・67に由来する対向間隙Dが形成されるようにしたので、先の第2カム部36の傾斜部65の上下端部と、第1カム部34の傾斜部54の上下端部とが一致する全閉状態や全開状態から、さらに第2カム部36の傾斜部65が、第1カム部34の傾斜部54に沿って滑り落ちようとする力が得られ、全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用を得ることができる。これにより、両カム部34・36の傾斜部54・65の長さ寸法とは無関係に、換言すれば、両カム部34・36の傾斜部54・65の全長を大きくすることなく、全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用を得ることができるので、全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用を得るために、両カム部34・36の傾斜部54・65の全長を長くして、両カム部34・36の厚み寸法が大きくなることを防ぐことができる。
以上より、本発明によれば、扉15が自動的に開閉される助勢作用が発揮される角度幅を大きくすることができ、しかも、カム部34・36の厚み寸法を大きくすることなく、全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用が良好に発揮される扉ヒンジ構造を得ることができる。
第1カム部34及び第2カム部36の凸部53・64の平坦面の回転中心からの角度幅(θ1,θ4)、および第1カム部34及び第2カム部36の傾斜部54・65の傾斜面の回転中心からの角度幅(θ2,θ5)を、共に25°に設定したので、全閉状態から0°~25°の角度幅で閉じ方向の助勢作用を得ることができ、75°~100°の角度幅で開き方向の助勢作用を得ることができる。以上より、本発明によれば、傾斜部54・65の回転中心からの角度幅(θ2,θ5)が、凸部53・64の平坦面の回転中心からの角度幅(θ1,θ4)よりも小さく設定されている従来構成(例えば特許文献1)に比べて、より広い角度範囲で、開き方向、或いは閉じ方向の助勢作用を得ることができる。
本発明の扉ヒンジ構造のように、扉15が自重で落下する力を利用して助勢作用を得る形態では、扉15の偏心を利用して助勢作用を得る形態に比べて、上側スペーサ37や下側スペーサ35には、より高い剛性が求められる。このため、剛性を高めるためにスペーサ35・37の厚み寸法を大きくした場合には、結果として扉ヒンジ構造の設置スペースが大きくなる分だけ、扉15の上下寸法が小さくなる、或いは開口部14の上下寸法が小さくなるなどの不都合を招来するおそれがある。これに対して、本発明のように、ヒンジプレート26の支持プレート41の上面に受面44aを有する凹部44が凹み形成されていると、当該凹部44が存在しない構成に比べて、当該凹部44の凹み分だけ扉ヒンジ構造の上下寸法を小さくすることができるので、先の上下のスペーサ37・35の厚み寸法が大きくなる影響を小さくして、扉ヒンジ構造の設置スペースを確実に確保することができる。
下側スペーサ35のスペーサ本体48に、下面から下向きに突設された位置決め用のロックブロック49が形成され、ヒンジプレート26の支持プレート41に、下側スペーサ35のロックブロック49の挿入を許す開口部45が形成されていると、ロックブロック49が開口部45に受け止められることで、扉15の開閉に伴って、ヒンジプレート26に対して下側スペーサ35が不用意に回転することを確実に防ぐことができる。また、下側スペーサ35のスペーサ本体48の下面にロックアーム50が形成され、支持プレート41の開口部45の開口周縁に、ロックアーム50と係合するリブ46が形成されていると、ヒンジプレート26に対して下側スペーサ35が不用意に抜け外れることを確実に防ぐことができる。このとき、ロックアーム50の短辺方向の長さ寸法で規定される弾性腕50aの幅寸法(w1)が、ロックブロック49の幅寸法(w2)よりも小さく設定されていると、ロックアーム50が開口部45の開口縁に接することを抑えて、ロックアーム50が破損することを確実に防ぐことができる。
本発明の実施例に係る扉ヒンジ構造の平面図である。 扉ヒンジ構造が適用される冷蔵庫の正面図である。 扉ヒンジ構造の正面図である。 扉ヒンジ構造の分解斜視図である。 扉ヒンジ構造の縦断面図であり、図1のA-A線断面図である。 (a)は図5のB-B線断面図、(b)は図5のC-C線断面図である。 (a)は第1カム部の平面図、(b)は第2カム部を上下反転させたときの平面図、(c)は両カム部の噛合状態を示す展開した縦断面図である。 両カム部の噛合状態を示す展開した縦断面図であり、(a)は扉が全閉状態にあるとき、(b)は扉が開閉途中にある状態、(c)は扉が全開状態にあるときの噛合状態を示している。
(実施例) 図1から図8に本発明に係る扉ヒンジ構造を、冷蔵庫に適用した実施例を示す。本発明における前後、左右、上下とは、図1から図4に示す交差矢印と、矢印の近傍の前後、左右、上下の表記に従う。図2に示すように冷蔵庫(貯蔵庫)1は、中間枠2で区分された、上下2つの貯蔵室3・4を備える断熱箱体からなる本体ケース5を基体とする。各貯蔵室3・4には、食材や調理済み食品を載置する棚枠6が多段状に設けられている。貯蔵室3・4の冷却を担う冷却装置は、本体ケース5の上面に設けられた機械室7内に設置された圧縮機8、凝縮器9、凝縮器ファン10と、貯蔵室3・4の内部に配置される蒸発器11と蒸発器ファン12などで構成される。
各貯蔵室3・4の前面に形成された出入口(開口部)14には扉15が装着されており、この扉15により貯蔵室3・4の出入口14は開閉可能に構成される。扉15のそれぞれは、右側縁の上端部に設けられた上ヒンジ機構16と、右側縁の下端部に設けられた下ヒンジ機構17により、出入口14を閉じる閉姿勢と出入口14を開く開姿勢との間で前後方向に揺動可能に支持されている(図3参照)。本実施例に係る冷蔵庫では、本体ケース5の前面右縁には、上方側の貯蔵室3の上ヒンジ機構16となる第1の扉支持部材18Aと、上方側の貯蔵室3の下ヒンジ機構17と下方側の貯蔵室4の上ヒンジ機構16とを兼ねる第2の扉支持部材18Bと、下方側の貯蔵室4の下ヒンジ機構となる第3の扉支持部材18Cの計3つの扉支持部材が、上方から順に固定されている。
図3に示すように、第1の扉支持部材18Aは、本体ケース5にビス20により固定される鋼板製のL字形のヒンジプレート21と、ヒンジプレート21の下面から下方に伸びるヒンジピン22とを備える。第2の扉支持部材18Bは、本体ケース5にビス20により固定される鋼板製のL字形のヒンジプレート23と、ヒンジプレート23の上面から上方に伸びるヒンジピン24と、ヒンジプレート23の下面から下方に伸びるヒンジピン25とを備える。第3の扉支持部材18Cは、本体ケース5にビス20により固定される鋼板製のL字形のヒンジプレート26と、ヒンジプレート26の上面から上方に伸びるヒンジピン27とを備える。これら第1~第3の扉支持部材18A~18Cは、本体ケース5の前面右縁に固定されている。図1、図3において、符号28は、後述する規制部43と協同して扉15の開き限界を規制するストッパーを示す。このストッパー28は、各扉15の下縁に固定されている。
上方側の貯蔵室3の扉15の上ヒンジ機構16は、第1の扉支持部材18Aのヒンジピン22と、上方側の扉15の上端縁に形成されてヒンジピン22を受け入れるピン穴29とで構成される。下方側の貯蔵室4の扉15の上ヒンジ機構16は、第2の扉支持部材18Bのヒンジピン25と、下方側の扉15の上端縁に形成されてヒンジピン22を受け入れるピン穴30とで構成される。図3において、符号31・32は、ピン穴29・30を有するボスを示しており、これらボス31・32は、各扉15の上端縁に埋設固定されている。
図4、図5は、第3の扉支持部材18Cを示している。この第3の扉支持部材18Cを含む下ヒンジ機構17は、ヒンジピン27を有するヒンジプレート26と、ヒンジプレート26に装着されて、ヒンジピン27に挿通された状態で固定される第1カム部34を有する下側スペーサ35と、扉15の右縁下端部に固定されて、ヒンジピン27に挿通された状態で第1カム部34に噛合する第2カム部36を有する上側スペーサ37とを備える。
図4に示すように、金属成形品であるヒンジプレート26は、鉛直方向に指向して、出入口14の右縁下端部に係る本体ケース5の前面にビス20により装着される取付プレート40と、取付プレート40の上端から前方方向に屈曲状に形成されて水平方向に指向する支持プレート41とでL字状に構成される。取付プレート40は左右方向に長い長方形状に形成されており、その左右端には、長孔状のビス20用の挿通孔42が形成されている。取付プレート40を介して本体ケース5に対して片持ち状に支持される支持プレート41は、左右方向に伸びる第1辺41aと、第1辺41aの右端から前方に伸びる第2辺41bと、第1辺41aの左端と第2辺41bの前端とを繋ぐ第3辺41cとを有し、右端側が前方に突出する三角形状に形成されている。支持プレート41の右前端のコーナー部には、ストッパー28と協同して扉15の揺動限界を規制するための規制部43が形成されている。本実施例では、右前端のコーナー部の側面に、左方に指向する平坦面が形成されており、この平坦面が規制部43とされている。
支持プレート41の右前端のコーナー部には、円柱状のヒンジピン27が立設されており、このヒンジピン27を囲むように、支持プレート41の上面には、受面44aを有する凹部44が陥没形成されている。凹部44には、後述する下側スペーサ35のロックブロック49とロックアーム50の挿入を許す開口部45が形成されており、開口部45の開口側面には、ロックアーム50と係合するリブ46が突設されている。
樹脂成型品である下側スペーサ35は、長方平板状に形成されたスペーサ本体48と、スペーサ本体48の長さ方向の一端部に連接された円筒状の第1カム部34と、スペーサ本体48の下面から下向きに突設された位置決め用のロックブロック49と、スペーサ本体48の下面から下向きに突設された抜け止め用のロックアーム50とを有し、これらを一体に成形してなる。第1カム部34の中心には、ヒンジピン27を若干のクリアランスを持って挿通する挿通孔51が開口されている。挿通孔51の周りには、平面視で環状のカム面52が形成されている。図7(a)に示すように、カム面52は、ヒンジピン27の中心で規定される回転中心から等角度位置に形成され、平坦面を有する3つの凸部53と、各凸部53の両側に下り傾斜された傾斜面を有する傾斜部54・54と、隣り合う傾斜部54・54の間に形成された平坦面を有する凹部55とで構成される。凸部53の平坦面の回転中心からの角度幅(θ1)、および傾斜部54・54の傾斜面の回転中心からの角度幅(θ2)は、共に25°に設定されており(θ1=θ2=25°)、凹部55の回転中心からの角度幅(θ3)は45°に設定されている。図7(c)に示すように、傾斜部54と凹部55との境界部には、垂直面からなる段差部56が形成されている。
スペーサ本体48の下面に形成されたロックブロック49は、所定間隔を置いて形成された2本の長辺49a・49a(図6(a)参照)と、長辺49a・49aの両端を連結する短辺49b・49b(図5参照)とからなり、中心部に空間を有する中空四角ブロック状に形成されている。長辺49aの伸び方向は、スペーサ本体48の長さ方向と一致している。ロックアーム50は、ロックブロック49を挟んで第1カム部34と反対側に形成されており、ロックブロック49の短辺側の側面から長辺方向に所定間隔を置いて隣接配置された下向きに伸びる弾性腕50aと、弾性腕50aの下端に膨出形成されてリブ46に係合する係止爪50bとを有する。
支持プレート41の凹部44に形成されて、ロックブロック49とロックアーム50の挿入を許す開口部45は、支持プレート41の第3辺41cの長さ方向に伸びる長辺45a・45aと、同辺41cの長さ方向に対して直交する短辺45b・45bとを有する四角開口状に形成されている(図1参照)。短辺45bの長さ寸法で規定される開口部45の幅寸法は、ロックブロック49の幅寸法と略同寸法に設定されており、開口部45にロックブロック49とロックアーム50とを差し込み装着したとき、短辺方向において、ロックブロック49は開口部45に嵌合状に係止されるようになっている。ヒンジピン27と反対側に位置する開口部45の短辺45bの内周面には、その上下方向の中途部にリブ46が膨出形成されており、開口部45にロックブロック49とロックアーム50とを差し込み装着したとき、リブ46にロックアーム50の係止爪50bが係止されることで、支持プレート41に対して下側スペーサ35を係合ロック状態に固定することができる。ロックアーム50の短辺方向の長さ寸法で規定される弾性腕50aの幅寸法(w1(図6(b)参照))は、ロックブロック49の幅寸法(w2(図6(a)参照))よりも小さく設定されている(w1<w2)。これにより、扉15の開閉操作時に下側スペーサ35に作用する回転力の全ては、ロックブロック49が開口部45の開口縁に接することで受け止められるようになっている。
図4に示すように、扉15の右縁下端部に固定される上側スペーサ37は、平面視で長円筒状に形成された取付ベース60と、取付ベース60の下端に張り出し形成されたフランジ61と、フランジ61に下方向に向かって膨出状に形成された円筒状の第2カム部36とを有し、これらを一体に成形してなる。第2カム部36の中心には、取付ベース60とフランジ61とを貫通するように、ヒンジピン27を若干のクリアランスを持って挿通する挿通孔62が開口されている。挿通孔62の周りには、平面環状のカム面63が形成されている。
第2カム部36のカム面63の形状は、第1カム部34のカム面52の形状と略同一である。すなわち、図7(b)に示すように、カム面63は、ヒンジピン27の中心で規定される回転中心から等角度位置に形成され、平坦面を有する3つの凸部64と、各凸部64の両側に上り傾斜された傾斜面を有する傾斜部65と、隣り合う傾斜部65の間に形成された平坦面を有する凹部66とで構成される。凸部64の平坦面の回転中心からの角度幅(θ4)、および傾斜部65・65の傾斜面の回転中心からの角度幅(θ5)は、共に25°に設定されており(θ4=θ5=25°)、凹部66の回転中心からの角度幅(θ6)は45°に設定されている。図7(c)に示すように、傾斜部65と凹部66との境界部には、垂直面からなる段差部67が形成されている。
以上より、本実施例の下ヒンジ機構17では、第1カム部34及び第2カム部36の凸部53・64の平坦面と、凸部53・64の両側に形成された傾斜部54・65の傾斜面とが回転中心から等角度幅(θ1,θ2,θ4,θ5=25°)に形成されている。また、図7(c)、および図8(a)に示すように扉15を全閉状態としたとき、或いは図8(c)に示すように扉15を全開状態としたとき、第2カム部36の傾斜部65の上下端部と、第1カム部34の傾斜部54の上下端部とが一致するようになっている。このため、扉15を全閉状態としたとき(図7(c)、図8(a)参照)、及び扉15を全開状態としたとき(図8(c)参照)、第1カム部34の凸部53と第2カム部36の凹部66との間、及び第1カム部34の凹部55と第2カム部36の凸部64との間に、段差部56・67に由来する対向間隙Dが形成されるようになっている。なお、ここで言う全閉状態とは、図1において仮想線で示すように、扉15の前面が前方に指向する状態を意味し、全開状態とは、ストッパー28が規制部43に接触する状態を意味しており、ここでは全閉状態から扉15が100°揺動したときに、全開状態となるように構成されている。
以上のような構成からなる本実施例の冷蔵庫1においては、本体ケース5の前面右縁の下端部にビス20により第3の扉支持部材18Cを固定したうえで、ヒンジピン27に挿通孔51を位置合わせして支持プレート41の凹部44に下側スペーサ35を落とし込み、次いでヒンジピン27に挿通孔62を位置合わせして、第1カム部34と第2カム部36とが噛合するように扉15ごと上側スペーサ37を落とし込む。これにより、図3、および図5に示すような下ヒンジ機構17を構築することができる。なお、上記においては、第3の扉支持部材18Cと、そのヒンジピン27に装着される下側スペーサ35と上側スペーサ37とにより、下側の扉15の下ヒンジ機構17を説明したが、上側の扉15における下ヒンジ機構17も同様である。すなわち、第2の扉支持部材18Bのヒンジピン24に装着される下側スペーサ35と上側スペーサ37の構成は、第3の扉支持部材18Cのヒンジピン27に装着される下側スペーサ35と上側スペーサ37の構成と同様であるので、同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
次に、下ヒンジ機構17の動作について図8(a)~(c)を参照して説明する。図8(a)に示すように、扉15が全閉状態にあるときには、第2カム部36の傾斜部65の上下端部と、第1カム部34の傾斜部54の上下端部とは一致している。また、扉15を全閉状態としたとき、第1カム部34の凸部53と第2カム部36の凹部66との間、及び第1カム部34の凹部55と第2カム部36の凸部64との間には、段差部56・67に由来する対向間隙Dが形成される。このため、全閉状態から、さらに第2カム部36の傾斜部65が第1カム部34の傾斜部54に沿って滑り落ちようとする力、すなわち全閉後の閉じ作用が発揮される。以上より、扉15の裏面のパッキンを出入口14の開口縁に強固に押し付けることができるので、出入口14を密閉状に確実に閉鎖することができる。
この全閉状態から扉15が開操作されると、上方側に位置する第2カム部36のカム面63が、下方側に位置する第1カム部34のカム面52の上で、平面視で反時計回りの方向に回転する。これはすなわち、上側のカム面63が図8(a)の右方向に移動することを意味し、第2カム部36の傾斜部65は、第1カム部34の傾斜部54を駆け上がり、第2カム部36の凸部64は、第1カム部34の凸部53の上に乗り上がる(図8(b))。ここでは全閉状態から25°まで開操作により回転されると、第2カム部36の凸部64は、第1カム部34の凸部53の上に乗り上がる。また、全閉状態から25°までの開角度範囲では、第2カム部36が第1カム部34の傾斜部54に沿って滑り落ちようとする力が作用し、扉15を自動的に全閉状態とする助勢作用が得られる。
さらに扉15が開操作され、全閉状態からの開角度が75°を超えると、第2カム部36の傾斜部65が第1カム部34の傾斜部54を滑り落ち、これにより、扉15を自動的に全開状態とする助勢作用が得られる。図8(c)に示すように、扉15が全閉状態となると、第1カム部34の凸部53と第2カム部36の凹部66との間、及び第1カム部34の凹部55と第2カム部36の凸部64との間には、段差部56・67に由来する対向間隙Dが形成される。このため、全閉状態から、さらに第2カム部36の傾斜部65が第1カム部34の傾斜部54に沿って滑り落ちようとする力、すなわち全開後の開き作用が発揮される。
以上のように、本実施例の冷蔵庫1においては、第1カム部34及び第2カム部36の凸部53・64の平坦面と、両凸部53・64の両側に形成された傾斜部54・65の傾斜面とを回転中心から等角度幅(25°)に形成したので、傾斜部54・65の回転中心からの角度幅が、第1カム部34及び第2カム部36の凸部53・64の平坦面の回転中心からの角度幅よりも小さく設定されている従来構成に比べて、扉15が自動的に開閉される助勢作用が発揮される角度幅を大きくすることができる。加えて、図8(a)(c)に示すように、扉15を全閉状態としたとき、或いは扉15を全開状態としたとき、第2カム部36の傾斜部65の上下端部と、第1カム部34の傾斜部54の上下端部とが一致するようにしたので、両カム部34・36の傾斜部54・65の全長を使って助勢作用を得ることができ、この点でも扉15が自動的に開閉される助勢作用が発揮される角度幅を大きくすることができる。さらに、図8(a)(c)に示すように、傾斜部54・65と凹部55・66との境界部に垂直面からなる段差部56・67を形成して、扉15の全閉状態及び全開状態において、第1カム部34の凸部53と第2カム部36の凹部66との間、及び第1カム部34の凹部55と第2カム部36の凸部64との間に、段差部56・67に由来する対向間隙Dが形成されるようにしたので、先の第2カム部36の傾斜部65の上下端部と、第1カム部34の傾斜部54の上下端部とが一致する全閉状態や全開状態から、さらに第2カム部36の傾斜部65が、第1カム部34の傾斜部54に沿って滑り落ちようとする力が得られ、全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用を得ることができる。つまり、両カム部34・36の傾斜部54・65の長さ寸法とは無関係に、換言すれば、両カム部34・36の傾斜部54・65の全長を大きくすることなく、全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用を得ることができる。したがって、全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用を得るために、両カム部34・36の傾斜部54・65の全長を長くして、両カム部34・36の厚み寸法が大きくなることを防ぐことができる。以上より、本実施例に係る冷蔵庫1によれば、扉15が自動的に開閉される助勢作用が発揮される角度幅を大きくすることができ、しかも、カム部34・36の厚み寸法を大きくすることなく、全閉後の閉じ作用や全開後の開き作用が良好に発揮される扉ヒンジ構造(下ヒンジ機構17)を得ることができる。
支持プレート41の上面に受面44aを有する凹部44を凹み形成したので、当該凹部44が存在しない構成に比べて、当該凹部44の凹み分だけ下ヒンジ機構17の上下寸法を小さくすることができるので、下ヒンジ機構17の設置スペースを確実に確保することができる。
下側スペーサ35のスペーサ本体48に、下面から下向きに突設された位置決め用のロックブロック49を形成し、ヒンジプレート26の支持プレート41に、当該ロックブロック49の挿入を許す開口部45を形成したので、ロックブロック49が開口部45に受け止められることで、扉15の開閉に伴って、ヒンジプレート26に対して下側スペーサ35が不用意に回転することを確実に防ぐことができる。また、下側スペーサ35のスペーサ本体48の下面にロックアーム50を形成し、支持プレート41の開口部45の開口周縁に、ロックアーム50と係合するリブ46を形成したので、ヒンジプレート26に対して下側スペーサ35が不用意に抜け外れることも確実に防ぐことができる。このとき、ロックアーム50の短辺方向の長さ寸法で規定される弾性腕50aの幅寸法を、ロックブロック49の幅寸法よりも小さく設定したので、ロックアーム50が開口部45の開口縁に接することを抑えて、ロックアーム50が破損することを確実に防ぐことができる。
本発明に係る扉ヒンジ構造は、冷蔵庫の揺動扉のヒンジ構造以外に冷凍庫、保冷庫、保温庫、温蔵庫などの揺動扉のヒンジ構造に適用できる。
1 貯蔵庫(冷蔵庫)
14 開口部(出入口)
15 扉
26 ヒンジプレート
27 ヒンジピン
34 第1カム部
35 下側スペーサ
36 第2カム部
37 上側スペーサ
41 支持プレート
44 凹部
44a 受面
45 開口部
46 リブ
48 スペーサ本体
49 ロックブロック
50 ロックアーム
50a 弾性腕
50b 係止爪
53 凸部
54 傾斜部
55 凹部
56 段差部
64 凸部
65 傾斜部
66 凹部
67 段差部
D 対向間隙
w1 弾性腕の幅寸法
w2 ロックブロックの幅寸法

Claims (4)

  1. 上方へ突出するヒンジピン(27)を有し、貯蔵庫(1)の開口部(14)の側縁下端部に取り付けられるヒンジプレート(26)と、
    ヒンジプレート(26)に装着されて、ヒンジピン(27)に挿通された状態で固定される第1カム部(34)を有する下側スペーサ(35)と、
    貯蔵庫(1)の開口部(14)を開閉する扉(15)の側縁下端部に固定されて、ヒンジピン(27)に挿通された状態で第1カム部(34)に噛合する第2カム部(36)を有する上側スペーサ(37)と、
    を備える扉ヒンジ構造であって、
    第1カム部(34)は、回転中心から等角度位置に形成され、平坦面を有する3つの凸部(53)と、各凸部(53)の両側に下り傾斜された傾斜面を有する傾斜部(54)と、隣り合う傾斜部(54)の間に形成された平坦面を有する凹部(55)とで構成されており、
    第2カム部(36)は、回転中心から等角度位置に形成され、平坦面を有する3つの凸部(64)と、各凸部(64)の両側に上り傾斜された傾斜面を有する傾斜部(65)と、隣り合う傾斜部(65)の間に形成された平坦面を有する凹部(66)とで構成されており、
    第1カム部(34)を構成する凸部(53)、傾斜部(54)、および凹部(55)と、第2カム部(36)を構成する凸部(64)、傾斜部(65)、および凹部(66)のそれぞれは、同じ角度領域に形成されており、
    第1カム部(34)及び第2カム部(36)の凸部(53・64)の平坦面と、凸部(53・64)の両側に形成された傾斜部(54・65)の傾斜面とが回転中心から等角度幅に形成されており、扉(15)を全閉状態としたとき、或いは扉(15)を全開状態としたとき、第2カム部(36)の傾斜部(65)の上下端部と、第1カム部(34)の傾斜部(54)の上下端部とが一致するようになっており、
    第1カム部(34)の傾斜部(54)と凹部(55)との境界部には、垂直面からなる段差部(56)が形成され、第2カム部(36)の傾斜部(65)と凹部(66)との境界部には、垂直面からなる段差部(67)が形成されており、
    扉(15)の全閉状態及び全開状態において、第1カム部(34)の凸部(53)と第2カム部(36)の凹部(66)との間、及び第1カム部(34)の凹部(55)と第2カム部(36)の凸部(64)との間に、段差部(56・67)に由来する対向間隙(D)が形成されるように構成されていることを特徴とする扉ヒンジ構造。
  2. 第1カム部(34)及び第2カム部(36)の凸部(53・64)の平坦面の回転中心からの角度幅(θ1,θ4)、および第1カム部(34)及び第2カム部(36)の傾斜部(54・65)の傾斜面の回転中心からの角度幅(θ2,θ5)は25°に設定されており、
    第1カム部(34)及び第2カム部(36)の凹部(55・66)の回転中心からの角度幅(θ3,θ6)は45°に設定されている、請求項1記載の扉ヒンジ構造。
  3. ヒンジプレート(26)の支持プレート(41)の上面に、受面(44a)を有する凹部(44)が凹み形成されている、請求項1又は2記載の扉ヒンジ構造。
  4. 下側スペーサ(35)は、平板状のスペーサ本体(48)と、スペーサ本体(48)の下面から下向きに突設された位置決め用のロックブロック(49)と、スペーサ本体(48)の下面から下向きに突設された抜け止め用のロックアーム(50)とを備え、
    ヒンジプレート(26)は、貯蔵庫(1)の開口部(14)の側縁下端部に装着される支持プレート(41)を備え、支持プレート(41)には、下側スペーサ(35)のロックブロック(49)とロックアーム(50)の挿入を許す開口部(45)が形成され、開口部(45)の開口周縁には、ロックアーム(50)と係合するリブ(46)が形成されており、
    ロックブロック(49)は、平面視で短辺と長辺とを有する長方ブロック状に形成されており、
    ロックアーム(50)は、ロックブロック(49)の一方の短辺側の側面から長辺方向に所定間隔を置いて隣接配置された下向きに伸びる弾性腕(50a)と、弾性腕(50a)の下端に膨出形成されてリブ(46)に係合する係止爪(50b)とを備え、
    ロックアーム(50)の短辺方向の長さ寸法で規定される弾性腕(50a)の幅寸法(w1)が、ロックブロック(49)の幅寸法(w2)よりも小さく設定されている、請求項1乃至3のいずれかひとつに記載の扉ヒンジ構造。
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