JP5052118B2 - 帆立貝孔あけ用モータとそれを装備した帆立貝孔あけ機 - Google Patents

帆立貝孔あけ用モータとそれを装備した帆立貝孔あけ機 Download PDF

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Description

本発明は帆立貝に孔をあけることのできるドリルを回転させる帆立貝孔あけ用モータと、その帆立貝孔あけ用モータを装備した帆立貝孔あけ機に関するものである。
帆立貝A(図11(a))に養殖用貝係止具を差し込むための孔B(図11(b))をあける孔あけ機にはドリルを回転させるモータM(図10)が使用されている。孔あけ機の一例として帆立貝の耳を下にして縦向きに保持可能なセット具が無端チェーンに多数取付けられ、セット具に挟着保持された帆立貝が無端チェーンの回転により所定位置まで搬送されてくるとモータが前進し、モータの先に装備されている回転中のドリルに無端チェーンで搬送中の帆立貝を押し付けて帆立貝に孔をあけ、孔あけが終了するとモータが後退してドリルが帆立貝の孔から抜け、前記帆立貝の搬送、モータの前進、ドリルへの帆立貝の押し付け、モータの後退の繰返しにより、帆立貝に次から次へと孔をあけるものがある。
前記モータMで孔をあけると貝の粉末Dが発生し、それが図10のようにモータMのチャックSの周囲に付着する。その粉末はモータが連続回転しているときは特に問題はないが、一日でも使用しないで放置しておくと固まってしまい、そのままではモータの始動再開時に回転軸やチャックSが回転し難いことが多々あり、円滑な孔あけ作業ができなくなる。前記状況は金属製品とかプラスチック製品への孔あけ時にも切り粉が付着して同様の事態が発生することがある。また、モータMは長時間連続回転により過熱するため、長時間連続回転させることが難しいとか、長時間稼動させると損傷や故障の原因となる。
本発明はモータ内の通風を良くして切り粉や塵芥等の付着防止、過熱防止を可能としたものである。
本発明の帆立貝孔あけ用モータは、請求項1記載のように、モータの回転軸に設けられたチャックにドリルが取付けられ、前記回転軸の回転によりドリルを回転させ、一個ずつ搬送される帆立貝に前記ドリルで貝係止具差込み孔をあける帆立貝孔あけ用モータにおいて、前記モータの筐体内にコイルが設けられ、そのコイル内に回転子が設けられ、前記筐体の後端に後蓋が、前端に前蓋が脱着可能に取付けられ、前記回転子の回転軸は後軸受と前軸受で前記筐体に取付けられ、前記筐体に、外部から送られる気体を取込む気体取込み口が設けられ、当該筐体の内面に、前記気体取込み口から取込まれる気体が通過する気体通路が前記気体取込み口と連通して設けられ、前記前蓋に前記気体通路と連通する連通孔が貫通され、連通孔の先に送出口が当該連通孔と連通して設けられ、前記気体通路はそこを通過する気体が前記筐体内に送り込まれるように前記コイル側に開口し、前記送出口が前記ドリルで帆立貝に貝係止具差込み孔をあけることにより発生する切り粉を飛散させることができるように、前記チャックの根元側であって回転軸の外周に設けられたものである。
本発明の帆立貝孔あけ機は、請求項2記載のように、帆立貝を一個ずつ搬送する無端搬送体と、当該無端搬送体の搬送方向先方に設置されて当該搬送中の帆立貝にドリルで貝係止具差込み孔をあける帆立貝孔あけ用モータと、当該モータを前記無端搬送体側に往復移動させる移動機構を備え、帆立貝が無端搬送体で搬送されてくる度に前記モータが前記移動機構により無端搬送体側に前進移動されて前記ドリルにより帆立貝に孔をあけ、孔あけ後に前記移動機構により後退移動されて前記ドリルが帆立貝から抜けて、次回の前進に備えて待機するようにした帆立貝孔あけ機において、前記帆立貝孔あけ用モータが請求項1記載の帆立貝孔あけ用モータであり、前記モータはドリルを無端搬送体側に向けて配置され、前記帆立貝孔あけ用モータの気体取込み口にコンプレッサーが連結され、前記コンプレッサーから気体取込み口に送られる気体が当該モータの気体通路内を通過して当該モータの送出口から送り出され、その間に、前記モータの筐体内が冷却され、前記ドリルでの孔あけにより発生する切り粉を飛散させることができるものである。前記帆立貝孔あけ機は、請求項3記載のように、無端搬送体はドリルでの孔あけ時には低速搬送し、その他の時は低速搬送時よりも高速搬送し、無端搬送体で搬送される帆立貝は前記低速搬送時にドリルに押し当てられて孔あけされるようにすることができる。この場合、請求項4記載のように、帆立貝孔あけ用モータはドリルでの孔あけ時に低速移動し、その他の時は低速移動時よりも高速移動し、その低速移動と高速移動が、無端搬送体の低速搬送と高速搬送の切り替わりに同期して切り替わるようにしてもよい。
本発明の帆立貝孔あけ用モータは、モータ筺体内に気体通路を形成し、気体通路内に供給された気体を筺体に形成された排気口からモータ筺体の外部に排気されるようにしたので次のような効果がある。
(1)気体通路内を通過する気体によりモータが冷却されるので過熱しにくい。
(2)気体通路が筺体内壁に凹陥して形成されているので、気体通路を設けてもモータ筺体が大型化しない。
本発明の帆立貝孔あけ用モータは、モータ筺体にドリルを脱着可能であり、排気口がモータ筺体のチャック側に開口されているので、排気口から吹き出る排気によりチャックに装備されたドリル付近の切り粉、塵芥等が吹き飛ばされ、それらが回転軸に付着しない。
本発明の帆立貝孔あけ機は、セット具にセットされた物品を搬送する無端搬送体の先方にドリルを装備したモータが配置されているので、物品を搬送して物品を前記ドリルに押し当てることにより、物品に自動的に孔があけられる。また、気体がモータ内の気体通路を通過してモータ筺体の排気口から外部に排気されるので、連続的に孔あけしてもモータが過熱しない。
本発明の帆立貝孔あけ機は、無端搬送体が高速搬送と低速搬送に切替可能であり、搬送される物品は低速搬送時にドリルに押し当てられて孔あけされるので、物品が欠けたり割れたりしにくくなり、スムースな孔あけができ、孔あけ不良が少なく、歩留まりが向上する。孔あけ以外のときは高速搬送するので、搬送効率もよい。
帆立貝孔あけ用モータの実施形態)
本発明の帆立貝孔あけ用モータの実施形態の一例を図1〜図3(a)、(b)に基づいて説明する。図示した帆立貝孔あけ用モータはスピンドルモータであり、モータ筺体1の内部に収容空間2が形成され、その収容空間2内に円筒状に巻かれたコイル3が収容固定され、そのコイル3の内側空間4内に回転子5が収容されている。回転子5の回転軸6の後端部は後方軸受7をモータ筺体1の後端面に固定されている後蓋8に取付けることにより後蓋8に回転自在に支持され、回転軸6の先端部11は前蓋10の中心部の円形の凹陥収納部10a(図3(a))内に配置されている先方軸受10b(図1)に支持されている(この先方軸受10bは図3(a)ではその外側に被せた円板9で被覆されて見えない)。この前蓋10をモータ筺体1の前端面に固定することにより、回転軸6及び回転子5はコイル3の内側空間4内に回転自在に支持されている。回転軸6の先端部11は前蓋10の中心部を貫通して前方に突出し、その先端部11に装備されたチャック12にドリル13を脱着自在としてある。
モータ筺体1の後端部寄り外側には気体取込み口14が開口され、モータ筺体1の内面にはその軸方向に沿って細長円弧溝状の気体通路15が二本形成され、気体取込み口14の出口がモータ筺体1の内側に開口されて、気体取込み口14から取込まれた気体が気体通路15に流れ込むようにしてある。夫々の気体通路15はモータ筺体1の内壁面に窪んで形成されており、その前端部がモータ筺体1の軸方向前面に、後端部がモータ筺体1の軸方向後面に開口している。
モータ筺体1の後端面には後蓋8がネジで固定されてモータ筺体1の収容空間2の後面が密閉され、前端面には前蓋10がネジ16で固定されてモータ筺体1の収容空間2の前面が密閉されている。円板9と前蓋10には数個の通気口17、18が開口されており、前記気体通路15から排気される気体がこれら通気口17、18から前蓋10の前方に流出するようにしてある。
前蓋10の前面には蓋カバー19がネジ20で固定されている。蓋カバー19の中心部には差込み孔21が開口され、その差込み孔21から前方に回転軸6の先端部11が突出し、その先端部11にドリル13を脱着可能なチャック12が装備されている。この場合、差込み孔21と回転軸6の先端部11との間に隙間22(図4)が形成されて、前記通気口17、18から流出する気体がその隙間22から蓋カバー19に向けて流出するようにしてある。
前記チャック12は既存のチャックと同じものであり、図4に示すようにチャック本体23と、保持具(通称:ミルコレット)24で構成されている。チャック本体23には先細りのテーパ孔25が開口され、その先(図4の右側)に差込み孔26が貫通されている。前記保持具24は内径が伸縮可能な筒状であって先細りのテーパになっており、その先端にドリル13を抜き差し可能であり、チャック本体23の先端部外周にキャップ27を被せて、外周ネジ28にネジ嵌合してある。
前記チャック本体23はそのテーパ孔25をそれと同方向に先細りテーパになっている回転軸6の先端部11の外周に被せ、チャック本体23の差込み孔26に差込んだ止めネジ31を回転軸6の先端部11に形成されているネジ孔29にねじ込んで固定してある。前記保持具24はチャック本体23のテーパ嵌合孔30に差込まれており、キャップ27を正回転させると保持具24が締付けられてその内径が小さくなって保持具24に差込まれているドリル13が締付けられて固定され、キャップ27を逆回転させると保持具24の内径が広がってそれに差込まれているドリル13の締付けが緩んでドリル13が保持具24から抜けるようにしてある。ドリル13には物品の孔あけに適したものを使用可能であり、あける孔の大きさに合わせて径の異なるものをチャック12に交換可能としてある。
チャック本体23の外周には風防33が取り付けられている。風防33は中心部に本体差込み孔34が開けられた後方開口の筒状であり、蓋カバー19と回転軸6の間の隙間22から排出される排気が風防33の閉塞面35に衝突して前方への抜けが阻止されると共に風防33の後方に戻されて、風防33の外周に拡散されてその前方へ排出されるようにしてある。
帆立貝孔あけ用モータの使用例)
本発明の帆立貝孔あけ用モータを使用するには、電源コードC(図2)でAC電源に接続されているモータを回転させる。このときインバータで回転数を上げてモータの回転数を1分当たり30,000回転超とするのが好ましい。次に、エアーコンプレッサP(図1)からホースH、ノズルN(図2)を通して気体取込み口14に圧縮空気を供給する。この圧縮空気はモータ筐体1の収容空間2に供給されて気体通路15に流入し、気体通路15の先端から円板9、前蓋10の排気口17、18を通過し、隙間22を通過して風防33に当たって後方に戻され、風防33の外周に拡散されて排出される。この排気によりドリル13での孔あけ時に発生する切り粉等や塵芥等が吹き飛ばされる。
帆立貝孔あけ機の実施形態)
例として図5〜図9に示す帆立貝孔あけ機は帆立貝Aの耳Bの横の一枚部分に孔をあけるためのものあり、図6に示すように一個ずつセットされた帆立貝Aを連続搬送する搬送体40と、搬送される貝Aに図11(a)、(b)のように孔Bをあける孔あけ機器が収容されている機器ケース41を備えている。機器ケース41は下収容部42と上収容部43に仕切られており、搬送体40はその奥部分38(図6)が下収容部42の内側まで入り込み、手前部分39(図5)が下収容部42の外に出ている。上収容部43のカバー44は下方開口の箱型であり、その両側面上角部44a(図9(a))を円弧状に湾曲させてある。上収容部43の正面には蛍光灯と電球等の照明具45が取り付けられており、その照明により下方前方の搬送体40を明るく照明して搬送体40への帆立貝のセットや他の作業がし易くなるようにしてある。照明具45の上にはカバー設けて照明具45を保護すると共にカバー内面を反射面にして照明具45からの光が下方に反射されるようにしてある。上収容部43の正面には電源スイッチ46、駆動モータの回転速度を調節して搬送体の搬送速度を調整するための調整ボリューム47、電源表示ランプ(パイロットランプ)48が設けられ、社名表示シール49が張られている。
搬送体40は帆立貝を一個ずつセットできるセット具50が搬送体40は(図6ではチェーンコンベア)に一定間隔で多数取り付けられている。セット具50は可動片52と固定片53が対向して一組を構成し、可動片52と固定片53の間に帆立貝Aをその耳を下にして縦向きに配置(セット)することができ、無端搬送体51の回転で所定位置まで搬送されると可動片52が固定片53側に移動して両片52、53間に帆立貝が挟着固定されるようにしてある。搬送体40は搬送体ケース40a内に収容されてその内部で回転するようにしてある。搬送体ケース40aの両外側面には平面形状コ字形の取っ手40bが取り付けられている。
下収容部42内には孔あけ用のモータ55が収容されている。このモータ55には図1〜4に示す本発明のモータが使用されており、上収容部43内に配置固定されている上下のスライドレール68にセットされた移動体69の下方のブラケット57に取り付けて下収容部42の天井56よりも下方に吊り下げてある。このモータ55はインバータ駆動にして一分当たり30,000回転以上回転するようにしてある。下収容部42の下にはテンション用のスプロケット58が配置固定されている。下収容部42の奥壁59(図5)には排気用のファン60が取り付けられている。下収容部42の奥壁59外側幅方向両側面寄りの位置には丸棒状の取っ手42a(図5)が二本平行に取付けられている。下収容部42の両側板42b(図9(b))は外側上方まで開くようにしてあり、開いたときに係止チェーン42cで上収容部43の天井に係止して下方に下がらないようにすることができ、これにより下収容部42内に収容されている機器の保守、点検等が容易にできるようにしてある。
上収容部43内は図6のように仕切板61で前方収容部62aと後方収容部62bに仕切られており、前方収容部62aには駆動用モータ63、クランク軸64、クランク盤65が設置固定され、後方収容部62bにはインバータ66が配置固定されている。上収容部43のカバー44(図9(a))は上方に取外すことができる。取外すことにより上収容部43内が全面開口となり、その内部の機器の保守、点検等が容易になる。
前記クランク盤65にはクランク機構67が連結されており、クランク盤65の回転によりクランク機構67が作動すると、前記上下のスライドレール68にセットされている移動体69がスライドレール軸68に沿って前後に往復移動し、その往復移動に伴って前記孔あけ用のモータ55が前後に往復移動するようにしてある。
前記駆動用モータ63の回転軸70、クランク軸64、無端搬送体51の駆動軸71の夫々にはスプロケット72、73、74が取付けられており、それらスプロケットとテンション用スプロケット58にチェーンEが周回されて、駆動用モータ63のスプロケット70が回転すると他の全てのスプロケット70が同期回転するようにしてある。それらスプロケットの回転に伴って前記クランク盤65が回転し、クランク機構67が作動し、孔あけ用のモータ55が前後移動し、無端搬送体51が回転走行して帆立貝が搬送される。
前記駆動用モータ63は回転数が自動的に高速回転と低速回転に切替わるものであり、帆立貝搬送時は高速回転して無端搬送体51を高速移動させ、帆立貝への孔あけ時は低速回転して無端搬送体51を低速移動させるようにしてある。前記回転速度の切替えに伴ってクランク盤65の回転速度も変わり、それに伴って孔あけ用モータ55の往復移動速度も無端搬送体51の搬送速度と同期して高速移動と低速移動に切替わる。無端搬送体51の搬送速度は1分間に100枚の帆立貝に孔あけできる程度の速さにしてあり、低速移動速度は高速移動速度の約20%程度の速度にしてある。駆動用モータ63の回転数は前記調整ボリューム47によって設定される。
帆立貝孔あけ機の使用例)
本発明の帆立貝孔あけ機を使用するには次のようにする。
1.駆動用モータ63を回転させて無端搬送体51を走行させ、無端搬送体51に装備されているセット具50を搬送させる。同時に孔あけ用のモータ55を前後に往復移動させ、同モータ55の回転軸6を回転させてドリル13を回転させる。
2.無端搬送体51の手前に座った作業者が帆立貝Aをその耳Bを下にして縦向きに一個ずつ搬送中のセット具50にセットする。
3.セットされた帆立貝Aは無端搬送体51の搬送により自動的に孔あけ用のモータ55側に搬送され、孔あけ用のモータ55に近づくとセット具50の可動片52と固定片53の間に帆立貝Aが挟着保持されて固定される。
4.無端搬送体51は孔あけ用のモータ55のドリル13の手前まで高速移動して帆立貝Aを高速搬送し、ドリル13の直前で低速搬送に切替わる。孔あけ用のモータ55が最も前進位置に来たときに、低速搬送されている帆立貝Aが前記モータ55のドリル13に押し当たって帆立貝Aの耳Bに孔あけされる。
5.孔あけが完了すると孔あけ用のモータ55が後退して帆立貝Aから抜ける。
6.孔あけの完了した帆立貝Aは無端搬送体51の搬送によりセット具50に挟着保持されたまま無端搬送体51の下方に回り込んで下向きになり、所定位置まで到来するとセット具50による挟着保持が解除されてセット具50から下方の回収容器内に落下する。
7.前記2のようにセット具50にセットされた帆立貝Aは無端搬送体51の高速搬送−低速搬送の繰り返しにより順次、孔あけ用のモータ55側に搬送されて次から次へと孔あけされる。
前記孔あけ用のモータ55の気体取込み口14にはエアーコンプレッサから気体が供給され、それがモータ筐体1内を通過して蓋カバー19からドリル13側に噴出されて切り粉や塵芥が吹き飛ばされモータの回転軸周囲に付着しない。また、下収容部42に取付けたファン60(図5)が回転して切り粉や塵芥が機器ケース40の外に排出される。
本発明の請求項1のモータは孔あけ以外にも、過熱防止、切り子や塵芥の付着防止等の必要のある各種分野で使用することができる。本発明の孔あけ機は他の貝への孔あけとか、貝以外の物品への孔あけ、孔あけ以外の分野での使用も可能である。
本発明の帆立貝孔あけ用モータの一例を示す断面図。 本発明の帆立貝孔あけ用モータの分解説明図。 (a)は回転子の回転軸前端部と軸受と前蓋の関係を前蓋の背面側から見た分解斜視図、(b)は(a)の回転軸前端部と軸受と前蓋の組立て後の背面側斜視図。 本発明の帆立貝孔あけ用モータの前蓋及びチャック部分の断面図。 本発明の帆立貝孔あけ機の概略側面図。 本発明の帆立貝孔あけ機のモータ前進時の側方断面図。 本発明の帆立貝孔あけ機のモータ前進、孔あけ中の側方断面図。 本発明の帆立貝孔あけ機のモータ後退時の側方断面図。 (a)は本発明の帆立貝孔あけ機の正面概略図、(b)は帆立貝孔あけ機の下収容部の両側面板を上方まで開いてチェーンで係止した状態の正面図。 従来のモータに切り粉が付着した状態の概略図。 (a)は孔をあけた帆立貝の正面図、(b)はその側面図。
1 モータ筺体
2 収容空間
3 コイル
4 コイルの内側空間
5 回転子
6 回転子の回転軸
7 後方軸受
8 後蓋
9 円板
10 前蓋
10a 凹陥収納部
10b 先方軸受
11 回転軸の先端部
12 チャック
13 ドリ
14 気体取込み口
15 気体通路
16 ネジ
17 円板の通気口
18 前蓋の通気口
19 蓋カバー
20 ネジ
21 蓋カバーの差込み孔
22 隙間
23 チャック本体
24 保持具(ミルコレット)
25 テーパ孔
26 チャック本体の差込み孔
27 キャップ
28 外周ネジ
29 ネジ孔
30 テーパ嵌合孔
31 止めネジ
33 風防
34 本体差込み孔
35 風防の閉塞面
38 搬送体の奥部分
39 搬送体の手前部分
40 搬送体
40a 搬送体ケース
40b 搬送体の取っ手
41 機器ケース
42 下収容部
42a 下収容部の取っ手
42b 両側板
42c 係止チェーン
43 上収容部
44 カバー
44a カバーの両側面上角部
45 照明具
46 電源スイッチ
47 調整ボリューム
48 電源表示ランプ(パイロットランプ)
49 社名表示シール
50 セット具
51 無端搬送体
52 可動片
53 固定片
55 孔あけ用のモータ
56 天井
57 ブラケット
58 テンション用のスプロケット
59 下収容部の奥壁
60 ファン
61 仕切板
62a 前方収容部
62b 後方収容部
63 駆動用モータ
64 クランク軸
65 クランク盤
66 インバータ
67 クランク機構
68 スライドレール
69 移動体
70 回転軸
71 駆動軸
72、73、74 スプロケット
A ホタテ貝
B ホタテ貝の
C 電源コード
D 粉末
E チェーン
H ホース
M モータ
N ノズル
P エアーコンプレッサ
S チャック

Claims (4)

  1. モータの回転軸に設けられたチャックにドリルが取付けられ、前記回転軸の回転によりドリルを回転させ、一個ずつ搬送される帆立貝に前記ドリルで貝係止具差込み孔をあける帆立貝孔あけ用モータにおいて、
    前記モータの筐体内にコイルが設けられ、そのコイル内に回転子が設けられ、
    前記筐体の後端に後蓋が、前端に前蓋が脱着可能に取付けられ、
    前記回転子の回転軸は後軸受と前軸受で前記筐体に取付けられ、
    前記筐体に、外部から送られる気体を取込む気体取込み口が設けられ、
    当該筐体の内面に、前記気体取込み口から取込まれる気体が通過する気体通路が前記気体取込み口と連通して設けられ、
    前記前蓋に前記気体通路と連通する連通孔が貫通され、連通孔の先に送出口が当該連通孔と連通して設けられ、
    前記気体通路はそこを通過する気体が前記筐体内に送り込まれるように前記コイル側に開口し、
    前記送出口は前記ドリルで帆立貝に貝係止具差込み孔をあけることにより発生する切り粉を飛散させることができるように、前記チャックの根元側であって回転軸の外周に設けられた、
    ことを特徴とする帆立貝孔あけ用モータ。
  2. 帆立貝を一個ずつ搬送する無端搬送体と、当該無端搬送体の搬送方向先方に設置されて当該搬送中の帆立貝にドリルで貝係止具差込み孔をあける帆立貝孔あけ用モータと、当該モータを前記無端搬送体側に往復移動させる移動機構を備え、帆立貝が無端搬送体で搬送されてくる度に前記モータが前記移動機構により無端搬送体側に前進移動されて前記ドリルにより帆立貝に孔をあけ、孔あけ後に前記移動機構により後退移動されて前記ドリルが帆立貝から抜けて、次回の前進に備えて待機するようにした帆立貝孔あけ機において、
    前記帆立貝孔あけ用モータが請求項1記載の帆立貝孔あけ用モータであり、
    前記モータはドリルを無端搬送体側に向けて配置され、
    前記帆立貝孔あけ用モータの気体取込み口にコンプレッサーが連結され、
    前記コンプレッサーから気体取込み口に送られる気体が当該モータの気体通路内を通過して当該モータの送出口から送り出され、その間に、前記モータの筐体内が冷却され、前記ドリルでの孔あけにより発生する切り粉を飛散させることができる、
    ことを特徴とする帆立貝孔あけ機。
  3. 請求項記載の孔あけ機において、
    無端搬送体はドリルでの孔あけ時には低速搬送し、その他の時は低速搬送時よりも高速搬送し、無端搬送体で搬送される帆立貝は前記低速搬送時にドリルに押し当てられて孔あけされる
    ことを特徴とする帆立貝孔あけ機。
  4. 請求項記載の帆立貝孔あけ機において、
    帆立貝孔あけ用モータはドリルでの孔あけ時に低速移動し、その他の時は低速移動時よりも高速移動し、その低速移動と高速移動が、無端搬送体の低速搬送と高速搬送の切り替わりに同期して切り替わる、
    ことを特徴とする帆立貝孔あけ機。
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