JP5989452B2 - 電動工具 - Google Patents
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Description
一方、従来の取付機構に対しては、スパナ等の専用工具を用いることによってビットの付替えを行っていたため、電動工具の使用者に専用工具を管理する負担がかかってしまっていた。これを解決するために、このような工具本体の前端に、専用工具のように取付機構の回し操作を行うようにできる操作機構を配設しておくことが考えられる。
本発明の第1の発明に係る電動工具は、回転駆動力を発生させるモータと、前記モータの回転駆動力により回転される出力軸と、前記出力軸の前部に設けられ、先端工具を保持可能な工具保持部と、前記先端工具の加工可能範囲を調節する調節ベースと、を有する電動工具であって、前記出力軸を保持する支持ハウジングを設け、前記支持ハウジングに前記出力軸の軸方向へと送風するための送風路を形成したことを特徴とする。
この第1の発明に係る電動工具によれば、出力軸を保持する支持ハウジングには送風路が形成されているので、適宜に発生させた風を送風路に従わせて送ることができる。この送風路は出力軸の軸方向へと送風するので、出力軸の配置を鑑みて設定される各種の機構に対して、この送風される風の流れを向けることができる。したがって、このように配設される機構に粉塵がかかってしまいそうになっても、この粉塵を吹き飛ばすことができて、これらの機構の機構動作を良好に維持することができる。また、出力軸の軸方向で粉塵を吹き飛ばすので、ハウジングの内部に粉塵が溜まり難いようにすることができる。
また、第3の発明に係る電動工具は、前記第1または前記第2の発明に係る電動工具において、前記送風路は、前記出力軸の外周面と前記支持ハウジングの内周面とによって形成されていることを特徴とする。この第3の発明に係る電動工具によれば、送風路は、出力軸の外周面と支持ハウジングの内周面とによって形成されているので、ハウジングの内部への粉塵の浸入を防ぐように作用することができる。これによって、より確実にハウジングの内部に粉塵が溜まってしまうのを抑制することができる。
また、第4の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第3のいずれかの発明に係る電動工具において、前記工具保持部を操作可能な操作部材が設けられており、前記送風は、前記操作部材へと指向していることを特徴とする。この第4の発明に係る電動工具によれば、工具保持部を操作可能な操作部材が設けられているので、この操作部材により工具保持部を操作することができる。ここで送風は、操作部材へと指向しているので、操作部材に粉塵がかかってしまいそうになっても、この粉塵を吹き飛ばすことができて、この操作部材の機構動作を良好に維持することができる。
また、第6の発明に係る電動工具は、前記第5の発明に係る電動工具において、前記送風は、前記調節ベースの外周側へと送風されるようになっていることを特徴とする。この第6の発明に係る電動工具によれば、送風は、調節ベースの外周側へと送風されるようになっているので、この電動工具を使用することにより発生する粉塵を調節ベースの外周側に向けて吹き飛ばすことができる。これによって、発生した粉塵を使用者に向けないように遠ざけることができて、使用者に与える不快感を低減させ、電動工具の使用快適性を向上させることができる。
また、第7の発明に係る電動工具は、前記第5または前記第6の発明に係る電動工具において、前記送風は、前記工具保持部へと送風されるようになっていることを特徴とする。この第7の発明に係る電動工具によれば、送風は、工具保持部へと送風されるようになっているので、工具保持部に粉塵がかかってしまいそうになっても、この粉塵を吹き飛ばすことができて、この工具保持部の機構動作を良好に維持することができる。
第2の発明に係る電動工具によれば、工具保持部の機構動作を良好に維持することができる。
第3の発明に係る電動工具によれば、より確実にハウジングの内部に粉塵が溜まってしまうのを抑制することができる。
第4の発明に係る電動工具によれば、操作部材の機構動作を良好に維持することができる。
第5の発明に係る電動工具によれば、発生した粉塵の滞留を無くすようにして、電動工具の使用快適性を向上させることができる。
第6の発明に係る電動工具によれば、発生した粉塵を使用者に向けないように遠ざけることができて、電動工具の使用快適性を向上させることができる。
第7の発明に係る電動工具によれば、工具保持部の機構動作を良好に維持することができる。
電動工具10について、図1〜図13を参照しながら説明する。図1は、電動工具10の外観側面図である。図2は、図1の電動工具10の内部を上下半割り形断面にて示す内部断面図である。図3は、図1の電動工具10の内部を左右半割り形断面にて示す内部断面図である。図4は、電動工具10の前側の部分を拡大して示す拡大斜視図である。なお、以下に説明する電動工具10は、説明をする上で分かり易くするために、図示記載の通りで電動工具10の上下前後左右を規定している。また、図1では、電動工具10のうち充電式バッテリ15が取り外された工具本体11のみが図示されている。また、この電動工具10は、手で握って使用する、いわゆる手持ち式の回転電動工具となっている。
ファン29は、モータ軸26に取り付けられている。このファン29は、遠心式ファンである。このファン29の回転により、モータハウジング21の内部には、後から前に向けて風が流れる。なお、ファン29による風は、主として、コントローラ22、スイッチ23、ブラシモータ25を、順に冷却させるモータ冷却風として機能する。このため、モータハウジング21の内部に導入される風は、モータハウジング21の後部に設けられる吸気口211から吸引され、コントローラ22、スイッチ23、ブラシモータ25を、順に冷却し、その後にファン29を通じて前側ハウジング31の内部に入り込む。このように前側ハウジング31の内部に入り込んだ風は、後に説明する電動工具10の前面に設けられる吹出し口36から吹き出されて外部に排気される。なお、送風路は、このファン29により吸気口211から工具本体11内部に吸気され、吹出し口36から工具本体11外部に排気される流路を形成する。また、このモータ冷却風は本発明に係る排気風に相当し、この送風路は本発明に係る第1の送風路に相当する。また、この吹出し口36も、前側ハウジング31の前面に設けられる本発明に係る排気口に含まれる。
図5および図6に示すように、出力部30は、工具本体11の前側部として構成される。この出力部30は、電動工具10のうち、主としてビットBを把持して回転駆動させる部分である。この出力部30は、概略、前側ハウジング31と、出力スピンドル35、ビット取付機構41とを備える。出力部30の外装をなす前側ハウジング31は、図4に示すように、4本の螺子部材34を介してモータハウジング21の前端に螺子止めされて、該モータハウジング21にて固定されている。この前側ハウジング31は、半割りに成形されるモータハウジング21と異なり、一体で形成される金属の成形品である。この前側ハウジング31は、後部および前部に開口された形状が設けられている。このため、図5等に示すように、前側ハウジング31の内部には、後側からモータ軸26を入り込ませることができ、前側から出力スピンドル35を突き出させることができる。なお、この前側ハウジング31は、本発明に係る支持ハウジングに相当する。
図6に示すように、前側ハウジング31の右側面には、上記したシュー17の取付部172がツマミ螺子を介して取り付けられている。また、この前側ハウジング31の左側面には、シャフトロック機構37が設けられている。シャフトロック機構37は、ビットBを後に説明するビット取付機構41に取り付けるにあたって、出力スピンドル35の回転方向への動きを止めるように出力スピンドル35を固定する。このため、このシャフトロック機構37は、出力スピンドル35の4つ穴のうちの1つに挿入可能なピンを径方向に移動可能な操作体38と、常態時では押圧を解除する付勢ばね39とを備える。なお、操作体38は、シャフトを押圧する操作体本体381と、外装をなす押圧カバー382とを備える。
ところで、図5等に示すように、前側ハウジング31の内部には、モータハウジング21から前側に突き出されるモータ軸26の先端261が入り込んでいる。このモータ軸26の先端261は、出力スピンドル35の後端に設けられる後端嵌合孔351に圧入されている。このため、出力スピンドル35は、圧入されるモータ軸26と一体回転する。なお、この出力スピンドル35は、本発明に係る出力軸に相当する。この出力スピンドル35の先端に設けられる先端嵌合孔352には、後に説明する先端差込部材45が圧入されている。ここで、先端差込部材45が圧入される出力スピンドル35の外周面には、雄螺子形状に切られる雄螺子部353が設けられている。この雄螺子部353は、後に説明するナット部材51の雌螺子部513と螺合する。このようにモータ軸26と先端差込部材45とが一体にされる出力スピンドル35は、ベアリング28により回転駆動が支持されている。このベアリング28は、前側ハウジング31にて固定保持されている。
図12(a)は、先端差込部材45についての斜視図である。図12(b)は、(a)に図示される先端差込部材45についての(b)−(b)断面図である。図13(a)は、ナット部材51についての斜視図である。図13(b)は、(a)に図示されるナット部材51についての(b)−(b)断面図である。
図12の(a)および(b)にも示すように、出力スピンドル35の先端嵌合孔352に圧入される先端差込部材45は、出力スピンドル35の回転軸線40(図1等参照)上でビットBが配置されるように、ビットBを差込み可能とする嵌挿孔として設定される。具体的には、この先端差込部材45は、前端に開口部46が設けられて内部に通じる孔形状を有する。この孔形状をなす先端差込部材45の内周径は、この先端差込部材45に差し込まれたビットBを把持するように縮小可能に形成される。具体的には、この先端差込部材45は、回転軸線40方向に延びるスリット451が等間隔で4つ設けられている。この等間隔で設けられた4つのスリット451により、先端差込部材45は、内外方向に揺動可能な4つに分離された爪形状を有して形成される。また、この先端差込部材45の外周面の前端近傍には、テーパ形状をなすテーパ部452が設けられている。
また、ナット部材51が、先端差込部材45に対して螺子外しされる位置(ビット外し位置)に位置している場合には、上記した先端差込部材45の内周径は通常どおりの内周径となる。このビット外し位置に位置するナット部材51は、ビット把持位置と比較して前側に配置されるものとなっている。この際、ナット部材51の縮径部512は、テーパ部452を内側に押圧せずに位置する。このため、先端差込部材45の内周面もビットBの外周面を押圧せず、先端差込部材45の内周側に差し込まれるビットBは先端差込部材45によって把持されることがなくなる。つまり、このビットBは、先端差込部材45から抜き差しできる状態となる。このようにして、縮径部512は、雄螺子部353に対する雌螺子部513の螺合位置に応じて、先端差込部材45の内径を縮小させるように先端差込部材45の外周面を内側に押圧したり押圧しなかったりすることができる。なお、ナット部材51の回転軸線は、上記した出力スピンドル35の回転軸線40と同一の回転軸線となっている。
また、図6に示すように、係合部材61の外周環621の後端624と、前側ハウジング31の前面311とは、付勢ばね75の付勢力により互いに接触されるようになっている。これにより、内装される付勢ばね75の配設範囲に、外部から粉塵が浸入してしまうのを抑制することができる。また、この係合部材61の内周環622の内周側には、径方向内側に延びる突起部625が設けられている。また、ストッパ部材71の結合部73の外周面と、内周環622の結合部63の内周面とを、互いに対面させている。ここで、突起部625は、これら対面する結合部63,73の内周面と外周面との前端側にて、これらの隙間を閉塞させるように配置されている。これにより、これら対面する結合部63,73の内周面と外周面と間には、粉塵が入り込み難いようになっている。
このように係合部64がナット部材51の外周に対して係合した際には、係合部材61は係合位置(P2)に位置することとなる。ここで係合位置(P2)は、退避位置(P1)と比較して、前側ハウジング31に対して相対的に離間移動させた位置となっている。この係合位置(P2)に位置する係合部材61は、ナット部材51に係合しているので、この係合部材61を回転軸線40に沿った回転させることにより、ナット部材51も一体で回転させることができる。つまり、この係合部材61を回転させることにより、先端差込部材45に対するナット部材51の相対的な螺子回しをすることが可能となる。ここで、係合部材61の退避位置(P1)と係合位置(P2)との関係は、ナット部材51の回転軸線40に沿う方向で、前後にずらされることにより設定されている。具体的には、係合部材61の係合位置(P2)は、係合部材61の退避位置(P1)に比して、回転軸線40に沿って前側に移動させた位置になっている。
ファン29から送り出された風は、図11および図17に示すように、通気孔85を通過して前側に進む。この通気孔85は、前側のベアリング28を支持する前側ハウジング31の一部を切り欠くことにより形成されている。この通気孔85は、出力スピンドル35に対して、点対称位置に対をなすように設けられている。すなわち、通気孔85は、出力スピンドル35の上1つ下1つの合計2つ設けられている。なお、前側のベアリング28は、この通気孔85が形成される以外の箇所の前側ハウジング31により支持されている。さらに通気孔85から送り出された風は、図10および図17に示すように、通気路86を通過して前側に進む。この通気路86は、ストッパ部材71の外フランジ部74の一部を切り欠くことにより形成されている。この通気路86も、出力スピンドル35に対して、点対称位置に対をなすように設けられている。すなわち、通気路86は、出力スピンドル35と、の左右斜め上2つずつ、左右斜め下2つずつの合計4つ設けられている。さらに通気路86から送り出された風は、図9および図17に示すように、通気隙間87を通過して前側に進む。この通気隙間87は、ビット取付機構41と操作機構60との間に形成される隙間である。すなわち、通気隙間87は、図示するように、ナット部材51(ビット取付機構41)の外周と、係合部材61(操作機構60)の内周との間で、形成される隙間となっている。なお、この通気隙間87は、係合部材61の内周全周に亘って形成されている。このようにして、ファン29から送り出された風は、出力スピンドル35の軸方向に沿って送風されるように、通気孔85、通気路86、通気隙間87の順で通気される。つまり、出力スピンドル35の外周面と出力スピンドル35を支持する前側ハウジング31の内周面との間には、通風される送風路が形成されている。このように形成される送風路による送風は、出力スピンドル35の軸方向へと送風し、もって前端側のビット取付機構41および操作機構60へと指向するものとなっている。つまり、ファン29からの送風は、ビット取付機構41および操作機構60へと送風されるようになっている。
また、上記した電動工具10によれば、先端吹出し口88および吹出し口36からの送風は、シュー17の対面部171の外周側へと送風されるようになっているので、この電動工具10を使用することにより発生する粉塵を、対面部171の外周側に向けて吹き飛ばすことができる。これによって、発生した粉塵を使用者に向けないように遠ざけることができて、使用者に与える不快感を低減させ、電動工具10の使用快適性を向上させることができる。具体的に言えば、図4および図17の太い実線にて示す先端吹出し口88から吹き出される排気風の風向きが、シュー17の対面部171の外周縁175の外側に向くようになっている(図示符号「F1」参照)。これによって、使用者に向かう粉塵をシュー17の対面部171の外側に向けて吹き飛ばすことができる。さらに、前側ハウジング31の前面部分には従前より4つの吹出し口36が設けられている。図4および図17の太い実線にて示す吹出し口36の吹出し方向(排気方向)は、シュー17の対面部171の外周縁175の外側に向くように拡がるようになっている(図示符号「F2」参照)。したがって、使用者に向かう粉塵をシュー17の対面部171の外側に向けて強力に吹き飛ばすことができる。このようにして、上記した電動工具10によれば、使用者にとって作業がし易くすることができる。
すなわち、上記した実施の形態では、いわゆるカットアウトツール(防じんボートトリマ)と称される電動工具を例示して説明するものであった。しかしながら、本発明に係る電動工具としては、このような例に限定されることなく、ビットBが取り付けられる機構(ビット取付機構)を有する電動工具であれば、適宜の用途に用いられる適宜の構成の電動工具において採用することができる。
また、上記した電動工具10にあっては、工具本体11の先端に設けられる先端吹出し口88と4つの吹出し口36とによって、外部に排気されるものとなっていた。しかしながら、本発明に係る電動工具は、このような実施の形態に限定されることなく、4つの吹出し口36を廃止して、工具本体11の先端に設けられる先端吹出し口88のみとする構成としてもよい。
11 工具本体
13 装着部
15 充電式バッテリ
17 シュー
171 対面部(調節ベース)
172 取付部
173 長孔
18 ツマミ螺子
20 駆動部
21 モータハウジング
211 吸気口
22 コントローラ
23 スイッチ
231 スライドスイッチ
25 ブラシモータ(モータ)
26 モータ軸
261 モータ軸の先端
27,28 ベアリング
29 ファン(送風手段)
30 出力部
31 前側ハウジング(支持ハウジング)
311 前側ハウジングの前面
32 ガイド周縁
33 内フランジ部(突出部)
34 螺子部材
35 出力スピンドル(出力軸)
351 後端嵌合孔
352 先端嵌合孔
353 雄螺子部
36 吹出し口(排気口)
37 シャフトロック機構
38 操作体
381 操作体本体
382 押圧カバー
39 付勢ばね
40 回転軸線
41 ビット取付機構(工具保持部、固定部材)
45 先端差込部材(差込部材)
451 スリット
452 テーパ部
46 開口部
51 ナット部材(締結部材)
512 縮径部
513 雌螺子部
52 開口部
57 凸形状部
60 操作機構(操作部材)
61 係合部材
62 ガイド部
621 外周環
622 内周環
623 折返し部
624 外周環の後端
625 突起部
63 結合部
64 係合部
71 ストッパ部材
73 結合部
74 外フランジ部
75 付勢ばね
80 送風路
81 流路(モータハウジング側)
82 流路(前側ハウジング側)
85 通気孔
86 通気路
87 通気隙間
88 先端吹出し口(排気口)
B ビット(先端工具)
Claims (5)
- 回転駆動力を発生させるモータと、
前記モータの回転駆動力により回転される出力軸と、
前記出力軸の前部に設けられ、先端工具を保持可能な工具保持部と、
前記出力軸の前端より前側に配置され、前記先端工具の加工可能範囲を調節する調節ベースと、を有する電動工具であって、
前記出力軸を保持する支持ハウジングを設け、
前記支持ハウジングに前記出力軸の軸方向へと送風するための送風路を形成し、
前記送風される風は、前記モータのモータ軸と一体に回転するファンにより発生させており、
前記支持ハウジングの内部には、前記モータを制御するコントローラが配置されており、
前記ファンは、前記コントローラ及び前記モータと、前記工具保持部及び調節ベースとの間に配置されており、
前記送風路は、前記支持ハウジングに形成される吸気口と前記ファンとの間の経路により形成され前記ファンの吸引による吸引送風路と、前記ファンと排気口との間の経路により形成され前記ファンの排気風による排気送風路とから成り、
前記吸引送風路に前記コントローラ及び前記モータが配置されており、前記排気送風路に前記工具保持部が配設されており、
前記ファンにより発生させた風は、前記コントローラを冷却した後に、前記排気送風路の排気口から前記調節ベースに向けて排気される、電動工具。 - 請求項1に記載の電動工具であって、
前記支持ハウジングには、前記排気口として第1排気口および第2排気口が設けられていると共に、前記出力軸の回転方向への動きを止めるように該出力軸を固定するシャフトロック機構が設けられており、
前記第1排気口と前記第2排気口とは、互いに前後方向で相違する位置に配置されており、
前記シャフトロック機構は、前後方向で前記第1排気口と前記第2排気口との間に配置されている、電動工具。 - 請求項1に記載の電動工具であって、
前記支持ハウジングに形成される排気口として第1排気口および第2排気口が設けられており、
前記第1排気口と前記第2排気口とは、互いに前後方向で相違する位置に配置されており、
前記調節ベースは、工具本体に取り付けられて支持される取付部を有し、
前記取付部は、前後方向で前記第1排気口と前記第2排気口との間に配置されている、電動工具。 - 請求項1に記載の電動工具であって、
前記排気口は、前記送風路を通じて前記調節ベースに向けて風を吹き出すように前記支持ハウジングの前面に設けられており、
前記排気口から吹き出される風は、前記工具保持部の外周を通過する、電動工具。 - 請求項1に記載の電動工具であって、
前記支持ハウジングに形成される排気口は、第1の排気口と第2の排気口であり、
前記第1の排気口は、前記調節ベースの外側に向くような風を排気し、
前記第2の排気口は、前記工具保持部の外周を通過するような風を排気する様に構成されている、電動工具。
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