JP5988763B2 - エンボスキャリアテープ成形用金型とエンボスキャリアテープの成形方法 - Google Patents

エンボスキャリアテープ成形用金型とエンボスキャリアテープの成形方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5988763B2
JP5988763B2 JP2012178088A JP2012178088A JP5988763B2 JP 5988763 B2 JP5988763 B2 JP 5988763B2 JP 2012178088 A JP2012178088 A JP 2012178088A JP 2012178088 A JP2012178088 A JP 2012178088A JP 5988763 B2 JP5988763 B2 JP 5988763B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
hole
carrier tape
base material
embossed carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012178088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014034184A (ja
Inventor
泰次郎 星
泰次郎 星
悠貴 中田
悠貴 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Polymer Co Ltd filed Critical Shin Etsu Polymer Co Ltd
Priority to JP2012178088A priority Critical patent/JP5988763B2/ja
Publication of JP2014034184A publication Critical patent/JP2014034184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5988763B2 publication Critical patent/JP5988763B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明はエンボスキャリアテープ成形用金型とエンボスキャリアテープの成形方法に関する。
エンボスキャリアテープは、微細で複雑な形状をした電子部品や精密部品などを多数収納して、保管または搬送に供したり、実装機で円滑に出し入れさせたりするのに用いられる。
エンボスキャリアテープ10は、たとえば図4(b)に示すように構成されている。図4(b)において、エンボスキャリアテープ10は、帯状の樹脂基材11からなり、その長手方向に沿って複数の凹陥部12が並設されて形成されている。凹陥部12は電子部品や精密部品が収納できる部分として構成される。また、エンボスキャリアテープ10は、一方の長手方向辺に近接する部分において、長手方向に沿って複数のスプロケット孔13が並設されて形成されている。
そして、このようなエンボスキャリアテープ10において、帯状の樹脂基材11にプレス成形によって凹陥部12あるいはスプロケット孔13を形成する場合、該樹脂基材11を一定量で繰り返しフィードさせ、該フィード毎の各ショットにおいてプレス成形するようにしている。図4(b)には、樹脂基材11の長手方向に沿って図中点線で画される各領域を示し、これら各領域は、それぞれ、プレス成形の1ショットに対応し、プレス成形をする金型の大きさにほぼ対応するようになっている。
ここで、金型(エンボスキャリアテープ成形用金型)20は、図4(a)に示すように構成されている。なお、図4(a)には、金型20の他に、該金型20によって成形される途中工程のエンボスキャリアテープ10をも併せ描いている。図4(a)において、金型20は、樹脂基材11を間にして相対向配置される第1金型21および第2金型22によって構成され、第1金型21および第2金型22はプレス成形の際に該樹脂基材11を押圧するように動作する。第1金型21は、ストリッパー21Aと、このストリッパー21Aに支持され樹脂基材11のフィード方向(図中A方向)に並設されて該樹脂基材11に前記凹陥部12を形成する複数のドローパンチ21Bと、から構成されている。なお、複数のドローパンチ21Bはたとえば所定ピッチpで複数並設されている。また、第2金型22は、第1金型21の前記ドローパンチ21Bを挿入可能な複数の孔22Bを有するダイ22Aによって構成されている。
このようなエンボスキャリアテープ10およびその成形の際の金型20については、たとえば下記特許文献1に開示がなされている。
特開2006-272952号公報
しかし、上述のようにして形成するエンボスキャリアテープ10は、樹脂基材11のプレス成形において該樹脂基材11にかかる応力の不均一が原因し、変形してしまう不都合を有していた。
すなわち、図4(a)には、樹脂基材11の成形の際において該樹脂基材11にかかる応力を矢印で示しており、この応力によってエンボスキャリアテープ10に変形を生じさせるようになる。
このようにエンボスキャリアテープ10に変形が生じた場合、製品の収納率あるいは実装率等を低下させてしまうことになる。
本発明は、このような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、エンボスキャリアテープを成形により形成する金型であって、該成形の際に該エンボスキャリアテープに生じる応力の不均一を解消できるようにしたエンボスキャリアテープ成形用金型を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、成形の際にエンボスキャリアテープに生じる応力の均一化を図ったエンボスキャリアテープの成形方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明のエンボスキャリアテープ成形用金型は、図4(b)に示すように、エンボスキャリアテープの応力がかかる個所が金型20の前後部(樹脂基材11のフィード方向における前後部)に対応する部分であることに鑑み、該金型20の前後部のそれぞれに前記フィード方向に所定の長さに延在する延在部を形成し、該延在部によって樹脂基材にかかる応力を均一させ、エンボスキャリアテープの変形を回避するようにしたものである。
本発明は以下の構成によって把握される。
(1)本発明のエンボスキャリアテープ成形用金型は、
一定量の繰り返しフィードされる樹脂基材を、前記フィード毎の各ショットにおけるプレス成形によって前記フィードの方向に並設される複数の凹陥部を形成する金型であって、ストリッパーと、前記ストリッパーに支持され前記フィードの方向に所定ピッチで並設されて前記樹脂基材の前記凹陥部を形成する複数のドローパンチと、から構成される第1金型と、前記樹脂基材の前記フィードの方向に並設され前記第1金型の前記ドローパンチを挿入可能な複数の第1孔を有するダイによって構成される第2金型と、を有し、前記ストリッパーは、前記フィードの方向の上下流側のそれぞれの端部において、近接するドローパンチから前記所定ピッチ以上の長さで延在された延在部を有し、前記ダイは、前記フィードの方向の上下流側のそれぞれの端部において、前記複数の第1孔のうち前記それぞれの端部に最も近接した前記第1孔から前記所定ピッチ以上の長さで延在された延在部を有するともに、前記フィードの方向の下流側の前記延在部に、近接する前記第1孔から前記所定ピッチで離間されて第2孔が形成されていることを特徴とする。
(2)本発明のエンボスキャリアテープ成形用金型は、(1)の構成において、前記第2孔より下流側において前記延在部が存在することを特徴とする。
(3)本発明のエンボスキャリアテープ成形用金型は、(1)の構成において、前記ダイは、前記フィードの方向の上流側の前記延在部に、近接する前記第1孔から前記所定ピッチで離間されて第3孔が形成され、前記第3孔より上流側において前記延在部が存在することを特徴とする。
(4)本発明のエンボスキャリアテープ成形用金型は、(1)の構成において、前記第2孔は前記第1孔と同径同大となっていることを特徴とする。
(5)本発明のエンボスキャリアテープ成形用金型は、(1)の構成において、前記ダイに形成される前記第1孔の周縁に突起からなるリブが設けられていることを特徴とする。
(6)エンボスキャリアテープの成形方法は、樹脂基材を、相対向する第1金型と第2金型との間において一定量の繰り返しフィードをし、前記フィード毎の各ショットにおける前記第1金型と第2金型によるプレス成形をすることにより、長さ方向に沿って所定ピッチで並設される複数の凹陥部を形成するエンボスキャリアテープの成形方法であって、前記第1金型は、前記フィード方向に前記所定ピッチで並設され前記樹脂基材の前記凹陥部を形成する複数のドローパンチと、前記フィード方向の上下流のそれぞれの端部において、近接するドローパンチから前記所定ピッチ以上の長さで延在された延在部と、を有して構成され、前記第2金型は、前記フィード方向に前記1金型とほぼ同じ長さを有し、前記第1金型の前記ドローパンチを挿入可能な複数の第1孔とともに、前記複数の第1孔のうち前記フィード方向の下流側に位置する前記第1孔から前記所定ピッチで離間された第2孔を有して構成され、前記樹脂基材のフィード後における前記第1金型と前記第2金型のプレス成形によって前記樹脂基材に複数の凹陥部を形成する工程と、前記樹脂基材の次のフィードによって前記樹脂基材の最上流側に形成された前記凹陥部を前記第2金型の前記第2孔内に位置づけ、前記第1金型と前記第2金型のプレス成形によって前記工程で形成された複数の凹陥部に連続する複数の凹陥部を形成する工程と、を備えることを特徴とする。
このように構成された本発明のエンボスキャリアテープ成形用金型によれば、成形の際にエンボスキャリアテープに生じる応力の不均一を解消できるようにすることができるようになる。
また、本発明のエンボスキャリアテープの成形方法によれば、成形の際にエンボスキャリアテープに生じる応力の均一化を図ることができるようになる。
本発明のエンボスキャリアテープ形成用金型の実施態様1を示す断面図、および該金型によって得られるエンボスキャリアテープの平面図である。 本発明のエンボスキャリアテープ形成用金型の実施態様2を示す断面図である。 本発明のエンボスキャリアテープ形成用金型の実施態様3を示す断面図と拡大図である。 (a)、(b)は、従来のエンボスキャリアテープと該エンボスキャリアテープを成形による形成する金型を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。
(実施形態1)
図1(a)は、本発明のエンボスキャリアテープ形成用金型の実施態様1を示す断面図である。図1(a)では、該エンボスキャリアテープ形成用金型(以下、金型と称す)の他に、該金型によって成形される途中工程のエンボスキャリアテープをも併せ描いている。
図1(a)において、エンボスキャリアテープ10は、帯状の樹脂基材11からなり、図中A方向へ一定量のフィードが繰り返して行われるようになっている。そして、樹脂基材11は、そのフィード毎の各ショットにおけるプレス成形によって、該樹脂基材11の長手方向に所定ピッチpで並設される凹陥部12が形成されるようになっている。
樹脂基材11は、金型20によってプレス成形がなされるようになっており、該金型20は、樹脂基材11を間にして相対向配置される第1金型21と第2金型22とで構成されている。
第1金型21は、ストリッパー21Aを有し、このストリッパー21Aに図中A方向に所定ピッチpで並設された複数(図ではたとえば4個)のドローパンチ21Bが支持されている。ストリッパー21Aは後述する第2金型22のダイ22Aとともに、樹脂基材11を押圧し、ドローパンチ21Bは、樹脂基材11に凹陥部12を形成できるようになっている。
そして、ストリッパー21Aは、前記樹脂基材11のフィード方向の上下流側のそれぞれの端部において、近接するドローパンチ21Bから所定ピッチp以上の長さで延在される延在部21U、21Lを有して構成されている。すわわち、ストリッパー21Aの該フィード方向の上流側の端部には、近接するドローパンチ21B(図中21B(U)で示す)から上流側へ距離s(>p)の長さで延在される延在部21Uを有し、ストリッパー21Aの下流側の端部には、近接するドローパンチ21B(図中21B(L)で示す)から下流側へ距離s(>p)の長さで延在される延在部21Lを有して構成されている。
第2金型22は、第1金型21のドローパンチ21Bを挿入可能な複数の孔22B(この明細書において第1孔と称する場合がある)が形成されたダイ22Aによって構成されている。ダイ22Aは前記ストリッパー21Aとともに、樹脂基材11を押圧できるようになっている。
そして、ダイ22Aは、前記樹脂基材11のフィード方向の上下流側のそれぞれの端部において、近接する孔22Bから所定ピッチp以上の長さで延在される延在部22U、22Lを有して構成されている。すなわち、ダイ22Aの該フィード方向の上流側の端部には、近接する孔22B(図中22B(U)で示す)から上流側へ距離s(>p)の長さで延在される延在部22Uを有し、ダイ22Aの下流側の端部には、近接する孔22B(図中22B(L)で示す)から下流側へ距離s(>p)の長さで延在される延在部22Lを有して構成されている。
さらに、ダイには、下流側の前記延在部22Lのストリッパー21と対向する表面に、近接する孔22B(図中符号22B(L)で示す)から前記所定ピッチpで離間された孔22C(この明細書において第2孔と称する場合がある)が形成されている。この孔22Cは、ダイ22Aの下流側に延在部22Lを設けたことによって樹脂基材11へ円滑なプレス成形が妨げられるのを回避するために形成されている。すなわち、孔22Cは、孔22Bとたとえば同大同形で形成され、樹脂基材11のあるフィード後における金型20のプレス成形によって該樹脂基材11に複数(図では4個)の凹陥部12を形成した後に、該樹脂基材11の次のフィードによって該樹脂基材11の最上流側に形成された凹陥部12(図中12(U)で示す)が第2金型22の前記孔22C内に位置づけられるようになっている。これにより、第1金型21のストリッパー21Aと第2金型22のダイ22Aは、前記凹陥部12に妨げられることなく該凹陥部12を除く樹脂基材11の他の領域を充分に押圧させることができるようになる。
図1(b)は、上述した金型20を用いて形成されたエンボスキャリアテープ10の平面図である。同図に示すように、エンボスキャリアテープ10は、その長手方向に所定ピッチpの間隔で複数の凹陥部12が並設されて形成されるようになる。この場合、従来、図4(b)に示したように、プレス成形の1ショットに対応しプレス成形をする金型の大きさにほぼ対応する領域の境界部(図中点線で示す)の近傍に発生する応力(図中矢印で示す)は、第1金型21のストリッパー21Aに形成した延在部21U、21L、第2金型22のダイ22Aに形成した延在部22U、22Lによって分散および緩和させるようになる。このため、樹脂基材11の変形を低減させたエンボスキャリアテープ10が得られるようになる。
(実施形態2)
図2は、本発明のエンボスキャリアテープ形成用金型の実施形態2を示す断面図で、図1(a)と対応づけて描いている。
図2において、図1(a)の場合と異なる構成は、まず、第1金型21のストリッパー21Aにおいて、上流側の延在部21Uのダイと対向する表面に、近接するドローパンチ21B(図中21B(U)で示す)から所定ピッチpで離間された孔22D、および下流側の延在部21Lのダイ22Aと対向する表面に、近接するドローパンチ21B(図中21B(L)で示す)から所定ピッチpで離間された孔22Eが形成されている。なお、ストリッパー21Aの延在部21Lに形成された孔22Eは、第2金型22のダイ22Aに形成された前記孔22Cと相対向する位置に形成されるようになる。この場合、前記孔22Dより上流側において前記延在部21Uが存在し、前記孔22Eより下流側において前記延在部21Lが存在するようになっている。
そして、第2金型22のダイ22Aにおいて、上流側の延在部22Uのストリッパー21Aと対向する表面に、近接する孔22B(図中22B(U)で示す)から所定ピッチpで離間された孔22F(この明細書において第3孔と称する場合がある)が形成されている。この場合、前記孔22Fより上流側において前記延在部22Uが存在するようになっている。
このように形成した金型20を用いて成形したエンボスキャリアテープ10においても、実施態様1と同様に、樹脂基材11の変形を低減させたものを得られるようになる。
(実施形態3)
図3(a)は、本発明のエンボスキャリアテープ形成用金型の実施形態3を示す断面図で、図1(a)と対応づけて描いている。
図3(a)において、図1(a)の場合と比較して異なる構成は、第2金型22のダイ22Aのストリッパー21Aと対向する表面において、延在部22Lに形成された孔22Cを除く他の孔22Bのそれぞれの周縁のうちたとえば図中A方向の前後における辺部に突起からなるリブ25が設けられていることにある。
このように構成した場合、前記リブ25によって、エンボスキャリアテープ10の樹脂基材11の成形の際に、該樹脂基材11にかかる応力を均一化させる効果を奏するようになる。
なお、図3(b)は、図3(a)の点線枠Bの箇所を拡大して示した図である。図3(b)から明らかとなるように、前記リブ25によって、樹脂基材11の各凹陥部12の開口と反対側の突起体12Aの周囲に溝が形成されるようになる。
(実施形態4)
実施形態3は、図1(a)に示す構成において第2金型22のダイ22Aの表面にリブ25を形成するようにしたものである。しかし、これに限定されることはなく、図2に示す構成において第2金型22のダイ22Aの表面にリブ25を形成するようにしてもよいことはもちろんである。実施形態3に示したと同様の効果が得られるからである。
この場合、図2において、前記リブ25の形成は孔22Bの周縁であり、それ以外の孔22C、22Fの周縁には形成しなくてもよいことはもちろんである。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。また、その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10……エンボスキャリアテープ、11……樹脂基材、12……凹陥部、12A……突起体、13……スプロケット孔、20……金型、21……第1金型、21A……ストリッパー、21B……ドローパンチ、21U……延在部(第1金型の上流側の)、21L……延在部(第1金型の下流側の)、22……第2金型、22A……ダイ、22B……孔(第1孔)、22C……孔(第2孔)、22D、22E、22F……孔、22U……延在部(第2金型の上流側の)、22L……延在部(第2金型の下流側の)、25……リブ。

Claims (6)

  1. 一定量の繰り返しフィードされる樹脂基材を、前記フィード毎の各ショットにおけるプレス成形によって前記フィードの方向に並設される複数の凹陥部を形成する金型であって、
    ストリッパーと、前記ストリッパーに支持され前記フィードの方向に所定ピッチで並設されて前記樹脂基材の前記凹陥部を形成する複数のドローパンチと、から構成される第1金型と、
    前記樹脂基材の前記フィードの方向に並設され前記第1金型の前記ドローパンチを挿入可能な複数の第1孔を有するダイによって構成される第2金型と、を有し、
    前記ストリッパーは、前記フィードの方向の上下流側のそれぞれの端部において、近接するドローパンチから前記所定ピッチ以上の長さで延在された延在部を有し、
    前記ダイは、前記フィードの方向の上下流側のそれぞれの端部において、前記複数の第1孔のうち前記それぞれの端部に最も近接した前記第1孔から前記所定ピッチ以上の長さで延在された延在部を有するともに、
    前記フィードの方向の下流側の前記延在部に、近接する前記第1孔から前記所定ピッチで離間されて第2孔が形成されていることを特徴とするエンボスキャリアテープ成形用金型。
  2. 前記第2孔より下流側において前記延在部が存在することを特徴とする請求項1に記載のエンボスキャリアテープ成形用金型。
  3. 前記ダイは、前記フィードの方向の上流側の前記延在部に、近接する前記第1孔から前記所定ピッチで離間されて第3孔が形成され、前記第3孔より上流側において前記延在部が存在することを特徴とする請求項1に記載のエンボスキャリアテープ成形用金型。
  4. 前記第2孔は前記第1孔と同径同大となっていることを特徴とする請求項1に記載のエンボスキャリアテープ成形用金型。
  5. 前記ダイに形成される前記第1孔の周縁に突起からなるリブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエンボスキャリアテープ成形用金型。
  6. 樹脂基材を、相対向する第1金型と第2金型との間において一定量の繰り返しフィードをし、前記フィード毎の各ショットにおける前記第1金型と第2金型によるプレス成形をすることにより、長さ方向に沿って所定ピッチで並設される複数の凹陥部を形成するエンボスキャリアテープの成形方法であって、
    前記第1金型は、前記フィード方向に前記所定ピッチで並設され前記樹脂基材の前記凹陥部を形成する複数のドローパンチと、前記フィード方向の上下流のそれぞれの端部において、近接するドローパンチから前記所定ピッチ以上の長さで延在された延在部と、を有して構成され、
    前記第2金型は、前記フィード方向に前記1金型とほぼ同じ長さを有し、前記第1金型の前記ドローパンチを挿入可能な複数の第1孔とともに、前記複数の第1孔のうち前記フィード方向の下流側に位置する前記第1孔から前記所定ピッチで離間された第2孔を有して構成され、
    前記樹脂基材のフィード後における前記第1金型と前記第2金型のプレス成形によって前記樹脂基材に複数の凹陥部を形成する工程と、
    前記樹脂基材の次のフィードによって前記樹脂基材の最上流側に形成された前記凹陥部を前記第2金型の前記第2孔内に位置づけ、前記第1金型と前記第2金型のプレス成形によって前記工程で形成された複数の凹陥部に連続する複数の凹陥部を形成する工程と、を備えることを特徴とするエンボスキャリアテープの成形方法。
JP2012178088A 2012-08-10 2012-08-10 エンボスキャリアテープ成形用金型とエンボスキャリアテープの成形方法 Active JP5988763B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178088A JP5988763B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 エンボスキャリアテープ成形用金型とエンボスキャリアテープの成形方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178088A JP5988763B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 エンボスキャリアテープ成形用金型とエンボスキャリアテープの成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014034184A JP2014034184A (ja) 2014-02-24
JP5988763B2 true JP5988763B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=50283466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012178088A Active JP5988763B2 (ja) 2012-08-10 2012-08-10 エンボスキャリアテープ成形用金型とエンボスキャリアテープの成形方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5988763B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63295234A (ja) * 1987-05-28 1988-12-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd 帯状フィルムの成形装置
JP5358510B2 (ja) * 2010-04-21 2013-12-04 信越ポリマー株式会社 エンボスキャリアテープ及びその製造方法ならびに包装部品巻回体
JP5389059B2 (ja) * 2011-01-07 2014-01-15 Ckd株式会社 ポケット部形成装置及びptp包装機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014034184A (ja) 2014-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101390047B1 (ko) 히트 싱크의 알루미늄 시트를 압출하는 몰드 및 이를 제조하는 방법
JP6094674B2 (ja) プレス成形装置およびプレス成形方法
RU2017120293A (ru) Способ изготовления и устройство изготовления штампованного изделия
US20120260504A1 (en) Method for manufacturing the slider of a linear sliding rail
TW201545825A (zh) 成形材製造方法及該成形材
JP5988763B2 (ja) エンボスキャリアテープ成形用金型とエンボスキャリアテープの成形方法
JPH08215769A (ja) プレス加工方法およびプレス加工装置
WO2015141017A1 (ja) 成形材製造方法及びその成形材
JP2011116020A (ja) タイヤ用モールド
CN104646474B (zh) 通过利用模具和冲头冲压金属板形成冲压件的压制方法及压制装置
CN104475567A (zh) 金属板冲压工装
CN101618412A (zh) 金属薄板上、下壳的折弯方法
JP5949724B2 (ja) パネルの製造方法及びブランク材
JP5990043B2 (ja) フック装置
JP5797065B2 (ja) プレス金型
JP5577353B2 (ja) ワークの打ち抜き製造方法
JP5596401B2 (ja) ゴムクローラ用芯金の製造方法及びそれに用いる鋳型
JP2007305619A (ja) リードフレーム連設体およびその製造方法
KR200446033Y1 (ko) 프로그레시브 금형
JP6016677B2 (ja) フィン送り装置
JP2014087823A (ja) フィン成形装置
KR100754005B1 (ko) 고정끈의 선단 고정을 위한 금속재 마감재 및 그 제조장치
JP2011147976A (ja) プレス成形金型
JPS6321313B2 (ja)
JP3202526B2 (ja) 金属板のプレス加工装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150715

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160809

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5988763

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350