JP5991912B2 - 基板を支持するバックアップピンの管理装置 - Google Patents

基板を支持するバックアップピンの管理装置 Download PDF

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Description

本発明は、基板を支持するバックアップピンの管理装置に関する。詳述すると、基板下面を支持するバックアップピンが抜き差し可能に複数配設可能なテーブル上のどの位置に、前記バックアップピンが配設されているかを管理するバックアップピンの管理装置に関する。
従来は、基板を支持するバックアップピンについては、例えば特許文献1など開示されているが、前記バックアップピンがテーブル上のどの位置に配設されているかに係る配置位置データについては、一般に作業管理者が前記バックアップピンがテーブル上のどの位置に配設されているかを入力装置を使用して作成しており、ときに誤入力してしまうことが発生する。
特開2012−4209号公報
しかし、前述したように、誤入力した場合にあっては、前記テーブル上で配置替えを行う際に、あるはずのバックアップピンが無かったりすると、異常状態となって、運転を停止しなければならず、生産効率がダウンすることとなる。
そこで本発明は、作業管理者の手間を煩わせることもなく、テーブル上のどの位置に前記バックアップピンが配設されているかを適切に管理するバックアップピンの管理装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、バックアップテーブルに開設された複数の挿入孔内に抜き差し可能に配設されて基板下面に当接して支持するバックアップピンの管理装置であって、前記バックアップテーブル上のストックエリア内にある前記複数の挿入孔を所定の順序に従って撮像するカメラと、このカメラにより撮像された画像に基づいてストックエリア内にある前記挿入孔内に挿入されている前記バックアップピンの有無を確認して前記バックアップピンの配置位置データを作成する作成装置と、この作成装置により作成された前記配置位置データを格納する記憶装置とからなることを特徴とする。
また第2の発明は、バックアップテーブルに開設された複数の挿入孔内に抜き差し可能に配設されて基板下面に当接して支持するバックアップピンの管理装置であって、前記バックアップテーブル上のストックエリア内にある前記複数の挿入孔を所定の順序に従って撮像するカメラと、このカメラにより撮像された画像に基づいてストックエリア内にある前記挿入孔内に挿入されている前記バックアップピンの有無を確認してこの確認の都度モニタに前記バックアップピンの配置位置を表示させる表示制御装置と、前記カメラにより撮像された画像に基づいてストックエリア内にある前記挿入孔内に挿入されている前記バックアップピンの有無を確認して前記バックアップピンの配置位置データを作成する作成装置と、この作成装置により作成された前記配置位置データを格納する記憶装置とからなることを特徴とする。
本発明は、作業管理者の手間を煩わせることもなく、テーブル上のどの位置にバックアップピンが配設されているかを適切に管理するバックアップピンの管理装置を提供することができる。
装着ヘッドとバックアップテーブルとの関係を示す正面図である。 電子部品装着装置の制御ブロック図である。 バックアップピンの配設位置の更新動作のフローチャートに係る図である。 モニタに表示されたストックエリア編集画面を示す図である。 モニタに表示されたストックエリア編集画面を示す図である。 モニタに表示されたストックエリア編集画面を示す図である。 モニタに表示されたストックエリア編集画面を示す図である。 モニタに表示されたストックエリア編集画面を示す図である。 動作リストを示す図である。 バックアップテーブルの斜視図である。 撮像されバックアップテーブルの画像を示す図である。 バックアップピンの配置位置データを示す図である。 移載ノズルが下降して挿入孔内に挿入されているバックアップピンを真空吸着した状態を示す図である。 移載ノズルがバックアップピンを吸着した状態で上昇した状態を示す図である。 移載ノズルがバックアップピンを吸着した状態で移し替えのために下降する状態を示す図である。 移載ノズルのバックアップピンの真空吸着を解除した状態を示す図である。 移載ノズルがバックアップピンを移し替えた後に上昇する状態を示す図である。 バックアップピンの段取り替え後のバックアップテーブルの斜視図である。
以下、基板上に接着剤を塗布する接着剤塗布装置や基板上に電子部品を装着する電子部品装着装置などの作業装置に基板支持装置が備えられるが、電子部品装着装置を例として基板支持装置の実施形態を、図1乃至図18に基づき詳述する。
先ず、図1において、1はX方向移動駆動源10X及びY方向移動駆動源10YによりXY方向に移動可能な装着ヘッド体で、その下部には反射部材2Aが設けられているバックアップピン2を移載するための移載ノズル3や、基板としてのプリント基板に付された位置決めマークを撮像する基板認識カメラ4や、電子部品を吸着するための複数の吸着ノズルなどが設けられている。なお、前記吸着ノズルは上下軸駆動源11により上下動可能であり、θ軸駆動源12により回転可能である。
前記プリント基板を支持する基板支持装置は、電子部品が装着されるプリント基板を上流より受け継いで支持する。そして、取付台であるカート台のフィーダベース上に複数の部品供給ユニットが多数並設されており、部品取出具としての吸着ノズルを複数本有する装着ヘッドが所望の部品供給ユニット上に移動して、当該部品供給ユニットから電子部品を吸着して取出し、前記基板支持装置に支持されたプリント基板上に取出した電子部品を装着する構成である。
そして、それぞれ搬送ベルトを備えた一対の搬送シュートによりプリント基板が所定の位置まで搬送案内されて、昇降用駆動源13が作動するとバックアップテーブル7が昇降する。このバックアップテーブル7には、前記プリント基板下面に当接して前記搬送シュートの係止部に下方から押圧して該プリント基板を水平に支持する複数のバックアップ体であるバックアップピン2が開設された挿入孔7Hに抜き差し可能に立設される。
次に、電子部品装着装置の制御ブロック図(バックアップピンの管理装置のブロック図でもある)である図2に基づいて、簡単に説明する。先ず、20は本装着装置の装着に係る動作を統括制御する制御手段、種々の判定をする判定装置、種々の比較をする比較装置、実行装置、表示制御装置、データ作成装置としての制御装置、21は電子部品の装着ステップ番号順(装着順序毎)にプリント基板内でのX方向、Y方向及び角度位置から成る装着座標情報や各部品供給ユニットの配置番号情報等から成る装着データ、部品供給ユニットの配置番号毎の部品IDに係る部品配置位置データ、電子部品毎の電子部品のサイズデータ等から成る部品ライブラリデータ、前記バックアップテーブル7上でのバックアップピン2の配置位置データ等を格納する記憶装置である。
そして、前記制御装置20は前記記憶装置21に記憶されたデータに基づき、インターフェース23及び駆動回路22を介して前記X方向移動駆動源10X、Y方向移動駆動源10Y、上下軸駆動源11及びθ軸駆動源12、昇降用駆動源13等の駆動を制御する。
27はインターフェース23を介して前記制御装置20に接続される認識処理装置で、前記部品認識カメラ14、前記基板認識カメラ4により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理装置27にて行われ、制御装置20に処理結果が送出される。即ち、制御装置20は、前記部品認識カメラ14、基板認識カメラ4により撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理装置27に出力すると共に、認識処理結果を認識処理装置27から受取るものである。
また、制御装置20には操作画面等を表示するモニタ28、このモニタ28の表示画面に形成された入力装置としてのタッチパネルスイッチ29がインターフェース23を介して接続されている。
以上の構成により、以下動作について説明する。バックアップピンの配設位置の更新動作のフローチャートに係る図3に基づいて、バックアップピン2の配置位置の更新動作について説明する。先ず、前記モニタ28にはストックエリア編集画面が表示されており(図4参照)、この状態でタッチパネルスイッチ29である更新スイッチ部29Aを押圧操作すると、前記制御装置20は前記モニタ28にピンは位置更新動作に係るメーセージボックスMB(図5参照)を表示させる(ステップS01)。なお、ストックエリア編集画面である図4乃至図8はストックエリア7Aの12個の挿入孔7Hに対応して12個の円が描かれており、ストックエリア7Aにおける各挿入孔7H内でのバックアップピン2の有無を示しており、白丸はバックアップピン2が無いことを示し、黒丸はバックアップピン2が有ることを示す。
そして、作業管理者が前記モニタ28に表示されたメーセージボックスMBを見て、即ち作業管理者は表示された注意喚起メッセージである「ストックエリア以外にピン(バックアップピン2)を置かないでください。」を見て、作業管理者はストックエリア以外のエリア7Bにあるバックアップピン2を抜いてストックエリア7Aに移し替え、次いでOKスイッチ部29Bを押圧操作すると(ステップS02)、制御装置20はバックアップピン2の注意喚起メッセージを消去すると共に記憶装置21に格納されているバックアップピン2の配置位置データを破棄するように制御する(ステップS03)。即ち、バックアップピン2の配置位置データが全て消去され、図6に示すように、全ての挿入孔7Hに対応する円は白色となるように表示される。
なお、OKスイッチ部29Bが押圧操作されたか否かが制御装置20により判断された際に(ステップS02)、図5に示すCANSELスイッチ部29Cが押圧操作されると(ステップS17)、このバックアップピン2の配置位置の更新動作は終了する。
そして、前記配置位置データを破棄した後に、前記制御装置20は前記バックアップテーブル7のストックエリア7Aにおけるバックアップピン2の最多本数の配設位置に係る動作リスト(図9参照)を作成する(ステップS04)。この作成後に、リスト番号「1」を指定し(ステップS05)、そのリスト番号「1」の動作リスト(図9参照)の目標位置座標(1,1)を取得する(ステップS06)。前記動作リストは前記記憶装置21に予め格納しておき、前記配置位置データを破棄した後に、前記記憶装置21に格納された前記動作リストを読み出すようにしてもよい。
なお、図10及び図11におけるバックアップテーブル7の最も下(手前)の最左の挿入孔7Hの位置が、X座標が「1」で且つY座標が「1」であり、1ピッチずつ右方に向かうに従ってX座標が「1」増加し、同じく1ピッチずつ上方に向かうに従ってY座標が「1」増加する。
この取得後に、制御装置20は取得した目標位置座標(1,1)に基づいて目標位置上方に前記基板認識カメラ4が位置するように前記装着ヘッド1をXY移動するように、前記X及びY方向駆動源10X及び10Yを制御する(ステップS07)。そして、制御装置20は基板認識用の照明灯(図示せず)を点灯させるように制御する(ステップS08)。
次いで、前記目標位置座標のバックアップテーブル7を撮像し、その画像を取り込むように制御する(ステップS09)。そして、前記制御装置20は認識処理装置27に取り込んだ画像からバックアップピン2の検出(ピン検出モード)をする(ステップS10)。この場合、前記照明灯から照射された光が前記バックアップピン2下部に固定された反射部材2Aにより反射されるので、バックアップピン2が存在する場合と存在しない場合とでは大きく異なり、前記画像の処理に際して前記バックアップピン2の存在の有無は明らかとなる。次に、前記制御装置20は認識処理装置27に取り込んだ画像からバックアップピン2の検出(挿入孔検出モード)をする(ステップS11)。即ち、バックアップピン2の挿入孔7Hの有無を検出する。
次に、制御装置20は前述した前記バックアップピン2の有無結果と前記挿入孔7Hの有無結果とに基づいて、その両結果が一致したか否かを判断する(ステップS12)。即ち、バックアップテーブル7の最下の最左(図10参照)の前記挿入孔7Hの位置は座標(1,1)であって、この座標(1,1)の挿入孔7H内にはバックアップピン2は挿入されており、図11に示すように、画像において前記反射部材2Aは白いリング状となって、認識処理結果として前記バックアップピン2は「有り」と判断されると共に同じく画像において前記挿入孔7Hは薄い黒色の円とならないので前記挿入孔7Hが無いと判断されるので、両結果は一致したものと判断される。
なお、この両結果が一致しないと判断された場合には、制御装置20は「異常」と判断し(ステップS13)、異常の旨、前記モニタ28に表示したり、報知装置(図示せず)により報知すると共に以後のバックアップピン2の配置位置の更新動作を停止するように制御する。前記両結果が一致しない場合と、前記挿入孔7Hに異物が入り込んでいたり、バックアップピン2が破損したりして、実際にはバックアップピン2がないのに挿入孔7Hの存在を検出できない場合などが想定できる。
そして、前述したように、両結果が一致したものと判断されると、制御装置20はバックアップピン2の配置位置データを更新するように制御する(ステップS14)。即ち、図12に示すように、リスト番号「1」のX座標を「1」とすると共にY座標を「1」とするように書き込むように制御する。この場合、座標(1,1)の前記挿入孔7H内に前記バックアップピン2が存在することを表すように、制御装置20はモニタ28には図7に示すように、座標(1,1)の挿入孔7Hが黒色となるように表示する。
次に、図9の動作リストのリスト番号を「1」インクリメントし(「2」とし)、完了か否かを判断するが(ステップS16)、リスト番号が「2」であって「12」でないので完了していないと判断し、ステップS06に戻る。
即ち、リスト番号「2」の動作リストの目標位置座標(1,2)を取得する(ステップS06)。この取得後に、制御装置20は取得した目標位置座標に基づいて目標位置上方に前記基板認識カメラ4が位置するように,前記装着ヘッド1をXY移動するように制御する(ステップS07)。そして、制御装置20は前記照明灯を点灯させるように制御する(ステップS08)。
次いで、前記目標位置座標(1,2)のバックアップテーブル7を撮像し、その画像を取り込むように制御し(ステップS09)、認識処理装置27に取り込んだ画像からバックアップピン2の検出(ピン検出モード)をし(ステップS10)、次いで、バックアップピン2の検出(挿入孔検出モード)をする(ステップS11)。
次に、制御装置20は前述した前記バックアップピン2の有無結果と前記挿入孔7Hの有無結果とに基づいて、その両結果が一致したか否かを判断する(ステップS12)。即ち、図10に示すようなバックアップテーブル7の最下より1つ上の最左の前記挿入孔7Hの位置は座標(1,2)であって、この座標(1,2)の挿入孔7H内にはバックアップピン2は挿入されており、画像において前記反射部材2Aは白いリング状となって、認識処理結果として前記バックアップピン2は「有り」と判断されると共に同じく画像において前記挿入孔7Hは薄い黒色の円とならないので前記挿入孔7Hが無いと判断されるので、両結果は一致したものと判断される。
そして、前述したように、両結果が一致したものと判断されると、制御装置20はバックアップピン2の配置位置データを更新するように制御し(ステップS14)、図12に示すように、リスト番号「2」のX座標を「1」とすると共にY座標を「2」とするように書き込むように制御する。この場合、座標(1,2)の前記挿入孔7H内に前記バックアップピン2が存在することを表すように、制御装置20はモニタ28には図7に示すように、座標(1,2)の挿入孔7Hが黒色となるように表示する。
次に、図9の動作リストのリスト番号を「1」インクリメントし(「3」とし)、完了か否かを判断するが(ステップS16)、リスト番号が「3」であって「12」でないので完了していないと判断し、ステップS06に戻る。
即ち、リスト番号「3」の動作リストの目標位置座標(1,3)を取得し(ステップS06)、その後に、制御装置20は取得した目標位置座標(1,3)に基づいて目標位置上方に前記基板認識カメラ4が位置するように,前記装着ヘッド1をXY移動するように制御する(ステップS07)。そして、制御装置20は前記照明灯を点灯させるように制御する(ステップS08)。
次いで、前記目標位置座標(1,3)のバックアップテーブル7を撮像し、その画像を取り込むように制御し(ステップS09)、認識処理装置27に取り込んだ画像からバックアップピン2の検出(ピン検出モード)をし(ステップS10)、次いで、バックアップピン2の検出(挿入孔検出モード)をする(ステップS11)。
次に、制御装置20は前述した前記バックアップピン2の有無結果と前記挿入孔7Hの有無結果とに基づいて、その両結果が一致したか否かを判断する(ステップS12)。即ち、図10に示すようなバックアップテーブル7の最下より2つ上の最左の前記挿入孔7Hの位置は座標(1,3)であって、この座標(1,3)の挿入孔7H内にはバックアップピン2は挿入されておらず、画像において反射部材7Hは存在せず前記挿入孔7Hを検出してバックアップピン2を検出しないので、認識処理結果として前記バックアップピン2は「無し」と判断されると共に同じく画像において前記挿入孔7Hは薄い黒色の円となるので前記挿入孔7Hが有りと判断されるので、両結果は一致したものと判断される。
そして、前述したように、両結果が一致したものと判断されると、制御装置20はバックアップピン2の配置位置データを更新するように制御し(ステップS14)、リスト番号「3」のX座標及びY座標には何も書き込まないように制御する。この場合、座標(1,3)の前記挿入孔7H内に前記バックアップピン2が存在しないことを表すように、制御装置20はモニタ28には図7に示すように、座標(1,3)の挿入孔7Hが白色となるように表示する。
次に、図9の動作リストのリスト番号を「1」インクリメントし(「4」とし)、完了か否かを判断するが(ステップS16)、リスト番号が「4」であって「12」でないので完了していないと判断し、ステップS06に戻る。
次に、リスト番号「4」の動作リストの目標位置座標(2,1)を取得し(ステップS06)、前記目標位置座標(1,3)のバックアップテーブル7を撮像し、その画像を取り込むように制御し(ステップS09)、認識処理装置27に取り込んだ画像からバックアップピン2の検出(ピン検出モード)をし(ステップS10)、次いで、バックアップピン2の検出(挿入孔検出モード)をする(ステップS11)。そして、制御装置20は前述した前記バックアップピン2の有無結果と前記挿入孔7Hの有無結果とに基づいて、その両結果が一致したか否かを判断する(ステップS12)。即ち、図10に示すようなバックアップテーブル7の最下の最左より2つ目の前記挿入孔7Hの位置は座標(2,1)であって、この座標(2,1)の挿入孔7H内にはバックアップピン2は挿入されており、画像において前記反射部材2Aは白いリング状となって、認識処理結果として前記バックアップピン2は「有り」と判断されると共に同じく画像において前記挿入孔7Hは薄い黒色の円とならないので前記挿入孔7Hが無いと判断されるので、両結果は一致したものと判断される。
そして、前述したように、両結果が一致したものと判断されると、制御装置20はバックアップピン2の配置位置データを更新するように制御し(ステップS14)、図12に示すように、リスト番号「3」のX座標を「2」とすると共にY座標を「1」とするように書き込むように制御する。この場合、座標(2,1)の前記挿入孔7H内に前記バックアップピン2が存在することを表すように、制御装置20はモニタ28には図7に示すように、座標(2,1)の挿入孔7Hが黒色となるように表示する。
次に、図9の動作リストのリスト番号を「1」インクリメントし(「5」とし)、完了か否かを判断するが(ステップS16)、リスト番号が「5」であって「12」でないので完了していないと判断し、ステップS06に戻る。
以上のように、動作リストのリスト番号が「12」となって更新動作が完了するまで上述したような動作を繰り返すと、図12に示すようなバックアップピン2の配置位置データが完成され、前記記憶装置21に格納され、またモニタ28にはリスト番号毎の更新動作毎に順にバックアップピン2が挿入されている挿入孔7Hに対応する円は黒色、挿入されていない挿入孔7Hに対応する円は白色となるように表示するように制御装置20により制御される(図7、図8参照)。
従って、作業管理者は、バックアップテーブル7に挿入孔7Hに差し込まれたバックアップピン2の配置状態を目で見て、また図8に示す画面を見ることにより、挿入孔7Hに差し込まれた状態の検出が適切に行われたことを確認することができる。そして、タッチパネルスイッチ29である完了スイッチ部29Dを押圧操作すると、バックアップピン2の配置位置データの編集は終了することとなる。この作成された配置位置データは前記記憶装置21に格納されることとなる。
前述したように、作業管理者が前記モニタ28に表示されたメーセージボックスを見て、タッチパネルスイッチ29である更新スイッチ部29Aを押圧操作してモニタ28に表示された画面の説明文である「ストックエリア以外にピン(バックアップピン2)を置かないでください。」を見て、作業管理者はストックエリア以外のエリア7Bにあるバックアップピン2をストックエリア7Aに移し替えた配置状態に沿って(図10及び図11に示すようなバックアップピン2の配置に対応して)、図12に示すバックアップピン2の配置位置データが作成され、バックアップピン2を検出した順番がリスト番号となって、そのリスト番号順に挿入孔7Hの座標が記憶装置21に格納されることとなる。
次に、次に生産するプリント基板への電子部品の装着動作を行う前に、前述のように作成されたバックアップピン2の配置位置データを使用して、これから生産するために選択された前記プリント基板の機種に合わせてバックアップピン2の自動段取り替えが行われるが、この動作について説明する。
先ず、制御装置20は前記X方向移動駆動源10X及びY方向移動駆動源10Yを制御して、前述したように作成された配置位置データのリスト番号「1」の挿入孔7Hの上方に前記移載ノズル3が位置するように移動させる(図1参照)。
次いで、移載吸着ノズル3が上下軸駆動源15により下降して、リスト番号「1」の挿入孔7H内に挿入されているバックアップピン2を真空吸着して(図13参照)、吸着した状態で前記上下軸駆動源15により上昇させる(図14参照)。次に、制御装置20は前記X方向移動駆動源10X及びY方向移動駆動源10Yを制御して、前記配置替えデータに従って最初の挿入孔7Hの上方に前記移載ノズル3が位置するように移動させて前記上下軸駆動源15により下降させる(図15参照)。この場合、移動しながら徐々に下降させてもよいが、既に他の挿入孔7Hにバックアップピン2が挿入されている場合には、衝突しないように移動及び下降動作が制御される。また、前記配置替えデータに従って最初の挿入孔7Hの上方に前記移載ノズル3が位置するように移動させて下降させる前に、この最初の挿入孔7H内に既にバックアップピン2が挿入されているかを前記基板認識カメラ4で撮像して、挿入されていない場合のみ、移載ノズル3に吸着保持されたバックアップピン2をこの最初の挿入孔7H内に挿入させるようにしてもよい。
そして、図16に示すように、下降して吸着されているバックアップピン2を真空吸着保持を解除して目的の挿入孔7H内に挿入する。この挿入後に前記上下軸駆動源15により上昇して、次の前記配置位置データのリスト番号「2」の座標上に移動して、2番目のバックアップピン2をストックエリア7A内の挿入孔7Hから取り出して、前述したように、前記配置替えデータに従って2番目の挿入孔7Hの上方に前記移載ノズル3が位置するように移動させて下降させて、この2番目の挿入孔7H内に挿入する。
以上の動作を順に繰り返して、移し替えすべきバックアップピン2をプリント基板種に合わせて移し替えすると、図17に示すような状態となる。
従って、テーブル上のどの位置に前記バックアップピンが配設されているかを適切に把握して管理することにより、プリント基板種に合わせて、バックアップピン2を適正に段取り替えすることが可能となる。
このように、プリント基板種に合わせてバックアップピン2の段取り替え等を行った後に、プリント基板の生産を行うこととなる。即ち、前記プリント基板が上流より受継がれて一対の搬送シュートに案内されながら搬送されてストッパ(図示せず)に当接して、所定位置まで到達すると搬送が停止される。この状態では、前記バックアップテーブル7は下降した状態にあるが、プリント基板が前記所定位置に到達すると、前記昇降用駆動源13が作動して上昇させる。
前記バックアップテーブル7が上昇すると、前記プリント基板を前記一対の搬送シュートの係止部に下方から押圧して前記プリント基板の高さ方向の位置決めを行なうと共に、このバックアップテーブル7に立設された複数のバックアップピン2上端が前記プリント基板の裏面に当接して、このプリント基板を水平に支持する。従って、このプリント基板を水平に支持した状態で、装着ヘッドの吸着ノズルを水平方向に移動させて前記プリント基板の部品装着位置上方に移動させて、下降させることにより順次プリント基板上に電子部品を装着することできる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 装着ヘッド
2 バックアップピン
4 基板認識カメラ
7 バックアップテーブル
7H 挿入孔
20 制御装置
21 記憶装置
28 モニタ

Claims (2)

  1. バックアップテーブルに開設された複数の挿入孔内に抜き差し可能に配設されて基板下面に当接して支持するバックアップピンの管理装置であって、
    前記バックアップテーブル上のストックエリア内にある前記複数の挿入孔を所定の順序に従って撮像するカメラと、
    このカメラにより撮像された画像に基づいてストックエリア内にある前記挿入孔内に挿入されている前記バックアップピンの有無及び前記挿入孔の有無を確認して前記バックアップピンの配置位置データを作成する作成装置と、
    この作成装置により作成された前記配置位置データを格納する記憶装置とからなり、
    前記作成装置は、前記バックアップピンの有無結果と前記挿入孔の有無結果とが一致した場合に前記配置位置データを更新することを特徴とするバックアップピンの管理装置。
  2. バックアップテーブルに開設された複数の挿入孔内に抜き差し可能に配設されて基板下面に当接して支持するバックアップピンの管理装置であって、
    前記バックアップテーブル上のストックエリア内にある前記複数の挿入孔を所定の順序に従って撮像するカメラと、
    このカメラにより撮像された画像に基づいてストックエリア内にある前記挿入孔内に挿入されている前記バックアップピンの有無及び前記挿入孔の有無を確認してこの確認の都度モニタに前記バックアップピンの配置位置を表示させる表示制御装置と、
    前記カメラにより撮像された画像に基づいてストックエリア内にある前記挿入孔内に挿入されている前記バックアップピンの有無及び前記挿入孔の有無を確認して前記バックアップピンの配置位置データを作成する作成装置と、
    この作成装置により作成された前記配置位置データを格納する記憶装置とからなり、
    前記表示制御装置は、前記バックアップピンの有無結果と前記挿入孔の有無結果とが一致した場合に前記バックアップピンの配置位置を表示させ、
    前記作成装置は、前記バックアップピンの有無結果と前記挿入孔の有無結果とが一致した場合に前記配置位置データを更新することを特徴とするバックアップピンの管理装置。
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