JP5979091B2 - レーザ加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザ加工装置に関する。
従来より、レーザ光を被加工物に照射し、微細溝または微細孔等の加工を行うレーザ加工装置が知られている。レーザ加工では、パルス状に発振されるレーザ光(以下「パルス光」という)を被加工物に照射したときのレーザアブレーションにより、被加工物から加工飛散物(以下「デブリス」という。)が発生する。
特許文献1に記載のレーザ加工装置は、被加工物にパルス光が照射された加工部の周囲にアシストガスによる旋回流を発生させ、レーザ加工時に飛散したデブリスをアシストガスとともにノズルに吸引している。このとき、比較的質量の大きい液状のデブリスは、遠心力により旋回流の外側へ移動し、次に照射されるパルス光の光路から除外される。
特開2004−337947号公報
ところで、レーザ加工装置に使用するパルス光のパルス幅を例えば10ピコ秒以下の超短パルスとした場合、レーザ加工時に飛散するデブリスが粒子の小さい粉状になり、高速で移動する。この場合、特許文献1に記載の技術では、デブリスが移動するエネルギに対し、デブリスを吸引するエアのエネルギが小さいので、ノズルにデブリスを吸引することが困難になる。ノズルに回収されなかったデブリスが、次に照射されるパルス光の光路に存在すると、そのデブリスがパルス光のエネルギを吸収し、加工効率が低下するという問題が生じる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、レーザ加工を高効率に行うことの可能なレーザ加工装置を提供することを目的とする。
本発明は、レーザ加工装置において、レーザ発振手段が発振したパルス光を主パルスと副パルスに分岐し、主パルスが被加工物に照射される形状を円形とし、副パルスが被加工物に照射される形状を前記円形の外側を囲う環状とし、副パルスの照射時刻を遅延して被加工物に照射することを特徴とする。
主パルスが被加工物に照射されると、被加工物の分解、蒸発によってデブリスの飛散と共に上昇気流が生じ、また、被加工物の加工部近傍に負圧が生じる。それにより、副パルスの照射によって被加工物から飛散するデブリスを、主パルスが照射された加工進行方向後側へ引き寄せることが可能である。そのため、レーザ発振手段により次のパルス光が被加工物に照射されるとき、そのパルス光の光路に先のパルス光により生じたデブリスがほとんど存在することなく、パルス光のエネルギを被加工物に確実に伝えることができる。したがって、レーザ発振手段から発振される光のエネルギ損失が低減され、レーザ加工の加工効率を高めることができる。
なお、加工進行方向とは、被加工物の加工面に複数のパルス光が順に照射され、レーザ加工が加工面上を進行してゆく方向をいう。
本発明の第1実施形態によるレーザ加工装置の構成図である。 本発明の第1実施形態によるレーザ加工工程のフローチャートである。 本発明の第1実施形態によるパルス光のタイムチャートである。 本発明の第1実施形態によるレーザ加工工程の模式図である。 比較例のレーザ加工工程の模式図である。 本発明の第2実施形態によるレーザ加工装置の構成図である。 本発明の第2実施形態によるレーザ加工工程のフローチャートである。 本発明の第2実施形態によるレーザ加工工程の模式図である。 本発明の第3実施形態によるレーザ加工装置の構成図である。 本発明の第3実施形態によるレーザ加工工程のフローチャートである。 本発明の第3実施形態によるレーザ加工工程の模式図である。 本発明の第4実施形態によるレーザ加工工程の模式図である。 本発明の第5実施形態によるレーザ加工工程の模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態を図1から図4に示す。本実施形態によるレーザ加工装置1は、金属または半導体などの被加工物2にレーザ光を照射し、レーザアブレーションによって被加工物2に微細溝または微細孔の加工を行うものである。
図1に示すように、レーザ加工装置1は、レーザ発振部10、パルス分岐部11、エネルギ分布変換部12,121、パルス位置ずらし部13、パルス遅延部14、ビーム走査部15、集光レンズ16及び制御部17などを備えている。
なお、本実施形態におけるレーザ発振部10、パルス分岐部11、エネルギ分布変換部12,121、パルス位置ずらし部13及びパルス遅延部14は、それぞれ特許請求の範囲に記載の「レーザ発振手段」、「パルス分岐手段」、「エネルギ分布変換手段」、「パルス位置ずらし手段」及び「パルス遅延手段」の一例に相当する。
レーザ発振部10は、パルス幅が例えば10ピコ秒以下の超短パルス光を、例えば10ナノ秒から10マイクロ秒の一定周期で発振するものである。レーザ発振部10は、例えば光共振器および光増幅器などから構成される。レーザ発振部10から発振されたパルス光は、パルス分岐部11に入射する。
パルス分岐部11は、パルス光を2個のパルス光に分岐する。パルス分岐部11は、例えば光の何割かを透過し残りの光を反射するハーフミラーなどから構成される。本実施形態では、分岐したパルス光の一方を主パルスといい、他方を副パルスという。主パルスと副パルスはそれぞれエネルギ分布変換部12,121に入射する。
なお、図1では、パルス光、主パルス及び副パルスの経路を各部10,11,12,11,13,14,15を接続した実線で示している。
エネルギ分布変換部12,121は、主パルス及び副パルスのエネルギ分布を変換し、主パルス及び副パルスが被加工物2に照射される形状を種々の形状に変えることが可能である。第1実施形態では、主パルスのエネルギ分布を変換する第1のエネルギ分布変換部12は、主パルスが被加工物2に照射される形状を、加工進行方向に対して垂直な線を直径とした加工進行方向後側に膨らむ半円形状とする。一方、副パルスのエネルギ分布を変換する第2のエネルギ分布変換部121は、副パルスが被加工物2に照射される形状を、加工進行方向に対して垂直な線を直径とした加工進行方向前側に膨らむ半円形状とする。
第1のエネルギ分布変換部12により半円形状となった主パルスは、ビーム走査部15に入射する。一方、第2のエネルギ分布変換部121により半円形状となった副パルスは、パルス位置ずらし部13に入射する。
パルス位置ずらし部13は、副パルスの照射位置が主パルスの照射位置に対して加工進行方向前側となるように副パルスの光路をずらす。また、パルス位置ずらし部13は、副パルスの直径と主パルスの直径とが被加工物上で合わさるように副パルスの光路をずらす。これにより、主パルスの照射位置が加工進行方向後側となり、副パルスの照射位置が加工進行方向前側となる。また、主パルスと副パルスとは、被加工物上で合わさると、円形になる。パルス位置ずらし部13によって光路がずらされた副パルスは、パルス遅延部14に入射する。
なお、本実施形態では、パルス位置ずらし部13は、副パルスの光路をずらすものとしたが、他の実施形態として、パルス位置ずらし部13は、主パルスの光路をずらすものとしてもよい。この場合、パルス位置ずらし部13は、副パルスの照射位置に対して主パルスの照射位置が加工進行方向後側となるように主パルスの光路をずらす。
パルス遅延部14は、副パルスが被加工物2に照射される時刻を、主パルスが被加工物2に照射された時刻後から、次にレーザ発振部10から発振されるパルス光を分岐した主パルスが被加工物2に照射される時刻前までの時間内で遅延する。
パルス遅延部14により照射時刻が遅延された副パルスは、ビーム走査部15に入射する。
ビーム走査部15は、例えばガルバノスキャナであり、そこに入射した主パルスと副パルスを共に反射鏡によって反射し、被加工物2の加工位置に向けて照射する。ビーム走査部15の反射鏡と被加工物2との間に設けられた集光レンズ16は、ビーム走査部15から照射される主パルスと副パルスを被加工物2の加工位置に集光する。被加工物2の加工位置では、プラズマの発生とともに表面の構成物質が分子、原子、クラスタ等となって爆発的に放出される。これにより、被加工物2の加工位置に、例えば直径数十〜数百μmの微細溝または微細孔の加工が行われる。このレーザ加工時には、被加工物2が加工された箇所から粒子の小さい粉状のデブリスが飛散する。
図1では、ビームの走査方向を矢印Aで示し、デブリスの主な飛散方向を矢印Bで示している。上述したレーザ加工装置1の構成により、デブリスの主な飛散方向Bは、ビームの走査方向Aに対して反対側となる。
制御部17は、コンピュータなどから構成され、上述したレーザ発振部10、パルス分岐部11、エネルギ分布変換部12,121、パルス位置ずらし部13、パルス遅延部14及びビーム走査部15などを駆動制御する。なお、図1では、制御部17から出力される信号の信号線を破線で示している。
レーザ加工装置1による被加工物2の加工方法を図2のフローチャートを参照して説明する。
図2では、ステップを「S」と表記する。1ショット目のパルス光を「1stパルス光」と表記し、2ショット目のパルス光を「2ndパルス光」と表記する。また、1ショット目のパルス光を分岐した主パルスを「1st主パルス」と表記し、1ショット目のパルス光を分岐した副パルスを「1st副パルス」と表記する。
先ず、被加工物2を図示しない載置台などに設置し、レーザ加工を開始する。
ステップ10で、レーザ発振部10は、1ショット目のパルス光を発振する。
ステップ11で、パルス分岐部11が、1ショット目のパルス光を主パルスと副パルスに分岐する。
ステップ12で、エネルギ分布変換部12,121が、主パルスと副パルスの形状をそれぞれ変える。本実施形態の主パルスと副パルスの形状は、上述したように、形状加工進行方向に対して垂直な線を直径とした、互いに向き合う半円形状である。
ステップ13で、パルス位置ずらし部13が、副パルスの照射位置が主パルスの照射位置に対し加工進行方向前側となるように副パルスの光路をずらす。詳細には、パルス位置ずらし部13は、主パルスにより被加工物2から生じる上昇気流及び負圧が、副パルスによって被加工物2から飛散するデブリスを引き寄せることが可能な程度に副パルスの光路をずらす。本実施形態では、パルス位置ずらし部13は、主パルスの半円形状の直径と副パルスの半円形状の直径とが合わさり全体として円形になるように副パルスの光路をずらす。
ステップ14で、パルス遅延部14が、副パルスが被加工物2に照射される時刻を遅延する。詳細には、パルス遅延部14は、主パルスによって被加工物2から上昇気流及び負圧が発生し消滅するまでの時間内に、被加工物2から副パルスによるデブリスが生じるように、副パルスの時間遅延を行う。
図3に示すように、本実施形態では、主パルスが被加工物2に照射される時刻t1と、副パルスが被加工物2に照射される時刻t2との差は例えば3ピコ秒である。即ち、パルス遅延部14は、副パルスの照射時刻を例えば3ピコ秒遅延する。なお、上述したように、パルス遅延部14は、副パルスの照射時刻を、主パルスが被加工物2に照射される時刻t1後から、次のショットの主パルスが被加工物2に照射される時刻t3前までの時間内で遅延すればよい。
図2に示すように、ステップ15で、ビーム走査部15から被加工物2の加工位置に向けて主パルスが照射される。続いてステップ16で、ビーム走査部15から被加工物2の加工位置に向けて副パルスが照射される。
その後、ステップ17で、レーザ発振部10が2ショット目のパルス光を発振する。
ステップ18で、2ショット目のパルス光、及びそれに続いてレーザ発振部10が発振する全てのパルス光について、上述したステップ10からステップ16までの処理が行われる。これにより、被加工物2にレーザ加工が行われる。
レーザ加工が行われるときの被加工物2の加工部の様子を図4を参照して説明する。
図4(A)から(E)では、被加工物2の側視による断面模式図を上段に示し、被加工物2の上視による平面模式図を下段に示す。なお、下段の各図では、レーザ光が照射された箇所を白抜きの半円形状で示し、被加工物2が加工された箇所をハッチで示す。また、図4の一点鎖線は、主パルスと副パルスの境界を示すものである。
なお、図4では、nショット目の主パルスをP1、nショット目の副パルスをP2、n+1ショット目の主パルスをP3として示す。このnは自然数である。また、(A)の上段と下段のみに、レーザ加工の加工進行方向を矢印Aで示す。
まず、(A)に示すように、nショット目の主パルスP1が被加工物2に照射される。すると、(B)に示すように、主パルスが照射された箇所の被加工物2が主パルスP1のエネルギにより加工される。この際、被加工物2が分解され、上昇気流によりデブリスが飛散し、それと共に被加工物2が加工された部分に負圧が発生する。図4では、デブリスをDで示し、上昇気流を矢印Uで示し、負圧を矢印Nで示す。
被加工物2が例えば金属の場合、(A)から(B)の状態に移行する時間は約3ピコ秒である。
その後、(C)に示すように、nショット目の副パルスP2が被加工物2の加工位置に照射される。すると、(D)に示すように、副パルスP2が照射された箇所の被加工物2が副パルスのエネルギにより加工される。この際、副パルスP2のエネルギにより被加工物2が分解され、上昇気流と共に飛散するデブリスは、主パルスP1によって生じた上昇気流U及び負圧Nに引き寄せられる。(D)では、副パルスP2によって生じたデブリスの飛散方向を矢印Bで示し、そのデブリスを破線B´で示す。
つまり、主パルスP1は加工進行方向後側に照射され、副パルスP2は加工進行方向前側に照射される。そのため、副パルスP2によって生じたデブリスB´は、主パルスP1によって生じた上昇気流U及び負圧Nにより、矢印Bに示すように加工進行方向後側に引き寄せられることになる。
次に、(E)に示すように、n+1ショット目の主パルスP3がnショット目の副パルスP2が照射された位置に一部が重なるように照射される。このとき、副パルスP2のエネルギにより生じたデブリスB´は、加工進行方向後側に引き寄せられているので、n+1ショット目の主パルスP3の光路にデブリスはほとんど存在しない。したがって、n+1ショット目の主パルスP3のエネルギは、デブリスによって遮られることなく、被加工物2に確実に伝えられる。
ここで、比較例のレーザ加工装置によるレーザ加工の加工部の様子を図5を参照して説明する。
比較例のレーザ加工装置は、第1実施形態で説明したパルス分岐部11、エネルギ分布変換部12,121、パルス位置ずらし部13、及びパルス遅延部14を備えていないものとする。
なお、図5では、nショット目のパルス光をQ1、n+1ショット目のパルス光をQ2として示す。また、図5の一点鎖線は、パルス光の中心を示すものである。
まず、(A)に示すように、nショット目のパルス光Q1が被加工物2の加工位置に照射される。すると、(B)に示すように、パルス光Q1が照射された箇所の被加工物2がそのエネルギにより加工される。そして、(C)に示すように、上昇気流と共にデブリスが飛散する。
次に、(D)に示すように、n+1ショット目パルス光Q2が、nショット目のパルス光Q1が照射された位置の加工進行方向前側の一部に重なるように照射される。このとき、nショット目のパルス光Q1により生じたデブリスは、n+1ショット目のパルス光Q2の光路に存在する。そのため、n+1ショット目のパルス光Q2のエネルギは、そのデブリスに吸収されることが懸念される。
これに対し、第1実施形態では、以下の作用効果を奏する。
(1)第1実施形態では、レーザ加工装置1は、レーザ発振部10により照射されたパルス光を主パルスと副パルスに分岐し、主パルスの照射位置に対し副パルスの照射位置を加工進行方向前側へずらし、副パルスの照射時刻を遅延して被加工物2に照射する。
これにより、nショット目の主パルスによって生じた上昇気流及び負圧によって、nショット目の副パルスによって飛散するデブリスを加工進行方向後側へ引き寄せることが可能である。そのため、n+1ショット目の主パルス光が照射されるとき、その主パルスの光路にnショット目の副パルスにより飛散したデブリスがほとんど存在することなく、その主パルスのエネルギを被加工物2に確実に伝えることができる。したがって、レーザ発振部10から発振されるパルス光のエネルギ損失が低減され、レーザ加工の加工効率を高めることができる。
(2)第1実施形態では、パルス位置ずらし部13は、主パルスによって被加工物2から生じる上昇気流及び負圧により、副パルスによって被加工物2から飛散するデブリスが引き寄せられることが可能な程度に副パルスの位置をずらす。
これにより、主パルスによって被加工物2から生じる上昇気流及び負圧を利用し、副パルスによって生じるデブリスを加工進行方向後側へ移動することができる。
(3)第1実施形態では、パルス遅延部14は、主パルスによって被加工物2から上昇気流及び負圧が発生し消滅するまでの時間内に、被加工物2から副パルスによるデブリスが生じるように、副パルスの時間遅延を行う。
これにより、主パルスによって被加工物2から生じる上昇気流及び負圧を利用し、副パルスによって生じるデブリスを加工進行方向後側へ移動することができる。
(4)第1実施形態では、パルス遅延部14は、副パルスに3ピコ秒以上の時間遅延を行う。
一般に、被加工物2が金属の場合、被加工物2にレーザ光を照射した3ピコ秒後に被加工物2から上昇気流及び負圧が発生する。そのため、副パルスに3ピコ秒以上の時間遅延を行うことで、主パルスによる上昇気流及び負圧を利用し、副パルスによって生じるデブリスを加工進行方向後側へ移動することができる。
(5)第1実施形態では、エネルギ分布変換部12,121は、主パルスと副パルスが被加工物2に照射される形状を、直径が互いに重なる半円形状にする。
これにより、主パルスと副パルスとが接触する面が広くなる。そのため、副パルスによって飛散するデブリスに対し、主パルスによる上昇気流または負圧が強く作用する。したがって、副パルスによって生じるデブリスを、加工進行方向後側へ確実に移動することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態を図6から図8に示す。以下、複数の実施形態において上述した第1実施形態と実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態では、図6に示すように、レーザ加工装置1は、エネルギ分布変換部を備えていない。そのため、主パルス及び副パルスが被加工物2に照射される形状は共に円形である。
レーザ加工装置1による被加工物2の加工方法は、図7に示すように、第1実施形態で説明したステップ12が廃止されている。
レーザ加工による被加工物2の加工部の様子を、図8(A)から(E)に示す。
(A)、(C)及び(E)に示すように、主パルスP1、P3及び副パルスP2は共に円形である。
(D)の矢印Bに示すように、nショット目の主パルスP1によって生じた上昇気流U及び負圧Nによって、nショット目の副パルスP2によって飛散するデブリスB´は加工進行方向後側へ引き寄せられる。
これにより、(E)に示すように、n+1ショット目の主パルスP3が照射されるとき、その主パルスP3の光路にnショット目の副パルスP2により飛散したデブリスB´はほとんど存在しない。そのため、n+1ショット目の主パルスP3のエネルギは、被加工物2に確実に伝わる。したがって、第2実施形態は、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態を図9から図11に示す。第3実施形態では、レーザ加工装置1は、パルス分岐部11が、レーザ発振部10が発振したパルス光を4個のパルス光に分岐する。4個のパルス光は、それぞれエネルギ分布変換部121,122,123,124に入射する。
エネルギ分布変換部121,122,123,124は、4個のパルス光のエネルギ分布を変換し、4個のパルス光が被加工物2に照射される形状を、それぞれ中心角が90°の扇形とする。
パルス位置ずらし部131,132,133,134は、4個のパルス光の照射位置を、4個のパルス光が組み合わされて被加工物2に照射されたときの形状が円形となるようにずらす。
パルス遅延部141,142,143,144は、加工進行方向最後部から最前部に位置する4個のパルス光を、順に主パルス、副パルスA,副パルスB,副パルスCとして、この順に被加工物2に照射されるように時間遅延する。つまり、主パルスの時間遅延は行わず、副パルスAの遅延時間よりも副パルスBの遅延時間を長くし、副パルスBの遅延時間よりも副パルスCの遅延時間を長くする。
ビーム走査部15は、主パルスと副パルスA,B,Cを被加工物2の加工位置に向けて照射する。図11では、主パルスと副パルスA,B,Cが被加工物2に照射される位置を、それぞれ「M」,「SA」,「SB」,「SC」として示している。図11において、被加工物2が加工された箇所をハッチで示す。また、レーザ加工の加工進行方向は、矢印Rから矢印Fへ方向転換するものとする。
このとき、主パルスは、加工進行方向最後部に位置し、副パルスCは加工進行方向最前部に位置する。これにより、加工進行方向後側に照射される主パルスと副パルスA,Bによる上昇気流及び負圧を利用し、加工進行方向前側に照射される副パルスCにより飛散するデブリスを、加工進行方向後側へ引き寄せることができる。
レーザ加工装置1による被加工物2の加工方法を図10を参照して説明する。
先ず、ステップ20で、レーザ発振部10は、1ショット目のパルス光を発振する。
ステップ21で、パルス分岐部11が、1ショット目のパルス光を4個のパルス光に分岐する。
ステップ22で、エネルギ分布変換部121,122,123,124が、4個のパルス光の形状をそれぞれ扇形に変える。
ステップ23で、パルス位置ずらし部131,132,133,134が、4個のパルス光が被加工物2の照射位置で組み合わさると円形となるように、4個のパルス光の光路をずらす。
ステップ24で、パルス遅延部141,142,143,144が、加工進行方向最後部から最前部に位置する4個のパルス光を、順に主パルス、副パルスA,副パルスB,副パルスCとして、主パルスの時間遅延は行わず、副パルスA,B,Cの遅延時間をそれぞれ行う。
ステップ25からステップ28で、ビーム走査部15から被加工物2の加工位置に向けて、主パルス、副パルスA,B,Cの順に照射される。
その後、ステップ29で、レーザ発振部10が2ショット目のパルス光を発振する。ステップ30で、2ショット目のパルス光、及びそれに続いてレーザ発振部10が発振する全てのパルス光について、上述したステップ21からステップ28までの処理が行われる。
第3実施形態では、以下の作用効果を奏する。
(1)第3実施形態では、パルス分岐部11は、レーザ発振部10が発振したパルス光を主パルスと3個の副パルスA,B,Cに分岐する。これにより、特にレーザ加工装置1がレーザ加工の進行方向を変えるとき、最後に照射される副パルスCによって生じるデブリスを、それ以前に照射された主パルス及び副パルスA,Bによる上昇気流及び負圧を利用し、加工進行方向後側へ引き寄せることができる。
(2)第3実施形態では、主パルスが被加工物2に照射される位置は、nショット目における加工進行方向の最後部である。
これにより、レーザ加工の進行方向を変えるとき、副パルスA,B,Cによって生じるデブリスを、主パルスが照射された加工進行方向最後部側へ移動することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態を図12に示す。第4実施形態では、エネルギ分布変換部12,121は、主パルス及び副パルスに対し、加工進行方向後側のエネルギが大きく、加工進行方向前側のエネルギが小さくなるようエネルギ勾配を与える。
レーザ加工が行われるときの被加工物2の加工部の様子を図12を参照して説明する。
(A)に示すように、nショット目の主パルスP1が被加工物2の加工位置に照射される。すると、(B)に示すように、被加工物2は、主パルスが照射された箇所が加工される。この際、主パルスのエネルギは加工進行方向後側が大きいので、被加工物2は、加工進行方向後側が大きく加工される。そのため、加工進行方向後側の上昇気流Uが大きくなる。
その後、(C)に示すように、nショット目の副パルスP2が被加工物2に照射される。すると、(D)に示すように、副パルスが照射された箇所が加工される。この際、矢印Bに示すように、副パルスのエネルギにより被加工物2から飛散するデブリスB´は、主パルスP1によって生じた上昇気流U及び負圧Nにより、加工進行方向後側へ大きく引き寄せられる。
次に、(E)に示すように、n+1ショット目の主パルスP3がnショット目の副パルスP2が照射された位置に一部が重なるように照射される。このとき、n+1ショット目の主パルスP3の光路にデブリスはほとんど存在しない。したがって、n+1ショット目の主パルスP3のエネルギは、被加工物2に確実に伝えられる。
第4実施形態では、エネルギ分布変換部12,121は、加工進行方向後側のエネルギが大きく、加工進行方向前側のエネルギが小さくなるよう、主パルス及び副パルスにエネルギ勾配を与える。
これにより、主パルスによって生じる上昇気流U及び負圧Nは、加工進行方向後側が大きくなる。そのため、副パルスによって生じたデブリスは、加工進行方向後側へ大きく移動し、加工進行方向前側から遠ざかる。したがって、次のショットの主パルスの光路にデブリスがほとんど存在しなくなり、そのパルス光のエネルギを被加工物2に確実に伝えることができる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態を図13に示す。第5実施形態では、エネルギ分布変換部12,121は、主パルスが被加工物2に照射される形状を円形とする。また、エネルギ分布変換部12,121は、副パルスが被加工物2に照射される形状を、主パルスによる円形の外側を囲う環状とする。
レーザ加工が行われるときの被加工物2の加工部の様子を図13を参照して説明する。
(A)に示すように、nショット目の主パルスP1が被加工物2に照射される。すると、(B)に示すように、被加工物2は、主パルスP1が照射された箇所が加工される。この際、上昇気流UによりデブリスDが飛散し、それと共に負圧Nが発生する。
その後、(C)に示すように、nショット目の副パルスP2が、主パルスP1が照射された円形の外側にドーナツ状に照射される。すると、(D)に示すように、副パルスP2が照射された箇所が加工される。この際、副パルスP2のエネルギにより被加工物2から飛散するデブリスB´は、矢印Bに示すように、主パルスP1によって生じた上昇気流U及び負圧Nにより、中央部に引き寄せられる。
次に、(E)に示すように、n+1ショット目の主パルスP3がnショット目の副パルスP2が照射された位置に一部が重なるように照射される。このとき、n+1ショット目の主パルスP3の光路にデブリスはほとんど存在しない。したがって、n+1ショット目の主パルスP3のエネルギは、被加工物2に確実に伝えられる。
第5実施形態では、エネルギ分布変換部12,121は、主パルスが被加工物2に照射される形状を円形とし、副パルスが被加工物2に照射される形状を、主パルスによる円形の周りを囲うドーナツ状とする。
これにより、副パルスによって生じるデブリスは、主パルスよって生じた上昇気流及び負圧により、中央部へ移動する。したがって、次のショットの主パルスの光路にデブリスがほとんど存在しなくなり、そのパルス光のエネルギを被加工物2に確実に伝えることができる。
(他の実施形態)
上述した実施形態では、レーザ加工装置1は、パルス分岐部11が分岐した主パルスと副パルスを、エネルギ分布変換部12,121−124、パルス位置ずらし部13,131−134、パルス遅延部14,141−144の順に処理した。これに対し、他の実施形態では、レーザ加工装置は、主パルスと副パルスを、エネルギ分布変換部とパルス位置ずらし部とパルス遅延部により、どのような順で処理してもよい。
上述した実施形態では、レーザ加工装置1は、パルス分岐部11、エネルギ分布変換部12,121−124、パルス位置ずらし部13,131−134、パルス遅延部14,141−144をそれぞれ別の構成とした。これに対し、他の実施形態では、レーザ加工装置1は、パルス分岐部とエネルギ分布変換部とパルス位置ずらし部とパルス遅延手段を一体で構成してもよい。
上述した第3実施形態では、パルス分岐部11は、レーザ発振部10が発振したパルス光を主パルスと3個の副パルスA,B,Cに分岐した。これに対し、他の実施形態では、パルス分岐部11は、レーザ発振部10が発振したパルス光を主パルスと2個以上の副パルスに分岐してもよい。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記複数の実施形態を組み合わせることに加え、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・レーザ加工装置
10・・・レーザ発振部(レーザ発振手段)
11・・・パルス分岐部(パルス分岐手段)
13,131−134・・・パルス位置ずらし部(パルス位置ずらし手段)
14,141−144・・・パルス遅延部(パルス遅延手段)

Claims (2)

  1. 被加工物(2)に光を照射してレーザ加工を行うレーザ加工装置(1)において、
    パルス光を発振するレーザ発振手段(10)と、
    レーザ発振手段により照射されたパルス光を主パルスと副パルスに分岐するパルス分岐手段(11)と、
    副パルスが被加工物に照射される時刻を、主パルスが被加工物に照射された時刻後から、次のパルス光を分岐した主パルスが被加工物に照射される時刻前までの時間内で遅延するパルス遅延手段(14)と、
    主パルスが被加工物に照射される形状を円形とし、副パルスが被加工物に照射される形状を前記円形の外側を囲う環状とするエネルギ分布変換手段(12,121)と、を備えることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. パルス遅延手段は、副パルスに3ピコ秒以上の時間遅延を行うことを特徴とする請求項に記載のレーザ加工装置。
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