JP5984398B2 - 発光装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は発光装置及びその制御方法に関するものである。
液晶パネルを用いた表示装置に対する輝度、色再現性能への市場要求が高度化、多様化している。液晶表示装置のバックライト用の光源として、冷陰極蛍光管と比較し発光効率に優れる発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)も多く使用されるようになった。
LEDは製造時の個体差、使用環境温度の変化、使用過程での経時変化等により、その発光特性が変化する場合がある。液晶表示装置のバックライトの光源としてLEDを使用した場合、装置内の温度分布により、例えば画面の上側と下側でLEDの輝度に差が生じることがある。このような画面内でのバックライト輝度のばらつきを低減する為のバックライト制御技術が特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の技術では、LEDの近傍に輝度センサや温度センサを配置し、それらセンサによる輝度の検出値(輝度センサ値)や温度の検出値(温度センサ値)に基づき、LEDの発光量を調整する。
特開2006−031977号公報
輝度センサや温度センサ(以下、BLセンサと総称することがある)やLEDは経年劣化やその他要因により故障する場合がある。
BLセンサを用いたバックライトのLED発光量制御によれば、一部のLEDが故障し点灯しなくなると、その周辺のLEDで故障したLEDの発光量を補完すべく、周辺のLEDの発光量を増加させるよう制御が働く。またBLセンサが故障し、正常なセンサ値が取得できなくなると、LEDの発光量を不必要に増加させるよう制御が働く場合があり得る。バックライトが過熱保護機能や過電流保護機能を有する場合、LEDを高い発光量で継続的に点灯させると、過熱保護や過電流保護のためにバックライトを消灯させる制御が働くことがあり得る。
温度保護や過電流保護機能によるバックライト消灯により、突如、液晶表示装置が使用できなくなると、装置使用者の作業が継続して行なえなくなる。例えば、液晶表示装置をPC(パーソナルコンピュータ)と接続して使用していた場合、編集作業中のドキュメントの保存処理やPCのシャットダウン処理を適切に行なえないという問題がある。
本発明は、輝度センサ及び複数の光源を有し輝度センサによる検出値に基づき各光源の発光を制御する発光装置において、一部の光源又は輝度センサが故障した場合でもある程度の期間継続使用できるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
を備え、
前記記憶手段は、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に決められた発光制御値を初期制御値として記憶しており、
前記制御手段は、前記光源の故障が検知された場合、当該故障した光源以外の光源の発光制御値を前記初期制御値とする発光装置である。
本発明の第2の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
を備え、
前記記憶手段は、前記制御手段により決定された前記光源の発光制御値を記憶しており、
前記制御手段は、前記光源の故障が検知された場合、当該故障した光源以外の光源の発光制御値を当該故障が検知される前に前記制御手段により決定された発光制御値とする発光装置である。
本発明の第3の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
を備え、
前記記憶手段は、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に決められた発光制御値を初期制御値として記憶しており、
前記制御手段は、前記輝度センサの故障が検知された場合、すべての光源の発光制御値を前記初期制御値とする発光装置である。
本発明の第4の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
を備え、
前記記憶手段は、前記制御手段により決定された前記光源の発光制御値を記憶しており、
前記制御手段は、前記輝度センサの故障が検知された場合、すべての光源の発光制御値を当該故障が検知される前に前記制御手段により決定された発光制御値とする発光装置である。
本発明の第5の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
を備え、
前記光源は、独立に発光を制御可能な複数の色の光源により構成される白色光源であり、
前記記憶手段は、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に定められた発光制御値を初期制御値として記憶しており、
前記検知手段は、前記白色光源を構成する光源の故障を検知可能であり、
前記制御手段は、前記白色光源を構成する光源のうち少なくとも1つの光源の故障が検
知された場合、当該故障した光源及び当該故障した光源を含む白色光源を構成する当該故障した光源以外のすべての光源の発光制御値をゼロとし、それ以外の白色光源を構成する光源の発光制御値を前記初期制御値とする発光装置である。
本発明の第6の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
を備え、
前記光源は、独立に発光を制御可能な複数の色の光源により構成される白色光源であり、
前記記憶手段は、前記制御手段により決定された前記光源の発光制御値を記憶しており、
前記検知手段は、前記白色光源を構成する光源の故障を検知可能であり、
前記制御手段は、前記白色光源を構成する光源のうち少なくとも1つの光源の故障が検知された場合、当該故障した光源とともに白色光源を構成する光源すべての発光制御値をゼロとし、それ以外の白色光源を構成する光源の発光制御値を当該故障が検知される前に前記制御手段により決定された発光制御値とする発光装置である。
本発明の第7の態様は、
独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程おいて記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
を有し、
前記記憶工程では、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に決められた発光制御値が初期制御値として記憶され、
前記制御工程では、前記光源の故障が検知された場合、当該故障した光源以外の光源の発光制御値が前記初期制御値とされる発光装置の制御方法である。
本発明の第8の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
を有し、
前記記憶工程では、前記制御工程において決定された前記光源の発光制御値が記憶され、
前記制御工程では、前記光源の故障が検知された場合、当該故障した光源以外の光源の発光制御値が、当該故障が検知される前に前記制御工程において決定された発光制御値とされる発光装置の制御方法である。
本発明の第9の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
を有し、
前記記憶工程では、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に決められた発光制御値が初期制御値として記憶され、
前記制御工程は、前記輝度センサの故障が検知された場合、すべての光源の発光制御値が前記初期制御値とされる発光装置の制御方法である。
本発明の第10の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
を有し、
前記記憶工程では、前記制御工程において決定された前記光源の発光制御値が記憶され、
前記制御工程では、前記輝度センサの故障が検知された場合、すべての光源の発光制御値が、当該故障が検知される前に前記制御工程において決定された発光制御値とされる発光装置の制御方法である。
本発明の第11の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
を有し、
前記光源は、独立に発光を制御可能な複数の色の光源により構成される白色光源であり、
前記記憶工程では、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に定められた発光制御値が初期制御値として記憶され、
前記検知工程では、前記白色光源を構成する光源の故障を検知可能であり、
前記制御工程では、前記白色光源を構成する光源のうち少なくとも1つの光源の故障が検知された場合、当該故障した光源及び当該故障した光源を含む白色光源を構成する当該故障した光源以外のすべての光源の発光制御値がゼロとされ、それ以外の白色光源を構成する光源の発光制御値が前記初期制御値とされる発光装置の制御方法である。
本発明の第12の態様は、独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
を有し、
前記光源は、独立に発光を制御可能な複数の色の光源により構成される白色光源であり、
前記記憶工程では、前記制御手段により決定された前記光源の発光制御値が記憶され、
前記検知工程では、前記白色光源を構成する光源の故障を検知可能であり、
前記制御工程では、前記白色光源を構成する光源のうち少なくとも1つの光源の故障が検知された場合、当該故障した光源とともに白色光源を構成する光源すべての発光制御値がゼロとされ、それ以外の白色光源を構成する光源の発光制御値は当該故障が検知される前に前記制御工程において決定された発光制御値とされる発光装置の制御方法である。
本発明によれば、輝度センサ及び複数の光源を有し輝度センサによる検出値に基づき各
光源の発光を制御する発光装置において、一部の光源又は輝度センサが故障した場合でもある程度の期間継続使用できるようになる。
実施例に係る液晶表示装置の主要な構成を示すブロック図。 実施例に係るバックライト内のLED、BLセンサの配置例 実施例に係る基準PWM制御データ及び目標輝度センサ値データの一例 実施例に係るバックライト制御部の動作フローの一例 実施例に係るバックライト制御部の動作フローの一例 実施例に係る輝度センサ及び温度センサの故障判定動作フロー例 実施例に係るLEDの故障判定動作フロー例 実施例に係るバックライト制御部の動作フローの一例 実施例3に係るPWM制御値の決定の一例
以下に本発明の実施例について図を用いて説明する。
(実施例1)
実施例1は、光源として白色LEDを用い、白色LEDの輝度を検出する輝度センサ及び白色LED周囲の温度を検出する温度センサ(以下、BLセンサと総称することがある)を備えたバックライト装置に本発明を適用した例である。
図1は本発明の実施例1に係るバックライト装置を有する液晶表示装置の主要な構成を示すブロック図である。
図1の液晶表示装置101は、画像入力部102、入力制御部103、画像処理部104、液晶駆動部105、液晶パネル106、データ送受信部107、データ送受信制御部108、不揮発メモリ部109、メモリ部110、タイマー部111、システム制御部1
12、電源ボタン113、バックライト制御部114、バックライト115から構成している。またバックライト制御部114はセンサ制御部116、発光量決定部117、発光量制御部118から構成している。バックライト115内部の構成については後述する。
以下、各ブロックが有する機能について説明する。
(液晶表示装置101の基本的な画像表示機能について)
システム制御部112は電源ボタン113押下による電源オン要求を検出すると、液晶表示装置101内の各ブロックに通電を開始する。
入力制御部103は画像入力部102から入力される画像信号を画像処理部104に伝送する。
画像処理部104は入力される画像信号を、液晶パネル106の表示解像度(画素数)及び表示色数に適した表示データに変換し、液晶パネル106のリフレッシュレートに適したタイミングで液晶駆動部105に伝送する。
液晶駆動部105は画像処理部104から受信したデータを液晶パネル106の制御信号に変換し、液晶パネル106へ出力する。
液晶パネル106は、液晶駆動部105から入力される制御信号により駆動されることにより、画像信号に基づく画像を表示する。
またシステム制御部112はバックライト制御部114に対するバックライト点灯制御開始要求を行い、バックライト115を点灯させる。バックライト制御部114の動作については後述する。
(バックライトについて)
バックライト115は液晶パネル106の背面に設けられ、液晶パネル106に背面から光を照射する。バックライト115は、光源として独立に発光を制御可能な複数の白色LEDを備えている。
図2にバックライト115内部に設けられるLED及びBLセンサの配置例を示す。本実施例では、図2に示すように、バックライト115には、3個のLED(1)201、LED(2)202、及びLED(3)203が設けられる。また、各LEDの輝度を検出する輝度センサ(1)204、輝度センサ(2)205、及び輝度センサ(3)206が設けられる。また、各LEDの周囲の温度を検出する温度センサ(1)207、温度センサ(2)208、及び温度センサ(3)209が配置されている。本実施例ではバックライト115がLED及びBLセンサを3個ずつ有する場合を例に説明を行なうが、LEDとBLセンサの数はこの数に限らない。例えば、それぞれ500個ずつ有する構成でもよいし、それぞれ1000個ずつ有する構成でもよい。
LED(1)201、LED(2)202、LED(3)203は、それぞれ発光量制御部118により発光が制御される。発光量制御部118は、各LEDに流す電流量を、発光量決定部117から入力される発光データに基づき決定する。発光量制御部118は、入力される発光データに基づき、PWM(Pulse Width Modulation)制御により各LEDの発光を制御する。本実施例では、発光量決定部117から入力される発光制御値(以降、PWM制御値)は0〜4095の値であり、発光量制御部118は、LEDの発光量を4096レベルで制御可能なPWM制御を行うものとする。例えばPWM制御値が0の場合、電流量は0となりLEDは発光しない。PWM制御値が4095の場合、電流量は最大となりLEDは最大輝度で発光する。
輝度センサ(1)204と温度センサ(1)207は、LED(1)201の近傍に配置され、各々LED(1)201近傍の輝度、温度を検出する。輝度センサ(2)205と温度センサ(2)208は、LED(2)202の近傍に配置され、各々LED(2)
202近傍の輝度、温度を検出する。輝度センサ(3)206と温度センサ(3)209は、LED(3)203の近傍に配置され、各々LED(3)203近傍の輝度、温度を検出する。輝度センサ及び温度センサには12ビット精度のAD変換器が内蔵されている。各輝度センサは検出した輝度を0〜4095の輝度センサ値としてセンサ制御部116へ出力し、各温度センサは検出した温度を0〜4095の温度センサ値としてセンサ制御部116へ出力する。
(バックライト制御部114の動作)
次にバックライト制御部114によるバックライト115の点灯制御について説明する。
液晶表示装置101の不揮発メモリ部109は、バックライトの輝度値とLED毎のPWM制御値とを関連付けるテーブルデータ(基準PWM制御データ)を記憶している。更に不揮発メモリ部109は、バックライトの輝度値と輝度センサ毎の目標輝度センサ値とを関連付けるテーブルデータ(目標輝度センサ値データ)を記憶している。
基準PWM制御データは、液晶表示装置101の工場での出荷調整時に、特定の環境温度において、表示画面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように光源毎に決定されたPWM制御値である。基準PWM制御データは、不図示の外部装置で測定しながらバックライトの発光面内の輝度のばらつきが小さくなるように各LEDの発光量を調整した際に最終的に各LEDに入力したPWM制御値のデータである。基準PWM制御データは、種々のバックライト輝度について作成される。液晶表示装置101は、作成された基準PWM制御データを、外部装置からデータ送受信部107を介してデータ送受信制御部108により受信し、不揮発メモリ部109に記憶する。
目標輝度センサ値データは、上述の基準PWM制御データの作成時に作成される。特定の環境温度において、表示画面内の輝度差が最小となるようなPWM制御値で各LEDが発光している状態における各輝度センサによる検出値(輝度センサ値)を、輝度センサによる検出値の目標値である目標輝度センサ値データとする。目標輝度センサ値データは、基準PWM制御データと同様、種々のバックライト輝度について作成される。液晶表示装置101は、作成された目標輝度センサ値データを、データ送受信部107を介してデータ送受信制御部108により受信し、不揮発メモリ部109に記憶する。
本実施例の液晶表示装置101は、基準PWM制御データと目標輝度センサ値データを、バックライトの輝度値20〜200cd/mまでの範囲内で20cd/m毎に記憶している。すなわち、基準PWM制御データは、バックライトの10種類の輝度値の各々について、表示画面内の輝度差が最小となる(発光面内のばらつきが許容レベル以下となる)ようなPWM制御値のデータを含む。また、目標輝度センサ値データは、10種類の輝度値の各々について、表示画面内の輝度差が最小となる(発光面内のばらつきが許容レベル以下となる)ようなPWM制御値で各LEDが発光している状態における各輝度センサの出力する輝度センサ値のデータを含む。
図3に基準PWM制御データ及び目標輝度センサ値データの一例を示す。
図3(A)は、液晶表示装置101の輝度を100cd/mにする場合の基準PWM制御データの一例である。
図3(B)は、液晶表示装置101の輝度を200cd/mにする場合の基準PWM制御データの一例である。
図3(C)は、液晶表示装置101の輝度を100cd/mにした場合の目標輝度センサ値データの一例である。
図3(D)は、液晶表示装置101の輝度を200cd/mにした場合の目標輝度センサ値データの一例である。
図4は、バックライト点制御開始時のバックライト制御部114の動作フロー例を示す。
図4のS501において、バックライト制御部114の発光量決定部117は、システム制御部112からの点灯制御開始要求を受け付けると、不揮発メモリ部109に記憶されたバックライトの輝度値情報を取得する。
S502において、発光量決定部117は、S501で取得した輝度値情報に基づき、不揮発メモリ部109に記憶された基準PMW制御データを取得する。例えば、輝度値情報が「100cd/m」の場合、発光量決定部117は、図3(A)に示した基準PWM制御データを取得する。輝度値情報が「200cd/m」の場合、発光量決定部117は、図3(B)に示した基準PWM制御データを取得する。また輝度値情報が「150cd/m」の場合、発光量決定部117は、図3(A)と図3(B)に示した2つの基準PWM制御データを取得する。
S503において、発光量決定部117は、不揮発メモリ部109から取得した基準PWM制御データを参照し、LED毎のPWM制御値を決定する。輝度値情報が「100cd/m」の場合、発光量決定部117は、図3(A)の基準PWM制御データを参照し、各LEDのPWM制御値を、LED(1)201は「1999」、LED(2)202は「1980」、LED(3)203は「1989」と決定する。輝度値情報が「150cd/m」の場合、発光量決定部117は、図3(A)と図3(B)の2つの基準PWM制御データを参照し、線形補完により各LEDのPWM制御値を算出する。例えばLED(2)202のPWM制御値は、1980+(2970−1980)/2の計算により、「2475」と決定される。S503で決定した各LEDのPWM制御値は、初期制御値である「初期PWM制御値」としてメモリ部110に記憶される。
S504において、発光量決定部117は決定した各LEDのPWM制御値を発光量制御部118に送信する。発光量制御部118は入力されるPWM制御値に基づき、各LEDをPWM制御する。
以上の動作により、バックライト115は点灯を開始する。
尚、液晶表示装置の使用者により液晶表示装置の輝度の変更要求があった場合には、図4に示した動作フローとほぼ同様の処理により、当該変更後の輝度に応じたLED毎のPWM制御値が決定される。
次にバックライト115の点灯開始後に、一定周期毎に実行されるバックライト制御部114の処理について説明する。この処理の実行の周期はタイマー部111によってカウントし、システム制御部112がバックライト制御部114に処理の実行を要求する。
図5は本発明のポイントとなる、バックライト点灯開始後のバックライト制御部114の動作フロー例を示す。図5のフローチャートで示す処理はバックライト制御部114によって定期的に実行される。
図5のS601において、発光量決定部117は、発光量制御部118からの故障検出情報に基づき、LEDに故障が発生しているか否かを判定することにより、第1の故障検知を行っている。また、発光量決定部117は、センサ制御部116からの故障検出情報に基づき、BLセンサに故障が発生しているか否かを判定することにより、第2の故障検知(輝度センサ)及び第3の故障検知(温度センサ)を行っている。センサ制御部116から取得する故障検出情報には、BLセンサの故障の有無と、故障が有る場合は、輝度センサ204〜206、温度センサ207〜209のうちどれが故障したかの情報が含まれる。また発光量制御部118から取得する故障検出情報には、LEDの故障の有無と、故
障がある場合は、LED(1)201、LED(2)202、LED(3)203のうちどれが故障したかの情報を含む。BLセンサ及びLEDのいずれかに故障が検出された場合、処理はS603に進み、いずれにも故障が検出されなかった場合、処理はS602に進む。
ここで図を用いて、センサ制御部116によるBLセンサの故障判定処理及び発光量制御部118によるLEDの故障判定処理について、説明する。
図6(A)はセンサ制御部116による輝度センサの故障有無判定の動作フロー例である。図6(B)はセンサ制御部116による温度センサの故障判定の動作フロー例である。図7は発光量制御部118によるLEDの故障判定の動作フローである。
図6(A)のS701において、センサ制御部116は不揮発メモリ部109から、輝度センサが出力し得る輝度センサ値の最大値及び最小値の情報を取得する。それら輝度センサ値の最大値及び最小値の情報は、予め決められており、工場での出荷調整時に、不揮発メモリ部109に記憶させている。
S702において、センサ制御部116はバックライト115点灯中に取得した輝度センサ値が、S701で取得した輝度センサ値の最小値から最大値までの範囲内の値であるかを判定する。範囲内である場合、センサ制御部116は、故障判定フローを終了する。範囲内ではない場合、センサ制御部116は、輝度センサが故障していると判定する(S703)。
センサ制御部116は、図6(A)の動作フローを各輝度センサに対して実行する。
図6(B)のS704において、センサ制御部116は不揮発メモリ部109から、温度センサが出力し得る温度センサ値の最大値及び最小値の情報を取得する。それら温度センサ値の最大値及び最小値の情報は、予め決められており、工場での出荷調整時に、不揮発メモリ部109に記憶させている。
S705において、センサ制御部116はバックライト115点灯中に取得した温度センサ値が、S704で取得した温度センサ値の最小値から最大値までの範囲内の値であるかを判定する。範囲内である場合、センサ制御部116は、故障判定フローを終了する。範囲内ではない場合、センサ制御部116は、温度センサが故障していると判定する(S706)。
センサ制御部116は、図6(B)の動作フローを各温度センサに対して実行する。
図7のS801において、発光量制御部118はLEDに流れる電流値を検出する。電流値の検出は、電流が流れる配線上に形成した抵抗間の電位差を検出する等、一般的な方法を用いる。
S802において、発光量制御部118は不揮発メモリ部109から、LEDに流れ得る電流値の最大値の情報を取得する。その電流値の最大値の情報は、予め決められており、工場での出荷調整時に、不揮発メモリ部109に記憶させている。
S803において、発光量制御部118はS801で検出した電流値が、S802で取得した電流値の最大値を超えているかを判定する。超えている場合、発光量制御部118は、S805に進みLEDがショートして故障したと判断する。超えていない場合、発光量制御部118は、S804に進む。
S804において、発光量制御部118はS801で検出した電流値が0であるかを判定する。ここでは、発光量制御部118は、電流値と0との差が閾値より小さい場合に電
流値が0であると判定するものとする。電流値が0の場合、発光量制御部118は、S806に進みLEDがオープンして故障したと判断する。電流値が0でない場合、発光量制御部118は、故障判定フローを終了する。
発光量制御部118は、図7の動作フローを各LEDに対して実行する。
以上がセンサ制御部116によるBLセンサの故障判定処理及び発光量制御部118によるLEDの故障判定処理である。
図5に戻って、S602において、バックライト制御部114の発光量決定部117は、センサ制御部116から取得する輝度センサ値及び温度センサ値に基づき、PWM制御値の補正を行なう。本補正処理は、装置内の温度分布等により生じる、バックライトの発光面内の輝度のばらつきを低減するための輝度のドリフト補正処理である。
図8はS602におけるPWM制御値の補正処理の動作フロー例を示す。
S901において、発光量決定部117は、センサ制御部116から取得した輝度センサ値を、同じく取得した温度センサ値に基づき、LEDの温度特性に基づき補正し、補正後の値である補正輝度センサ値を決定する。温度センサによる検出値とLEDの温度に応じた発光特性との関係は、不揮発メモリ部109に記憶させておく。この補正は、目標輝度センサ値データを作成したときの上述した特定の環境温度と、温度センサにより取得される現在の温度センサ値と、におけるLEDの発光特性を考慮して、現在の輝度センサ値を当該環境温度における輝度値に換算する計算を行う。
S902において、発光量決定部117は、不揮発メモリ部109から、バックライトの輝度値の情報に応じた目標輝度センサ値データを取得する。例えば、輝度値情報「100cd/m」の場合、発光量決定部117は、図3(C)に示した目標輝度センサ値データを取得する。輝度値情報「200cd/m」の場合、発光量決定部117は、図3(D)に示した目標輝度センサ値データを取得する。また輝度値情報「150cd/m」の場合、発光量決定部117は、図3(C)と図3(D)に示した2つの目標輝度センサ値データを取得する。
S903において、発光量決定部117は、不揮発メモリ部109から取得した目標輝度センサ値データに基づき、輝度センサ毎の目標輝度センサ値を決定する。輝度値100cd/mの場合、発光量決定部117は、図3(C)の目標輝度センサ値データを参照し、目標輝度センサ値を、輝度センサ(1)204は「1980」、輝度センサ(2)205は「1975」、輝度センサ(3)206は「1984」と決定する。輝度値情報「150cd/m」の場合、発光量決定部117は、図3(C)と図3(D)の2つの基準PWM制御データを参照し、線形補完により目標輝度センサ値を算出する。例えば輝度センサ(2)205の目標輝度センサ値は、1975+(2987−1975)/2の計算により、「2481」と決定する。
S904において、発光量決定部117は、S901で求めた補正輝度センサ値とS903で決定した目標輝度センサ値の差分に基づき、発光量制御部118に送信するPWM制御値を決定する。発光量決定部117は、ここで決定したPWM制御値を「補正PWM制御値」としてメモリ部110に記憶する。例えば、補正輝度センサ値が目標輝度センサ値より小さい場合、現在より明るくLEDを点灯させるよう、発光量決定部117は、PWM制御値を現在の値より大きくする。また補正輝度センサ値が目標輝度センサ値より大きい場合、現在より暗くLEDを点灯させるよう、発光量決定部117は、PWM制御値を現在の値より小さくする。
このように、LED及びBLセンサの故障が無い場合は、S602のPWM値補正処理
が繰り返し実行される。これにより、装置内部の温度変化、LEDの温度特性や発光特性のばらつき、LEDの経時変化等によるバックライト115の発光面内の輝度のばらつきが低減されたバックライト点灯状態が保たれる。
一方、図5のS603において、発光量決定部117は、S602のPWM値補正処理を行なわずに、不揮発メモリ部109に記憶されたバックライトの輝度値情報に基づき、初期PWM制御値を決定する。初期PWM制御値の決定処理は、図4で示したバックライト点制御開始時の動作フローと同様の為、説明は割愛する。
S604において、発光量決定部117は、センサ制御部116及び発光量制御部118からの情報に基づき、BLセンサ又はLEDのどちらが故障したかを判定する。LEDが故障したと判定された場合には処理はS605に進む。BLセンサが故障したと判定された場合にはS606に進む。
S605において、発光量決定部117は、故障したLEDに対応するPWM制御値をゼロ(0)とし、それ以外のLEDに対応するPWM制御値をS603で決定した初期PWM制御値としたものを、発光量制御部118へ送信するPWM制御値として決定する。例えば、輝度値情報「100cd/m」で点灯中に、LED(2)202が故障した場合には、LED(1)201のPWM制御値は「1999」、LED(2)202のPWM制御値は「0」、LED(3)203のPWM制御値は「1989」、と決定する。
S606において、発光量決定部117は、S603で決定した初期PWM制御値を、発光量制御部118に送信するPWM制御値として決定する。
S607において、発光量決定部117は、S605又はS606で決定したPWM制御値を発光量制御部118に送信し、発光量制御部118はPWM制御値に基づき、各LEDをPWM制御する。
以上の動作により、LEDの故障検出時には、故障したLEDは非点灯状態となり、BLセンサ故障検出時には、初期PWM制御値に基づき、LEDは点灯を継続する。
LED又はBLセンサの故障が検出された場合には、S602で説明したような、現在の温度センサ値や輝度センサ値に基づく輝度のドリフト補正処理が行われなくなり、バックライトの輝度値に応じたデフォルトのPWM制御値(初期PWM制御値)に固定される。すなわち、各光源のPWM制御値が固定値とされる。このため、特にLEDの故障が検出された場合には、故障したLEDの周辺のLEDに対して、故障したLEDの分の輝度を補償すべくPWM制御値を増大させるような制御は行われなくなる。従って、故障したLEDの周辺のLEDに過大な電流が継続的に流れることや、それによるLEDや液晶表示装置の過熱、過熱保護や過電流保護機能によるバックライト消灯、といった事態によりユーザが液晶表示装置を継続使用できなくなることを回避できる。
このように、本実施例では、LED又はBLセンサが故障した場合、発光量制御部118に送信するPWM制御値を初期PWM制御値で固定した(LEDが故障した場合は故障したLEDに対応するPWM制御値は「0」とした)。
しかし、LED又はBLセンサが故障した場合、発光量制御部118に送信するPWM制御値を、故障したと判定された時点で発光量制御部118に送信されていたPWM制御値で固定するようにしても良い。すなわち、LED又はBLセンサが故障していると判定される直前に実行された図5のフローチャートのS602で決定されたPWM制御値(図8のフローチャートのS904で決定された補正PWM制御値)で固定するようにしても
良い。LEDが故障した場合は、上記実施例と同様、補正PWM制御値において故障したLEDに対応するPWM制御値を「0」とし、他は故障判定の直前に求められた補正PWM制御値で固定する。「補正PWM制御値」とは、図5の処理を1回以上行うことによって、補正されたPWM制御値であり、不揮発メモリ部109に記憶されている。BLセンサ及びLEDのいずれかの故障が検出された際に、該故障が検出される前に不揮発メモリ部109に記憶されたPWM制御値を用いることができる。
上記実施例では、白色LEDにより構成される白色光源を用いたバックライトの場合の例について述べたが、本発明は、複数の色のLEDにより構成される白色光源を用いたバックライトにも適用できる。例えば、R(赤),G(緑),B(青)の3つ色のLEDを用いたバックライトの場合にも適用できる。この場合、発光量制御部118は、各色のLEDの発光を独立に制御可能とし、また、各色のLEDの故障を検知可能であるとする。
図9(A)は、光源として赤色LED、緑色LED、及び青色LEDの組み合わせを3組備えたバックライトの初期PWM制御値の一例を示す。初期PWM制御値は、上記実施例と同様、バックライトの輝度値に応じて予め決められ、メモリ部110に記憶されている。
図9(B)は、BLセンサの故障を検出した場合に、発光量決定部117が発光量制御部118に送信するPWM制御値を示す。図9(B)に示すように、BLセンサが故障した場合、発光量決定部117は、メモリ部110に記憶した初期PWM制御値を発光量制御部118に送信するPWM制御値として決定する。
図9(C)は、LED3の緑色LED(LED3(G))の故障を検出した場合に、発光量決定部117が発光量制御部118に送信するPWM制御値を示す。図9(C)に示すように、LED3(G)が故障した場合、発光量決定部117は、故障したLED3(G)のみ「0」とし、故障した光源以外は初期PWM制御値としたものを発光量制御部118に送信するPWM制御値として決定する。
なお、図9(D)に示すように、故障したLEDとともに白色を構成する他の色のLEDのPWM制御値も「0」としても良い。図9(D)の例では、故障したLED3(G)に加えて、LED3の赤色LED及びLED3の青色LEDのPWM制御値も「0」とされている。
また、1つのバックライトの発光単位が、赤色LED1つ、緑色LED2つ、青色LED1つで構成される場合であって、2つの緑色LEDのうちの1つのみ故障した場合、次のようにしても良い。すなわち、故障した緑色LEDのPWM制御値を「0」とし、故障していない緑色LEDのPWM制御値のPWM制御値を増加させてもよい。
なお、上記各実施例では、故障したLEDのPWM制御値を0とする例を説明したが、本発明は故障したLED以外のLEDのPWM制御値を固定値とする点に特徴があり、故障したLEDのどのようなPWM制御値を入力するかは任意であり、0に限らない。ただし、複数色のLEDにより白色光源を構成している場合、故障したLEDとともに白色光源を構成する光源すべてについてPWM制御値を0とする。これによりホワイトバランスのずれを抑制できる。また、本実施例ではLED毎に輝度センサ及び温度センサが設けられる例を説明したが、複数のLEDにつき1つの割合で輝度センサや温度センサが設けられても良い。また、輝度センサと温度センサの数は同数でなくても良い。複数のLEDにつき1つの輝度センサが設けられる場合、1つのLEDの故障によりそのLEDに対応する輝度センサの出力は大きく低下することになり、当該輝度センサの出力に基づきフィードバック制御される他のLEDのPWM制御値が大幅に増大してしまう。本発明によれば
、このような場合にも故障したLED以外のLEDについては初期PWM制御値や故障直前の補正PWM制御値により固定され、フィードバック制御が停止されるので、故障したLEDの周辺のLEDの不要な過熱等を抑制できる。
110 メモリ部
114 バックライト制御部
115 バックライト
116 センサ制御部
118 発光量制御部

Claims (19)

  1. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
    前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
    前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に決められた発光制御値を初期制御値として記憶しており、
    前記制御手段は、前記光源の故障が検知された場合、当該故障した光源以外の光源の発光制御値を前記初期制御値とする発光装置。
  2. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
    前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
    前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、前記制御手段により決定された前記光源の発光制御値を記憶しており、
    前記制御手段は、前記光源の故障が検知された場合、当該故障した光源以外の光源の発光制御値を当該故障が検知される前に前記制御手段により決定された発光制御値とする発光装置。
  3. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
    前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
    前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に決められた発光制御値を初期制御値として記憶しており、
    前記制御手段は、前記輝度センサの故障が検知された場合、すべての光源の発光制御値を前記初期制御値とする発光装置。
  4. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
    前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
    前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、前記制御手段により決定された前記光源の発光制御値を記憶しており、
    前記制御手段は、前記輝度センサの故障が検知された場合、すべての光源の発光制御値を当該故障が検知される前に前記制御手段により決定された発光制御値とする発光装置。
  5. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
    前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
    前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
    を備え、
    前記光源は、独立に発光を制御可能な複数の色の光源により構成される白色光源であり、
    前記記憶手段は、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に定められた発光制御値を初期制御値として記憶しており、
    前記検知手段は、前記白色光源を構成する光源の故障を検知可能であり、
    前記制御手段は、前記白色光源を構成する光源のうち少なくとも1つの光源の故障が検知された場合、当該故障した光源及び当該故障した光源を含む白色光源を構成する当該故障した光源以外のすべての光源の発光制御値をゼロとし、それ以外の白色光源を構成する光源の発光制御値を前記初期制御値とする発光装置。
  6. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置であって、
    前記光源の輝度を検出する輝度センサと、
    前記光源及び輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶手段と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御手段と、
    を備え、
    前記光源は、独立に発光を制御可能な複数の色の光源により構成される白色光源であり、
    前記記憶手段は、前記制御手段により決定された前記光源の発光制御値を記憶しており、
    前記検知手段は、前記白色光源を構成する光源の故障を検知可能であり、
    前記制御手段は、前記白色光源を構成する光源のうち少なくとも1つの光源の故障が検知された場合、当該故障した光源とともに白色光源を構成する光源すべての発光制御値をゼロとし、それ以外の白色光源を構成する光源の発光制御値を当該故障が検知される前に前記制御手段により決定された発光制御値とする発光装置。
  7. 前記各光源の周囲の温度を検出する温度センサを備え、
    前記検知手段は、前記温度センサの故障を検知可能であり、
    前記記憶手段は、光源の周囲の温度と光源の発光特性との関係を記憶しており、
    前記制御手段は、前記温度センサにより検出される前記光源の周囲の温度に基づいて前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値を補正し、補正後の前記検出値と、前記目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定するものであって、
    前記制御手段は、
    前記光源の故障が検知された場合、前記補正後の検出値と前記目標値との差にかかわらず当該故障した光源以外の光源の発光制御値を所定の値とし、
    前記輝度センサ及び前記温度センサの少なくともいずれかの故障が検知された場合、前記補正後の検出値と前記目標値との差にかかわらずすべての光源の発光制御値を所定の値とする
    ことを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の発光装置。
  8. 前記検知手段は、前記温度センサのセンサ値が所定の範囲内でない場合、前記温度センサが故障していると判断する
    ことを特徴とする請求項7に記載の発光装置。
  9. 前記検知手段は、前記輝度センサのセンサ値が所定の範囲内でない場合、前記輝度センサが故障していると判断する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の発光装置。
  10. 前記検知手段は、前記光源に流れる電流値が第1閾値を超えた場合、前記光源が故障していると判断する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の発光装置。
  11. 前記検知手段は、前記光源に流れる電流値が第2閾値より小さい場合、前記光源が故障していると判断する
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の発光装置。
  12. 前記光源は、赤色LED、緑色LEDおよび青色LEDから構成される
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の発光装置。
  13. 前記発光装置は、液晶表示装置のバックライトである
    ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の発光装置。
  14. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
    前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
    前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程おいて記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
    を有し
    前記記憶工程では、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に決められた発光制御値が初期制御値として記憶され、
    前記制御工程では、前記光源の故障が検知された場合、当該故障した光源以外の光源の発光制御値が前記初期制御値とされる発光装置の制御方法。
  15. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
    前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
    前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
    を有し、
    前記記憶工程では、前記制御工程において決定された前記光源の発光制御値が記憶され、
    前記制御工程では、前記光源の故障が検知された場合、当該故障した光源以外の光源の発光制御値が、当該故障が検知される前に前記制御工程において決定された発光制御値とされる発光装置の制御方法。
  16. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
    前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
    前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
    を有し、
    前記記憶工程では、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に決められた発光制御値が初期制御値として記憶され、
    前記制御工程は、前記輝度センサの故障が検知された場合、すべての光源の発光制御値が前記初期制御値とされる発光装置の制御方法。
  17. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
    前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
    前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
    を有し、
    前記記憶工程では、前記制御工程において決定された前記光源の発光制御値が記憶され、
    前記制御工程では、前記輝度センサの故障が検知された場合、すべての光源の発光制御値が、当該故障が検知される前に前記制御工程において決定された発光制御値とされる発光装置の制御方法。
  18. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
    前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
    前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
    を有し、
    前記光源は、独立に発光を制御可能な複数の色の光源により構成される白色光源であり、
    前記記憶工程では、発光装置の発光面内の輝度のばらつきが所定の許容レベルとなるように予め光源毎に定められた発光制御値が初期制御値として記憶され、
    前記検知工程では、前記白色光源を構成する光源の故障を検知可能であり、
    前記制御工程では、前記白色光源を構成する光源のうち少なくとも1つの光源の故障が検知された場合、当該故障した光源及び当該故障した光源を含む白色光源を構成する当該故障した光源以外のすべての光源の発光制御値がゼロとされ、それ以外の白色光源を構成する光源の発光制御値が前記初期制御値とされる発光装置の制御方法。
  19. 独立に発光を制御可能な複数の光源を有する発光装置の制御方法であって、
    前記光源の輝度を輝度センサにより検出する工程と、
    前記光源及び前記輝度センサの少なくともいずれかの故障を検知する検知工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値を記憶する記憶工程と、
    前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値と、前記記憶工程において記憶される前記輝度センサによる前記光源の輝度の検出値の目標値と、の差を小さくするように前記光源の発光制御値を決定する制御工程と、
    を有し、
    前記光源は、独立に発光を制御可能な複数の色の光源により構成される白色光源であり、
    前記記憶工程では、前記制御手段により決定された前記光源の発光制御値が記憶され、
    前記検知工程では、前記白色光源を構成する光源の故障を検知可能であり、
    前記制御工程では、前記白色光源を構成する光源のうち少なくとも1つの光源の故障が検知された場合、当該故障した光源とともに白色光源を構成する光源すべての発光制御値がゼロとされ、それ以外の白色光源を構成する光源の発光制御値は当該故障が検知される前に前記制御工程において決定された発光制御値とされる発光装置の制御方法。
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