JP2020169920A - 傷検査支援システム、画像処理方法、乗り物使用状況表示方法 - Google Patents

傷検査支援システム、画像処理方法、乗り物使用状況表示方法 Download PDF

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雄太 山田
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篤 小野寺
朋美 大川
Tomomi Okawa
朋美 大川
聡介 藤岡
Sosuke Fujioka
聡介 藤岡
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直人 奥出
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直哉 竹居
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Abstract

【課題】乗り物に形成された損傷箇所を簡便な方法で抽出する傷検査支援システム、画像処理方法、乗り物使用状況表示方法を提供すること。【解決手段】乗り物を撮像する撮像装置と、この撮像装置により撮像された撮像データに画像処理を施す画像処理装置とを備えた乗り物用の傷検査支援システムによる画像処理方法であって、第1の位置にある照明機器に対応する撮像機器により乗り物を撮像して第1の撮像データを生成する第1撮像ステップと、第1の位置とは異なる第2の位置にある照明機器に対応する撮像機器により乗り物を撮像して第2の撮像データを生成する第2撮像ステップと、第1の撮像データおよび第2の撮像データを2値化した後に重ね合わせて又は重ね合わせた後に2値化して重畳画像データを生成する重畳ステップと、重畳画像データから所定の箇所を傷候補データとして抽出する抽出ステップとを備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、乗り物用の傷検査支援システム、画像処理方法、乗り物使用状況表示方法に関するものである。
近年、MaaS(Mobility as a Service)というキーワードに代表されるように、レンタカーやカーシェアリングなど、1台の自動車を不特定多数の人が利用する機会が増えている。
このような状況において、不特定多数の人が共有する自動車に傷や凹みといった損傷が生じた場合に損傷の責任の所在を明確にするために、従来、MaaS業者は借り手に利用前の損傷確認を要求している。
この損傷確認は、借り手の自主性に依拠するところが大きく、確認忘れや確認漏れの恐れがあった。
そこで、この損傷確認の忘れや漏れを防ぐための車両外観を自動検査できるシステムが知られている(例えば、非特許文献1)。
非特許文献1に記載されている検査装置は、鉛直方向に伸びるLEDバー照明と、このLEDバー照明の側方近傍に設けられたカメラとを備え、駐車スペースに侵入してきた車両がこの検査装置を横切ることで車両の側面を撮影する。
そして、この撮影された画像に対して、車両色の抑制、照明反射領域の切り出しと正規化、検査領域の判定、キズ・凹みの検出という処理を行っている。
村瀬智光、外4名、「カーシェアリングにおける自動車の自動外観検査システム」、精密工学会誌、公益社団法人精密工学会、2014年12月、第80巻、第12号、p.1102−1108
しかしながら、このような非特許文献1に記載されたシステムは、複雑な凹凸を有する車両外観に照明が映り込んでしまうため、照明と傷等の外観異常との判別が難しく、更なる改善の余地があった。
そこで、本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、乗り物に形成された損傷箇所を簡便な方法で抽出する傷検査支援システム、画像処理方法、乗り物使用状況表示方法を提供することである。
請求項1に係る発明は、乗り物を撮像する撮像装置と、該撮像装置により撮像された撮像データに画像処理を施す画像処理装置と、該画像処理装置から出力された画像処理済データを表示する表示装置とを備えた乗り物用の傷検査支援システムであって、前記撮像装置が、前記乗り物を覆う撮像ブースと、前記乗り物を撮像する撮像機器と、前記乗り物を照らす照明機器とを有し、前記撮像ブースが、前記乗り物の外周面と対向する側壁と、前記乗り物の上面と対向する天井壁とを有し、前記撮像機器が、前記側壁および前記天井壁の壁面の少なくとも一方に設置され、前記照明機器が、前記側壁に設置されていることにより、前述した課題を解決するものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載された傷検査支援システムの構成に加えて、前記画像処理が、前記撮像機器を所定の位置に固定した状態で前記照明機器を複数の位置で順次点灯させて前記乗り物を撮像した複数の撮像データを2値化した後に重ね合わせる又は重ね合わせた後に2値化する処理であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載された傷検査支援システムの構成に加えて、前記乗り物を撮像する際に点灯する照明機器の設置される壁面が、撮像に使用する前記撮像機器が設置された壁面と前記撮像に使用する撮像機器と対向する壁面とを除く壁面であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項4に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載された傷検査支援システムの構成に加えて、前記照明機器が、複数設けられていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項5に係る発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載された傷検査支援システムの構成に加えて、前記照明機器が、帯状光源であることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載された傷検査支援システムの構成に加えて、前記撮像ブースが、前記照明機器から発せられる光を吸収する部材で形成されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに記載された傷検査支援システムの構成に加えて、前記撮像機器が、複数設けられていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項8に係る発明は、乗り物を撮像する撮像装置と、該撮像装置により撮像された撮像データに画像処理を施す画像処理装置とを備えた乗り物用の傷検査支援システムによる画像処理方法であって、前記撮像装置が、前記乗り物を覆う撮像ブースと、前記乗り物を撮像する撮像機器と、前記乗り物を照らす照明機器とを有し、第1の位置にある前記照明機器に対応する前記撮像機器により前記乗り物を撮像して第1の撮像データを生成する第1撮像ステップと、前記第1の位置とは異なる第2の位置にある前記照明機器に対応する前記撮像機器により前記乗り物を撮像して第2の撮像データを生成する第2撮像ステップと、前記第1の撮像データおよび前記第2の撮像データを2値化した後に重ね合わせて又は重ね合わせた後に2値化して重畳画像データを生成する重畳ステップと、前記重畳画像データから所定の箇所を傷候補データとして抽出する抽出ステップとを備えていることにより、前述した課題を解決するものである。
請求項9に係る発明は、請求項8に記載された画像処理方法を用いて所定時間の前後における乗り物の外観状態を表示する乗り物使用状況表示方法であって、前記傷検査支援システムが、画像データを表示する表示装置を備え、第1の時刻において生成した第1の傷候補データと、前記第1の時刻より後の第2の時刻において生成した第2の傷候補データとの差分画像データを生成する差分抽出ステップと、前記差分画像データを前記表示装置に表示させる差分データ表示ステップとを備えていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
請求項1に係る発明の傷検査支援システムによれば、撮像装置が、乗り物を覆う撮像ブースと、乗り物を撮像する撮像機器と、乗り物を照らす照明機器とを有し、撮像ブースが、乗り物の外周面と対向する側壁と、乗り物の上面と対向する天井壁を有し、撮像機器が、側壁および天井壁の壁面の少なくとも一方に設置され、照明機器が、側壁に設置されていることにより、乗り物に形成された損傷箇所を簡便な方法で抽出することができる。
請求項2に係る発明の傷検査支援システムによれば、請求項1に係る発明の傷検査支援システムが奏する効果に加えて、画像処理装置が、撮像機器を所定の位置に固定した状態で照明機器を複数の位置で順次点灯させて乗り物を撮像した複数の撮像データを2値化した後に重ね合わせる又は重ね合わせた後に2値化する処理を行うことにより、不動の損傷箇所が濃く表示され、点灯位置が変わる照明機器は平準化されて薄く表示されるため、損傷箇所と照明機器の映り込み箇所との違いを容易に把握可能となり、複雑な画像処理を行うことなく簡便に乗り物の凹凸面上に形成された損傷箇所を抽出することができる。
請求項3に係る発明の傷検査支援システムによれば、請求項1または請求項2に係る発明の傷検査支援システムが奏する効果に加えて、乗り物を撮像する際に点灯する照明機器の設置される壁面が、撮像に使用する撮像機器が設置された壁面と撮像に使用する撮像機器と対向する壁面とを除く壁面であることにより、撮像データに照明機器や照明機器の像が映り込みにくくなるため、より乗り物に形成された損傷箇所を抽出しやすくすることができる。
請求項4に係る発明の傷検査支援システムによれば、請求項1乃至請求項3のいずれか1つに係る発明の傷検査支援システムが奏する効果に加えて、照明機器が、複数設けられていることにより、単一の照明機器を複数の位置に動かす場合に必要な駆動機構が不要になるため、傷検査支援システムをより簡便なものとすることができる。
請求項5に係る発明の傷検査支援システムによれば、請求項1乃至請求項4のいずれか1つに係る発明の傷検査支援システムが奏する効果に加えて、照明機器が、帯状光源であることにより、照明機器が半球状の光源である場合に比べて光の強弱ができにくいため、光源が並んでいる方向に一定の光量を保つことができる。
請求項6に係る発明の傷検査支援システムによれば、請求項1乃至請求項5のいずれか1つに係る発明の傷検査支援システムが奏する効果に加えて、撮像ブースが、照明装置から発せられる光を吸収する部材で形成されていることにより、照明装置から発せられる光が壁面で反射しにくくなるため、画像処理済データにおける壁面の反射の影響を抑制することができる。
請求項7に係る発明の傷検査支援システムによれば、請求項1乃至請求項6のいずれか1つに係る発明の傷検査支援システムが奏する効果に加えて、撮像機器が、複数設けられていることにより、単一の撮像機器を複数の位置に動かす場合に必要な駆動機構が不要になるため、傷検査支援システムをより簡便なものとすることができる。
請求項8に係る発明の画像処理方法によれば、第1の撮像データおよび第2の撮像データを2値化した後に重ね合わせて又は重ね合わせた後に2値化して重畳画像データを生成する重畳ステップと、重畳画像データから所定の箇所を傷候補データとして抽出する抽出ステップとを備えること、および、第2の撮像データが、第1の位置とは異なる第2の位置にある照明機器に対応する撮像機器により乗り物を撮像したデータであることにより、複数の画像データを2値化および重ね合わせた画像処理済データにおいて、不動の損傷箇所が濃く表示され、点灯位置が変わる照明機器は平準化されて薄く表示されるため、損傷箇所と照明機器の映り込み箇所との違いを容易に把握可能となり、複雑な画像処理を行うことなく簡便に乗り物の凹凸面上に形成された損傷箇所を抽出することができる。
請求項9に係る発明の乗り物使用状況表示方法によれば、請求項8に係る発明の画像処理方法が奏する効果に加えて、第1の時刻において生成した第1の傷候補データと、第1の時刻より後の第2の時刻において生成した第2の傷候補データとの差分画像データを生成する差分抽出ステップと、差分画像データを表示装置に表示させる差分データ表示ステップとを備えていることにより、簡便な方法で所定時間の前後における乗り物の外観状態の変化を表示することができる。
本発明の実施例である傷検査支援システムのシステム構成図。 図1に示す撮像装置の斜視外観図。 図2のIIIA−IIIA断面図。 図3AのIIIB−IIIB断面図。 図3AのIIIC−IIIC断面図。 図3AのIV−IVから見た撮像ブース内に乗り物が止められた状態を示す撮像ブースの側面断面図。 傷検査支援システムによる画像処理方法および乗り物外観表示方法を示すフローチャート。 撮像データの一例 2値化画像データの一例。 重畳画像データの一例。 画像処理済データの一例。 乗り物使用状況表示方法を示すフローチャート。
本発明は、乗り物を撮像する撮像装置と、この撮像装置により撮像された撮像データに画像処理を施す画像処理装置と、この画像処理装置から出力された画像処理済データを表示する表示装置とを備えた乗り物用の傷検査支援システムであって、撮像装置が、乗り物を覆う撮像ブースと、乗り物を撮像する撮像機器と、乗り物を照らす照明機器とを有し、撮像ブースが、乗り物の外周面と対向する側壁と、乗り物の上面と対向する天井壁とを有し、撮像機器が、側壁および天井壁の壁面の少なくとも一方に設置され、照明機器が、側壁に設置されており、乗り物に形成された損傷箇所を簡便な方法で抽出するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても構わない。
例えば、本発明で撮像する乗り物は、自動車、原動機付自転車、軽車両などの車両、船舶、飛行機など、如何なるものであってもよい。
例えば、本発明における撮像ブースは、乗り物を覆えるものであれば、如何なる形状であってもよい。
例えば、本発明における撮像機器は、乗り物を撮像できれば、如何なるものであってもよい。
例えば、本発明における照明機器の光源は、乗り物を照らすことができれば、LEDや蛍光灯や白熱灯など、如何なるものであってもよい。
また、照明機器の形状についても、帯状の光源であることが望ましいが、半球状の光源であってもよい。
例えば、本発明における表示装置は、画像データを表示できれば、スマートフォン、タブレット端末、コンピューターのディスプレイや専用端末のディスプレイ等、如何なるものであってもよい。
以下、図1乃至図10に基づいて、本発明の実施例である傷検査支援システム100、画像処理方法および乗り物使用状況表示方法を説明する。
<1.傷検査支援システムのシステム構成>
まず、図1に基づいて、本発明の実施例である乗り物用の傷検査支援システム100について説明する。
図1は本発明の実施例である傷検査支援システムのシステム構成図である。
本発明の実施例である傷検査支援システム100は、図1に示すように、乗り物を撮像する撮像装置110と、この撮像装置110により撮像された撮像データに画像処理を施す画像処理装置120と、この画像処理装置120から出力された画像処理済データを表示する表示装置130と、撮像装置110により撮像された撮像データおよび画像処理装置120から出力された画像処理済データを保存するサーバー140とを備えている。
また、撮像装置110、画像処理装置120、表示装置130、サーバー140はそれぞれネットワークNに接続されている。
画像処理装置120は、所定の画像データを2値化して2値化画像データを生成する画像2値化部121と、所定の複数の画像データを重ね合わせて1枚の重畳画像データを生成する画像重畳部122とを有している。
<1.1.撮像装置>
次に、図1乃至図3Cに基づいて、撮像装置110について説明する。
図2は図1に示す撮像装置の斜視外観図であり、図3Aは図2のIIIA−IIIA断面図であり図3Bは図3AのIIIB−IIIB断面図であり、図3Cは図3AのIIIC−IIIC断面図である。
図1に示すように、撮像装置110は、乗り物を覆う撮像ブース111と、乗り物を所定の位置に停止させる際のガイドとなる位置決め手段112と、乗り物を撮像する複数の撮像機器113と、乗り物を照らす複数の照明機器114とにより構成されている。
撮像ブース111は、図2に示すように直方体状であり、乗り物V(図3参照)の外周面と対向する側壁111aと、乗り物Vの上面と対向する天井壁111bとを有している。
この側壁111aと天井壁111bとは、照明機器114から発せられる光を吸収する部材で形成されている。
この光を吸収する部材は、例えば、暗幕のような黒色の布、ブロック塀等の光を吸収する部材であれば、如何なるものであってもよい。
側壁111aは、図3Aに示すように、長手方向に伸びる左側壁111aaおよび右側壁111abと、短手方向に伸びる前壁111acおよび後壁111adとから形成されている。
左側壁111aaは、撮像ブース111の左側に形成された壁である。
右側壁111abは、撮像ブース111の右側に形成された壁であり、左側壁111aaと対向している。
前壁111acは、撮像ブース111の前方側に形成された壁であり、図2および図3A等に示すように、左側壁111aa側を中心に回動自在な親扉BDおよび右側壁111ab側を中心に回動自在な子扉SDの幅の異なる2つの扉から形成されている。
後壁111adは、図3A等に示すように、撮像ブース111の後方側に形成された壁であり、前壁111acと対向している。
位置決め手段112は、図3Aおよび図3Bに示すように、撮像ブース111内に設けられており、乗り物Vの前後方向の位置を定める車止め112aと、乗り物Vの左右方向の位置を定める位置決めライン112bとを有している。
車止め112aは、撮像ブース111内の後壁111ad側に2つ設けられている。
位置決めライン112bは、前後方向に伸びるラインであり、撮像ブース111が設置される床面に設けられている。
撮像機器113は、図3A〜図3Cに示すように、左側壁111aaおよび右側壁111abの壁面にそれぞれ2つずつ、前壁111ac(親扉BD)および後壁111adの壁面に1つずつ、天井壁111bの壁面に2つ取り付けられている。
左側壁111aaおよび右側壁111abに取り付けられている撮像機器113は、図3Aおよび図3Bに示すように、撮像ブース111の前方側および後方側、かつ下方に取り付けられている。
また、前壁111acおよび後壁111adに取り付けられている撮像機器113は、図3Aおよび図3Bに示すように、それぞれ撮像ブース111の左右方向の中央付近かつ上下方向の中心付近に取り付けられている。
さらに、天井壁111bに取り付けられている撮像機器113は、図3Bに示すように、撮像ブース111の前方側および後方側に1つずつ取り付けられていると共に、図3Cに示すように、撮像ブース111の左右方向の中央付近に取り付けられている。
照明機器114は帯状光源であり、図3Bおよび図3Cに示すように、左側壁111aaおよび右側壁111abの壁面にそれぞれ5つずつ、図3Bに示すように、前壁111ac(親扉BD、子扉SD)および後壁111adの壁面に6つずつ取り付けられている。
このように、前壁111acおよび後壁111adの壁面に取り付けられている照明機器114の個数が、左側壁111aaおよび右側壁111abの壁面に取り付けられている照明機器114の個数より大きいことにより、比較的損傷しやすい乗り物の前面や背面を天井壁111bに設けた撮像機器113から撮像する際に、用意できる撮像データの枚数が増やせるため、乗り物に生じた損傷をより抽出しやすくすることができる。
左側壁111aaおよび右側壁111abに取り付けられている照明機器114は、図3Aおよび図3Bに示すように、それぞれ前後方向に伸びていると共に上下方向に等間隔に設けられている。
また、前壁111acおよび後壁111adに取り付けられている照明機器114は、図3Bおよび図3Cに示すように、それぞれ左右方向に伸びていると共に上下方向に等間隔に取り付けられている。
<2.傷検査支援システムによる画像処理方法および乗り物外観表示方法>
次に、図4乃至図9に基づいて、傷検査支援システム100による画像処理方法および乗り物外観表示方法について説明する。
図4は図3AのIV−IVから見た撮像ブース内に乗り物が止められた状態を示す撮像ブースの側面断面図であり、図5は傷検査支援システムによる画像処理方法および乗り物外観表示方法を示すフローチャートであり、図6は撮像データの一例であり、図7は2値化画像データの一例であり、図8は重畳画像データの一例であり、図9は画像処理済データの一例である。
なお、本実施例では、一例として、傷検査支援システム100により乗り物VのボンネットHの使用状況(外観の状況)を取得する場合を説明する。
<2.1.準備>
まず、撮像ブース111の親扉BDおよび子扉SDを前方に向かって開いておく。
この状態で、乗り物Vを車止め112aに当たるまで後退させて、乗り物Vの撮像ブース111に対する前後位置が所定位置に定める。
また、このとき、乗り物Vを位置決めライン112b間に収まるように停車させる。
これにより、乗り物Vの撮像ブース111に対する左右方向の位置も所定位置に定まる。
その後、親扉BDおよび子扉SDを閉じて、図4に示す状態となる。
本実施例では、乗り物VのボンネットHの状況を取得するため、天井壁111bの前方側に取り付けられた撮像機器113を「撮像に使用する撮像機器」であるカメラCとして使用する。
天井壁111bに取り付けられた撮像機器113をカメラCとして使用する場合、実光源(実際に使用する光源)となる照明機器114は、照明機器114の映り込みを少なくするために、カメラCが設置された壁面以外であると共にカメラCと対向する壁面以外に設置された照明機器であることが望ましく、本実施例では、前壁111acに設けられている照明機器114を実光源Lとして使用する。
そして、乗り物Vの車高を確認して、前壁111acに設けられた照明機器114のうち、どの照明機器114を実光源Lとして使用するかを決定する。
本実施例では、図4に示すように、上から4個の照明機器114を実光源Lとして使用し、上から順番にL1、L2、L3、L4として説明する。
<2.2.傷候補の抽出>
上述したようにカメラCおよび実光源L(L1〜L4)を決定した後、乗り物Vから傷候補を抽出する画像処理方法について、図5を用いて説明する。
なお、本実施例においては、傷候補の抽出で使用する照明機器の個数Mを4とし、実光源L1を1番目の光源、実光源L2の2番目の光源、実光源L3の3番目の光源、実光源L4の4番目の光源とする。
<2.2.1.撮像データの生成>
まず、変数iに1を代入する(ステップS111)。
次に、i番目の光源Li、すなわち、第1の位置にある1番目の光源L1を点灯させる(ステップS112)。
この状態で光源L1に対応する撮像機器113(カメラC)で撮像を行い、第1の撮像データを生成する(第1撮像ステップ;ステップS113)。
次に、1番目の光源L1の消灯させる(ステップS114)。
その後、ステップS111に戻り、変数iに2を代入する。
次に、i番目の光源Li、すなわち、第1の位置とは異なる第2の位置にある2番目の光源L2を点灯させる(ステップS112)。
この状態で光源L2に対応する撮像機器113(カメラC)で撮像を行い、第2の撮像データを生成する(第2撮像ステップ;ステップS113)。
次に、2番目の光源L2を消灯させる(ステップS114)。
このようなステップS111からステップS114を変数iがM(=4)に到達するまで繰り返す。
これにより、撮像データが4つ(光源L1を発光させた状態で撮影した第1の撮像データ、光源L2を発光させた状態で撮影した第2の撮像データ、光源L3を発光させた状態で撮影した第3の撮像データ、光源L4を発光させた状態で撮影した第4の撮像データ)生成される。
本実施例では、図6のような撮像データPが生成されたとする。
図6の(A)は第1の撮像データP1であり、(B)は第2の撮像データP2であり、(C)は第3の撮像データP3であり、(D)は第4の撮像データP4である。
図4に示すように、カメラCの視野Eおよび乗り物VのボンネットHに付けられた傷Sは所定の位置に止まっているが、実光源Lについては撮像データごとに異なるため、図4および図6に示すように各撮像データにおける傷Sの位置は一定であるものの、光源像Oの位置が異なってくる。
ここで、図4、図6、図7において、光源像O1は実光源L1に対応する虚像であり、光源像O2は実光源L2に対応する虚像であり、光源像O3は実光源L3に対応する虚像であり、光源像O4は実光源L4に対応する虚像であり、Wは前壁111acの像(前壁像)である。
<2.2.2.2値化および重ね合わせ>
次に、これらの撮像データP1〜P4を白と黒の2階調に変換(2値化)して、2値化画像データBを生成する(ステップS121)。
すなわち、第1の撮像データP1から第1の2値化画像データB1が、第2の撮像データP2から第2の2値化画像データB2が、第3の撮像データP3から第3の2値化画像データB3が、第4の撮像データP4から第4の2値化画像データB4が、それぞれ生成される。
この2値化画像データBの一例を図7に示す。
図7の(A)は第1の2値化画像データB1であり、(B)は第1の2値化画像データB2であり、(C)は第3の2値化画像データB3であり、(D)は第4の2値化画像データB4である。
次に、2値化画像データBのそれぞれの不透明度を下げて重ね合わせて重畳画像データSPを生成する(ステップS122)。
これにより、図8に示すような重畳画像データSPが生成される。
重畳画像データSPは、図8に示すようにグレースケールで表現される。
図8で明らかなように、傷Sはどの撮像データでも位置が変わっていないため、光源像O1〜O4に比べて濃く(白く)表示される。
以上説明したように、ステップS121とステップS122とにより、重畳画像データが生成されるため、この2つのステップを総称して「重畳ステップ」と呼ぶ。
すなわち、この「重畳ステップ」は第1の撮像データ〜第4の撮像データを2値化および重ね合わせるステップであると言える。
また、傷検査支援システム100の画像処理装置120は、撮像機器113を所定の位置に固定した状態で照明機器114を複数の位置で点灯させて乗り物Vを撮像した複数の撮像データを2値化および重ね合わせるという画像処理を行っていると言える。
<2.3.傷候補データの作成>
重畳画像データSPを所定の閾値で2値化する(ステップS123)。
これにより、重畳画像データSPから所定の閾値以上が抽出され、図9に示すような傷候補データDが生成される。
<2.4.乗り物の外観の表示>
以上、ステップS111からステップS123までが本発明の傷検査支援システム100による画像処理方法であり、ここから乗り物の貸出時のように、単に乗り物Vの外観の損傷箇所を確認したい場合の手順について説明する。
この場合、ステップS111からステップS123までにより生成された傷候補データDを画像処理済データとして撮像データPをサーバー140に送信する(ステップS131)。
次に、サーバー140から表示装置130に傷候補データDを送信する(ステップS141)。
傷検査支援システム100の利用者は、表示装置130に表示される傷候補データDを参考にして、乗り物Vの外観を目視で確認することで、乗り物Vの傷の有無を発見することが可能になる。
<3.乗り物使用状況表示方法>
次に、図10に基づいて、貸し出した乗り物の返却時のように、乗り物Vの使用前後で傷等の損傷により外観が変化したか否かを確認する場合の乗り物使用状況表示方法について説明する。
図10は、乗り物使用状況表示方法を示すフローチャートである。
なお、ここで説明する乗り物使用状況表示方法は、上述した乗り物外観表示方法を用いるものであり、多くの要素について乗り物外観表示方法と共通するので、共通する事項については詳しい説明を省略し、下2桁が共通する200番台の符号を付すのみとする。
まず、上述した乗り物外観表示方法により、乗り物Vを使用する前(第1の時刻)に傷検査支援システム100を用いて、使用前の乗り物Vの外観情報(第1の傷候補データD1)を取得しておく。
そして、乗り物Vの使用後(第2の時刻)に改めて傷検査支援システム100を用いて、使用後の乗り物Vの外観情報(第2の傷候補データD2)を取得する。
次に、サーバー140に画像処理済データとして第2の傷候補データD2を送信する(ステップS231)。
そして、サーバー140は、第1の傷候補データD1と第2の傷候補データD2との差分画像データを生成する(ステップS232;差分抽出ステップ)。
次に、サーバー140は乗り物Vの使用後の第2の傷候補データD2と差分画像データとを表示装置130に送信する(ステップS241;差分データ表示ステップ)。
これにより、傷検査支援システム100の利用者は、表示装置130に表示される第2の傷候補データD2および差分画像データを参考にして、乗り物Vの使用(所定時間)の前後における外観の変化を目視で確認する。
<変形例>
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は上記に限定されるものではない。
例えば、撮像機器は側壁および天井壁の壁面の少なくとも一方に設置されていれば、その数や設置場所は上述した実施例に限定されるものではない。
例えば、照明機器は側壁に設置されてさえいれば、その数や詳細な設置場所は上述した実施例に限定されるものではない。
例えば、上述した実施例では、乗り物を撮像ブースに向けて後退させて乗り物の後輪を車止めに当てていたが、乗り物を撮像ブースに向けて前進させて乗り物の前輪を車止めに当ててもよい。
例えば、上述した実施例では、実光源(実際に使用する光源)となる照明機器として前壁に設置された照明機器を使用していたが、実光源(実際に使用する光源)となる照明機器は、撮像に使用する撮像機器が設置された壁面以外であると共に撮像に使用する撮像機器と対向する壁面以外に設置された照明機器であれば何れの照明機器であってもよく、上述した実施例のように天井壁の前方側に取り付けられた撮像機器を使用する場合、左側壁(あるいは右側壁)に設置された照明機器を使用してもよい。
例えば、上述した実施例では、傷候補の抽出で使用する照明機器として、4つの照明機器を利用したが、傷候補の抽出で使用する照明機器は2つ以上であれば、幾つ使用してもよい。
また、上述した実施例では、実光源L1を1番目の光源、実光源L2の2番目の光源、実光源L3の3番目の光源、実光源L4の4番目の光源としたが、i番目の光源と実光源Liとの対応関係は重複が生じなければ、これに限定されるものではない。
例えば、上述した実施例では、壁面に設置された複数の照明機器の中から実光源とする照明機器を選択したが、照明機器が可動式のものであれば、照明機器の位置を変えて撮像すれば良い。
すなわち、第1の位置に位置させた照明機器を実光源L1、第2の位置に位置させた照明機器を実光源L2・・・などとしてもよい。
例えば、上述した実施例では、重畳ステップとして、第1の撮像データ〜第4の撮像データをそれぞれ2値化して第1の2値化画像データ〜第4の2値化データを生成した後に、これらを重ね合わせて重畳画像データを生成していたが、まず第1の撮像データ〜第4の撮像データを重ね合わせ、その後に2値化を行って重畳画像データを作成してもよい。
また、上述した実施例では、4枚の撮像データから重畳画像データを作成していたが、撮像データは少なくとも2枚あれば、何枚あってもよい。
100 ・・・傷検査支援システム
110 ・・・撮像装置
111 ・・・撮像ブース
111a ・・・側壁
111aa ・・・左側壁
111ab ・・・右側壁
111ac ・・・前壁
111ad ・・・後壁
111b ・・・天井壁
112 ・・・位置決め手段
112a ・・・車止め
112b ・・・位置決めライン
113 ・・・撮像機器
114 ・・・照明機器
120 ・・・画像処理装置
121 ・・・画像2値化部
122 ・・・画像重畳部
130 ・・・表示装置
140 ・・・サーバー

BD ・・・親扉
SD ・・・子扉
N ・・・ネットワーク
V ・・・乗り物
H ・・・ボンネット
S ・・・傷
E ・・・視野
C ・・・カメラ(撮像に使用する撮像機器)
L、L1、L2、L3、L4 ・・・実光源
O、O1、O2、O3、O4 ・・・光源像
W ・・・前壁像

i ・・・変数
M ・・・使用する照明機器の個数

P、P1、P2、P3、P4 ・・・撮像データ
B、B1、B2、B3、B4 ・・・2値化画像データ
SP ・・・重畳画像データ
D、D1、D2 ・・・傷候補データ(画像処理済データ)

Claims (9)

  1. 乗り物を撮像する撮像装置と、該撮像装置により撮像された撮像データに画像処理を施す画像処理装置と、該画像処理装置から出力された画像処理済データを表示する表示装置とを備えた乗り物用の傷検査支援システムであって、
    前記撮像装置が、前記乗り物を覆う撮像ブースと、前記乗り物を撮像する撮像機器と、前記乗り物を照らす照明機器とを有し、
    前記撮像ブースが、前記乗り物の外周面と対向する側壁と、前記乗り物の上面と対向する天井壁とを有し、
    前記撮像機器が、前記側壁および前記天井壁の壁面の少なくとも一方に設置され、
    前記照明機器が、前記側壁に設置されていることを特徴とする傷検査支援システム。
  2. 前記画像処理が、前記撮像機器を所定の位置に固定した状態で前記照明機器を複数の位置で順次点灯させて前記乗り物を撮像した複数の撮像データを2値化した後に重ね合わせる又は重ね合わせた後に2値化する処理であることを特徴とする請求項1に記載の傷検査支援システム。
  3. 前記乗り物を撮像する際に点灯する照明機器の設置される壁面が、撮像に使用する前記撮像機器が設置された壁面と前記撮像に使用する撮像機器と対向する壁面とを除く壁面であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の傷検査支援システム。
  4. 前記照明機器が、複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の傷検査支援システム。
  5. 前記照明機器が、帯状光源であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の傷検査支援システム。
  6. 前記撮像ブースが、前記照明機器から発せられる光を吸収する部材で形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の傷検査支援システム。
  7. 前記撮像機器が、複数設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の傷検査支援システム。
  8. 乗り物を撮像する撮像装置と、該撮像装置により撮像された撮像データに画像処理を施す画像処理装置とを備えた乗り物用の傷検査支援システムによる画像処理方法であって、
    前記撮像装置が、前記乗り物を覆う撮像ブースと、前記乗り物を撮像する撮像機器と、前記乗り物を照らす照明機器とを有し、
    第1の位置にある前記照明機器に対応する前記撮像機器により前記乗り物を撮像して第1の撮像データを生成する第1撮像ステップと、
    前記第1の位置とは異なる第2の位置にある前記照明機器に対応する前記撮像機器により前記乗り物を撮像して第2の撮像データを生成する第2撮像ステップと、
    前記第1の撮像データおよび前記第2の撮像データを2値化した後に重ね合わせて又は重ね合わせた後に2値化して重畳画像データを生成する重畳ステップと、
    前記重畳画像データから所定の箇所を傷候補データとして抽出する抽出ステップとを備えていることを特徴とする画像処理方法。
  9. 請求項8に記載された画像処理方法を用いて所定時間の前後における乗り物の外観状態を表示する乗り物使用状況表示方法であって、
    前記傷検査支援システムが、画像データを表示する表示装置を備え、
    第1の時刻において生成した第1の傷候補データと、前記第1の時刻より後の第2の時刻において生成した第2の傷候補データとの差分画像データを生成する差分抽出ステップと、
    前記差分画像データを前記表示装置に表示させる差分データ表示ステップとを備えていることを特徴とする乗り物使用状況表示方法。
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