JP7057143B2 - ピン挿入機及び部品実装機 - Google Patents

ピン挿入機及び部品実装機 Download PDF

Info

Publication number
JP7057143B2
JP7057143B2 JP2018011247A JP2018011247A JP7057143B2 JP 7057143 B2 JP7057143 B2 JP 7057143B2 JP 2018011247 A JP2018011247 A JP 2018011247A JP 2018011247 A JP2018011247 A JP 2018011247A JP 7057143 B2 JP7057143 B2 JP 7057143B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
suction
suction nozzle
component mounting
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018011247A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019129271A (ja
Inventor
達也 高須
祐介 土谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2018011247A priority Critical patent/JP7057143B2/ja
Publication of JP2019129271A publication Critical patent/JP2019129271A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7057143B2 publication Critical patent/JP7057143B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Description

本明細書は、ピン供給装置によってピン状の細長い部品(以下「ピン」という)をその先端を上向きにして直立させた状態で供給し、そのピンをピン保持具で保持して部品実装基板等のピン挿入対象物のピン挿入孔に挿入するピン挿入機及び部品実装機に関する技術を開示したものである。
端子等として用いられるピンを、部品実装基板等のピン挿入対象物のピン挿入孔に挿入するピン挿入機の一例を示す文献としては、例えば特許文献1(特開2008-244245号公報)が挙げられる。この特許文献1のものは、複数本のピンが一体に一直線状に形成された連続ピンを上方から切断装置に供給して、その連続ピンを切断装置で1本分の長さに切断すると共に、その切断装置の下方に配置されたホルダとサポータとの間に、上記切断装置で切断された1本のピンを挟んで保持してピン挿入対象物のピン挿入孔の上方へ移送し、そのピンをピン挿入対象物のピン挿入孔に挿入するようにしている。
特開2008-244245号公報
しかし、上記特許文献1のように、連続ピンを切断装置で1本分の長さに切断する構成では、ピンの切断端面にバリが付いたままの状態でそのピンをピン挿入対象物のピン挿入孔に挿入することになる。ピンの切断端面のバリは、製品品質を低下させる要因となると共に、ピン挿入孔へのピン挿入不良の発生要因にもなる。
そこで、本発明者らは、予め1本分の長さに切断されてバリ取りや面取り等の仕上げ加工が施されたピンをピン挿入機に供給して、そのピンを部品実装基板等のピン挿入対象物のピン挿入孔に挿入する機構を開発しているが、その開発過程で次のような課題があることが判明した。
一般に、ピンを保持するピン保持具としては、ピンを挟んで保持するチャック機構(特許文献1ではホルダとサポータとを開閉する機構)を使用することが考えられるが、チャック機構は、構成する部品点数が多く、装置の大型化や高コスト化を招く要因になる。しかも、ピンのピックアップ動作時や挿入動作時にチャック爪(特許文献1ではホルダとサポータ)を開閉するスペースを確保する必要があるため、ピンのピックアップ動作時や挿入動作時に開閉するチャック爪が隣接するピンや部品と干渉する可能性がある。そのため、供給・挿入するピンの間隔(ピンピッチ)をチャック爪の開閉スペース分だけあける必要があるだけでなく、部品実装基板上の部品とピンとの間隔もチャック爪の開閉スペース分だけあける必要があり、ピン供給装置のピンピッチの狭ピッチ化や部品実装基板の高密度実装化に対応できない。更に、2本のチャック爪の間にピンが傾いて挟持される可能性もあり、これがピン挿入孔へのピン挿入不良の発生要因にもなる。
上記課題を解決するために、ピン状の細長い部品(以下「ピン」という)をその先端を上向きにして直立させた状態で供給するピン供給装置と、前記ピン供給装置によって供給されるピンをピン保持具で保持してピン挿入対象物のピン挿入孔に挿入する動作を制御する制御装置とを備えたピン挿入機において、前記ピン保持具は、前記ピン供給装置によって供給されるピンを挿入した状態で吸着するピン吸着孔が形成された吸着ノズルであり、前記制御装置は、前記ピン供給装置によって供給されるピンの上方から前記吸着ノズルを下降させて当該吸着ノズルのピン吸着孔に当該ピンを挿入して吸着した状態で前記吸着ノズルを上昇させて当該ピンを前記ピン挿入対象物のピン挿入孔に挿入する動作を実行する、ピン挿入機であって、前記ピン供給装置によって供給されるピンを撮像するカメラを備え、前記制御装置は、前記ピンの吸着動作前に前記カメラで撮像した当該ピンの画像を処理して当該ピンの傾き量を判定し、当該ピンの傾き量が所定の判定しきい値を超えているときに、当該ピンの吸着動作をスキップして次のピンの吸着動作へ移行し又はピン挿入機をエラー停止させるようにしたものである。
この構成では、ピン供給装置によって直立状態で供給されるピンの上方から吸着ノズルを下降させて当該吸着ノズルのピン吸着孔に当該ピンを挿入して吸着するようにしている。このため、ピン保持具として、ピンを挟んで保持するチャック機構を用いる場合と比較して、ピンを保持する構成が極めて簡単であり、小型化や低コスト化を実現できる。しかも、ピンの吸着動作時や挿入動作時にピン保持具である吸着ノズルを昇降させるだけで、チャック機構のような開閉動作を行わないため、ピンの吸着動作時や挿入動作時にピン保持具である吸着ノズルが隣接するピンや部品実装基板上の部品と干渉することなく、ピンの吸着動作や挿入動作をスムーズに行うことができ、ピンを狭い間隔でも供給・挿入できる。更に、吸着ノズルのピン吸着孔にピンを挿入して吸着するため、吸着ノズルに吸着したピンの傾きをピン吸着孔で規制することができ、ピンの傾きに起因するピン挿入対象物のピン挿入孔へのピン挿入不良の発生を防止できる。
しかも、ピン供給装置によって供給されるピンを撮像するカメラを備え、ピンの吸着動作前に前記カメラで撮像した当該ピンの画像を処理して当該ピンの傾き量を判定し、当該ピンの傾き量が所定の判定しきい値を超えているときに、当該ピンの吸着動作をスキップして次のピンの吸着動作へ移行し又はピン挿入機をエラー停止させるようにしたので、吸着ノズルのピン吸着孔をピンに挿入する際に、下降する吸着ノズルが傾いたピンと干渉して吸着ノズルやピンが破損することを未然に防止できる。
図1は本発明の一実施例におけるピン挿入機のシステム構成を示すブロック図である。 図2はピン供給装置と吸着ノズルとを示す斜視図である。 図3はピンの拡大斜視図である。 図4は図2のIV-IV線に沿って示す拡大断面図である。 図5は吸着ノズルのピン吸着孔にピンを挿入した状態を示す図4相当図である。 図6はトレイ上のピンが傾いて吸着ノズルのピン吸着孔にピンを挿入できない状態を示す拡大断面図である。 図7は部品実装基板のピン挿入孔にピンを挿入した状態を示す拡大断面図である。 図8はピン吸着・挿入制御プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、一実施例を説明する。
まず、図1乃至図7を用いてピン挿入機のシステム構成を説明する。
本実施例のピン挿入機は、例えば、複数台の部品実装機を配列し構成した部品実装ラインのうちの少なくとも1台の部品実装機を用いて構成されている。
ピン挿入機(部品実装機)には、端子等として用いる断面円形のピン状の細長い部品(以下「ピン」という)11を供給するピン供給装置12が他の部品供給装置(図示せず)と交換可能にセットされている。このピン供給装置12には、1枚又は複数枚のトレイ13(図2参照)が出し入れ可能に収納され、そのトレイ13上に複数のピン11がその先端を上向きにして直立させた状態で所定の配列ピッチで格子状に載置されている。
図3及び図4に示すように、ピン11の先端部(上端部)と下端部はバリ取りや面取り等の仕上げ加工によって丸みや面取りが施されている。ピン11の外周部の所定位置には、2つの鍔状のストッパ部14,15が所定の間隔で円環状に形成されている。下側のストッパ部14は、トレイ13のピン挿入孔16やピン挿入対象物である部品実装基板17のピン挿入孔18(図7参照)へのピン11の挿入量を規制する役割を果たす。上側のストッパ部15は、吸着ノズル21のピン吸着孔22へのピン11の挿入量を規制する役割を果たす。
吸着ノズル21のピン吸着孔22の長さは、ピン11のうちの上側のストッパ部15から先端までの上側挿入部分11aの長さよりも長くなるように設定されている。また、吸着ノズル21のピン吸着孔22の内径は、ピン11の上側挿入部分11aの外径よりも挿入クリアランス(遊び)分だけ大きくなるように設定されている。
トレイ13のピン挿入孔16の長さ(トレイ13の厚み)は、ピン11のうちの下側のストッパ部14から下端までの下側挿入部分11bの長さとほぼ同一又はそれよりも少し短くなるように設定されている。また、トレイ13のピン挿入孔16の内径は、ピン11の下側挿入部分11bの外径よりも挿入クリアランス(遊び)分だけ大きくなるように設定されている。トレイ13のピン挿入孔16の上端内周部には、ピン11の下側のストッパ部14を嵌合して受け支えるための環状凹部19が形成されている。尚、ピン11の下側のストッパ部14を嵌合する環状凹部19を形成せずに、トレイ13の上面でピン11の下側のストッパ部14を受け支えるようにしても良い。
図7に示すように、部品実装基板17には、複数のピン挿入孔18が所定の配列ピッチで形成されている。部品実装基板17のピン挿入孔18の長さ(部品実装基板17の厚み)は、ピン11の下側挿入部分11bの長さとほぼ同一又はそれよりも少し短くなるように設定されている。また、部品実装基板17のピン挿入孔18の内径は、ピン11の下側挿入部分11bの外径よりも挿入クリアランス(遊び)分だけ大きくなるように設定されている。部品実装基板17のピン挿入孔18の上端内周部には、ピン11の下側のストッパ部14を嵌合して載置するための環状凹部20が形成されている。尚、ピン11の下側のストッパ部14を嵌合する環状凹部20を形成せずに、部品実装基板17の上面でピン11の下側のストッパ部14を受け支えるようにしても良い。
ピン挿入機は、部品実装基板17を搬送する基板搬送装置31と、吸着ノズル21を交換可能に保持する実装ヘッド(図示せず)をXY方向(水平方向)とZ方向(上下方向)に移動させるヘッド移動装置32と、吸着ノズル21のピン吸着孔22に供給するエアー圧力を負圧(ピン吸着)と正圧(ピン解放)との間で切り換えるエアー圧力切換装置39と、吸着ノズル21のピン吸着孔22にピン11を挿入して吸着してピックアップしたピン11を下方から撮像する部品撮像用カメラ33と、部品実装基板17の基準位置マーク等を上方から撮像するマーク撮像用カメラ34とを備えている。部品撮像用カメラ33は、部品挿入機の所定位置に上向きに固定されている。一方、マーク撮像用カメラ34は、実装ヘッド側に下向きに取り付けられ、実装ヘッドと一体的に移動する。
部品挿入機の制御装置35は、1台又は複数台のコンピュータ(CPU)を主体として構成され、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置36と、液晶ディスプレイ、CRT等の表示装置37と、後述する図8のピン吸着・挿入制御プログラム等の各種制御プログラムや各種データ等を記憶した記憶装置38等が接続されている。
次に、部品挿入機の稼働中(生産中)の動作を説明する。
部品挿入機の制御装置35は、基板搬送装置31を動作させて部品実装基板17を所定位置まで搬入してクランプ装置(図示せず)でクランプし、ヘッド移動装置32によってマーク撮像用カメラ34を部品実装基板17の上方へ移動させて、マーク撮像用カメラ34で部品実装基板17の基準位置マークを上方から撮像して、その画像を処理して基準位置マークの位置を認識し、その基準位置マークの位置を基準にして部品実装基板17の各ピン挿入孔18の位置(XY座標)を算出する。また、ヘッド移動装置32によってマーク撮像用カメラ34をピン供給装置12のトレイ13の上方へ移動させて、マーク撮像用カメラ34でトレイ13の基準位置マークを上方から撮像して、その画像を処理して基準位置マークの位置を認識し、その基準位置マークの位置を基準にしてトレイ13の各ピン挿入孔16の位置(XY座標)を算出する。
また、部品挿入機の制御装置35は、ヘッド移動装置32の動作を制御して、図2、図4に示すように、ピン供給装置12のトレイ13上の複数のピン11のうち、吸着しようとするピン11の位置(当該ピン11を挿入したピン挿入孔16の位置)の上方へ吸着ノズル21を移動させる。
この後、図5に示すように、吸着ノズル21を下降させて吸着ノズル21のピン吸着孔22にトレイ13上のピン11の上側挿入部分11aを挿入する。この際、吸着ノズル21の下端がピン11の上側のストッパ部15に当接するまで挿入すると共に、エアー圧力切換装置39により吸着ノズル21のピン吸着孔22に供給するエアー圧力を負圧に切り換えることで、吸着ノズル21にピン11を吸着する。このとき、吸着ノズル21の下端面全周がピン11の上側のストッパ部15の上面全周に密着することで、吸着ノズル21のピン吸着孔22の負圧漏れを防止してピン11の吸着状態を維持すると共に、吸着ノズル21のピン吸着孔22内へのピン11の上側挿入部分11aの長さを一定に維持する。
ところで、トレイ13のピン挿入孔16の内径は、ピン11の下側挿入部分11bの外径よりも挿入クリアランス分だけ大きくなっているため、図6に示すように、そのピン挿入孔16のクリアランスによってトレイ13上でピン11が傾いた状態になっていることがある。このピン11の傾きがある程度大きくなると、トレイ13のピン挿入孔16の位置で位置決めされた吸着ノズル21を下降させても、吸着ノズル21の下端が傾いたピン11の上端と干渉して吸着ノズル21のピン吸着孔22にピン11を挿入できず、吸着ノズル21やピン11が破損することがある。また、作業者が吸着ノズル21の破損に気付かずに生産を続ける可能性があり、これが部品実装基板17のピン挿入孔18へのピン11の挿入不良の発生原因にもなる。
そこで、部品挿入機の制御装置35は、ピン11の吸着動作前にマーク撮像用カメラ34でトレイ13上のピン11を撮像して、その画像を処理して当該ピン11の傾き量を判定し、当該ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えているときに、吸着ノズル21のピン吸着孔22にピン11を挿入できないと判断して、当該ピン11の吸着動作をスキップして次のピン11の吸着動作へ移行し又はピン挿入機をエラー停止させる。
この際、ピン11の傾き量の判定は、例えば次のようにして判定する。
[ピン傾き量判定方法(その1)]
トレイ13のピン挿入孔16の位置の上方にマーク撮像用カメラ34を移動させて、当該ピン挿入孔16に挿入されたピン11を上方から撮像して、その画像を処理して当該ピン11の上端の位置を認識し、当該ピン11の上端の位置と当該ピン挿入孔16の位置とのずれ量を算出する。当該ピン11の傾き量が大きくなるほど、当該ピン11の上端の位置と当該ピン挿入孔16の位置とのずれ量が大きくなるという関係があるため、この位置ずれ量が所定値を超えているか否かで、当該ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えているか否かを判定する。尚、トレイ13の各ピン挿入孔16の位置の検出方法は、マーク撮像用カメラ34でトレイ13の基準位置マークを撮像して、その画像を処理して認識した基準位置マークの位置を基準にしてトレイ13の各ピン挿入孔16の位置を算出する。
[ピン傾き量判定方法(その2)]
トレイ13のピン挿入孔16に挿入したピン11の上方からマーク撮像用カメラ34で撮像した画像を処理してピン11の上端と上側のストッパ部15の外形を認識して、上側のストッパ部15の位置に対するピン11の上端の偏倚量(両者の中心位置のずれ量)が所定値を超えているか否かで、当該ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えているか否かを判定する。
[ピン傾き量判定方法(その3)]
トレイ13のピン挿入孔16に挿入したピン11の上方からマーク撮像用カメラ34で撮像した画像を処理してピン11の上側のストッパ部15の外形を認識して、認識した形状が上側のストッパ部15の上面の形状である均一幅の円環形状とほぼ判断できる場合には当該ピン11の傾きがほとんど無いと判定する。ピン11の傾き量が大きくなるほど、ピン11の上方から撮像した画像に写る上側のストッパ部15のうち、傾いたピン11の上端部で隠れて見えなくなる部分が大きくなるため、画像認識した上側のストッパ部15の形状が欠けた円環形状であったり、円環の幅が部分的に極端に狭くなっている場合には、当該ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えていると判定する。
[ピン傾き量判定方法(その4)]
トレイ13の上面に、ピン挿入孔16の環状凹部19を取り巻くように円環マークを形成しておき、トレイ13のピン挿入孔16に挿入したピン11の上方からマーク撮像用カメラ34で撮像した画像を処理してトレイ13の上面の円環マークの形状を認識して、認識した形状が均一幅の円環形状とほぼ判断できる場合には当該ピン11の傾きがほとんど無いと判定する。ピン11の傾き量が大きくなるほど、ピン11の上方から撮像した画像に写る円環マークのうち、傾いたピン11で隠れて見えなくなる部分が大きくなるため、画像認識した円環マークの形状が欠けた円環形状であったり、円環マークの幅が部分的に極端に狭くなっている場合には、当該ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えていると判定する。
[ピン傾き量判定方法(その5)]
トレイ13上に載置した例えば4本以上のピン11をマーク撮像用カメラ34の視野に収めて撮像して、その画像を処理して各ピン11の上端の位置を認識して、各ピン11の上端の位置がほぼ一直線上に等ピッチで並んでいるか否かを判定し、各ピン11の上端の位置がほぼ一直線状に等ピッチで並んでいると判断できる場合には、画像認識した全てのピン11に傾きがほとんど無いと判定する。画像認識したいずれかのピン11の上端の位置が他のピン11の上端を通る直線から所定値以上ずれていたり、当該ピン11と隣接するピン11との間隔が所定値以上ずれている場合には、当該ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えていると判定する。
部品挿入機の制御装置35は、ピン11の吸着動作前に上述した画像処理により当該ピン11の傾き量が所定の判定しきい値以下と判定した場合には、当該ピン11を吸着可能と判断して、吸着ノズル21を当該ピン11の上方へ移動させた後、吸着ノズル21を下降させて吸着ノズル21のピン吸着孔22に当該ピン11の上側挿入部分11aを挿入すると共に、エアー圧力切換装置39により吸着ノズル21のピン吸着孔22に供給するエアー圧力を負圧に切り換えることで、吸着ノズル21に当該ピン11を吸着する。この後、吸着ノズル21を上昇させて当該ピン11をトレイ13からピックアップして、当該ピン11の画像認識動作を行ってから挿入動作に移行する。
部品挿入機の制御装置35は、ピン11の画像認識動作を行う際に、吸着ノズル21に吸着したピン11を部品撮像用カメラ33の上方へ移動させて、部品撮像用カメラ33で当該ピン11をその下方から撮像して、その画像を処理して吸着ノズル21にピン11が吸着されているか否かを判定する。吸着ノズル21にピン11が吸着されていない場合には、吸着失敗であるため、ピン11の挿入動作を行わずに、ピン11の吸着動作に戻る。画像処理により、吸着ノズル21にピン11が吸着されていることが確認された場合には、当該ピン11の挿入動作に移行する。
尚、ピン11の画像認識動作を行う際に、吸着ノズル21に対するピン11の吸着位置ずれ量を計測するようにしても良いが、吸着ノズル21のピン吸着孔22にピン11の上側挿入部分11aが挿入されているため、吸着ノズル21とピン11との同心度のずれが必ず両者の挿入クリアランス分以下に収まる。従って、挿入クリアランスがピン11の吸着位置ずれ量の最大許容誤差以内であれば、吸着位置ずれ量を計測する必要はない。
部品挿入機の制御装置35は、ピン11の挿入動作に移行する場合には、吸着ノズル21を部品実装基板17のピン挿入孔18の上方へ移動させた後、吸着ノズル21を下降させて、ピン11の下側挿入部分11bを部品実装基板17のピン挿入孔18に挿入する。このとき、吸着ノズル21の下端面全周がピン11の上側のストッパ部15の上面全周に密着した状態となっているため、部品実装基板17のピン挿入孔18へのピン11の下側挿入部分11bの挿入に摩擦抵抗力が作用しても、吸着ノズル21の下端面全周でピン11の上側のストッパ部15の全周を均等に押し下げることができて、ピン11の挿入動作を安定して行うことができる。
ピン11の挿入後、エアー圧力切換装置39により吸着ノズル21のピン吸着孔22に供給するエアー圧力を正圧に切り換えることで、当該ピン11の吸着を解除して当該ピン11を部品実装基板17に実装した後、吸着ノズル21を上昇させて、ピン11の吸着動作に戻る。
前述したように、吸着ノズル21のピン吸着孔22とピン11の上側挿入部分11aとの間の挿入クリアランスがピン11の吸着位置ずれ量の最大許容誤差以内に設定されていれば、ピン11の吸着位置ずれ量が最大許容誤差以内に収まるため、当該ピン11の下側挿入部分11bを部品実装基板17のピン挿入孔18に挿入する際に、当該ピン11を吸着した吸着ノズル21の位置(XY座標)を補正する必要はないが、画像認識の際に当該ピン11の吸着位置ずれ量を計測した場合には、吸着ノズル21の位置を当該ピン11の吸着位置ずれ量分だけ補正してから当該ピン11の下側挿入部分11bを部品実装基板17のピン挿入孔18に挿入するようにすれば良い。
以上説明した本実施例のピン11の吸着・挿入動作は、部品挿入機の制御装置35によって図8のピン吸着・挿入制御プログラムに従って実行される。以下、この図8のピン吸着・挿入制御プログラムの処理内容を説明する。
部品挿入機の制御装置35は、電源投入後に図8のピン吸着・挿入制御プログラムを起動し、まず、ステップ101で、生産を開始するまで待機する。この後、生産を開始した時点で、ステップ102に進み、マーク撮像用カメラ34でトレイ13上の吸着しようとするピン11を撮像して、次のステップ103で、撮像した画像を処理してピン11の傾き量を判定する。
この後、ステップ103に進み、ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えているか否かを判定し、その結果、ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えていると判定した場合には、吸着ノズル21のピン吸着孔22にピン11を挿入できないと判断して、ステップ105に進み、当該ピン11の吸着動作をスキップして、次のステップ109で、生産終了か否かを判定する。生産終了である場合には、そのまま本プログラムを終了するが、生産終了でない場合(つまり生産中である場合)には、上記ステップ102に戻って、次に吸着しようとするピン11の撮像動作へ移行する。尚、ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えていると判定した場合には、ピン挿入機をエラー停止させるようにしても良い。
一方、上記ステップ104で、ピン11の傾き量が所定の判定しきい値以下と判定した場合には、ピン11を吸着可能と判断して、ステップ106に進み、ピン11の吸着動作を実行する。つまり、吸着ノズル21を当該ピン11の上方へ移動させた後、吸着ノズル21を下降させて吸着ノズル21のピン吸着孔22に当該ピン11の上側挿入部分11aを挿入すると共に、エアー圧力切換装置39により吸着ノズル21のピン吸着孔22に供給するエアー圧力を負圧に切り換えることで、吸着ノズル21に当該ピン11を吸着し、そのまま吸着ノズル21を上昇させて当該ピン11をトレイ13からピックアップする。
この後、ステップ107に進み、ピン11の画像認識動作を実行する。つまり、吸着ノズル21に吸着したピン11を部品撮像用カメラ33の上方へ移動させて、部品撮像用カメラ33で当該ピン11をその下方から撮像して、その画像を処理して吸着ノズル21にピン11が吸着されていることを確認する。尚、画像処理により吸着ノズル21にピン11が吸着されていないことが判明すれば、ステップ108のピン11の挿入動作を行わずに、上記ステップ102に戻り、次に吸着しようとするピン11の撮像動作へ移行する。或は、ピン挿入機をエラー停止させるようにしても良い。
ピン11の画像認識動作で、吸着ノズル21にピン11が吸着されるていることを確認した後、ステップ108に進み、ピン11の挿入動作を実行する。つまり、吸着ノズル21を部品実装基板17のピン挿入孔18の上方へ移動させた後、吸着ノズル21を下降させて、ピン11の下側挿入部分11bを部品実装基板17のピン挿入孔18に挿入する。この後、エアー圧力切換装置39により吸着ノズル21のピン吸着孔22に供給するエアー圧力を正圧に切り換えることで、当該ピン11の吸着を解除して当該ピン11を部品実装基板17に実装した後、吸着ノズル21を上昇させる。
この後、ステップ109に進み、生産終了か否かを判定し、生産終了である場合には、そのまま本プログラムを終了するが、生産終了でない場合(つまり生産中である場合)には、上記ステップ102に戻って、次に吸着しようとするピン11の撮像動作へ移行する。このような処理を繰り返すことで、部品実装基板17の各ピン挿入孔18にピン11を順番に実装する。
以上説明した本実施例によれば、トレイ13に載置されたピン11の上方から吸着ノズル21を下降させて当該吸着ノズル21のピン吸着孔22に当該ピン11を挿入して吸着するようにしているため、ピン保持具として、ピン11を挟んで保持するチャック機構を用いる場合と比較して、ピン11を保持する構成が極めて簡単であり、小型化や低コスト化を実現できる。しかも、ピン11の吸着動作時や挿入動作時にピン保持具である吸着ノズル21を昇降させるだけで、チャック機構のような開閉動作を行わないため、ピン11の吸着動作時や挿入動作時にピン保持具である吸着ノズル21が隣接するピン11や部品実装基板17上の部品と干渉することなく、ピン11の吸着動作や挿入動作をスムーズに行うことができ、ピン11を狭い間隔で供給・挿入できる。これにより、1枚のトレイ13上に載置するピン11の本数を増加することができて、ピン11を効率良くピン挿入機に供給できる。更に、部品実装基板17に実装するピン11のピッチを狭ピッチ化できると共に、部品実装基板17上の部品とピン11との間隔も狭めることができ、高密度実装化にも対応できる。しかも、吸着ノズル21のピン吸着孔22にピン11を挿入して吸着するため、吸着ノズル21に吸着したピン11の傾きをピン吸着孔21で規制することができ、ピン11の傾きに起因する部品実装基板17のピン挿入孔18へのピン11の挿入不良の発生を防止できる。
しかも、ピン11の吸着動作前にマーク撮像用カメラ34でトレイ13上のピン11を撮像して、その画像を処理して当該ピン11の傾き量を判定し、当該ピン11の傾き量が所定の判定しきい値を超えているときに、当該ピン11の吸着動作をスキップして次のピンの吸着動作へ移行し又はピン挿入機をエラー停止させるようにしたので、吸着ノズル21のピン吸着孔22にピン11の上側挿入部分11aを挿入する際に、下降する吸着ノズル21が傾いたピン11と干渉して吸着ノズル21やピン11が破損することを未然に防止できる。
また、本実施例では、ピン11の外周部の所定位置には、吸着ノズル21のピン吸着孔22へのピン11の挿入量を規制するための上側のストッパ部15が鍔状(円環状)に形成されているため、吸着ノズル21にトレイ13上のピン11を吸着する際に、吸着ノズル21の下端面全周がピン11の上側のストッパ部15の上面全周に密着することで、吸着ノズル21のピン吸着孔22の負圧漏れを防止してピン11の吸着状態を維持すると共に、吸着ノズル21のピン吸着孔22内へのピン11の上側挿入部分11aの長さを一定に維持することができ、ピン11の吸着動作を安定して行うことができる。更に、吸着ノズル21に吸着したピン11をの下側挿入部分11bを部品実装基板17のピン挿入孔18に挿入する際に、摩擦抵抗が作用しても、吸着ノズル21の下端面全周でピン11の上側のストッパ部15の全周を均等に押し下げることができて、ピン11の挿入動作を安定して行うことができる。
但し、ピン11の外周部に形成する上側のストッパ部15の形状は、鍔状(円環状)に限定されず、全周の一部分のみに形成した突起部であっても良い。ピンの形状を下部側を上部側より太くした段付き形状に形成して、その段差部を上側のストッパ部として使用するようにしても良い。
また、上側のストッパ部が形成されていないピンを吸着ノズル21に吸着する場合には、吸着ノズル21のピン吸着孔22の奥方に、ピンの挿入量を規制するストッパ部を形成して、ピン吸着時のピンの挿入量を一定にするようにしても良い。
その他、本発明は、トレイ13の構成を変更したり、1台の実装ヘッドに複数本の吸着ノズルを個別に昇降可能に設けた構成としたり、ピン挿入専用の機械として構成しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
11…ピン(ピン状の細長い部品)、12…ピン供給装置、13…トレイ、14…下側のストッパ部、15…上側のストッパ部、16…ピン挿入孔、17…部品実装基板(ピン挿入対象物)、18…ピン挿入孔、21…吸着ノズル(ピン保持具)、22…ピン吸着孔、32…ヘッド移動装置、33…部品撮像用カメラ、34…マーク撮像用カメラ、35…制御装置、39…エアー圧力切換装置

Claims (4)

  1. ピン状の細長い部品(以下「ピン」という)をその先端を上向きにして直立させた状態で供給するピン供給装置と、前記ピン供給装置によって供給されるピンをピン保持具で保持してピン挿入対象物のピン挿入孔に挿入する動作を制御する制御装置とを備えたピン挿入機において、
    前記ピン保持具は、前記ピン供給装置によって供給されるピンを挿入した状態で吸着するピン吸着孔が形成された吸着ノズルであり、
    前記制御装置は、前記ピン供給装置によって供給されるピンの上方から前記吸着ノズルを下降させて当該吸着ノズルのピン吸着孔に当該ピンを挿入して吸着した状態で前記吸着ノズルを上昇させて当該ピンを前記ピン挿入対象物のピン挿入孔に挿入する動作を実行する、ピン挿入機であって、
    前記ピン供給装置によって供給されるピンを撮像するカメラを備え、
    前記制御装置は、前記ピンの吸着動作前に前記カメラで撮像した当該ピンの画像を処理して当該ピンの傾き量を判定し、当該ピンの傾き量が所定の判定しきい値を超えているときに、当該ピンの吸着動作をスキップして次のピンの吸着動作へ移行し又はピン挿入機をエラー停止させる、ピン挿入機
  2. XYZ方向に移動して部品実装基板に部品を実装するための実装ヘッドと、ピン状の細長い部品(以下「ピン」という)をその先端を上向きにして直立させた状態で供給するピン供給装置と、前記実装ヘッドに交換可能に保持され、前記ピン供給装置によって供給されるピンを保持するピン保持具と、前記実装ヘッドの動作を制御して前記ピン保持具で保持したピンを前記部品実装基板のピン挿入孔に挿入する動作を制御する制御装置とを備えた部品実装機において、
    前記ピン保持具は、前記ピン供給装置によって供給されるピンを挿入するピン吸着孔が形成された吸着ノズルであり、
    前記ピンの外周部の所定位置には、前記吸着ノズルのピン吸着孔内への前記ピンの挿入量を規制するストッパ部が当該ピンの外周部の全周に環状に形成され、前記吸着ノズルのピン吸着孔を当該ピンに挿入して吸着するときに当該吸着ノズルの下端面の全周を当該ストッパ部に密着させるように構成され、
    前記制御装置は、前記ピン供給装置によって供給されるピンの上方から前記吸着ノズルを下降させて当該吸着ノズルのピン吸着孔を当該ピンに挿入して当該吸着ノズルの下端面の全周を当該ストッパ部に密着させて当該ピンを吸着した状態で、前記吸着ノズルを上昇させて当該ピンを前記部品実装基板のピン挿入孔に挿入する動作を実行する、部品実装機。
  3. 前記吸着ノズルのピン吸着孔の内径は、前記ピンの挿入部分の外径よりも当該挿入部分の挿入のためのクリアランス分だけ大きい寸法に形成されている、請求項に記載の部品実装機
  4. 前記ピン供給装置によって供給されるピンを撮像するカメラを備え、
    前記制御装置は、前記ピンの吸着動作前に前記カメラで撮像した当該ピンの画像を処理して当該ピンの傾き量を判定し、当該ピンの傾き量が所定の判定しきい値を超えているときに、当該ピンの吸着動作をスキップして次のピンの吸着動作へ移行し又は部品実装機をエラー停止させる、請求項2又は3に記載の部品実装機
JP2018011247A 2018-01-26 2018-01-26 ピン挿入機及び部品実装機 Active JP7057143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018011247A JP7057143B2 (ja) 2018-01-26 2018-01-26 ピン挿入機及び部品実装機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018011247A JP7057143B2 (ja) 2018-01-26 2018-01-26 ピン挿入機及び部品実装機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019129271A JP2019129271A (ja) 2019-08-01
JP7057143B2 true JP7057143B2 (ja) 2022-04-19

Family

ID=67472436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018011247A Active JP7057143B2 (ja) 2018-01-26 2018-01-26 ピン挿入機及び部品実装機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7057143B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102307309B1 (ko) * 2020-03-24 2021-10-01 (주)하이쥬얼 이어핀 자동 인서트 장치
CN116313897B (zh) * 2022-12-28 2023-11-24 津上智造智能科技江苏有限公司 一种igbt插针机

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012015219A (ja) 2010-06-29 2012-01-19 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 基板支持装置を具備する作業装置
JP2014120670A (ja) 2012-12-18 2014-06-30 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 基板を支持するバックアップピンの管理装置
JP2014146728A (ja) 2013-01-30 2014-08-14 Panasonic Corp 下受けピンの配置決定支援装置および配置決定支援方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012015219A (ja) 2010-06-29 2012-01-19 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 基板支持装置を具備する作業装置
JP2014120670A (ja) 2012-12-18 2014-06-30 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 基板を支持するバックアップピンの管理装置
JP2014146728A (ja) 2013-01-30 2014-08-14 Panasonic Corp 下受けピンの配置決定支援装置および配置決定支援方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019129271A (ja) 2019-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3128824B1 (en) Component mounting machine
US9699945B2 (en) Component mounting method which fits and pushes component on substrate
JPH11195899A (ja) 基板支持ピン配置方法,配置検査方法および装置
JP7057143B2 (ja) ピン挿入機及び部品実装機
JP6293866B2 (ja) 実装ずれ修正装置および部品実装システム
JP6663430B2 (ja) 部品実装機
CN109792859B (zh) 元件安装机
JP4896757B2 (ja) 表面実装機
JP2007189041A (ja) 実装装置における電子部品の同時吸着方法及び同時吸着の可否判定方法
JP6648132B2 (ja) 対基板作業機、および認識方法
JPWO2017145249A1 (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
JP6950085B2 (ja) 装着作業機、および確認方法
JP5838302B2 (ja) 吸着ノズルの取り付け方法、部品実装方法及び部品実装装置
JP7242920B2 (ja) 切断・屈曲装置
JP2005210002A (ja) 部品挿着装置、表面実装機および部品試験装置
JP5861036B2 (ja) 吸着ノズルの向き判定方法及び部品実装装置
JP6517048B2 (ja) 部品実装機
WO2023148957A1 (ja) 対基板作業機、および部品装着方法
JP5627362B2 (ja) ダイ供給装置
JP7397170B2 (ja) ワーク挿入装置
JPWO2017006439A1 (ja) 部品実装装置
JP7421430B2 (ja) 部品吸着位置設定方法および部品吸着装置
JP4894291B2 (ja) 電子部品実装装置および電子部品実装方法
JP7410826B2 (ja) ピンの位置ずれ測定装置およびダイ供給装置
JP6921561B2 (ja) ダイ供給装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210914

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211103

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7057143

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150