JPS5842840B2 - 表面印刷方法 - Google Patents
表面印刷方法Info
- Publication number
- JPS5842840B2 JPS5842840B2 JP53059174A JP5917478A JPS5842840B2 JP S5842840 B2 JPS5842840 B2 JP S5842840B2 JP 53059174 A JP53059174 A JP 53059174A JP 5917478 A JP5917478 A JP 5917478A JP S5842840 B2 JPS5842840 B2 JP S5842840B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- products
- synthetic resin
- pattern
- printing
- sublimation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Printing Methods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、金属製品以外の製品、即ちプラスチック樹脂
等、熱硬化性樹脂、及び熱可塑性樹脂成型品等の合成樹
脂製品又はガラス製品、陶器、木材製品等の成型品表面
への表面印刷方法に関するものである。
等、熱硬化性樹脂、及び熱可塑性樹脂成型品等の合成樹
脂製品又はガラス製品、陶器、木材製品等の成型品表面
への表面印刷方法に関するものである。
従来、合成樹脂成型品等表面への絵柄等の印刷方法とし
ては種々のものがあるが、一般的にその印刷設備が非常
に高価であるうえに、印刷模様が、通常の印刷に比して
鮮明でない欠点を有するもので繊細な印刷を施こすこと
が不能であった。
ては種々のものがあるが、一般的にその印刷設備が非常
に高価であるうえに、印刷模様が、通常の印刷に比して
鮮明でない欠点を有するもので繊細な印刷を施こすこと
が不能であった。
また、合成樹脂器物表面に印刷された印形は印刷面が器
部表面に現われているため、印形が外傷に弱く、長期使
用に際して薄く或ったり、消失してしまう列、平面的な
外観を呈するに停まる等の欠点を有していた。
部表面に現われているため、印形が外傷に弱く、長期使
用に際して薄く或ったり、消失してしまう列、平面的な
外観を呈するに停まる等の欠点を有していた。
本発明は上記欠点に鑑み、これを−掃する目的でなされ
たもので、合成樹脂製品、ガラス製品、陶器製品及び木
材製品等の表面に転写印刷することにより、鮮明且つ深
みを呈する印刷模様を得ることを目的とするものであり
、合成樹脂製品、ガラス製品、陶器製品及び木材製品等
の表面に被覆した合成樹脂被膜下に内側から模様を形成
する如く、昇華分散性インクにて印刷したフィルムを転
写して構成する方法を提供せんとするものである。
たもので、合成樹脂製品、ガラス製品、陶器製品及び木
材製品等の表面に転写印刷することにより、鮮明且つ深
みを呈する印刷模様を得ることを目的とするものであり
、合成樹脂製品、ガラス製品、陶器製品及び木材製品等
の表面に被覆した合成樹脂被膜下に内側から模様を形成
する如く、昇華分散性インクにて印刷したフィルムを転
写して構成する方法を提供せんとするものである。
今、本発明の表面印刷方法を図面に従って詳しく説明す
る。
る。
不発明の印刷方法は転写印刷方法を利用して、熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂、合成ゴム等の合成樹脂製品又はガ
ラス製品、陶器製品、木材製品等金属製品板側の製品1
の表面に印刷を施こし、印刷層2を構成すると共に、該
印刷層21A層を透明な合成樹脂被膜3にて塗装被覆す
るもので、合成樹脂製品又はガラス製品、陶器製品、木
材製品等の製品、1は常湿の状態に保持され、該合成樹
脂製品又はガラス製品、陶器及び木材製品等の製品1の
表面に昇華分散性インクにより模様4を形成した印刷層
2を有する転写フィルム5をローラ6により押圧しなが
ら転写する。
樹脂、熱硬化性樹脂、合成ゴム等の合成樹脂製品又はガ
ラス製品、陶器製品、木材製品等金属製品板側の製品1
の表面に印刷を施こし、印刷層2を構成すると共に、該
印刷層21A層を透明な合成樹脂被膜3にて塗装被覆す
るもので、合成樹脂製品又はガラス製品、陶器製品、木
材製品等の製品、1は常湿の状態に保持され、該合成樹
脂製品又はガラス製品、陶器及び木材製品等の製品1の
表面に昇華分散性インクにより模様4を形成した印刷層
2を有する転写フィルム5をローラ6により押圧しなが
ら転写する。
当該、転写フィルム5は印刷層2の模様4が昇華分散性
インクから成る点を除けば従来の転写フィルムと同一の
ものであって該転写フィルム5は当然接着後は引きはが
されるもので、印刷層2の一面に接着層7を有すると共
に、他面に剥離層8を介してベースシート9が積層して
戊る。
インクから成る点を除けば従来の転写フィルムと同一の
ものであって該転写フィルム5は当然接着後は引きはが
されるもので、印刷層2の一面に接着層7を有すると共
に、他面に剥離層8を介してベースシート9が積層して
戊る。
尚、上記合成樹脂製品の基体としてはガラスファイバー
、ガラス微粉末、金属粉末等を混入ブレンドした場合も
含むものとする。
、ガラス微粉末、金属粉末等を混入ブレンドした場合も
含むものとする。
従って、上述の様に転写フィルム5をローラ6により合
成樹脂製品又はガラス製品、陶器製品、木材製品等の製
品1に押圧すると、印刷層2は剥離層8に依ってベース
シート9から剥離すると共に、接着層7に依って上記合
成樹脂製品又はガラス製品、陶器及び木材製品等の製品
1の表面に確実且つ強力に貼着するのである。
成樹脂製品又はガラス製品、陶器製品、木材製品等の製
品1に押圧すると、印刷層2は剥離層8に依ってベース
シート9から剥離すると共に、接着層7に依って上記合
成樹脂製品又はガラス製品、陶器及び木材製品等の製品
1の表面に確実且つ強力に貼着するのである。
然る後、転写印刷が完了した当該印刷層2の上層に合成
樹脂被膜3を積層形威し、該合成樹脂製品又はガラス製
品、陶器及び木材製品等の製品1を被覆し、次いで合成
樹脂製品又はガラス製品、陶器及び木材製品等の製品1
、印刷層2及び合成樹脂被膜3の三層から成る当該製品
に上層方向から焼付は操作を行なう。
樹脂被膜3を積層形威し、該合成樹脂製品又はガラス製
品、陶器及び木材製品等の製品1を被覆し、次いで合成
樹脂製品又はガラス製品、陶器及び木材製品等の製品1
、印刷層2及び合成樹脂被膜3の三層から成る当該製品
に上層方向から焼付は操作を行なう。
即ち、適当な湿度にて上記合成樹脂被膜3面を加熱する
と、印刷層2の模様4を形成している昇華分散性インク
は、該印刷層2上層に位置している合成樹脂被膜3内に
浸透するようになり、各インク模様4は積層方向に幅を
有する様に成る。
と、印刷層2の模様4を形成している昇華分散性インク
は、該印刷層2上層に位置している合成樹脂被膜3内に
浸透するようになり、各インク模様4は積層方向に幅を
有する様に成る。
また、この焼付操作により、昇華分散性インクの模様4
が合成樹脂被膜3内に浸透する丈でなく印刷層2がその
上層の合成樹脂被膜3及び下層の合成樹脂製品、ガラス
製品、陶器及び木材製品等の製品1との相互間の接着を
強化する様に成る。
が合成樹脂被膜3内に浸透する丈でなく印刷層2がその
上層の合成樹脂被膜3及び下層の合成樹脂製品、ガラス
製品、陶器及び木材製品等の製品1との相互間の接着を
強化する様に成る。
尚、上記焼付操作により、昇華分散性インクの模様4の
一部は下層の合成樹脂製品又はガラス製品、陶器及び木
材製品等の製品1の一部にも浸透位置する様に成り、当
該浸透をもって模様4の深みを呈することも可能であり
、場合に依っては上記合成樹脂被膜3を省略することも
できる。
一部は下層の合成樹脂製品又はガラス製品、陶器及び木
材製品等の製品1の一部にも浸透位置する様に成り、当
該浸透をもって模様4の深みを呈することも可能であり
、場合に依っては上記合成樹脂被膜3を省略することも
できる。
本発明の表面印刷方法は上記の如く行なわれるから、昇
華性インクに依る模様4表面を合成樹脂被膜3にて被覆
する様に成り、他の物品等との摩擦によって模様4が薄
くなったり、消失したりすることはない。
華性インクに依る模様4表面を合成樹脂被膜3にて被覆
する様に成り、他の物品等との摩擦によって模様4が薄
くなったり、消失したりすることはない。
又、昇華分散性インクに依る印刷層2の模様4が焼付操
作に依り合成樹脂被膜3の層厚肉に浸透位置するため模
様4が深みを有する外観を呈する。
作に依り合成樹脂被膜3の層厚肉に浸透位置するため模
様4が深みを有する外観を呈する。
従って合成樹脂被膜3の層厚を変えることにより更に模
様4の趣向を変えることが出来る外、該合成樹脂被膜3
の透明色を変えたり、半透明にしたり、ぼかしにする等
の操作に依って、同一模様4に対して多種趣向の異なっ
た製品を作ることができるものである。
様4の趣向を変えることが出来る外、該合成樹脂被膜3
の透明色を変えたり、半透明にしたり、ぼかしにする等
の操作に依って、同一模様4に対して多種趣向の異なっ
た製品を作ることができるものである。
尚、合成樹脂製品グラスファイバー及び金属粉末をブレ
ンドする場合には焼付温度の調節範囲が広くなることで
多彩な絵柄の形成が容易となり、又ブレンド材が印刷柄
に反映して、複合絵柄の形成も可能となり、高級なる絵
柄を得るものである。
ンドする場合には焼付温度の調節範囲が広くなることで
多彩な絵柄の形成が容易となり、又ブレンド材が印刷柄
に反映して、複合絵柄の形成も可能となり、高級なる絵
柄を得るものである。
加えて、印刷層2が表面に露出していないため、模様4
を印形する昇華分散性インクの溶剤等が接触することが
なく長期間鮮明な模様を保持することが可能である。
を印形する昇華分散性インクの溶剤等が接触することが
なく長期間鮮明な模様を保持することが可能である。
以上説明した様に、本発明の表面印刷方法に依れば合成
樹脂製品又はガラス製品、木材製品、陶器製品等の製品
に対し、極めて簡単な操作によって繊細且つ鮮明な印刷
を行なうことができると共に装飾性の高い製品を得るこ
とが可能である。
樹脂製品又はガラス製品、木材製品、陶器製品等の製品
に対し、極めて簡単な操作によって繊細且つ鮮明な印刷
を行なうことができると共に装飾性の高い製品を得るこ
とが可能である。
又、模様が製品の外表面に露出しないため、消失するこ
とが無い丈でなく模様が立体感を呈するため、装飾性に
優れたものが提供できる等、本発明実施後の効果は極め
て高いものである。
とが無い丈でなく模様が立体感を呈するため、装飾性に
優れたものが提供できる等、本発明実施後の効果は極め
て高いものである。
図同は本発明、合成樹脂製品又はガラス製品、陶器及び
木材製品等の製品の表面への印刷方法を示す原理図であ
り、第1図は製品面に印刷層を転写印刷している状態、
第2図は転写印刷終了の後、上層被膜を設けた状態、第
3図は次にこれを焼付は操作した状態を示す略断面図で
ある。 1・・・合成樹脂製品又はガラス製品、陶器及び木材製
品等の製品、2・・・印刷層、3・・・合成樹脂被膜、
4・・・模様、5・・・転写フィルム、7・・・接着層
、8・・・剥離層、9・・・ベースシート。
木材製品等の製品の表面への印刷方法を示す原理図であ
り、第1図は製品面に印刷層を転写印刷している状態、
第2図は転写印刷終了の後、上層被膜を設けた状態、第
3図は次にこれを焼付は操作した状態を示す略断面図で
ある。 1・・・合成樹脂製品又はガラス製品、陶器及び木材製
品等の製品、2・・・印刷層、3・・・合成樹脂被膜、
4・・・模様、5・・・転写フィルム、7・・・接着層
、8・・・剥離層、9・・・ベースシート。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 昇華分散性インクにて模様等を印刷した転写シート
を、合成樹脂製品、ガラス製品、陶器及び木材製品等か
ら成る被印刷体に接着すると共に、該転写シート上層に
これを被覆する様に成る合成樹脂皮膜を設け、上記模様
部に適宜焼付は操作を施こし、上記昇華分散性インクの
模様を合成樹脂皮膜の一部に浸透位置せしめてなること
を特徴とする表面印刷方法。 2 昇華分散性インクの模様の一部が被印刷体の肉厚内
に浸透して成る特許請求の範囲第1項記載の表面印刷方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53059174A JPS5842840B2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 表面印刷方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP53059174A JPS5842840B2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 表面印刷方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54150207A JPS54150207A (en) | 1979-11-26 |
| JPS5842840B2 true JPS5842840B2 (ja) | 1983-09-22 |
Family
ID=13105751
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53059174A Expired JPS5842840B2 (ja) | 1978-05-17 | 1978-05-17 | 表面印刷方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842840B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4854715B2 (ja) * | 2008-08-19 | 2012-01-18 | 川崎重工業株式会社 | 鉄道車両の側構体 |
| WO2013140976A1 (ja) * | 2012-03-22 | 2013-09-26 | 株式会社 日立製作所 | 軌条車両構体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS554592B2 (ja) * | 1972-07-10 | 1980-01-31 |
-
1978
- 1978-05-17 JP JP53059174A patent/JPS5842840B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54150207A (en) | 1979-11-26 |
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| JPH0380428B2 (ja) |