JP5982175B2 - 建物 - Google Patents

建物 Download PDF

Info

Publication number
JP5982175B2
JP5982175B2 JP2012115542A JP2012115542A JP5982175B2 JP 5982175 B2 JP5982175 B2 JP 5982175B2 JP 2012115542 A JP2012115542 A JP 2012115542A JP 2012115542 A JP2012115542 A JP 2012115542A JP 5982175 B2 JP5982175 B2 JP 5982175B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
roof
trapezoidal frame
horizontal
beam member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012115542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013241783A (ja
Inventor
力 高橋
力 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Homes Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Homes Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Homes Corp filed Critical Asahi Kasei Homes Corp
Priority to JP2012115542A priority Critical patent/JP5982175B2/ja
Publication of JP2013241783A publication Critical patent/JP2013241783A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5982175B2 publication Critical patent/JP5982175B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Description

本発明は、建物の屋根部分の構造に関するものである。
従来、寄棟屋根を有する建物がある。このような建物では、屋根裏空間を収納やロフトとして利用することができる。例えば特許文献1に記載された小屋組構造では、ベント梁や傾斜した支持梁を用いることで連続した広い屋根裏空間を確保している。
特開2001−214564号公報
寄棟屋根を有する建物においては、最上階の平面形状が複雑になると屋根架構も複雑となり、屋根裏空間の使用に制約が生じ易くなる。特許文献1では、略T字状の平面形状を有する寄棟屋根において、山型のベント梁を用いているが、この構成では高い天井高が確保できる位置にベント梁の水平部が配置されてしまい(屋根裏空間を水平部が横切る)、屋根裏空間を有効に利用できているとは言い難い。
そこで本発明は、このような従来技術の有する課題を解決するものであり、平面形状が複雑な場合であっても、屋根裏空間を有効利用可能な建物を提供することを目的とする。
上記課題を解決すべく、本発明に係る建物は、谷棟部が形成され、屋根の外縁から所定寸法内側の位置に等高線に沿って母屋が配置された寄棟屋根架構を有する建物であって、谷棟部を構成しない屋根面においては、交差する一組の母屋のうちの一方の母屋が、水平部と水平部の両端にそれぞれ接続されると共に屋根勾配に対応した傾斜角を有する一対の傾斜部とからなり傾斜部の下端部近傍が建物外周部で支持された台形フレームの水平部によって構成され、交差する一組の母屋のうちの他方の母屋が、直線材で構成され、谷棟部を構成する屋根面においては、交差する一組の母屋のうち、台形フレームの水平部と平行な母屋が、水平部と水平部の一端に接続されると共に屋根勾配に対応した傾斜角を有する傾斜部とからなり傾斜部の下端部近傍が建物外周部で支持されたへの字材の水平部によって構成され、他方の前記母屋が、直線材で構成され、への字材の水平部における傾斜部が接続されていない側の端部が谷棟部の直下に立設された束柱で支持され、直線材は、2つの台形フレームの屈曲部の間、台形フレームの屈曲部とへの字材の屈曲部との間、又は台形フレームの屈曲部とへの字材の水平部における傾斜部が接続されていない側の端部との間に架け渡されて、台形フレームのみ、又は、台形フレームへの字材と束柱のみで支持され、台形フレームは、当該台形フレームにおける一対の傾斜部の下端部近傍の建物外周部のみで支持され、への字材は、当該への字材における傾斜部の下端部近傍の建物外周部と束柱のみで支持されている、ことを特徴とする。
この発明では、谷棟部を構成する屋根面においては、交差する一組の母屋のうち、一方をへの字材の水平部、他方を直線材によって構成する。そして、への字材の水平部側の端部を、束柱で支持する。これにより、屋根裏空間内に水平な部材が配置されることを回避することができる。また、束柱は、最も高い天井高が確保できる棟位置から離れた位置(天井高を低くせざるを得ない位置)に単独で立ち、しかも軸力を負担するだけであるため断面寸法を小さくすることができる。従って、水平な部材が屋根裏空間に配置される場合と比較して、束柱が屋根裏空間内に配置される場合には屋根裏空間を利用する際の障害となり難い。従って、本発明によれば、谷棟部を有する寄棟屋根架構のように、平面形状が複雑な場合であっても、屋根裏空間を有効利用することができる。
また、束柱は、吹抜天井領域と小屋裏収納領域との境界に沿う梁部材に立設されていることが好ましい。この場合には、吹抜天井領域と小屋裏収納領域との境界に沿って配置された梁部材を用いて束柱を立設させることができる。また、この梁部材をガイドとして間仕切壁が形成される場合には、間仕切壁内に束柱を埋設することができ、小屋裏収納領域の有効利用が可能となる。
また、束柱は、小屋裏収納領域を他の領域と区画する間仕切壁の内部に埋設されていてもよい。
本発明によれば、平面形状が複雑な場合であっても、屋根裏空間を有効利用することができる。
実施形態における建物の寄棟屋根架構の構造を示す上面図である。 図1に示す建物の斜視図である。 図1に示す建物を別の角度から見た斜視図である。 図1に示す建物の屋根の上面図である。 寄棟屋根架構を構成する台形フレーム及びへの字材を示す図である。 図1に示す建物の床部及び吹抜天井領域を示す上面図である。 変形例における建物の寄棟屋根架構の構造を示す上面図である。 図7に示す建物の斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る建物の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1〜図3に示すように、建物1は、構造躯体2と、構造躯体2の上部に設けられる寄棟屋根架構3と、寄棟屋根架構3によって支持される屋根5と、を有する住宅建物である。
なお、図1〜図3では、寄棟屋根架構3等の構造を示すために、屋根5を仮想線で示している。また、図1〜図3では、構造を明確化するために、構造躯体2を、寄棟屋根架構3よりも細い線で描いている。また、本実施形態において、建物1を、例えば3階建ての建物とするが、建物の階数はこれに限定されない。
本実施形態に係る建物1は、図4に示すように、上方から見たときに屋根5が(水平方向に延在する棟が)L字状に折れ曲がっている。屋根5の折れ曲がり部には、谷棟部51が形成されている。以下、L字状に折れ曲がる屋根5において、最も長い棟52の方向(図1における左右方向)をX方向とし、X方向に直交する方向をY方向として方向を説明する。
構造躯体2は、基礎から立ち上がる複数本の柱部材と、隣り合う柱部材間に架設される複数本の梁部材とを備えて成る鉄骨造となっている。基礎から立ち上がる柱部材は、例えば角形鋼管から成り、柱部材間に架け渡される梁部材は、例えば、H形鋼から成る。柱部材や梁部材は、予め定められた平面モジュールMの整数倍の間隔で直交する2方向に設定された通り上に配置される(中心位置が通りに一致するように配置される)。
特に、構造躯体2の上部には、Y方向に延在する梁部材11,12及び13と、X方向に延在する梁部材21,22及び23と、が設けられている。Y方向に延在する梁部材11〜13は、延在方向が互いに平行になるように配置されている。梁部材12は、梁部材11と梁部材13との間に配置されている。梁部材11と梁部材12とは長さが同じであり、梁部材13の長さは、梁部材11及び12の長さよりも短い。
X方向に延在する梁部材21〜23は、延在方向が互いに平行になるように配置されている。梁部材21の両端は、梁部材11の一端及び梁部材13の一端にそれぞれ連結されている。梁部材21の中間部分には、梁部材12の一端が連結されている。梁部材22の両端は、梁部材11の他端及び梁部材12の他端にそれぞれ連結されている。梁部材23の両端は、梁部材12の中間部分及び梁部材13の他端にそれぞれ接続されている。
梁部材11,22,12及び21によって四角形の枠状部が形成される。また、梁部材12,23,13及び21によって四角形の枠状部が形成される。これにより、梁部材11、梁部材22、梁部材12の一部、梁部材23、梁部材13及び梁部材21によって、L字状の建物外周部20が形成される。
なお、梁部材11と梁部材12との間には、中間梁部材25及び27が架け渡されている。また、梁部材12と梁部材13との間には、中間梁部材26が架け渡されている。
寄棟屋根架構3は、主として構造躯体2の建物外周部20によって支持される。具体的には、寄棟屋根架構3は、Y方向に延在し互いに平行な方向に延在する台形フレーム31、への字材32、及び台形フレーム33と、X方向に延在し互いに平行な方向に延在する直線材41,42及び43と、束柱60と、を含んで構成される。
台形フレーム31は、図5(a)に示すように、水平部31aと、水平部31aの両端にそれぞれ接続されると共に屋根勾配に対応した傾斜角を有する傾斜部31b及び31cとより構成される。以下において、水平部31aと傾斜部31bとの接続部分を屈曲部W1と呼び、水平部31aと傾斜部31cとの接続部分を屈曲部W2と呼ぶ。
への字材32は、図5(b)に示すように、水平部32aと、水平部32aの一端に接続されると共に屋根勾配に対応した傾斜角を有する傾斜部32bとより構成される。以下において、水平部32aと傾斜部32bとの接続部分を屈曲部W3と呼ぶ。
台形フレーム33は、図5(c)に示すように、台形フレーム31と同様に、水平部33aと、水平部33aの両端にそれぞれ接続されると共に屋根勾配に対応した傾斜角を有する傾斜部33b及び33cとより構成される。以下において、水平部33aと傾斜部33bとの接続部分を屈曲部W4と呼び、水平部33aと傾斜部33cとの接続部分を屈曲部W5と呼ぶ。
また、台形フレーム31及び33と、への字材32とは、それぞれ、一本の直線材を折り曲げることによって形成してもよく、複数の直線材を連結することによって形成してもよい。台形フレーム31及び33と、への字材32とは、例えば、H鋼によって形成することができる。
台形フレーム31は、梁部材21と梁部材22との間に架け渡されている。なお、台形フレーム31の傾斜部31b及び31cの下端部が、梁部材22及び21にそれぞれ連結されている。
への字材32は、への字材32の傾斜部32bの下端部が梁部材22に連結され、梁部材21側へ向けて伸びている。台形フレーム31及びへの字材32は、平面視において、台形フレーム31の水平部31aと、への字材32の水平部32aとにより、屋根5におけるY方向に延在する棟53を挟むように配置されている。
台形フレーム33は、梁部材21と梁部材23との間に架け渡されている。なお、台形フレーム33の傾斜部33b及び33cの下端部が、梁部材23及び21にそれぞれ連結されている。台形フレーム31及び33は、平面視において、台形フレーム31と台形フレーム33とにより、屋根5におけるX方向に延在する棟52を挟むように配置されている。
台形フレーム31の屈曲部W2と、台形フレーム33の屈曲部W5との間には、直線材41が架け渡されている。台形フレーム31の屈曲部W1と、への字材32の屈曲部W3との間には、直線材42が架け渡されている。への字材32の水平部32aにおける梁部材21側の端部(即ち、水平部32aにおける傾斜部32bが連結されていない側の端部)Xと、台形フレーム33の屈曲部W4との間には、直線材43が架け渡されている。
直線材41〜43と、台形フレーム31の水平部31a、への字材32の水平部32a、及び台形フレーム33の水平部33aは、それぞれ水平方向に延在し、屋根5の等高線上に位置している。また、直線材41〜43と、水平部31a,32a及び33aとは、屋根5の外縁から所定寸法内側に位置し、寄棟屋根架構3における母屋を構成している。母屋を構成する、直線材41〜43と、水平部31a,32a及び33aとは、屋根5の内面に沿って配置される。
図1等に示すように、谷棟部51の直下の位置には、束柱60が配置されている。への字材32の端部Xは、束柱60によって支持されている。束柱60は、中間梁部材27に立設されている。
図6に示すように、構造躯体2の上部には、床部T1及びT2が設けられている。床部T1は、梁部材21、梁部材11、中間梁部材27及び梁部材12によって囲まれる領域内に床パネルを敷設することによって形成される。なお、中間梁部材27、梁部材11、梁部材22及び梁部材12によって囲まれる領域は、開口している。この開口領域が、床部T1よりも階下の領域と床部T1上の小屋裏収納領域Sとを繋ぐ吹抜天井領域R1となる。即ち、中間梁部材27は、床部T1(小屋裏収納領域S)と吹抜天井領域R1との境界に沿って配置されている。
また、床部T2は、梁部材21、梁部材12、中間梁部材26及び梁部材13によって囲まれる領域内に床パネルを敷設することによって形成される。なお、中間梁部材26、梁部材12、梁部材23及び梁部材13によって囲まれる領域は、開口している。この開口領域が、床部T2よりも階下の領域と床部T2上の小屋裏収納領域Sとを繋ぐ吹抜天井領域R2となる。
床部T1と床部T2とは、同一高さとなっている。小屋裏収納領域Sは、床部T1及びT2と、屋根5との間に形成される。この小屋裏収納領域Sは、小屋裏収納やロフトとして使用することができる。また、床部T1と吹抜天井領域R1との境界には、中間梁部材27をガイドとして間仕切壁を設けてもよい。同様に、床部T1と吹抜天井領域R2との境界や、床部T2と吹抜天井領域R2との境界に間仕切壁を設けてもよい。なお、これらの間仕切壁は、床部側から吹抜天井領域側への侵入を防止するためのものである。なお、吹抜天井領域R1及びR2を設けることは必須ではなく、L字状の建物外周部20内の領域すべてを床部とすることもできる。
図4及び図1に示すように、屋根5における谷棟部51を構成しない屋根面(図4における屋根面5a,5b,5c及び5f)において、交差する一組の母屋は、直線材41と台形フレーム31の水平部31aとの組、台形フレーム31の水平部31aと直線材42との組、及び、台形フレーム33の水平部33aと直線材41との組、となる。
また、屋根5における谷棟部51を構成する屋根面(図4における屋根面5d及び5e)において、交差する一組の母屋は、への字材32の水平部32aと直線材43との組となる。
本実施形態は以上のように構成され、谷棟部51を構成する屋根面5d及び5eにおいては、交差する一組の母屋のうち、一方をへの字材32の水平部32a、他方を直線材43によって構成する。そして、への字材32における水平部32aの端部Xを、束柱60で支持する。また、母屋を構成する、直線材41〜43と、水平部31a,32a及び33aとは、屋根5の内面に沿って配置される。
上記構成とすることで、小屋裏収納領域S内に水平な部材が配置される(横切る)ことがない。また、束柱60は、最も高い天井高が確保できる棟位置から離れた位置(天井高を低くせざるを得ない位置)に単独で立ち、しかも軸力を負担するだけであるため断面寸法を小さくすることができる。従って、水平な部材が小屋裏収納領域S内に配置される場合と比較して、束柱60が小屋裏収納領域S内に配置される場合には小屋裏収納領域Sを利用する際の障害となり難い。
従って、本実施形態によれば、谷棟部51を有する寄棟屋根架構3のように、平面形状が複雑な建物1であっても、小屋裏収納領域Sを有効利用することができる。
また、床部T1上に形成される小屋裏収納領域Sと吹抜天井領域R1との境界に沿って配置された中間梁部材27に束柱60が立設している。これにより、例えば中間梁部材27をガイドとして間仕切壁が形成される場合には、この間仕切壁内に束柱60を埋設することができ、小屋裏収納領域Sの有効利用が可能となる。
(変形例)
次に、実施形態の変形例について説明する。上述の実施形態に係る建物1では、図1等に示すように、台形フレーム31及び33と、への字材32とを、それぞれの延在方向がY方向(最も長い棟52の方向と直交する方向)となるように配置した。本変形例に係る建物1Aでは、台形フレーム31A及び33Aと、への字材32Aとを、それぞれの延在方向がX方向(最も長い棟52の方向)となるように配置したものである。
台形フレーム31A及び33Aは、実施形態における台形フレーム31及び33とそれぞれ同様の構成を有し、への字材32Aは実施形態におけるへの字材32と同様の構成を有する。以下、実施形態と異なる部分を中心に説明し、実施形態と同じ構成要素には同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図7及び図8に示すように、台形フレーム31Aは、梁部材11と梁部材12との間に架け渡されている。への字材32Aは、への字材32Aの傾斜部の下端部が梁部材13に連結され、梁部材11側へ向けて伸びている。台形フレーム33Aは、梁部材11と梁部材13との間に架け渡されている。
台形フレーム31Aの屈曲部W2と、台形フレーム33Aの屈曲部W5との間には、直線材41Aが架け渡されている。台形フレーム31Aの屈曲部W1と、への字材32Aにおける梁部材11側の端部Xとの間には、直線材42Aが架け渡されている。への字材32Aの屈曲部W3と、台形フレーム33Aの屈曲部W4との間には、直線材43Aが架け渡されている。
直線材41A〜43Aと、台形フレーム31Aの水平部、への字材32Aの水平部、及び台形フレーム33Aの水平部は、それぞれ水平方向に延在すると共に屋根5の等高線上に位置し、寄棟屋根架構3Aにおける母屋を構成している。
谷棟部51の直下の位置には、束柱60が配置されている。への字材32Aの端部Xは、束柱60によって支持されている。束柱60は、中間梁部材27に立設されている。
本変形例においても、台形フレーム31A及び33Aと、への字材32Aの延在方向が前述の実施形態と異なるものの、実施形態と同様の効果を奏することができる。即ち、小屋裏収納領域内に水平な部材が配置されることなく、また、断面積の小さな束柱60を用いることができるので、谷棟部51を有する寄棟屋根架構3Aのように、平面形状が複雑な建物1Aであっても、小屋裏収納領域を有効利用することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、台形フレーム31及び33、直線材41〜43を、束柱によって支持する構成であってもよい。
また、建物1及び1Aの屋根5の平面形状をL字状としたが、谷棟部を有する屋根形状であれば、L字状に限定されず、例えば、T字状であってもよく、或いは十字状であってもよい。
1,1A…建物、3,3A…寄棟屋根架構、5…屋根、5a,5b,5c,5f…屋根面(谷棟部を構成しない屋根面)、5d,5e…屋根面(谷棟部を構成する屋根面)、20…建物外周部、27…中間梁部材(吹抜天井領域と小屋裏収納領域との境界に沿う梁部材)、31,31A,33,33A…台形フレーム、31a,32a,33a…水平部(母屋)、31b,31c,32b,33b,33c…傾斜部、32,32A…への字材、41,41A,42,42A,43,43A…直線材(母屋)、51…谷棟部、60…束柱、R…吹抜天井領域、S…小屋裏収納領域。

Claims (3)

  1. 谷棟部が形成され、屋根の外縁から所定寸法内側の位置に等高線に沿って母屋が配置された寄棟屋根架構を有する建物であって、
    前記谷棟部を構成しない屋根面においては、交差する一組の前記母屋のうちの一方の母屋が、水平部と前記水平部の両端にそれぞれ接続されると共に屋根勾配に対応した傾斜角を有する一対の傾斜部とからなり前記傾斜部の下端部近傍が建物外周部で支持された台形フレームの前記水平部によって構成され、交差する一組の前記母屋のうちの他方の母屋が、直線材で構成され、
    前記谷棟部を構成する屋根面においては、交差する一組の前記母屋のうち、前記台形フレームの前記水平部と平行な母屋が、水平部と前記水平部の一端に接続されると共に屋根勾配に対応した傾斜角を有する傾斜部とからなり前記傾斜部の下端部近傍が前記建物外周部で支持されたへの字材の前記水平部によって構成され、他方の前記母屋が、直線材で構成され、
    前記への字材の水平部における前記傾斜部が接続されていない側の端部が前記谷棟部の直下に立設された束柱で支持され、
    前記直線材は、2つの前記台形フレームの屈曲部の間、前記台形フレームの屈曲部と前記への字材の屈曲部との間、又は前記台形フレームの屈曲部と前記への字材の前記水平部における前記傾斜部が接続されていない側の端部との間に架け渡されて、前記台形フレームのみ、又は、前記台形フレーム前記への字材と前記束柱のみで支持され、
    前記台形フレームは、当該台形フレームにおける前記一対の傾斜部の下端部近傍の前記建物外周部のみで支持され、
    前記への字材は、当該への字材における前記傾斜部の下端部近傍の前記建物外周部と前記束柱のみで支持されている、
    ことを特徴とする建物。
  2. 前記束柱は、吹抜天井領域と小屋裏収納領域との境界に沿う梁部材に立設されていることを特徴とする請求項1に記載の建物。
  3. 前記束柱は、小屋裏収納領域を他の領域と区画する間仕切壁の内部に埋設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の建物。
JP2012115542A 2012-05-21 2012-05-21 建物 Active JP5982175B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012115542A JP5982175B2 (ja) 2012-05-21 2012-05-21 建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012115542A JP5982175B2 (ja) 2012-05-21 2012-05-21 建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013241783A JP2013241783A (ja) 2013-12-05
JP5982175B2 true JP5982175B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=49842916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012115542A Active JP5982175B2 (ja) 2012-05-21 2012-05-21 建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5982175B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09256534A (ja) * 1996-03-26 1997-09-30 Asahi Chem Ind Co Ltd 寄棟屋根構造及び集合ブラケット
JP2003286756A (ja) * 2002-03-28 2003-10-10 Misawa Homes Co Ltd 屋根の支持用梁構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013241783A (ja) 2013-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5982175B2 (ja) 建物
KR102038039B1 (ko) 연속 결합형 패널 결합구와 단속 결합형 패널 결합구의 복합에 의하여 상부 마감용 지붕 패널이 결합되는 건축 구조물의 지붕 구조
JP6910769B2 (ja) 木造建築構造
JP5841477B2 (ja) 建物
JP2020159129A (ja) 屋根構造体
JP2011032755A (ja) 木造建築物の屋根構造及びその施工方法
JP5297028B2 (ja) 高層建築物
JP4685144B2 (ja) ユニット式建物の屋根構造
JP2012072629A (ja) 建物の屋根構造
JP6491534B2 (ja) 建物の断熱構造
JP5629132B2 (ja) ユニット式建物
JP5775333B2 (ja) バルコニー用ユニット、ユニット式建物及びユニット式建物の施工方法
JP7299797B2 (ja) ユニット式建物
JP6280024B2 (ja) 屋根構造
JP6627847B2 (ja) 勾配屋根の屋根架構
JP5917882B2 (ja) 建物の水勾配構造
JP4146576B2 (ja) 建物
JP7120699B2 (ja) 建物
JP6893102B2 (ja) 建物
JP2012246728A (ja) 上階張出し構造及び木造建物
JP7174323B2 (ja) 屋根の展示構造
JP4091064B2 (ja) 既存建物の耐震補強構造
JP3871768B2 (ja) 傾斜面を有する屋根
JP2020020207A (ja) 建築構造、建築物
JP4226091B2 (ja) 2方向傾斜ユニットおよびそのユニットを使用したユニット式建物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5982175

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350