JP5979057B2 - スライドレール - Google Patents

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Description

本発明は、スライドレールに関する。詳しくは、乗物用シートをフロアに対してスライド可能な状態に連結するスライドレールに関する。
従来、車両用シートのスライドレールとして、車両用シートに連結されたアッパレールがフロア上に設けられたロアレールに対して前後スライド可能に組み付けられて構成されたものが知られている(特許文献1)。上記スライドレールには、更に、ロアレール上に異物が落ち込んだ際に、アッパレールをスライドさせる動きによって、異物をロアレール上の障害物(締結ボルトの頭部)と干渉させることなく外部へ排出させられるように案内する滑り台状の斜面を有したガイド部材が設けられている。上記ガイド部材は、ロアレールの底面部上に嵌め込まれて設置されている。
特開2008−265723号公報
しかし、上記従来技術では、ガイド部材のロアレールに対する嵌め込み方向とアッパレールのスライド方向とが同じ方向となっているため、アッパレールのスライドによってガイド部材が外れやすい構成となっている。本発明は、上記問題を解決するものとして創案されたものであって、本発明が解決しようとする課題は、異物排出用のガイド部材を、スライドレールに対して、簡便かつ外れにくい状態に取り付けられるようにすることにある。
上記課題を解決するために、本発明のスライドレールは次の手段をとる。
第1の発明は、乗物用シートをフロアに対してスライド可能な状態に連結するスライドレールであって、フロア上に取り付けられるロアレールと、ロアレールにスライド可能な状態に組み付けられて乗物用シートに取り付けられるアッパレールと、ロアレールの底面部上に取り付けられて同底面部上に落ち込んだ異物をスライド方向への移送によって底面部上から押し上げ方向に排出するように案内する傾斜面を有したガイド部材と、を有する。ガイド部材は、そのスライド方向の中間部に形成された係合部がロアレールの底面部に形成された被係合部にスライド方向とは垂直な方向に押し込まれて弾性的に引掛けられて抜け止めされた状態に係合することにより、ロアレールの底面部上に取り付けられる構成とされている。更に、上記ガイド部材の傾斜面の直下領域と、ロアレールの底面部と、の間に、係合部が被係合部に押し込まれて係合する動きに併せて互いに押し込まれて嵌合する凹凸の嵌合構造が形成されている。
この第1の発明によれば、ガイド部材をロアレールの底面部上に押し付ける簡単な操作によってガイド部材をロアレールの底面部に外れにくい状態に取り付けることができる。詳しくは、上記押し込みによってロアレールの被係合部に弾性的に引掛けられて抜け止めされる係合部が、ガイド部材のスライド方向の中間部に形成されていることにより、端部に形成されている場合と比べて、ガイド部材がロアレールに対して横振れしにくい状態に取り付けられた状態となる。また、ガイド部材とロアレールの底面部との間に形成される凹凸の嵌合構造が、ガイド部材の傾斜面の直下領域に形成されていることにより、異物排出用の案内面として機能する傾斜面のガタ付きが良好に抑えられるようになる。このように、異物排出用のガイド部材を、スライドレールに対して、簡便かつ外れにくい状態に取り付けることができる。
第2の発明は、上述した第1の発明において、次の構成となっているものである。ガイド部材に、傾斜面の立ち上がり始めの領域の横幅を広げる拡張部が形成されており、凹凸の嵌合構造が、上記拡張部によって横幅が拡張されたガイド部材の傾斜面の直下領域とロアレールの底面部との間に形成されている。
この第2の発明によれば、ガイド部材に形成された拡張部により、異物排出用の案内面が拡張されると共に、凹凸の嵌合構造が形成される傾斜面の近傍部の構造強度が高められるため、ガイド部材をスライドレールに対してより外れにくい状態に取り付けることができる。
実施例1のスライドレールが適用されたシートの概略構成を示した斜視図である。 スライドレール全体の斜視図である。 スライドレールの平面図である。 スライドレールの側面図である。 図4のV-V線断面図である。 ガイド部材の斜視図である。 ガイド部材の側面図である。 ガイド部材をスライドレールに装着した状態を表した側面図である。 ガイド部材をスライドレールに装着した状態を表した正面図である。 ガイド部材をスライドレールに装着した状態を表した底面図である。 スライドレール上に異物が落ち込んだ状態を表した側面図である。 アッパレールのスライドにより異物をガイド部材上に押し上げた状態を表した側面図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。
始めに、実施例1のスライドレール10の構成について、図1〜図12を用いて説明する。本実施例のスライドレール10は、図1に示すように、自動車の助手席として構成されたシート1とフロアFとの間に左右一対で設けられており、シート1のフロアFに対する位置を前後方向に調節できるようにする構成となっている。ここで、シート1は、着座乗員の背凭れとなるシートバック2と、着座部となるシートクッション3と、を備えて構成されている。シートバック2は、その左右両サイドの下端部が、シートクッション3の左右両サイドの後端部に連結されて支持された状態とされている。また、シートクッション3は、その底面部が、上述した左右一対のスライドレール10を間に介して、フロアF上に前後スライド可能な状態に連結されて支持された状態とされている。
上述した各スライドレール10は、常時はそれらのスライド動作がロックされた状態に保持されており、着座者がシートクッション3の前下部に設けられたU字状のループハンドル14の中央操作部14Aを引き上げる操作を行うことによって、前後スライド可能な状態に切り替えられるようになっている。また、各スライドレール10は、上述したループハンドル14の引き上げられた状態が解除されることにより、附勢によってスライドロックされた状態に戻されるようになっている。このような動作によって、各スライドレール10は、シート1をフロアFに対して前後方向にスライドさせたり、スライドさせた各位置に固定したりすることができるようになっている。
以下、上述した各スライドレール10の具体的な構成について図2〜図12を用いて詳しく説明していく。各スライドレール10は、図2〜図4に示すように、それぞれ、フロアF上に取り付けられたロアレール11と、シートクッション3の下部に取り付けられたアッパレール12と、これらレール11,12間のスライドをロックするロック機構13と、ロアレール11上に取り付けられたガイド部材20と、を有して構成されている。ガイド部材20は、詳しくは後述するが、図11〜図12に示すように、上述したロアレール11の底面部11A上にライター等の異物Liが落ち込んだ際に、この異物Liをアッパレール12の後方スライドに伴ってロアレール11上の障害物(締結ボルトの頭部11E)と干渉させることなく、この障害物(締結ボルトの頭部11E)と干渉しない後方側領域にスムーズに排出させられるように、異物Liの排出移動の案内をする構成となっているものである。
ロアレール11は、車両の前後方向に長尺な1枚の鋼板材が短手方向に所々に折り曲げ加工されて形成されたものであり、前後側の各端部がそれぞれレッグ11Lを介してフロアF上にボルト締結されて一体的に固定された状態として設けられている。上記ロアレール11は、その横断面形状が長手方向に略一様となるレール形状に形成されている。具体的には、ロアレール11は、図5に示すように、フロアF上に上方側に面を向けて設置される底面部11Aと、底面部11Aの左右両側部から上方側に延びて互いに内向する側に逆U字状に曲げ返されて延びる左右一対のロア側ひれ部11B,11Cと、を有する横断面形状に形成されている。また、図3〜図4に示すように、上述したロアレール11の後端部には、同後端部の形状に沿って嵌め込まれる樹脂製のキャップ11Dが後から嵌め込まれて装着されている。このキャップ11Dによって、ロアレール11の後端部が、外部に対して角を立たせないように保護された状態とされている。
アッパレール12は、図2〜図4に示すように、上述したロアレール11と同様に、車両の前後方向に長尺な1枚の鋼板材が短手方向に所々に折り曲げ加工されて形成されたものである。上述したアッパレール12は、上述したロアレール11の長手方向のどちらか一方側の開口端部からロアレール11内に差し込まれることにより、ロアレール11に対して長手方向にスライド可能な状態に組み付けられるようになっている。具体的には、アッパレール12は、図5に示すように、上述したロアレール11の左右のロア側ひれ部11B,11Cの間の隙間11Fを通って高さ方向に形状が延びる左右一対の縦面部12Aと、これら縦面部12Aの上端部間に架け渡される形で延びる上面部12Bと、各縦面部12Aの下端部から互いに相反する外向きにU字状に反り上がるように曲げ返されて延びる左右一対のアッパ側ひれ部12C,12Dと、を有する横断面形状に形成されている。
上述したアッパレール12は、上述したロアレール11に対し、そのU字状に曲げ返された左右各側のアッパ側ひれ部12C,12Dが、ロアレール11の逆U字状に曲げ返された左右各側のロア側ひれ部11B,11Cの内側にそれぞれ掛かり合うように長手方向に差し込まれて組み付けられている。このように差し込まれていることにより、アッパレール12は、ロアレール11に対して、上述した左右の各アッパ側ひれ部12C,12Dとロア側ひれ部11B,11Cとの掛かり合い構造によって、ロアレール11の底面部11Aにより下方側から支持されると共に、上方側に外れ止め(剥離防止)された状態に組み付けられるようになっている。
上述したアッパレール12の左右のアッパ側ひれ部12C,12Dの両外側の底部と、ロアレール11の底面部11Aの両外側の角部と、の間には、それぞれ、転動体となる複数の鋼球を備えたベアリング(図示省略)が複数介在して設けられている。また、アッパレール12の左右のアッパ側ひれ部12C,12Dの各上部と、ロアレール11の左右のロア側ひれ部11B,11Cの両内側の上角部と、の間にも、それぞれ、転動体となる複数の鋼球を備えた図示しないベアリングが複数介在して設けられている。これらベアリングの配設により、アッパレール12は、ロアレール11に対して、上下左右等の各横断面方向に大きくガタ付くことなく、前後方向にスムーズにスライドすることができるように支えられた状態とされている。
また、図3〜図4に示すように、上述したアッパレール12の前後側の各端部には、樹脂製のキャップ12Eが後から嵌め込まれて装着されている。これらキャップ12Eによって、アッパレール12の前後側の各端部が、外部に対して角を立たせないように保護された状態とされている。なお、図11〜図12に示すように、アッパレール12の後端部に嵌め込まれるキャップ12Eは、アッパレール12のスライド時に、後述するロアレール11の底面部11A上に設置されたガイド部材20と干渉しないように、ガイド部材20を中に通せるようにする通し孔12E1が一部貫通して形成された形状とされている。
続いて、ロック機構13の構成について説明する。ロック機構13は、図5に示すように、上述したアッパレール12の上面部12Bに設けられた取付板12F上に取り付けられて設けられている。具体的には、ロック機構13は、上述した取付板12Fに回転軸13Bによって回転可能な状態に枢着された爪部材13Aと、爪部材13Aと取付板12Fとの間に掛着されて爪部材13Aに対してロック作動方向(図示反時計回り方向)の回転附勢力をかけるトーションスプリング13Cと、を有して構成されている。上述した爪部材13Aは、常時は、上述したトーションスプリング13Cから受ける図示反時計回り方向の回転附勢力によって、その爪先に形成された3本のロック爪13A1をアッパレール12の縦面部12Aとアッパ側ひれ部12Cとに貫通して形成された3つの通し孔12C1内に通し入れた状態に保持されるようになっている。上記爪部材13Aは、常時は、上述したアッパレール12が、その通し孔12C1とロアレール11のロア側ひれ部11Bに形成されたスライド方向に等間隔に並ぶ複数のロック孔11B1のうちの3つとが合致するスライド位置に合わされた状態とされていることにより、そのロック爪13A1をロアレール11のロック孔11B1内にも通し入れた状態として、アッパレール12のロアレール11に対するスライドをロックした状態に保持された状態とされている。
上記ロック爪13A1は、図2で前述したループハンドル14が引き上げ操作されることにより、そのアッパレール12の外部に露呈して延びる押され部13A2が、ループハンドル14の押下部14Bによって押し下げられて、上記両レール11,12間のスライドをロックしていた状態が解除されるようになっている。具体的には、上記ロック爪13A1は、図5に示すように、上記ループハンドル14の押下部14Bによって押され部13A2が押し下げられることにより、回転軸13Bを中心に図示時計回り方向に押し回されて、その爪先のロック爪13A1が上述したロアレール11のロック孔11B1から外し出されてスライドロック状態が解除されるようになっている。そして、ロック爪13A1は、上述したループハンドル14の引き上げ操作状態が解かれることにより、再び、トーションスプリング13Cの附勢力によって、その爪先のロック爪13A1をロアレール11のロック孔11B1内に通し入れる状態(ロック作動状態)に戻されるようになっている。したがって、アッパレール12のスライド位置が、上記通し孔12C1とロアレール11のロック孔11B1とが合致するスライド位置に合わされることにより、爪部材13Aのロック爪13A1が上記ロック孔11B1内にも通し入れられて、アッパレール12のスライドがロックされた状態に戻される。
ここで、上述したループハンドル14は、図2に示すように、1本の長尺な鋼管材がU字状に曲げ加工されて形成されたものであり、その左右両端側のシート後方側へ延びる各アーム部が、上述した各スライドレール10のアッパレール12上に設けられた支持具12Gに通されて掛着された状態として、それらの後端側の押し潰された各押下部14Bが、上述したロック機構13の爪部材13Aの押され部13A2の上面部にセットされた状態に設けられた状態とされている。
具体的には、上述したループハンドル14の各アーム部は、上述した各支持具12Gの挿入口12G1に通されることにより、それらの途中箇所に形成された切欠き14C内に、各支持具12Gの係止ワイヤ12G2がそれぞれ弾性的に掛着されて抜け止めされた状態となり、各支持具12Gに対して上述した各挿入口12G1を支点に中央操作部14Aを上下方向に揺動操作することができる状態に支えられた状態とされている。したがって、上記のようにセットされたループハンドル14は、着座者が中央操作部14Aを把持して上方側へ引き上げる操作を行うことにより、上述した各アーム部が各支持具12Gを支点にそれらの後端側の押下部14Bを下方側に押し下げるように操作されて、上述したロック機構13の爪部材13Aの押され部13A2を下方側に押し下げるように操作するようになっている。
次に、図3〜図12を参照しながら、上述したロアレール11の底面部11A上に設置されるガイド部材20の構成について説明する。ガイド部材20は、樹脂材により形成されており、図11〜図12に示すように、例えば、アッパレール12が前方側にスライドしてロアレール11の後部側領域が外部に露呈した状態において、その露呈しているロアレール11の底面部11A上にライター等の異物Liが落ち込んだ際に、この異物Liをアッパレール12の後方スライドに伴ってロアレール11上の障害物(締結ボルトの頭部11E)につっかえさせることなく、障害物(締結ボルトの頭部11E)の後方側領域にスムーズに排出させられるように、異物Liの排出移動を案内するものとなっている。
具体的には、ガイド部材20は、上述したロアレール11の底面部11A上に設けられる障害物となる締結ボルトの頭部11Eの前側の領域部に設置されており、この締結ボルトの頭部11Eよりも高い背丈と広い横幅とを有した形状に形成されている。そして、ガイド部材20は、その前側の端部に、前方側から押し動かされてくるライター等の異物Liを、上記締結ボルトの頭部11Eよりも背丈の高い上面上の位置まで押し上げられるように移動案内する傾斜面20Aが形成された構成となっている。上記傾斜面20Aは、シート上前方向に斜めに面を向ける形に形成されており、ロアレール11の底面部11Aとの間に段差が形成されないように、ガイド部材20の上面からロアレール11の底面部11Aに接地される下面まで連続的に滑らかに傾斜するように形成された状態とされている。
上述したガイド部材20は、図11〜図12に示すように、上述した締結ボルトの頭部11Eの前側の領域部に落ち込んだ異物Liが、アッパレール12の後方スライドに伴って後方側に押し動かされることにより、同異物Liをその傾斜面20A上に沿って滑らせながら上面上へと押し上げて、障害物となる締結ボルトの頭部11Eよりも高い位置に持ち上げた状態とする。これにより、ガイド部材20は、その上面上に持ち上げられた異物Liがアッパレール12の後方スライドに伴って後方側に押し動かされても、この異物Liを締結ボルトの頭部11Eと干渉させることなく締結ボルトの頭部11Eの上方側領域を通って後方側へと排出させるようになっている。
ここで、上述した障害物となる締結ボルトの頭部11Eは、前述したロアレール11の後側の端部をフロアF上に固定するために設けられるレッグ11Lを、ロアレール11の底面部11Aの下面に締結するために底面部11Aに上方側から差し込まれて締結される締結ボルトの頭部11Eとなっている。この締結ボルトの頭部11Eは、ロアレール11の底面部11A上から突出した状態となって残されるために、上述したライター等の異物Liをロアレール11の底面部11A上に沿って後方側に滑り動かしていく際に、移動の障害となってしまうものである。なお、本実施例では、この締結ボルトの頭部11Eの後側の領域には、ロアレール11の底面部11A上から突出する他の障害物がないため、この領域内にライター等の異物Liが落ちても、アッパレール12の後方スライドに伴って異物Liが障害物につっかえるおそれがないようになっている。
上述したガイド部材20は、図6〜図7に示すように、アッパレール12のスライド方向となるシート前後方向に長尺な細長いブロック型の形状に形成されており、ロアレール11の底面部11A上にシート上方側から押し込まれて装着された状態とされている。具体的には、上記ガイド部材20は、そのスライド方向の中間部に形成された係合部21が、ロアレール11の底面部11Aに形成された四角孔11A1内にシート上方側から押し込まれて弾性的に引掛けられて抜け止めされた状態に係合されることにより、ロアレール11の底面部11A上に取り付けられた状態とされている。また、上記ガイド部材20は、上記係合部21がロアレール11上の四角孔11A1内に押し込まれる動きに併せて、その前端下部に円筒状に突出して形成された凸部23が、ロアレール11の底面部11Aに形成された丸孔11A2内に押し込まれて嵌合されるようになっており、この嵌合により、ガイド部材20がロアレール11の底面部11Aに対して前後方向や左右方向、旋回方向にそれぞれガタ付きにくいように位置規制された状態に取り付けられた状態とされている。ここで、四角孔11A1が本発明の「被係合部」に相当し、凸部23と丸孔11A2との嵌合構造が本発明の「凹凸の嵌合構造」に相当する。
そして、上記ガイド部材20は、上記ロアレール11の底面部11A上への押し込みによる取り付けの後、更に、その中間部よりも後ろ側の領域部に形成されたビス孔24内に上方側からビス24Aが差し込まれてロアレール11の底面部11Aに締結されることにより、上記ロアレール11の底面部11A上の位置決めされた位置に強固に一体的に結合された状態とされている。上記取り付けにより、ガイド部材20は、上述したロアレール11の底面部11A上のシート幅方向の中央位置にスライド方向に真っ直ぐに向けられて配設された状態とされている(図8〜図9参照)。
上述した凸部23や係合部21は、図8に示すように、上述したガイド部材20の傾斜面20Aが形成された前後領域の直下部にそれぞれ形成されている。また、ビス孔24は、上記ガイド部材20の傾斜面20Aの形成領域からは後方側に外れた領域部に形成されている。また、図6に示すように、上述したガイド部材20の前端部には、その左右両側部に、上述した傾斜面20Aの立ち上がり始めの領域の横幅を広げる拡張部25が部分的に肉付けされる形で形成されている。また、ガイド部材20の後部領域の左右両側の下縁部には、これら下縁部の形状に沿って前後方向に長尺状に、同部の形状を横幅方向に拡張させるサイドリブ26が形成されている。これら拡張部25やサイドリブ26により、ガイド部材20の前端部や後部領域のロアレール11の底面部11A上に接地される接地面の横幅が拡張されており、ガイド部材20がロアレール11の底面部11A上に横倒れ方向の負荷に強い状態で設置されるようになっている。また、上述した拡張部25によって傾斜面20Aの立ち上がり始めの領域の横幅が広げられていることにより、異物Liが傾斜面20A上に乗り上がりやすくなっている(図12参照)。
また、上記ガイド部材20の上述した拡張部25が形成された前部領域とサイドリブ26が形成された後部領域との間の中間領域は、これらよりも横幅が狭いくびれた形状とされており、このくびれた領域の底部に、上記ロアレール11の底面部11Aに形成された四角孔11A1内に弾性的に押し込まれることで抜け止めされた状態に係合される係合部21が形成されている。また、この係合部21が形成されたガイド部材20の中間部の底面部領域には、更に、上記係合部21と一緒に四角孔11A1内に差し込まれて、四角孔11A1内に形状を合致させることでガイド部材20のガタ付きを抑える嵌合リブ22が形成されている。これら係合部21と嵌合リブ22とが一緒に四角孔11A1内に差し込まれて係合する構成により、ガイド部材20は、四角孔11A1に対して前後方向や左右方向、旋回方向にそれぞれガタ付きにくいように位置規制された状態に取り付けられるようになっている。
上述した係合部21は、ガイド部材20の中間部の左右両側の壁部から下方側に延出して、その先端に両外側に突出する三角形の爪形状が形成された左右一対の係止爪21Aと、これら係止爪21Aをガイド部材20の左右両側の壁部に対して内外方向に撓み変形させやすくするために切り込まれたスリット21Bと、から構成されている。各係止爪21Aは、図7に示すように、それらの先端に形成された両外側に突出する三角形の爪形状が、四角孔11A1の横幅よりも外側に広く突出する形に形成されており、かつ、各係止爪21Aの先端に向かって先端間の横幅が四角孔11A1の横幅よりも小さくなるように先細り状となっていく形に形成されている。これにより、各係止爪21Aは、図8〜図9に示すように、上記四角孔11A1内に押し込まれることにより、それらの爪形状が四角孔11A1の形状内に収められるように弾性的に内側に押し窄められるように撓み変形した後、更に各爪形状が四角孔11A1の奥側へ越える位置まで差し込まれることにより、各爪形状の押し窄められていた状態が戻されて、各爪形状が四角孔11A1の裏側に引掛かるように弾性的に張り出した状態となって、四角孔11A1から抜けない状態に係合した状態とされるようになっている(図10〜図11参照)。
嵌合リブ22は、図11に示すように、上述した左右一対の係止爪21Aの間を通るように前後方向に延びる壁部と、同壁部の延びた前側と後側の各端部に、それぞれ、四角孔11A1の形状と合致するように幅方向に延びる前側の壁部と後側の壁部とが形成された、下方側にH字状に突出する板形状に形成されている。上記嵌合リブ22は、上述した各係止爪21Aが四角孔11A1内に弾性的に押し込まれていく際に併せて四角孔11A1内に差し込まれて、その前側と後側の各壁部が四角孔11A1の前側と後側の各内周面にあてがえられた状態となることにより、ガイド部材20を四角孔11A1に対して前後方向や左右方向、旋回方向にそれぞれガタ付かせないように位置規制した状態に保持するようになっている。
上記ガイド部材20は、図6〜図8に示すように、上記拡張部25が形成された前部領域とサイドリブ26が形成された後部領域との間の横幅のくびれた中間領域に係合部21が形成された構成となっていることにより、ガイド部材20をロアレール11の底面部11A上に形成された四角孔11A1内に押し込んで装着する操作を同くびれ部を把持して簡便に行えるようになっている。すなわち、上記装着作業を行う作業者が、ガイド部材20を把持して係合部21をロアレール11の四角孔11A1内に押し込む作業を行うにあたり、係合部21の形成領域である中間領域を小さな把持幅で簡単に掴むことができると共に、そのくびれた領域部に係合部21が位置していることを認識して、係合部21の直上から力を加えて係合部21を四角孔11A1内に押し込む作業を簡便に行うことができる。
このように、ガイド部材20は、そのスライド方向の中間部に形成された係合部21がロアレール11の底面部11Aに形成された四角孔11A1(被係合部)内にスライド方向とは垂直な方向(上方側から下方側に)に押し込まれて弾性的に引掛けられて抜け止めされた状態に係合することにより、ロアレール11の底面部11A上に取り付けられる構成とされている。更に、上記ガイド部材20の傾斜面20Aの直下領域と、ロアレール11の底面部11Aと、の間に、係合部21が四角孔11A1に押し込まれて係合する動きに併せて互いに押し込まれて嵌合する凸部23と丸孔11A2との嵌合構造(凹凸の嵌合構造)が形成されている。
このような構成とされていることにより、ガイド部材20をロアレール11の底面部11A上に押し付ける簡単な操作によってガイド部材20をロアレール11の底面部11Aに外れにくい状態に取り付けることができる。詳しくは、上記押し込みによってロアレール11の四角孔11A1に弾性的に引掛けられて抜け止めされる係合部21が、ガイド部材20のスライド方向の中間部に形成されていることにより、端部に形成されている場合と比べて、ガイド部材20がロアレール11に対して横振れしにくい状態に取り付けられた状態となる。また、ガイド部材20とロアレール11の底面部11Aとの間に形成される凹凸の嵌合構造(凸部23と丸孔11A2との嵌合構造)が、ガイド部材20の傾斜面20Aの直下領域に形成されていることにより、異物Li排出用の案内面として機能する傾斜面20Aのガタ付きが良好に抑えられるようになる。このように、異物Li排出用のガイド部材20を、スライドレール10に対して、簡便かつ外れにくい状態に取り付けることができる。
また、ガイド部材20に、傾斜面20Aの立ち上がり始めの領域の横幅を広げる拡張部25が形成されており、凸部23と丸孔11A2との嵌合構造が、上記拡張部25によって横幅が拡張されたガイド部材20の傾斜面20Aの直下領域とロアレール11の底面部11Aとの間に形成されている。このような構成とされていることにより、ガイド部材20に形成された拡張部25によって、異物Li排出用の案内面(傾斜面20A)が拡張されると共に、凸部23と丸孔11A2との嵌合構造が形成される傾斜面20Aの近傍部の構造強度が高められるため、ガイド部材20をスライドレール10に対してより外れにくい状態に取り付けることができる。
以上、本発明の実施形態を1つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施することができるものである。例えば、本発明の「スライドレール」は、自動車以外の車両に適用されるシートや、鉄道、航空機等の乗物用に供されるシートをフロアに対してスライド可能な状態に連結するように設けられるものであってもよい。また、本発明の「スライドレール」は、特開2006−298271号公報等の文献に開示された構成のように、電動式の送りねじ機構を介してアッパレールをロアレールに対してスライドさせたりスライド止めしたりする構成であってもよい。また、本発明の「スライドレール」は、特開2010−195269号公報等の文献に開示された構成のように、アッパレール内にループハンドルの端部が差し込まれて、ループハンドルの端部に形成された歯がロアレールに形成された歯に噛合することによってスライドロックされるタイプの構成であってもよい。また、本発明の「スライドレール」は、乗物用シートをフロアに対して横方向にスライド可能な状態に連結する構成であってもよい。
また、ガイド部材に形成される傾斜面は、下側に凹んだ形の湾曲面や上側に膨らんだ形の湾曲面であってもよい。また、小刻みに階段状に傾斜して形成される傾斜面であってもよい。また、上記実施例では、ガイド部材とロアレールの底面部との間に形成される凹凸の嵌合構造として、ガイド部材20に凸部23が形成され、ロアレール11の底面部11Aに凹部(丸孔11A2)が形成された構成を例示したが、ガイド部材に凹部が形成され、ロアレールの底面部に凸部が形成される構成であってもよい。また、上記実施例では、異物Liを排出する際の障害物になるものとして、ロアレール11の底面部11A上に突出する締結ボルトの頭部11Eを例示したが、ロアレールから切り起こされて形成される切り起こし部やその他のロアレールに結合されて設けられる結合物を障害物として、異物がこの障害物につっかえないようにガイド部材を設けるようにしてもよい。また、ガイド部材は、アッパレールの前方スライドによって異物を前方側へ排出するようにロアレール上に設けられる構成であってもよい。
1 シート
2 シートバック
3 シートクッション
10 スライドレール
11 ロアレール
11A 底面部
11A1 四角孔(被係合部)
11A2 丸孔(嵌合構造)
11B ロア側ひれ部
11B1 ロック孔
11C ロア側ひれ部
11D キャップ
11E 締結ボルトの頭部
11F 隙間
11L レッグ
12 アッパレール
12A 縦面部
12B 上面部
12C アッパ側ひれ部
12C1 通し孔
12D アッパ側ひれ部
12E キャップ
12E1 通し孔
12F 取付板
12G 支持具
12G1 挿入口
12G2 係止ワイヤ
13 ロック機構
13A 爪部材
13A1 ロック爪
13A2 押され部
13B 回転軸
13C トーションスプリング
14 ループハンドル
14A 中央操作部
14B 押下部
14C 切欠き
20 ガイド部材
20A 傾斜面
21 係合部
21A 係止爪
21B スリット
22 嵌合リブ
23 凸部(嵌合構造)
24 ビス孔
24A ビス
25 拡張部
26 サイドリブ
F フロア
Li 異物

Claims (2)

  1. 乗物用シートをフロアに対してスライド可能な状態に連結するスライドレールであって、
    フロア上に取り付けられるロアレールと、
    該ロアレールにスライド可能な状態に組み付けられて前記乗物用シートに取り付けられるアッパレールと、
    前記ロアレールの底面部上に取り付けられて該底面部上に落ち込んだ異物をスライド方向への移送によって該底面部上から押し上げ方向に排出するように案内する傾斜面を有したガイド部材と、を有し、
    前記ガイド部材は、そのスライド方向の中間部に形成された係合部が前記ロアレールの底面部に形成された被係合部にスライド方向とは垂直な方向に押し込まれて弾性的に引掛けられて抜け止めされた状態に係合することにより前記ロアレールの底面部上に取り付けられる構成とされ、
    更に、前記ガイド部材の前記傾斜面の直下領域と前記ロアレールの底面部との間に、前記係合部が前記被係合部に押し込まれて係合する動きに併せて互いに押し込まれて嵌合する凹凸の嵌合構造が形成されていることを特徴とするスライドレール。
  2. 請求項1に記載のスライドレールであって、
    前記ガイド部材に、前記傾斜面の立ち上がり始めの領域の横幅を広げる拡張部が形成されており、前記凹凸の嵌合構造が、前記拡張部によって横幅が拡張された前記ガイド部材の前記傾斜面の直下領域と前記ロアレールの底面部との間に形成されていることを特徴とするスライドレール。
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