JP2007305619A - リードフレーム連設体およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】半導体装置を製造する際のワイヤーボンディングや樹脂封止等の各工程での作業を生産性よく行うことのできるリードフレーム連設体、およびその製造方法を提供する。
【解決手段】リードフレーム連設体1は、支持枠体におけるリードフレーム単体2を挟んだ両側に、リードフレーム単体の配列方向に沿い連続して延びる第1剛性付与筋部10を形成するとともに、支持枠体におけるリードフレーム単体の間に、極薄金属板の幅方向に沿い連続して延びるとともに第1剛性付与筋部と交差する第2剛性付与筋部20を形成している。
【選択図】 図1
【解決手段】リードフレーム連設体1は、支持枠体におけるリードフレーム単体2を挟んだ両側に、リードフレーム単体の配列方向に沿い連続して延びる第1剛性付与筋部10を形成するとともに、支持枠体におけるリードフレーム単体の間に、極薄金属板の幅方向に沿い連続して延びるとともに第1剛性付与筋部と交差する第2剛性付与筋部20を形成している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、配列された複数のリードフレーム単体と、これらリードフレーム単体を囲んで支持する支持枠体とを、極薄金属板から形成して成るリードフレーム連設体、およびリードフレーム連設体の製造方法に関するものである。
昨今の半導体装置は、高機能化および小型化の要請に対応するべく多ピン化しており、斯かる半導体装置を構成するリードフレームにおいては、多ピン化に対応して多数本のインナーリードが形成されており、個々のインナーリードの幅や間隔を微細に形成する必要から、より肉厚の薄い金属板をリードフレーム素材とすることが要求されている。
しかし、金属板の板厚が極めて薄く(例えば 0.10 mm以下に)なると、リードフレームを打抜き形成するべくプレス金型装置ヘ送り込む際、搬入装置の送り込み力を受けて上記金属板が撓み、無理に送り込もうとした場合には腰折れやジャムを生じて送り込みが不能となる。
また、人手によってプレス金型装置ヘ金属板を送り込むのでは、時間を要するために生産性が極めて低下し、さらに安全上の問題も発生することから、極めて薄い金属板をプレス加工して製造されるリードフレームの普及は確認されていない。
因みに、肉薄のリードフレームに替わるものとして、絶縁フィルムに貼付した銅箔をエッチング加工によりリードパターンを形成した、いわゆるTABテープと称されるものが提供されているが、このTABテープは極めて高価であるために半導体装置のコスト高を招いていた。
一方、薄い金属板の撓みを防ぎながら、プレスによる打抜き加工を行なう技術は、従来から幾つかの提案が為されている(例えば、特許文献1参照)。
詳しくは、薄い金属板をプレス金型装置によって打抜き加工する際、撓みを生じさせないように、打抜き品を形成する周りのスクラップとなる部分に、平面視でH字状、両Y字状あるいはI字状を成す補強部、または打抜き品を囲んむ補強部を形成したのち、金属板に打抜き加工する技術が開示されており、この技術によれば、スクラップ部分の撓みが抑制されることによって、金属板の順送り時におけるトラブルを防止する効果が認められる。
特開2003−53445号公報
ところで、半導体装置を製造する場合においては、個々の半導体装置の要素であるリードフレームが、1つの部品として単体で取り扱われることはなく、1個のリードフレームを構成するパターンを備えたリードフレーム単体を、例えば数個〜数十個、連続的に配列して成るリードフレーム連設体が用いられる。
上記リードフレーム連設体は、パッド(半導体チップ搭載部)の周りにインナーリードおよびアウターリードを配したリードフレーム単体を、帯状を呈する金属板上に適宜な間隔をおいて連続的に配列し、いわゆる連設体の形態を採って形成されている。
また、上記リードフレーム連設体は、ガイドレールと称される支持枠体(金属板におけるリードフレーム単体以外の部分)により、個々のリードフレーム単体の周囲を囲んで支持するとともに、複数のリードフレーム単体を配列させて連結している。
ここで、上記支持枠体(ガイドレール)は、最終的にスクラップとして廃棄される部位であるが、半導体装置の製造中に撓む等した場合には、その影響によってリードフレーム単体の変形が懸念される。
一方、半導体装置の製造時において、上記リードフレーム連設体における個々のリードフレーム単体には、パッド(半導体チップ搭載部)に半導体チップが搭載され、この半導体チップとインナーリードとをボンディングワイヤーを介して接続したのち、樹脂材料によってモールディング(樹脂封止)される。
しかし、上記リードフレーム連設体(を構成している金属板)の肉厚が極めて薄く、例えば 0.10 mm以下の肉厚しかないような場合、機械的強度が低いことによってリードフレーム連設体は容易に変形してしまうため、半導体装置の製造に関わる各工程での取扱い及び処理作業が困難となり、生産性の大幅な低下を招来するばかりでなく、製品である半導体装置に不良品の発生する不都合があった。
上記実情に鑑みて、本発明の目的は、半導体装置を製造する際のワイヤーボンディングや樹脂封止等の各工程での作業を生産性よく行え、もって品質の優れた半導体装置を得ることのできるリードフレーム連設体の提供、および該リードフレーム連設体の製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するべく、請求項1の発明に関わるリードフレーム連設体は、配列された複数のリードフレーム単体と、これらリードフレーム単体を囲んで支持する支持枠体とを、極薄金属板から形成して成るリードフレーム連設体であって、支持枠体におけるリードフレーム単体を挟んだ両側に、リードフレーム単体の配列方向に沿い連続して延びる第1剛性付与筋部を形成するとともに、支持枠体におけるリードフレーム単体の間に、極薄金属板の幅方向に沿い連続して延びるとともに第1剛性付与筋部と交差する第2剛性付与筋部を形成して成ることを特徴としている。
また、請求項2の発明に関わるリードフレーム連設体の製造方法は、半導体チップ搭載部の周りにインナーリードと該インナーリードに連なるアウターリードとを備えたリードフレーム単体を、プレス加工により極薄金属板に配列させて形成するリードフレーム連設体の製造方法において、極薄金属板にリードフレーム単体をプレス加工により形成する前に、極薄金属板におけるリードフレーム単体を形成する領域を挟んだ両側にリードフレーム単体の配列方向に沿い連続して延びる第1剛性付与筋部を形成する工程と、極薄金属板におけるリードフレーム単体を形成する領域の間に、極薄金属板の幅方向に沿い連続して延びる第2剛性付与筋部を第1剛性付与筋部に交差させて形成する工程とを含んで成ることを特徴としている。
請求項1の発明に関わるリードフレーム連設体においては、互いに交差する第1剛性付与筋部と第2剛性付与筋部とで、リードフレーム単体の周囲を取り囲んだことにより、リードフレーム単体に対する極薄金属板の長手方向が、連続した第1剛性付与筋部によって補強され、またリードフレーム単体に対する極薄金属板の幅方向が、連続した第2剛性付与筋部によって補強されることとなる。
これにより、リードフレーム連設体におけるリードフレーム単体は、その取り扱い時および半導体装置の製造工程において容易に変形することがなく、各作業を容易に実施することができるために、品質の優れた半導体装置を製造することが可能となる。
請求項2の発明に関わるリードフレーム連設体の製造方法においては、極薄金属板にリードフレーム単体をプレス加工により形成する前に、互いに交差する第1剛性付与筋部と第2剛性付与筋部とで、極薄金属板においてリードフレーム単体が形成される領域を取り囲んだことにより、極薄金属板の長手方向が連続した第1剛性付与筋部によって補強され、また極薄金属板の幅方向が連続した第2剛性付与筋部によって補強されるため、リードフレーム単体を形成するべくプレス金型装置ヘ送り込む際、送り込み力を受けて極薄金属板に撓みや腰折れを生じることがない。
また、第1剛性付与筋部と第2剛性付与筋部とにより、極薄金属板においてリードフレーム単体が形成される領域が補強されるため、プレス金型装置でリードフレーム単体を形成する際のプレス加工が円滑に実施されることとなる。
かくして、本発明に関わるリードフレーム連設体の製造方法によれば、リードフレーム単体を連続的に形成したリードフレーム連設体を、極めて生産性よく製造することが可能となる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に関わるリードフレーム連設体の一実施例を示しており、このリードフレーム連設体1は、薄板金属板Wに複数個のリードフレーム単体2、2…を形成することによって構成されている。
図1は、本発明に関わるリードフレーム連設体の一実施例を示しており、このリードフレーム連設体1は、薄板金属板Wに複数個のリードフレーム単体2、2…を形成することによって構成されている。
上記極薄金属板Wは、0.1 mm以下の板厚を有するリボン状の金属板であって、複数のリードフレーム単体2、2…は、上記極薄金属板Wの長手方向に沿って一列に並んで形成されている。
また、上記リードフレーム単体2は、半導体チップを搭載するためのパッド(半導体チップ搭載部)2pと、該パッド2pの周囲に延びる複数のインナーリード2i、2i…と、これらインナーリード2iに連なる複数のアウターリード2o、2o…とを有し、後述する順送り金型装置(図6中の符号M3参照)によって、上述した極薄金属板Wからプレス加工により打抜き形成されている。
上記リードフレーム連設体1は、極薄金属板Wからリードフレーム単体2、2…を打抜き形成した以外の部分から成る支持枠体3を備え、この支持枠体3は各リードフレーム単体2の周囲を囲んで支持するとともに、複数のリードフレーム単体2、2…を互いに連結させる機能を有する。
上記リードフレーム連設体1の支持枠体3には、各リードフレーム単体2を取り囲む態様で、極薄金属板Wの長手方向に延びるスリット1l、1l…と、極薄金属板Wの幅方向に延びるスリット1w、1w…とが形成され、さらに上記支持枠体3の両側縁部には、複数のスプロケット・ホール1h、1h…が、所定のピッチで配列形成されている。
図1、および図2〜図5に示す如く、上記リードフレーム連設体1における支持枠体3の両側部(サイドレール)には、それぞれリードフレーム単体2を挟む態様で、リードフレーム単体2,…2の配列方向(極薄金属板Wの長手方向)に沿って延びる、連続した第1ビード(第1剛性付与筋部)10が形成されている。
また、上記リードフレーム連設体1の支持枠体3における、隣合うリードフレーム単体2同士の間(中間枠)には、それぞれリードフレーム単体2を挟む態様で、極薄金属板Wの幅方向に沿って延びる、連続した第2ビード(第2剛性付与筋部)20が形成されており、この第2ビード20は支持枠体3の両側部に形成された一対の第1ビード10、10と交差している。
ここで、上記第1ビード10および第2ビード20は、それぞれ後に詳述するプレス装置(M1、M2)によって、その断面形が略半円を呈する溝形状に形成されている。
上述したリードフレーム連設体1によれば、互いに交差する第1ビード10と第2ビード20とで、リードフレーム単体2の周囲を取り囲んだことにより、リードフレーム単体2に対する極薄金属板Wの長手方向が、連続した第1ビード10によって補強され、またリードフレーム単体2に対する極薄金属板Wの幅方向が、連続した第2ビード20によって補強されることとなる。
さらに、第1ビード10と第2ビード20とを互いに交差させて形成したことで、上記第1ビード10と第2ビード20とで囲まれた領域は、障子の桟に張られた障子紙の如く張り詰めて剛性が増大することなる。
これにより、リードフレーム連設体1におけるリードフレーム単体2は、その取り扱い時および半導体装置の製造工程において容易に変形することがなく、もって各作業を容易に実施することができるために、品質の優れた半導体装置を製造することが可能となる。
図6は、本発明に関わるリードフレーム連設体の製造方法を実施するために用いられる製造ラインの一実施例であり、この製造ラインLは、リボン状の極薄金属板Wに第1ビード部10を形成するためのプレス装置M1と、第2ビード部20を形成するためのプレス装置M2とを備えている。
さらに、上記製造ラインLは、極薄金属板Wにリードフレーム単体2、およびスリット4a、4bを形成するための順送り金型装置M3を具備しており、上記プレス装置M1およびプレス装置M2を経た極薄金属板Wは、その長手方向に沿って矢印iの如く順送り金型装置M3に送り込まれ、該順送り金型装置M3において矢印fの如く搬送される。
以下では、上述した構成の製造ラインLにおいて実施される、本発明に関わるリードフレーム連設体の製造方法の一実施例を、図7を参照しつつ作業工程に従って詳細に説明する。
先ず、上述した製造ラインLのプレス装置M1に搬入された極薄金属板Wには、図7の最左方に示す如く、後にリードフレーム単体2が形成される領域Waを挟んで、一対の第1ビード10a、10aがプレス成形される。
ここで、プレス装置M1に対する極薄金属板Wの搬入と、第1ビード10a、10aのプレス成形と、プレス装置M1からの極薄金属板Wの搬出とが繰り返されることで、極薄金属板Wの両側縁部にはその長手方向に連続して延びる、一対の第1ビード10、10が形成されることとなる。
上記プレス装置M1を経てプレス装置M1に搬入された極薄金属板Wには、後にリードフレーム単体2が形成される領域Waの間に、第2ビード20がプレス成形される。
ここで、プレス装置M2に対する極薄金属板Wの搬入と、第2ビード20のプレス成形と、プレス装置M2からの極薄金属板Wの搬出とが繰り返されることで、極薄金属板Wにはその幅方向に延びる第2ビード20、20…が、領域Waを挟んだ所定の間隔で多数形成されることとなる。
上記プレス装置M2を経て順送り金型装置M3に搬入された極薄金属板Wには、上記順送り金型装置M3のステーションS1において、一対のスリット1l、1l、および一対のスリット1w、1wが形成される。
次いで、順送り金型装置M3のステーションS2においてアウターリード2o、2o…、ステーションS3においてインナーリード2i、2i…、ステーションS4においてパッド2pが形成され、ステーションS5においてインナーリード2i先端のコイニングが為されることで、極薄金属板Wにはリードフレーム単体2、2…が一列に形成されることとなり、上記順送り金型装置M3からは完成品としてのリードフレーム連設体1が送り出されて行く。
上述した如きリードフレーム連設体の製造方法においては、極薄金属板Wにリードフレーム単体2をプレス加工により形成する前に、互いに交差する第1ビード10と第2ビード20とで、極薄金属板Wにおいてリードフレーム単体2が形成される領域Waを取り囲んだことにより、極薄金属板Wの長手方向が連続した第1ビードによって補強され、また極薄金属板Wの幅方向が連続した第2ビード20によって補強されるため、リードフレーム単体2を形成するべく順送り金型装置M3ヘ送り込む際、送り込み力を受けて極薄金属板Wに撓みや腰折れを生じることがない。
さらに、第1ビード10と第2ビード20とを互いに交差させて形成したことにより、上記第1ビード10と第2ビード20とで囲まれた領域Waは、障子の桟に張られた障子紙の如く張り詰めて剛性が増大するために、順送り金型装置M3においてリードフレーム単体2を形成する際のプレス加工を、極めて円滑に実施することができる。
このように、実施例に示したリードフレーム連設体の製造方法によれば、撓みや腰折れを生じさせることなく、極薄金属板Wを順送り金型装置M3ヘ送り込むことができ、かつリードフレーム単体2のプレス加工を円滑に実施し得ることにより、リードフレーム単体2を配列形成したリードフレーム連設体1を、極めて生産性よく製造することが可能となる。
なお、本発明に関わるリードフレーム連設体の製造方法は、上述した製造ラインLにおける工程に限定されるものではなく、例えば第1ビード10および第2ビード20を形成した後に、極薄金属板Wに対して焼鈍処理を行っても良く、また順送り金型装置M3における加工順序(打抜き順序)も、実施例に限定されるものではなく適宜に変更し得ることは勿論であり、さらに必要に応じて上記順送り金型装置M3によるプレス加工に換え、エッチング加工によってリードフレーム単体を形成することも可能である。
また、上述した実施例のリードフレーム連設体1は、その第1ビード10および第2ビード20を、共に断面形が略半円を呈する溝形状としているが、図8(a)に示すビードFの如き半四角状断面、図8(b)に示すビードTの如き三角状断面、さらには図8(c)に示すビードUの如きU字状断面としても良く、さらに第1ビードおよび第2ビードとして、これら種々の断面形を有するビードを適宜に組合わせて用いることも可能である。
また、上記第1ビード10に換えて、図8(d)に示す如きカール曲げC、あるいは図8(e)に示す如き端曲げEを極薄金属板Wの両側縁部に形成し、これを第1剛性付与筋部とすることも可能であり、これに第2剛性付与筋部として、図8(a)〜(c)のビードF、ビードTおよびビードUの中から選択使用することができる。
図9に示すリードフレーム連設体1′は、極薄金属板W′におけるリードフレーム単体の形成される領域Wa′を挟んで、一対の第1ビード10′、10′が形成されているとともに、これら第1ビード10′、10′と交差する第2ビード20′が形成されている。
ここで、上記第2ビード20′は第1ビード10′、10′と交差するものの、第1ビード10′より外方にまで延びて形成されてはいないが、このような構成のリードフレーム連設体1′、および該リードフレーム連設体1′を製造する方法においても、上述したリードフレーム連設体1およびその製造方法と同様の作用効果を奏することは勿論である。
図10に示すリードフレーム連設体1″は、極薄金属板W″におけるリードフレーム単体の形成される領域Wa″を挟んだ両側縁部に、1つの領域Wa″に対応する長さの第1ビード10′、10′…が、隙間を空けて直線状に形成されているとともに、この隙間に対する極薄金属板W″の中央側に、上記第1ビード10′に対して極薄金属板W″の長手方向にラップする態様で、適宜な長さの第1ビード片10A″、10A″…が形成されている。
また、上記リードフレーム連設体1″は、極薄金属板W″における領域Wa″の間に、極薄金属板W″の幅方向に延びる第2ビード20″が形成されているとともに、直線状に並ぶ第1ビード片10A″、10A″の隙間には、極薄金属板W″の幅方向に延びるとともに上記第2ビード20″に対して極薄金属板W″の幅方向にラップする態様で、適宜な長さの第2ビード片20A″が形成されており、この第2ビード片20A″と上記第1ビード片10A″とは互いに交差して形成されている。
このような構成のリードフレーム連設体1″、および該リードフレーム連設体1″を製造する方法においても、先に詳述したリードフレーム連設体1およびその製造方法と同様の作用効果を奏することは勿論である。
なお、上述した実施例においては、リボン状を成す極薄金属板に複数のリードフレーム単体を1列に配設して成るリードフレーム連設体を例示したが、2列以上の列を成して複数のリードフレーム単体を配設したリードフレーム連設体にも、本発明を有効に適用し得ることは言うまでもない。
また、上述した実施例においては、DIL(デュアルインライン)型の半導体装置に対応したリードフレーム単体を備えたリードフレーム連設体を例示しているが、本発明は上記実施例の態様に限定されるものではなく、種々な形態のリードフレーム単体を備えたリードフレーム連設体にも有効に適用し得ることは勿論である。
1…リードフレーム連設体、
2…リードフレーム単体、
2p…パッド(半導体チップ搭載部)、
2i…インナーリード、
2o…アウターリード、
3…支持枠体、
10、10a…第1ビード(第1剛性付与筋部)、
20…第2ビード(第2剛性付与筋部)、
W…極薄金属板。
2…リードフレーム単体、
2p…パッド(半導体チップ搭載部)、
2i…インナーリード、
2o…アウターリード、
3…支持枠体、
10、10a…第1ビード(第1剛性付与筋部)、
20…第2ビード(第2剛性付与筋部)、
W…極薄金属板。
Claims (2)
- 配列された複数のリードフレーム単体と、前記リードフレーム単体を囲んで支持する支持枠体とを、極薄金属板から形成して成るリードフレーム連設体であって、
前記支持枠体における前記リードフレーム単体を挟んだ両側に、前記リードフレーム単体の配列方向に沿い連続して延びる第1剛性付与筋部を形成するとともに、
前記支持枠体における前記リードフレーム単体の間に、前記極薄金属板の幅方向に沿い連続して延びるとともに、前記第1剛性付与筋部と交差する第2剛性付与筋部を形成して成ることを特徴とするリードフレーム連設体。 - 半導体チップ搭載部の周りにインナーリードと該インナーリードに連なるアウターリードとを備えたリードフレーム単体を、プレス加工により極薄金属板に配列させて形成するリードフレーム連設体の製造方法において、
前記極薄金属板に前記リードフレーム単体をプレス加工により形成する前に、前記極薄金属板における前記リードフレーム単体を形成する領域を挟んだ両側に、前記リードフレーム単体の配列方向に沿い連続して延びる第1剛性付与筋部を形成する工程と、
前記極薄金属板に前記リードフレーム単体をプレス加工により形成する前に、前記極薄金属板におけるリードフレーム単体を形成する領域の間に、前記極薄金属板の幅方向に沿い連続して延びる第2剛性付与筋部を、前記第1剛性付与筋部に交差させて形成する工程と、
を含んで成ることを特徴とするリードフレーム連設体の製造方法。
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