JP5987109B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
電気自動車のインバータ装置などの機器に直付けされる高圧コネクタは、通電機能、絶縁機能、防水機能、電磁波シールド機能等の多くの機能を備える必要があり、それぞれの機能を有した構成部品を組み立てることにより形成されている。特許文献1には、このような機能を有したコネクタが記載されている。
特許文献1や特許文献2に記載されたような従来例のコネクタは、電線の端部に端子金具が接続され、この電線の端部がハウジングに収容され、このハウジングがシールドシェルの内部に挿入されることにより、通電機能、絶縁機能及び電磁波シールド機能を備えた構造となっている。また、防水機能を確保するため、電線の端部とハウジングとの間にシールリングが配置され、端子金具とハウジングとの間にOリングが配置され、ハウジングと機器との間にユニットパッキンが配置されている。さらに、ハウジング内への電線の組み付けやハウジングへのシールリングの組み付けを行う部品の保持機能を備えるために、リアホルダがハウジングの後側に取り付けられる。
特開2003-272729号公報(JP 2003-272729 A) 特開2012−151067号公報(JP 2012-151067 A)
通電機能、絶縁機能、防水機能、電磁波シールド機能さらには部品の保持機能等の多くの機能が要求されるコネクタでは、要求される機能に応じた構成部品が必要であり、コネクタの組み付け作業が複雑で工程数が多くなっている。また、各機能を有する構成部品を組み付けるためのスペースが各構成部品毎に必要となるため、コネクタを小型化するのに限界がある。
そこで、本発明は、多くの機能を要求される場合であっても、構成部品の数を削減でき、組み付けが簡単で省スペース化が可能なコネクタを提供することを目的とする。
本発明の態様に係るコネクタは、導体と導体を被覆する絶縁層とを備え、一端側の端部で絶縁層から導体が露出している電線と、電線の一端側の端部で露出している導体に接続された端子金具と、端子金具の先端部が外部に露出した状態で、絶縁層の一端側の端部と露出している導体と端子金具と一体成形されて、絶縁層の一端側の端部と露出している導体と端子金具とを一体に固定する一体ハウジングとを備える。
一体ハウジングが電線の端部と端子金具と一体成形されることにより、部品間の絶縁機能、部品の保持機能を行うと共に、電線、端子金具及び相手側との取付部分の防水機能を行う。このように、一体ハウジングが部品間の絶縁機能、部品の保持機能、防水機能を行うことからコネクタに要求される機能を満足するための構成部品を削減することができる。
そして、このように構成部品を削減することができることから、コネクタの組み立て作業が簡単で工程数を少なくすることができる。また、構成部品を削減できることから、構成部品毎のスペースも少なくなるため、コネクタを小型化することができる。
本発明の態様に係るコネクタは、端子金具と共に電線の一端側の端部が内部に挿通されるシールドシェルを更に備えてもよい。この場合、一体ハウジングは、絶縁層の一端側の端部と露出している導体と端子金具と共にシールドシェルとも一体成形されて、絶縁層の一端側の端部と露出している導体と端子金具と共にシールドシェルをも一体に固定することができる。
一体ハウジングが電線の端部と端子金具と共にシールドシェルとも一体成形されることにより、シールドシェルが一体ハウジングの剛性補強部材として機能する。これにより、一体ハウジングは、一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成でき、材料選択の自由度が高まる。
シールドシェルは、絶縁層の一端側の端部と露出している導体と露出している導体に接続された端子金具とが挿通する電線挿通筒体部と、相手側への固定用の固定フランジ部とを備え、電線挿通筒体部は、電線の一端側の端部が収容される前端筒部と、電線が引き出される後端筒部とを備え、一体ハウジングは、前端筒部と一体に成形された前端筒部ハウジング部と、後端筒部と一体に成形された後端筒部ハウジング部と、後端筒部から引き出された電線の絶縁層と一体に成形された電線引出側ハウジング部とを備えてもよい。
シールドシェルの前端筒部と一体に成形された前端筒部ハウジング部と、シールドシェルの後端筒部と一体に成形された後端筒部ハウジング部と、シールドシェルの後端筒部から引き出された電線と一体に成形された電線引出側ハウジング部とによって一体ハウジングが形成されており、前端筒部ハウジング部が端子金具と電線との接続部分の防水及び保持を行うように機能し、後端筒部ハウジング部が電線の防水及び保持を行うように機能する。これにより、一体ハウジングによる防水及び部品保持を確実に行うことができる。
一体ハウジングには、相手側に密着当接するシール部が形成されていてもよい。
相手側に密着当接するシール部が一体ハウジングに形成されているため、相手側への取付部分の防水を行うことができる。
複数本のシール部が形成されていてもよい。
複数のシール部による水圧の減圧効果によって、防水性を向上することができる。
シール部には永久磁石が設けられ、永久磁石の磁力によって相手側に密着当接する構成であってもよい。
永久磁石の磁力による吸着力によって、防水性を向上することができる。
図1は、第1実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。 図2は、第1実施形態に係るコネクタの断面図である。 図3は、第1実施形態において、電線の端部に端子金具を接続した状態を示す斜視図である。 図4は、第1実施形態において、電線の端部及び端子金具をシールドシェルに挿通した状態を示す斜視図である。 図5は、図4の状態に対し一体ハウジングをモールド成形した状態を示す斜視図である。 図6は、第2実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。 図7は、第2実施形態に係るコネクタを示す断面図である。 図8は、第3実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。 図9は、第3実施形態に係るコネクタを示す断面図である。 図10は、第3実施形態において、電線の端部に端子金具を接続した状態を示す斜視図である。 図11は、第3実施形態において、電線の端部及び端子金具をシールドシェルに挿通した状態を示す斜視図である。 図12は、図11の状態に対し一体ハウジングをモールド成形した状態を示す斜視図である。 図13は、第4実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。 図14は、第4実施形態に係るコネクタを示す断面図である。 図15は、第4実施形態において、電線の端部に端子金具を接続した状態を示す斜視図である。 図16は、第4実施形態において、図15の状態に対し一体ハウジングをモールド成形した状態を示す斜視図である。 図17は、図16の状態に対しにシールドシェルを嵌合した状態を示す斜視図である。 図18は、第5実施形態に係るコネクタを示す斜視図である。 図19(a)は第5実施形態に係るコネクタを示す断面図、図19(b)は図19(a)のA部拡大図である。 図20は、第5実施形態において、電線の端部に端子金具を接続した状態を示す斜視図である。 図21は、第5実施形態において、電線の端部及び端子金具をシールドシェル内に挿通し、且つ、リング状の永久磁石をシールドシェルの外周に挿入した状態を示す斜視図である。 図22は、第5実施形態において、電線の端部、端子金具、リング状の磁石及びシールドシェルをインサート部品とし、一体ハウジングをモールド成形した状態を示す斜視図である。 図23は、第6実施形態に係るコネクタを示す断面図である。 図24は、第7実施形態に係るコネクタを示す断面図である。 図25は、第8実施形態に係るコネクタを示す断面図である。 図26(a)は第9実施形態の端子金具を示す斜視図であり、図26(b)は第9実施形態の変形例の端子金具を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
(第1実施形態)
図1―5は、第1実施形態に係るコネクタ1を示す。
コネクタ1は、電線11と、端子金具21と、シールドシェル31と、一体ハウジング41とを備える。
電線11は、シールド電線が用いられている。図3に示すように、電線11の端部12には、端子金具21が接続されている。電線11は、導体を内側絶縁層が覆い、内側絶縁層を編組線からなるシールド層が覆い、シールド層を外側絶縁層が覆っている。シールド層は外側絶縁層に折り返されると共に端部12部分では導体が露出され、この導体の露出部分13が端子金具21と接続される。
端子金具21は、通電機能を行うための部品である。このため、端子金具21は、先端部22がコネクタ1の外部に露出し、機器等の相手側3の端子(不図示)と接続される。
シールドシェル31は、電磁波のシールドを行う部品であり、全体が金属によって形成されている。シールドシェル31は、筒状となっている電線挿通筒体部32と、電線挿通筒体部32の長さ方向と直交した方向に向かって広がる固定フランジ部33とを備える。電線挿通筒体部32には、電線11の端部12と、電線11の端部12に接続された端子金具21とが挿通される。電線挿通筒体部32は、電線11の端部12及び電線11の端部12に接続された端子金具21の接続部分が収容される前端筒部34と、電線11が引き出される後端筒部35とが連通することにより形成されている。このように、電線挿通筒体部32内に電線11の端部12と端子金具21とが挿通することにより、これらの部品に対する電磁波シールドを行う。
固定フランジ部33は、機器等の相手側3に対してコネクタ1を固定するためのものである。このため、固定フランジ部33には、固定用ねじが挿通する固定用孔部36が形成されている。この場合、相手側3には取付孔5が形成されており、コネクタ1は前端筒部34が取付孔5内に挿入され、この挿入状態でコネクタ1が相手側3に固定される。
一体ハウジング41は、シールドシェル31と電線11の端部12と端子金具21とを一体に固定するものであり、シールドシェル31と電線11の端部12と端子金具21と一体成形される。一体ハウジング41は、前端筒部ハウジング部42と、後端筒部ハウジング部43と、電線引出側ハウジング部44とを備え、全体が絶縁性樹脂材料によって形成されている。このように、絶縁性樹脂材料によって形成されることにより、一体ハウジング41は部品間の絶縁を行うように機能する。
前端筒部ハウジング部42は、シールドシェル31の前端筒部34と一体に成形される。前端筒部ハウジング部42が前端筒部34と一体成形されることにより、端子金具21と電線11との接続部分の防水を行うように機能する。後端筒部ハウジング部43は、シールドシェル31の後端筒部35と一体に成形される。後端筒部ハウジング部43が後端筒部35と一体成形されることにより、電線11の防水を行うように機能する。電線引出側ハウジング部44は、シールドシェル31の後端筒部35から引き出された電線11と一体に成形される。電線引出側ハウジング部44は、後端筒部ハウジング部43から電線11の後側に向かって一体に延びている。
前端筒部ハウジング部42は、シールドシェル31の前端筒部34の内部に一体成形されるだけでなく、前端筒部34の外壁を覆うようにも一体成形される。このため、前端筒部ハウジング部42は、シールドシェル31の前端筒部34の外壁を覆う覆い部45を備える。覆い部45には、リング状となって突出するシール部46が複数本(図1、2では2本)形成されている。シール部46は、相手側3の取付孔5の内壁に密着状に当接する。シール部46が取付孔5に密着当接することにより、コネクタ1の相手側3への取付部分の防水を行うことができる。また、覆い部45がシールドシェル31の前端筒部34を覆うことにより、一体ハウジング41はコネクタ1の組み付け時等に作用する外力に対する補強機能を有している。
以上に加えて、一体ハウジング41の前端筒部ハウジング部42は、シールドシェル31の前端筒部34に収容された電線11の端部12及び端子金具21を保持するように機能し、後端筒部ハウジング部43は、シールドシェル31の後端筒部35に挿通された電線11を保持するように機能する。
絶縁機能、防水機能、保持機能及び補強機能を行うため、一体ハウジング41は、シールドシェル31を除く部品への接着力を有し、しかもゴム以上の硬さであって一般のハウジングの樹脂材料(例えば、PBT)以下の硬さを有した樹脂材料が用いられ、好ましくは、エラストマ系の樹脂材料が選択される。かかる樹脂材料としては、スチレン系、オレフィン系、塩化ビニル系、ポリエステル系、ポリウレタン系、ナイロン系エラストマをベースとし、このベースエラストマに金属に対して水素結合を示す水酸基(OH基)を有した接着剤を配合した材料を好適に用いることができる。
次に、第1実施形態のコネクタ1の組み付け手順を図3―5により説明する。図3は電線11の端部12に端子金具21を接続した状態を示し、この接続状態で電線11及び端子金具21をシールドシェル31内に挿入する。図4はこの挿入状態を示し、端子金具21の先端部がシールドシェル31の前端筒部34から引き出されるように電線11の端部12と端子金具21とがシールドシェル31の電線挿通筒体部32に挿通される。
図4の組み付け状態を金型内にセットしたインサート状態で、エラストマ系樹脂材料を金型に注入してモールド成形を行う。これにより、前端筒部ハウジング部42、後端筒部ハウジング部43、電線引出側ハウジング部44及び覆い部45が一体となった一体ハウジング41が形成される。図5の状態では、端子金具21の前端部分が一体ハウジング41の前端筒部ハウジング部42から露出しており、相手側3の端子との接続が可能となっている。
なお、図1、2、6、7における符号7は、シールド部材(編組等)の端部をシールドシェル31に被せた上から加締めて接続固定する加締めリングである。
このように、第1実施形態では、一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と一体成形されて、電線11の端部12と端子金具21とを一体に固定する。従って、部品間の絶縁機能、部品の保持機能を行うと共に、電線11、端子金具21の防水機能を行う。このように一体ハウジング41が部品間の絶縁機能、部品の保持機能、防水機能を行うことから、コネクタ1に要求される機能を満足するための構成部品を削減することができる。そして、このように構成部品を削減することができるため、コネクタ1の組み立て作業が簡単で工程数を少なくすることができる。また、構成部品を削減できることから構成部品毎のスペースも少なくなるため、コネクタ1を小型化することができる。
一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と共にシールドシェル31とも一体成形されて電線11の端部12と端子金具21と共にシールドシェル31をも一体に固定する。従って、シールドシェル31が一体ハウジング41の剛性補強部材として機能する。これにより、一体ハウジング41は、一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成でき、材料選択の自由度が高まる。この実施形態のように、一体ハウジング41を一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成することにより、一体ハウジング41自体にシール部46を設けることができ、これによっても部品点数の削減になる。
(第2実施形態)
図6、7は、第2実施形態に係るコネクタ1を示す。
第2実施形態に係るコネクタ1は、第1実施形態と同様に、電線11と端子金具21とシールドシェル31と一体ハウジング41を備えるが、シールドシェル31と一体ハウジング41の構成が第1実施形態と一部相違する。
つまり、第2実施形態では、シールドシェル31は、電線挿通筒体部32と固定フランジ部33とを備えるが、電線挿通筒体部32は後端筒部35のみから形成されている。
また、第2実施形態では、一体ハウジング41は、前端筒部ハウジング部42と後端筒部ハウジング部43と電線引出側ハウジング部44と共に、固定用孔部36の箇所を除く固定フランジ部33を覆うフランジ部覆い部47が一体形成されている。フランジ部覆い部47の前側壁部には、リング状のシール部46が突出するように形成されている。シール部46は、相手側3の側壁部に密着当接する。これにより、相手側3の取付部分の防水を行っている。
第2実施形態では、一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と一体成形されて電線11の端部12と端子金具21とを一体に固定する。従って、一体ハウジング41は、第1実施形態と同様に、部品間の絶縁機能、部品の保持機能を行うと共に、電線11の防水機能を行い、構成部品を削減することができるため、コネクタ1の組み立て作業が簡単で工程数を少なくすることができる。また、構成部品を削減できることから構成部品毎のスペースも少なくなるため、コネクタ1を小型化することができる。
一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と共にシールドシェル31とも一体成形されて電線11の端部12と端子金具21と共にシールドシェル31をも一体に固定する。従って、第1実施形態と同様に、シールドシェル31が一体ハウジング41の剛性補強部材として機能する。これにより、一体ハウジング41は、一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成でき、材料選択の自由度が高まる。第2実施形態のように、一体ハウジング41を一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成することにより、一体ハウジング41自体にシール部46を設けることができ、これによっても部品点数の削減になる。
(第3実施形態)
図8―12は、第3実施形態に係るコネクタ1を示す。
図8、9に示すように、第3実施形態に係るコネクタ1は、第2実施形態と同様に、一体ハウジング41のフランジ部覆い部47にリング状のシール部46が突出するように形成されている。しかし、リング状のシール部46は、第2実施形態と異なり、4本形成されている。各シール部46は、相手側3へのシールドシェル31の締結力によって圧縮変形し、この弾性復帰力によって取付孔5の面に密着当接している。
他の構成は、第2実施形態と同様であるため、同一構成箇所には同一符号を付して説明を省略する。
次に、第3実施形態に係るコネクタ1の組み付け手順を図10―12を用いて簡単に説明する。図10に示すように、電線11の端部12に端子金具21を接続する。図11に示すように、金型(図示せず)に、電線11及び端子金具21をシールドシェル31内に挿入した状態で所定位置にセットする。電線11、端子金具21及びシールドシェル31をインサート部品とし、エラストマ系樹脂材料を金型(図示せず)内に注入して一体ハウジング41をモールド成形する。これにより、図12に示すモールド成形品を作製する。
最後に、シールド部材(編組等)の端部をシールドシェル31の後端筒部ハウジング部43に被せ、その上から加締めリング7を被せ、加締めリング7を加締めてシールド部材(編組等)を接続固定すれば完了する(図8参照)。
第3実施形態では、一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と一体成形されて電線11の端部12と端子金具21とを一体に固定する。従って、第1実施形態と同様の理由によって、コネクタ1の組み立て作業が簡単で工程数を少なくすることができ、又、構成部品を削減できることから、構成部品毎のスペースも少なくなるため、コネクタ1を小型化することができる。
一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と共にシールドシェル31とも一体成形されて、電線11の端部12と端子金具21と共にシールドシェル31をも一体に固定する。従って、第1実施形態と同様に、シールドシェル31が一体ハウジング41の剛性補強部材として機能する。これにより、一体ハウジング41は、一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成でき、材料選択の自由度が高まる。第3実施形態のように、一体ハウジング41を一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成することにより、一体ハウジング41自体にシール部46を設けることができ、これによっても部品点数の削減になる。
4本のシール部46は、相手側3の取付孔5の内壁と一体ハウジング41の外周との間の全周囲を4重にシールしている。従って、第2実施形態のものと同様に、シール部46の圧縮変形による密着力と、外部からの水圧を各シール部46で徐々に減圧する減圧効果によって、高い防水性を得ることができる。つまり、一体ハウジング41に一体成形されたシール部46は、ゴム(アクリル等)材以上の硬さがある。このため、シール部46の圧縮変形(反力)による密着力のみの防水では低い防水性しか得られない。しかし、複数のシール部46による水圧の減圧効果を追加することで高い防水性が得られる。
一体ハウジング41として、ゴム(アクリル等)材以上の硬い合成樹脂を選択した場合、密着面の凹凸に対する追従性が低くなる。しかし、シール部46の数を多くする等によって、所望の防水性が得られる。又、一体ハウジング41として、ゴム(アクリル等)材以上の硬い合成樹脂を選択した場合、シール部46の圧縮変形による密着力、つまり、反力が小さいため、耐久性に優れている。以上より、一体ハウジング41としてゴム(アクリル等)材以上の硬い合成樹脂を選択した場合にあっても、シール部46を複数本形成することにより、耐久性と防水性に優れたシール構造を提供できる。
(第4実施形態)
図13―17は、第4実施形態に係るコネクタ1を示す。
図13、14に示すように、第4実施形態に係るコネクタ1は、第3実施形態と比較して大きく異なるのは、一体ハウジング41の前端筒部ハウジング部42が電線11の端部12と端子金具21と一体に成形され、電線引出側ハウジング部44が電線11と一体成形されているが、後端筒部ハウジング部43がシールドシェル31と一体成形されずに、後端筒部ハウジング部43にシールドシェル31が嵌合によって固定されている。つまり、一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と一体成形されることにより電線11の端部12及び端子金具21を一体に固定し、且つ、シールドシェル31の嵌合によってシールドシェル31と固定している。
また、第4実施形態に係るコネクタ1は、第3実施形態と同様に、一体ハウジング41のフランジ部覆い部47にリング状のシール部46が突出するように4本形成されている。しかし、フランジ部覆い部47は、第3実施形態とは異なり、シールドシェル31の固定フランジ部33の後面側を覆わずに前面側のみを覆っている。
他の構成は、第2実施形態と同様であるため、同一構成箇所には同一符号を付して説明を省略する。
次に、第4実施形態に係るコネクタ1の組み付け手順を図15―17を用いて簡単に説明する。図15に示すように、電線11の端部12に端子金具21を接続する。次に、金型(図示せず)内に、電線11及び端子金具21をインサート部品として所定位置にセットし、エラストマ系樹脂材料を金型(図示せず)内に注入して一体ハウジング41をモールド成形する。これにより、図16に示すモールド成形品を作製する。
次に、図17に示すように、一体ハウジング41の後端筒部ハウジング部43の外周にシールドシェル31を嵌合する。
最後に、シールド部材(編組等)の端部をシールドシェル31に被せ、その上から加締めリング7を被せ、加締めリング7を加締めてシールド部材(編組線等)を接続固定すれば完了する(図13参照)。
第4実施形態では、一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と一体成形されて、電線端部12と端子金具21とを一体に固定する。従って、第1実施形態と同様の理由によって、コネクタ1の組み立て作業が簡単で工程数を少なくすることができ、又、構成部品を削減できることから構成部品毎のスペースも少なくなるため、コネクタ1を小型化することができる。
一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と一体に成形され、電線11の端部12及び端子金具21を一体に固定している。そして、一体ハウジング41にシールドシェル31を嵌合する。これによって、一体ハウジング41はシールドシェル31に固定している。従って、第1実施形態と同様に、シールドシェル31が一体ハウジング41の剛性補強部材として機能する。これにより、一体ハウジング41は、一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成でき、材料選択の自由度が高まる。第4実施形態のように、一体ハウジング41を一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成することにより、一体ハウジング41自体にシール部46を設けることができ、これによっても部品点数の削減になる。
(第5実施形態)
図18―22は、第5実施形態に係るコネクタ1を示す。
図18、19(a)に示すように、第5実施形態に係るコネクタ1は、第1実施形態のものと比較して、シール部46の構成のみが相違し、他の構成は同一である。同一構成箇所については、図面に第1実施形態と同じ符号を図面に付してその説明を省略する。
つまり、シール部46は、図19(b)に示すように、一体ハウジング41の覆い部45の全外周に亘ってリング状に1本形成されている。シール部46は、先端に向かうに従って先細り形状である。リング状のシール部46には、リング状の永久磁石48が内蔵されている。
一方、相手側3の取付孔5の周縁部で、且つ、シール部46が密着する箇所は、少なくとも強磁性材(例えば鉄材)にて形成されている。
次に、第5実施形態に係るコネクタ1の組み付け手順を図20―22を用いて簡単に説明する。図20に示すように、電線11の端部12に端子金具21を接続する。図21に示すように、金型(図示せず)内に、電線11、端子金具21、シールドシェル31及びリング状の永久磁石48を所定位置にセットする。電線11、端子金具21、シールドシェル31及び永久磁石48をインサート部品とし、エラストマ系樹脂材料を金型(図示せず)内に注入して一体ハウジング41をモールド成形する。これにより、図22に示すモールド成形品を作製する。
最後に、シールド部材(編組等)の端部をシールドシェル31に被せ、その上から加締めリング7を被せ、加締めリング7を加締めてシールド部材(編組等)を接続固定すれば完了する(図18参照)。
第5実施形態では、一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と一体成形されて電線11の端部12と端子金具21とを一体に固定する。従って、一体ハウジング41は、第1実施形態と同様の理由によって、部品間の絶縁機能、部品の保持機能を行うと共に、電線11、端子金具21の防水機能を行い、構成部品を削減することができるため、コネクタ1の組み立て作業が簡単で工程数を少なくすることができる。また、構成部品を削減できることから構成部品毎のスペースも少なくなるため、コネクタ1を小型化することができる。
一体ハウジング41は、電線11の端部12と端子金具21と共にシールドシェル31とも一体成形されて、電線11の端部12と端子金具21と共にシールドシェル31をも一体に固定する。従って、第1実施形態と同様に、シールドシェル31が一体ハウジング41の剛性補強部材として機能する。これにより、一体ハウジング41は、一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成でき、材料選択の自由度が高まる。この実施形態のように、一体ハウジング41を一般的なハウジング材に較べて剛性の低い材料で形成することにより、一体ハウジング41自体にシール部46を設けることができ、これによっても部品点数の削減になる。
シール部46には、永久磁石48が設けられている。従って、シール部46の樹脂箇所の圧縮変形による密着力と、永久磁石48の磁力による吸着力とによって高い防水性を得ることができる。又、一体ハウジング41を合成樹脂自体の耐久性が劣る材料で形成した場合にあっても、永久磁石48の磁力によっても密着するため、シール部46としての密着力の耐久性を保持できる。これにより、一体ハウジング41の材料選択の自由度が向上する。更に、シール部46は、先細り形状であるので、弾性変形し易く、密着面の凹凸への追従性が良く、密着性に優れているため、防水性が向上する。
第5実施形態では、シール部46が1本であるが、複数本設けても良い。
(第6実施形態)
図23は、第6実施形態に係るコネクタ1を示す。
第6実施形態に係るコネクタ1は、第1実施形態と同様に、電線11と端子金具21とシールドシェル31と一体ハウジング41を備えるが、一体ハウジング41の構成が第1実施形態と一部相違する。
つまり、第6実施形態では、一体ハウジング41の内部に、一体ハウジング41とは異なる樹脂材料でモールド成形されたインナーハウジング50を設ける。インナーハウジング50の樹脂材料は、一体ハウジング41よりも硬度の高い樹脂材料が選択される。換言すると、一体ハウジング41は、インナーハウジング50よりも硬度の低い樹脂材料が選択される。
インナーハウジング50は、電線11の内側絶縁層の端部から電線11の露出している導体全体、および端子金具21の電線11側全体を一体に形成することにより、部品間の絶縁をおこなうとともに、電線11の端部12と端子金具21とを一体に固定する。
そして、一体ハウジング41が、インナーハウジング50とシールドシェル31と電線11の一部とを一体にモールド成形される。
第6実施形態では、コネクタ1の組み付け時に、第1実施形態に対して、インナーハウジング50をモールド成形するための金型を別途用意するだけでよく、改変が容易である。
第6実施形態では、インナーハウジング50が、部品間の絶縁するとともに、電線11と端子金具21との間の強度保持をおこなう機能を有する。このため、一体ハウジング41に用いる樹脂材料の選択肢が拡がり、材料費を抑えることができるという効果を奏する。また、一体ハウジング41に用いる樹脂材料よりも硬度の低い樹脂材料を用いるため、シール部46が相手側3の取付孔5の内壁により良好に密着状に当接することができるので、コネクタ1の相手側3への取付部分の防水機能をより高めることができる。
その他の構成および得られる効果は、第1実施形態と同様のため、記載を省略する。
(第7実施形態)
図24は、第7実施形態に係るコネクタ1を示す。
実施形態に係るコネクタ1は、第1実施形態と同様に、電線11と端子金具21とシールドシェル31と一体ハウジング41を備えるが、一体ハウジング41の構成が第1実施形態と一部相違する。
つまり、第7実施形態では、一体ハウジング41の前面に、別部材からなるフロントホルダ51を設ける。フロントホルダ51は、端子金具21を挿通させる挿通口52を備え、端子金具21の端部から挿入され、シールドシェル31の前端筒部34の端部に係止または圧入されることにより固定される。このような構成により、フロントホルダ51が端子金具21を強固に保持することができる。
フロントホルダ51は、例えば、一般的なコネクタハウジングに使用される硬質材料であるポリブチレンテレフタレート(PBT)、シンジオタクチックポリスチレン(SPS)等の絶縁性樹脂材料によって形成される。
第7実施形態では、コネクタ1の組み付け時に、一体ハウジング41をモールド成形する際には、第1実施形態に用いた金型において、フロントホルダ51に相当する個所を削除するだけで対応できるため、容易に改変可能である。
その他の構成および得られる効果は、第1実施形態と同様のため、記載を省略する。
(第8実施形態)
図25は、第8実施形態に係るコネクタ1を示す。
第8実施形態に係るコネクタ1は、第1実施形態と同様に、電線11と端子金具21とシールドシェル31と一体ハウジング41を備えるが、一体ハウジング41のシール部46の近傍の構成が第1実施形態と一部相違する。
つまり、第8実施形態に係るコネクタ1では、第1実施形態に対し、シール部46のコネクタ1の挿入方向の前後に、ハウジングの周方向の全域にわたって溝部53を設ける。第8実施形態では、2本のシール部46の前後に3本の溝部53が設けられている。溝部53を設けることにより、シール部46がより変形し易くなるため、コネクタ1を相手側3に取り付ける時の挿入力を低減することができる。
その他の構成および得られる効果は、第1実施形態と同様のため、記載を省略する。
(第9実施形態)
図26(a)は、第9実施形態で用いられる端子金具21を示す。つまり、第9実施形態では、第1―第8実施形態に対し、端子金具21の構成が一部異なる。
第9実施形態では、端子金具21は、端子金具21の略中央近傍に設けられた孔部23と、端子金具21の両側面に設けられた張出部24を備える。
孔部23は、端子金具21を貫通する形に設けられるが、これに限らず端子金具21を貫通しない溝状であってもよい。また、図26(a)では、孔部23は四角形状に設けられているが、これに限らず、丸形状などの任意の形状であってもよい。
張出部24は、端子金具21の両側面から端子金具21の一面側に突出する形状に設けられるが、これに限らず、端子金具21の両面側に突出する形状に設けてもよいし、端子金具の一側面のみに設けてもよい。
孔部23と張出部24は、一体ハウジング41が端子金具21にモールド成形される位置に設けられる。つまり、一体ハウジング41を端子金具21にモールド成形する際に、樹脂材料が孔部23と張出部24とに流れ込む。このことにより、一体ハウジング41が端子金具21をより強固に保持することができる。
また、図26(b)に示す第9実施形態の変形例のように、張出部24Aを端子金具21の両側面から端子金具21の幅方向に突出させる形状であってもよい。ただし、図26(b)に示すような張出部24Aの構造の場合、端子金具21が幅方向に大型化する。
その他の構成および得られる効果は、第1―第8実施形態と同様のため、記載を省略する。
本発明によれば、多くの機能を要求される場合であっても、構成部品の数を削減でき、組み付けが簡単で省スペース化が可能なコネクタを提供することができる。

Claims (6)

  1. コネクタであって、
    導体と前記導体を被覆する絶縁層とを備え、一端側の端部で前記絶縁層から前記導体が露出している電線と、
    前記電線の一端側の端部で露出している導体に接続された端子金具と、
    前記端子金具の先端部が外部に露出するようにして前記絶縁層の一端側の端部と前記露出している導体と前記端子金具とに一体成形された状態で、前記絶縁層の一端側の端部と前記露出している導体と前記端子金具とに一体化した状態になっている一体ハウジングとを備え、
    前記端子金具と共に前記電線の前記一端側の端部が内部に挿通されるシールドシェルを更に備え、
    前記一体ハウジングは、前記絶縁層の一端側の端部と前記露出している導体と前記端子金具と共に前記シールドシェルとも一体成形された状態で、前記絶縁層の一端側の端部と前記露出している導体と前記端子金具と共に前記シールドシェルとも一体化した状態になっており、
    前記一体ハウジングの一部が、前記シールドシェルの一部を、前記シールドシェルの一部の厚さ方向の両側から挟み込んだ状態になっていることを特徴とするコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記シールドシェルは、前記絶縁層の一端側の端部と前記露出している導体と露出している導体に接続された前記端子金具とが挿通する電線挿通筒体部と、相手側への固定用の固定フランジ部とを備え、
    前記電線挿通筒体部は、前記電線の前記一端側の端部が収容される前端筒部と、前記電線が引き出される後端筒部とを備え、
    前記一体ハウジングは、前記前端筒部と一体に成形された前端筒部ハウジング部と、前記後端筒部と一体に成形された後端筒部ハウジング部と、前記後端筒部から引き出された電線の絶縁層と一体に成形された電線引出側ハウジング部とを備え
    前記前端筒部ハウジング部は、前記シールドシェルの前端筒部の内部に設けられているとともに、前記前端筒部の外壁も覆った状態になっていることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記シールドシェルは、前記絶縁層の一端側の端部と前記露出している導体とが挿通されており前記電線が引き出されている後端筒部と、相手側への固定用の固定フランジ部とを備えており、
    前記一体ハウジングは、前端筒部ハウジング部と、前記後端筒部と一体に成形された後端筒部ハウジング部と、前記後端筒部から引き出された電線と一体に成形された電線引出側ハウジング部と、フランジ部覆い部とを備え、
    前記フランジ部覆い部が、前記シールドシェルの固定フランジ部を、この固定フランジ部の厚さ方向の両側から挟み込んだ状態になっていることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のコネクタであって、
    前記一体ハウジングには、相手側に密着当接するシール部が一体で形成されており、
    前記シール部は、前記シールドシェルの一部を挟み込んだ状態になっている前記一体ハウジングの部位から突出した状態になっていることを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項4に記載のコネクタであって、複数本の前記シール部が形成されていることを特徴とするコネクタ。
  6. 請求項4又は5に記載のコネクタであって、前記シール部には、永久磁石が設けられていることを特徴とするコネクタ。
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