JP5989019B2 - 道路機械における消火器の設置構造 - Google Patents
道路機械における消火器の設置構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5989019B2 JP5989019B2 JP2014035598A JP2014035598A JP5989019B2 JP 5989019 B2 JP5989019 B2 JP 5989019B2 JP 2014035598 A JP2014035598 A JP 2014035598A JP 2014035598 A JP2014035598 A JP 2014035598A JP 5989019 B2 JP5989019 B2 JP 5989019B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire extinguisher
- vehicle body
- seat
- driver
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000009434 installation Methods 0.000 title claims description 35
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 16
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 7
- 239000003814 drug Substances 0.000 claims description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 12
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 7
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000002706 hydrostatic effect Effects 0.000 description 1
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Description
このように道路機械への消火器の設置には、作業の邪魔にならず且つ迅速に取出し可能であるという相反する2つの要件が要求される。しかしながら、特許文献1に記載されたコンバインドローラに代表されるように、従来からの道路機械では消火器が装備されていないため、必然的にこのような要望を満たすことができないという問題があった。
また、運転席の横位置はデッドスペースであり、この位置に消火器が設置されていても、作業者の運転操作の妨げにはならない。また、取付部材及びガード部材の最前部が運転席の前端よりも後方に位置するため、作業者が乗降経路を経て乗降する際の妨げになることもない。よって、消火器の設置により道路機械の作業に支障が生じる事態が未然に防止される。
一方、運転操作中の作業者の肘等が不用意に消火器のレバーに干渉する事態がガード部材により防止されるため、意図しない消火器の作動を未然に防止可能となる。
このように構成した道路機械における消火器の設置構造によれば、車体の側面パネルが余分な部材が突出することなく平坦な形状に保たれ、道路機械の機動性が損なわれることがない。よって、消火器を設置しても道路機械は本来の機能が維持される。
このように構成した道路機械における消火器の設置構造によれば、ガード部材が断面略円形状をなしているため、作業者の運転操作がガード部材により妨げられる事態が確実に防止される。また、作業者が運転席に着座する際、或いは着座位置から立ち上がる際等に、作業者がガード部材を把持して動作の助けとして利用可能となる。
このように構成した道路機械における消火器の設置構造によれば、レバーの誤操作を防止した上で、ガード部材を必要最小限の大きさとしてコンパクト化でき、運転席の横位置の限られたスペースへの消火器の設置が容易になる。
このように構成した道路機械における消火器の設置構造によれば、運転席に着座した作業者側からは消火器のレバーが取付部材の一側面で隠蔽されることになり、レバーの誤操作がより確実に防止される。
このように構成した道路機械における消火器の設置構造によれば、ステアリングの操舵に関わらず作業者にとって消火器が常に定位置に保たれ、車両の旋回中においても迅速に消火器を取出し可能となる。
図1は本実施形態の消火器の設置構造を適用したコンバインドローラの側面図、図2は同じくコンバインドローラの平面図、図3は同じくコンバインドローラの斜視図である。以下の説明では、車両を基準として前後方向及び左右方向を規定する。
なお、油圧ポンプから吐出される作動油は、転圧輪2,3の外周面や路面に散水するための散水モータの駆動、及び操舵アシストのためのパワーステアリング用モータの駆動にも利用されるが、本発明の特徴部分とは関係ないため、詳細な説明は省略する。
そして、運転席13に着座した作業者はステアリング11及び足下の図示しないアクセルペダルやブレーキペダルを操作してコンバインドローラ1を走行させ、舗装工事中には前部及び後部転圧輪2,4により路面に敷きつめた舗装材を締め固める。
よって、消火器の設置は後部車体5側が望ましいが、図2に示すように後部車体5上の中央には運転席13が設置され、運転席13の前側には操作台12や乗降経路14が設けられ、運転席13の後部には転圧輪2,3や路面への散水用の水を貯留する貯水タンク15が設置されている。このため、後部車体5上で消火器を設置可能なスペースはごく限られてしまう。
図4はブラケット16を示す平面図、図5は図4のV−V線断面図、図6はブラケット16を前方より見た正面図、図7はブラケット16を左方より見た左側面図、図8はブラケット16を右方より見た右側面図、図9はブラケット16を後方より見た背面図である。なお、各図に記載した前後方向及び左右方向は、車両1へのブラケット16の設置状態を前提としたものである。
ブラケット16内において、右側面16bにはホルダプレート18が重ねられてスポット溶接され、このホルダプレート18の下端にはホルダ面18aが直角に折曲され、ホルダプレート18の上下方向の中央には環状をなすクランプ部18bが一体形成されている。
図11に示すように、ブラケット16の載置箇所において後部車体5のフレームは平坦面5bを形成すると共に、この平坦面5bの後側で前方に面する直立面5cを形成している。上記のようにブラケット16は、その底面16aをフレームの平坦面5b上に載置されており、さらに後側面16dをフレームの直立面5c上に重ね合わせて配設されている。ブラケット16の底面16aは、ボルト孔17を介してボルト20及びナット21により平坦面5bに固定され、同じくブラケット16の後側面16dは、ボルト孔17を介してボルト20及びナット21により直立面5cに固定されている。
そしてブラケット16には、消火器23が直立姿勢で脱着可能に取り付けられる。本実施形態の消火器23は粉末ABC消火器であり、本体23aの上部に設けられたレバー23bの操作に応じて、ホース23cの先端のノズル23dから粉末状の薬剤を放出するようになっている。但し、消火器23の種類はこれに限定されるものではなく、任意に変更可能である。
よって、万一の工事現場での火災に対処すべく消火作業を行う場合に、作業者は運転席13に着座している状態からでも車外に立った状態からでも、迅速に車両1から消火器23を取り出して使用することができる。
また、断面円形状のガード部材19は作業者が把持し易い。このため作業者が運転席13に着座する際、或いは着座位置から立ち上がる際等に、ガード部材19を把持して動作の助けとして利用できる。この点は、コンバインドローラ1の利便性をさらに向上させることに貢献する。
なお、当然であるが、運転席13が前部車体3に設けられた道路機械の場合には、消火器23等も前部車体3に設置されることになる。
3 前部車体
5 後部車体
5a 側面パネル
6 センタピン
9 エンジン(走行用動力源)
13 運転席
14 乗降経路
16 ブラケット(取付部材)
16b 右側面(一側面)
19 ガード部材
23 消火器
23b レバー
Claims (6)
- 走行用動力源が搭載されて自走可能な車体と、
上記車体上に配設された運転席への作業者の乗降のために、該車体の側面から上記運転席の前側位置に亘って設けられた乗降経路と、
上記車体の側面を形作る側面パネルと上記運転席との間に形成されたスペースに配設されて、少なくとも最前部を上記運転席の前端よりも後方に位置させ、上部のレバーの操作に応じて薬剤を放出可能な消火器を車外から作業者が取り外せるように脱着可能に取り付ける取付部材と、
上記取付部材に設けられて少なくとも最前部を上記運転席の前端よりも後方に位置させると共に、上記取付部材に取り付けられた消火器のレバーよりも上記運転席側に配設されて、上記車体の側方より見た側方視において上記消火器のレバーを取り囲む外形をなすガード部材と
を備えたことを特徴とする道路機械における消火器の設置構造。 - 上記取付部材は、上記車体の側面パネルから車体外側への突出を防止した状態で上記消火器を脱着可能に取り付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の道路機械における消火器の設置構造。 - 上記ガード部材は、側方視において上記消火器のレバーを取り囲むように断面略円筒状のパイプ材を湾曲形成して製作された
ことを特徴とする請求項1または2に記載の道路機械における消火器の設置構造。 - 上記取付部材は、上記レバーを後方に向けて突出させる姿勢で上記消火器を脱着可能に取り付け、
上記ガード部材は、上記レバーの形状に対応して後方に向けて膨出する外形をなす
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の道路機械における消火器の設置構造。 - 上記取付部材の一側面は、上記湾曲形成されたガード部材の内側を遮蔽するように配設された
ことを特徴とする請求項3に記載の道路機械における消火器の設置構造。 - 上記道路機械は、センタピンを介して前部車体と後部車体とを水平方向に屈曲可能に連結したアーティキュレート式として構成されると共に、上記前部車体上または後部車体上の何れか一方に上記運転席が配設され、
上記取付部材、ガード部材及び消火器は、上記運転席が設けられた側の車体に配設された
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の道路機械における消火器の設置構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014035598A JP5989019B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 道路機械における消火器の設置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014035598A JP5989019B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 道路機械における消火器の設置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015161086A JP2015161086A (ja) | 2015-09-07 |
JP5989019B2 true JP5989019B2 (ja) | 2016-09-07 |
Family
ID=54184382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014035598A Expired - Fee Related JP5989019B2 (ja) | 2014-02-26 | 2014-02-26 | 道路機械における消火器の設置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5989019B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7104674B2 (ja) * | 2019-09-20 | 2022-07-21 | 日立建機株式会社 | 転圧機械 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5733556U (ja) * | 1980-08-05 | 1982-02-22 | ||
JPH1143906A (ja) * | 1997-07-29 | 1999-02-16 | Howa Mach Ltd | 転圧車両 |
JP4101426B2 (ja) * | 2000-03-07 | 2008-06-18 | 東海旅客鉄道株式会社 | 消火器を備えた座席 |
JP2002069920A (ja) * | 2000-08-25 | 2002-03-08 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ロードローラ |
JP2005282249A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Sankei Kogyo:Kk | 路面標示施工機 |
US20060099031A1 (en) * | 2004-11-10 | 2006-05-11 | Randy Rathe | Solar-assisted patch cart |
JP5054733B2 (ja) * | 2009-06-19 | 2012-10-24 | 日立建機株式会社 | 転圧機械の貯水タンク構造 |
-
2014
- 2014-02-26 JP JP2014035598A patent/JP5989019B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015161086A (ja) | 2015-09-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5646232B2 (ja) | 建設機械 | |
WO2014076761A1 (ja) | 油圧ショベル | |
WO2005075753A1 (ja) | 建設機械 | |
JP6340068B2 (ja) | 油圧ショベル | |
US9885170B2 (en) | Cab and work vehicle | |
JP5989019B2 (ja) | 道路機械における消火器の設置構造 | |
WO2014076764A1 (ja) | 油圧ショベル | |
JP6358704B2 (ja) | 搭乗式転圧ローラ車両 | |
WO2014076760A1 (ja) | 油圧ショベル | |
JP6814726B2 (ja) | 転圧車両 | |
JP6220281B2 (ja) | クローラ式不整地作業車両 | |
JP2009030248A (ja) | 旋回作業車の運転操作部 | |
WO2017141373A1 (ja) | ブルドーザ | |
US11702154B2 (en) | Work vehicle | |
JP2018044328A (ja) | 作業車両 | |
JP7104674B2 (ja) | 転圧機械 | |
JP2016183457A (ja) | ハンドガイドローラ | |
JP2007247337A (ja) | ブルドーザの運転席 | |
JP5646231B2 (ja) | 建設機械 | |
JP5971855B2 (ja) | 振動ローラ車両 | |
JP6119597B2 (ja) | 建設機械 | |
JP3703993B2 (ja) | ロードローラ | |
JP6358705B2 (ja) | 転圧機械 | |
JP6614515B2 (ja) | コンバイン | |
JP4202462B2 (ja) | 小型乗用作業機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150904 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160725 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160727 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160809 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5989019 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |