JP5766040B2 - 発光装置、その制御方法、及び画像表示装置 - Google Patents
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る温度に応じてLEDブロック毎にLED電流量を調整する技術が記載されている。これは、バックライトの同一の温度分布をもつ領域をまとめて、同一のLEDブロックとすることで、各LEDブロック内の温度をそろえて輝度が均一になるようにしている。
各光源ブロックの光源の周辺温度を検出する温度検出手段と、
前記発光装置の目標輝度を取得する取得手段と、
光源の周辺温度と光源の輝度との関係である温度特性の情報を記憶する記憶手段と、
光源ブロック毎に、光源の周辺温度の検出値と、光源の温度特性と、を用いて、前記温度検出手段により周辺温度が検出された光源の輝度が前記取得手段により取得した目標輝度に応じた輝度になるように、光源の駆動量を補正する補正手段と、
光源ブロック毎に、光源の周辺温度の変化度合を予測する予測手段と、
光源ブロック毎に、前記補正手段による駆動量の補正を行う頻度を決定する頻度決定手段と、
前記頻度決定手段により決定される光源ブロック毎の頻度で、前記補正手段による各光源ブロックの光源の駆動量の補正を実行する制御手段と、
を備え、
前記頻度決定手段は、前記予測手段により予測される光源の周辺温度の変化度合が大きいほど、前記補正手段による駆動量の補正を行う頻度を高くすることを特徴とする発光装置である。
各光源ブロックの光源の周辺温度を検出する温度検出工程と、
発光装置の目標輝度を取得する取得工程と、
光源の周辺温度と光源の輝度との関係である温度特性の情報を記憶手段から読み込む工程と、
光源ブロック毎に、光源の周辺温度の検出値と、光源の温度特性と、を用いて、前記温度検出工程により周辺温度が検出された光源の輝度が前記取得工程により取得した目標輝度に応じた輝度になるように、光源の駆動量を補正する補正工程と、
光源ブロック毎に、光源の周辺温度の変化度合を予測する予測工程と、
光源ブロック毎に、前記補正工程による駆動量の補正を行う頻度を決定する頻度決定工程と、
前記頻度決定工程により決定される光源ブロック毎の頻度で、前記補正工程による各光源ブロックの光源の駆動量の補正を実行する制御工程と、
を有し、
前記頻度決定工程は、前記予測工程により予測される光源の周辺温度の変化度合が大きいほど、前記補正工程による駆動量の補正を行う頻度を高くすることを特徴とする発光装置の制御方法である。
図1は、本発明の実施例1に係るバックライト装置の概略構成を示すブロック図である。このバックライト装置は、画像表示装置の液晶パネルを照明する光源である。このバックライト装置は、光源ブロック毎に光源の周辺温度の変化度合を予測し、変化度合が大きい光源ブロックは補正の実行頻度を高くし、変化度合が小さい光源ブロックは補正の実行頻度を低くする。このように光源ブロックの輝度補正のための限られた処理リソースを光
源の周辺温度の変化度合に応じて各光源ブロックに適切に分配することにより、バックライト装置の内部温度分布の変化速度が速い場合でも輝度ムラや色ムラの発生を抑制できるようにしている。
バックライト部101は、液晶パネルの背面にあり、光源としてLEDを備える。バックライト部101の光源は赤色LED、緑色LED、及び青色LEDからなる3原色LEDとする。バックライト部101は、LEDの輝度検出をする輝度センサと、LEDの周辺温度を検出する温度センサと、をLEDブロック毎に備える。バックライト制御部100は、輝度センサによる検出値に基づき、赤色LED,緑色LED,及び青色LEDの混合光の色温度を検出する。
センサ制御部104は、バックライト部101の各LEDブロックの輝度センサ及び温度センサによる検出値をアナログ値として取得し、それを内部のA/D変換器によりデジタル値に変換し、輝度センサ値及び温度センサ値としてドリフト制御部102に出力する。ノイズ対策のために、センサ制御部104は、各センサから値を取得する際に、同一センサに対して複数回検出値を取得し、最小値と最大値を除いた値の平均値を算出するのがよい。
じて、指定されたLEDブロックの輝度センサ値又は温度センサ値を取得してドリフト制御部102に出力する。本実施例では、センサ制御部104が1つのセンサ値を取得するのに要する時間を125msecとする。従って、センサ制御部104がバックライト部101の全てのLEDブロックのセンサ値を取得するのに要する時間は12secである。なお、1つのセンサ値を取得するのに要する時間や全LEDブロックのセンサ値を取得するのに要する時間は、マイコンの性能や同時にセンサと接続可能なポート数などに依存するものであって、上記の数値は説明のための一例である。
ドリフト制御部102は、液晶表示装置の画面の目標輝度に基づいてセンサ制御部104や温度変化予測部107を制御して、バックライト装置が目標輝度で発光するように点灯制御データを発光データ送信部103に送信する。点灯制御データは、発光データ送信部103がバックライト部101の各LEDに送信する発光データを決定するために用いられるデータである。例えば、発光データ送信部103がPWM信号のデューティ比の情報を含む発光データをバックライト部101のLEDに送信する構成では、点灯制御データはPWM信号のデューティ比に対応する数値の情報を含むデータである。
発光データ送信部103は、ドリフト制御部102から受信した点灯制御データに基づいて、各LEDを発光させる為の発光データを生成し、バックライト部101に出力する処理ブロックである。LEDの駆動量は、PWM(Pulse Width Modulation)制御によって調整される。PWM信号のデューティ比が1のときLEDは最大輝度で発光し、PWM信号のデューティ比が0のときLEDは発光しない。
静止画判定部105は、入力映像信号に基づき液晶表示装置に表示する映像が動画像か静止画像かの判定をして、映像種別の情報を補正頻度決定部106に送信する処理ブロックである。画面の輝度ムラや色ムラは静止画像を表示している場合に目立ちやすいため、本実施例では、表示画像が静止画像の場合に本発明に係るドリフト制御を適用することとした。
温度変化予測部107は、ドリフト制御部102からバックライト部101の各LEDブロックの温度センサ値を取得し、それに基づいて、LEDブロック毎の温度変化予測をして、予測結果を補正頻度決定部106に出力する処理ブロックである。温度センサ値は、ドリフト制御部102がセンサ制御部104から取得したタイミングでドリフト制御部102から温度変化予測部107へ通知される。詳しくは後ほど述べるが、温度変化予測部107は、過去(前回)に取得したLEDブロックの温度と、現在(今回)に取得したLEDブロックの温度と、の差に基づいて、そのLEDブロックの温度変化を予測する。
補正頻度決定部106は、静止画判定部105から入力映像信号の映像種別(動画像か静止画像か)の情報を取得する。映像種別が静止画像である場合には、補正頻度決定部106は、温度変化予測部107から送信された温度変化予測値に基づいてバックライト部101の各LEDブロックのドリフト補正頻度を決定する。このとき、補正頻度決定部106は、温度変化が大きいと予測されるLEDブロックの補正頻度を多くするようにドリフト補正頻度を決定する。
まず、はじめにドリフト制御部102は、画像表示装置の起動時の目標輝度を取得する。目標輝度は、ユーザによって設定される値であり、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)などの不揮発メモリに目標輝度が書き込まれている。本実施例では、ユーザによって設定された目標輝度を200cd/m2とする。ドリフト制御部102は、画像表示装置の起動時に、バックライト装置内に配置された全ての温度センサ(全てのLEDブロックの温度センサ)から温度センサ値を取得する。そして、ドリフト制御部102は、前記取得した温度センサ値とLEDの温度特性とに基づき、各LEDブロックのLEDの輝度が目標輝度となる為の各LEDブロックのLEDの駆動量を算出する。ドリフト制御部102は、算出した駆動量に基づいて各LEDブロックのLEDを発光させ、バックライトを点灯させる。
次に、温度変化予測部107は、ドリフト制御部102から周期的に通知される温度センサ値からLEDブロック毎の温度変化を予測する。温度変化予測部107は、ドリフト制御部102を介して各LEDブロックの温度センサ値を取得して、現在(今回)の温度
センサ値と前回の温度センサ値との差分をLEDブロック毎に算出し、算出した差分をLEDブロック毎の温度変化予測値(Δで表す)とする。ここで、前回の温度センサ値とは、ステップS301において取得した起動時の各LEDブロックの温度センサ値のことである。
補正頻度決定部106は、温度変化予測値に基づきドリフト制御の補正頻度を決定する。補正頻度決定部106は、温度変化予測値の大きいLEDブロックの補正頻度を高くし、温度変化予測値の小さいLEDブロックの補正頻度を低く設定する。図5(A)は、温度変化予測値とドリフト制御の1周期処理あたりの補正頻度との関係を示している。図5(A)に示す温度変化予測値と補正頻度との関係は、マイコンの処理性能やバックライト装置内の温度の変動範囲などを考慮して予め決定し、バックライト制御部100の不図示の記憶手段に記憶しておく。
ドリフト制御部102は、LEDブロック毎の補正頻度情報に基づくタイミングでセンサ制御部104へセンサ情報取得要求を送信する。例えば、ドリフト制御部102は、LEDブロック2、7、8の温度センサ値を3.9sec毎に取得する。センサ制御部104は、ドリフト制御部102により指定される、補正の対象となるLEDブロック(対象LEDブロック)の温度センサ値を取得して、ドリフト制御部102に出力する。
ドリフト制御部102は、取得した温度センサ値に基づき補正対象のLEDブロックのLEDの駆動量を補正する。一般的に、LEDは温度上昇に伴って輝度が低下するという温度特性をもつため、LEDを目標輝度で安定的に発光させるためには、LEDの周辺温度に応じて駆動量を補正する処理が必要となる。さらに、各色でLEDの温度特性は異なる。例えば、LEDの周辺温度が標準的な温度である25℃のときの、赤色LED、緑色LED、青色LEDの輝度を100%とすると、周辺温度40℃では、相対的な輝度は、赤色LEDは95%、緑色LEDが97%、青色LEDが98%になる。バックライト装置内部の温度分布は、目標輝度の変更によるLEDの発熱の変化、回路基板周辺の放熱による温度上昇、冷房や暖房などの外的要因などによって変化する可能性がある。
ドリフト制御部102は、LEDの温度特性による輝度低下を考慮して補正した点灯制御データを発光データ送信部103に送信して、バックライトを点灯させる。発光データ送信部103は、ドリフト制御部102から取得した点灯制御データをLEDのデューティ比に変換して、バックライト部101へ発光データとして出力する。これにより、バックライトは目標輝度の200cd/m2で点灯する。
ドリフト制御部102は、補正頻度情報に基づきLEDブロック毎に決定された頻度で駆動量の補正をするが、補正を行う際に補正対象のLEDブロックの温度センサ値を取得する(S304)ので、補正頻度と同じ頻度で温度センサ値を取得している。従って、ドリフト制御部102から温度変化予測部107へ、LEDブロック毎に決定された頻度で各LEDブロックの温度センサ値が通知される。温度変化予測部107は、温度センサ値を受信するたびに温度変化予測値を更新して、補正頻度決定部604に送信する。
実施例2は、ローカルディミングによって静止画像を表示するときに、各LEDブロックの目標輝度の変化量に基づいて各LEDブロックの温度変化を予測することで、ドリフト制御の補正頻度を決定する実施例である。ローカルディミングとは、表示画像に合わせてLEDブロック毎に目標輝度を決定することで、表示コントラストを向上させる技術である。例えば、黒背景の画像に花が表示されている画像では、黒い領域は液晶の透過率は0%であるが、実際にはバックライトの光が漏れて黒が浮いてしまい、結果として表示コントラストが低下する。
LEDブロック毎に設定される点である。図示しないローカルディミング制御手段により決定される目標輝度テーブルは、ドリフト制御部602及び温度変化予測部603に入力される。温度変化予測部603は、入力された目標輝度テーブルに基づいて各LEDブロックの温度変化予測値を算出して、補正頻度決定部604に通知する。
ローカルディミングでは、映像の表示内容に応じてバックライトの各LEDブロックの目標輝度を変えるので、表示内容が変わったときに目標輝度テーブルも変更される。表示内容が変わって目標輝度テーブルが図8(A)から図8(B)になったとき、温度変化予測部603は、図8(B)に示す目標輝度テーブルを受信する。図8(B)の目標輝度テーブルは、LEDブロック1〜3、7〜9、13〜24の目標輝度が200cd/m2、LEDブロック4〜6、10〜12の目標輝度が150cd/m2である。
さらに、温度変化予測部603は、ドリフト制御部602から現在のバックライトの点灯に使用している図8(A)の目標輝度テーブルを取得する。
次に、温度変化予測部603は、現在の目標輝度テーブルと新たな目標輝度テーブルとに基づき、目標輝度テーブルの変化前後での目標輝度差をLEDブロック毎に算出し、算出した目標輝度差に基づき各LEDブロックの温度変化を予測する。目標輝度差は、LEDブロック1〜3、7〜9が最も大きく、Δ120cd/m2、LEDブロック4〜6、10〜12がΔ70cd/m2である。その他の領域は、目標輝度に変化がないので目標輝度差はΔ0cd/m2である。図示していないLEDブロック25〜96も目標輝度に変化がなく目標輝度差Δ0cd/m2とする。このようなLEDブロック毎の目標輝度差に基づき、温度変化予測部603は、LEDブロック1〜3、7〜9の温度変化が最も大きく、次にLEDブロック4〜6、10〜12の温度変化が大きいと予想する。
次に、補正頻度決定部604は、図9(A)に示す関係を参照して、温度変化予測部603から取得したLEDブロック毎の温度変化予測レベルに応じて各LEDブロックの補正頻度を決定する。LEDブロック1〜3、7〜9は、温度変化予測レベルが3であるので、図9(A)によると1周期処理(ドリフト制御の1周期の処理)あたりの補正頻度は8回となる。LEDブロック4〜6、10〜12は、温度変化予測レベルが2であるので
補正頻度は4回となり、その他のLEDブロックは補正頻度は1回となる。
ドリフト制御部602は、LEDブロックそれぞれ異なる補正周期でセンサ制御部104に対して補正対象のLEDブロックのセンサ情報取得要求を送信する。センサ制御部104は、補正対象のLEDブロックについてのみ温度センサ値を取得して、ドリフト制御部602に出力する。
ドリフト制御部602は、実施例1と同様に、取得した温度センサ値とLEDの温度特性に基づいて補正対象のLEDブロックのLEDの駆動量を補正して点灯制御データを生成し、発光データ送信部103へ送信する。
発光データ送信部103は、ドリフト制御部602から受信した点灯制御データをLEDのPWM値(デューティ比)に変換して、発光データとしてバックライト部101へ出力する。これにより、各LEDブロックのLEDは図8(B)に示す新たな目標輝度テーブルで指定された輝度で発光する。
以降、ドリフト制御部602は目標輝度テーブルが変更されるまでステップS705〜ステップS708の処理を繰り返すことで、LEDブロック毎に決定される温度変化予測レベルに基づく補正頻度で各LEDブロックのLEDの駆動量を補正する。また、ドリフト制御部602は、目標輝度テーブルが変更されたか判断して、変更された場合には、ステップS701〜ステップS707の処理を再び実行する。これにより、ドリフト制御部602は、目標輝度テーブルの変化によるLEDブロック毎の目標輝度差に基づき予測される温度変化予測に応じた補正頻度で各LEDブロックの駆動量を補正する。
Claims (11)
- 複数の光源ブロックに分割され光源ブロック毎に光源の発光を独立に制御可能な発光装置であって、
各光源ブロックの光源の周辺温度を検出する温度検出手段と、
前記発光装置の目標輝度を取得する取得手段と、
光源の周辺温度と光源の輝度との関係である温度特性の情報を記憶する記憶手段と、
光源ブロック毎に、光源の周辺温度の検出値と、光源の温度特性と、を用いて、前記温度検出手段により周辺温度が検出された光源の輝度が前記取得手段により取得した目標輝度に応じた輝度になるように、光源の駆動量を補正する補正手段と、
光源ブロック毎に、光源の周辺温度の変化度合を予測する予測手段と、
光源ブロック毎に、前記補正手段による駆動量の補正を行う頻度を決定する頻度決定手段と、
前記頻度決定手段により決定される光源ブロック毎の頻度で、前記補正手段による各光源ブロックの光源の駆動量の補正を実行する制御手段と、
を備え、
前記頻度決定手段は、前記予測手段により予測される光源の周辺温度の変化度合が大きいほど、前記補正手段による駆動量の補正を行う頻度を高くすることを特徴とする発光装置。 - 前記予測手段は、所定の周期で前記温度検出手段から光源の周辺温度の検出値を取得し、前回取得した検出値と今回取得した検出値との差が大きいほど光源の周辺温度の変化度合が大きいと予測する請求項1に記載の発光装置。
- 前記予測手段は、前記発光装置の発熱及び放熱に関わる部材の配置に基づいて、光源ブロック毎の光源の周辺温度の変化度合を予測する請求項1又は2に記載の発光装置。
- 前記取得手段は、表示画像に応じて光源ブロック毎に設定される目標輝度を取得し、
前記予測手段は、少なくとも1つの光源ブロックの目標輝度が変化した場合に、各光源ブロックの目標輝度の変化前後の差を算出し、目標輝度の差が大きいほど光源の周辺温度の変化度合が大きいと予測する請求項1〜3のいずれか1項に記載の発光装置。 - 表示画像が静止画像であるか否かを判定する判定手段を備え、
前記制御手段は、前記判定手段により表示画像が静止画像であると判定される場合に、前記頻度決定手段により決定される光源ブロック毎の頻度で各光源ブロックの光源の駆動量の補正を前記補正手段に行わせることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の発光装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の発光装置と、
前記発光装置により照明される表示パネルと、
を備える画像表示装置。 - 複数の光源ブロックに分割され光源ブロック毎に光源の発光を独立に制御可能な発光装置の制御方法であって、
各光源ブロックの光源の周辺温度を検出する温度検出工程と、
発光装置の目標輝度を取得する取得工程と、
光源の周辺温度と光源の輝度との関係である温度特性の情報を記憶手段から読み込む工程と、
光源ブロック毎に、光源の周辺温度の検出値と、光源の温度特性と、を用いて、前記温度検出工程により周辺温度が検出された光源の輝度が前記取得工程により取得した目標輝度に応じた輝度になるように、光源の駆動量を補正する補正工程と、
光源ブロック毎に、光源の周辺温度の変化度合を予測する予測工程と、
光源ブロック毎に、前記補正工程による駆動量の補正を行う頻度を決定する頻度決定工程と、
前記頻度決定工程により決定される光源ブロック毎の頻度で、前記補正工程による各光源ブロックの光源の駆動量の補正を実行する制御工程と、
を有し、
前記頻度決定工程は、前記予測工程により予測される光源の周辺温度の変化度合が大きいほど、前記補正工程による駆動量の補正を行う頻度を高くすることを特徴とする発光装置の制御方法。 - 前記予測工程では、所定の周期で前記温度検出により光源の周辺温度の検出値を取得し、前回取得した検出値と今回取得した検出値との差が大きいほど光源の周辺温度の変化度合が大きいと予測する請求項7に記載の発光装置の制御方法。
- 前記予測工程では、前記発光装置の発熱及び放熱に関わる部材の配置に基づいて、光源ブロック毎の光源の周辺温度の変化度合を予測する請求項7又は8に記載の発光装置の制御方法。
- 前記取得工程では、表示画像に応じて光源ブロック毎に設定される目標輝度を取得し、
前記予測工程では、少なくとも1つの光源ブロックの目標輝度が変化した場合に、各光源ブロックの目標輝度の変化前後の差を算出し、目標輝度の差が大きいほど光源の周辺温度の変化度合が大きいと予測する請求項7〜9のいずれか1項に記載の発光装置の制御方法。 - 表示画像が静止画像であるか否かを判定する判定工程を有し、
前記制御工程では、前記判定工程により表示画像が静止画像であると判定される場合に、前記頻度決定工程により決定される光源ブロック毎の頻度で各光源ブロックの光源の駆動量の補正が前記補正工程において行われることを特徴とする請求項7〜10のいずれか1項に記載の発光装置の制御方法。
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