JP5986190B2 - 軌条車両構体 - Google Patents
軌条車両構体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5986190B2 JP5986190B2 JP2014506109A JP2014506109A JP5986190B2 JP 5986190 B2 JP5986190 B2 JP 5986190B2 JP 2014506109 A JP2014506109 A JP 2014506109A JP 2014506109 A JP2014506109 A JP 2014506109A JP 5986190 B2 JP5986190 B2 JP 5986190B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- rail vehicle
- plate
- opening
- hollow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61D—BODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
- B61D17/00—Construction details of vehicle bodies
- B61D17/04—Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
- B61D17/08—Sides
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B61—RAILWAYS
- B61D—BODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
- B61D17/00—Construction details of vehicle bodies
- B61D17/04—Construction details of vehicle bodies with bodies of metal; with composite, e.g. metal and wood body structures
- B61D17/12—Roofs
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T30/00—Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance
Description
本実施例では、軌条車両の一例として鉄道車両を用いて説明する。図1に本実施例の鉄道車両に供される鉄道車両構体全体を斜視図で示す。図1に示す鉄道車両構体1は、台枠10の幅方向110の両端部に立設される側構体20と、台枠10の長手方向120の両端部に立設される妻構体40と、側構体20と妻構体40の上端部に載置される屋根構体30から構成される。
台枠10は、二枚の面板と該面板同士を接続するリブから成るアルミニウム合金製の中空押出形材50を幅方向(形材の長手方向に交差する方向)に接合することによって構成される。中空押出形材50は、いわゆるダブルスキン構造の押出形材であり、その押出方向は鉄道車両構体1の長手方向120に沿っている。
同様に、側梁11に含まれる出入口下辺24が位置する部位も、ダブルスキン構造を有する中空押出形材50により構成される。従って、軽量化と剛性・強度を両立できる鉄道車両構体を実現することが可能となる。
側柱27によって、出入口開口部21および窓開口部22の側方(各開口部の垂直辺に沿う部位)が補強されて剛性が高められるので、垂直荷重に起因する変位も抑制されて高い応力の発生が抑制されるとともに、鉄道車両構体1の剛性や強度をより強固にできる。
これにより、ハイブリッド化による軽量化を享受しつつ、荷重に対する剛性および強度を確保可能な鉄道車両構体を実現することができる。
本実施例の中空押出形材50は、その断面形状が、車外側面板70の幅方向長さが車内側面板71の幅方向長さよりも長く、車内側面板71の両端部から車外側面板70に向かって外側に延びる第1のリブ72および第2のリブ73によって車外側面板70と車内側面板71とが接続された台形形状を有する。また、車外側面板70、車内側面板71、第1のリブ72および第2のリブ73によって囲まれる範囲を中空部74、それ以外の領域を板部75と称する。
本実施例の軌条車両により、軽量化を実現すると共に製作性を向上でき、ライフサイクルエネルギーを低減できる軌条車両を提供することが可能となる。
本実施例では、実施例1で説明した軌条車両の変形例について、鉄道車両構体を例にして説明する。図4には本実施例の軌条車両の斜視図を、図5には、図4に示す鉄道車両構体1におけるA−A断面図をそれぞれ示す。
図1に示した実施例では、出入口下辺24は、側梁11に含まれていたが、図4と図5に示す本実施例では側構体20に含まれている。また、実施例1の鉄道車両構体で記した空調装置を省略している。それ以外の鉄道車両構体1の構成は実施例1で説明した構成と同一であるため、以下の説明においては、それら実施例1と同一の構成については説明を省略する。
出入口開口部21と窓開口部22は、出入口上辺23、出入口下辺24、窓上辺25、窓下辺26が中空押出形材50の配置箇所に位置するよう形成される。窓開口部の窓上辺25と窓下辺26との間の高さ方向の中間部、および、窓下辺26と側構体20の下端部との間には、Tリブ付き押出形材60(シングルスキン構造)により構成されている。側構体20の出入口開口部21および窓開口部22の側方(垂直辺)には、側構体20を補強する側柱27が設けられる。
本実施例では、実施例1で説明した軌条車両の更に別の変形例について、鉄道車両構体を例にして説明する。図6には、本実施例の軌条車両の斜視図を、図7には、図6に示す鉄道車両構体1におけるA−A断面図をそれぞれ示す。出入口上辺23が存在する部位以外の鉄道車両構体1の構成は、図1に示した実施例と同一のため、同一部部分についての説明は簡略化する。
図1に示した鉄道車両構体1では、出入口上辺23は、側構体20に存在していたが、本実施例では屋根構体30の幅方向110の端部に備えられる肩部31に存在している。屋根構体30は中空押出形材50のみによって構成されている。屋根構体30に高い強度が要求される場合、例えば1つの軌条車両上に2台の空調装置80(図示なし)を搭載する場合などには、本実施例の屋根構体30を採用する方が好ましい。
以下では、図8を用いて、本発明の軌条車両構体に対する比較例について説明する。実施例1〜3では、側構体20がハイブリッド構造、すなわちTリブ付き押出形材60と中空押出形材50を形材の幅方向に組み合わせて接合された構造を備えていたが、本比較例ではTリブ付き押出形材60のみ、すなわちシングルスキン構造のみで構成されている。
側構体20は、Tリブ付き押出形材60を接合することによって構成される。側構体20と側梁11には、側構体20を補強する側柱27が、窓開口部22の側方に設けられる。肩部31に存在する出入口上辺23が位置する部位は、中空押出形材50により構成されている。側構体20に存在する窓上辺25、窓下辺26が位置する部位は、Tリブ付き押出形材60により構成されている。側梁11に存在する出入口下辺24が位置する部位は、中空押出形材50により構成されている。
10…台枠
11…側梁
20…側構体
21…出入口開口部
22…窓開口部
23…出入口上辺
24…出入口下辺
25…窓上辺
26…窓下辺
27…側柱
28…内装受け
29…接合部
30…屋根構体
31…肩部
40…妻構体
50…中空押出形材
60…Tリブ付き押出形材
70…車外側面板
71…車内側面板
80…空調装置
81…空調用開口部
100…高さ方向
110…幅方向
120…長手方向
Claims (9)
- 屋根構体、側構体および台枠とを有し、前記側構体に設けられた出入口開口部および窓開口部と、前記屋根構体あるいは前記側構体の車内側に設けられた内装部材の取り付け部とを備える軌条車両構体であって、
前記台枠は、車内側面板と車外側面板とがリブで連結された中空押出形材同士が、前記中空押出形材の押出し方向と交差する方向である幅方向に接合されて構成され、
前記側構体は、車内側となる面にT字リブを備える板状の押出形材と前記中空押出形材とが前記幅方向に接合されて構成され、
更に前記出入口開口部および前記窓開口部の上辺および下辺の位置と、前記取り付け部の位置と、が前記中空押出形材の位置に配置されるよう形成され、
更に前記窓開口部の前記上辺と前記下辺の高さ方向の中間部が前記板状の押出形材の位置に配置されるように形成されたことを特徴とする軌条車両構体。 - 請求項1に記載の軌条車両構体において、
前記中空押出形材の前記車外側面板の前記幅方向長さは前記車内側面板の前記幅方向長さよりも長く、
当該車外側面板の端部と前記板状の押出形材の端部との突き合わせ部が接合継手をなすことを特徴とする軌条車両構体。 - 請求項2に記載の軌条車両構体において、
前記屋根構体も、前記板状の押出形材と前記中空押出形材とが前記幅方向に接合されて構成されたことを特徴とする軌条車両構体。 - 請求項2に記載の軌条車両構体において、
前記中空押出形材は、
前記車外側面板上であって前記車内側面板の両端部よりも外側に設けられたリブ接続位置と前記車内側面板の両端部とを連結する第1および第2のリブと、
当該第1および第2のリブによって挟まれる領域に形成され、前記車内側面板と前記車外側面板を接続するとともに略水平面をなす第3のリブとを備えることを特徴とする軌条車両構体。 - 請求項2に記載の軌条車両構体において、
前記出入口開口部および前記窓開口部は、前記出入口開口部および前記窓開口部の各々の上辺または下辺が共通の中空押出形材に属するような位置に形成されていることを特徴とする軌条車両構体。 - 請求項2に記載の軌条車両構体において、
前記内装部材の取り付け部は、前記屋根構体あるいは前記側構体を構成する前記中空押出形材の前記車内側面板の車内側に設けられ、
前記中空押出形材の一部として一体で押出成型されたことを特徴とする軌条車両構体。 - 請求項3に記載の軌条車両構体において、
前記屋根構体上に設けられた空調装置と、
前記屋根構体に設けられ、前記空調装置と車内の空気の流路を構成する空調装置用開口部とを備え、
当該空調装置用開口部は、前記空調装置用開口部の端部が前記屋根構体の前記中空押出形材の位置に配置されるよう形成されたことを特徴とする軌条車両構体。 - 請求項2に記載された軌条車両構体において、
前記中空押出形材および前記T字リブを備える前記板状の押出形材の押出方向は、前記軌条車両構体の長手方向に沿っており、
前記中空押出形材の前記中空部の車内側の面板の面と、車内側に向けて配設された前記板状の押出形材の前記T字リブの面とは概ね同一平面にあり、
前記側構体の高さ方向に沿った梁部材が、前記中空部の前記車内側の面板の面と前記T字リブの面とに接合されていることを特徴とする軌条車両構体。 - 請求項8に記載された軌条車両構体において、
前記梁部材は、車内側の前記出入口開口部または前記窓開口部の側方に配置されていることを特徴とする軌条車両構体。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012064882 | 2012-03-22 | ||
JP2012064882 | 2012-03-22 | ||
PCT/JP2013/055342 WO2013140976A1 (ja) | 2012-03-22 | 2013-02-28 | 軌条車両構体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2013140976A1 JPWO2013140976A1 (ja) | 2015-08-03 |
JP5986190B2 true JP5986190B2 (ja) | 2016-09-06 |
Family
ID=49222439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014506109A Active JP5986190B2 (ja) | 2012-03-22 | 2013-02-28 | 軌条車両構体 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5986190B2 (ja) |
GB (1) | GB2513817B (ja) |
IN (1) | IN2014DN07780A (ja) |
WO (1) | WO2013140976A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6944324B2 (ja) * | 2017-09-26 | 2021-10-06 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両構体 |
CN109606401A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-04-12 | 安徽鑫铂铝业股份有限公司 | 一种高强韧轨道交通车体铝型材 |
DE102022210227A1 (de) * | 2022-09-27 | 2024-03-28 | Siemens Mobility GmbH | Wagenkasten in Teildifferentialbauweise |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5742128Y2 (ja) * | 1978-04-12 | 1982-09-16 | ||
JPS5842840B2 (ja) * | 1978-05-17 | 1983-09-22 | 藤工業株式会社 | 表面印刷方法 |
JPH0645341B2 (ja) * | 1989-01-18 | 1994-06-15 | 株式会社日立製作所 | 鉄道車両の側構体構造 |
JPH04133852A (ja) * | 1990-09-26 | 1992-05-07 | Hitachi Ltd | 鉄道車両構体 |
JP2784279B2 (ja) * | 1991-06-25 | 1998-08-06 | 川崎重工業株式会社 | 軽合金押出形材を用いた構体構造 |
JPH09169267A (ja) * | 1995-12-20 | 1997-06-30 | Hitachi Ltd | 車両構体 |
JP2005263083A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Tokyu Car Corp | 鉄道車両構体 |
JP4732993B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2011-07-27 | 東急車輛製造株式会社 | 車両用パネル構造体 |
JP4854715B2 (ja) * | 2008-08-19 | 2012-01-18 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の側構体 |
-
2013
- 2013-02-28 IN IN7780DEN2014 patent/IN2014DN07780A/en unknown
- 2013-02-28 JP JP2014506109A patent/JP5986190B2/ja active Active
- 2013-02-28 GB GB1415886.9A patent/GB2513817B/en active Active
- 2013-02-28 WO PCT/JP2013/055342 patent/WO2013140976A1/ja active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
IN2014DN07780A (ja) | 2015-05-15 |
JPWO2013140976A1 (ja) | 2015-08-03 |
GB2513817A (en) | 2014-11-05 |
GB2513817B (en) | 2017-10-11 |
GB201415886D0 (en) | 2014-10-22 |
WO2013140976A1 (ja) | 2013-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5140913A (en) | Railway car body structures | |
KR101919175B1 (ko) | 철도 차량 차체와 그 제조 방법 | |
JP2533663B2 (ja) | 鉄道車両構体 | |
JP5986190B2 (ja) | 軌条車両構体 | |
JPH11278258A (ja) | 車両の外板の補強方法とこれを用いた構体構造 | |
JPH0295971A (ja) | 鉄道車両の車体 | |
JP6462534B2 (ja) | 軌条車両構体 | |
JP4979390B2 (ja) | 車両構体 | |
JP6653730B2 (ja) | 鉄道車両 | |
JP2016037188A (ja) | 軌条車両構体 | |
JP5432733B2 (ja) | 鉄道車両構体 | |
WO2013077192A1 (ja) | 軌条車両 | |
JP6184930B2 (ja) | 軌条車両構体 | |
JP2626340B2 (ja) | 車両の台枠 | |
JP6230981B2 (ja) | 軌条車両構体 | |
JP2000296771A (ja) | 鉄道車両の構体構造 | |
JP2007062440A (ja) | 鉄道車両の車体構造 | |
JP7281019B2 (ja) | 軌条車両 | |
CN215553189U (zh) | 一种底架边梁、车体底架及其轨道车辆 | |
JP5466114B2 (ja) | 鉄道車両構体 | |
JP2675183B2 (ja) | 車 体 | |
CN109383541A (zh) | 一种铁路机车用的轻量化后端墙结构 | |
JP2658778B2 (ja) | 鉄道車両構体 | |
JPH09118227A (ja) | 鉄道車両構体 | |
JPH08108849A (ja) | 鉄道車両の車体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150804 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150804 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160726 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160804 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5986190 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |