JP5984216B2 - スイッチ装置及びスイッチ装置の組立方法 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ装置及びスイッチ装置の組立方法に関し、特に、プッシュ型のスイッチ装置及びスイッチ装置の組立方法に関する。
近年、車両の原動機(例えば、エンジン又はモータ等)を始動又は停止するための操作部材として、プッシュ型のスイッチ装置がよく用いられている。このようなプッシュ型のスイッチ装置の中には、認証用の携帯機(例えば、キーフォブ(Key FOB)等)の電池切れが発生した場合に、携帯機に電力を供給するためのコイルアンテナを備えたものがある(例えば、特許文献1乃至3参照)。
ここで、特許文献1乃至3に記載のスイッチ装置の組立方法について簡単に説明する。
特許文献1に記載のスイッチ装置においては、半円筒型の下ケースの一端に、可動接点を有するスライダがスライド可能に組み合わされ、下ケースの他の一端に、固定接点を有するコネクタが組み合わされる。また、コイルアンテナを巻き付けたボビンが、ボビンの円筒部の中心軸が基板の面に対して平行になるように基板の端部に取り付けられる。さらに、ボビンと基板を組み合わせた部品が、基板の面がボタンを押し込む方向と平行になるように下ケースに収容され、基板に上述したコネクタが接続される。そして、スライダの一端に操作ボタンとベゼルが取り付けられ、下ケースに半円筒型の上ケースが組み合わせられる。
この特許文献1に記載のスイッチ装置では、各部品を収容するためにケースが上ケースと下ケースに分かれており、その分だけ組立工数が必要となる。
特許文献2に記載のスイッチ装置においては、コイルアンテナをモールド結合した筒状のアンテナケース内に、スイッチユニットが挿入される。また、アンテナケースのコイルアンテナが設けられている側の一端が、円筒の蓋状の押しボタンに挿入され、さらにガーニッシュで覆われる。さらに、アンテナケースの他の一端に回路基板が挿入され、蓋部材が取り付けられる。
この特許文献2に記載のスイッチ装置では、コイルアンテナをアンテナケース内にモールド結合する必要がある。また、アンテナケースに対してコイルアンテナ及び押しボタンを一方の側から挿入した後、基板等を含むスイッチユニットを他方の側から挿入して組み立てる必要がある。
特許文献3に記載のスイッチ装置においては、ケース(ホルダ)の一方からアンテナホルダ及び操作ノブが挿入される。また、ケースの他方から、ヒンジバー、スイッチ部を備えたラバーシート、及び、プリント基板が挿入され、円板状のベースが取り付けられる。
この特許文献3に記載のスイッチ装置では、特許文献2に記載のスイッチ装置と同様に、ケースに対してアンテナホルダ及び操作ノブを一方の側から挿入した後、基板やラバーシート等を他方の側から挿入して組み立てる必要がある。また、各部品を個々にケース内に挿入する必要があり、その分だけ組立工数が必要となる。
特開2011−60626号公報 特開2011−27085号公報 特開2011−169180号公報
本発明は、コイルアンテナを備えたプッシュ型のスイッチ装置を組み立てやすくするものである。
本発明のアンテナ装置は、コイルアンテナが巻き付けられたボビンと、所定の面に固定接点が設けられるとともに、コイルアンテナと電気的に接続される基板と、ユーザが押し込む方向にスライド可能なノブと、可動接点が設けられ、ノブが押し込まれることにより変形し、可動接点が基板の固定接点に接触するラバーコンタクトと、一端が開放された筒状のケースであって、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトを内部に収容し、開放端側にノブがスライド可能に取り付けられるケースとを有するスイッチ装置であって、基板の固定接点とラバーコンタクトの可動接点が対面するようにラバーコンタクトをボビンと基板の間に挟んだ状態で、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトが一つに組み立てられ、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトが一体化された状態でケース内に収容される。
本発明のアンテナ装置においては、基板の固定接点とラバーコンタクトの可動接点が対面するようにラバーコンタクトをボビンと基板の間に挟んだ状態で、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトが一つに組み立てられ、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトが一体化された状態でケース内に収容される。
従って、コイルアンテナを備えたプッシュ型のスイッチ装置を組み立てやすくすることができる。
ボビンには第1の嵌合爪及び第2の嵌合爪を形成することができ、第1の嵌合爪を基板に嵌合させることにより、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトを互いに固定し、第2の嵌合爪をケースに嵌合させることにより、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトを一体化した状態でケース内に固定することができる。
これにより、ボビンを基板及びケースに簡単に取り付けることができるとともに、しっかりと固定することができる。
ラバーコンタクトの第1の突起部を基板の切り欠きに挿入することにより、ラバーコンタクトを基板に取り付けることができる。
これにより、固定接点と可動接点の位置合わせが容易になるとともに、位置ズレの発生を防止することができる。
ボビンの外周と基板の外周とが略同じ大きさにすることができる。
これにより、スイッチ装置を小型化することができる。
基板の接点が設けられている面と異なる面にコネクタを装着し、ボビン、コネクタが装着された基板、及び、ラバーコンタクトが一体化された状態でケース内に収容することができる。
これにより、スイッチ装置にコネクタを簡単に取り付けることができる。
基板の面がノブのスライド方向に対して垂直になるように、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトが一体化された状態でケース内に収容することができる。
これにより、基板の固定接点をスライド方向に対して垂直に設けることができる。
ラバーコンタクトの基板と対向する面の反対側の面に第2の突起部を形成し、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトが一体化された状態で、第2の突起部の端部を、ボビンの基板と反対側の端部より突出させ、第2の突起部が押し込まれることにより、ラバーコンタクトの可動接点を基板の固定接点に接触させることができる。
これにより、ユーザ操作により可動接点を固定接点に確実に接触させることができる。
本発明のアンテナ装置の組立方法は、コイルアンテナが巻き付けられたボビンと、所定の面に固定接点が設けられる基板と、ユーザが押し込む方向にスライド可能なノブと、可動接点が設けられ、ノブが押し込まれることにより変形し、可動接点が基板の固定接点に接触するラバーコンタクトと、一端が開放された筒状のケースであって、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトを内部に収容し、開放端側にノブがスライド可能に取り付けられるケースとを有するスイッチ装置の組立方法であって、基板の固定接点とラバーコンタクトの可動接点が対面するようにラバーコンタクトをボビンと基板の間に挟んだ状態で、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトを一つに組み立て、ボビン、基板及びラバーコンタクトを一体化した状態で、ケース内に収容する。
本発明のアンテナ装置の組立方法においては、基板の固定接点とラバーコンタクトの可動接点が対面するようにラバーコンタクトをボビンと基板の間に挟んだ状態で、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトが一つに組み立てられ、ボビン、基板、及び、ラバーコンタクトが一体化された状態でケース内に収容される。
従って、コイルアンテナを備えたプッシュ型のスイッチ装置を組み立てやすくすることができる。
本発明によれば、コイルアンテナを備えたプッシュ型のスイッチ装置を組み立てやすくすることができる。
本発明を適用したスイッチ装置を異なる2方向から見た斜視図である。 本発明を適用したスイッチ装置の分解図である。 基板を上から見た平面図である。 ラバーコンタクトを各面の斜視図である。 ラバーコンタクトの突起部付近の断面図である。 スイッチ装置の動作を模式的に示す断面図である。 スイッチ装置の組立方法を説明するための図である。 スイッチ装置の組立方法を説明するための図である。 スイッチ装置の組立方法を説明するための図である。 スイッチ装置の組立方法を説明するための図である。 スイッチ装置の組立方法を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
<1.実施の形態>
[スイッチ装置1の構成例]
図1は、本発明を適用したスイッチ装置1を異なる2方向から見た斜視図であり、図2は、スイッチ装置1の分解図である。
なお、以下、便宜上、スイッチ装置1の各方向を以下のように定義する。図2の上下方向をスイッチ装置1の上下方向とする。また、図2のケース15の手前に見えている曲面状の側面(右側に見えている側面)をスイッチ装置1の右側とし、その反対の側面をスイッチ装置1の左側とする。さらに、図2のケース15の手前に見えている平面状の側面(左側に見えている側面)をスイッチ装置1の前側とし、その反対の側面をスイッチ装置1の後ろ側とする。
スイッチ装置1は、車両の原動機(例えば、エンジン又はモータ等)の始動又は停止の操作を行うためのプッシュ型のスイッチ装置である。スイッチ装置1は、基板11、コネクタ12、ラバーコンタクト13、ボビン14、ケース15、スライダ16、ノブ17、カバー18、及び、リング19により構成される。
基板11は、スイッチ装置1の制御を行うための制御基板である。また、基板11は、コネクタ12の一端と電気的に接続され、コネクタ12の他の一端は、ケース15の下端に形成されている接続口15Aに挿入される。そして、基板11は、コネクタ12を介して、外部の装置と信号の送受信を行ったり、外部の電源から電力の供給を受けたりする。例えば、基板11は、コネクタ12を介して、スイッチ装置1の接点の状態を示す信号の出力や、スイッチ装置1が設けられている車両の認証用の携帯機(例えば、キーフォブ(Key FOB)等)と送受信する信号の入出力、又は、携帯機の認証結果の出力を行う。また、基板11は、ボビン14に設けられているコイルアンテナ21(図6)を介して携帯機と無線通信を行ったり、コイルアンテナ21への電力の供給を行ったりする。
ラバーコンタクト13は、可動接点(図5を参照して後述)が設けられており、基板11の固定接点(図3を参照して後述)が設けられている面の上に取り付けられる。さらに、リング状のボビン14が、ラバーコンタクト13を挟むようにして、基板11に取り付けられる。また、ボビン14のリング状の側面には、コイルアンテナ21が巻き付けられている。コイルアンテナ21は、上述した携帯機との無線通信に用いられるとともに、コネクタ12及び基板11を介して外部から供給される電力を非接触で携帯機に供給する。
ケース15は、一端が開放された筒状の形状を有している。また、カバー18は、一端が開放され、他の一端に開口18Aが形成された筒状の形状を有している。そして、ケース15とカバー18によりスイッチ装置1の筐体が構成される。
ケース15には、後述するように、基板11、コネクタ12、ラバーコンタクト13及びボビン14を一体化した部品が挿入される。また、ケース15の開放端側にカバー18が装着されるとともに、ケース15とカバー18により構成される空間内に、スライダ16とノブ17を組み合わせた部品がスライド可能に取り付けられる。このとき、ノブ17の操作面17Aが、カバー18の開口18Aから外部に露出する。また、リング19がカバー18の上に被せられる。
そして、ユーザによりノブ17の操作面17Aが押し込まれ、ノブ17と一体化したスライダ16が押し込み方向にスライドすると、ラバーコンタクト13がスライダ16により押し込まれて変形する。これにより、ラバーコンタクト13に設けられている可動接点が基板11上の固定接点に接触し、接点がオンしたことを示す出力信号が、基板11からコネクタ12を介して出力される。
[基板11の構成例]
図3は、基板11を上から見た平面図である。図内の左右方向が、スイッチ装置1の左右方向と一致し、図内の上下方向が、スイッチ装置1の前後方向と一致する。
基板11は、楕円の短手方向の両端を直線で切り欠いたような形状、換言すれば、矩形の長手方向の両端に円弧を設けたような形状の面を有している。なお、ラバーコンタクト13の外周、ボビン14の外周、ケース15の上部の内周、及び、スライダ16の外周は、この基板11の外周と略同じ形状を有している。また、基板11の外周、ラバーコンタクト13の外周、及び、ボビン14の外周は、略同じ大きさである。
基板11の右側の辺の中央よりやや前側(図内のやや下側)には、切り欠き31aが形成されている。また、基板11の左側の辺の中央よりやや後ろ側(図内の上側)には、切り欠き31bが形成されている。さらに、基板11の左右の両端付近の前後方向の略中央に矩形の嵌合孔32a,32bが形成されている。
また、嵌合孔32a,32bより少し内側に固定接点33a,33bが設けられている。固定接点33a,33bは、それぞれ2つの離間した配線パターンにより構成される。
さらに、基板11の前側には、コネクタ12を接続するためのスルーホール34が形成されている。そして、図3に示されている面の反対側の面からコネクタ12の端子がスルーホール34に挿入され、ハンダ付けされることにより、基板11とコネクタ12が電気的に接続される。
[ラバーコンタクト13の構成例]
図4は、ラバーコンタクト13の各面の斜視図である。図内の右側の面13Bは、基板11に取り付けたときに基板11と対向する面であり、図内の左側の面13Aは、面13Bと反対側の面である。
ラバーコンタクト13の面13Aの前後方向(図内の上下方向)の中央に、円錐台の上に円筒を乗せた形状の突起部41a,41bが、所定の間隔を開けて左右に並ぶように形成されている。一方、突起部41a,41bが形成されている面13Aと反対側の面13Bにおいて、突起部41a,41bと対応する位置に、円形の凹部42a,42bが形成されている。ラバーコンタクト13を基板11に取り付けたとき、この凹部42a,42bの下に基板11の固定接点33a,33bが配置される。
また、面13Bの右端の前後方向の中央よりやや前側(図内のやや上側)に、円柱状の突起部43aが形成されている。さらに、面13Bの左端の前後方向の中央よりやや後ろ側(図内のやや下側)に、突起部43bが形成されている。また、ラバーコンタクト13の左右の両端の前後方向の中央に切り欠き44a,44bが形成されている。
図5は、ラバーコンタクト13の突起部41a付近の断面図である。突起部41aの上端には、円形の凹部45aが形成されている。一方、突起部41aの下端には、略円錐台状の突起部46aが形成されている。また、突起部46aの下端には、可動接点47aが設けられている。
なお、突起部41b付近も突起部41a付近と同様の構成を有しており、その説明は繰り返しになるので省略する。なお、突起部41bにも、突起部41aの凹部45a、突起部46a及び可動接点47aと同様の凹部45b、突起部46b及び可動接点47bが形成されている。
[スイッチ装置1の動作]
図6は、スイッチ装置1の動作を模式的に示す断面図である。図6の上の図は、ノブ17を押圧操作する前のスイッチ装置1の状態を示し、下の図は、ノブ17を押圧操作した後のスイッチ装置1の状態を示している。
ノブ17に対して押圧操作を行うと、ノブ17と一体化したスライダ16によりラバーコンタクト13の突起部41a,41bが押し込まれる。そして、突起部41a,41bが上から押し込まれ変形することにより、突起部46a,46bが凹部42a,42b内にそれぞれ挿入される。さらに、突起部41a,41bが上から押し込まれ、突起部46a,46bの下端にある可動接点47a,47bが、凹部42a,42bの下端に達すると、凹部42a,42bの下に配置された基板11の固定接点33a,33bに接触する。これにより、固定接点33a,33bをそれぞれ構成する2つの離間した配線パターンが電気的に接続され、接点がオン状態になる。
[スイッチ装置1の組立方法]
次に、図7乃至図11を参照して、スイッチ装置1の組立方法について説明する。
まず、図7に示されるように、ラバーコンタクト13が、基板11の固定接点33a,33b(図7では不図示)が設けられている面に取り付けられる。このとき、ラバーコンタクト13の突起部43a,43bが、基板11の切り欠き31a,31bにそれぞれ挿入される。そして、基板11の固定接点33a,33bとラバーコンタクト13の可動接点47a,47b(図7では不図示)が対面した状態でラバーコンタクト13の位置が固定される。このように、固定接点33a,33bと可動接点47a,47bとの位置合わせを簡単かつ確実に行うことができ、接点不良の発生を防止することができる。
また、図8に示されるように、基板11の嵌合孔32a,32bが、ラバーコンタクト13の切り欠き44a,44bにより、ラバーコンタクト13で覆われずに露出する。
次に、ボビン14が、ラバーコンタクト13を挟むように、基板11の固定接点33a,33b(図8では不図示)が設けられている面に取り付けられる。これにより、基板11(及びコネクタ12)、ラバーコンタクト13、並びに、ボビン14が一つに組み立てられ、一体化した部品(以下、組立部品Aと称する)となる。
このとき、ボビン14の左右の内側の側面から下方向に突出している嵌合爪51a,51bが、基板11の嵌合孔32a,32bに嵌合され、基板11、ラバーコンタクト13、及び、ボビン14が互いに固定される。すなわち、ボビン14が、基板11から外れたり、ガタつくことなく基板11の上にしっかりと固定される。また、基板11とボビン14が固定されることにより、両者の間に挟まれたラバーコンタクト13も、基板11から外れたり、ガタつくことなくしっかりと固定される。従って、スイッチ装置1を使用している最中にラバーコンタクト13が位置ズレを起こし、接点不良が発生することを防止することができる。また、簡単にボビン14を基板11に取り付けることができる。
さらに、図9に示されるように、基板11、ラバーコンタクト13、並びに、ボビン14を一体化した状態で、ラバーコンタクト13の突起部41a,41bの上端が、ボビン14の上端(基板11と反対側の端部)より上に突出する。これにより、ノブ17を押し込んだ際に、ノブ17と一体化したスライダ16により突起部41a,41bを押し込むことが可能になる。
次に、基板11(及びコネクタ12)、ラバーコンタクト13、並びに、ボビン14を一体化した組立部品Aが、ケース15の開放端から挿入され、ケース15内に取り付けられる。このとき、ボビン14の上面の四隅から下方向に延びるように形成されている嵌合爪52a乃至52dが、ケース15の内側の側面の上部の四隅に形成されている横長の嵌合凹部61a乃至61dに嵌合される。なお、図9において、嵌合爪52c、嵌合凹部61a、嵌合凹部61b、及び、嵌合凹部61dは図示されていない。
これにより、組立部品Aが、ケース15から外れたり、ガタつくことなくケース15内にしっかりと固定される。また、基板11、コネクタ12、ラバーコンタクト13及びボビン14が一体化された状態でケース15に収容されるため、取り付けが非常に簡単になる。
次に、図10に示されるように、スライダ16、ノブ17及びカバー18を一体化した部品(以下、組立部品Bと称する)に、ケース15の上端部(開放端側)が挿入される。なお、スライダ16とノブ17は、上下方向(押し込み方向)にスライドできるようにカバー18内に取り付けられている。
このとき、ケース15の外側の側面の四隅及び後ろ側の上部に形成されている横長の嵌合爪62a乃至62eが、カバー18の四隅及び後ろ側の側面の下部に形成されている嵌合孔81a乃至81eに嵌合される。なお、図10において、嵌合爪62a、嵌合爪62b、及び、嵌合爪62eは図示されていない。
これにより、カバー18が、ケース15から外れたり、ガタつくことなくケース15の上部にしっかりと固定される。また、簡単にカバー18をケース15に取り付けることができる。さらに、スライダ16とノブ17を組み合わせた部品が、ケース15とカバー18により構成される空間内のケース15の開放端側に、基板11の面に対して垂直な方向(上下方向)にスライド可能に取り付けられる。
最後に、図11に示されるように、リング19が、カバー18の上に被せられる。このとき、カバー18の上端の四隅から下方向に突出するように形成されている嵌合爪82a乃至82d(ただし、嵌合爪82b乃至82dは不図示)が、リング19の四隅から下方向に突出するよう形成されている嵌合孔91a乃至91d(ただし、嵌合孔91b,91dは不図示)に嵌合され、リング19がカバー18に固定される。
以上のように、基板11(及びコネクタ12)、ラバーコンタクト13、並びに、ボビン14を一体化した状態でケース15に収容することにより、スイッチ装置1の組み立てが簡単になる。また、基板11とボビン14でラバーコンタクト13を挟み、しっかりと固定することで、固定接点33a,33bと可動接点47a,47bの位置ズレを防止し、接点不良の発生を防止することができる。
<2.変形例>
以下、上述した本発明の実施の形態の変形例について説明する。
例えば、スライダ16とノブ17を分けずに、予め一体化した部品(ノブ)とすることが可能である。また、例えば、リング19は、必ずしも設ける必要はなく、削除することも可能である。
さらに、本発明を適用したスイッチ装置は、車両の原動機の始動又は停止の操作以外の用途に用いたり、車両以外に適用したりすることも可能である。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 スイッチ装置
11 基板
12 コネクタ
13 ラバーコンタクト
14 ボビン
15 ケース
16 スライダ
17 ノブ
18 カバー
19 リング
21 コイルアンテナ
31a,31b 切り欠き
32a,32b 嵌合孔
33a,33b 固定接点
41a,41b 突起部
42a,42b 凹部
43a,43b 突起部
47a,47b 可動接点
51a,51b 嵌合爪
52a乃至52d 嵌合爪
61a乃至61d 嵌合凹部
62a乃至62e 嵌合爪
81a乃至81e 嵌合孔
82a乃至82d 嵌合爪
91a乃至91d 嵌合孔

Claims (8)

  1. コイルアンテナが巻き付けられたボビンと、
    所定の面に固定接点が設けられるとともに、前記コイルアンテナと電気的に接続される基板と、
    ユーザが押し込む方向にスライド可能なノブと、
    可動接点が設けられ、前記ノブが押し込まれることにより変形し、前記可動接点が前記基板の前記固定接点に接触するラバーコンタクトと、
    一端が開放された筒状のケースであって、前記ボビン、前記基板、及び、前記ラバーコンタクトを内部に収容し、開放端側に前記ノブがスライド可能に取り付けられるケースと
    を有するスイッチ装置であって、
    前記基板の前記固定接点と前記ラバーコンタクトの前記可動接点が対面するように前記ラバーコンタクトを前記ボビンと前記基板の間に挟んだ状態で、前記ボビン、前記基板、及び、前記ラバーコンタクトが一つに組み立てられ、
    前記ボビン、前記基板、及び、前記ラバーコンタクトが一体化された状態で前記ケース内に収容される
    スイッチ装置。
  2. 前記ボビンには第1の嵌合爪及び第2の嵌合爪が形成されており、
    前記第1の嵌合爪を前記基板に嵌合させることにより、前記ボビン、前記基板、及び、前記ラバーコンタクトが互いに固定され、
    前記第2の嵌合爪を前記ケースに嵌合させることにより、前記ボビン、前記基板、及び、前記ラバーコンタクトが一体化された状態で前記ケース内に固定される
    請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記ラバーコンタクトの第1の突起部を前記基板の切り欠きに挿入することにより、前記ラバーコンタクトが前記基板に取り付けられる
    請求項1又は2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記ボビンの外周と前記基板の外周とが略同じ大きさである
    請求項1乃至3のいずれかに記載のスイッチ装置。
  5. 前記基板の前記接点が設けられている面と異なる面にコネクタが装着され、
    前記ボビン、前記コネクタが装着された前記基板、及び、前記ラバーコンタクトが一体化された状態で前記ケース内に収容される
    請求項1乃至4のいずれかに記載のスイッチ装置。
  6. 前記基板の面が前記ノブのスライド方向に対して垂直になるように、前記ボビン、前記基板、及び、前記ラバーコンタクトが一体化された状態で前記ケース内に収容される
    請求項1乃至5のいずれかに記載のスイッチ装置。
  7. 前記ラバーコンタクトの前記基板と対向する面の反対側の面に第2の突起部が形成されており、
    前記ボビン、前記基板、及び、前記ラバーコンタクトが一体化された状態で、前記第2の突起部の端部が、前記ボビンの前記基板と反対側の端部より突出しており、前記第2の突起部が押し込まれることにより、前記ラバーコンタクトの前記可動接点が前記基板の前記固定接点に接触する
    請求項1乃至6のいずれかに記載のスイッチ装置。
  8. コイルアンテナが巻き付けられたボビンと、
    所定の面に固定接点が設けられるとともに、前記コイルアンテナと電気的に接続される基板と、
    ユーザが押し込む方向にスライド可能なノブと、
    可動接点が設けられ、前記ノブが押し込まれることにより変形し、前記可動接点が前記基板の前記固定接点に接触するラバーコンタクトと、
    一端が開放された筒状のケースであって、前記ボビン、前記基板、及び、前記ラバーコンタクトを内部に収容し、開放端側に前記ノブがスライド可能に取り付けられるケースと
    を有するスイッチ装置の組立方法であって、
    前記基板の前記固定接点と前記ラバーコンタクトの前記可動接点が対面するように前記ラバーコンタクトを前記ボビンと前記基板の間に挟んだ状態で、前記ボビン、前記基板、及び、前記ラバーコンタクトを一つに組み立て、
    前記ボビン、前記基板及び前記ラバーコンタクトを一体化した状態で、前記ケース内に収容する
    スイッチ装置の組立方法。
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