JP4130568B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプリンタに関し、特に非接触で情報の読出しあるいは書込み可能なICを内蔵した非接触ICシートに、電気的な情報の書込みを行うと共に、シート表面に印字を行うプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、非接触で情報の読出しあるいは書込みが可能なICチップ及び外部装置との交信を行うアンテナを内蔵し、電波あるいは電磁波等の無線通信で情報の非接触交信が可能な非接触ICシートに対して、印字を行うプリンタが知られている。これら非接触ICシートは電気的な情報の読出しあるいは書込みを行い、書込まれた情報をプリンタに内蔵される専用の通信アンテナ(以下、非接触ICリーダ/ライタという)を用いて読み出す為、人間が視覚で情報を得ることが出来ないので、非接触ICシート表面に情報を印字する手段が提供されている。しかし、これら非接触ICシートには、内蔵するICチップが製造時あるいは使用する以前に静電気等が原因で損傷し、情報の交信不可なものが時折存在する。
【0003】
このような情報の交信不可な非接触ICシート(以下、不良ICシートという)が、非接触ICリーダ/ライタを備えたプリンタにおいて検出されたとき、警報によってエラーを通知して何も印字しない方法、あるいは図6に示すように、不良ICシート8a、8b表面にエラーの旨(エラー印字9a、9b)を印字する方法、または何も印字を施さない方法が知られており、操作者はこれらの方法から判断し、不良ICシートを選別していた。(例えば、特許文献1参照。)
【0004】
【特許文献1】
特開2001−96814号公報。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、警報によるエラー通知から不良ICシートを選別する場合、不良ICシートが検出されるとエラー通知によりその都度プリンタが停止してしまう問題があった。
また、不良ICシートの表面にエラー印字するプリンタの場合、不良ICシートを検出してもプリンタを停止せずに連続して印字できるが、印字された多量の非接触ICシートから良品、不良品を選別する際に一枚ずつシート表面を確認する必要がある為、作業効率が低下するという問題があった。
また、印字された多量の非接触ICシート全ての表面を確認する為には、非接触ICシートを一面に広げる必要があり、広げることにより連番印字された非接触ICシートの並び順が変更されてしまう問題があった。
さらに、不良ICシートに印字せず、良品に通常印字を施す場合においては、何も印字が施されていない不良ICシートが未処理の非接触ICシートに紛れてしまった場合、全く見分けが付かない問題があった。
【0006】
本発明は以上のような従来の問題点に鑑み、不良ICシートを検出しても、プリンタを停止せずに連続印字でき、さらにシート表面を確認することなく非接触ICシートと不良ICシートを容易に選別できるプリンタを提供することを目的としている。
また、上記プリンタにおいて、誤ってICを切断することによる、切断手段の故障の原因を回避することを目的とする。
さらに、非接触ICシートから不良ICシートを自動で除外するプリンタを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のプリンタは ICとアンテナを有する非接触ICシートに電気的な情報の読出しあるいは書込みを行う非接触ICリーダ/ライタと、前記非接触ICシートに印字を行う印字手段と、切断手段を有し、前記切断手段は前記非接触ICリーダ/ライタにて電気的な情報の読出しあるいは書込みが不可と判断された不良ICシート自体を切断することを特徴とする。
【0008】
本発明のプリンタは、ICとアンテナを有する非接触ICシートに電気的な情報の読出しあるいは書込みを行う非接触ICリーダ/ライタと、前記非接触ICシートに印字を行う印字手段と、切断手段と、前記切断手段下流側に仕分け手段とを有し、前記非接触ICリーダ/ライタにて電気的な情報の読出しあるいは書込みが不可と判断された不良ICシート自体を前記切断手段にて切断し、前記切断手段下流側にて前記仕分け手段は、第1のローラ対と第2のローラ対が搬送方向に所定の間隔を設けて配置され、前記切断手段により、前記不良ICシート自体を前記第1のローラ対と前記第2のローラ対の所定の間隔より短く切断することで、前記不良ICシートを前記第1のローラ対と前記第2のローラ対の搬送上より自動落下させ仕分けることを特徴とする。
【0010】
本発明のプリンタは、請求項1記載のプリンタにおける前記切断手段は、前記ICを避けて前記アンテナを切断することを特徴とする。
【0011】
本発明のプリンタは、請求項1記載のプリンタにおける前記印字手段は、前記非接触ICリーダ/ライタにて電気的な情報の読出しあるいは書込みが不可の前記非接触ICシートに対し印字を行わないことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示す実施の形態により、本発明を詳細に説明する。
【0013】
図1乃至図4に示す本発明第1の実施の形態において、図1は連続紙7の平面図である。図1において、連続紙7は、複数の非接触ICシート1が裏面に粘着層2を有し、搬送方向に各々所定の間隔を空けて隣接し、連続して台紙3表面上に剥離可能に仮着され構成される。
非接触ICシート1は、前記粘着層2にIC4とアンテナ5を貼着して構成される。
また、台紙3裏面には、表面に仮着された非接触ICシート1に対応して検出マーク6が付されている。
【0014】
図2は、本発明第1の実施の形態におけるプリンタ100の概略構造を示す側面図である。図2において、プリンタ100は主として供給軸11と、センサ12、非接触ICリーダ/ライタ13、印字手段14、切断手段15、各部を制御する制御手段10とを備えている。
供給軸11は、ロール状に巻回された連続紙7を回転自在に支持する。
センサ12は、発光素子16及び受光素子17で形成され、前記連続紙7の台紙3裏面に所定の間隔で付された検出マーク6を検出する。
非接触ICリーダ/ライタ13はアンテナ18を備え、アンテナ18と非接触ICシート1のアンテナ5の間で、電波あるいは電磁波等を送信し、IC4はこれを電源として、IC4内部から情報の読出し、あるいはIC4内部への情報の書込みが出来るように構成されている。
印字手段14は印字ヘッド19とプラテンローラ20を備え、プラテンローラ20が後述するステッピングモータ22により回転駆動し連続紙7を印字ヘッド19と挟持して搬送し、搬送された連続紙7の台紙3表面に仮着されてなる非接触ICシート1に、印字ヘッド19により所定の情報をセンサ12による検出結果に基づいて、所定の位置に印字する。
切断手段15はカッタ21を備え、プラテンローラ20により搬送された連続紙7をセンサ12による検出結果に基づいて、制御手段10による制御のもと、非接触ICシート1の場合は、連続紙7の台紙3表面に搬送方向に隣接して仮着されてなる非接触ICシート1の間の台紙部分を切断し、不良ICシート1aの場合は、更に不良ICシート1a自体を切断する。
【0015】
図3は、本発明第1の実施の形態におけるプリンタ100の制御手段10の構成を示すブロック図である。図3において制御手段10本体を構成するCPU31は、バス40を介してROM32、RAM33、モータ制御部34、印字制御部35、センサ制御部36、カッタ制御部37、リーダ/ライタ制御部38と、外部インタフェースと39、インタフェース41が接続されている。
【0016】
ROM32には、所定の制御プログラムが記憶されている。RAM33には各種データを一時的に記憶する。モータ制御部34はステッピングモータ22を駆動させて連続紙7を搬送させる。印字制御部35は印字データに対応する制御信号を生成し、印字ヘッド19に供給して印字動作させる。センサ制御部36はCPU31の制御の下、センサ12の発光素子16を制御し光を出射させるとともに、受光素子17から出力される電気信号を受け取り、CPU31に供給する。リーダ/ライタ制御部38は、アンテナ18より非接触ICシート1に内蔵されているアンテナ5を介して電波あるいは電磁波等をIC4に供給し、これらを電源としてIC4から情報の読出しあるいはIC4への情報の書込みを制御する。カッタ制御部37は、センサ12によって検出された結果に基づいてカッタ21を動作させて連続紙7を切断させる。外部インタフェース39は、図示しない外部に接続された機器との間で各種データの送受信を行うことができるようになされている。さらに、各種データを入力する為の入力部42と、入力部42より入力されたデータや各種情報を表示する為の表示部43とがインタフェース41を介して接続されている。
【0017】
次に、プリンタ100が行う動作について図2乃至図4を参照して説明する。キーボード等の入力部42からインタフェース41を介して、もしくは図示しないパソコン等の外部機器から外部インタフェース39を介して印字コマンド及び印字データが受信されると、RAM33内の描画バッファ(図示省略)に印字イメージが展開され、印字動作が開始される。
【0018】
また操作者は、予めキーボード等の入力部42、あるいは図示しないパソコン等の外部機器から、例えば予め非接触ICシート1のIC4の位置座標(非接触ICシート搬送方向端部からの距離)を避けた位置を切断位置として入力しておき、不良ICシート1a検出時に、IC4を切断しないようにする。よって、後述する不良ICシート1a検出時の処理において、誤って硬いIC4の位置で切断して、カッタ21等の故障の原因となることを回避することができる。
【0019】
プリンタ100の印字動作が開始されると、モータ制御部34はステッピングモータ22を駆動し、センサ12は連続紙7の台紙裏面に付された検出マーク6を検出する。センサ12による検出結果に基づいて非接触ICシート1位置を認識する。
モータ制御部34は、センサ12の検出結果に基づいてステッピングモータ22を駆動し、非接触ICシート1に内蔵するアンテナ5と非接触ICリーダ/ライタ13のアンテナ18とが交信可能となる位置まで連続紙7を搬送する。
【0020】
非接触ICリーダ/ライタ13は、アンテナ18と非接触ICシート1に内蔵するアンテナ5とを介して、電波あるいは電磁波等を送信し、IC4はこれを電源として、IC4内部へ情報の書込みを行う。
非接触ICシート1に内蔵するIC4への電気的情報の書込み終了後、再度アンテナ18と非接触ICシート1に内蔵するアンテナ5を介して、書込んだデータの読出しを行ない、書込みの成否の判別を行う。
【0021】
正常に電気的情報が書込まれたと判断された場合、再度ステッピングモータ22を駆動して、連続紙7を搬送し、印字手段において、印字制御部35は印字ヘッド19に通電して非接触ICシート1表面に所定の印字処理を施し、カッタ制御部37はカッタ21を駆動し、連続紙7の台紙3表面に搬送方向に隣接して仮着されてなる非接触ICシート1の間の台紙部分を切断し、後続の連続紙7と切り離す。
【0022】
電気的情報の書込み失敗、すなわち不良ICシート1aと判断された場合、ステッピングモータ22を駆動し、連続紙7を搬送して、不良ICシート1aが印字手段14を通過する際において、印字制御部35はCPU31制御のもと、印字を行わないように制御する。
続いて、不良ICシート1aが切断手段15へ搬送されると、カッタ制御部37は、操作者により予め指定された切断位置で不良ICシート1a自体を切断するように制御し、図4に示すように不良ICシート1aを不良ICシート片1b、1cに分断し、さらに不良ICシート片1cの上流側端部と隣接する非接触ICシート1との間の台紙部分を切断して後続の連続紙7と切り離す。
【0023】
切断された不良ICシート片1b、1cは、非接触ICシート1と同様にプリンタ100外部へ排出され、例えばスタッカ等を用いて、非接触ICシート1と共に順に上方に積層する。
【0024】
図4は、積層された非接触ICシート1及び不良ICシート片1b、1cを上下方向に分離した説明図である。図4からも明らかなように、非接触ICシート1と不良ICシート片1b、1cは異なる大きさなので、操作者はこの異なる大きさから判断して正常に処理された非接触ICシート1と切断された不良ICシート片1b、1cを選別できる。
【0025】
以上のように、本発明第1の実施の形態によれば、電気的な読出しあるいは書込みが不可となった不良ICシート1aを切断手段15にて不良ICシート片1b、1cに分断するよう構成しているので、不良ICシート1aを検出したときでも、プリンタ100を止めずにシートの発行が可能となる。
さらに、単体毎に各々切り離された非接触ICシート1と不良ICシート1aを異なる大きさにできるので、全てのシート表面を見なくても非接触ICシートの良・不良判定が可能となると共に、エラー印字を行わずに済む為、無駄なインクを使用することなく非接触ICシートの良・不良判定が可能となる。
例えば、連番印字等、順番の入替え不可の場合も、全てのシート表面を確認する必要なく、積層された複数のシートの側面から、シート長の短いものを抜き取るだけで選別でき、操作者の作業効率を大幅に向上させる効果を得る。
また、ICを避けて不良ICシートのアンテナを切断するよう構成したので、切断手段の故障の原因となることを回避出来る。
【0026】
次に、図5に示す本発明第2の実施の形態について説明する。なお、本発明第2の実施の形態の説明に当って、前記本発明第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0027】
図5に示す本発明第2の実施の形態において、前記第1の実施の形態と主に異なる構成として、プリンタ200は切断手段15の搬送方向下流側に、第1のローラ対24a及び第2のローラ対24bが搬送方向に所定の間隔を空けて配置される仕分け手段23と、その空いた位置に廃棄口25を有する。そして、この第1のローラ対24aと第2のローラ対24bの間隔は、非接触ICシート1単体の搬送方向シート長より狭く構成する。
【0028】
次に、プリンタ200が行う動作について図5を参照して説明する。
切断手段15の搬送方向下流側に設けられた仕分け手段23において、非接触ICリーダ/ライタ13で正常に電気的情報が書込まれたと判断された非接触ICシート1の場合、非接触ICシート1単体の搬送方向シート長は、第1のローラ対24aと第2のローラ対24bの所定の間隔より長い為、第1のローラ対24aで挟持搬送後、第2のローラ対24bで挟持されプリンタ200外部へ排出される。
しかし、非接触ICリーダ/ライタ13で書込み失敗と判断された不良ICシート1aの場合、不良ICシート1a自体は切断手段15にて分断される。この時、切断手段15は、不良ICシート片1b、1cの搬送方向シート長が、第1のローラ対24aと第2のローラ対24bの所定の間隔より短くなるように不良ICシート1aを切断する。
よって、分断された不良ICシート片1b、1cは、第1のローラ対24aで挟持搬送後、第2のローラ対24bに届かない為、プリンタ200外部へ搬送されず廃棄口25に落下する。
【0029】
この様に構成したプリンタにしても前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。さらに、非接触ICシート1と、不良ICシート片1b、1cの仕分けを結果的にプリンタ200が自動で行うことができ、新たな作用効果が得られる。
【0030】
なお、本発明の実施の形態において、印字手段14は、インクジェット方式、感熱方式、熱転写方式等が採用可能であり、特に限定されされない。
さらに、非接触ICシート1が連続して仮着された連続紙としたが、これに限るものではなく、予め各非接触ICシート1毎に切断された単シートとしても良い。
また、本発明第2の実施の形態において、不良ICシート1aの切断回数は2以上の任意に設定できるものとし、3分割、4分割としても良く、仕分け手段34において第1のローラ対24aと第2のローラ対24bの所定の間隔より不良ICシート片1b、1cの搬送方向シート長が短くなれば良い。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
非接触ICリーダ/ライタを備えたプリンタにおいて、非接触ICリーダ/ライタが、非接触ICシートに内蔵するICに電気的にデータの書込みを行い、データ書込み失敗した場合、その不良ICシートを切断手段にて切断するよう構成しているので、不良ICシートを検出してもプリンタを止めずに印字の継続が図れた上で、非接触ICシートの良・不良判定が可能となる。
良品と不良品を異なる大きさにすることで、全てのシート表面を見なくても非接触ICシートの良・不良判定が可能となると共に、エラー印字を行わずに済む為、無駄なインクを使用することなく非接触ICシートの良・不良判定が可能となる。
非接触ICシートのICを避けてアンテナを切断するよう構成したので、カッタ等の故障の原因となることを回避することができる。
切断手段の搬送方向下流側に、第1のローラ対及び第2のローラ対が所定の間隔を空けて構成される仕分け手段34を設け、第1の排出ローラと第2の排出ローラの間隔は、非接触ICシート単体の搬送方向シート長より狭く構成し、切断手段にて不良ICシートを所定の間隔より短く切断する構成としたので、不良ICシート片のみ落下し、正常に電気的情報が書込まれた非接触ICシートのみ排出される為、非接触ICシートと不良ICシートの仕分けをプリンタが自動で行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に使用する連続紙の平面図。
【図2】本発明の第1の実施の形態のプリンタの概略側面図。
【図3】本発明の実施の形態のプリンタの制御部を示すブロック図。
【図4】本発明の実施の形態の不良ICシート切断の説明図。
【図5】本発明の第2の実施の形態のプリンタの概略側面図。
【図6】従来の不良ICシートの説明図。
【符号の説明】
1 非接触ICシート
1a 不良ICシート
1b、1c 不良ICシート片
4 IC
5 アンテナ
8a、8b 従来の不良ICシート
9a、9b エラー印字
12 センサ
13 非接触ICリーダ/ライタ
14 印字手段
15 切断手段
18 アンテナ
21 カッタ
23 仕分け手段
24a 第1のローラ対
24b 第2のローラ対
25 廃棄口
100、200 プリンタ

Claims (3)

  1. ICとアンテナを有する非接触ICシートに電気的な情報の読出しあるいは書込みを行う非接触ICリーダ/ライタと、前記非接触ICシートに印字を行う印字手段と、切断手段と、前記切断手段下流側に仕分け手段とを有し、
    前記非接触ICリーダ/ライタにて電気的な情報の読出しあるいは書込みが不可と判断された不良ICシート自体を前記切断手段にて切断し、前記切断手段下流側にて前記仕分け手段は、第1のローラ対と第2のローラ対が搬送方向に所定の間隔を設けて配置され、前記切断手段により、前記不良ICシート自体を前記第1のローラ対と前記第2のローラ対の所定の間隔より短く切断することで、前記不良ICシートを前記第1のローラ対と前記第2のローラ対の搬送上より自動落下させ仕分けることを特徴とするプリンタ。
  2. 前記切断手段は、前記ICを避けて前記アンテナを切断することを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記印字手段は、前記非接触ICリーダ/ライタにて電気的な情報の読出しあるいは書込みが不可の前記非接触ICシートに対し印字を行わないことを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
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