JP6814726B2 - 転圧車両 - Google Patents
転圧車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6814726B2 JP6814726B2 JP2017246903A JP2017246903A JP6814726B2 JP 6814726 B2 JP6814726 B2 JP 6814726B2 JP 2017246903 A JP2017246903 A JP 2017246903A JP 2017246903 A JP2017246903 A JP 2017246903A JP 6814726 B2 JP6814726 B2 JP 6814726B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compaction
- vehicle
- wheel
- rolling
- laser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Road Paving Machines (AREA)
Description
図1は本実施形態の振動ローラを示す側面図、図2は直進状態の振動ローラを示す平面図、図3は振動ローラを示す正面図、図4は振動ローラを示す斜視図である。以下の説明では、振動ローラに搭乗したオペレータを主体として前後、左右、上下方向を表現する。
なお、図示はしないが前部及び後部転圧輪2,3には起振装置が内蔵されており、締固め作業の際には起振装置により転圧輪2,3が加振されて路面の締固めが効率的に行われるようになっている。
以上の知見の下に、レーザー表示器を利用して路面上にマーカーを投影する対策を講じたものが本発明であり、以下に第1〜5実施形態として説明する。
図5は左側のアーム4aを介した前部転圧輪2の支持構造を示す分解斜視図である。右側のアーム4a及び後部転圧輪3の左右のアーム5aについても同一の支持構造であるため、この左側のアーム4aを代表として説明する。
前部車体4の左側面には下方に開放された倒立凹状をなす固定ベース15が溶接され、固定ベース15の左端には複数の雌ネジ15aを有するフランジ部15bが形成されている。フランジ部15bにはアーム4aの上部がボルト16により締結され、アーム4aの下部は前部転圧輪2の左側面に対し相対回転可能なようにボルト17により締結されている。
締固め作業では、操作台8に設けられた図示しないスイッチのON操作に応じて各レーザー表示器19からレーザーが照射され、路面25上には、通常の運転姿勢でオペレータが目視可能なようにラインマーカーFf,Fr,Rf,Rrが投影される。
また、左右のラインマーカーFrは前部転圧輪2の左右両端から後方に外れた位置に投影され、左右のラインマーカーRfは後部転圧輪3の左右両端から前方に外れた位置に投影されている。換言すると、これらのラインマーカーFr,Rfは前部及び後部車体4,5を連結するアーティキュレート機構6の左右両側に投影され、オペレータは左右の足元を見下ろすことにより視認可能である。
また、左右のラインマーカーRrは後部転圧輪3の左右両端部から後方に外れた位置に投影され、オペレータは左右に振り返って後部車体5越しに目視可能である。
同様に、車両右側の各ラインマーカーFf,Fr,Rf,Rrは、車幅方向において前部及び後部転圧輪2,3の右端と一致しているため、車両右側を転圧ぎわとした場合、各ラインマーカーFf,Fr,Rf,Rrを転圧輪2,3の右端と見なして、転圧ぎわとの位置関係をオペレータが直接的に目視・認識できる。
このため、例えばブロック塀等を転圧ぎわとして転圧する場合に、アーム4a,5aの上部に守られてレーザー表示器19とブロック塀との接触が防止され、レーザー表示器19の破損を未然に回避できるという効果も得られる。
図2に基づき述べたように、車両1の直進状態では左右両側のラインマーカーFr,Rfがそれぞれオーバラップしている。これに対して、図8に示すように左右何れかに車両1が操舵された非直進状態では、アーティキュレート機構6のセンタピンを中心とした車両1の屈曲により、左右何れか一方のラインマーカーFr,Rfが角度をなして離間し、他方のラインマーカーFr,Rfが操舵角に応じた角度で交差する。このため、オペレータはラインマーカーFr,Rfの位置関係に基づき、車両1が直進状態にあるか否かを直感的に判別できる。
図9は本実施形態の振動ローラ1のレーザー表示器19からのレーザーの照射状態を示す模式図である。第1実施形態との相違点は、レーザー表示器19の設置位置及びレーザーの照射状態にあり、その他の構成は第1実施形態と同様のため、相違点を重点的に述べる。
特に本実施形態では、固定ベース15内にレーザー表示器19が配設されているため、障害物との接触による破損を一層確実に防止できる。
この相反する要求を満足するためにラインマーカーFf,Rrの長さを調整可能としてもよく、その構成を第3,4実施形態として以下に述べる。
図10は本実施形態の振動ローラ1のレーザー表示器19からのレーザーの照射状態を示す模式図である。本実施形態は、図7に示す第1実施形態の各レーザー表示器19に対してそれぞれ遮光板41(長さ調整手段)を追加したものであるため、相違点を重点的に述べる。
なお、遮光板41に関する構成はこれに限るものではなく、例えば電動モータにより遮光板41を位置調整できるように構成してもよい。
図11は本実施形態の振動ローラ1のレーザー表示器19からのレーザーの照射状態を示す模式図である。本実施形態は、図9に示す第2実施形態の各レーザー表示器19に対してそれぞれ遮光板51(長さ調整手段)を追加したものである。遮光板51に関する構成は第3実施形態の遮光板41と同様であるため重複する説明はしないが、第3実施形態と同じく、オペレータによるラインマーカーFf,Rrの視認性と周囲の作業者の眩しさ防止とを高い次元で両立することができる。
図12は本実施形態の振動ローラ1のレーザー表示器19の設置状態を示す正面図、図13は同じくレーザー表示器19の設置状態を示す図1のXIII-XIII線に相当する断面図である。
以下、前部左側のレーザー表示器19について述べると、第1実施形態では単一のレーザー表示器19によりラインマーカーFf,Frを投影したが、本実施形態では、前後一対のレーザー表示器19によりラインマーカーFf,Frを個別に投影している。
2 前部転圧輪
3 後部転圧輪
4 前部車体
4a,5a アーム
5 後部車体
6 アーティキュレート機構
15 固定ベース
19 レーザー表示器
41,51 遮光板(長さ調整手段)
L 光軸
Ff,Fr,Rf,Rr ラインマーカー
Claims (6)
- 車体からアームを介して走行輪を兼ねた転圧輪を支持し、該転圧輪により走行しながら路面を転圧する転圧車両において、
前記路面に向けてレーザーを照射し、車幅方向において前記転圧輪の端部と一致し且つ該転圧輪の前側または後側の少なくとも何れか一方に位置するように、前記路面上にマーカーを投影するレーザー表示器を備え、
前記車体は、前部車体と後部車体とをアーティキュレート機構を介して連結してなり、
前記レーザー表示器は、前記転圧車両の前部転圧輪の後側に前記マーカーとして前記前部転圧輪の進行方向に沿って延びるライン状をなすラインマーカーを投影し、前記転圧車両の後部転圧輪の前側に前記マーカーとして前記後部転圧輪の進行方向に沿って延びるライン状をなすラインマーカーを投影する
ことを特徴とする転圧車両。 - 前記レーザー表示器は、前記アームの上部が固定された前記車体の固定ベース上に配設され、車幅方向において前記転圧輪の端部の直上に位置して前記レーザーの光軸を鉛直方向に指向させた
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 前記レーザー表示器は、前記アームの上部が固定された前記車体の固定ベースの内部に配設され、車幅方向において前記転圧輪の端部の直上に位置して前記レーザーの光軸を鉛直方向に指向させた
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 前記レーザー表示器は、前記マーカーとして前記転圧輪の進行方向に沿って延びるラインマーカーを投影する
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。 - 前記レーザー表示器は、前記転圧車両の前部転圧輪の前側または前記転圧車両の後部転圧輪の後側に前記ラインマーカーを投影し、
前記前部転圧輪の前側に投影された前記ラインマーカーの前側または前記後部転圧輪の後側に投影された前記ラインマーカーの後側を切り詰めて長さを調整可能な長さ調整手段をさらに備えた
ことを特徴とする請求項4に記載の転圧車両。 - 前記レーザー表示器は、前記転圧輪の端部よりも車幅方向で内側に配設され、前記レーザーの光軸を車幅方向で斜め外側に指向させている
ことを特徴とする請求項1に記載の転圧車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017246903A JP6814726B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 転圧車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017246903A JP6814726B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 転圧車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019112823A JP2019112823A (ja) | 2019-07-11 |
JP6814726B2 true JP6814726B2 (ja) | 2021-01-20 |
Family
ID=67221331
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017246903A Active JP6814726B2 (ja) | 2017-12-22 | 2017-12-22 | 転圧車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6814726B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102019132917A1 (de) * | 2019-12-04 | 2021-06-10 | Hamm Ag | Bodenbearbeitungswalze |
CN115012279A (zh) * | 2021-08-09 | 2022-09-06 | 中铁十局集团投资开发有限公司 | 一种路基施工基层平整装置 |
WO2023190355A1 (ja) * | 2022-03-31 | 2023-10-05 | 住友建機株式会社 | 道路機械 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4162862A (en) * | 1978-04-07 | 1979-07-31 | Haak Edward L | Pavement striping apparatus and method |
JPS6016642Y2 (ja) * | 1980-12-22 | 1985-05-23 | 川崎重工業株式会社 | 案内装置を備えた屈折式マカダムローラ |
JPH0594310U (ja) * | 1992-05-18 | 1993-12-24 | 株式会社小松エスト | 振動ローラの前部ローラ取付構造 |
JPH07305312A (ja) * | 1994-05-13 | 1995-11-21 | Kogaku Denshi Kk | レーザ標示方法およびレーザ標示装置 |
JP2975274B2 (ja) * | 1994-11-10 | 1999-11-10 | 川崎重工業株式会社 | 締固め機械のコーナーインジケーター |
JP2000129621A (ja) * | 1998-10-27 | 2000-05-09 | Sakai Heavy Ind Ltd | 転圧車両 |
JP2008155767A (ja) * | 2006-12-22 | 2008-07-10 | Tatsuzo Atsugi | 車両用転向方向表示装置 |
DE202016100093U1 (de) * | 2016-01-12 | 2017-04-20 | Joseph Vögele AG | Straßenfertiger mit Projektor als Navigationshilfe |
-
2017
- 2017-12-22 JP JP2017246903A patent/JP6814726B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019112823A (ja) | 2019-07-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6814726B2 (ja) | 転圧車両 | |
US10100471B2 (en) | Automotive construction machine | |
US7753620B2 (en) | Automotive road milling machine, in particular large milling machine | |
JP6361988B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
JP2008279852A (ja) | 建設機械のキャブ、同キャブを搭載した建設機械及びモータグレーダ | |
CN104350212A (zh) | 旋回作业车 | |
CN105620368A (zh) | 后视镜组件 | |
JP2015189439A (ja) | 農作業車両 | |
WO2021043393A1 (en) | A method for calibrating the field of vision of a camera mounted on a vehicle | |
CN107489085B (zh) | 橡胶轮胎压路机 | |
EP0991546B1 (en) | Rear view mirror apparatus and method for vehicle lane changing | |
US10759337B2 (en) | Work vehicle | |
JP6361987B2 (ja) | 車両用表示装置 | |
US20210009213A1 (en) | Work vehicle | |
JP3703993B2 (ja) | ロードローラ | |
JP2000336609A (ja) | ロードローラ | |
JP2002069920A (ja) | ロードローラ | |
JPH11158922A (ja) | 高視界性を有するモータグレーダ | |
US11084446B2 (en) | Compaction machine | |
JP2021003076A (ja) | 自走式防除機 | |
KR200489486Y1 (ko) | 전방 하향 시야확보가 가능한 사이드 미러 | |
JP4223157B2 (ja) | 建設機械 | |
CN221162467U (zh) | 车辆行驶安全警示系统及车辆 | |
JPS5915701Y2 (ja) | 産業車両用移動式操縦装置 | |
JP2020199791A (ja) | 作業車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20191028 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200902 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201102 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201221 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6814726 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |