JP5986902B2 - 自走式掃除機 - Google Patents
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Description
たとえば、特許文献1では、集塵室の紙パック内のゴミ詰まりによる負圧力を検出するための圧力センサ(ゴミ量検出手段)を設けて、圧力が所定値に達した場合に、走行及び吸塵動作を停止して、警報を発する自走式掃除機が記載されている。
また、送風モータのパワーを必要最小限に抑えると、床面のゴミを回転ブラシで掻き上げても、集塵室に至らず集塵室までの経路途中に一部のゴミが残留することがある。集塵室にゴミが溜まればこの減少はより顕著に現れ、溜まったゴミを廃棄するために集塵容器を取り外す際に掃除機本体内にゴミを取りこぼすことになる。
また、前記(2)の発明によれば前記制御部は、前記掃除動作を終了した後に予め定められた期間、前記送風制御部に掃除動作中よりも強い吸引気流を生成させるので、強い吸引気流により、回転ブラシをはじめ、吸気口付近や集塵容器の入口付近にあるゴミを吸引して清浄化することが可能である。よって、溜まったゴミが掃除機本体内にゴミが残留し、ゴミを廃棄するために集塵容器を取り外す際、残留したゴミが掃除機本体に落下することが防げる。
この発明の自走式掃除機とは、底面に吸気口を有すると共に内部に集塵部を有する筐体、筐体を走行させる車輪、車輪の回転、停止および回転方向等を制御する制御部などを備え、ユーザの手を離れて自律的に掃除動作する掃除機を意味し、後述の図面を用いた実施形態によって一例が示される。
この発明において、自走式とは、主として、利用者の指示入力により、指示された位置や目的とする位置へ、自律的に移動することを意味する。
図1に、この発明の自走式掃除機の一実施例の概略構成ブロック図を示す。
図1において、この発明の自走式掃除機(以下、単に、掃除機とも呼ぶ)は、主として、制御部11、充電池12、電池残量検出部13、障害検知部14、入力部15、表示部16、走行制御部21、車輪22、集塵部30、終了判断部41、記憶部51、充電台探索部91、受信部92、充電台接続部93を備える。
また、掃除を行う部屋の所定の位置に充電台100を設置する。充電台の設置場所は、商用電源のコンセント近辺、部屋の壁際、机の脇などで、電源電力の供給を受けられる場所であればよい。充電台100と自走式掃除機1を接続することにより、自走式掃除機1は充電台100と接触した状態で充電台100からの電力の供給を受け、自走式掃除機1の充電池12を充電する。また、自走式掃除機1は、充電台100から離れ自動走行しながら掃除機能を実行する。
図3において、本発明の自走式掃除機1は、円盤形の筐体2を備える。この筐体2の内部または外部に、回転ブラシ、サイドブラシ10、障害検知部14、集塵部30、電動送風機、後述する走行制御部21によって駆動される複数の車輪22、後輪、前輪、受信部92、図1に示したその他の構成要素が設けられている。
図3において、障害検知部14、受信部92および前輪が配置されている部分を前方部、後輪が配置されている部分を後方部、図示しない制御部11、充電池12、集塵部30などが配置されている部分を中間部と呼ぶ。
信号が検出された場合、検出されたときの自走式掃除機1の受信部92の前方方向に、充電台100があると認識し、直線的に充電台100の方向へ向かって走行する。ただし、障害物があれば、それを避けながら、充電台100の方向へ移動する。
図1の制御部11は、自走式掃除機1の各構成要素の動作を制御する部分であり、主として、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータによって実現される。
CPUは、ROM等に予め格納された制御プログラムに基づいて、各ハードウェアを有機的に動作させて、この発明の掃除機能、走行機能、ゴミ量検知機能、充電台100への帰還機能などを実行する。
充電池12の充電は、自走式掃除機1と充電台100とを接続した状態で行われる。
自走式掃除機1と充電台100との接続は、互いの接続部(93,101)である露出した充電端子どうしを接触させることにより行う。
CPUは、障害検知部14から出力された信号に基づいて、障害物の存在する位置を認識する。認識された障害物の位置情報に基づいて、その障害物を避けて次に走行すべき方向を決定する。
吸気口35および排気口36は、それぞれ掃除のための空気の吸気および排気を行う部分であり、前記したような位置に形成される。
走行制御部21は、自走式掃除機1の自律走行の制御をする部分であり、主として上記した車輪22の回転を制御して、筐体2を自動的に移動させる部分である。
車輪22を駆動させることにより、自走式掃除機1の前進、後退、回転、静止などの動作を行わせる。
あるいは、入力部15としては、自走式掃除機本体とは別に、リモコンユニットを設け、このリモコンユニットに設けられた操作ボタンを押すことにより、赤外線や無線電波信号を送出し、無線通信により動作の指示入力をしてもよい。
入力部15としては、たとえば、電源スイッチ、起動スイッチ、充電要求スイッチ、その他のスイッチ(運転モードスイッチ,タイマースイッチ)などが設けられる。運転モードスイッチにより選択される運転モードには、部屋全体を掃除する通常モード、指定された位置の周辺を清掃するスポットモード、壁際を清掃する壁際モードがある。
集塵容器33は、吸気口35から吸い込んだゴミを蓄積しておく容器である。ゴミ満載状態は、集塵容器33の中にゴミを蓄積することができる最大量を意味する。なお、本発明に係る集塵容器は、吸込んだゴミを蓄積しておくことができるものであれば、その形状及び材質を問わない。例えば、集塵容器は、所謂紙パック式のものでもよい。
ゴミ検出部32は、集塵容器33に蓄積されたゴミの量を検出する部分であり、この実施形態においては送風モータの電流を検出する電流センサが用いられる。
すなわち、電流センサにより、送風モータに流れる電流を測定することにより、蓄積したゴミ量がどの程度であるかを判断する。たとえば、測定した電流値が所定のしきい値よりも小さくなった場合はゴミが満載状態になったと判断される。
図4の横軸は、集塵容器33に蓄積されるゴミの量を示している。
図4の縦軸は、送風モータを駆動するときに流れるモータ電流(A)を示している。
図4のグラフによれば、このモータ電流が大きいほど、集塵容器33内にはゴミが蓄積されておらず、モータ電流の値が小さくなるほど、ゴミが満載状態に近くなっていることを示している。
ゴミ量W1からW6にいくに従って、蓄積されたゴミ量が増加し、ゴミ量W1が蓄積されたゴミ量が最も少なく、ゴミ量W6が蓄積されたゴミ量が最も多くほぼ満載状態の場合を示している。
したがって、モータ電流値を測定すれば、現在蓄積されているゴミ量を検出することができる。
また、後述するように、イオン発生部を設ける場合は、発生したイオンを排気口から放出するために、排気風を生成し、吸気口35と排気口36の開閉を制御する部分でもある。
記憶部51には、主として、ゴミ量情報52、電池情報53、現在位置情報54などが記憶される。
現在位置情報54は、自走式掃除機1が現在存在する位置を示す情報であり、たとえば掃除を行う室内の中のどこにいるかを示す相対的な座標情報である。
たとえば、充電台100に接続された位置の座標値や、自走式掃除機1の現在位置を示す座標値である。
さらに、この情報54をもとに、実際に走行した履歴情報(走行マップ)を生成してもよい。走行マップは、次回以降の掃除における走行ルートを決定するのに利用できる。
充電台探索部91は、充電台100の位置を探索する部分であり、自走式掃除機1が充電台100から離れた位置にある場合に、充電台100の存在する位置がどの方向にあるかを検出する部分である。
充電台100の探索には、走行制御部21による自律走行処理と、受信部92による信号検出処理を用いる。
また、自走式掃除機1の現在位置において、充電台100が検出されなかった場合は、上記したように、その現在位置に静止した状態で回転して、受信部92により、充電台100から送信された信号が検出されるか否かをチェックする。
充電台100から送信される信号としては、たとえば、光である可視光、赤外線、または電波、超音波、などが用いられる。この場合、方向性等が必要なため、送信部102からの送信される信号としては、指向性を持たせ、ある程度の幅を持ったもので、レーザー光、赤外線等が好適である。通常は赤外線等が一般的に利用されている。なお、可視光でも指向性を持たせ利用することもできる。
この充電台接続部93と、充電台100の掃除機接続部101とを物理的に接触させることにより、充電台100の電力供給部104から与えられる電力を、充電池12に供給し充電する。
充電台接続部93は、掃除機接続部101と接触させるために、自走式掃除機1本体の側面に露出した状態で形成される。
たとえば、筐体内部に、イオンを発生するイオン発生部を備えてもよい。
イオン発生部は、放電により空気中の水分子を電離し、正イオンとしてH+(H2O)m(
mは任意の自然数)、負イオンとしてO2 -(H2O)n(nは任意の自然数)を生成する。
イオン発生部は、排気経路に臨む部分に、複数のイオン放出部を有している。このイオン放出部は、イオン発生部の樹脂性の筺体の一部を、例えば円形状に開口した開口部からなり、その開口部に対応してイオン発生のための電極が設けられている。
各々のイオン放出部には、たとえば、共通の対向電極と針状の2つの放電電極が各々設けられる。放電電極は先端が尖った針電極であり、対向電極は放電電極の周囲を囲うように開口された共通の接地された電極である。
高圧電気発生回路は、各放電電極に、交流波形またはインパルス波形から成る正または負の高電圧を供給するものである。例えば一方の放電電極には、正のインパルス波形の高電圧が印加される。これにより、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して主として先に説明したH+(H2O)mから成る正のクラスタイオンが生成される。
他方の放電電極には、負のインパルス波形の高電圧が印加され、電離により発生するイオンが空気中の水分と結合して主としてO2 -(H2O)nから成る負のクラスタイオンが
生成される。
イオン発生部によって発生されたイオンは、送風制御部34によって装置内部を流通する空気とともに、排気口36の方向へ送られ、排気口36から外部へ吹き出される。
吸気口35は、外部の空気を筐体内部へ導入する開口であり、筐体2の底面あるいは上面の位置に設けられる。
また、所定の動作モードに対応させて排気口36と吸気口35の開閉を制御して、必要なときにイオンを発生して室内に放出することにより、イオンによる室内の除菌と消臭または脱臭を行うようにしてもよい。
図1において、充電台100は、主として、掃除機接続部101、送信部102、制御部103、電力供給部104とを備え、室内の壁などに配置された商用電源105のコンセントからのAC電源電力の供給を受ける。
電力供給部104は、商用電源105からの交流電力を受け入れ、自走式掃除機1を充電することのできる直流電力に変換し、掃除機接続部101に与える部分である。
たとえば、送信信号として赤外線を用いる場合、ある程度の範囲に広がって進行するという指向性を持たせ、自走式掃除機1がその範囲内に入った場合は、受信部92によって、赤外線を検出することができる。
充電台100の制御部103は、充電台100の各種機能を実現する部分であり、主として、発光処理と、充電電力の供給制御を行う。制御部103は、CPU、ROM、RAM、I/Oコントローラ、タイマー等からなるマイクロコンピュータにより実現できる。
<この発明の自走式掃除機の動作説明>
ここでは、自走式掃除機1が移動しながら掃除をしている場合に、充電池12の残容量が所定の閾値以下となった場合等において、掃除を終了し、ゴミ量の検出を行ったうえで充電台100の方へ帰還する処理を行う一実施例を説明する。
まず、入力部15の電源スイッチが投入されると(ステップS11)、CPUは、制御部11の機能としてその操作に応答して表示部16に各種情報の表示を行わせ(ステップS12)、起動スイッチが押されたか否かを監視する(ステップS13)。起動スイッチがONされると(ステップS13のYes)、前記CPUはそれに応答し送風制御部34の機能として送風モータ31aを起動する(ステップS15)。そして、吸引力の設定に応じた速度で送風モータ31aを回転させる。ここでは、吸引力「弱」に設定されているものとする。また、前記CPUは、制御部11の機能として走行制御部21に自律走行を開始させる。これによって自走式掃除機1は、充電台100から離れ、所定の領域内を移動しながら掃除動作を実行し、ゴミを集塵容器33内に収集する。
掃除動作を継続させるべきと判断した場合(ステップS21のNo)、ルーチンは前述のステップS17に戻り、電流値の監視を続ける。
一方、掃除動作を終了させるべきと判断した場合(ステップS21のYes)、前記CPUはその場で一旦走行を停止させ、さらに回転ブラシおよびサイドブラシを停止させることが好ましい。静音化のためであり、また、ブラシを停止させ吸気口35を同一箇所に留めておくことで送風モータの負荷、即ち送風モータの電流値の変動をより小さくすることができる。ただし、この発明はこの態様に限定されるものでなく、走行したまま、また、回転ブラシおよびサイドブラシを回転させたままでステップS23以降の処理を行ってもよい。
以上のように、掃除動作中よりも送風モータの吸引力を強くしてゴミ量を検出することで、吸引力を抑えて掃除動作をしている場合でも、ゴミ量を精度よく検出することができる。さらに、一定期間吸引力を強くすることにより、回転ブラシをはじめ、吸気口付近や集塵容器33の入り口付近にあるゴミを吸引して清浄化することが可能である。これによりダストボックスを取り外す際に掃除機本体内にゴミを取りこぼすことを防ぐことができる。
なお、この帰還処理をする場合においても、送風モータを停止させずにゴミ収集処理を実行するようにしてもよい。ただし、充電池12の残量が少ない場合、ゴミを収集するとゴミが満載状態となる可能性のある場合、帰還するルートがすでに掃除を行った場所を通る場合などは、ゴミ収集処理を停止して、帰還するようにしてもよい。
接続部(93、101)どうしが接触した場合、充電台100から充電池12の方へ充電電流が流れるので、この充電電流を検知することにより、自走式掃除機1は、充電台100へ帰還したことを確認できる。
また、充電台100に帰還した後も、ゴミ量が満載に近い状態である場合は、利用者に収集したゴミを取り除くことを要求するために、ステップS5で行ったゴミ量の警告表示を継続して行うことが好ましい。利用者は、充電台100へ戻った自走式掃除機1の警告表示を見ることにより、ゴミが満載に近い状態であることを知ることができ、充電台100のある位置でゴミの除去作業をすることができる。
蓄積されたゴミ量を正確に検出でき、リアルタイムに測定できるという観点から電流センサが多用される。しかし、ゴミ量の検出に他の手段を用いることができる。
ゴミ量検出部32の変形例として、送風モータの回転数を検出する速度センサ、圧力センサ、風量センサ等を用いてもよい。
速度センサは、送風モータの回転数を検出するセンサであり、具体的にはロータリーエンコーダや速度発電機が適用される。集塵容器33内のゴミ量が増加すると吸い込む風量が減少して送風モータの負荷が軽くなり、回転数が上昇するので、ゴミ満載に近づいたことが検出できる。
風量センサは、吸い込む風量を検知するセンサであり、ゴミ詰まりが多くなると風量が減少するので、ゴミ満載に近づいたことが検出できる。
これらの変形例についても、掃除動作中よりも強い吸引力で、即ちより高い回転数で送風モータを回転させることによって、より精度よくゴミ量を検出することができる。
実施の形態1で、CPUは、掃除動作中に吸引力「弱」でゴミ量の検出を行うが(図2のステップS17〜S21参照)、掃除動作を終了すると判断したときに掃除動作中よりも強い吸引力で一定期間送風モータを回転させてゴミ量を検出する(図2のステップS23〜S29参照)。
実施の形態1で、CPUは、掃除動作を終了すると判断したときにゴミ量を検出し、その後に充電台100へ帰還するように制御する。
これに代えて、掃除動作を終了すると判断したら充電台100へ帰還し、互いの接触部(93、101)どうしが接触して充電動作を開始した後にゴミ量を検出するようにしてもよい。このようにすれば、清掃終了時に充電池12の電圧が低下している場合でもコンセントからAC電源電力の供給を受け電圧が安定した状態で送風モータを回転させることができるので、強くかつ安定した吸引力で精度よくゴミ量検出を行うことができる。
(i)この発明の自走式掃除機は、走行可能な筐体に積載されゴミを蓄積する集塵容器と、吸引気流を生成して前記集塵容器にゴミを収集するゴミ収集部と、前記集塵容器に蓄積されたゴミの量を検出するゴミ量検出部と、前記吸引気流の強弱を制御する送風制御部と、前記筐体の走行を制御するとともに、前記ゴミ量検出部にゴミ量の検出を行わせる制御部とを備え、前記制御部は、予め定められた期間前記送風制御部に強い吸引気流を生成させてその期間に前記ゴミ量検出部にゴミの量を検出させることを特徴とする。
(ii)掃除動作の終了を判断する終了判断部をさらに備え、前記制御部は、前記終了判断部が清掃動作を終了すると判断した場合に前記送風制御部に掃除動作中よりも強い吸引気流を生成させ前記ゴミ量検出部にゴミ量の検出を行わせてもよい。自走式掃除機の場合、ユーザがゴミ満載の警告表示に気づくのは清掃作業が終了してホームポジションに帰還した後が一般的と考えられるところ、この態様によれば清掃終了時に精度よくゴミ量を検出することで帰還前にゴミ満載表示を行うことができる。
(vi)また、この発明は、走行可能な筐体に積載されゴミを蓄積する集塵容器と、掃除動作のとき吸引気流を生成して前記集塵容器にゴミを収集するゴミ収集部と、前記吸引気流の強弱を制御する送風制御部と、前記筐体の走行を制御するとともに、前記送風制御部に吸引気流の制御を行わせる制御部とを備え、前記制御部は、前記掃除動作を終了した後に予め定められた期間、前記送風制御部に掃除動作中よりも強い吸引気流を生成させることを特徴とする。
(vii)電源としての充電池をさらに備え、前記制御部は掃除動作終了後、所定の位置に配置された充電台へ前記筐体を走行させて前記充電池の充電を行うように制御し、前記充電台に到達した後前記送風制御部に掃除動作中よりも強い吸引気流を生成させてもよい。このようにすれば、充電台から安定した電圧が供給された状態で送風モータを駆動して強い吸引気流を発生させることができる。
前述した実施の形態の他にも、この発明について種々の変形例があり得る。それらの変形例は、この発明の範囲に属さないと解されるべきものではない。この発明には、請求の範囲と均等の意味および前記範囲内でのすべての変形とが含まれるべきである。
Claims (2)
- 走行可能な筐体に積載されゴミを蓄積する集塵容器と、
吸引気流を生成して前記集塵容器にゴミを収集するゴミ収集部と、
前記集塵容器に蓄積されたゴミの量を検出するゴミ量検出部と、
前記吸引気流の強弱を制御する送風制御部と、
前記筐体の走行を制御するとともに、前記ゴミ量検出部にゴミ量の検出を行わせる制御部と、
掃除動作の終了を判断する終了判断部とを備え、
前記制御部は、前記終了判断部が清掃動作を終了すると判断した場合に予め定められた期間前記送風制御部に強い吸引気流を生成させてその期間に前記ゴミ量検出部にゴミの量を検出させることを特徴とする自走式掃除機。 - 走行可能な筐体に積載されゴミを蓄積する集塵容器と、
吸引気流を生成して前記集塵容器にゴミを収集するゴミ収集部と、
前記集塵容器に蓄積されたゴミの量を検出するゴミ量検出部と、
前記吸引気流の強弱を制御する送風制御部と、
前記筐体の走行を制御するとともに、前記ゴミ量検出部にゴミ量の検出を行わせる制御部と、
床面を掃く回転ブラシとを備え、
前記制御部は、前記筐体の走行を停止させ、前記回転ブラシを停止させた状態で予め定められた期間前記送風制御部に強い吸引気流を生成させてその期間に前記ゴミ量検出部に前記ゴミ量の検出を行わせることを特徴とする自走式掃除機。
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