JP5987195B2 - 剛体架線の支持部品検査装置 - Google Patents

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Description

本発明は、剛体架線の支持部品の状態を検査する、剛体架線の支持部品検査装置に関する。
剛体架線の設置状況を車両進行方向に対し側面から見た概略図を図12に示す。当該図に示すように、剛体架線22及び支持碍子15は、主に地下鉄やトンネル内で使用され、天井17に吊り下げられた吊り金具14に対し、ボルト16によって固定されている。以下、吊り金具14、支持碍子15及びボルト16を纏めて支持部品と呼称する場合もある。
従来技術として、画像処理により支持碍子を検出する方法が提案されている。
特許文献1では、剛体架線に対して垂直な枕木方向に直線状の光を照射するスリット光を剛体架線の下方から上方へ向けて照射し、剛体架線の幅よりも広い幅の反射光を画像中で検出することにより、剛体架線あるいは支持碍子を検出する技術が開示されている。
特許文献2では、基板に実装する部品の有無を検査するため、部品実装後の部品周辺の画像の輝度情報を学習することで、サポートベクターマシンによる識別器を予め構築し、識別器を構築後は画像の輝度情報から識別器により部品の有無を判断する技術が開示されている。
特開2005−147879号公報 特開2012−28460号公報 特開2006−248412号公報 特開2012−118854号公報
「八木,斎藤編,"コンピュータビジョン最先端ガイド1",アドコム・メディア発行,2011」 「F.ULLAH, S.KANEKO and S.IGARASHI, "Orientation Code Matching for Robust Object Search", IEICE Trans. Inf. &Syst Vol.E84-D, No.8, pp.999-1006, 2001」
剛体架線の支持部品の検査においては、吊り金具に支持碍子及び剛体架線をそれぞれ固定するボルトの有無の検査が重要となる。
上記特許文献1の方法では、支持碍子を検出することはできるが、ボルトの有無を検査することはできない。また、支持碍子の表面は使用中に汚れていくため、スリット光の反射光の強度が汚れた部分で低下し、反射光と判断するために必要な光量が得られない場合がある。
上記特許文献2の方法では、支持碍子やボルトの表面の模様が汚れにより様々であるため、安定した輝度情報が得られず、部品の検出や判断は難しい。
そこで本発明は、画像処理により、吊り金具に支持碍子及び剛体架線をそれぞれ固定するボルトの有無を検査する、剛体架線の支持部品検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置は、
検査車両に設置され、支持碍子と、当該支持碍子又は剛体架線を天井に吊り下げられた吊り金具に固定するボルトとを撮影可能とするカメラと、
前記カメラで撮影された第1画像を入力し、当該第1画像の各画素位置における輝度勾配方向と輝度勾配強度とを計算し、前記第1画像に基づくデータを、予め構築しておいた識別器にて識別することで、前記第1画像上の前記支持碍子の位置を検出し、検出された前記第1画像上の前記支持碍子の位置から、前記第1画像上の前記ボルトの位置を推定し、前記第1画像上の前記ボルトの位置を囲む領域であるボルト検査領域における前記輝度勾配方向と、輝度勾配方向の基準テンプレートとを比較することにより、前記ボルトの有無を検査する支持部品検査部と
を備えることを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置は、
上記第1の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置において、
前記データは、前記第1画像上の前記支持碍子の輪郭部分を含む領域である支持碍子輪郭領域のみについて、前記輝度勾配方向と前記輝度勾配強度とから輝度勾配方向ヒストグラムを求め、当該輝度勾配方向ヒストグラムを順次並べて作成した、支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムであることを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置は、
上記第1又は2の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置において、
前記支持部品検査部は、前記第1画像のうち、前記支持碍子と前記ボルトとが映る複数種類の第2画像において、当該第2画像上の前記ボルトの位置を囲む領域であるボルト領域の各画素位置で最も出現頻度が高い輝度勾配方向を、前記基準テンプレートの各画素位置における輝度勾配方向として設定することで、前記基準テンプレートを作成することを特徴とする。
上記課題を解決する第4の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置は、
上記第3の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置において、
前記支持部品検査部は、
識別器構築モード、基準テンプレート作成モード及び支持部品検査モードを含む処理モードと、前記支持碍子輪郭領域、前記ボルト検査領域及び前記ボルト領域を含む処理パラメータとを設定する処理設定部と、
前記カメラにより撮影された前記第1画像を入力する画像データ入力部と、
前記処理設定部にて、前記処理モードが前記識別器構築モードに設定された場合、学習サンプル画像集から求めた輝度勾配方向ヒストグラムである基準輝度勾配方向ヒストグラムに基づき、前記識別器を構築する識別器構築部と、
前記処理設定部にて、前記処理モードが前記基準テンプレート作成モードに設定された場合、前記第2画像上の輝度勾配方向データを基に、前記基準テンプレートを作成するボルトの基準テンプレート作成部と、
前記第1画像から輝度勾配方向と輝度勾配強度とを計算する輝度勾配方向計算部と、
前記基準輝度勾配方向ヒストグラムを求め、かつ、前記支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムを作成する輝度勾配方向ヒストグラム作成部と、
前記処理設定部にて、前記処理モードが前記支持部品検査モードに設定された場合、前記識別器を用いて前記第2画像上の前記支持碍子の位置を検出する支持碍子検出部と、
前記処理設定部にて、前記処理モードが前記支持部品検査モードに設定された場合、前記ボルト検査領域の輝度勾配方向データと前記基準テンプレートとの方向符号照合を行い、前記ボルトの有無を検査するボルト有無検出部と
を備えることを特徴とする。
上記第1の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置によれば、第1画像に基づくデータを、予め構築しておいた識別器にて識別するので、支持碍子を検出することができる。また、検出された第1画像上の支持碍子の位置から、第1画像上のボルトの位置を推定し、ボルト検査領域における輝度勾配方向と、輝度勾配方向の基準テンプレートとを比較するので、ボルトの有無の検査を行うことができる。
上記第2の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置によれば、さらに、第1画像上の支持碍子の輪郭部分を含む領域である支持碍子輪郭領域のみについて、輝度勾配方向と輝度勾配強度とから輝度勾配方向ヒストグラムを求め、当該輝度勾配方向ヒストグラムを順次並べて作成した、支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムを用いるので、支持碍子の表面の模様が汚れにより様々であっても支持碍子を検出することができる。
上記第3の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置によれば、さらに、第1画像のうち、支持碍子とボルトが映る複数種類の第2画像において、ボルト領域の各画素位置で最も出現頻度が高い輝度勾配方向を、基準テンプレートの各画素位置における輝度勾配方向として設定することで、基準テンプレートを作成するので、ボルトの表面の模様が汚れにより様々であってもボルトの有無を検査することができる。
上記第4の発明に係る剛体架線の支持部品検査装置によれば、支持部品検査部が、処理設定部と、画像データ入力部と、識別器構築部と、基準テンプレート作成部と、輝度勾配方向計算部と、輝度勾配方向ヒストグラム作成部と、支持碍子検出部と、ボルト有無検出部とを備えるので、より簡易的に、支持碍子の検出及びボルトの有無の検査を行うことができる。
本発明の実施例1に係る剛体架線の支持部品検査装置を検査車両に設置した状態を表す概略図である。 本発明の実施例1における支持部品の検査手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例1における支持碍子の検出を説明するフローチャートである。 本発明の実施例1における支持碍子探索領域の設定を表す模式図である。 本発明の実施例1におけるヒストグラム作成部の設定を表す模式図である。 単純に輝度勾配方向ヒストグラムを作成すると仮定した場合の模式図及びグラフである。(a)はヒストグラム作成範囲を複数の小領域に分割した状態を表す模式図であり、(b)は分割された各小領域の輝度勾配方向ヒストグラムを表すグラフである。 本発明の実施例1における支持碍子輪郭領域のみに輝度勾配方向ヒストグラムを作成する模式図及びグラフである。(a)は支持碍子輪郭領域を設定する状態を表す模式図であり、(b)は支持碍子輪郭領域の輝度勾配方向ヒストグラムを表すグラフである。 本発明の実施例1におけるボルトの有無の検査を説明するフローチャートである。 本発明の実施例1における基準輝度勾配方向テンプレートの作成を表す模式図である。(a)は画像上の支持碍子55及び画像上のボルト56等の支持部品が映る複数種類の画像を表す模式図であり、(b)はボルト領域を示す模式図であり、(c)はボルト領域の各画素位置における輝度勾配方向を表すグラフであり、(d)は基準輝度勾配方向テンプレートを表す模式図である。 本発明の実施例1におけるボルト検査領域の設定を説明する模式図である。 本発明の実施例1における支持部品検査部の構成を説明する模式図である。 剛体架線及び支持部品の設置状況を表す概略図である。
本発明に係る剛体架線の支持部品検査装置は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働した具体的手段によって、情報処理装置が構築されるものである。
以下、本発明に係る剛体架線の支持部品検査装置を、実施例により図面を用いて説明する。
本発明の実施例1に係る剛体架線の支持部品検査装置は、図1の概略図に示すように、カメラ12及び支持部品検査部11を備える。
上述のカメラ12は、検査車両18の屋根上かつ剛体架線22の左右両側に2台、支持碍子15及びボルト16を撮影可能に固定される。設置台数を1台とすると、剛体架線22の左右両側にあるボルト16のうち、片側しか撮影できないため、ここでは2台設置されるものとしている。
ただし、カメラ12は、検査車両18の屋根上に固定され、支持碍子15と、剛体架線22の左右両側にあるボルト16とを、撮影可能であればよく、その他の条件に限定されるものではない。
さらに、地下鉄やトンネル内等の明かりの無い場所でカメラ12による支持碍子15及びボルト16の撮影を可能とするために、支持碍子15及びボルト16を照らす照明13が設置される。照明13は、カメラ12に対して直接光を入れず、カメラ12による撮影画像内の照明斑が発生しにくい配置として、2台のカメラ12の鉛直方向上側と下側にそれぞれ2台ずつ、計4台設置される。
ただし、照明13は、配置場所を限定するものではない。すなわち、支持碍子15及びボルト16を照らし、カメラ12に対して直接光を入れず、カメラ12による撮影画像内の照明斑が起きにくい配置であればよい。
本装置では、検査車両18の走行中にカメラ12により撮影した画像を、検査車両18に設置した支持部品検査部11に入力し、支持部品検査部11に接続したHDD21(又はメモリ)等の記録媒体に保存するとともに、支持碍子15の検出とボルト16の有無の検査とを行う。
支持碍子15の検出とボルト16の有無の検査の結果については、モニタ20による表示、プリンタ19によるプリントアウト、あるいはHDD21等の記録媒体によるデータ保存を行うことができる。また、特許文献3に記載されるように、検査車両18の走行中はカメラ12による撮影のみを行い、HDD21等の記録媒体へ保管し、検査車両18の走行後に、カメラ12により撮影した画像データを解析することで、支持部品の検査を行うようにしても良い。
支持部品検査部11では、まず画像データから支持碍子15を検出し、さらに支持碍子15の位置から各ボルト16の位置を推定し、それぞれの支持碍子15の位置における各ボルト16の有無を検査する。
支持部品は、使用中に汚れていくため、表面の輝度は様々であり、殊に支持碍子15の正確な検出が困難となってしまう。しかしながら、支持部品の形状は変化しないため、輪郭を跨ぐ輝度の勾配方向(以下、輝度勾配方向と記載)は使用中でも変わらない。そこで支持部品検査部11では、画像データから得られる支持碍子15の輪郭部分の輝度勾配方向を基に支持碍子15を検出し、その後、ボルト16の有無の検査を行う。
図2は、支持部品検査部11による支持部品の検査手順を示すフローチャートである。以下、図1,2に基づいて支持部品検査部11による支持部品の検査手順を説明する。
ステップS1では、輝度勾配方向と輝度の勾配強度(以下、輝度勾配強度と記載)を求める。
輝度勾配方向と輝度勾配強度を求めるには、まず、画像データを入力する。画像データについては、カメラ12で撮影した画像データを直接入力する方法、又は、予めカメラ12で撮影してHDD21等の記録媒体に保存しておいた画像データを入力する方法のいずれかを選択できるものとする。以下、入力画像との記載は上記2つの方法のいずれでもよいものとする。
次に、輝度勾配方向と輝度勾配強度とを計算する。当該計算については、特許文献4に記載の方法等を用いるものとする。
以上がステップS1である。続いてステップS2では、支持碍子15の検出を行う。
支持碍子15の検出には、支持碍子15を囲む領域の輝度勾配方向のヒストグラム(以下、輝度勾配方向ヒストグラムと記載)を特徴量として構築したアダブーストによる識別器を用いる(非特許文献1参照)。
ステップS2は、図3のフローチャートにおけるステップS11〜S18から構成される。以下、ステップS11〜S18について当該フローチャートに基づいて説明する。
ステップS11〜S13は、識別器の構築に関する処理である。
ステップS11では、支持碍子15を撮影した画像及びその他の画像を集めた学習サンプル画像集の、輝度勾配方向データを入力する。
ステップS12では、ステップS11で入力した学習サンプル画像集を、アダブーストの学習アルゴリズムで読み取り、画像上の支持碍子55検出用の基準輝度勾配方向ヒストグラムの作成を行う。
ステップS13では、基準輝度勾配方向ヒストグラムに基づき支持碍子15とその他を識別する識別器の構築を行う。
ステップS14〜S18は、支持碍子の検出に関する処理である。
ステップS14では、入力画像の輝度勾配方向データを入力する。
ステップS15では、支持碍子探索領域51の設定を行う。
すなわち、カメラ12と支持碍子15との鉛直方向における相対位置は経時変化しないため、図4のように、斜線を付した領域52は画像上の支持碍子55が存在する可能性がないことから考慮せず、画像上の支持碍子55が存在する可能性を有する領域である支持碍子探索領域51のみについて処理を行うことで、処理範囲を絞ることができる。
以下のステップS16,S17は、画像上の支持碍子55の検出を行う処理である。
ステップS16では、図5のように、支持碍子探索領域51内において、画像上の支持碍子55を囲むサイズの範囲であるヒストグラム作成範囲60を設定し、当該ヒストグラム作成範囲60を支持碍子探索領域51内で移動させる。なお、当該図中の破線矩形及び矢印はヒストグラム作成領域60が移動する様子を表している。
さらに、ヒストグラム作成領域60を移動させながら、当該ヒストグラム作成領域60内で、輝度勾配方向ヒストグラムを順次作成し、上記ステップS13で構築した識別器により当該輝度勾配方向ヒストグラムを識別する。識別した結果、当該輝度勾配方向ヒストグラムと基準輝度勾配方向ヒストグラムとが一致する場合は、ヒストグラム作成領域60内に画像上の支持碍子55が存在し、一致しない場合は、ヒストグラム作成領域60内に画像上の支持碍子55が存在しないものとする。
図6(a)(b)には、単純に輝度勾配方向ヒストグラムを作成すると仮定した場合の手順を示している。図6(a)のA,B,C,…,D(実際はヒストグラム作成領域60全体に連続的に存在。以下同様)はヒストグラム作成領域60内の小領域を表している。このように、ヒストグラム作成範囲60全体を複数の小領域に分割する。
図6(b)のA,B,C,…,Dは、図6(a)のA,B,C,…,Dにそれぞれ相当する各小領域の輝度勾配方向ヒストグラムを表している。このように、分割された小領域ごとに輝度勾配方向ヒストグラム作成し、当該輝度勾配方向ヒストグラムを順に並べる。
しかしながら、支持碍子15の表面は、吊り金具14に設置した直後は模様がなく、使用時間が経過するにつれて様々な汚れによる模様が付く。また、支持碍子15の背景部分は、場所によって模様が異なる。ゆえに、画像上の支持碍子55の輪郭部分以外の小領域について作成される輝度勾配方向ヒストグラムは、正確なデータとは言えない。
そこで、支持部品検査部11では、図7(a)に示すような、画像上の支持碍子の輪郭部分55aを含む小領域である支持碍子輪郭領域61のみを設定する。そして、図7(b)に示すように、輝度勾配方向ヒストグラムを順次並べて、データ(以下、支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムと記載)を作成する。なお、図7(b)のW,X,Y,…,Z(実際は画像上の支持碍子の輪郭部分55aを含む小領域の全てに連続的に存在。以下同様)は、図7(a)のW,X,Y,…,Zにそれぞれ相当する各小領域での輝度勾配方向ヒストグラムを表している。
このとき、上述の各小領域での輝度勾配方向ヒストグラムは、各輝度勾配方向における輝度勾配強度を加算して作成するものとする。また、支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムはヒストグラム値での総和で正規化するものとする。
ステップS17では、上記ステップS13で構築した学習サンプル画像集の輝度勾配方向ヒストグラムによる識別器に基づき、支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムを識別することで、画像上の支持碍子55が存在するか否かを判別する。画像上の支持碍子55が存在する場合は終了となり、画像上の支持碍子55が存在しない場合はステップS18に移行する。
ステップS18では、ステップS16,S17において、ヒストグラム作成範囲60を設定しておらず、識別器による識別を行っていない支持碍子探索領域51が残っているか否かを判別する。当該領域が残っている場合はステップS16に移行し、当該領域が残っていない場合はステップS14へ移行し、前回とは異なる入力画像を用いて同様の処理を行う。
以上がステップS2である。ステップS2において画像上の支持碍子55が検出されると、ステップS3へ移行する。ステップS3では、上述の図1のように設置されるボルト16の有無の検査を行う。
ボルト16の有無の検査には、各ボルト16を各々囲む領域をテンプレートとした方向符号照合により行う(非特許文献2参照)。
ステップS3は、図8のフローチャートにおけるステップS21〜S30から構成される。以下、ステップS21〜S30について当該フローチャートに基づいて説明する。
ステップS21〜S24は、輝度勾配方向符号照合に用いるテンプレートを作成する処理である。
ステップS21では、図9(a)に示すような、画像上の支持碍子55及び画像上のボルト56等の支持部品が映る複数種類の画像71a〜71zそれぞれについての、輝度勾配方向データを入力する。
ステップS22では、数を限定しない複数種類の画像71a〜71zごとに、画像上の支持碍子55と画像上のボルト56との相対位置が一定であることを用いて、図9(a)(b)に示すように、画像上のボルト56に対して、当該画像上のボルト56を囲む領域であるボルト領域72a〜72zを、複数種類の画像71a〜71zごとに設定する。なお、図9(a)では、1つの画像につき画像上のボルト56は4つ設置されているように表されているが、以下では、簡略化するため、1つの画像につき画像上のボルト56の1つについてのみ着目して説明する。ただし、画像上のボルト56の個数がいくつであってもそれぞれにつき同様の処理を行う。
ステップS23では、輝度勾配方向の頻度検査を行う。すなわち、各ボルト領域72a〜72zの輝度勾配方向データを入力し、各ボルト領域72a〜72zの画像内の同一の位置にある画素位置ごとに、最も出現頻度が高い輝度勾配方向を求める。
図9(c)は、一例として、図9(b)における各ボルト領域72a〜72zの画像内の同一の位置にある画素位置73a〜73zの輝度勾配方向を入力し、出現頻度を比較したグラフである。当該グラフは、横軸が輝度勾配方向を、縦軸が出現頻度をそれぞれ表しており、輝度勾配方向αが最も出現頻度が高いことを示している。
ステップS24では、上記ステップS23で求めた、各ボルト領域72a〜72zの画像内の同一の位置にある各画素位置73a〜73zにおける、最も出現頻度が高い輝度勾配方向αを、各画素位置73a〜73zに対応する位置における輝度勾配方向として設定する。
図9(d)は、一例として、画素位置73a〜73zに対応する画素位置73における輝度勾配方向を上記輝度勾配方向αとして設定した状態を示す模式図である。当該処理を各画素位置に対応する位置について同様に行うことで、ボルト領域72a〜72zに対応するボルト領域72の、輝度勾配方向データの基準テンプレート(以下、基準輝度勾配方向テンプレートと記載)を作成することができる。なお、ステップS23,S24では画素位置73,73a〜73zのみを一例として挙げたが、実際はボルト領域72全体の画素位置に対して同様の処理を行う。
ステップS25〜S30は、ボルトの有無を検査する処理である。
ステップS25では、入力画像の輝度勾配方向データを入力する。
ステップS26では、図10に示すように、ステップS17,18と同様にして画像上の支持碍子55の位置を検出する。なお、図10の画像上の支持碍子55に付されている十字は、画像上の支持碍子55の位置を検出している状態を示している。
ステップS27では、上記ステップS26で検出した画像上の支持碍子55の位置を基に画像上のボルト位置81を推定する。
ステップS28では、上記ステップS27で推定した画像上のボルト位置81ごとに、画像上のボルト位置81を囲む領域であるボルト検査領域82を設定する。
ステップS29では、ボルト検査領域82内において、入力画像の輝度勾配方向データと基準輝度勾配方向テンプレートとの方向符号照合を行い、一致度の高い位置を検出する。
ステップS30では、上記ステップS29の結果から、上記一致度が高ければそこにボルトがあるものと判断し、そうでなければボルトがないものと判断する。
以上がステップS3である。支持部品検査部11は、上記ステップS1〜S3を行うことで、支持碍子15の検出とボルト16の有無の検査を行うものである。
なお、支持部品検査部11において、支持碍子15とボルト16を一度に検出又は検査するのではなく、支持碍子15の検出(ステップS2)後にボルト16の有無の検査(ステップS3)を行っている理由は、ボルト16は無い場合があるためである。ゆえに、支持部品として大きな部分を占める支持碍子15をまず検出し、最後にボルト16の有無を検査することとしている。
以上、本装置による支持碍子の検出及びボルトの有無の検査を説明したが、換言すれば本装置は、検査車両18に設置され、支持碍子15と、支持碍子15又は剛体架線22を天井17に吊り下げられた吊り金具14に固定するボルト16とを撮影可能とするカメラ12と、カメラ12で撮影された第1画像(画像)を入力し、第1画像の各画素位置における輝度勾配方向と輝度勾配強度とを計算し、第1画像に基づくデータを、予め構築しておいた識別器にて識別することで、第1画像上の支持碍子(画像上の支持碍子55)の位置を検出し、検出された第1画像上の支持碍子の位置から、第1画像上のボルトの位置(画像上のボルト(推定)位置81)を推定し、第1画像上のボルトの位置を囲む領域であるボルト検査領域82における、輝度勾配方向と、輝度勾配方向の基準テンプレート(基準輝度勾配方向テンプレート)とを比較することにより、ボルト16の有無を検査する支持部品検査部11とを備えることを特徴とするものである。
また、上記データは、第1画像上の支持碍子の輪郭部分を含む領域である支持碍子輪郭領域61のみについて、輝度勾配方向と輝度勾配強度とから輝度勾配方向ヒストグラムを求め、当該輝度勾配方向ヒストグラムを順次並べて作成した、支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムであることを特徴とするものである。
これにより、支持碍子15の表面の模様が汚れにより様々であっても支持碍子15を検出することができる。
さらに、支持部品検査部11は、第1画像のうち、支持碍子15とボルト16とが映る複数種類の第2画像(画像71a〜71z)の各画素位置における輝度勾配方向において、第2画像上のボルトの位置を囲む領域であるボルト領域(ボルト領域72a〜72z)の各画素位置(画素位置73a〜73z)で最も出現頻度が高い輝度勾配方向を、基準テンプレートの各画素位置(画素位置73)における輝度勾配方向として設定することで、基準テンプレートを作成することを特徴とするものである。
これにより、ボルト16の表面の模様が汚れにより様々であってもボルト16の有無を検査することができる。
図11は、支持部品検査部11の構成を説明する模式図である。当該図のように、支持部品検査部11は、処理設定部31、画像データ入力部32、外部記録装置接続部33、識別器構築部34、ボルトの基準テンプレート作成部35、輝度勾配方向計算部36、輝度勾配方向ヒストグラム作成部37、支持碍子検出部38、ボルト有無検出部39、記憶部40及び結果出力部41を備える。以下、図11と図1〜10を用いて支持部品検査部11を説明する。
上述の処理設定部31では、処理モードと処理パラメータとを設定する。処理モードには、識別器構築モード、基準テンプレート作成モード及び支持部品検査モードが含まれる。また、処理パラメータの設定には、支持碍子探索領域51、支持碍子輪郭領域61、画像上のボルト位置81及びボルト検査領域82が含まれる。
上述の画像データ入力部32では、カメラ12の撮影による画像データを入力し、記憶部40に纏めて出力する。
上述の外部記録装置接続部33では、外部にある記録媒体との各種データの授受を行う。
上述の記憶部40では、各種データ及び処理パラメータを保管する。
上述の識別器構築部34では、処理設定部31にて処理モードが識別器構築モードに設定された場合、学習サンプル画像集から求めた基準輝度勾配方向ヒストグラムに基づき、支持碍子15とその他とを識別する識別器の構築を行う。すなわち、上記ステップS13を行う。
上述のボルトの基準テンプレート作成部35では、処理設定部31にて処理モードが基準テンプレート作成モードに設定された場合、画像上の支持碍子55と画像上のボルト56とを含む複数種類の画像71a〜71zの輝度勾配方向データを基に、各ボルト領域72の基準輝度勾配方向テンプレートを作成する。すなわち、上記ステップS21〜S24を行う。
上述の輝度勾配方向計算部36では、画像データから輝度勾配方向と輝度勾配強度とを計算する。すなわち、上記ステップS1を行う。
上述の輝度勾配方向ヒストグラム作成部37では、学習サンプル画像集から基準輝度勾配方向ヒストグラムを求める。また、支持碍子輪郭領域61に対応する輝度勾配方向データと輝度勾配強度データとを基に、輝度勾配方向ヒストグラムを作成する。すなわち、上記ステップS11,S12,S14,S15,S16を行う。
上述の支持碍子検出部38では、処理設定部31にて処理モードが支持部品検査モードに設定された場合、予め構築した識別器を用いて支持碍子15を検出する。すなわち、上記ステップS17,S18,S25,S26を行う。
上述のボルト有無検査部39では、処理設定部31にて処理モードが支持部品検査モードに設定された場合、入力画像の輝度勾配方向データと基準輝度勾配方向テンプレートとの方向符号照合を行い、ボルト16の有無を検査する。すなわち、上記ステップS27〜S30を行う。
上述の結果出力部41では、各種データを外部へ出力する。なお、ここでの外部とは、図1に示すようなプリンタ19、モニタ20及びHDD21等の記録媒体を指す。
以上、支持部品検査部11の構成について説明したが、換言すれば、支持部品検査部11は、識別器構築モード、基準テンプレート作成モード及び支持部品検査モードを含む処理モードと、支持碍子輪郭領域61、ボルト検査領域82及びボルト領域72を含む処理パラメータとを設定する処理設定部31と、カメラ12により撮影された第1画像を入力する画像データ入力部32と、処理設定部31にて、処理モードが識別器構築モードに設定された場合、学習サンプル画像集から求めた輝度勾配方向ヒストグラムである基準輝度勾配方向ヒストグラムに基づき、識別器を構築する識別器構築部34と、処理設定部31にて、処理モードが基準テンプレート作成モードに設定された場合、第2画像上の輝度勾配方向データを基に、基準テンプレートを作成するボルトの基準テンプレート作成部35と、第1画像から輝度勾配方向と輝度勾配強度とを計算する輝度勾配方向計算部36と、基準輝度勾配方向ヒストグラムを求め、かつ、支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムを作成する輝度勾配方向ヒストグラム作成部37と、処理設定部31にて、処理モードが支持部品検査モードに設定された場合、識別器を用いて第2画像上の支持碍子の位置を検出する支持碍子検出部38と、処理設定部31にて、処理モードが支持部品検査モードに設定された場合、ボルト検査領域82の輝度勾配方向データと基準テンプレートとの方向符号照合を行い、ボルト16の有無を検査するボルト有無検出部39とを備えることを特徴とするものである。
本装置では、支持部品検査部11を上述のように構成することで、より簡易的に、支持碍子の検出及びボルトの有無の検査を行うことができる。
本発明は、剛体架線の支持部品の状態を検査する、剛体架線の支持部品検査装置として好適である。
11 支持部品検査部
12 カメラ
13 照明
14 吊り金具
15 支持碍子
16 ボルト
17 天井
18 検査車両
19 プリンタ
20 モニタ
21 HDD
22 剛体架線
31 処理設定部
32 画像データ入力部
33 外部記録装置接続部
34 識別器構築部
35 ボルトの基準テンプレート作成部
36 輝度勾配方向計算部
37 輝度勾配方向ヒストグラム作成部
38 支持碍子検出部
39 ボルト有無検査部
40 記憶部
41 結果出力部
51 支持碍子探索領域
52 領域
55 画像上の支持碍子
55a 画像上の支持碍子の輪郭部分
56 画像上のボルト
60 ヒストグラム作成領域
61 支持碍子輪郭領域
71a,71b,71z (複数種類の)画像
72 (基準輝度勾配方向テンプレートの)ボルト領域
72a,72b,72z (複数種類の)ボルト領域
73 (基準輝度勾配方向テンプレートの)画素位置
73a,73b,73z 画素位置
81 画像上のボルト(推定)位置
82 ボルト検査領域

Claims (4)

  1. 検査車両に設置され、支持碍子と、当該支持碍子又は剛体架線を天井に吊り下げられた吊り金具に固定するボルトとを撮影可能とするカメラと、
    前記カメラで撮影された第1画像を入力し、当該第1画像の各画素位置における輝度勾配方向と輝度勾配強度とを計算し、前記第1画像に基づくデータを、予め構築しておいた識別器にて識別することで、前記第1画像上の前記支持碍子の位置を検出し、検出された前記第1画像上の前記支持碍子の位置から、前記第1画像上の前記ボルトの位置を推定し、前記第1画像上の前記ボルトの位置を囲む領域であるボルト検査領域における前記輝度勾配方向と、輝度勾配方向の基準テンプレートとを比較することにより、前記ボルトの有無を検査する支持部品検査部と
    を備えることを特徴とする剛体架線の支持部品検査装置。
  2. 前記データは、前記第1画像上の前記支持碍子の輪郭部分を含む領域である支持碍子輪郭領域のみについて、前記輝度勾配方向と前記輝度勾配強度とから輝度勾配方向ヒストグラムを求め、当該輝度勾配方向ヒストグラムを順次並べて作成した、支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムであることを特徴とする請求項1に記載の剛体架線の支持部品検査装置。
  3. 前記支持部品検査部は、前記第1画像のうち、前記支持碍子と前記ボルトとが映る複数種類の第2画像において、当該第2画像上の前記ボルトの位置を囲む領域であるボルト領域の各画素位置で最も出現頻度が高い輝度勾配方向を、前記基準テンプレートの各画素位置における輝度勾配方向として設定することで、前記基準テンプレートを作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の剛体架線の支持部品検査装置。
  4. 前記支持部品検査部は、
    識別器構築モード、基準テンプレート作成モード及び支持部品検査モードを含む処理モードと、前記支持碍子輪郭領域、前記ボルト検査領域及び前記ボルト領域を含む処理パラメータとを設定する処理設定部と、
    前記カメラにより撮影された前記第1画像を入力する画像データ入力部と、
    前記処理設定部にて、前記処理モードが前記識別器構築モードに設定された場合、学習サンプル画像集から求めた輝度勾配方向ヒストグラムである基準輝度勾配方向ヒストグラムに基づき、前記識別器を構築する識別器構築部と、
    前記処理設定部にて、前記処理モードが前記基準テンプレート作成モードに設定された場合、前記第2画像上の輝度勾配方向データを基に、前記基準テンプレートを作成するボルトの基準テンプレート作成部と、
    前記第1画像から輝度勾配方向と輝度勾配強度とを計算する輝度勾配方向計算部と、
    前記基準輝度勾配方向ヒストグラムを求め、かつ、前記支持碍子検出用輝度勾配方向ヒストグラムを作成する輝度勾配方向ヒストグラム作成部と、
    前記処理設定部にて、前記処理モードが前記支持部品検査モードに設定された場合、前記識別器を用いて前記第2画像上の前記支持碍子の位置を検出する支持碍子検出部と、
    前記処理設定部にて、前記処理モードが前記支持部品検査モードに設定された場合、前記ボルト検査領域の輝度勾配方向データと前記基準テンプレートとの方向符号照合を行い、前記ボルトの有無を検査するボルト有無検出部と
    を備えることを特徴とする請求項3に記載の剛体架線の支持部品検査装置。
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