JP5980980B2 - 強磁性材料から作られたコア本体、誘導素子用の磁気コア、および磁気コアを形成する方法 - Google Patents

強磁性材料から作られたコア本体、誘導素子用の磁気コア、および磁気コアを形成する方法 Download PDF

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Description

本発明は、強磁性体から作られたコア本体、対応のコア本体から形成された誘導素子用の磁気コア、および磁気コアを形成する方法に関する。特に、本発明は、チョークコイルまたは変圧器に使用可能な磁気コアを製造するためのコア本体に関する。
一般的に、変圧器およびチョークコイルは、異なる技術分野において、電気/電子回路に使用される電気工学誘導素子である。変圧器およびチョークコイルは、構造上類似するが、適用分野が異なる。チョークコイルは、電気配線の高周波電流を低減するための低インピーダンスコイルであり、電力工学および高周波工学において、電気/電子装置の電力供給分野に使用される。変圧器は、一般的に、交流電圧を増加または減少するために使用される。通常、変圧器の入力端子と出力端子とは、電気的に絶縁される。
たびたび、現代設備の電子/電気回路が満す必要のある要件は、同時に異なる電圧源に対し自由調節とともに、電気/電子素子のよりコンパクトな設計の要望に基づく小型化、より低い損失および最大の容量である。多くの設備において、たとえば、電気/電子回路の動作が供給電圧の変動に影響されないことは、望ましい。また、電気/電子回路の個々の構成要素の製造時に、損失および許容誤差が可能な限り低く維持されることまたは大きく補正されることを保証しなければ、電気/電子回路のさらなる小型化はできない。チョークコイルおよび変圧器のような誘導素子に関しては、このことは、これらの素子の所定の性質、たとえば幾何学的寸法およびインダクタンス、熱伝導などの物理的特性がそれぞれ可能な限り少ない許容誤差を有すること、すなわち、最小可能範囲で所望の物理的特性から外れることを意味する。誘導素子の製造に関しては、このことは、磁気コアの製造中に、許容誤差を低減し、補正することを意味する。
一般的には、誘導素子の製作において、磁気コアの製造は、すべてを最適化しても回避できない製造誘発性許容誤差を伴う。たとえば、フェライト材料から形成されたコア本体を焼結する場合、熱焼結工程においてフェライト材料の長さが熱に誘発され、変化するため、+/−2.5%の長さ許容誤差が必ず発生する。したがって、焼結フェライト材料から形成された個々のコア本体から磁気コアを形成する場合、組立てられた磁気コアには、+/−2.5%範囲の許容誤差が必ず各コア本体において生じ、その結果、+/−5%の許容誤差が必ず2つのコア本体から形成された磁気コアにおいて生じる。
何よりも、許容誤差は、接続面上で、以下に説明するように、磁気コアの誘導特性を影響するだけではなく、磁気コアの機械的性質、すなわち機械的安定性も変化させるなどの問題を引起す。コア本体に発生した長さの許容誤差は、磁気コアの製造中に使用されるコア本体の接触面上の区域の相殺を引起し、接触面の平面カップリングを妨げる。図1は、2つのコア本体1,3からなるダブルE−コア構造に従った磁気コアの形成を実寸ではなく概略的に示す断面図である。この図において、コア本体1は、2つの側脚11,15および1つの中央脚13を有する。対応的に、コア本体3は、2つの側脚31,35および1つの中央脚33を有する。コア本体1,3の脚部11,31の幅における許容誤差によって誘発された偏差は、図1の参照番号V1によって概略的に示されている。
所定の再現可能な方法で共に接着された2つのコア本体1,3に対し、示された偏差V1にも関わらず、2つのコア本体1,3は、接着工程においてストップ面5に当接させられ、コアの位置合わせを行う。図1に示すように、コア本体1および3の脚の間のオフセット量、すなわち、図に示された中央脚33と中央脚13との間のオフセット量V2および側脚35と側脚15との間のオフセット量が増大する。図1に示すように、側脚11および側脚31の両方の外側コア表面がストップ面5を介して整列されたことにも関わらず、オフセット量は、(ストップ面5の法線方向に沿って)ストップ面5からの距離の増加につれて増大する。これによって、コア本体1および3から形成された磁気コアは、脚部において非常に非対称性を示す。注意すべきことは、磁気コアに沿って磁気コアの一方側に向かうコア本体1,3両方の脚部の接触面における磁気有効断面積が減少することである。よって、コア脚(11,31)、(13,33)および(15,35)の磁気抵抗に異なる値が生じ、磁気コアにおいて望ましくない磁束漏れの原因となる。したがって、コア本体1および3から形成された磁気コアのインダクタンスは、制御不能に変化し、具体的には、所望のインダクタンスからずれる。コア脚のオフセットと、関連した脚部、すなわち、接続面において同一平面に接続されていない脚の誤った位置合わせとは各々、対応する部位で構造的弱点を引起し、機械的性質を損う。その結果、磁気コアが損傷しやすくなり、磁気コア製造の次の工程において問題を引起こす可能性がある。したがって、製造される誘導素子の特性を所望のように精確に設定することは不可能である。
上述の問題に鑑み、コア本体と、コア本体から形成される磁気コアと、許容誤差が補正される磁気コアを製造する方法とを提供することが望ましい。
上記の目的および問題は、位置合わせ構造を有するコア本体によって解決される。このコア本体は、磁気コアの製造時に製造許容誤差が補正されたため、製造許容誤差の有無に関わらず位置合わせを可能にする。特に焼結コア本体の場合、製造された誘導素子の磁気能力は、焼結許容誤差に関わらず、悪影響を受けない。
一局面において、本発明は、強磁性体から作られたコア本体を提供する。コア本体は、長さ寸法と幅寸法とを有するクロスバーを含む。長さ寸法と幅寸法との比は、1よりも大きい。コア本体はさらに、延在方向に沿ってクロスバーから離れて横方向に延在する少なくとも1つのコア脚と、クロスバーの裏面に形成された位置合わせ凹部とを含む。この場合には、延在方向は、長さ寸法と幅寸法とに対して垂直に配向されており、クロスバーの裏面は、コア脚と反対するクロスバーの一つの側に配置されている。
例示的な実施形態において、位置合わせ凹部は、裏面の重心に配置されてもよい。したがって、コア本体における位置合わせ凹部の配置は、製造許容誤差と無関係であり、再現可能となり、コア本体を対称的に位置合わせることを可能にする。
別の例示的な実施形態において、コア本体は、少なくとも第2コア脚をさらに含み、位置合わせ凹部は、裏面において、2つのコア脚部に対して中央に配置され、2つのコア脚部は、長さ寸法に対して偏心して配置されている。したがって、コア本体がC−コア構造またはE−コア構造を有している場合、コア本体の対称的な位置合わせを得ることができる。製造許容誤差に起因するオフセット量は、製造される磁気コアに亘って対称的に分布され、その結果、製造許容誤差から起因する偏差を製造時に最小化することができる。
別の例示的な実施形態において、少なくとも1つのコア脚は、延在方向に垂直なクロスバーの中央に配置されてもよい。また、位置合わせ凹部は、延在方向に垂直に配向された前記コア脚の断面に対して面心になるように配置されている。これにより、中央に配置されたコア脚に対して、コア本体を対称的に位置合わせることができる。
別の例示的な実施形態において、位置合わせ凹部は、少なくとも特定の領域内において、半球面または円錐面の一部の領域に沿って形成された位置合わせ面を有してもよい。これにより、漏れ磁束を低減することができる。このよう構成された位置合わせ凹部は、コア本体を位置合わせさせるために応じて構成され位置合わせツールを使用することができ、コア本体を損傷する危険性を減少し、さらに有利である。
別の例示的な実施形態において、位置合わせ凹部は、少なくとも3つの平坦な位置合わせ面を含むことができる。3つの平坦な位置合わせ面を設けることにより、位置合わせ凹部に設けた位置合わせ面の特定の配向によってコア本体の特定の位置合わせ配向を規定することが可能である。これによって、自動化された位置合わせ工程において、コア本体を所望の配向に配置することを確保できる。たとえば、四面体状の位置合わせ開口を設けてもよい。代替的に、直方体状の位置合わせ開口、ピラミッド状の位置合わせ開口、概ね多面体状の位置合わせ開口、またはそれらの組合わせを設けて、それに応じて構成された調整ツールとの係合を確実にするようにしもよい。
別の例示的な実施形態において、位置合わせ凹部の幅寸法は、コア本体の幅寸法の50%未満である。位置合わせ凹部の長さ寸法は、コア本体の長さ寸法の50%未満である。これにより、位置合わせ凹部は、有利な方法で二次元の位置合わせを可能にし、すなわち、クロスバーの裏面において互いに平行な2つの独立した方向のそれぞれに沿った位置合わせを可能にする。
別の例示的な実施形態において、コア本体に延在した位置合わせ凹部の深さは、延在方向に平行に配向されたクロスバーの高さ寸法の50%未満である。この有利な措置をとることにより、位置合わせ凹部からクロスバー内の磁束に悪影響を与えないように防止する。
別の例示的な実施形態において、コア本体は、焼結フェライト材料で形成される。これにより、焼結コア本体から形成された磁気コアの製造許容誤差が有利に補正される。
別の局面において、本発明は、誘導素子用の磁気コアを提供する。磁気コアは、第1局面に係る強磁性材料から作られた第1コア本体と、強磁性材料から作られた第2コア本体とを含む。第2コア本体は、長さ寸法と幅寸法とを有する第2クロスバーと、延在方向に沿って第2クロスバーから離れて横方向に延在する少なくとも1つのコア脚とを備える。この場合には、長さ寸法と幅寸法との比は、1よりも大きい。第1コア本体と第2コア本体とは、コア脚によって接続される。これにより、磁気コアは、製造許容誤差を有利に補正するとともに、位置合わせ凹部を介して位置合わせできる第1コア本体を含むように設けられる。この局面に係る磁気コアは、たとえば、H−コア構造、Cl−コア構造、El−コア構造、またはEE−コア構造を有することができる。
本明細書の例示的な実施形態において、磁気コアのコア本体の両方は、各々位置合わせ凹部を有することができる。このように、互いに対してコア本体の両方の有利な位置合わせを得ることができる。
第3の局面において、本発明は、磁気コアを形成する方法を提供する。この方法は、強磁性材料の粉末を提供する工程と、圧縮ブランクを製造するために、金型に充填された強磁性体材料を圧縮する工程と、焼結コア本体を形成するために、圧縮ブランクを焼結する工程と、第2コア本体に対して焼結コア本体を整列する工程と、焼結コア本体を第2コア本体に接続する工程とを含む。圧縮工程に形成された圧縮ブランクは、長さ寸法と幅寸法とを有するクロスバーと、延在方向に沿ってクロスバーから離れて横方向に延在する少なくとも1つのコア脚と、クロスバーの裏面に形成された位置合わせ凹部とを含む。上記の長さ寸法と幅寸法との比は、1よりも大きい。また、上記の金型は、位置合わせ凹部を作る構造を有する。第2コア本体に対する焼結コア本体の位置合わせは、位置合わせを行う前に焼結コア本体の位置合わせ凹部と係合する係合要素を有する位置合わせ装置を用いて、長さ寸法および幅寸法に沿って行われる。したがって、コア本体を接続する前に、コア本体を互いに対して位置合わせることができ、これにより、コア本体の間において公差誘発性コアオフセット量を対称的に分布し、補正する。
例示的な実施形態において、係合要素は、位置合わせ凹部と係合するように、少なくとも1つのキャッチ面および/またはキャッチ縁部を含む。
別の例示的な実施形態において、第2コア本体は、別の焼結コア本体であり、位置合わせ時前記位置合わせ装置の別の係合要素と係合する別の位置合わせ凹部を含む。
別の例示的な実施形態において、両方のコア本体の各々は、クロスバーと各自のクロスバーの中央に配置されたコア脚とを含み、中央に配置されたコア脚は、互いに対称的に整列されている。これにより、簡単な方法で磁気コアを亘ってコアのオフセット量を対称的に分布することができる。
異なる局面に係る本発明の例示的な実施形態は、以下の添付図面を参照しながら説明する。
製造公差を有する既知のEE構成の磁性体コアの製造を示す概略図である。 本発明の例示的な実施形態に係るC−コア本体を示す概略斜視図である。 本発明の例示的な実施形態に係るE−コア本体を示す概略図である。 図2bに示されたE−コア本体の断面を示す概略図である。 本発明の例示的な実施形態に従った2つのコア本体の位置合わせを示す概略図である。 本発明のいくつかの例示的な実施形態に係る位置合わせ凹部と係合要素とを示す概略断面図である。 本発明の別の例示的な実施形態に係る位置合わせ凹部を示す概略断面図。
添付の図面を参照して、異なる局面に係る本発明の異なる例示的な実施形態を以下の説明においてより詳細に説明する。
図2aは、本発明のいくつかの例示的な実施形態に係るコア本体部200aを示している。コア本体200aは、長さ方向に沿って定義された長さ寸法Lと幅方向に沿って定義された幅寸法Bとを有するクロスバー210を備える。長さ寸法Lと幅寸法Bとの比により定義されたアスペクト比は、1よりも大きい。例として、アスペクト比は、1.1以上、1.5以上、2以上、または少なくとも5であってもよい。
寸法LおよびBに平行である方向に垂直な方向は、延在方向Eとして定義されている。2つの側脚230は、延在方向Eに沿ってクロスバー210から離れて延在している。側脚230と反対するクロスバー210の一側には、クロスバー210の裏面213が延在方向Eに沿って配置されている。また、位置合わせ凹部240が裏面213に形成されている。いくつかの例示的な実施形態において、図2aに示すように、位置合わせ凹部240は、円形または楕円形の縁部を有してもよい。代替的に、位置合わせ凹部240は、多面体の空洞として形成されてもよい。換言すれば、クロスバー210の裏面213に形成された位置合わせ凹部240の縁部は、多角形の形状を有してもよい。
いくつかの例示的な実施形態において、位置合わせ凹部240は、裏面213の重心に配置されている。このような配置は、位置合わせ工程中に、コア本体200aを長さ寸法Lおよび幅寸法Bに対して対称的に位置合わせることを可能にする。位置合わせ工程は、以下で説明する。追加的または代替的に、位置合わせ凹部240は、長さ寸法Lに沿って側脚の中央に配置されてもよい。換言すれば、長さ寸法Lに沿って測定された位置合わせ凹部240から側脚230の一方の側脚までの距離が長さ寸法Lに沿って測定された位置合わせ凹部240から側脚230の他方の側脚までの距離と等しくなるように、位置合わせ凹部240を裏面213において長さ寸法Lに沿って配置してもよい。したがって、位置合わせ工程において、位置合わせ凹部240を介して、側脚230に対する対称的な位置合わせを行うことができる。
本明細書のいくつかの例示的な実施形態において、クロスバー210の長さ寸法Lに沿った位置合わせ凹部40の長さ寸法がクロスバーの長さ寸法の50%未満でありかつクロスバー210の幅寸法Bに沿った位置合わせ凹部240の幅寸法がクロスバーの幅寸法Bの50%未満であるように、位置合わせ凹部240の寸法を設定する。たとえば、位置合わせ凹部の幅寸法および/または位置合わせ凹部の長さ寸法は、クロスバー210の幅寸法Bおよび/または長さ寸法Lの50%未満である。いくつかの特定の例示的な実施例において、位置合わせ凹部240の長さ寸法および/または位置合わせ凹部240の幅寸法は、最大ではクロスバー210の長さ寸法Lおよび/または幅寸法Bの15%または5%以下であってもよい。別の明示的な例において、位置合わせ凹部240の長さ寸法および/または位置合わせ凹部240の幅寸法は、最大ではクロスバー210の長さ寸法Lおよび/または幅寸法Bの10%または1%以下である。これらの例示的な実施形態において、位置合わせ凹部240を利用したコア本体200aの位置合わせは、位置合わせ凹部の寸法に依存する精度で行うことができる。
いくつかの例示的な実施形態において、位置合わせ凹部240は、裏面213からクロスバー210の材料内に延在する深さを有する。この延在方向Eに沿って測定された裏面213からクロスバー210の材料内に延在する深さは、最大では延在方向Eに沿って側脚230の外側で測定されたクロスバーの高さ寸法の50%以下である。たとえば、いくつかの特定の実施形態において、この深さは、最大ではクロスバーの高さ寸法の20%または5%である。本明細書のいくつかの特定の例示的な実施例において、位置合わせ凹部の深さは、最大ではクロスバーの高さ寸法の約2%以下、または最大ではクロスバーの高さ寸法の1%以下のみである。これにより、位置合わせ凹部240に起因する漏洩磁界の影響を抑制することができる。
注意すべきことは、位置合わせ凹部240は、位置合わせ凹部240に起因する漏れ磁場が(測定精度の観点から)コア本体200aの磁気特性を殆ど影響しないような寸法に構成されていることである。具体的には、対応の位置合わせ凹部が形成されていない比較例のコア本体とは対照的に、本発明の係るコア本体の測定値において、位置合わせ凹部に起因したコア本体の誘導性性能における可能な変動は、5%未満または1%よりも低い。
代替の例示的な実施形態は、図2bを用いて説明する。図2bは、E−コア構造またはT−コア構造を有し、選択可能な側脚230と中央脚233とを備えるコア本体200bを示している。選択可能な側脚230は、クロスバー210(図2aのクロスバー210を参照)から離れて延在し、延在方向Eに沿ってクロスバー210の裏面213の両側に設けられている。選択可能であると見なされる側脚230を除いで、図2bに示すコア本体は、図2aを用いて説明したコア本体200aとは、中央脚233の有無に異なる。
例示的な実施形態によれば、中央脚233は、クロスバー210(図2aを参照)の長さ寸法に対して中央に配置されている。よって、クロスバーの中央脚230から選択可能な側脚230までの距離と、クロスバーの中央脚から逆側の対応する側脚までの距離とは、寸法上等しい。
注意すべきことは、図2の破線で示すように、側脚230は、コア本体200bの選択可能な構造であってもよい。具体的には、いくつかの例示的な実施形態によると、コア本体200bは、中央脚233のみを含み、よって、コア本体200bは、T−構造に形成されている。代替的に、コア本体200bの別の例示的な実施形態において、少なくとも1つの側脚230と中央脚233とは、設けられている。
いくつかの例示的な実施形態において、位置合わせ凹部240は、延在方向に垂直に配向されたコア脚の断面の面心に配置されている。これにより、コア本体200bを中央脚233に対して対称的な位置合わせを行うことができる。
図2cは、図2bに示されたコア本体200bの斜視図のX−X線に沿った断面図を示す概略図である。図2cにおいて、中央脚233の断面の中心は、参照番号235で示されている。図面からは、位置合わせ凹部240が中心235に対して整列されていることがわかる。選択可能な側脚は、破線で示されている。
図2cに示すように、位置合わせ凹部240は、平坦な位置合わせ面242を有してもよい。図2cに示された実施形態において、位置合わせ凹部240は、楔形の空洞として形成されてもよい。いくつかの例示的な実施形態において、位置合わせ凹部240は、楔形の空洞により形成されてもよい。代替的に、位置合わせ凹部240は、四面体の形状を有してもよい。注意すべきことは、四面体の形状を有する空洞は、コア本体200bの特定の向きを特徴付けることができることである。たとえば、縁部の三角頂点が特定の方向に向くように、四面体形の空洞によって形成された三角形の縁部を裏面213に配向することができる。位置合わせ凹部の別の代替実施形態について、図4aおよび4Bを参照して説明する。
図3は、本発明のいくつかの例示的な実施形態に係る2つのコア本体200bおよび200cの位置合わせを示す図である。当然のことながら、コア本体200bおよび200cがE構造を有するが、本明細書を限定するものではない。代替的に、T−構造、C−構造、I−構造およびE−構造を有するコア本体は、互いに組合わせることができ、異なる組合わせで組合わせることができる。さらに、理解すべきことは、図3の例示に関して、コア部200bおよび200cが重力によって特徴付けられた方向に対して互いに隣接して配置されまたは互いに上下に配置されてもよいことである。
図示のように、コア本体部200bは、図2bおよび2Cに示されかつ説明されたコア本体部200bと一致して構成されている。
図示のように、コア本体200cは、コア本体部200bと類似して設計され、コア本体200cのクロスバー部210cから離れて延在する側脚230cとコア脚230cとを備える。位置合わせ凹部240cは、コア脚233cと反対側に配置されたクロスバー210cの裏面213cに形成されている。
コア本体200bと200cとは、逆に当接するように配置され、よって、コア脚230,233とコア脚230c,233cとは、互いに面しており、接触面11、12および13において互いに接触する。注意すべきことは、コア本体200bと200cとを接続するために、接触面11、12および13は、たとえば接着剤のような接合剤を用いて処理することができ、よって、コア本体200bと200cとの間の永続的な接続が達成され、磁気コアを形成することである。コア本体200bおよび200cの製造から起因する製造許容誤差が存在するため、オフセット量無しに、脚230と230cおよび233と233cを互いに整列するができない。
コア本体200bと200cとは、係合要素250aおよび250bを有する位置合わせ装置を用いて、コアオフセット量を磁気コアに対称的に分散するように、互いに対して位置合わせさせることができる。よって、各々の側脚230と230cとの間の右側のコアオフセット量V4と左側のコアオフセット量V5とは補正され、具体的には、等しい寸法を有すると同時に最小であるように補正される。これにより、コアオフセット量V4およびV5が最大であるのにも関わらず、接触面11および13によって表される側脚の磁気実効コア断面が対称となる。対応する位置合わせ凹部240および240cと係合する係合要素250aおよび250bを用いてコア本体200bおよび200cを互いに対して整列することによって、コア本体200bおよび200cの中央脚233と233cとは、整列される。したがって、中央脚233と233cとの接触面は、互いに対称的に接触しかつ平坦面を形成し、具体的には組立てられた中央脚233,233cの有効断面積が2つの中央脚の断面積からなる最小断面積よりも小さくなる。調整された接触面12により、磁気的に有効な断面積である中央脚233cおよび233の断面積は、磁束により完全に貫通し合うことができる。よって、製造許容誤差にも関わらず、磁束が磁気コアの中央脚において非常に低い漏れで案内される。
いくつかの例示的な実施形態において、コア本体200bと200cとは、それぞれの中央脚233および233cに対して中央に配置されている位置合わせ凹部240と240cとを介して整列される。この整列は、位置合わせ凹部240と240cとが延在方向Eに沿って互いに精確に対向するように配置されているまで行われ、その結果、位置合わせ凹部240と240cとが延在方向Eに沿って調整される。これにより、中央脚233と233cとは、互いに対称的に整列される。
追加的または代替的に、コア本体200bおよび200cをクロスバー210および210cのに対して対称的に整列することは、裏面213および213cの重心に配置された位置合わせ凹部240および240cによって達成することができる。追加的または代替的に、コア本体200bおよび200cを側脚230および230cに対して対称的に整列することは、延在方向に垂直であり、かつ、凹部コア本体200bおよび200cの長さ寸法に沿った中央に配置された位置合わせ凹部240および240cによって達成することができる。
本発明のいくつかの例示的な実施形態によれば、位置合わせ装置は、キャッチピン251aおよび251bのように各々構成された係合要素250aおよび250bを備えている。これらのキャッチピン251aおよび251bは、キャッチピン251aおよび251bの表面に形成され、対応する位置合わせ凹部240および240cと各々係合するように構成された突起部253aおよび253bを有する。この目的を達成するために、突起部253aおよび253bは、位置合わせ凹部240および240cの内側面および/または縁部と係合するキャッチ面および/またはキャッチ縁部を含む。たとえば、突起部253aおよび253bは、位置合わせ凹部240および240cに対応するネガ構造に形成することができる。この場合、突起部253aおよび253bのキャッチ面は、位置合わせ凹部240および240cと係合しているときに、位置合わせ凹部240および240cの内面に平坦に位置する。したがって、対応する位置合わせ凹部240および240cと各々係合するキャッチピン251aおよび251bによって係合要素250aおよび250bを案内し、位置決めることによって、コア本体200bおよび200cを上述した方法で互いに整列することを達成できる。
いくつかの例示的な実施形態によれば、位置合わせ装置は、ストップ面255をさらに含み、このストップ面255を介して、延在方向に沿った位置合わせを実現することができる。この目的を達成するために、ストップ面255は、延在方向に沿って配置可能である。
いくつかの例示的な実施形態において、本発明に係る位置合わせ装置は、コア本体を接着する接着装置の一部として提供される。
位置合わせ装置および位置合わせ凹部のさらなる例示的な実施形態は、図4aおよび4Bを参照して説明する。
図4aは、位置合わせ凹部420aと係合する係合要素430の拡大断面を概略的に示す断面図である。位置合わせ凹部420aは、位置合わせ面422a、424aおよび426aを含む。位置合わせ凹部420aは、たとえば、円錐台状またはピラミッド状であってもよい。特定の例において、図示の位置合わせ面422aにおよび424aは、回転対称であり、たとえば円錐の周面に相当する。ピラミッド状構造の場合、位置合わせ面422aにおよび424aは、互いに向かって傾斜して配向される平坦表面に相当する。
図示のように、係合要素430は、キャッチ縁部432および434を含む。係合要素430が位置合わせ凹部420aに係合しているときに、キャッチ縁部432および434は、対応する位置合わせ面422aおよび424aと接触する。位置合わせ凹部420aによって係合要素430の係合を支持するために、位置合わせ面422aおよび424aに位置合わせ溝(図示せず)を形成してもよい。位置合わせ中に、キャッチ縁部432および434から位置合わせ面422aおよび424aに対する損傷、またはキャッチ縁部432および434に対する損傷を防止するために、必要に応じて位置合わせ溝に弾性材料を充填してもよい。明示的に示された係合要素430の代わりに、キャッチ縁部432および434ではなく、縁部を平坦化すること(図示せず)によって構成されたキャッチ面を形成してもよい。また、図4aに示された係合要素は、係合要素430が位置合わせ凹部420内に過度の進入を防止するストップ面(図示せず)を含んでもよい。各々のトップ面は、係合要素430が位置合わせ凹部420内に進入する深さを規定する。
図4bは、クロスバー410bの裏面412bに設けられた位置合わせ凹部420bの別の例示的な実施形態を示している。位置合わせ凹部420bは、位置合わせ面として、半球面の面積に応じて構成された内面422bを含む。内面に応じて構成された係合要素は、示された位置合わせ凹部420bと係合することができる。よって、少なくとも一部の領域において半球面に構成された位置合わせ面422bは、裏面412bに対する損傷を有利に防ぐことができる。代替的に、位置合わせ凹部420bを円筒状に構成することができ、少なくとも一部の領域において半球面に構成された位置合わせ面を円筒状の位置合わせ凹部の底部にさらに設けることができる。
一般に、位置合わせ凹部は、コア本体の2次元位置決めを可能にし、たとえば、コア本体の裏面において対応して形成された空洞に相当する。この空洞は、コア本体の2次元位置決めが位置合わせ凹部と係合する位置合わせ装置を用いて実施できるように、寸法されている。
いくつかの例示的な実施形態において、上述の実施形態に係るコア本体は、強磁性材料の粉末を提供することによって形成することができる。例示的な実施形態において、強磁性材料は、フェライト材料である。追加的または代替的に、強磁性材料は、超常磁性材料であってもよい。
圧縮ブランクを得るために、次の製造工程において、提供粉末を金型に充填して圧縮する。金型は、製造されるコア本体のネガ構造として構成され、具体的には、位置合わせ凹部を規定する構造、すなわち金型内に形成された突起またはスタッド構造を有する。代替的に、圧縮工程の後に、適切な工具を用いて、圧縮ブランクに位置合わせ凹部を形成することができる。
圧縮ブランクを製造した後、次の製造工程において圧縮ブランクを焼結処理に曝し、圧縮ブランクから焼結コア本体を形成する。いくつかの例示的な実施形態において、位置合わせ凹部が以前に形成されていなかった場合、適切な工具を用いて、焼結コア本体において位置合わせ凹部を形成してもよい。
次の製造工程を構成する後続の整列処理において、焼結コア本体は、上述した位置合わせ装置を介して、同様の構成を有し得る第2コア本体に対して整列される。
整列処理の後、整列された焼結コア本体は、次の製造工程で互いに接続され、磁気コアを生成する。
要約すると、本発明は、位置合わせ構造を有するコア本体を提供する。本発明のコア本体は、磁気コアの製造時に製造許容誤差が補正されたため、製造許容誤差の有無に関わらず位置合わせを可能にする。例示的な実施形態において、強磁性材料から作られたコア本体は、長さと幅とのアスペクト比が1よりも大きいクロスバーと、延在方向に沿って前記クロスバーから離れて横方向に延在する少なくとも1つのコア脚とを含む。また、位置合わせ凹部が、コア脚と反対するクロスバーの一側に配置されているクロスバーの裏面に形成されている。磁気コアは、コア本体から形成され、少なくとも1つのコア本体は、位置合わせ凹部を備える。コア本体は、互いに整列されている。

Claims (15)

  1. 磁気コアを形成する方法であって、
    強磁性材料の粉末を提供する工程と、
    圧縮ブランクを製造するために、金型に充填された強磁性体材料を圧縮する工程とを含み、
    前記圧縮ブランクは、長さ寸法と幅寸法とを有するクロスバーを含み、前記長さ寸法と前記幅寸法との比は、1よりも大きく、前記圧縮ブランクは、延在方向に沿って前記クロスバーから離れて横方向に延在する少なくとも1つのコア脚と、位置合わせ凹部とを含み、
    前記金型は、前記位置合わせ凹部を作る構造を有し、
    焼結コア本体を形成するために、圧縮ブランクを焼結する工程と、
    位置合わせ装置を用いて、第2コア本体に対して前記焼結コア本体を位置合わせする工程とを含み、
    前記位置合わせ装置は、前記位置合わせを行う前に前記焼結コア本体の前記位置合わせ凹部と係合する係合要素を有し、前記位置合わせは、前記長さ寸法および前記幅寸法に沿った方向に沿って行われ、
    その後、前記磁気コアを形成するように、前記焼結コア本体を前記第2コア本体に接続する工程を含む、方法。
  2. 前記係合要素は、前記位置合わせ凹部と係合するように、少なくとも1つのキャッチ面および/またはキャッチ縁部を含む、請求項に記載の方法。
  3. 前記第2コア本体は、別の焼結コア本体であり、位置合わせ時前記位置合わせ装置の別の係合要素と係合する別の位置合わせ凹部を含む、請求項またはに記載の方法。
  4. 両方のコア本体の各々は、クロスバーと各自のクロスバーの中央に配置されたコア脚とを含み、
    前記中央に配置されたコア脚は、互いに対称的に整列されている、請求項からのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記位置合わせ凹部が前記クロスバーの裏面に形成され、前記クロスバーの前記裏面は、前記コア脚と反対する前記クロスバーの一側に配置されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法
  6. 前記位置合わせ凹部は、前記裏面の重心に配置されている、請求項5に記載の方法
  7. 前記コア本体は、少なくとも第2コア脚をさらに含み、
    前記位置合わせ凹部は、裏面において、2つのコア脚部に対して中央に配置され、
    前記2つのコア脚部は、前記長さ寸法に対して偏心して配置されている、
    請求項またはに記載の方法
  8. 前記コア脚は、前記延在方向に垂直な前記クロスバーの中央に配置され、
    前記位置合わせ凹部は、前記延在方向に垂直に配向された前記コア脚の断面に対して面心になるように配置されている、請求項からのいずれか1項に記載の方法
  9. 前記位置合わせ凹部は、少なくとも半球面または円錐面の一部の領域に沿って形成された位置合わせ面を有する、請求項からのいずれか1項に記載の方法
  10. 前記位置合わせ凹部は、少なくとも3つの平坦な位置合わせ面を含む、請求項からのいずれか1項に記載の方法
  11. 前記位置合わせ凹部の幅寸法は、前記クロスバーの前記幅寸法の50%未満であり、
    前記位置合わせ凹部の長さ寸法は、前記クロスバーの前記長さ寸法の50%未満である、請求項から10のいずれか1項に記載の方法
  12. 前記コア本体に延在した位置合わせ凹部の深さは、前記延在方向に平行に配向されたクロスバーの高さ寸法の50%未満である、請求項から11のいずれか1項に記載の方法
  13. 前記コア本体は、焼結フェライト材料から形成される、請求項から12のいずれか1項に記載の方法
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の方法を実施するための位置合わせ装置であって、
    前記位置合わせ装置は、キャッチピンのように構成された係合要素を含み、前記キャッチピンはコア本体のそれぞれの位置合わせ凹部に係合するように構成されている、位置合わせ装置。
  15. 誘導素子用の磁気コアを作製するときにコア本体同士を接着するための接着装置であって、
    前記接着装置は、請求項14に記載の位置合わせ装置を含む、接着装置。
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