JP5985906B2 - 記録装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、記録装置及びその制御方法に関するものである。

紙等の記録媒体に対して画像を記録する記録装置のひとつとして、例えばインクジェット方式の記録装置が知られている。このような記録装置は搬送系により保持搬送される記録媒体に対して、複数の記録ヘッドからインク滴を吐出することで画像の記録を行う。
記録装置により画像が記録される記録媒体の形式として、例えば、ミシン目により連続的に連なる台紙上に所定間隔ごとに単票のラベルが配された連続紙が使用されることがある。このような連続紙に画像を記録する記録装置では、ユーザの指示により必要なページ分の記録を行い、ユーザは、ミシン目から記録済みのラベルが配された台紙を切断して利用する。なお、記録済みのラベルが配された台紙を切断する作業工程を削減するためのオートカッタが装着され、自動で台紙を切断する記録装置もある。
ところで、このような記録装置では、ページ単位もしくはジョブ単位でラベルが区分けされるよう台紙を均等に切断する機能しか有していないため、出力物に対するユーザビリティの向上が課題となっていた。
このような課題に対して、例えば、特開2004−70784号公報では、RFIDタグが付されたラベルに対する書き込み情報の異常を検知した場合に、当該ラベルに対して一枚余分にラベルが排出されるよう台紙の切断を行う記録装置が提案されている。当該記録装置によれば、書き込み情報が異常なラベルをユーザが視覚的に容易に識別することができる。
特開2004−70784号公報
しかしながら、上記記録装置のように、書き込み情報の異常を検知した場合に、一枚余分にラベルを排出するように構成すると、本来書き込みが可能であったラベルが、書き込み情報が異常なラベルの識別のために無駄に消費されてしまうこととなる。
また、上記のような記録装置を、書き込み情報の異常の検知時のみならず、例えば、所定枚数ごとのソート用に(つまり、ソート位置の識別用に)適用させようとした場合にあっては、更に、無駄なラベルの消費がさらに増えることとなる。
このようなことから、連続した台紙に所定間隔毎にラベルが配された連続紙に記録を行い、自動で切断を行い排出する記録装置において、特定のラベルをユーザが識別して区分けできるように構成するにあたっては、ラベルの無駄な消費を回避できることが望ましい。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたものであり、画像が記録されて切断される連続シートを、シートを無駄にすることなくユーザが簡単に識別して区分けできるように構成することを目的とする。

上記の目的を達成するために、本発明に係る記録装置は、例えば、以下のような構成を備える。即ち、
画像を記録する記録手段と、
前記記録手段により記録処理が行われた連続シートを切断する切断手段と、
前記切断手段による切断位置として、前記切断手段により切断されるシートの枚数が所定枚数か否かに応じて第1の切断位置で切断するか前記第1の切断位置とは異なる第2の切断位置で切断するかを制御する制御手段と、
を有することを特徴とする。

本発明によれば、画像が記録されて切断される連続シートを、シートを無駄にすることなくユーザが簡単に識別して区分けできるようになる。
本発明の一実施形態に係る記録装置を備える記録システムの外観構成を示す図である。 記録装置の内部構成を示す図である。 記録装置の制御系の機能構成を示す図である。 記録媒体の構成を示す図である。 切断処理の概要を説明するための図である。 切断処理の流れを示すフローチャートである。 切断処理の概要を説明するための図である。 切断処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明に係る好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<1.記録システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る記録装置100を備える記録システム110の全体構成を示す図である。
図1に示すように、記録システム110は、インクジェット方式に従うフルライン記録ヘッドを用いたカラー記録装置100(以下、「記録装置」という)と、ホストコンピュータ101(以下、「ホスト」という)とを備える。記録装置100とホスト101とは、プリンタケーブル102で接続されており、ホスト101で処理された各種データは、プリンタケーブル102を介して記録装置100に送信され、記録装置100にて記録される。
<2.記録装置の内部構成>
次に記録装置100の内部構成について説明する。図2は、記録装置100の内部構成を示す構成図である。
図2に示すように、記録装置100は、記録媒体の幅全体に渡って複数のノズルが配列されたブラックカラー記録ヘッド200K、シアンカラー記録ヘッド200C、マゼンタカラー記録ヘッド200M、イエロー記録ヘッド200Yを含む記録ヘッドユニット201と、記録ヘッド200のノズルを保護する回復桶202と、記録媒体を搬送する搬送ユニット203と、吸引回復に用いる圧力ポンプ204と、圧力ポンプ204を駆動させ圧力を溜める圧力バッファ205と、圧力を溜める際に圧力が逃げないようにするための圧力弁206と、廃インクを貯留する廃インクタンク207と、を備えており、記録媒体に対してフルカラーで画像を記録することができる。
搬送ユニット203の上流側には、複数のラベルがロール状の台紙に配された記録媒体(連続紙)208を内蔵する給紙ユニット209が装着されており、搬送ユニット203に対して給紙可能に構成されている。また、搬送ユニット203と給紙ユニット209との間には、搬送ユニット203に搭載される複数のラベルのページ間を検知するセンサ(以下「TOFセンサ」)210が配されている。各記録ヘッドは、TOFセンサ210によるラベルの先端検知をトリガにして、ラベルに対して順次記録を行う。
記録のためのインクは本体より着脱可能なブラックカラーインクタンク211K、シアンカラーインクタンク211C、マゼンタカラーインクタンク211M、イエローカラーインクタンク211Yから圧力ポンプ204により対応色の各記録ヘッドへと供給される。また、画像の記録精度を維持するために記録ヘッドの吸引回復や回復吐出で使用されたインクは、圧力ポンプ204により回復桶202から廃インクタンク207へと送られ、廃インクタンク207に廃棄される。
また、各ラベルに画像が記録された連続紙208は搬送ユニット203により排紙口まで搬送され、オートカッタ(切断手段)212により切断処理が施される。
<3.記録装置の制御系の構成>
次に、記録装置100の制御系の機能構成について説明する。図3は、記録装置100の制御系の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、記録装置100は、ホスト101の記録データやコマンドを受信するUSBインタフェースコントローラ300、記録装置100における記録データの受信、記録処理等全般の制御を掌る演算処理装置であるCPU301、記録データの各色成分のイメージデータを展開するイメージRAM302を備える。また、各種処理プログラム及びテーブルなどが記憶されたプログラムROM315、作業用のメモリとして使用されるワークRAM316を備える。
更に、記録装置100は、各種モータ303を駆動するモータドライバ304、オートカッタ305等を駆動するソレノイドドライバ306、各種センサ307の信号を入力するためのI/O308、記録装置100全体を制御するASIC309、イメージRAM302に展開されたイメージデータをラベル上に記録する記録ヘッド310、記録ヘッド毎に装着され固有データを保持するヘッドEEPROM311、記録ヘッド310にインクを供給するインクタンク312、インクタンク毎に装着され固有データを保持するインクタンクEEPROM313、外部からの入力を受け付けるオペレーションパネル314を備える。
かかる構成のもと、CPU301では、プログラムROM315に記憶された処理プログラムを実行することで、記録処理や回復処理、切断処理等を実行する。具体的には、ラベルの先端検知に同期して、イメージRAM302から対応する色のイメージデータを順次読み出し、当該読み出したイメージデータを各記録ヘッド310に転送することで記録処理を行う。また、各記録ヘッド310の回復動作時に、モータドライバ304を介して各種センサ307をモニタしながら、各種モータ303を駆動することで、インクの加圧や吸引等の制御を行うことで回復処理を行う。なお、切断処理の詳細については、図5等を用いて後述する。
各インクタンク312は、記録処理や回復処理で使用するインクを供給する。各インクタンク312には、インクタンクEEPROM313が搭載されており、インクの色や種類を示すIDやシリアルナンバーが書き込まれている。また、残量検知用の使用量カウンタなどが保持できるように構成されている。
オペレーションパネル314は、記録装置100とユーザとの間のインタフェースに用いられる。オペレーションパネル314には、記録装置100からユーザに対して、記録装置100の内部状態を通知するためのLCD317やブザー318、ユーザから記録装置100に対して指示を入力するためのキー319が設けられている。
<4.連続紙の構成>
次に記録装置100において用いられる連続紙208の構成について説明する。図4は、記録装置100において用いられる連続紙208の詳細構成を示す図である。
図4(a)、(b)に示すように、連続紙208は、裏面が粘着加工されたラベル401とラベル401を所定間隔毎に固定するための台紙402とを備える。
<5.切断処理の概要>
次に記録装置100における切断処理の概要について説明する。図5は、記録装置100における切断処理の概要を説明するための図である。このうち、図5(a)は切断処理において切断位置を特定するための設定情報を設定する設定テーブルの一例を示す図であり、図5(b)は連続紙208の切断位置を示す図である。また、図5(c)は切断処理により切断された連続紙208の一例を示す図である。
図5(a)に示すように、記録装置100では、切断処理に用いられる設定テーブルとして、「印刷ジョブ数」や「印刷ページ数」、「切断タイミング」等の設定項目に加え、「ソートタイミング」という設定項目が設けられており、「ソートタイミング」に対応する入力値の設定ができるよう構成されている。
ここで、「切断タイミング」とは、設定された入力値(ここではページ数“1”)ごとに第1の切断位置500((b)参照)で切断するための設定値のことである(つまり、切断される台紙に含まれるラベルの枚数を示している)。また、「ソートタイミング」とは、設定された入力値(ここではページ数“3”)ごとに第1の切断位置500から第2の切断位置501((b)参照)に切断位置を変更して切断するための設定値のことである(つまり、区分けすべきラベルの枚数を示している)。なお、第2の切断位置501とは、第1の切断位置よりも直前のラベル((b)の例では、画像“C”が記録されたラベル)の端面からの長さが長い切断位置をいう。
上記設定テーブルのもとで切断処理が実行されると、1ページ目と2ページ目は、第1の切断位置にて切断処理が行われ、3ページ目では、第2の切断位置にて切断処理が行われる。また、4ページ目と5ページ目では、再び、第1の切断位置にて切断処理が行われ、6ページ目では、第2の切断位置にて切断処理が行われる。以下、これらの切断処理が繰り返される。
つまり、「切断タイミング」で設定された入力値ごとに第1の切断位置で切断が行われつつ、「ソートタイミング」で設定された入力値ごとに第2の切断位置が選択され、該第2の切断位置にて切断が行われる。
この結果、図5(c)に示すように、第2の切断位置で切断された台紙が、第1の切断位置で切断された台紙よりも長くなるため、「印刷ページ数」で設定された最後のページを、ユーザは容易に識別して区分けすることができる。なお、第2の切断位置で切断されたページの次のページは、再び第1の切断位置で切断されるため、当該次のページの台紙は、他のページの台紙よりも短くなる。しかしながら、ユーザは、第2の切断位置で切断されたページ(つまり、他のページよりも台紙が長いページ)を区分け用として識別するため、第1の切断位置で切断されたページの台紙の長さが不均一であっても特段問題はない。
<6.切断処理の流れ>
次に上記切断処理を含む、記録装置100における記録処理の流れについて図6を用いて説明する。図6は、記録装置100における記録処理の流れを示すフローチャートである。
記録処理を開始する前の事前準備として、ユーザが設定テーブルの入力値を入力すると、記録装置100では、ステップS600において、当該入力値を設定テーブルに設定する。
続いて、ユーザより開始指示が入力されると、ステップS601では、記録処理を開始し(連続紙208を記録位置まで搬送し)、ステップS602では、ラベルに対して画像の記録を行う。
ステップS603及びステップS604では、ラベル毎に切断タイミング及びソートタイミングを監視する。監視の結果、切断タイミングであったが、ソートタイミングでなかった場合には(ステップS603にて“Yes”、ステップS604にて“No”)、ステップS605に進み、第1の切断位置において台紙の切断を行う。
一方、切断タイミングであって、かつ、ソートタイミングでもあった場合には(ステップS603にて“Yes”、ステップS604にて“Yes”)、ステップS606に進み、第2の切断位置において台紙の切断を行う。
第1または第2の切断位置で台紙の切断が行われた後は、ステップS607に進み、設定テーブルに基づいて記録の終了を監視する。監視の結果、印刷ジョブ数に達しておらず、記録が終了していないと判定された場合には、ステップS602に戻り、画像の記録を継続する。
一方、印刷ジョブ数に達し、記録が終了したと判定された場合には、ステップS608に進む。ステップS608では、連続紙208を巻き戻し、記録処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る記録装置100では、切断処理における切断位置を特定するための設定情報が設定される設定テーブルにおいて、切断タイミングとソートタイミングとを設定する構成とした。また、設定された切断タイミングにおける台紙の切断位置よりも、ソートタイミングにおける台紙の切断位置の方が、切断した後の台紙の長さが長くなるように構成した。
これにより、ユーザは、記録装置100より排出されるラベルの中から、特定のラベル(ソートタイミングに対応するラベル、すなわち、印刷ページ数の最後のページに対応するラベル)を容易に識別し、区分けすることが可能となった。つまり、ラベルを無駄に消費することなく、特定のラベルをユーザが識別して区分けすることが可能となった。
なお、記録装置100によれば、ソータ等を実装することなくラベルの区分けを行うことができるようになるため、記録装置のコストダウンを実現できるという付帯的な効果を得ることもできる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、設定テーブルとして、切断タイミングにソートタイミングを更に付加する構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、切断タイミングそのものに切断位置情報を付加する構成としてもよい。以下、本実施形態の詳細について説明する。
<1.切断処理の概要>
はじめに本実施形態に係る記録装置100の切断処理の概要について説明する。図7は、本実施形態に係る記録装置100の切断処理の概要を説明するための図である。このうち、図7(a)は切断処理における切断位置を特定するための指定情報を設定する設定テーブルの一例を示す図であり、図7(b)は連続紙208の切断位置を示す図である。また、図7(c)は切断処理により切断された連続紙208の一例を示す図である。
図7(a)に示すように、記録装置100では、切断処理に用いられる設定テーブルとして、「印刷ジョブ数」や「印刷ページ数」、「切断タイミング」等の設定項目が設けられており、「切断タイミング」については、更に、切断タイミングごとに「切断位置」を指定できるよう構成されている。
ここで、「切断タイミング」とは、設定された入力値(ここではページ数“1”)ごとに切断を行うことを示す設定値のことである(つまり、切断される台紙に含まれるラベルの枚数を示している)。また、「切断位置」とは、各切断タイミングにおける切断位置(第1の切断位置か第2の切断位置)を指定する指定情報のことである。
図7の例では、10ページのうち、1ページ目は第1の切断位置700((b)参照)が選択され、該第1の切断位置で切断処理が行われ、2ページ目は第2の切断位置701((b)参照)が選択され、該第2の切断位置で切断処理が行われることを示している。また、3ページ目は第1の切断位置が選択され、該第2の切断位置で切断処理が行われることを示している。
この結果、図7(c)に示すように、第2の切断位置で切断された台紙が、第1の切断位置で切断された台紙よりも長くなるため、特定のページ(印刷ページ数の最後のページに対応するラベル)をユーザは容易に識別して区分けすることができるようになる。
<2.切断処理の流れ>
次に上記切断処理を含む、記録装置100における記録処理の流れについて図8を用いて説明する。図8は、記録装置100における記録処理の流れを示すフローチャートである。
記録処理を開始する前の事前準備として、ユーザが設定テーブルの入力値を入力すると、記録装置100では、ステップS800において、当該入力値を設定テーブルに設定する。
続いて、ユーザより開始指示が入力されると、ステップS801では、記録処理を開始し(連続紙208を記録位置まで搬送し)、ステップS802では、ラベルに対して画像の記録を行う。
ステップS803では、ラベル毎に切断タイミングを監視する。監視の結果、設定テーブルに設定された切断タイミングに達したと判定された場合には、ステップS804に進む。
ステップS804では、当該切断タイミングが第1の切断位置であるか否かを判定する。ステップS804における判定の結果、第1の切断位置でないと判定された場合には、ステップS805に進み、第2の切断位置において台紙の切断を行う。
一方、ステップS804における判定の結果、第1の切断位置であると判定された場合には、ステップS806に進み、第1の切断位置において台紙の切断を行う。
第1または第2の切断位置で台紙の切断が行われた後は、ステップS807に進み、設定テーブルに基づいて記録の終了を監視する。監視の結果、印刷ジョブ数に達しておらず、記録が終了していないと判定された場合には、ステップS802に戻り、画像の記録を継続する。
一方、印刷ジョブ数に達し、記録が終了したと判定された場合には、ステップS808に進む。ステップS808では、連続紙208を巻き戻し、記録処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る記録装置100では、切断処理に用いる設定テーブルにおいて、切断タイミングを設定する構成とするとともに、切断タイミングで設定されたタイミングにおける切断位置を、個別に設定する構成とした。
これにより、特定のラベルが配された台紙の切断位置を、他のラベルが配された台紙の切断位置よりも長くなるように設定することが可能となり、この結果、ユーザは、記録装置100より排出されるラベルの中から、特定のラベル(印刷ページ数の最後のページに対応するラベル)を容易に識別し、区分けすることが可能となった。つまり、ラベルを無駄に消費することなく、特定のラベルをユーザが識別して区分けすることが可能となった。
なお、本実施形態の設定テーブルを用いれば、切断位置を個別に設定できるため、切断タイミングを細かく設定することも可能となる。
[第3の実施形態]
上記第1及び第2の実施形態では、切断位置を変更するラベルを予めユーザが特定する構成としたが、本発明はこれに限定されず、ラベルに対する記録結果に応じて、切断位置を変更する構成としてもよい。
例えば、記録装置100がRFIDタグへの情報の書込機能を有している場合にあっては、ラベルに埋め込まれたRFIDタグへの書き込みエラーが発生した場合に、当該ラベルが含まれていると判断された台紙の切断位置を変更するように構成してもよい。
この場合、設定テーブルには、切断タイミングと、書き込みエラーが生じた場合に第2の切断位置で切断することを指定するための指定情報とが設定可能となる。そして、切断タイミングに達した際に、情報の書き込みエラーが生じたラベルが、該切断される台紙に含まれていないと判断された場合には、第1の切断位置にて切断を行う。また、切断タイミングに達した際に、情報の書き込みエラーが生じたラベルが、該切断される台紙に含まれていると判断された場合には、第1の切断位置よりも直前のラベルの端面からの長さが長い第2の切断位置にて切断を行うこととなる。
あるいは、記録装置100が不良画像検知機能を有している場合にあっては、ラベルへの画像の記録不良が発生した場合に、当該ラベルが含まれていると判断された台紙の切断位置を変更する構成としてもよい。
この場合、設定テーブルには、切断タイミングと、画像の記録不良が生じた場合に前記第2の切断位置で切断することを指定するための指定情報とが設定可能となる。そして、切断タイミングに達した際に、画像の記録不良が検知されたラベルが、該切断される台紙に含まれていないと判断された場合には、第1の切断位置にて切断を行う。また、切断タイミングに達した際に、画像の記録不良が検知されたラベルが、該切断される台紙に含まれていると判断された場合には、第1の切断位置よりも直前のラベルの端面からの長さが長い第2の切断位置にて切断を行うこととなる。
当該構成によれば、RFIDタグへの書き込みエラーや画像の記録不良が発生したラベルを、ユーザが容易に識別し区分けすることが可能となる。
[他の実施形態]
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 画像を記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録処理が行われた連続シートを切断する切断手段と、
    前記切断手段による切断位置として、前記切断手段により切断されるシートの枚数が所定枚数か否かに応じて第1の切断位置で切断するか前記第1の切断位置とは異なる第2の切断位置で切断するかを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  2. 画像を記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録処理が行われた連続シートを切断する切断手段と、
    シートのラベルに内蔵されたRFIDタグに情報を書き込む書込手段と
    前記書込手段による情報の書き込みのエラーを検出するエラー検出手段と、
    記エラー検出手段の検出結果に基づいて、前記切断手段による切断位置として、第1の切断位置で切断するか前記第1の切断位置とは異なる第2の切断位置で切断するかを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  3. 画像を記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録処理が行われた連続シートを切断する切断手段と、
    前記記録手段により記録処理された画像の記録不良を検知する検知手段
    記検知手段の検知結果に基づいて、前記切断手段による切断位置として、第1の切断位置で切断するか前記第1の切断位置とは異なる第2の切断位置で切断するかを制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記切断手段の前記第1の切断位置と前記第2の切断位置を、シートに配されたラベル間に設定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置。
  5. 画像を記録する記録手段と、前記記録手段により記録処理が行われた連続シートを切断する切断手段とを備える記録装置の制御方法であって、
    前記切断手段による切断位置として、前記切断手段により切断されるシートの枚数が所定枚数か否かに応じて、第1の切断位置で切断するか前記第1の切断位置とは異なる第2の切断位置で切断するかを制御する制御工程、
    を有することを特徴とする記録装置の制御方法。
  6. 画像を記録する記録手段と、前記記録手段により記録処理が行われた連続シートを切断する切断手段とを備える記録装置の制御方法であって、
    シートのラベルに内蔵されたRFIDタグに情報を書き込む書込工程と、
    前記書込工程での情報の書き込みのエラーを検出するエラー検出工程と、
    前記エラー検出工程での検出結果に基づいて、前記切断手段による切断位置として、第1の切断位置で切断するか前記第1の切断位置とは異なる第2の切断位置で切断するかを制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする記録装置の制御方法。
  7. 画像を記録する記録手段と、前記記録手段により記録処理が行われた連続シートを切断する切断手段とを備える記録装置の制御方法であって、
    前記記録手段により記録処理された画像の記録不良を検知する検知工程と、
    前記検知工程での検知結果に基づいて、前記切断手段による切断位置として、第1の切断位置で切断するか前記第1の切断位置とは異なる第2の切断位置で切断するかを制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする記録装置の制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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