JP2012181466A - 液晶パネル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液晶の低温時の応答速度を向上することのできる液晶パネル装置を提供する。
【解決手段】 液晶パネル装置1は、液晶表示部であるLCD5と、LCD5に送られる映像信号のRGBレベルを調整するRGB調整回路10と、LCD5のバックライトを行うLEDバックライト6と、LEDバックライト6の発光量を調整するバックライト制御回路13と、LCD5の温度を測定するサーミスタ9を備えている。CPU11は、サーミスタ9により測定されたLCD5の温度tが所定の基準温度Taより低い場合に、LEDバックライト6の発光量を大きくするとともに、映像信号のRGBレベルを小さくする制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶パネル装置に関し、特に、液晶の低温時の応答速度を向上する技術に関するものである。
近年、車両のEV化に伴って、各種の車両情報を表示するための表示パネルが車両に搭載されるようになってきた。その表示パネルとしては、数多くの車両情報を表示する必要があることから、TFT液晶パネルが用いられることが多い。液晶パネルが車両に搭載されるケースでは、低温環境で液晶パネルが用いられることも少なくない。ところが、液晶は、低温時に応答速度などの特性が低下する。したがって、車載型の液晶パネル装置では、液晶の低温時の応答速度を向上することが求められていた。
従来、液晶モニターなどのバックライトとして使用される蛍光灯の電源回路において、バックライトの低温時の始動特性や輝度特性を向上させるために、温度に比例して蛍光灯の明るさを制御する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特開平5−135893号公報
しかしながら、従来の技術では、蛍光灯の低温時の始動特性や輝度特性を向上させることができるものの、液晶自体の低温時の応答速度を向上させることについては、まったく考慮されていなかった。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、液晶の低温時の応答速度を向上することのできる液晶パネル装置を提供することを目的とする。
本発明の液晶パネル装置は、液晶表示部と、前記液晶表示部に送られる映像信号の明るさの値を調整する映像明るさ調整部と、前記液晶表示部のバックライトを行うバックライト照明部と、前記バックライトの発光量を調整するバックライト調光部と、前記液晶表示部の温度を測定する温度測定部と、前記温度測定部により測定された前記液晶表示部の温度が所定の基準温度より低い場合に、前記バックライトの発光量を大きくするように前記バックライト調光部を制御するとともに、前記映像信号の明るさの値を小さくするように前記映像明るさ調整部を制御する制御部と、を備えた構成を有している。
この構成により、液晶表示部の温度が所定の基準温度(例えば、−10℃)より低い場合、すなわち低温時には、バックライトの発光量が大きくなるように制御される。これにより、バックライトの発熱量が大きくなる。このバックライトの発熱を利用して、液晶の温度を上げて応答速度を向上させることができる。そして、この場合、画面の明るさが必要以上に明るくならないように、映像信号の明るさの値(例えば、RGBレベル)を小さくする。これにより、バックライトの発光量を大きくした場合でも、画面の見栄えが変わるのを抑える(見栄え差分を吸収する)ことができる。
また、本発明の液晶パネル装置では、前記制御部は、前記液晶表示部の温度が前記基準温度より低い場合に、前記バックライトの発光量を予め定められた最大発光量に設定する制御を行うとともに、前記映像信号の明るさの値を前記最大発光量に応じて予め定められた最小値に設定する構成を有している。
この構成により、低温時には、バックライトの発光量が最大発光量に設定され、バックライトの発熱量が大きくなる。このバックライトの発熱を利用して、液晶の温度を上げて応答速度を向上させることができる。そして、この場合、バックライトの発光量が必要以上に大きくならないように、映像信号の明るさの値(例えば、RGBレベル)が最小値に設定される。これにより、バックライトの発光量を大きくした場合でも、画面の見栄えが変わるのを抑える(見栄え差分を吸収する)ことができる。
また、本発明の液晶パネル装置では、前記最大発光量は、予め定められた一定値に設定され、前記最小値は、前記最大発光量に応じて予め定められた一定値に設定される構成を有している。
この構成により、バックライトの最大発光量は、予め定められた一定値(例えば、100%)に設定される。また、映像信号の明るさの最小値は、バックライトの最大発光量に応じて予め定められた一定値(例えば、R:10%、G:10%、B:10%)に設定される。バックライトの最大発光量や映像信号の明るさの最小値として一定値を用いることにより、複雑な計算を要することなく、低温時の制御を簡単に行うことができる。
また、本発明の液晶パネル装置では、前記最大発光量は、前記液晶表示部の温度が前記基準温度より高い場合における前記バックライトの発光量の設定値に基づいて設定され、前記最小値は、前記液晶表示部の温度が前記基準温度より高い場合における前記映像信号の明るさの値の設定値に基づいて設定される構成を有している。
この構成により、バックライトの最大発光量は、液晶表示部の温度が基準温度より高い場合、すなわち常温時におけるバックライトの発光量の設定値に基づいて適切に決定される。また、映像信号の明るさの最小値は、常温時における映像信号の明るさの値の設定値に基づいて適切に決定される。例えば、常温時におけるバックライトの発光量の設定値が50%である場合に、低温時のバックライトの発光量(最大発光量)が100%(=常温時の設定値50%の2倍)に設定される。このとき、常温時における映像信号の明るさの値がR:80%、G:80%、B:80%である場合には、低温時の映像信号の明るさの値(最小値)が40%(=常温時の設定値80%の1/2倍)に設定される。
また、本発明の液晶パネル装置では、前記最大発光量は、予め定められた温度−発光量関数に基づいて、前記液晶表示部の温度が低くなるほど大きい値に設定され、前記最小値は、予め定められた温度−明るさ関数に基づいて、前記液晶表示部の温度が低くなるほど小さい値に設定される構成を有している。
この構成により、バックライトの最大発光量は、予め定められた関数(温度−発光量関数)に基づいて適切に決定される。また、映像信号の明るさの最小値は、予め定められた関数(温度−明るさ関数)に基づいて適切に決定される。この場合、液晶表示部の温度が低くなるほど、バックライトの最大発光量は大きい値に設定され、映像信号の明るさの最小値は小さい値に設定される。
本発明は、液晶の低温時の応答速度を向上することができるという効果を有する液晶パネル装置を提供することができるものである。
本発明の実施の形態における液晶パネル装置のブロック図 本発明の実施の形態における液晶パネル装置の構成の説明図 本発明の実施の形態における輝度制御値とRGB調整値の説明図 本発明の実施の形態における液晶パネル装置の動作説明のためのフロー図
以下、本発明の実施の形態の液晶パネル装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、車両用のナビゲーション装置等に用いられる車載型の液晶パネル装置の場合を例示する。
本発明の実施の形態の液晶パネル装置の構成を、図1および図2を参照して説明する。図1は、本実施の形態の液晶パネル装置の構成を示すブロック図である。また、図2は、本実施の形態の液晶パネル装置の構成の説明図(側面図)である。
図2に示すように、液晶パネル装置1の筐体2は、ナビゲーション装置3の筐体4の前側(ユーザ側、図2における左側)に備えられている。液晶パネル装置1の筐体2の前側には、液晶表示部であるLCD5が設けられている。LCD5の下部には、バックライト照明部であるLEDバックライト6が設けられている。LEDバックライト6は、例えば、複数個のLEDをLCD5の下部に沿って並べたLEDアレイによって構成されている。
LCD5の後側(図2における右側)には、導光板7と反射板8が設けられており、LCD5の下部に配置されたLEDバックライト6から発せられた光が、導光板7によって上方へと導かれ、反射板8で反射されて、LCD5を後側(背面側)から照らすように構成されている。このようにして、LCD5の下部に配置されたLEDバックライト6により、LCD5の全面を照らすことが可能になっている。
また、LCD5の側辺部には、温度測定部であるサーミスタ9が設けられている。この場合、サーミスタ9でLCD5の温度を直接測定することができるように、サーミスタ9はLCD5に接するように設けられている。なお、LCD5の温度は、LCD5から離れた場所の測定温度から推定することもできる。したがって、設計上、サーミスタ9をLCD5に直接設けることができないような場合には、LCD5から離れた場所にサーミスタ9が設けられてもよい。
図1に示すように、LCD5には、LCD5の映像信号のRGBの明度(RGBレベル)を調整するRGB調整回路10が備えられている。このRGB調整回路10は、CPU11の描画部12から入力されるRGB調整設定値に基づいて、RGBの明度(RGBレベル)の調整を行う。ここでは、RGB調整回路10と描画部12が、本発明の映像明るさ調整部に相当する。
また、LEDバックライト6には、LEDバックライト6の発光量を制御するバックライト制御回路13が備えられている。このバックライト制御回路13は、CPU11の輝度制御部14から入力される輝度制御設定値に基づいて、LEDバックライト6の発光量の調整を行う。ここでは、バックライト制御回路13と輝度制御部14が、本発明のバックライト調光部に相当する。
サーミスタ9で測定したLCD5の温度tの情報(温度情報)は、CPU11のIO部15(入出力部)に入力される。このIO部15から入力された温度情報は、CPU11の演算部16に入力される。CPU11のメモリ17には、LCD5の温度に応じたRGB制御値と輝度制御値が記憶されている。
演算部16は、IO部15から入力された温度情報と、メモリ17から読み出したRGB制御値と輝度制御値とに基づいて、LCD5の温度に応じたRGB制御設定値と輝度制御設定値を決定する。この場合、演算部16は、LCD5の温度が所定の基準温度Ta(例えば、−10℃)より低い場合には、LEDバックライト6の発光量を大きくするように輝度制御設定値を決定するとともに、映像信号のRGBの明度(RGBレベル)を小さくするようにRGB制御設定値を決定する。ここでは、この演算部16が、本発明の制御部に相当する。
演算部16で算出されたRGB制御設定値は、描画部12からRGB調整回路10へ送られて、RGBの明度(RGBレベル)の調整に用いられる。また、演算部16で算出された輝度制御設定値は、輝度制御部14からバックライト制御回路13へ送られて、LEDバックライト6の発光量の調整に用いられる。
ここで、LCD5の温度に対する輝度制御値とRGB制御値について、図3を参照しながら詳しく説明する。図3(a)に示すように、メモリ17には、LCD5の温度tが基準温度Ta(例えば、−10℃)より低い場合に、LEDバックライト6の発光量を予め定められた最大発光量に設定するための輝度制御値F(t)と、LCD5の温度tが基準温度Ta(例えば、−10℃)より高い場合に、LEDバックライト6の発光量をデフォルト値またはユーザ設定値に設定するための輝度制御値Gが記憶されている。
また、図3(b)に示すように、メモリ17には、LCD5の温度tが基準温度Ta(例えば、−10℃)より低い場合に、映像信号のRGBの明度(RGBレベル)をLEDバックライト6の最大発光量に応じて予め定められた最小値に設定するためのRGB調整値f(t)と、LCD5の温度tが基準温度Ta(例えば、−10℃)より高い場合に、映像信号のRGBの明度(RGBレベル)をデフォルト値またはユーザ設定値に設定するためのRGB調整値gが記憶されている。
例えば、LCD5の温度tが基準温度Taより低い場合の最大発光量(低温時の最大発光量)は、予め定められた一定値(例えば、100%)に設定される。その場合、輝度制御値F(t)は、LCD5の温度tによらない一定値(最大発光量100%に対応する値)に設定される。また、LCD5の温度tが基準温度Taより低い場合のRGBレベル(低温時の最小値)は、予め定められた一定値(例えば、R:10%、G:10%、B:10%)に設定される。その場合、RGB調整値f(t)は、LCD5の温度tによらない一定値(低温時の最小値R:10%、G:10%、B:10%に対応する値)に設定される。
あるいは、LCD5の温度tが基準温度Taより低い場合の最大発光量(低温時の最大発光量)は、LCD5の温度tが基準温度Taより高い場合の発光量(常温時の発光量)に基づいて設定される。例えば、常温時の発光量の設定値が50%である場合に、低温時の最大発光量が100%(=常温時の設定値50%の2倍)に設定される。その場合、低温時の輝度制御値F(t)は、常温時の輝度制御値Gに基づいて設定される。また、LCD5の温度tが基準温度Taより低い場合のRGBレベル(低温時の最小値)は、LCD5の温度tが基準温度Taより高い場合のRGBレベルに基づいて設定される。例えば、常温時における映像信号の明るさの値がR:80%、G:80%、B:80%である場合には、低温時の映像信号の明るさの値(最小値)が40%(=常温時の設定値80%の1/2倍)に設定される。その場合、低温時のRGB調整値f(t)は、常温時のRGB調整値gに基づいて設定される。
あるいは、LCD5の温度tが基準温度Taより低い場合の最大発光量(低温時の最大発光量)は、予め定められた関数(温度−発光量関数)に基づいて設定される。この温度−発光量関数は、LCD5の温度tが低くなるほど、最大発光量が大きくなるような関数(例えば、n次関数(n≧1)や指数関数など)である。この場合、輝度制御値F(t)は、温度−発光量関数に基づいてLCD5の温度tに応じた値に設定される。また、LCD5の温度tが基準温度Taより低い場合のRGBレベル(低温時の最小値)は、予め定められた関数(温度−明るさ関数)に基づいて設定される。この温度−明るさ関数は、LCD5の温度tが低くなるほど、低温時の最小値が小さくなるような関数(例えば、n次関数(n≧1)や指数関数など)である。この場合、RGB調整値f(t)は、温度−明るさ関数に基づいてLCD5の温度tに応じた値に設定される。
以上のように構成された本実施の形態の液晶パネル装置1について、図4のフロー図を参照してその動作を説明する。
図4に示すように、本実施の形態の液晶パネル装置1では、サーミスタ9によってLCD5の温度tの情報(温度情報)を取得して(S1)、CPU11の演算部16において、LCD5の温度tが基準温度Ta(例えば、−10℃)より低いか否かを判断する(S2)。
LCD5の温度tが基準温度Ta(例えば、−10℃)より低い場合には、メモリ17から輝度制御値F(t)を読み出して(S3)、その輝度制御値F(t)を輝度制御設定値として設定する(S4)とともに、メモリ17からRGB調整値f(t)を読み出して(S5)、そのRGB調整値f(t)をRGB調整設定値として設定する(S6)。そして、このようにして設定された輝度制御設定値F(t)とRGB調整設定値f(t)が出力されて(S7)、低温時のLEDバックライト6の発光量の調整とRGBレベルの調整が行われる。
一方、LCD5の温度tが基準温度Ta(例えば、−10℃)より高い場合には、メモリ17から輝度制御値Gを読み出して(S8)、その輝度制御値Gを輝度制御設定値として設定する(S9)とともに、メモリ17からRGB調整値gを読み出して(S10)、そのRGB調整値gをRGB調整設定値として設定する(S11)。そして、このようにして設定された輝度制御設定値GとRGB調整設定値gが出力されて(S7)、常温時のLEDバックライト6の発光量の調整とRGBレベルの調整が行われる。
このような本実施の形態の液晶パネル装置1によれば、液晶の低温時の応答速度を向上することができる。
すなわち、本実施の形態では、LCD5の温度が所定の基準温度(例えば、−10℃)より低い場合、すなわち低温時には、バックライトの発光量が大きくなるように制御される。これにより、バックライトの発熱量が大きくなる。このバックライトの発熱を利用して、液晶の温度を上げて応答速度を向上させることができる。そして、この場合、画面の明るさが必要以上に明るくならないように、映像信号の明るさの値(例えば、RGBレベル)を小さくする。これにより、バックライトの発光量を大きくした場合でも、画面の見栄えが変わるのを抑える(見栄え差分を吸収する)ことができる。
また、本実施の形態では、低温時には、バックライトの発光量が最大発光量に設定され、バックライトの発熱量が大きくなる。このバックライトの発熱を利用して、液晶の温度を上げて応答速度を向上させることができる。そして、この場合、画面の明るさが必要以上に明るくならないように、映像信号の明るさの値(例えば、RGBレベル)が最小値に設定される。これにより、バックライトの発光量を大きくした場合でも、画面の見栄えが変わるのを抑える(見栄え差分を吸収する)ことができる。バックライトの最大発光量は、予め定められた値であり、低温時の液晶の応答速度を向上させることができれば如何なる値でもよい。映像信号の明るさの最小値も、バックライトの最大発光量に応じて予め定められた値であり、バックライトの発光量を大きくしたときに画面の見栄えが変わるのを抑えることができれば如何なる値でもよい。
例えば、バックライトの最大発光量は、予め定められた一定値(例えば、100%)に設定される。この一定値は、低温時の液晶の応答速度を向上させることができれば如何なる値でもよく、必ずしも100%でなくてもよい。また、映像信号の明るさの最小値は、バックライトの最大発光量に応じて予め定められた一定値(例えば、R:10%、G:10%、B:10%)に設定される。この一定値は、バックライトの発光量を大きくしたときに画面の見栄えが変わるのを抑えることができれば如何なる値でもよく、必ずしもR:10%、G:10%、B:10%でなくてもよい。バックライトの最大発光量や映像信号の明るさの最小値として一定値を用いることにより、複雑な計算を要することなく、低温時の制御を簡単に行うことができる。
あるいは、バックライトの最大発光量は、LCD5の温度が基準温度より高い場合、すなわち常温時におけるバックライトの発光量の設定値に基づいて適切に決定される。また、映像信号の明るさの最小値は、常温時における映像信号の明るさの値の設定値に基づいて適切に決定される。例えば、常温時におけるバックライトの発光量の設定値が50%である場合に、低温時のバックライトの発光量(最大発光量)が100%(=常温時の設定値50%の2倍)に設定される。このとき、常温時における映像信号の明るさの値がR:80%、G:80%、B:80%である場合には、低温時の映像信号の明るさの値(最小値)が40%(=常温時の設定値80%の1/2倍)に設定される。なお、バックライトの最大発光量を常温時の設定値の何倍に設定するかは、低温時の液晶の応答速度をどの程度向上させるかに応じて適宜決定することができる。また、映像信号の明るさの最小値を常温時の設定値の1/何倍に設定するかは、画面の見栄えが変わるのをどの程度抑えるかに応じて適宜決定することができる。
あるいは、バックライトの最大発光量は、予め定められた関数(温度−発光量関数)に基づいて適切に決定される。また、映像信号の明るさの最小値は、予め定められた関数(温度−明るさ関数)に基づいて適切に決定される。この場合、LCD5の温度が低くなるほど、バックライトの最大発光量は大きい値に設定され、映像信号の明るさの最小値は小さい値に設定される。なお、温度−発光量関数は、低温時の液晶の応答速度をどの程度向上させるかに応じて適宜決定することができる。また、温度−明るさ関数は、画面の見栄えが変わるのをどの程度抑えるかに応じて適宜決定することができる。
以上、本発明の実施の形態を例示により説明したが、本発明の範囲はこれらに限定されるものではなく、請求項に記載された範囲内において目的に応じて変更・変形することが可能である。
例えば、以上の説明では、映像信号の明るさをRGBレベルで調整する例について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、映像信号の明るさをコントラストで調整するようにしてもよい。また、映像信号の明るさを対向電極の電圧値で調整するようにしてもよい。
以上のように、本発明にかかる液晶パネル装置は、液晶の低温時の応答速度を向上することができるという効果を有し、車両用のナビゲーション装置等に用いられる車載型の液晶パネル装置等として有用である。
1 液晶パネル装置
2 筐体
3 ナビゲーション装置
4 筐体
5 LCD(液晶表示部)
6 LEDバックライト(バックライト照明部)
7 導光板
8 反射板
9 サーミスタ(温度測定部)
10 RGB調整回路
11 CPU
12 描画部
13 バックライト制御回路
14 輝度制御部
15 IO部
16 演算部(制御部)
17 メモリ

Claims (5)

  1. 液晶表示部と、
    前記液晶表示部に送られる映像信号の明るさの値を調整する映像明るさ調整部と、
    前記液晶表示部のバックライトを行うバックライト照明部と、
    前記バックライトの発光量を調整するバックライト調光部と、
    前記液晶表示部の温度を測定する温度測定部と、
    前記温度測定部により測定された前記液晶表示部の温度が所定の基準温度より低い場合に、前記バックライトの発光量を大きくするように前記バックライト調光部を制御するとともに、前記映像信号の明るさの値を小さくするように前記映像明るさ調整部を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする液晶パネル装置。
  2. 前記制御部は、
    前記液晶表示部の温度が前記基準温度より低い場合に、前記バックライトの発光量を予め定められた最大発光量に設定する制御を行うとともに、前記映像信号の明るさの値を前記最大発光量に応じて予め定められた最小値に設定することを特徴とする請求項1に記載の液晶パネル装置。
  3. 前記最大発光量は、予め定められた一定値に設定され、
    前記最小値は、前記最大発光量に応じて予め定められた一定値に設定されることを特徴とする請求項2に記載の液晶パネル装置。
  4. 前記最大発光量は、前記液晶表示部の温度が前記基準温度より高い場合における前記バックライトの発光量の設定値に基づいて設定され、
    前記最小値は、前記液晶表示部の温度が前記基準温度より高い場合における前記映像信号の明るさの値の設定値に基づいて設定されることを特徴とする請求項2に記載の液晶パネル装置。
  5. 前記最大発光量は、予め定められた温度−発光量関数に基づいて、前記液晶表示部の温度が低くなるほど大きい値に設定され、
    前記最小値は、予め定められた温度−明るさ関数に基づいて、前記液晶表示部の温度が低くなるほど小さい値に設定されることを特徴とする請求項2に記載の液晶パネル装置。
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